JPH067311Y2 - 計器指針の照明装置 - Google Patents
計器指針の照明装置Info
- Publication number
- JPH067311Y2 JPH067311Y2 JP16318688U JP16318688U JPH067311Y2 JP H067311 Y2 JPH067311 Y2 JP H067311Y2 JP 16318688 U JP16318688 U JP 16318688U JP 16318688 U JP16318688 U JP 16318688U JP H067311 Y2 JPH067311 Y2 JP H067311Y2
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- Details Of Measuring Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はアナログ式計器における指針の照明装置に関す
るものである。
るものである。
従来のこの種の計器指針照明装置としては、第2図に示
す如き構造のものがある。この指針構造は導光可能な透
明もしくは半透明材料で形成されており、さらにその形
状は、ムーブメントから支出される指針軸(図示せず)
に挿着される基部1と、この基部1の上端よりT字方向
に延びる指針部2とからなっており、その指針部2にお
ける基部1との接近位置には、逆台形状の中空状反射部
3が形成され、この中空状反射部3内には略T字形をし
た半透光性光拡散部材4が嵌合されているものである。
さらにその指針部2の照明手段は、文字板5の裏側に配
設されている導光板6に入光される光が反射面6′で反
射されて、指針部2に入光されれば、その入光の一部が
中空状反射部3の傾斜反射面3aと、指針部2の末端反
射面2′とにより反射されて、指針部2の表面が発光表
示されるようになっている。7は指針部2の表面に施さ
れている透光性着色層、8は光源を示す。
す如き構造のものがある。この指針構造は導光可能な透
明もしくは半透明材料で形成されており、さらにその形
状は、ムーブメントから支出される指針軸(図示せず)
に挿着される基部1と、この基部1の上端よりT字方向
に延びる指針部2とからなっており、その指針部2にお
ける基部1との接近位置には、逆台形状の中空状反射部
3が形成され、この中空状反射部3内には略T字形をし
た半透光性光拡散部材4が嵌合されているものである。
さらにその指針部2の照明手段は、文字板5の裏側に配
設されている導光板6に入光される光が反射面6′で反
射されて、指針部2に入光されれば、その入光の一部が
中空状反射部3の傾斜反射面3aと、指針部2の末端反
射面2′とにより反射されて、指針部2の表面が発光表
示されるようになっている。7は指針部2の表面に施さ
れている透光性着色層、8は光源を示す。
そしてこのような形状の指針照明構造にあっては、導光
板6を経て指針部2に導入される光の一部は、前記して
いるように、傾斜反射面3aに反射されて指針部2の軸
方向に導光され、その指針部2の先端部方向の照明に供
し、また導光板6より指針部2に導入された光の他部
は、その中空状反射部3の内部と半透光性光拡散部材4
を通過して指針部2の基部1上を照明し、指針部2の表
面全体(指針全長)が略均一に発光表示されることを願
って構成されているものである。
板6を経て指針部2に導入される光の一部は、前記して
いるように、傾斜反射面3aに反射されて指針部2の軸
方向に導光され、その指針部2の先端部方向の照明に供
し、また導光板6より指針部2に導入された光の他部
は、その中空状反射部3の内部と半透光性光拡散部材4
を通過して指針部2の基部1上を照明し、指針部2の表
面全体(指針全長)が略均一に発光表示されることを願
って構成されているものである。
しかしながら、このような従来の指針照明装置にあって
は、逆台形状をした中空状反射部3の鋭角部3′付近に
おける傾斜反射面3aでの反射光は、指針部2の軸方向へ
の反射光が強く、半透光性光拡散部材4を通過する反射
光が減少されるために、上記鋭角部3′上部における指
針上面部の発光照明度が弱く、従って指針上面の発光に
照度むらが生じるという不具合を生じていた。
は、逆台形状をした中空状反射部3の鋭角部3′付近に
おける傾斜反射面3aでの反射光は、指針部2の軸方向へ
の反射光が強く、半透光性光拡散部材4を通過する反射
光が減少されるために、上記鋭角部3′上部における指
針上面部の発光照明度が弱く、従って指針上面の発光に
照度むらが生じるという不具合を生じていた。
本考案はかかる不具合に着目してなされたもので、指針
の基部に形成した中空状反射部内に嵌合せしめる半透光
性光拡散部材の形状を、指針部の上面全体に亘って均一
に発光表示せしめることができるように改良した計器指
針の照明装置を提供することにある。
の基部に形成した中空状反射部内に嵌合せしめる半透光
性光拡散部材の形状を、指針部の上面全体に亘って均一
に発光表示せしめることができるように改良した計器指
針の照明装置を提供することにある。
以下に本考案を、第1図に示す実施例に基いて説明する
が、本実施例の構造と、従来例で説明した構造との同一
部分は、従来例で使用した符号を付して、その同一構造
部分の説明は省略する。
が、本実施例の構造と、従来例で説明した構造との同一
部分は、従来例で使用した符号を付して、その同一構造
部分の説明は省略する。
即ち本実施例における特長は、指針の基部に穿設された
逆台形状の中空状反射部3内に嵌合される側面略T字形
の半透光性光拡散部材4の水平先端部を凸曲面4′に形
成したものである。すなわち、逆台形状に形成されてい
る中空状反射部3の傾斜反射面3aとその水平面3bとで形
成される鋭角部3′を空隙を形成するために、半透光性
光拡散部材4の水平先端部を欠除したもので、この水平
先端部の欠除に際して、その先端部を直線で単純にカッ
トしただけでは、その直線的切断面によって影が生じや
すいので、この影の発生を防止するために、その空隙形
成面を凸曲面4′に形成したものである。
逆台形状の中空状反射部3内に嵌合される側面略T字形
の半透光性光拡散部材4の水平先端部を凸曲面4′に形
成したものである。すなわち、逆台形状に形成されてい
る中空状反射部3の傾斜反射面3aとその水平面3bとで形
成される鋭角部3′を空隙を形成するために、半透光性
光拡散部材4の水平先端部を欠除したもので、この水平
先端部の欠除に際して、その先端部を直線で単純にカッ
トしただけでは、その直線的切断面によって影が生じや
すいので、この影の発生を防止するために、その空隙形
成面を凸曲面4′に形成したものである。
このように本実施例による計器指針にあっては、逆台形
状に形成されている中空状反射部3の鋭角部3′に空隙
を形成したものであるから、導光板6の放射面との距離
が長くなっていて、その導光板6によりガイドされてき
た光の受量が比較的弱くなっている光量がその空隙によ
って上記中空状反射部3の傾斜反射面3aより、減衰され
ることなく指針部2の上面方向へ放射され、かつその指
針上面に対して略均一に照度となるように屈折放射され
ることから、指針部2は、その表面全体に亘って略均一
に発光表示されるものである。
状に形成されている中空状反射部3の鋭角部3′に空隙
を形成したものであるから、導光板6の放射面との距離
が長くなっていて、その導光板6によりガイドされてき
た光の受量が比較的弱くなっている光量がその空隙によ
って上記中空状反射部3の傾斜反射面3aより、減衰され
ることなく指針部2の上面方向へ放射され、かつその指
針上面に対して略均一に照度となるように屈折放射され
ることから、指針部2は、その表面全体に亘って略均一
に発光表示されるものである。
このように本考案は、計器の指針内部に光を導いて指針
自体を照明する指針であって、透光性材料からなり、指
針の回転中心より前方及び後方に延びる指示部及びバラ
ンス部を有する指針部2と、該指針部2の上面に設けら
れた透光性着色部7と、前記指針部2の回転中心部付近
に設けられ、指針軸本体から受光する照明光を指針本体
内部で前方及び後方に向けて反射させる傾斜反射面3aと
前記指針部上面に平行な平面3bを有する中空状反射部3
と、該中空状反射部3内に嵌入された半透光性の光拡散
部材4を有する指針において、前記傾斜反射面3aと水平
面3bとでなす角部3′に空隙を設けると共に前記光拡散
部材4の空隙形成面を凸曲面4′に形成した計器指針の
照明装置であるから、これによれば、その空隙と、半透
光性光拡散部材4に形成した凸曲面4′により上記中空
状反射部3の傾斜反射面3aより、減衰されることなく指
針部2の上面方向へ放射され、かつその指針上面に対し
て略均一に照度となるように屈折放射されることから、
指針部2は、その表面全体に亘って略均一に発光表示さ
れる効果がある。
自体を照明する指針であって、透光性材料からなり、指
針の回転中心より前方及び後方に延びる指示部及びバラ
ンス部を有する指針部2と、該指針部2の上面に設けら
れた透光性着色部7と、前記指針部2の回転中心部付近
に設けられ、指針軸本体から受光する照明光を指針本体
内部で前方及び後方に向けて反射させる傾斜反射面3aと
前記指針部上面に平行な平面3bを有する中空状反射部3
と、該中空状反射部3内に嵌入された半透光性の光拡散
部材4を有する指針において、前記傾斜反射面3aと水平
面3bとでなす角部3′に空隙を設けると共に前記光拡散
部材4の空隙形成面を凸曲面4′に形成した計器指針の
照明装置であるから、これによれば、その空隙と、半透
光性光拡散部材4に形成した凸曲面4′により上記中空
状反射部3の傾斜反射面3aより、減衰されることなく指
針部2の上面方向へ放射され、かつその指針上面に対し
て略均一に照度となるように屈折放射されることから、
指針部2は、その表面全体に亘って略均一に発光表示さ
れる効果がある。
第1図は本考案よりなる指針照明装置の実施例を示した
要部拡大断面図、第2図は従来の指針要部を示した断面
図である。 1…基部、2…指針部 2′…未端面、3…中空状反射部 3′…鋭角部、3a…傾斜反射面 3b…水平面、4…半透光性光拡散部材 4′…凸曲面、5…文字板 6…導光板、6′…反射面 7…着色層、8…光源
要部拡大断面図、第2図は従来の指針要部を示した断面
図である。 1…基部、2…指針部 2′…未端面、3…中空状反射部 3′…鋭角部、3a…傾斜反射面 3b…水平面、4…半透光性光拡散部材 4′…凸曲面、5…文字板 6…導光板、6′…反射面 7…着色層、8…光源
Claims (1)
- 【請求項1】計器の指針内部に光を導いて指針自体を照
明する指針であって、透光性材料からなり、指針の回転
中心より前方及び後方に延びる指示部及びバランス部を
有する指針部(2)と、該指針部(2)の上面に設けられた透
光性着色部(7)と、前記指針部(2)の回転中心部付近に設
けられ、指針軸方向から受光する照明光を指針本体内部
で前方及び後方に向けて反射させる傾斜反射面(3a)と前
記指針部上面に平行な平面(3b)を有する中空状反射部
(3)と、該中空状反射部(3)内に嵌入された半透光性の光
拡散部材(4)を有する指針において、前記傾斜反射面(3
a)と水平面(3b)とでなす角部(3′)に空隙を設けると共
に前記光拡散部材(4)の空隙形成面を凸曲面(4′)に形成
したことを特徴とする計器指針の照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16318688U JPH067311Y2 (ja) | 1988-12-16 | 1988-12-16 | 計器指針の照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16318688U JPH067311Y2 (ja) | 1988-12-16 | 1988-12-16 | 計器指針の照明装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0283419U JPH0283419U (ja) | 1990-06-28 |
JPH067311Y2 true JPH067311Y2 (ja) | 1994-02-23 |
Family
ID=31447687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16318688U Expired - Lifetime JPH067311Y2 (ja) | 1988-12-16 | 1988-12-16 | 計器指針の照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH067311Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-12-16 JP JP16318688U patent/JPH067311Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0283419U (ja) | 1990-06-28 |
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