JPH0673349U - 農用トラクタにおけるエンジン制御装置 - Google Patents

農用トラクタにおけるエンジン制御装置

Info

Publication number
JPH0673349U
JPH0673349U JP1380293U JP1380293U JPH0673349U JP H0673349 U JPH0673349 U JP H0673349U JP 1380293 U JP1380293 U JP 1380293U JP 1380293 U JP1380293 U JP 1380293U JP H0673349 U JPH0673349 U JP H0673349U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
rotation
speed
detection sensor
steering
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1380293U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2599254Y2 (ja
Inventor
和彦 江澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Original Assignee
Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanma Agricultural Equipment Co Ltd filed Critical Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Priority to JP1993013802U priority Critical patent/JP2599254Y2/ja
Publication of JPH0673349U publication Critical patent/JPH0673349U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2599254Y2 publication Critical patent/JP2599254Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 農用トラクタにおける機体旋回時のエンジン
回転数を制御自在とした。 【構成】 操縦用のステアリングハンドル(7) と操舵用
車輪(14)を連動連結して、機体の直進走行と旋回を行う
ように構成した農用トラクタにおいて、ステアリングハ
ンドル(7) と連動連結する連動部材(7A)の回動量を検出
する回動角検出センサー(20)を設け、かつ、同回動角検
出センサー(20)とエンジン(4) の回転を制御する制御手
段(16)を接続し、作業時のエンジン(4) の回転数をアク
セルレバー(8) により設定すると共に、機体旋回時に
は、回動角検出センサ(20)により連動部材(7A)の回動量
を検出し、同回動角検出センサー(20)及び制御手段(16)
によりエンジン(4) の回転を低速となるように構成し
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は農用トラクタにおけるエンジン制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、農用トラクタは、ステアリングハンドルの近傍にアクセルレバーを設け ており、耕うん作業や代掻き作業を行う時に機体が枕地まで進んだときはアクセ ルレバーを低速側に操作し、機体が旋回を完了した時点で再度アクセルレバーを 高速側へ操作するものであった。
【0003】 しかしながら、耕うん作業や代掻き作業では、機体が枕地まで進んだときにロ ータリ作業機を上昇させると共に、ハンドル操作を同時に行う必要があるため、 運転者はアクセルレバーの操作が煩わしいものであった。
【0004】 そこで、運転者の足元部にフートアクセルを設けて、作業時は運転者が同フー トアクセルを足で押えながら高速回転で作業を行い、旋回時は、フートアクセル より足を外してエンジン回転を下げて機体の走行速度を低速にしながら回向をし ていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来例では耕うん作業や代掻き作業を行う間は、運転者が足によ りフートアクセルを押圧する必要があり、疲労が大であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案では、操縦用のステアリングハンドルと操舵用車輪を連動連結 して、機体の直進走行と旋回を行うように構成した農用トラクタにおいて、ステ アリングハンドルと連動連結する連動部材の回動量を検出する回動角検出センサ ーを設け、かつ、同回動角検出センサーとエンジンの回転を制御する制御手段を 接続し、作業時のエンジンの回転数をアクセルレバーにより設定すると共に、機 体旋回時には、連動部材側の設定角度以上の回動量を検出して、制御手段により エンジンの回転を低速となるように構成した農用トラクタにおけるエンジン制御 装置を提供せんとするものである。
【0007】
【実施例】
本考案の実施例を図面に基づき具体的に説明すると、1は農用トラクタであっ て、機体2の後方にロータリ作業機3を連設している。
【0008】 4は機体2前部に搭載するエンジン、5は同エンジン4の前部及び上部を覆う ボンネットである。
【0009】 6はボンネット5の後部に連設するダッシュボードで、同ダッシュボード6に は操縦用のステアリングハンドル7を配設している。
【0010】 また、ステアリングハンドル7の下部には、右側位置に手元用のアクセルレバ ー8を設けている。9はステップで、同ステップ9の左側にはクラッチペダル10 を設けており、右側には左右ブレーキペダル11,11 を設けている。
【0011】 12は主変速レバー、13は油圧リフト用の昇降レバー、14は操舵用前車輪、15は 駆動用後車輪である。
【0012】 また、図3において、16はアクセルレバー8に連結して、エンジン4の回転数 を制御する制御手段である。
【0013】 17は同制御手段16に設けるコントローラであって、同コントローラ17には、ア クセルレバー8に接続するポテンショメータ18が連設されている。19はコントロ ーラ17に接続してエンジン4側の出力を調整する電子ガバナ、7Aはステアリング ハンドル7と操舵用前車輪14とを連動連結する連動部材であって、同連動部材7A には同連動部材7Aの回動量を検出する回動角検出センサー20を連設している。
