JPH067261Y2 - シ−リングプレ−ト - Google Patents

シ−リングプレ−ト

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JPH067261Y2
JPH067261Y2 JP1987071017U JP7101787U JPH067261Y2 JP H067261 Y2 JPH067261 Y2 JP H067261Y2 JP 1987071017 U JP1987071017 U JP 1987071017U JP 7101787 U JP7101787 U JP 7101787U JP H067261 Y2 JPH067261 Y2 JP H067261Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
sealing plate
sponge sheet
plate
base material
release paper
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1987071017U
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English (en)
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JPS63180790U (ja
Inventor
光明 下川
Original Assignee
旭エ−・ブイ産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は建物壁体に内外貫通孔を設けて管体等を挿通す
る際の貫通孔の密封用として用いるシーリングプレート
に関するものである。
(従来の技術) 屋外設備と各種の屋内設備とを連結するために建物の壁
に設けられた内外貫通孔に各種のパイプや電線等を挿通
することが多いが、この内外貫通孔とパイプや電線等と
の間の隙間から雨水や冷気などの浸入を防ぐためと、壁
におけるパイプ等の挿通部の美観のために貫通孔の開口
部壁面にプラスチック製あるいは金属製の例えばウォー
ルキャップと呼ばれるものが用いられる場合もあるが、
安価なものとしてシーリングプレートが使用されること
も多い。第2図(イ)は従来例のシーリングプレートの
斜視図であり、1はプラスチック等からなるシーリング
プレート本体で、2はシーリングプレート表面の汚損を
防ぐために貼着されている保護紙であり、通常は管体に
装着しやすいように半径方向に内外周に通ずる1個のス
リット3が形成されている。第2図(ロ)は上記シーリ
ングプレートの使用例を示す断面図であり、管体等4が
建物壁5に設けられた内外貫通孔6に挿通され、通常は
貫通孔6の開口部における管体等4との間の隙間をパテ
7にて密封し、シーリングプレート本体1を木ねじなど
で壁面に取りつけるか、あるいはシーリングプレート本
体1の裏面に接着剤8を塗布し、スリット3を開いて管
体等4に装着し、パテ7上に密着させる。なお、シーリ
ングプレート本体1と壁との間にも美観を損なわない程
度にパテを充填する方法がとられている。保護紙2は装
着前または装着後に除去する。
(考案が解決しようとする問題点) 前記の如きシーリングプレートを用いる場合、別途接着
剤あるいは木ねじなどを用意しておくことが必要であ
り、接着剤塗布も木ねじ止めも作業が面倒であり、能率
が悪い。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、前記の如き実状に鑑みてなされたもので、環
状のシーリングプレートを各々平板リング状のプラスチ
ック製または金属製のプレート基材と、該プレート基材
に接着されたゴムまたはプラスチックの発泡体からなる
スポンジシートと、該スポンジシートの表面に設けた粘
着剤層と、該粘着剤層に貼着された離型紙とからなり、
内周を一致させ、かつ、スポンジシート及び離型紙の外
周をプレート基材より小さくした積層体構造とするもの
である。なお、これを管体等に装着しやすいように半径
方向に内外周に通ずる1個のスリットを形成した構造と
することもできる。
(作用) 上記の如き構造のシーリングプレートとすることによ
り、使用に当たっては離型紙を取り去るだけで別途接着
剤や木ねじなどで使用しなくとも容易に壁面に接着する
ことができ、スポンジシートの存在によって、たとえ取
付面の壁面が平滑でなくとも隙間なく装着することがで
き、プレート基材の外周部のスポンジシートが欠徐して
いる部分にのみパテを充填すれば十分である。
(実施例) 第1図(イ)は本考案によるシーリングプレートの一実
施例の断面図であり、各々平板環状の、10はプラスチッ
ク製または金属製のプレート基材で、11はゴムまたはプ
ラスチックの発泡体からなるスポンジシートでありプレ
ート基材10に接着剤によって接着されており、スポンジ
シート11の他面には粘着剤層12が塗布されており、この
粘着剤層12の表面には容易に剥離できるよう一般に使用
されている離型紙13が貼着されて積層体をなしており、
上記の環状の各構成要素は内周を一致させ、スポンジシ
ート11、粘着剤層12及び離型紙13の外径はプレート基材
10の外径より5mm前後小さくしたものである。第1図
(ロ)は上記シーリングプレートを離型紙13側から見た
平面図である。14は内外周に通ずる半径方向に設けたス
リットである。
なお、本考案のシーリングプレートは、プレート基材10
の厚さ約2mm、スポンジシート11の厚さ約3〜5mmに
て、プレート基材10とスポンジシート11の外径差約5mm
のものが基材の強度及び外径差部分にパテを充填する作
業の容易性などの点で好ましい。
第1図(ハ)は本考案のシーリングプレートの使用例を
示す断面図であり、シーリングプレートの第1図(イ)
及び(ロ)に示す離型紙13を取り去りスリット14を開い
て、建物壁5の内外貫通孔6に挿通された管体等4に装
着して壁面に圧着させる。なお、必要によりパテ15及び
パテ16を充填する。上記のシーリングプレートはスリッ
ト14が設けられた例であるが、あらかじめ管体等4を挿
通しておけるような場合はスリットのないシーリングプ
レートを使用することができる。
(考案の効果) 前述の如き本考案のシーリングプレートは使用に当たっ
て離型紙を取り去るだけで接着剤やねじ類を別途用意し
ておく必要がなく、簡単にかつ容易に壁面に装着するこ
とができ現場での作業能率が向上する。また、壁面が平
滑でない場合も隙間なく取りつけられるし、パテを用い
る場合も塗布しやすく、壁面に傾斜することなく体裁よ
く取りつけることができる。なお、プレート基材がプラ
スチック製の場合は壁面の色に応じて好みの色のものを
選択できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案よるシーリングプレートの実施例で、
(イ)は断面図、(ロ)は平面図、(ハ)は使用例を示
す断面図であり、第2図はシーリングプレートの従来例
で(イ)は斜視図、(ロ)は使用例を示す断面図であ
る。 4:管体等、5:建物壁体、6:内外貫通孔、10:プレ
ート基材、11:スポンジシート、12:粘着剤層、13:離
型紙、14:スリット。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】管体等を挿通した建物壁体の内外貫通孔の
    開口部を密封するための環状のシーリングプレートにお
    いて、プラスチック製または金属製のプレート基材と、
    該プレート基材に接着されたゴムまたはプラスチックの
    発泡体からなるスポンジシートと、該スポンジシートの
    表面に設けた粘着剤層と、該粘着剤層に貼着された離型
    紙とからなり、かつ、スポンジシート及び離型紙外径が
    プレート基材の外径よりも小さく形成されてなることを
    特徴とするシーリングプレート。
  2. 【請求項2】前記環状のシーリングプレートの半径方向
    に内外周に通ずる1個のスリットが形成されてなる実用
    新案登録請求の範囲第1項記載のシーリングプレート。
JP1987071017U 1987-05-14 1987-05-14 シ−リングプレ−ト Expired - Lifetime JPH067261Y2 (ja)

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JPS63180790U JPS63180790U (ja) 1988-11-22
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JPS60177386U (ja) * 1984-05-05 1985-11-25 安昇技貢株式会社 スリ−ブ穴の補修用補助材
JPS61130687A (ja) * 1984-11-28 1986-06-18 日東電工株式会社 貫通孔の封止材保持用シ−ト並びに貫通孔封止方法

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