JPH0673932U - 無線受信機 - Google Patents

無線受信機

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Publication number
JPH0673932U
JPH0673932U JP1819293U JP1819293U JPH0673932U JP H0673932 U JPH0673932 U JP H0673932U JP 1819293 U JP1819293 U JP 1819293U JP 1819293 U JP1819293 U JP 1819293U JP H0673932 U JPH0673932 U JP H0673932U
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JP
Japan
Prior art keywords
frequency
reception
receiver
signal
local oscillator
Prior art date
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Pending
Application number
JP1819293U
Other languages
English (en)
Inventor
則夫 高橋
Original Assignee
日立電子株式会社
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0673932U publication Critical patent/JPH0673932U/ja
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  • Superheterodyne Receivers (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 FM受信機において受信電界が受信感度以下
になった時に発生する雑音出力を音声として聞いた場合
非常に大きな雑音量として耳に入るために,その雑音出
力を無くすことを目的とする。 【構成】 FM無線機の受信部に第3の局発部を設け
て,その第3の局発部に受信高周波又は,第1か第2中
間周波数の近傍の周波数を受信感度十数dBで発振させ
る。又,送受信で別々に周波数シンセサイザを持ってい
る場合は,受信時は送信のシンセサイザーをその用に供
する。上記の第3の局発部又は受信時の送信シンセサイ
ザの発振はRSSiで受信入力を一定値レベル以上検知
した場合発振しスケルチ開及び受信入力がある時間一定
値以上無い場合発振停止する。前述発振部は受信機の高
周波又は中間周波回路に結合されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はFM方式を用いる無線機の雑音出力抑圧方式の改良に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術としては図5のようなFM受信機がある。 送信機からの電波は受信機入力1へ入り高周波の帯域制限フィルタ2で不要高低 調波を除去され,必要な高周波信号を高周波増幅器3で増幅する。増幅された高 周波信号は周波数変換器4で第1局発5からの局発信号とで変換されて,入力の 高周波信号より低い第1中間周波数となる。この第1中間周波数信号は第1帯域 制限フィルタ6で必要とする第1中間周波数のみを取り出し増幅して第2の周波 数変換器7へ入り第2局発8からの局発信号とで変換されて,さらに低い第2中 間周波数となる。この第2中間周波信号は第2帯域制限フィルタ9でフィルタリ ングと増幅をされて,リミッタと復調器10で振幅制限と検波を行ない,検波出 力信号となる。
【0003】 この時,復調器出力は図2の様な検波特性を示し受信高周波信号の有無により 無変調時の場合,音声出力は図3の様な特性となる。図3では音声信号部分15 から急に雑音部分16となるのを示したものである。
【0004】 さてこの検波出力信号はスケルチ開放時は音声用フィルタ11で必要な音声信 号のみを取り出し次のベースバンド回路12で積分され,コンパンダされて,ス ピーカ(イヤホーン)を鳴らすだけの音声出力となる様増幅される。そして音声 出力端子13より出力されるが,スケルチ閉の時には雑音部分16は出力されな い様音声ミュートが動作するが,応答特性が悪く,急な変化の動作には応答しな いのである時間だけ雑音が出力される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
前述の従来技術には受信機入力の電波の電界強度が受信感度以下になると受信 高周波部のNFで決まる受信機雑音が急激に増幅され復調されて音声出力端子に 接続されているスピーカやイヤホーンから不快な音となって出力される。 特にイヤホーンを使用しての受信時には相手局からの受信電界が急に無くなっ た時,非常に大きな雑音が耳に入り耳を負傷しかねない欠点がある。 本考案はこれらの欠点を除去し耳ざわりな雑音を消去することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の目的を達成する為, 高周波信号又は,第1,第2中間周波信号いずれかの極近傍のしかも音声出力で はビートにならない周波数での発振を行なって,疑似信号として受信感度に影響 を与えないレベルの発振回路を備えるようにしたものである。
