JPH0623489Y2 - アイドルロ−ラ装置 - Google Patents
アイドルロ−ラ装置Info
- Publication number
- JPH0623489Y2 JPH0623489Y2 JP10735087U JP10735087U JPH0623489Y2 JP H0623489 Y2 JPH0623489 Y2 JP H0623489Y2 JP 10735087 U JP10735087 U JP 10735087U JP 10735087 U JP10735087 U JP 10735087U JP H0623489 Y2 JPH0623489 Y2 JP H0623489Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- idle roller
- roller
- idle
- automobile
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
- Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (1)産業上の利用分野 本考案は自動車特に4輪駆動車等のスピードメータテス
トやブレーキテスト等を行う場合に使用するアイドルロ
ーラ装置に関する。
トやブレーキテスト等を行う場合に使用するアイドルロ
ーラ装置に関する。
(2)従来の技術 従来、例えば自動車のスピードメータテストを行う場合
は床面内に据付固定されたスピードメーターテスターの
ローラ部とアイドルローラとの上に自動車の前輪及び後
輪をそれぞれ載置し、該自動車の車輪を回転して該車輪
の回転をスピードメーターテスターにより測定し、自動
車に組込まれたスピードメータと対比し該スピードメー
タの検定を行っている。
は床面内に据付固定されたスピードメーターテスターの
ローラ部とアイドルローラとの上に自動車の前輪及び後
輪をそれぞれ載置し、該自動車の車輪を回転して該車輪
の回転をスピードメーターテスターにより測定し、自動
車に組込まれたスピードメータと対比し該スピードメー
タの検定を行っている。
(3)考案が解決しようとする問題点 最近は4輪駆動の自動車や4輪操向車等の如く前輪及び
後輪の両輪により駆動される自動車が増加しこの種の自
動車の場合アイドルローラを床面に設置せねばならず床
面を工事するには費用がかかり、且つ車輪間隔が異なる
場合には使用不可能となる。
後輪の両輪により駆動される自動車が増加しこの種の自
動車の場合アイドルローラを床面に設置せねばならず床
面を工事するには費用がかかり、且つ車輪間隔が異なる
場合には使用不可能となる。
又床面を自由に使用することが困難となり作業能率が低
下し作業の安全管理上からも問題を有している。
下し作業の安全管理上からも問題を有している。
以上の点を改善して本考案は如何なる自動車についても
スピードメータ等のテストができ、不使用時は撤去して
収納が容易であり構造が簡単で廉価に得られるアイドル
ローラ装置を提供することを目的とする。
スピードメータ等のテストができ、不使用時は撤去して
収納が容易であり構造が簡単で廉価に得られるアイドル
ローラ装置を提供することを目的とする。
(4)問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、本考案は長方形枠体の一方
の短辺部に移動用ローラを設けると共に他方の短辺部に
取手を設け、該長方形枠体の長辺部上にアイドルローラ
の取付枠台を移動可能に設けたことを特徴とする。
の短辺部に移動用ローラを設けると共に他方の短辺部に
取手を設け、該長方形枠体の長辺部上にアイドルローラ
の取付枠台を移動可能に設けたことを特徴とする。
(5)作用 取手をもってローラによりアイドルローラ装置を床面上
移動し、被検車両の自動車の前後車輪間の距離に相当す
る距離をテスターのローラ部から離して該アイドルロー
ラ装置の枠体を床面上に載置し、枠台を該枠体の長辺部
上を移動してアイドルローラと前記ローラ部が前記自動
車の前後車輪に対応する位置関係にする。
移動し、被検車両の自動車の前後車輪間の距離に相当す
る距離をテスターのローラ部から離して該アイドルロー
ラ装置の枠体を床面上に載置し、枠台を該枠体の長辺部
上を移動してアイドルローラと前記ローラ部が前記自動
車の前後車輪に対応する位置関係にする。
その後これらローラ部とアイドルローラに該自動車の前
後車輪を乗り上げてスピードメータ等のテストを実施す
る。このようにしてテスト終了後アイドルローラ装置
を、その取手をもってローラにより移動撤去する。
後車輪を乗り上げてスピードメータ等のテストを実施す
る。このようにしてテスト終了後アイドルローラ装置
を、その取手をもってローラにより移動撤去する。
(6)実施例 本考案の1実施例を第1図及び第2図に従って説明す
る。
る。
(1)はアイドルローラ装置、(2)はその枠体を示
し、該枠体(2)は長方形状でその一方の短辺部(2
a)の両端にL字形支持板(3)(3)を固定してこれ
ら支持板(3)(3)にローラ(4)(4)を軸支する
