JPH067353Y2 - ラフロードテスター - Google Patents
ラフロードテスターInfo
- Publication number
- JPH067353Y2 JPH067353Y2 JP4469089U JP4469089U JPH067353Y2 JP H067353 Y2 JPH067353 Y2 JP H067353Y2 JP 4469089 U JP4469089 U JP 4469089U JP 4469089 U JP4469089 U JP 4469089U JP H067353 Y2 JPH067353 Y2 JP H067353Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rough road
- rotary drum
- vehicle
- drum
- road tester
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車のボディやシャーシ等の耐久性の試験に用い
るラフロードテスターに関する。
るラフロードテスターに関する。
(従来の技術) 車体に対し実際に悪路を走行したと同等の衝撃を与えて
耐久性を試験するラフロードテスターとして実開昭59-1
20449号に開示されるものが知られている。
耐久性を試験するラフロードテスターとして実開昭59-1
20449号に開示されるものが知られている。
この先行例は回転ドラム(ローラ台)の表面に円弧状基
板を取付け、この基板に設けたブラケットに凹凸パター
ンを形成するカム板を交換可能に取付けるようにしたも
のである。
板を取付け、この基板に設けたブラケットに凹凸パター
ンを形成するカム板を交換可能に取付けるようにしたも
のである。
(考案が解決しようとする課題) 車両の耐久性をより細かく試験するには、ラフロードテ
スターの回転ドラムの外周面に設ける凹凸パターンを変
更する必要がある。そして凹凸パターンを変更するには
従来の装置にあっては、回転ドラムの回転を停止してカ
ム板を取外し、新たな形状のカム板を取付けなければな
らず極めて手間がかかる。
スターの回転ドラムの外周面に設ける凹凸パターンを変
更する必要がある。そして凹凸パターンを変更するには
従来の装置にあっては、回転ドラムの回転を停止してカ
ム板を取外し、新たな形状のカム板を取付けなければな
らず極めて手間がかかる。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決すべく本考案に係るラフロードテスター
は、タイヤを載せる回転ドラムを軸方向に複数の分割ド
ラムに分割し、各分割ドラムの外周に夫々異なる凹凸パ
ターンを設けるようにした。
は、タイヤを載せる回転ドラムを軸方向に複数の分割ド
ラムに分割し、各分割ドラムの外周に夫々異なる凹凸パ
ターンを設けるようにした。
(作用) タイヤが載っている回転ドラムの凹凸パターンを変化さ
せるには、回転ドラムの回転を止めることなく車両のハ
ンドルを廻す等の操作によりタイヤを他の分割ドラムへ
載せるだけで済む。
せるには、回転ドラムの回転を止めることなく車両のハ
ンドルを廻す等の操作によりタイヤを他の分割ドラムへ
載せるだけで済む。
(実施例) 以下に本考案の実施例を添付図面に基いて説明する。
第1図は本考案に係るラフロードテスターの平面図、第
2図は同ラフロードテスターの側面図、第3図及び第4
図は同ラフロードテスターの作用を示す正面図、第5図
(A),(B),(C)は各分割ドラムの側面図である。
2図は同ラフロードテスターの側面図、第3図及び第4
図は同ラフロードテスターの作用を示す正面図、第5図
(A),(B),(C)は各分割ドラムの側面図である。
ラフロードテスターは床に形成した凹部に設けた基板1
上に台2,3を前後方向に離間して設け、前方の台2は
基板1に固定し、後方の台3については基板1上に前後
方向に亘って設けたレール4に係合し、シリンダユニッ
ト5の作動により前後方向に移動可能とし、車種変更に
対応し得るようにしている。
上に台2,3を前後方向に離間して設け、前方の台2は
基板1に固定し、後方の台3については基板1上に前後
方向に亘って設けたレール4に係合し、シリンダユニッ
ト5の作動により前後方向に移動可能とし、車種変更に
対応し得るようにしている。
また各台2,3上には一対づつ回転ドラム6…を回転自
在に支承している。各回転ドラム6…は駆動モータ7の
回転をギヤボックス8を介して伝達することで回転せし
められるとともに各回転ドラム6…の側方には位相調整
装置9…を設けている。
