JPH05259927A - 送受信機の雑音低減装置 - Google Patents

送受信機の雑音低減装置

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Publication number
JPH05259927A
JPH05259927A JP4057687A JP5768792A JPH05259927A JP H05259927 A JPH05259927 A JP H05259927A JP 4057687 A JP4057687 A JP 4057687A JP 5768792 A JP5768792 A JP 5768792A JP H05259927 A JPH05259927 A JP H05259927A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
level
noise
intermediate frequency
noise reduction
Prior art date
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Pending
Application number
JP4057687A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Ninomiya
周一 二宮
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4057687A priority Critical patent/JPH05259927A/ja
Publication of JPH05259927A publication Critical patent/JPH05259927A/ja
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  • Reduction Or Emphasis Of Bandwidth Of Signals (AREA)
  • Transceivers (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 雑音低減装置を備えた送受信機における弱信
号受信時のS/N比を改善する。 【構成】 雑音低減手段10の制御を、中間周波増幅器
4から出力される中間周波信号の受信レベルを検出する
受信レベル検出手段9の出力信号か、FM復調器5から
出力される音声帯域外雑音の雑音レベルを検出する雑音
レベル検出手段の出力信号によって行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送信時音声信号を圧縮
器(コンパンダ)により圧縮し、受信時元の音声信号に
復元する伸張器(エキスパンダ)を備えた送受信機に関
し、特に、弱信号受信時の雑音を低減する雑音低減装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンパンダ、およびエキスパンダ
は通信時の雑音を低減し、S/N比の改善を図る目的で
送受信機に広く利用されるようになってきた。
【0003】以下に従来の送受信機の雑音低減装置につ
いて説明する。図5は従来の送受信機の雑音低減装置の
ブロック図であり、1はマイクロホン、2はマイク増幅
器、3はコンパンダであって通常の送信系の一部を示
す。また、4は中間周波増幅器、5はFM復調器、6は
エキスパンダ、7は低周波増幅器、8はスピーカであ
り、通常の受信系の一部を示すものである。
【0004】以上のように構成された送受信機の雑音低
減装置について、以下にその動作を説明する。
【0005】まず、送信時においては、マイクロホン1
に入力された音声信号はマイク増幅器2で増幅されコン
パンダ3へ入力される。ここで入力音声信号は対数圧縮
され、音声圧縮信号出力端子に出力される。次に図示は
省略するが、この音声圧縮信号は、一般的に、これ以
降、過変調制御回路(IDCとも言う)、スプラックフ
ィルタを経てFM変調器でFM変調された後、送信出力
増幅器で増幅されアンテナから高周波信号として出力さ
れる。
【0006】一方、受信時においては図示は省略する
が、一般的にはアンテナより入来した高周波信号は、高
周波増幅器を経て、局部発振器,周波数変換器により中
間周波信号として中間周波信号入力端子へ出力される。
この中間周波信号は中間周波増幅器4で増幅された後、
FM復調器5で音声圧縮信号として復調され、エキスパ
ンダ6に入力される。ここでエキスパンダ6は音声圧縮
信号を対数伸張して元の音声信号に復元させた後、この
音声信号は低周波増幅器7を経てスピーカ8から出力さ
れる。
【0007】図6は前記動作説明を行なった従来例にお
ける雑音低減効果を受信入力レベルに対するS/N比と
して表わしたものである。図6より明らかなように受信
入力レベルが比較的大きい範囲ではコンパンダおよびエ
キスパンダを有さない送受信機に比べ大きなS/N改善
が得られる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示す通り、受信入力レベルが低下し、雑音レベルが増加
する弱信号受信時においては、エキスパンダの伸張作用
により逆に雑音成分が大きく伸張され、結果として従来
例ではエキスパンダおよびコンパンダを有さない送受信
機に比べ、ある受信入力レベル以下では逆に急激なS/
N比劣化をさせてしまうという課題があった。
【0009】本発明は前述の課題を解決するものであ
り、弱信号受信時の雑音を低減し、S/N比を改善する
ことのできる送受信機の雑音低減装置を提供するもので
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
る本発明の送受信機の雑音低減装置は、復調信号の周波
数帯域制御による雑音低減手段を、中間周波増幅器から
出力される中間周波信号の受信レベル検出手段の出力信
号、復調器から出力される音声帯域外雑音の雑音レベル
を検出する雑音レベル検出手段の出力信号のいずれかに
よって制御するように構成したものである。
【0011】
【作用】本発明の送受信機の雑音低減装置は、受信レベ
ル検出手段あるいは雑音レベル検出手段の出力信号によ
り周波数帯域制御による雑音低減手段の制御を行なうた
め、弱信号受信時の雑音を低減しS/N比改善を実現す
ることができる。
【0012】
【実施例】図1は本発明が適応される送受信機の雑音低
減装置の一実施例を示す受信系のブロック図である。な
お図5の従来例における送受系については同一機能であ
るので省略した。また図5と同一機能ブロックについて
は同一の番号を記し、詳細な説明は省略する。
【0013】図1において、4は中間周波増幅器、5は
FM復調器であって、通常の受信側における信号処理系
を有している。9は中間周波増幅器4から出力される中
間周波信号が所定の検出レベルを越えたか否かの検出を
行なう受信レベル検出手段、10は受信レベル検出手段
の出力信号により周波数帯域が制御される雑音低減手
段、6はエキスパンダ、7は低周波増幅器、8はスピー
カである。
【0014】以上のように構成された本実施例が適応さ
れるところの送受信機の雑音低減装置について以下その
動作について説明する。まずアンテナより入来した高周
波信号は通常の信号処理系を経て中間周波入力端子へ出
力される。この中間周波信号は中間周波増幅器4で増幅
された後、FM復調器5で音声圧縮信号として復調され
雑音低減手段10を経てエキスパンダ6で元の音声信号
に復元された後、低周波増幅器7を経てスピーカ8から
出力される。
【0015】ここで、前記受信レベル検出手段9は、一
般に中間周波信号を受信信号強度に応じた直流レベルに
変換する振幅検波器と、この振幅検波器5の直流レベル
があらかじめ設定された弱信号受信時の検出レベルを越
えたか否かの検出を行なう電圧比較器とで構成され、所
定の検出レベル以下の場合論理1レベルを雑音低減手段
10へ供給する。また雑音低減手段10は一般に図2に
示すように抵抗12とコンデンサ13とトランジスタ等
から成る電子スイッチ14とで構成され、前記受信レベ
ル検出手段9からの出力信号が論理1レベルのとき、電
子スイッチ14は導通され、前記抵抗12とコンデンサ
13とで決定され高域しゃ断周波数に切替制御され、高
域雑音成分を低減するように動作する。
【0016】なお、前述の高域しゃ断数は、聴感上の音
声信号品質の劣化を極力抑え、雑音低減効果が大きくな
るよう設定される。
【0017】ところで前記説明では、弱信号受信時の検
出を受信レベル検出手段によって行なったが、図3に示
すようにFM復調器5から出力される音声帯域外雑音の
雑音レベルを検出する雑音レベル検出手段11でも検出
できる。これはFM独特の弱信号受信時の雑音が急激に
大きくなる特徴を利用するもので一般には、音声帯域外
の雑音成分のみを通過さす帯域フィルタと、雑音レベル
に応じた直流レベルに変換する振幅検波器と、この振幅
検波器からの直流レベルがあらかじめ設定された弱信号
受信時の検出レベルを越えたか否かの検出を行なう電圧
検出器とで構成され、所定の検出レベル以下の場合論理
1レベルを雑音低減手段10へ供給する。以降の説明は
前述と同様であるので省略する。
【0018】また図4は本実施例装置による弱信号受信
時におけるS/N改善効果の様子を示すものであり、本
実施例装置によれば、弱信号受信時においてS/Nが改
善されることが明らかである。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、エキスパ
ンダ,コンパンダを有する送受信機において、特に弱信
号受信時における耳ざわりな急激な雑音増加を簡単な構
成で低減することにより聴感上のS/N比を改善できる
という優れた送受信機の雑音低減装置を提供するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適応される送受信機の雑音低減装置の
一実施例を示すブロック図
【図2】雑音低減手段の一実施例を示す回路図
【図3】同他の実施例を示すブロック図
【図4】本実施例の雑音低減効果の様子を示す特性図
【図5】従来例のブロック図
【図6】従来例における雑音低減効果の様子を示す特性
【符号の説明】
3 コンパンダ 4 中間周波増幅器 5 FM復調器 6 エキスパンダ 9 受信レベル検出手段 10 雑音低減手段 11 雑音レベル検出手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弱信号受信時におけるS/N比改善に用い
    られる復調信号の周波数帯域制御による雑音低減手段
    を、中間周波増幅器から出力される中間周波信号の受信
    レベルを検出する受信レベル検出手段の出力信号と、復
    調器から出力される音声帯域外雑音の雑音レベルを検出
    する雑音レベル検出手段の出力信号のいずれか一方によ
    って制御することを特徴とする送受信機の雑音低減装
    置。
JP4057687A 1992-03-16 1992-03-16 送受信機の雑音低減装置 Pending JPH05259927A (ja)

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JPH05259927A true JPH05259927A (ja) 1993-10-08

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ID=13062858

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