と共に他方の短辺部(2a)に取手(5)を固定した。
し、該枠体(2)は長方形状でその一方の短辺部(2
a)の両端にL字形支持板(3)(3)を固定してこれ
ら支持板(3)(3)にローラ(4)(4)を軸支する
と共に他方の短辺部(2a)に取手(5)を固定した。
(6)は枠台を示し、該枠台(6)内に1対のアイドル
ローラ(7)(7)を軸支すると共に該枠台(6)の前
後に傾斜板(8)(8)を固定し、更に該枠台(6)に
車輪(9)…(9)を軸支し、これら車輪(9)…
(9)により該枠台(6)が傾斜板(8)(8)と共に
前記枠体(2)の長辺部(2b)(2b)上を移動でき
るようにした。
ローラ(7)(7)を軸支すると共に該枠台(6)の前
後に傾斜板(8)(8)を固定し、更に該枠台(6)に
車輪(9)…(9)を軸支し、これら車輪(9)…
(9)により該枠台(6)が傾斜板(8)(8)と共に
前記枠体(2)の長辺部(2b)(2b)上を移動でき
るようにした。
(10)(10)は使用中前記アイドルローラ(7)
(7)上の自動車の車輪が該アイドルローラ(7)
(7)から逸脱するのを防止するために前記枠台(6)
の両側板に枢着した逸脱防止ローラを示す。
(7)上の自動車の車輪が該アイドルローラ(7)
(7)から逸脱するのを防止するために前記枠台(6)
の両側板に枢着した逸脱防止ローラを示す。
次にこのアイドルローラ装置を用いての自動車のスピー
ドメータのテストについて説明する。
ドメータのテストについて説明する。
アイドルローラ装置(1)(1)の設置してない状態で
自動車(A)の前輪(B)(B)を、スピードメータテ
スター(11)のローラ部(11a)…(11a)を越
えて第2図の点線図示の如く少し通過した状態にしてか
ら自動車(A)を停止し、アイドルローラ装置(1)
(1)を取手(5)をもって該自動車(A)の後輪
(C)(C)の直ぐ後方位置に設置してから枠台(6)
を枠体(2)の長辺部(2b)(2b)上をそれぞれ移
動し、アイドルローラ(7)…(7)と後輪(C)
(C)までの距離を前記ローラ部(11a)…(11
a)と前輪(B)(B)までの距離と略等しくする。
自動車(A)の前輪(B)(B)を、スピードメータテ
スター(11)のローラ部(11a)…(11a)を越
えて第2図の点線図示の如く少し通過した状態にしてか
ら自動車(A)を停止し、アイドルローラ装置(1)
(1)を取手(5)をもって該自動車(A)の後輪
(C)(C)の直ぐ後方位置に設置してから枠台(6)
を枠体(2)の長辺部(2b)(2b)上をそれぞれ移
動し、アイドルローラ(7)…(7)と後輪(C)
(C)までの距離を前記ローラ部(11a)…(11
a)と前輪(B)(B)までの距離と略等しくする。
その後自動車(A)を後退して前輪(B)(B)をロー
ラ部(11a)…(11a)上に後輪(C)(C)をア
イドルローラ(7)…(7)上に乗せる。このときアイ
ドルローラ(7)…(7)の位置が多少ずれていても自
動車(A)の後退に伴う後輪(C)(C)の回転に応じ
て枠台(6)がそれぞれ多少移動して該後輪(C)
(C)が完全にアイドルローラ(7)…(7)上に乗
る。その後自動車(A)のエンジンを駆動して従来と同
様にスピードメータのテストを行う。
ラ部(11a)…(11a)上に後輪(C)(C)をア
イドルローラ(7)…(7)上に乗せる。このときアイ
ドルローラ(7)…(7)の位置が多少ずれていても自
動車(A)の後退に伴う後輪(C)(C)の回転に応じ
て枠台(6)がそれぞれ多少移動して該後輪(C)
(C)が完全にアイドルローラ(7)…(7)上に乗
る。その後自動車(A)のエンジンを駆動して従来と同
様にスピードメータのテストを行う。
第3図乃至第5図は他の実施例を示し、この実施例にお
いては、前記実施例とは異なりアイドルローラ(7)
(7)の取付枠台(6)に車輪(9)…(9)を有して
なく、該枠台(6)の2台を枠体(2)の長辺部(2
b)(2b)に直交させて移動自在に載置して使用する
ものであり、その使用において、被測定車両である自動
車(A)の前輪(B)(B)と後輪(C)(C)との間
の距離に等しくスピードメータテスターのローラ部(1
1a)(11a)から離して第5図の如く枠体(2)を
これらローラ部(11a)…(11a)と平行に床面上
に設置し、そして枠台(6)(6)を枠体(2)(2)
の長辺部(2b)…(2b)上を摺動させてこれら枠台
(6)(6)が前記ローラ部(11a)…(11a)に
それぞれ対応する位置関係になるようにする。
いては、前記実施例とは異なりアイドルローラ(7)
(7)の取付枠台(6)に車輪(9)…(9)を有して
なく、該枠台(6)の2台を枠体(2)の長辺部(2
b)(2b)に直交させて移動自在に載置して使用する
ものであり、その使用において、被測定車両である自動
車(A)の前輪(B)(B)と後輪(C)(C)との間
の距離に等しくスピードメータテスターのローラ部(1
1a)(11a)から離して第5図の如く枠体(2)を
これらローラ部(11a)…(11a)と平行に床面上
に設置し、そして枠台(6)(6)を枠体(2)(2)