【0014】 そして、同回動角検出センサー20はカム機構などにより適宜構成されていると 共に、上記コントローラ17に接続されており、連動部材7Aの回動量が一定角度以 上回動して機体の旋回を行う場合は、エンジン4の回転数をアクセルレバー8に よる設定値よりも自動的に低速にするように構成されている。
【0015】 また、図4に示すものは、上記回動角検出センサー20のコントローラ17側への 出力を、切り状態22と連動状態23に切換える連動スイッチ24である。
【0016】 また、図5において、26は上記回動角検出センサー20の切替えを行う連動スイ ッチ24をONにしたときに、エンジン4の回転数のダウン幅を設定する支持ダイ ヤルであって、2000rpm 〜2600rpm の間に設定されていると共に、上記コントロ ーラ17と接続している。
【0017】 また、図1において、30はステアリングハンドル7に連結するステアリング縦 軸で、同ステアリング縦軸30は、ベベルギヤボックス31を介して前後軸32と連動 連結している。33は前後軸32と連結するステアリングギヤボックスで、ピットマ ンアーム34を作動自在に設けている。35はピットマンアーム34と前車輪14とを連 結するタイロッドであって、上記ステアリング縦軸30や前後軸32などにより連動 部材7Aを構成している。なお、上記回動角検出センサー20はステアリング縦軸30 やピットマンアーム34に対応して設置することもできる。
【0018】 また、図2において、36はステアリングハンドル7の左側下部に設ける前後進 切換レバーであって、同前後進切換レバー36は、後進側Rが1段階変速できると 共に、前進側Fが高速位置Hと低速位置Lの2段階変速となっている。Nは中立 位置である。
【0019】 また、図6は農用トラクタの動力伝動機構図を示すものであって、図中40は主 クラッチ、41は主変速部であって、41A は1速ギヤ、41B は2速ギヤ、41c は3 速ギヤ、41D は4速ギヤである。
【0020】 また、42は油圧クラッチ、43は前後進切換部であって、上記前後進切換レバー 36と連動連結している。44は副変速部、45はクリープ変速部、46は車軸側を駆動 する出力軸である。
【0021】 また、PTO伝動部には、PTO変速部47と、PTO油圧クラッチ48を設けて PTO出力軸49を駆動自在としている。
【0022】 また、図7は農用トラクタの主変速位置と副変速位置に対応する車速の関係を 示すものであって、耕うん作業時は、副変速が低速で、かつ主変速が2速a又は 3速bにて機体が走行する。また、代掻き作業時は、副変速が低速でき主変速が 4速cか、副変速が高速で、かつ主変速が1速dにて機体が走行する。
【0023】 また、図8はステアリングハンドル部の他の実施例を示すものであって、ステ アリングハンドル51を支持するハンドルパイプ52に、左右に一体的に突設する前 後進切換レバー53,53 を設けている。
【0024】 本考案の実施例は上記のように構成されており、したがって、図1乃至図5に おいて、農用トラクタを圃場内に搬入してこれにより耕うん作業を行う場合は、 アクセルレバー8により作業時のエンジン回転数を設定する。そして、アクセル レバー8に連結するポテンショメータ18により同アクセルレバー8の回動量を検 出して同検出結果をコントローラ17に出力する。
【0025】 次に、コントローラ17により制御を行って電子ガバナ19側に出力し、エンジン 側を高速回転させるものである。
【0026】 また、農用トラクタの機体が枕地にさしかかった場合は、ロータリ作業機を上 昇させ、同時に操縦用ステアリングハンドル7を左方向、又は右方向に回動させ て機体の旋回を行う。そして、ステアリングハンドル7と連動連結する連動部材 7Aの回動量を回動角検出センサー20にて検出し、検出結果をコントローラ17に出 力する。
【0027】 これにより、エンジン4は指示ダイヤル26にて設定された回転数まで自動的に 下って低速回転となる。したがって、機体2の走行速度は減速されて旋回が円滑 に行なわれるものである。
【0028】 以上の如く、上記実施例によれば、操縦用のステアリングハンドル7と操舵用 車輪14を連動連結して、機体の直進走行と旋回を行うように構成した農用トラク タにおいて、作業時のエンジン4の回転数をアクセルレバー8により設定すると 共に、機体旋回時には、回動角検出センサ20によりステアリングハンドル7と連 動連結する連動部材7Aの回動量を検出し、同回動角検出センサー20に接続する制 御手段16によりエンジン4の回転を低速となるように構成したものであるから、 エンジンの回転数が作業時ではアクセルレバーにより高速回転側に設定され、ス テアリングハンドルを操作して旋回を始めるとエンジンの回転数が自動的に低速 になるものである。
【0029】 したがって、運転者は機体の旋回操作のみを行なえるから運転操作が容易であ ると共に、機体の走行速度が低速になるので安全性を高めることができる。
【0030】
【考案の効果】
本考案によれば、操縦用のステアリングハンドルと操舵用車輪を連動連結して 、機体の直進走行と旋回を行うように構成した農用トラクタにおいて、ステアリ ングハンドルと連動連結する連動部材の回動量を検出する回動角検出センサーを 設け、かつ、同回動角検出センサーとエンジンの回転を制御する制御手段を接続 し、作業時のエンジンの回転数をアクセルレバーにより設定すると共に、機体旋 回時には、回動角検出センサにより連動部材の回動量を検出して、同回動角検出 センサー及び制御手段によりエンジンの回転を低速となるように構成したもので あるから、エンジンの回転数が作業時ではアクセルレバーにより高速回転側に設 定され、ステアリングハンドルを操作して旋回を始めるとエンジンの回転数が自 動的に低速になるものである。
【0031】 したがって、運転者は機体の旋回操作のみを行なえるから運転操作が簡単で能 率が向上すると共に、旋回時の機体の走行速度が低速になるので安全性を高める ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を装備する農用トラクタの全体側面図。
【図2】運転部の斜視図。
【図3】制御手段を示す回路図。
【図4】連動スイッチの平面図。
【図5】指示ダイヤルの平面図。
【図6】動力伝動機構図。
【図7】農用トラクタの変速位置と車速の関係を示す説
明図。
【図8】ステアリングハンドル部の他の実施例を示す概
略平面図。
【符号の説明】
1 農用トラクタ 4 エンジン 7 ステアリングハンドル 7A 連動部材 8 アクセルレバー 14 操舵用車輪 16 制御手段 20 回動角検出センサー
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B62D 11/08 D 8211−3D

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操縦用のステアリングハンドル(7) と操
    舵用車輪(14)を連動連結して、機体の直進走行と旋回を
    行うように構成した農用トラクタにおいて、ステアリン
    グハンドル(7) と連動連結する連動部材(7A)の回動量を
    検出する回動角検出センサー(20)を設け、かつ、同回動
    角検出センサー(20)とエンジン(4) の回転を制御する制
    御手段(16)を接続し、作業時のエンジン(4) の回転数を
    アクセルレバー(8) により設定すると共に、機体旋回時
    には、連動部材(7A)側の設定角度以上の回動量を検出し
    て、制御手段(16)によりエンジン(4) の回転を低速とな
    るように構成したことを特徴とする農用トラクタにおけ
    るエンジン制御装置。
JP1993013802U 1993-03-24 1993-03-24 農用トラクタにおけるエンジン制御装置 Expired - Fee Related JP2599254Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993013802U JP2599254Y2 (ja) 1993-03-24 1993-03-24 農用トラクタにおけるエンジン制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993013802U JP2599254Y2 (ja) 1993-03-24 1993-03-24 農用トラクタにおけるエンジン制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0673349U true JPH0673349U (ja) 1994-10-18
JP2599254Y2 JP2599254Y2 (ja) 1999-08-30

Family

ID=11843394

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993013802U Expired - Fee Related JP2599254Y2 (ja) 1993-03-24 1993-03-24 農用トラクタにおけるエンジン制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2599254Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998032645A1 (fr) * 1997-01-23 1998-07-30 Yanmar Agricultual Equipment Co., Ltd. Machine agricole mobile
JP2010184612A (ja) * 2009-02-12 2010-08-26 Yanmar Co Ltd 作業車両

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998032645A1 (fr) * 1997-01-23 1998-07-30 Yanmar Agricultual Equipment Co., Ltd. Machine agricole mobile
KR100516665B1 (ko) * 1997-01-23 2005-12-14 얀마-노키 가부시키가이샤 이동농기
JP2010184612A (ja) * 2009-02-12 2010-08-26 Yanmar Co Ltd 作業車両

Also Published As

Publication number Publication date
JP2599254Y2 (ja) 1999-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4928239B2 (ja) 作業車
JP2003009607A (ja) 電動式動力農機
JP2599254Y2 (ja) 農用トラクタにおけるエンジン制御装置
JP2885518B2 (ja) 作業車の制御装置
JP4749762B2 (ja) 乗用トラクタの走行速度制御装置
JP7196785B2 (ja) 作業車
JP2585105Y2 (ja) 農用トラクタにおけるpto駆動装置
JP3213916B2 (ja) Hst駆動式トラクターの作業速度制御機構
JP2950256B2 (ja) 動力車両の操作レバー装置
JP3687190B2 (ja) 動力車両の旋回制御装置
JP3918223B2 (ja) トラクタの操向制御装置
JP2001122148A (ja) 管理作業車
JPH0746091Y2 (ja) 移動農機の操向装置
JPH0616123U (ja) 農用トラクタにおけるエンジン制御装置
JP4467516B2 (ja) 作業車
JP2605640Y2 (ja) 農用トラクタにおける油圧昇降操作装置
JPH0613930U (ja) 農用トラクタにおけるエンジン制御装置
JPH10203391A (ja) 作業車両の旋回制御装置
JPS6041049Y2 (ja) 走行型耕耘機
JP3290821B2 (ja) 乗用型水田作業機
JPH04102748A (ja) 歩行形移動農機における変速装置
JPH09201102A (ja) 移動農機
JPH10129292A (ja) 作業車両の自動変速制御装置
JP4023651B2 (ja) 作業車の作業装置昇降構造
JP5081008B2 (ja) 作業車の走行変速構造

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees