JPH055607Y2 - - Google Patents

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JPH055607Y2
JPH055607Y2 JP16694488U JP16694488U JPH055607Y2 JP H055607 Y2 JPH055607 Y2 JP H055607Y2 JP 16694488 U JP16694488 U JP 16694488U JP 16694488 U JP16694488 U JP 16694488U JP H055607 Y2 JPH055607 Y2 JP H055607Y2
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JP
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lower plate
lighting fixture
plate
painted
upper plate
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、床(地中)に埋め込まれる照明器具
に関する考案である。
[従来の技術] 従来の床(地中)に埋め込まれる照明器具とし
ては第5図に示すような構造となつていた。すな
わち、床1に設置ボツクス8が埋設され、設置ボ
ツクス8内に内装した照明器具本体2の上端開口
縁部にパツキン13を介して下面に塗装を塗布し
た塗装部7を形成せる透光性のパネル4′を載せ、
透光性のパネル4′の上面外周に周枠5を配置し
て固定用ねじ具14により周枠5を照明器具本体
2に固着することで周枠5と照明器具本体2とで
パネル4′を挟持していた。照明器具本体2内に
はソケツト9が設けてあつて、ソケツト9にラン
プ10が取り付けてある。
[考案が解決しようとする課題] ところが、従来例にあつては、塗装部7の剥離
を考えると、塗装部7はパネル4′の下面(内面)
にならざろう得ず、外側からパツキン13がパネ
ル4′の縁部の影となつて見えてしまうという問
題があつた。また塗装部7を形成するための塗料
として無機質塗料を用いると耐光性、耐熱性に優
れるが、外部からの衝撃に対して内面には最も大
きな引張力が生じる為、パネル(強化ガラス)の
強度を著しく低下させる。すなわち、第6図に示
すようにパネル4′の下面に無機質塗料による塗
装部を形成した場合、塗装部は強化温度以下で焼
き付けられるため母材であるパネル4′そのもの
の強度は低下させない。しかしながら、第7図a
のように上方から外的衝撃Pが加わると最大引張
応力が作用する面であるパネル4′下面に形成さ
れた塗装部7に最大引張応力が作用して第7図b
のように強度的に劣る塗装部7が破壊するが、焼
き付け後、パネル4′と塗装部7とが一体化して
いるため強度的に劣る塗装部7の破壊が第7図b
から第7図cのように母材であるパネル4′の方
へ一気に進行してしまうものである。そこで、塗
装部7を形成するための塗料として有機塗料及び
着色シートを用いることが考えられるが、これら
有機塗料や着色シートは耐光性、耐熱性に難があ
る。また従来にあつては、周枠5上面とパネル
4′上面との間には段差があるため人が歩行する
際につまずいたり、掃除がしにくく、また車輪が
落ち込んだ時に余計な衝撃がかかる等の問題があ
る。
本考案は、上記の従来例の問題点に鑑みて考案
したものであつて、その目的とするところは、塗
装部の保護ができ、しかも外周に陰影が見えず、
また歩行時につまずくのを防止し、掃除等がしや
すい照明器具を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の照明器具は、上部が開口するように床
1に埋め込まれた照明器具本体2の上部開口部3
に配設した透光性の下板4を下板4の上面側の外
周に配置した周枠5と照明器具本体2とで挟持し
た照明器具において、前記下板4の上面に周枠5
内にはまり込む透光性の上板6が接着されてお
り、且つ上板6と下板4との間に塗装部7が施さ
れて成るものであつて、このような構成を採用す
ることにより上記した本考案の目的を達成したも
のである。
[作用] しかして、下板4の上面と上板6の下面との間
に塗装部7が形成されるので(つまり上方からの
衝撃による最大引張応力が作用する下板4下面に
塗装部7が形成してないので)、塗装部7が破壊
せず、また、塗装部7は上板6により保護される
ので剥離が防止され、さらに、塗装部7の上にお
いて上板6が周枠5に嵌まり込んでいることで、
下板4を挟持する際に用いられるパツキン13に
よる陰影が外部から見えないようにできたもので
ある。
[実施例] 以下本考案を添付図面に示す実施例に基づいて
詳述する。
第1図に示すように床1中に照明器具の設置ボ
ツクス8が埋設してあり、この設置ボツクス8内
に照明器具本体2が内装してある。照明器具本体
2内にはソケツト9が設けてあり、ソケツト9に
ランプ10が取り付けてある。照明器具本体2の
上部開口部3の開口縁部は外方に向けて突出して
いて外鍔部11となつている。下板4は強化ガラ
ス等により形成してあつて透光性を有しており、
この下板4の上面部に同じく強化ガラス等により
形成した透光性を有する上板6を接着してあり、
この下板4と上板6の間に塗装部7が施されてい
る。この場合、上板6の下面乃至下板4の上面の
いずれか一方または両方に塗装が施されて塗装部
7が形成されたり、あるいは接着剤に塗料を混入
することで接着剤層がそのまま塗装部7となつた
りするものである。第4図には接着前の分解図が
示してあり、この実施例では上板6の下面に塗装
を施して塗装部7を形成し、この塗装部7を施し
た上板6と下板4とを接着剤12で接着するもの
である。上板6は下板4よりも外周の大きさが小
さいものであり、そしてこの上板6の大きさは後
述の周枠5にちようど嵌まりこむことができる大
きさをしており、下板4の上面に上板6を接着す
る際に下板4の全外周上面に一定の幅を残すよう
に接着される。そして、下板4の外周には断面コ
字状をしたパツキン13がはめ込まれる。上記の
ように下板4の上面に上板6を接着すると共に下
板4と上板6との間に塗装部7を形成してパネル
が形成されるが、このような構成のパネルは照明
器具本体2の上端部開口縁部の外鍔部11の上に
載置されて照明器具本体2の上部開口を覆い、下
板4の上面外周の上に周枠5を載置し、固定ねじ
具14によりパツキン13を介して下板4を周枠
5と照明器具本体2とで挟持することで照明器具
本体2の防水を確保しながらパネルが照明器具本
体2に取り付けられるものである。そして、この
場合、上板6が周枠5内にはめ込まれる。ここ
で、上板6の上面と周枠5の上面とは面一になる
ようになつている。第3図には本考案において上
板6の上方から衝撃力Pが作用した場合における
説明図が最大引張応力が作用する部分は下板4の
下面であるが、本考案にあつては下板4の上面と
上板6下面との間に塗装部7が形成してあるの
で、従来に比べ塗装部7の破壊がなく、また上板
6により塗装部7が剥離するのを防止している。
なお、下板4の下面に塗装部7が形成してある場
合、接着剤12が黄変しても黄変が外部から分か
りにくくすることができる。
[考案の効果] 本考案にあつては、叙述のように下板の上面に
周枠内にはまり込む透光性の上板が接着されてお
り、且つ上板と下板との間に塗装部が施されてい
るので、上板の上方から衝撃が加わつても塗装部
が破壊せず、また、塗装部は上板と下板との間に
あるので剥離が防止されるとともに耐光性が向上
し、ランプ熱の影響を少なくでき、さらに、塗装
部の上において上板が周枠に嵌まり込んでいるこ
とで、下板を挟持する際に用いられるパツキンに
よる陰影外部から見えないようにできるものであ
り、更に周枠内に上板が嵌まり込むので、歩行の
際につまずいたりせず、掃除もしやすいものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の断面図、第2図は同上の分解
斜視図、第3図は同上の上方から衝撃が加わつた
場合の説明図、第4図は上板と下板と塗装部と接
着剤との分解図、第5図は従来例の断面図、第6
図は従来例のパネルの断面図、第7図a,b,c
は従来例において上方から衝撃が加わつた場合の
説明図であつて、1は床、2は照明器具本体、3
は上部開口部、4は下板、5は周枠、6は上板、
7は塗装部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部が開口するように床に埋め込まれた照明器
    具本体の上部開口部に配設した透光性の下板を下
    板の上面側の外周に配置した周枠と照明器具本体
    とで挟持した照明器具において、前記下板の上面
    に周枠内にはまり込む透光性の上板が接着されて
    おり、且つ上板と下板との間に塗装部が施されて
    成る照明器具。
JP16694488U 1988-12-23 1988-12-23 Expired - Lifetime JPH055607Y2 (ja)

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JPH0287305U JPH0287305U (ja) 1990-07-11
JPH055607Y2 true JPH055607Y2 (ja) 1993-02-15

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JP4743166B2 (ja) * 2007-05-28 2011-08-10 パナソニック電工株式会社 照明器具

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