在に支承している。各回転ドラム6…は駆動モータ7の
回転をギヤボックス8を介して伝達することで回転せし
められるとともに各回転ドラム6…の側方には位相調整
装置9…を設けている。
更に、基板1の前端及び後端には車両固定装置10を設
けている。この固定装置10は横方向に伸びるレール1
1にスライダー12を係合し、このスライダー12をボ
ールネジ13に螺合せしめ、ボールネジ13の回転でス
ライダー12がレール11に沿って左右に移動するよう
にしている。而して、車両14をハンガー等によってラ
フロードテスター上まで搬送し、次いで車両14のタイ
ヤ15を回転ドラム6上に載せ、この状態で車両14の
前端及び後端と前記スライダー12とをワイヤー16に
て連結することで車両14の前後方向の動きを規制す
る。
けている。この固定装置10は横方向に伸びるレール1
1にスライダー12を係合し、このスライダー12をボ
ールネジ13に螺合せしめ、ボールネジ13の回転でス
ライダー12がレール11に沿って左右に移動するよう
にしている。而して、車両14をハンガー等によってラ
フロードテスター上まで搬送し、次いで車両14のタイ
ヤ15を回転ドラム6上に載せ、この状態で車両14の
前端及び後端と前記スライダー12とをワイヤー16に
て連結することで車両14の前後方向の動きを規制す
る。
ところで、回転ドラム6は軸方向に連結された複数の分
割ドラム6a,6b,6cから構成されている。各分割
ドラム6a,6b,6cは一体的に構成されても、又分
離可能であってもよく、その幅はタイヤ15の幅よりも
大きく設定されている。また各分割ドラム6a,6b,
6cの外周面には多数のカム板17…が取付けられ、こ
れらカム板17によって各分割ドラム6a,6b,6c
の外周面に異なる凹凸パターンを形成している。即ち分
割ドラム6aには規則的に凹凸が繰返される路面を想定
したパターンを、分割ドラム6bには滑らかな凹凸が繰
返される路面を想定したパターンを、また分割ドラム6
cには不規則な凹凸が繰返される路面を想定したパター
ンを形成している。尚、カム板17は分割ドラムの外周
面に対して着脱自在となっているので、容易に凹凸パタ
ーンを変更することができる。また図示例にあっては回
転ドラム6を3分割したが2分割若しくは3分割以上と
してもよく、更に前後の回転ドラムにおいて凹凸パター
ンを変更してもよい。
割ドラム6a,6b,6cから構成されている。各分割
ドラム6a,6b,6cは一体的に構成されても、又分
離可能であってもよく、その幅はタイヤ15の幅よりも
大きく設定されている。また各分割ドラム6a,6b,
6cの外周面には多数のカム板17…が取付けられ、こ
れらカム板17によって各分割ドラム6a,6b,6c
の外周面に異なる凹凸パターンを形成している。即ち分
割ドラム6aには規則的に凹凸が繰返される路面を想定
したパターンを、分割ドラム6bには滑らかな凹凸が繰
返される路面を想定したパターンを、また分割ドラム6
cには不規則な凹凸が繰返される路面を想定したパター
ンを形成している。尚、カム板17は分割ドラムの外周
面に対して着脱自在となっているので、容易に凹凸パタ
ーンを変更することができる。また図示例にあっては回
転ドラム6を3分割したが2分割若しくは3分割以上と
してもよく、更に前後の回転ドラムにおいて凹凸パター
ンを変更してもよい。
以上において、車両のラフロードテスターを行うには、
床上を走行してきた車両のタイヤ15を例えば第3図に
示すように中央の分割ドラム6b上に載せ、ワイヤー1
6で車両14を固定し、回転ドラム6を回転させて分割
ドラム6bに形成した凹凸パターンについてテストを行
う。次いで回転ドラム6の回転を維持したまま、スライ
ダー12を横方向に移動させるか、車両のハンドルを廻
す。すると第4図に示すように自動的にタイヤ15は別
の分割ドラム6c上に載り移り、別の凹凸パターンにつ
いてのテストを行う。
床上を走行してきた車両のタイヤ15を例えば第3図に
示すように中央の分割ドラム6b上に載せ、ワイヤー1
6で車両14を固定し、回転ドラム6を回転させて分割
ドラム6bに形成した凹凸パターンについてテストを行
う。次いで回転ドラム6の回転を維持したまま、スライ
ダー12を横方向に移動させるか、車両のハンドルを廻
す。すると第4図に示すように自動的にタイヤ15は別
の分割ドラム6c上に載り移り、別の凹凸パターンにつ
いてのテストを行う。
ここで車両14を横方向に移動させる代りに回転ドラム
6を横方向に移動させるようにしてもよい。
6を横方向に移動させるようにしてもよい。