の長辺部(2b)…(2b)上を摺動させてこれら枠台
(6)(6)が前記ローラ部(11a)…(11a)に
それぞれ対応する位置関係になるようにする。
尚、このとき枠台(6)(6)がそれぞれの位置からず
れないように枠体(2)の長辺部(2b)(2b)にボ
ルト等で固定可能な固定具により固定してもよい。その
後ローラ部(11a)…(11a)及びアイドルローラ
(7)…(7)上に自動車の前輪(B)(B)及び後輪
(C)(C)をそれぞれ乗り上げて従来と同様にスピー
ドメータのテスト等を実施する。
れないように枠体(2)の長辺部(2b)(2b)にボ
ルト等で固定可能な固定具により固定してもよい。その
後ローラ部(11a)…(11a)及びアイドルローラ
(7)…(7)上に自動車の前輪(B)(B)及び後輪
(C)(C)をそれぞれ乗り上げて従来と同様にスピー
ドメータのテスト等を実施する。
(7)考案の効果 このように本考案のアイドルローラ装置によると長辺部
にアイドルローラの取付枠台を移動可能に設けた長方形
枠体の一方の短辺部に移動用ローラを設けると共に他方
の短辺部に取手を設けたので、被検車両の自動車の前後
輪間の距離に応じてスピードメータ等のローラ部から離
して前記枠体を移動設置すると共に前記枠台を該枠体の
長辺部上に移動することにより種々の4輪駆動や4輪操
向の自動車に対してスピードメータテストやブレーキテ
スト等ができ、又不使用にはアイドルローラ装置をその
取手をもって移動して撤去することにより床面を自由に
使用することができ、更に構造簡単で廉価に得られる等
の種々の効果を有する。
にアイドルローラの取付枠台を移動可能に設けた長方形
枠体の一方の短辺部に移動用ローラを設けると共に他方
の短辺部に取手を設けたので、被検車両の自動車の前後
輪間の距離に応じてスピードメータ等のローラ部から離
して前記枠体を移動設置すると共に前記枠台を該枠体の
長辺部上に移動することにより種々の4輪駆動や4輪操
向の自動車に対してスピードメータテストやブレーキテ
スト等ができ、又不使用にはアイドルローラ装置をその
取手をもって移動して撤去することにより床面を自由に
使用することができ、更に構造簡単で廉価に得られる等
の種々の効果を有する。
第1図は本考案のアイドルローラ装置の1実施例の斜視
図、第2図はその使用状態の斜視図、第3図は他の実施
例の斜視図、第4図はその正面図、第5図は使用状態の
平面図である。 (1)……アイドルローラ装置、(2)……枠体 (2a)……短辺部、(2b)……長辺部 (4)……ローラ、(5)……取手 (6)……枠台、(7)……ローラ
図、第2図はその使用状態の斜視図、第3図は他の実施
例の斜視図、第4図はその正面図、第5図は使用状態の
平面図である。 (1)……アイドルローラ装置、(2)……枠体 (2a)……短辺部、(2b)……長辺部 (4)……ローラ、(5)……取手 (6)……枠台、(7)……ローラ
Claims (1)
- 【請求項1】長方形枠体の一方の短辺部に移動用ローラ
を設けると共に他方の短辺部に取手を設け、該長方形枠
体の長辺部上にアイドルローラの取付枠台を移動可能に
設けたことを特徴とするアイドルローラ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10735087U JPH0623489Y2 (ja) | 1987-07-13 | 1987-07-13 | アイドルロ−ラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10735087U JPH0623489Y2 (ja) | 1987-07-13 | 1987-07-13 | アイドルロ−ラ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6412015U JPS6412015U (ja) | 1989-01-23 |
JPH0623489Y2 true JPH0623489Y2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=31341684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10735087U Expired - Lifetime JPH0623489Y2 (ja) | 1987-07-13 | 1987-07-13 | アイドルロ−ラ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0623489Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-07-13 JP JP10735087U patent/JPH0623489Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6412015U (ja) | 1989-01-23 |
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