【0007】
【作用】
その結果,フェージングや相手局の送信断による急激な電界変動による受信機 雑音の増加に対しては,その第3の局発信号が本来の高周波信号又は第1,第2 中間周波信号の疑似信号となって受信機の回路を動作させるので雑音の出力を押 えることができる。
【0008】
【実施例】
以下この考案の実施例を図1〜図4により説明する。 従来技術と同一部分には同一の記号を用いて説明を省略する。 本考案では図1において第3の局部発振部14を備え,回路構成により受信高周 波信号又は第1か第2中間周波信号のいずれかの近傍で発振する疑似信号で無変 調とし,受信感度十数dBの発振レベルとする。
【0009】 図2の検波特性の復調器を通すと受信入力が無い場合,図3の様に音声信号部 分15から急に雑音部分16となる。 しかし第3局発信号で高周波信号又は中間周波信号として疑似信号が,図2の検 波特性内のたとえば+10KHzの周波数になって発振されていた場合,検波特 性は図4の様な特性となる。
【0010】 図4はfoの音声信号部分15から疑似信号の音声部分17となる,この疑似 信号音声部分17は+10KHz離れた,検波電圧のDC分と音声信号分である が,第3局発信号は無変調で発振レベルが低い為,低電界時の受信機雑音が少し 見えている。 この雑音は,図3の雑音部分16とは雑音レベルにおいて全然低いレベルであり ,音声出力としてイヤホーンで聞いた場合でも,小さな音にしかならない。
【0011】 第3局発部は 1.RSSiで受信信号入力を一定値以上検知した場合発振させる。 2.スケルチと連動し,スケルチ開の時には発振を止める。 3.ある時間疑似信号以外の本来の受信信号入力が一定値以上ない場合は発振 を止めるよう制御する。 以上1,2,3の動作により従来無線機と同様,スケルチ開時,又は待受時は 最大感度とすることができる。送信と受信専用の周波数シンセサイザをもってい る無線機では受信時に送信の周波数シンセサイザをその第3局発とすることがで き,送信時には数KHzの周波数の変化ですむ為送信立上りが早くなり又,経済 的である。
【0012】
【考案の効果】
本考案によれば簡単な発振回路を付加するだけで,雑音出力を低減できるため ,通話時に無用な雑音を聞くことなく快適な通信ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の全体構成を示すブロック図。
【図2】復調器の検波特性。
【図3】従来無線機の検波出力。
【図4】本考案の無線機の検波特性。
【図5】従来無線機の全体構成を示すブロック図。
【符号の説明】
10 リミッタと復調部 14 第3の局発部 15 受信信号の音声部分 16 受信信号の雑音部分 17 第3局発部の受信信号の検波信号

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発振器の出力を受信周波数,中間周波数
    のいずれかの入力に結合して,前述の周波数より数KH
    z離れた周波数で発振させ,その出力レベルは前述周波
    数の感度十数dBになるようにし,RSSi機能で受信
    入力がある一定レベル以上になった場合前述動作し,ス
    ケルチ開及び前述受信入力がある時間一定値以上無い場
    合は動作停止する発振器を備えたことを特徴とするFM
    方式の無線受信機。
JP1819293U 1993-03-18 1993-03-18 無線受信機 Pending JPH0673932U (ja)

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JP1819293U JPH0673932U (ja) 1993-03-18 1993-03-18 無線受信機

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JP1819293U JPH0673932U (ja) 1993-03-18 1993-03-18 無線受信機

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Publication Number Publication Date
JPH0673932U true JPH0673932U (ja) 1994-10-18

Family

ID=11964767

Family Applications (1)

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JP1819293U Pending JPH0673932U (ja) 1993-03-18 1993-03-18 無線受信機

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JP (1) JPH0673932U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008193851A (ja) * 2007-02-07 2008-08-21 Ckd Corp ランプ製造装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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