(考案の効果) 以上に説明した如く本考案によれば、ラフロードテスタ
ーの回転ドラムを複数の分割ドラムによって構成し、各
分割ドラムの外周に異なる凹凸パターンを形成するとと
もに回転ドラムを回転させたままタイヤが分割ドラム間
を相対的に移動できるようにしたので、従来と同じスペ
ース内において短時間のうちに正確な車両耐久性の試験
を行える。
ーの回転ドラムを複数の分割ドラムによって構成し、各
分割ドラムの外周に異なる凹凸パターンを形成するとと
もに回転ドラムを回転させたままタイヤが分割ドラム間
を相対的に移動できるようにしたので、従来と同じスペ
ース内において短時間のうちに正確な車両耐久性の試験
を行える。
第1図は本考案に係るラフロードテスターの平面図、第
2図は同ラフロードテスターの側面図、第3図及び第4
図は同ラフロードテスターの作用を示す正面図、第5図
(A),(B),(C)はそれぞれ分割ドラムの側面図である。 尚、図面中2,3は台、6は回転ドラム、6a,6b,
6cは分割ドラム、10は車両固定装置、14は車両、
15はタイヤ、17はカム板である。
2図は同ラフロードテスターの側面図、第3図及び第4
図は同ラフロードテスターの作用を示す正面図、第5図
(A),(B),(C)はそれぞれ分割ドラムの側面図である。 尚、図面中2,3は台、6は回転ドラム、6a,6b,
6cは分割ドラム、10は車両固定装置、14は車両、
15はタイヤ、17はカム板である。
Claims (2)
- 【請求項1】車両のタイヤを載せる回転ドラムの周面に
凹凸パターンを設けたラフロードテスターにおいて、前
記回転ドラムは軸方向に結合された複数の分割ドラムか
らなり、これら分割ドラムの周面に夫々異なる凹凸パタ
ーンを設けたことを特徴とするラフロードテスター。 - 【請求項2】前記凹凸パターンは回転ドラムに対して着
脱自在なカムによって形成されることを特徴とする請求
項1に記載のラフロードテスター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4469089U JPH067353Y2 (ja) | 1989-04-17 | 1989-04-17 | ラフロードテスター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4469089U JPH067353Y2 (ja) | 1989-04-17 | 1989-04-17 | ラフロードテスター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02135842U JPH02135842U (ja) | 1990-11-13 |
JPH067353Y2 true JPH067353Y2 (ja) | 1994-02-23 |
Family
ID=31558216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4469089U Expired - Lifetime JPH067353Y2 (ja) | 1989-04-17 | 1989-04-17 | ラフロードテスター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH067353Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10022355C2 (de) * | 2000-05-08 | 2003-03-13 | Audi Ag | Rollenprüfstand |
JP4689485B2 (ja) * | 2006-02-07 | 2011-05-25 | 株式会社小野測器 | シャシーダイナモメータの車両固定装置 |
JP2009287946A (ja) * | 2008-05-27 | 2009-12-10 | Toyota Motor Corp | 加振装置及びこれを用いた車両異音検査方法 |
JP2009293988A (ja) * | 2008-06-03 | 2009-12-17 | Toyota Motor Corp | 車両実路面走行再現装置、これを用いた車両異音検査方法及び装置 |
-
1989
- 1989-04-17 JP JP4469089U patent/JPH067353Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02135842U (ja) | 1990-11-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |