JPH0673541A - 蒸着装置用基板ホルダー - Google Patents

蒸着装置用基板ホルダー

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JPH0673541A
JPH0673541A JP22672992A JP22672992A JPH0673541A JP H0673541 A JPH0673541 A JP H0673541A JP 22672992 A JP22672992 A JP 22672992A JP 22672992 A JP22672992 A JP 22672992A JP H0673541 A JPH0673541 A JP H0673541A
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JP
Japan
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substrate
holding
vapor deposition
arm
supporting
Prior art date
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Pending
Application number
JP22672992A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Muto
雅彦 武藤
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0673541A publication Critical patent/JPH0673541A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板の取り付け及び取り外し作業を簡単に行
うことができ、且つ、種々の大きさ又は形状の基板を保
持できる蒸着装置用基板ホルダーを提供する。 【構成】 基板2を支持する支持台1と、基板2を支持
台1に保持する基板保持手段3とが備えられた蒸着装置
用基板ホルダーにおいて、基板保持手段3は、基板2の
厚さ方向と交差する方向に沿って移動自在に支持台1に
支持され、且つ、基板2に接近する側に復帰付勢された
保持部30にて、基板2の外周縁部を保持するように構
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板を支持する支持台
と、前記基板を前記支持台に保持する基板保持手段とが
備えられた蒸着装置用基板ホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】かかる蒸着装置用基板ホルダーでは、従
来、支持台上の設定位置に板バネ等を基板保持手段とし
て設け、基板の外周縁部をその板バネ等で押さえて固定
することが考えられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成では、基
板の取り付け及び取り外し作業を行う際は、板バネ等を
持ち上げるだけの簡単な作業で行えるものの、板バネ等
の基板保持手段の位置が設定位置に固定されているため
に、所定の大きさ及び所定の形状の基板しか支持台に固
定保持することができず、基板の形状や大きさが所定の
大きさ又は所定の形状からずれたものは扱うことができ
ないという不都合があった。
【0004】種々の大きさ又は形状の基板を扱えるよう
にするためには、低融点金属であるインジウムを基板保
持手段として用いて、インジウムを介して基板と支持台
とを固定することが考えられているが、この場合、基板
の取り付け及び取り外し作業を支持台及び基板を加熱し
ながら行う必要があり、基板の取り付け及び取り外し作
業が非常に手間のかかるものとなっていた。本発明は、
上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、
基板の取り付け及び取り外し作業を簡単に行うことがで
き、且つ、種々の大きさ又は形状の基板を保持できる蒸
着装置用基板ホルダーを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の蒸着装置用基板
ホルダーは、基板を支持する支持台と、前記基板を前記
支持台に保持する基板保持手段とが備えられたものであ
って、その特徴構成は、前記基板保持手段は、前記基板
の厚さ方向と交差する方向に沿って移動自在に前記支持
台に支持され、且つ、前記基板に接近する側に復帰付勢
された保持部にて、前記基板の外周縁部を保持するよう
に構成されている点にある。
【0006】
【作用】本発明の特徴構成によれば、支持台に基板を取
り付ける際は、保持部を適当な位置まで移動させた後、
支持台に基板を載置して、基板に接近する側に復帰付勢
された保持部にて基板の外周縁部を保持する。又、支持
台から基板を取り外す際は、保持部を移動させて基板の
外周縁部から離した後、支持台から基板を取り外す。す
なわち、保持部を移動させるだけの簡単な作業で基板を
支持台に取り付けそして取り外しできるのである。しか
も、保持部が基板の厚さ方向と交差する方向に沿って移
動自在であるため、基板の大きさ又は形状に応じて保持
部を移動させることで、種々の大きさ又は形状の基板を
保持することができる。
【0007】
【発明の効果】上記特徴構成によれば、上記の如く、基
板の取り付け及び取り外し作業を簡単に行うことがで
き、且つ、種々の大きさや形状の基板を保持できる蒸着
装置用基板ホルダーを提供することができる。
【0008】
【実施例】本発明を適用した蒸着装置用基板ホルダーに
ついて図面に基づいて説明する。図1に示すように、基
板2を支持する支持台1はアーム支持部11を備えてお
り、アーム支持部11には、先端に基板2の外周縁部を
保持する保持部30を備えた基板保持アーム3が支持さ
れている。基板2は、支持台1の基板載置面10上に載
置され、基板保持アーム3の先端の保持部30にその外
周縁部を押圧保持される。
【0009】以下、各構成部分について詳細に説明す
る。支持台1は、厚板の円板状に形成され、上面に基板
載置面10及びアーム支持部11が設けられている。基
板載置面10は適当な段差を有して上方に突出してお
り、アーム支持部11はその基板載置面10の四方の所
定箇所においてブロック状に突出している。尚、アーム
支持部11には、基板保持アーム3を支えるための貫通
孔11aが形成されている。この支持台1は、図示しな
い真空蒸着装置の真空容器内の所定位置に、基板載置面
10を蒸着源側に向けた状態で取り付けられる。
【0010】基板保持アーム3は、図2に示すように、
その先端側に断面がL字状の保持部30が備えられ、基
端側にアーム基部31が備えられており、保持部30と
アーム基部31とはらせん状バネ32で接続されてい
る。この基板保持アーム3は、アーム基部31のネジ部
31aが支持台1のアーム支持部11の貫通孔11aに
貫通し、一組のロックナット33で固定される状態で、
アーム支持部11の夫々に取り付けられている。基板保
持アーム3の保持部30は、らせん状バネ32の伸縮に
よって基板2の厚さ方向と交差する方向に沿って移動自
在であり、又、ロックナット33を緩めてアーム基部3
1を貫通孔11a内で移動させることによって基板2の
厚さ方向と交差する方向に沿って移動自在である。
【0011】以下、上記構成の蒸着装置用基板ホルダー
の使用状態における動作を説明する。先ず、基板2を蒸
着装置用基板ホルダーに取り付ける際は、各保持部30
を夫々のらせん状バネ32の付勢力に抗してアーム支持
部11側に押し広げる。その状態で、基板載置面10上
に基板2を載置して、各保持部30の保持面30aを基
板2の外周縁部に緩やかに当てる。このとき、らせん状
バネ32は保持部30を基板2に接近する側に復帰付勢
されており、基板2は四方から保持部30に押圧されて
基板載置面10上に保持される。
【0012】支持台1上に取り付けるべき基板2の大き
さ又は形状が多少ばらついても、らせん状バネ32の伸
縮のストローク範囲内であれば、らせん状バネ32がそ
のばらつきを吸収して基板2を保持できる。又、基板2
の大きさ又は形状が極端にばらついてらせん状バネ32
の伸縮で吸収できないような場合は、ロックナット33
を緩めて基板保持アーム3を基板2の厚さ方向と交差す
る方向に沿って移動させて位置調整を行い、基板2を保
持できるようにする。
【0013】このようにして、基板2の取り付け作業を
終了すれば、支持台1を、真空蒸着装置の真空容器内の
所定位置に、基板載置面10を蒸着源側に向けた状態で
取り付け、所望の蒸着作業を行う。蒸着作業の終了後
は、支持台1を真空容器内から取り外し、各保持部30
を夫々のらせん状バネ32の付勢力に抗して押し広げ、
基板2を基板載置面10から取り去る。尚、上記の如
く、基板保持アーム3は基板保持手段として機能する。
【0014】〔別実施例〕以下、別実施例を列記する。 上記実施例では、基板保持アーム3は4本備えられ
ているが、4本より多くても又少なくても良い。
【0015】 上記実施例では、基板保持手段を、図
2に示すような、保持部30,らせん状バネ32,及
び,アーム基部31により構成しているが、図3に示す
ように、一部が屈曲した形状のアーム基部35と、アー
ム基部35の先端に斜め下方を向く状態で取り付けられ
たらせん状バネ36と、らせん状バネ36の先端に取り
付けられた保持部34とから構成し、らせん状バネ36
の復帰付勢力によって、基板2の外周縁部を斜め上方か
ら支持台1に押しつけるようにして基板2を保持するよ
うにしても良い。
【0016】 上記実施例では、基板2を支持台1の
基板載置面10上で保持しているが、図4に示すよう
に、基板保持手段を、有底筒体39と、その有底筒体3
9の内面に摺動可能の挿入された円柱体38と、有底筒
体39の底部と円柱体38の挿入側の端部とを接続する
らせん状バネ40と、円柱体38の先端に取り付けた断
面コの字状の保持部37とから構成し、保持部37の保
持面37aにて、らせん状バネ40の復帰付勢力によっ
て基板2の外周縁部を押圧し、基板を支持台1から浮か
せた状態で保持するようにしても良い。 そして、この構成の基板保持手段は、有底筒体39をア
ーム支持部12の貫通孔12aに挿入した状態で、支持
部12の上面側からねじ12bによって締めつけられて
アーム支持部12に固定される。上記構成の基板保持手
段においても、保持部37は、らせん状バネ40の伸縮
によって基板2の厚さ方向と交差する方向に沿って移動
自在であり、又、ねじ12bを緩めて有底筒体39を貫
通孔12a内で移動させることによって基板2の厚さ方
向と交差する方向に沿って移動自在である。
【0017】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した蒸着装置用基板ホルダーの斜
視図
【図2】本発明の実施例にかかる基板保持手段の側面図
【図3】本発明の別実施例にかかる基板保持手段の側面
【図4】本発明の別実施例にかかる基板保持手段の側面
視による部分断面図
【符号の説明】
1 支持台 2 基板 3 基板保持手段 30 保持部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板(2)を支持する支持台(1)と、
    前記基板(2)を前記支持台(1)に保持する基板保持
    手段(3)とが備えられた蒸着装置用基板ホルダーであ
    って、 前記基板保持手段(3)は、前記基板(2)の厚さ方向
    と交差する方向に沿って移動自在に前記支持台(1)に
    支持され、且つ、前記基板(2)に接近する側に復帰付
    勢された保持部(30)にて、前記基板(2)の外周縁
    部を保持するように構成されている蒸着装置用基板ホル
    ダー。
JP22672992A 1992-08-26 1992-08-26 蒸着装置用基板ホルダー Pending JPH0673541A (ja)

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