JP2574390Y2 - 計 器 - Google Patents

計 器

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JP2574390Y2
JP2574390Y2 JP1992063779U JP6377992U JP2574390Y2 JP 2574390 Y2 JP2574390 Y2 JP 2574390Y2 JP 1992063779 U JP1992063779 U JP 1992063779U JP 6377992 U JP6377992 U JP 6377992U JP 2574390 Y2 JP2574390 Y2 JP 2574390Y2
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榮 河村
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、指針を照明する構造
の計器に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の計器としては、スピードメータ
やタコメータ等に用いられたものとして、図5〜図8に
示すものが知られている。すなわち、電球(光源)10
の光を、光導板(光導手段)20によって指針30の基
部31に導いて、指針30を照明するようになってい
る。指針30は、基部31に入射した光を針部32に導
いて、同針部32を発光させるようになっている。そし
て、この指針30は、基部31が図示しない内機の出力
軸に連結されている。光導板20は、上記出力軸の貫通
する貫通孔21を有しており、貫通孔21の左右両端部
に位置する光導用反射面22を介して、左右に位置する
各電球10の光を貫通孔21側に導き、貫通孔21の部
分に設けられた左右の指針照明用反射面23で、上記光
を指針30の基部31に照射するようになっている(た
だし、電球10及び光導用反射面22は一方のみを図示
した)。
【0003】光導用反射面22及び指針照明用反射面2
3は、指針30の基部31の底面に対してほぼ45度の
角度に傾けられていて、電球10からの光を上記底面に
垂直に導くようになっている。また、指針照明用反射面
23は、断面V字状の溝を形成するように左右に設けら
れており、V字状に合わさった部分が貫通孔21の中心
に位置している。そして、各指針照明用反射面23は、
その長さが貫通孔21の直径を超えるように形成されて
いるとともに、その幅が貫通孔21の中心から同貫通孔
21の縁に至るように形成されている。
【0004】上記のように構成された計器においては、
電球10の光を指針30の基部31の底面にほぼ垂直に
導くことができるから、指針30を効率よく照明するこ
とができるという特徴を有する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
計器においては、図7に示すように、指針照明用反射面
23のうち貫通孔21の直径を超える部分に導かれた光
は、ほぼ全てが指針30の基部31に反射するが、貫通
孔21の直径内の部分に導かれた光は、指針反射用反射
面23の面積が小さくなるため、指針30の基部31に
反射する量が少なくなり、さらに貫通孔21の中心に導
かれた光は、図8に示すように、指針反射用反射面23
がなくなるため、基部31に反射しなくなってしまう。
このため、指針30の基部31に入射する光量が貫通孔
21の周方向の位置によって異なることになり、指針3
0が回転すると、回転角度によって、指針30の明るさ
が変化してしまうという問題があった。
【0006】この考案は上述した問題を解消するために
なされたもので、その目的は、指針の回転角度によっ
て、指針の明るさが変化することのない計器を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この考案は、内機の出力軸に設けられた指針と、光
源から導いた光を前記指針に照射する光導手段とを備え
た計器であって、前記光導手段は、前記出力軸の貫通す
る貫通孔に向けて前記光源からの光を反射する光導用反
射面を左右に有するとともに、前記貫通孔に向って反射
してきた光を前記指針に向けて反射する指針照明用反射
面を有しており、前記指針照明用反射面は、前記光導手
段の下面に断面V字状の溝を形成し、そのV字状の合わ
せ部分を前記貫通孔の中心に位置させると共に、前記貫
通孔を斜めに横切り、同貫通孔の周囲を囲むように左右
に形成されて、前記光導用反射面から反射してきた光を
前記指針に向けて反射するようになっており、前記光導
用反射面は、前記指針照明用反射面のうち前記貫通孔の
左右外側の部分及び貫通孔から斜めに延びる内側の部分
に向けて、光源からの光を反射するようになっているこ
とを特徴としている。
【0008】
【作用】上記のように構成された計器の照明構造におい
ては、光源からの光が光導手段の光導用反射面から指針
照明用反射面に達し、さらに指針照明用反射面から指針
に達する。断面V字状の溝からなる指針照明用反射面が
貫通孔を斜めに横切るように形成されていて、指針照明
用反射面が貫通孔の周囲を囲むように左右に位置してい
るので、指針照明用反射面のうち貫通孔の外側の部分に
達した光も、また貫通孔の内側の部分に達したも指針
に向かって反射する。このため、指針に入射する光量が
貫通孔の周方向にわたってほぼ一定になるので、回転角
度によって、指針の明るさが変化することがなくなる。
【0009】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図1〜図4を参
照して説明する。ただし、図5〜図8に示す構成要素と
共通する要素には同一の符号を付しその説明を簡略化す
る。図1〜図4に示す計器が図5〜図8に示す計器と異
なる点は、光導板(光導手段)40の構造が異なってい
る点である。
【0010】すなわち、指針30の基部31は、図1に
示すように、例えば車のスピードを検出する内機の出力
軸(図示せず)に連結されており、光導板40には、上
記出力軸の貫通する貫通孔41が形成されている。光導
板40は、アクリル樹脂等の透明な材料で板状に形成さ
れたものであり、長手方向のほぼ中央部に上記貫通孔4
1を有している。そして、光導板40は、左右の端部が
コ字状に直角に屈曲しており、これら左右の屈曲部に
は、左右に配置された電球(光源)10の光を貫通孔4
1側に導く第1の光導用反射面42a及び第2の光導用
反射面42bが形成されている。また、光導板40は、
左右から貫通孔41側に導かれた光を指針30の基部3
1に反射する指針照明用反射面43を有しているととも
に、指針30の基部31に対抗する面に、貫通孔41と
同軸の円板状の凸部44を有している。
【0011】第1の光導用反射面42aは、図2及び図
4に示すように、光導板40の幅方向のほぼ中央にあっ
て、貫通孔41の直径にほぼ等しい幅に形成されてお
り、指針照明用反射面43の主に下側(反指針30側)
の部分に光を照射するように傾けられている。第2の光
導用反射面42bは、図2及び図3に示すように、第1
の光導用反射面42aの両側に形成されており、貫通孔
41の外側に位置する指針照明用反射面43の主に上側
(指針30側)の部分に光を照射するように傾けられて
いる。
【0012】指針照明用反射面43は、図2〜図4に示
すように、光導板40の下面に断面V字状の溝を形成す
るように左右に設けられており、V字状に合わさった部
分が貫通孔41の中心に位置している。そして、各指針
照明用反射面43は、その長さが貫通孔41の直径を超
えるように形成されているとともに、その幅が貫通孔4
1の中心から凸部44の外縁に至るように形成されてい
る。すなわち、左右の指針照明用反射面43は、貫通孔
41を横切るように斜めに形成されていて、貫通孔41
の周囲に必ず存在するようになっている。
【0013】凸部44は、断面円形状に形成された基部
31の底面とほぼ同径に形成されている。また、光導板
40は、第1の光導用反射面42aが指針照明用反射面
43の主に下側に光を導き、第2の光導用反射面42b
が指針照明用反射面43の主に上側に光を導きくように
なっているので、左右の両端部を薄く形成し、屈曲部か
ら指針照明用反射面43に向けて徐々に厚くなるように
形成することが可能になっている。
【0014】上記のように構成された計器においては、
左右の電球10から発した光がそれぞれ左右に位置する
第1の光導用反射面42a、第2の光導用反射面42b
から各左右の指針照明用反射面43に達し、さらに指針
30の基部31に達する。第1の光導用反射面42aに
達した光は、指針照明用反射面43のうち貫通孔41の
内側の主に下側の部分に導かれて、指針30の基部31
側に反射する。このため、光導板40の中央部であって
貫通孔41の直径幅の部分から指針30の基部31に光
が照射する。また、第2の光導用反射面42bに達した
光は、指針照明用反射面43のうち貫通孔41の外側の
主に上側の部分に導かれて、指針30の基部31側に反
射する。このため、貫通孔41の外側の部分から指針3
0の基部31に光が照射する。したがって、左右の指針
照明用反射面43から指針30の基部31に入射する光
量は、貫通孔41の周方向にわたってほぼ均一になる。
【0015】上記のように構成された計器によれば、指
針30の基部31に入射する光量が、貫通孔41の周方
向にわたってほぼ均一になるから、指針30の回転角度
が変化しても、指針30の針部32の明るさが変化する
ことがなくなる。また、光導板40としては、左右の両
端部を薄く形成し、屈曲部から指針照明用反射面43に
向けて徐々に厚くなるように形成することが可能である
から、光導板40の肉厚の低減しコストの低減を図る上
で効果がある。
【0016】なお、上記実施例においては、2種類の光
導用反射面42a、42bを設けたが、この光導用反射
面は、指針照明用反射面42の全体に光を反射するもの
を1種類だけ設けるようにしてもよい。
【0017】
【考案の効果】この考案によれば、光導手段のほぼ中央
に断面V字状の溝からなる指針照明用反射面が貫通孔を
斜めに横切るように設けられていて、指針照明用反射面
が貫通孔の周囲を囲むように左右に位置しているので、
指針照明用反射面のうち貫通孔の外側の部分に達した光
も、また貫通孔の内側の部分に達したも指針に向けて
反射させることができる。したがって、指針に入射する
光量を貫通孔の周方向にわたってほぼ均一にすることが
でき、回転角度によって、指針の明るさが変化するのを
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例として示した計器の斜視
図。
【図2】同計器の光導板を示す平面図。
【図3】図2のIII −III 線に沿う断面図。
【図4】図2のIV−IV線に沿う断面図。
【図5】従来例として示した計器の斜視図。
【図6】同計器の光導板を示す平面図。
【図7】図6のVII −VII 線に沿う断面図。
【図8】図6のVIII−VIII線に沿う断面図。
【符号の説明】
10 光源(電球) 30 指針 40 光導手段(光導板) 41 貫通孔 42a 光導用反射面(第1の光導用反射面) 42b 光導用反射面(第2の光導用反射面) 43 指針照明用反射面
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01D 11/28 G12B 11/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内機の出力軸に設けられた指針と、光源
    から導いた光を前記指針に照射する光導手段とを備えた
    計器であって、 前記光導手段は、前記出力軸の貫通する貫通孔に向けて
    前記光源からの光を反射する光導用反射面を左右に有す
    るとともに、前記貫通孔に向って反射してきた光を前記
    指針に向けて反射する指針照明用反射面を有しており、 前記指針照明用反射面は、前記光導手段の下面に断面V
    字状の溝を形成し、そのV字状の合わせ部分を前記貫通
    孔の中心に位置させると共に、前記貫通孔を斜めに横切
    り、同貫通孔の周囲を囲むように左右に形成されて、
    記光導用反射面から反射してきた光を前記指針に向けて
    反射するようになっており、 前記光導用反射面は、前記指針照明用反射面のうち前記
    貫通孔の左右外側の部分及び貫通孔から斜めに延びる内
    側の部分に向けて、光源からの光を反射するようになっ
    ていることを特徴とする計器。
JP1992063779U 1992-09-11 1992-09-11 計 器 Expired - Fee Related JP2574390Y2 (ja)

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JPS60191928U (ja) * 1984-05-29 1985-12-19 ジエコ−株式会社 照明用導光板
JPH01129623U (ja) * 1988-02-17 1989-09-04
JPH02146685U (ja) * 1989-05-11 1990-12-12

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