JPH0215413Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0215413Y2 JPH0215413Y2 JP4508884U JP4508884U JPH0215413Y2 JP H0215413 Y2 JPH0215413 Y2 JP H0215413Y2 JP 4508884 U JP4508884 U JP 4508884U JP 4508884 U JP4508884 U JP 4508884U JP H0215413 Y2 JPH0215413 Y2 JP H0215413Y2
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- Expired
Links
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 8
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 8
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 5
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 1
- 238000005562 fading Methods 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 1
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Noise Elimination (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(技術分野)
本考案は周波数変調あるいは位相変調方式の無
線通信機の受信装置の改良に関するものである。
線通信機の受信装置の改良に関するものである。
(従来の技術とその問題点)
第1図は従来の受信装置の構成を示す。1はア
ンテナ、2はスピーカ、3は高周波増幅回路、4
は周波数変換回路、5は局部発振回路、6は中間
周波増幅回路と復調回路、7は低周波増幅回路で
ある。アンテナ1から受信した信号は高周波増幅
回路3で増幅され周波数変換回路4で中間周波数
に変換された後、中間周波増幅回路と復調回路6
で増幅、復調された後低周波増幅回路7で増幅さ
れ、スピーカ2に出力される。第2図は第1図に
示す受信装置の雑音出力特性を示す。横軸は周波
数、縦軸は出力レベルである。なお、FM、PM
受信機において、受信機入力電圧に対して、出力
レベルの周波数特性が第2図のようになることは
文献にも掲載され知られている。AはPM(位相
変調)、BはFM(周波数変調)の場合で、8,1
0は受信機入力が小さい場合、9,11は受信機
入力が大きい場合の出力特性をそれぞれ示す。第
1図に示す受信装置の場合、雑音出力特性は第2
図に示す通り受信機入力信号が小さくなるに従つ
て雑音量が増加し、特に低周波数部分ではその増
加量が大きく、入力信号が小さい場合は大きな入
力信号の場合に比べ了解度が著しく低下する事に
なる。特に移動無線機に特有のフエージング特性
がが重畳された場合、更に聞きにくくなるという
欠点を有している。
ンテナ、2はスピーカ、3は高周波増幅回路、4
は周波数変換回路、5は局部発振回路、6は中間
周波増幅回路と復調回路、7は低周波増幅回路で
ある。アンテナ1から受信した信号は高周波増幅
回路3で増幅され周波数変換回路4で中間周波数
に変換された後、中間周波増幅回路と復調回路6
で増幅、復調された後低周波増幅回路7で増幅さ
れ、スピーカ2に出力される。第2図は第1図に
示す受信装置の雑音出力特性を示す。横軸は周波
数、縦軸は出力レベルである。なお、FM、PM
受信機において、受信機入力電圧に対して、出力
レベルの周波数特性が第2図のようになることは
文献にも掲載され知られている。AはPM(位相
変調)、BはFM(周波数変調)の場合で、8,1
0は受信機入力が小さい場合、9,11は受信機
入力が大きい場合の出力特性をそれぞれ示す。第
1図に示す受信装置の場合、雑音出力特性は第2
図に示す通り受信機入力信号が小さくなるに従つ
て雑音量が増加し、特に低周波数部分ではその増
加量が大きく、入力信号が小さい場合は大きな入
力信号の場合に比べ了解度が著しく低下する事に
なる。特に移動無線機に特有のフエージング特性
がが重畳された場合、更に聞きにくくなるという
欠点を有している。
(目的)
本考案は以上の欠点を除去するため受信機入力
信号レベルに対応して低周波回路の周波数特性を
制御し、受信機入力信号が少ない時の低域雑音を
低下させるようにしたものである。
信号レベルに対応して低周波回路の周波数特性を
制御し、受信機入力信号が少ない時の低域雑音を
低下させるようにしたものである。
(実施例)
第3図は本考案の実施例を示す。図中第1図と
同一番号は同一機能であることを示す。受信機入
力信号レベルに対応した直流電圧をDC検出回路
14で検出し出力する。13は特性可変高域通過
フイルタである。第4図は中間周波増幅回路と復
調回路6から出力される直流電圧特性を示す。横
軸は受信機入力信号レベル、縦軸は直流電圧、1
5はその特性である。第5図は特性可変高域通過
フイルタの特性を示す。横軸は周波数、縦軸は減
衰量を示す。16〜20は直流電圧15により制
御された特性可変高域通過フイルタの特性であ
る。
同一番号は同一機能であることを示す。受信機入
力信号レベルに対応した直流電圧をDC検出回路
14で検出し出力する。13は特性可変高域通過
フイルタである。第4図は中間周波増幅回路と復
調回路6から出力される直流電圧特性を示す。横
軸は受信機入力信号レベル、縦軸は直流電圧、1
5はその特性である。第5図は特性可変高域通過
フイルタの特性を示す。横軸は周波数、縦軸は減
衰量を示す。16〜20は直流電圧15により制
御された特性可変高域通過フイルタの特性であ
る。
次にこの動作を説明する。DC検出回路14は
受信機入力信号レベルに対応した特性15の直流
電圧を出力する。DC検出回路14は特性可変高
域通過フイルタ13と接続され、特性可変高域通
過フイルタ13はDC検出回路14から与えられ
る直流電圧15に従つて、フイルタの特性を第5
図の様に変化させる。すなわち、受信機入力電圧
の大きいときは特性16の通り低い周波数を通過
させ、受信機入力電圧の小さいときは特性17の
通り低い周波数を減衰させる様な特性となる。1
8〜20は両者の間の受信機入力に対する特性を
示す。すなわち、受信機入力電圧の小さいときは
特性可変高域通過フイルタが低域雑音を制限する
ため、スピーカからでる低周波数成分の雑音は著
しく低減する。一般に音声信号の持つ周波数スペ
クトラムのうち、伝送に必要な帯域は300Hz〜3K
Hzであり、更に通話の内容を理解する程度のため
なら0.8KHz〜2KHz程度の帯域があれば十分であ
る。しかるに弱電界時通話に妨害を与える雑音成
分は周波数成分の低い方が多いことから、300Hz
以下または必要に応じては0.8KHz以下の雑音成
分と音声成分を高域フイルタで除去しても、通信
に大きな影響を与えることなく、雑音による妨害
を除去することができる。
受信機入力信号レベルに対応した特性15の直流
電圧を出力する。DC検出回路14は特性可変高
域通過フイルタ13と接続され、特性可変高域通
過フイルタ13はDC検出回路14から与えられ
る直流電圧15に従つて、フイルタの特性を第5
図の様に変化させる。すなわち、受信機入力電圧
の大きいときは特性16の通り低い周波数を通過
させ、受信機入力電圧の小さいときは特性17の
通り低い周波数を減衰させる様な特性となる。1
8〜20は両者の間の受信機入力に対する特性を
示す。すなわち、受信機入力電圧の小さいときは
特性可変高域通過フイルタが低域雑音を制限する
ため、スピーカからでる低周波数成分の雑音は著
しく低減する。一般に音声信号の持つ周波数スペ
クトラムのうち、伝送に必要な帯域は300Hz〜3K
Hzであり、更に通話の内容を理解する程度のため
なら0.8KHz〜2KHz程度の帯域があれば十分であ
る。しかるに弱電界時通話に妨害を与える雑音成
分は周波数成分の低い方が多いことから、300Hz
以下または必要に応じては0.8KHz以下の雑音成
分と音声成分を高域フイルタで除去しても、通信
に大きな影響を与えることなく、雑音による妨害
を除去することができる。
以上説明した例では、中間周波増幅回路と復調
回路6から出力される信号を直流電圧としたが、
これは直流電流であつても交流電圧,電流であつ
ても動作は全く同一であることは明らかである。
また、位相変調方式受信機の場合には、周波数復
調回路の後段に積分回路を挿入して周波数特性を
補正するが、以上説明した効果が同様に得られる
ことも明らかである。
回路6から出力される信号を直流電圧としたが、
これは直流電流であつても交流電圧,電流であつ
ても動作は全く同一であることは明らかである。
また、位相変調方式受信機の場合には、周波数復
調回路の後段に積分回路を挿入して周波数特性を
補正するが、以上説明した効果が同様に得られる
ことも明らかである。
(効果)
以上説明したごとく本考案によれば、受信機入
力信号レベルが少ない時、周波数変調方式または
位相変調方式の受信装置に特有の低周波成分の雑
音を自動的に制限することができる。本考案は周
波数変調方式または位相変調方式の受信装置に適
用することにより効果があり、特に移動無線にお
いて有効である。
力信号レベルが少ない時、周波数変調方式または
位相変調方式の受信装置に特有の低周波成分の雑
音を自動的に制限することができる。本考案は周
波数変調方式または位相変調方式の受信装置に適
用することにより効果があり、特に移動無線にお
いて有効である。
第1図は従来の受信装置の構成、第2図は雑音
出力特性、第3図は本考案の実施例、第4図は直
流電圧特性、第5図は特性可変高域通過フイルタ
の特性を示す。 1:アンテナ、2:スピーカ、6:中間周波増
幅回路、13:特性可変高域通過フイルタ、1
4:DC検出回路。
出力特性、第3図は本考案の実施例、第4図は直
流電圧特性、第5図は特性可変高域通過フイルタ
の特性を示す。 1:アンテナ、2:スピーカ、6:中間周波増
幅回路、13:特性可変高域通過フイルタ、1
4:DC検出回路。
Claims (1)
- 周波数変調または位相変調方式の受信装置にお
いて、受信機入力電圧に対応した電圧または電流
を発生させる回路と、前記電圧または電流により
低域しや断周波数を制御する、特性可変高域通過
フイルタを有し、受信復調信号を前記特性可変通
過フイルタを通過せしめ、特性可変高域通過フイ
ルタのしや断周波数は受信装置の受信機入力電圧
が少ないときに低域しや断周波数が高い方に、受
信機入力電圧が大きいときに低域しや断周波数が
低い方に連続的にまたは不連続的に変化すること
を特徴とする受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4508884U JPS60158344U (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | 受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4508884U JPS60158344U (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | 受信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60158344U JPS60158344U (ja) | 1985-10-22 |
JPH0215413Y2 true JPH0215413Y2 (ja) | 1990-04-25 |
Family
ID=30558271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4508884U Granted JPS60158344U (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | 受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60158344U (ja) |
-
1984
- 1984-03-30 JP JP4508884U patent/JPS60158344U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60158344U (ja) | 1985-10-22 |
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