JPH0238337Y2 - - Google Patents

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JPH0238337Y2
JPH0238337Y2 JP1987163689U JP16368987U JPH0238337Y2 JP H0238337 Y2 JPH0238337 Y2 JP H0238337Y2 JP 1987163689 U JP1987163689 U JP 1987163689U JP 16368987 U JP16368987 U JP 16368987U JP H0238337 Y2 JPH0238337 Y2 JP H0238337Y2
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JP
Japan
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glove
packing
grooves
main body
fitting
Prior art date
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JP1987163689U
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JPH0168618U (ja
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、照明器具、特に屋外用照明器具の
本体とグローブ間に装着する防水パツキングに関
する。
(従来の技術) 従来、照明器具、特に屋外において雨水、湿気
の多い場所に設置される照明器具は、グローブ内
に水分が浸入し、貯溜することにより、光源、ソ
ケツト等が破損するものであり、このため、第6
図に示すように本体金具Aとこれに螺合するグロ
ーブBとの間にスポンジ製パツキングCを介して
密閉し、金属とガラスの当接部分の緩衝を図ると
ともに雨水等の浸入を防止するものである。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来のものは、パツキング
材としてスポンジゴムを用いるのでグローブ当接
部分における上記スポンジの圧縮変形を全周に加
え密着させるには相当の圧迫力が必要であり、そ
の上、屋外に設置して風雨にさらされると耐候性
が低下し、更に、グローブ交換などにより防水性
が著しく劣化するものである。また、パツキング
により雨水の浸入は防止できてもスポンジを通る
水蒸気がグローブ内で結露して貯溜し、光源、ソ
ケツトとを浸食することに対しては防止すること
ができない。そこで、この考案は、上記従来のも
のの欠点を改善し、防水効果とともに取着が容易
で照明機能を損なうことのないパツキングを得よ
うとするものである。
(問題点を解決するための手段) そのために、照明器具の本体金具とクローブの
当接部分に嵌着するパツキングとして、樹脂又は
ゴム環状板体よりなり、表裏両面に径方向の溝を
設けるとともに、各溝の内方端部に位置して、縦
方向の切欠きを設けてなるものである。
(作用) 上記のように構成されるので、照明器具の本体
金具にグローブの上方開口部を嵌合するに当り、
本体金具とグローブの当接部分にこの考案のパツ
キングを介して螺合すると、パツキングを任意に
嵌合しても、これらの溝とその内端に縦方向に設
ける切欠きにより、螺合部からグローブ内に連通
するから、点灯時にはグローブ内の膨張空気を外
方に逃し、消灯時には外方より空気をグローブ内
に吸入してグローブ内の圧力を調整し、グローブ
の圧力変化による破損を防止し、その上、パツキ
ングを通りグローブ内に結露する水分を排出し
て、水分によりランプ、ソケツト等の充電部の破
損を防止し、スポンジ状のものに比べ、板体とす
ることにより厚さを薄くしてパツキングの存在を
目立たなくすることができる。しかも表裏両面に
おいて径方向に溝を設けてあるので、パツキング
をグローブに装着するに当り、表裏を区別して装
着することなく、任意の面を装着するだけで上記
溝がグローブ内と必ず連通することとなるので作
業が簡単に実施できるものである。なお、溝の径
を1mm程度にすると、表面張力により外部より水
滴が溝内に浸入することがない。
(実施例) この考案を図に示す実施例により更に説明す
る。1は照明器具の本体金具、2はグローブであ
り、第3図においては、本体金具1が天井部に取
付けられ、この金具1内側の螺合部4にグローブ
2の上部螺合部5が螺着されているものを示し、
第4図においては、壁に固定する本体金具1に横
方向よりグローブ2が螺着している状態を示す。
両者ともグローブ2における本体金具1との当接
部分にパツキング3が取付けられる。
パツキング3はエチレン・プロピレン・ターポ
リマー(EPT)の板体よりなり、(必要に応じて
樹脂、ゴムの他の弾性材が選ばれる。)環状に形
成され、その径方向に表裏面交互に内外側にわた
り溝6,6′が設けられるとともに、それらの各
溝6,6′の内方端部に接して縦方向に切欠き7
が設けられる。溝6,6′は、径方向に複数設け
られるが、その数は、照明器具のグローブ2内に
雨水等の貯溜する程度により選ばれ、例えば第5
図イのようにグローブ3を横方向に設置して、貯
溜する水(雨水等)が1の高さとなつても、ラン
プ、ソケツト等の充電部に達しない場合には溝を
表裏2個ずつ設置すれば充分であり、また、第5
図ロのようにmの高さでなければ充電部に接する
それがある場合には表裏に4個ずつの溝6,6′
を設ける必要があるものである。溝6,6′は実
施例において表裏面交互に設けられるが、必ずし
も交互に設けられなくても、いずれかの一面が本
体金具1の表面に当接する限り、グローブ2内に
連通できるものである。
実施例は上記構成を具えるので、グローブ2螺
合部にパツキング3を嵌着するだけで溝6,6′
が切欠き7を通りグローブ2内に連通して、グロ
ーブ2内の圧力を調整するとともに、グローブ2
内に生ずる水を排出しながら外部よりの雨水の浸
入を阻止するよう、グローブ2と本体金具1間を
密封するものである。
上記構成において、単に溝6,6′を設けただ
けでは、パツキング3を装着する場合、溝6がグ
ローブ2面に当接するグローブ2内との連通作用
を生じないものであり、グローブ2内圧を調整す
ることができず、したがつて、切欠き7の構造が
重要な要件となるものである。
(考案の効果) 以上のとおり、この考案は、板体に構成したの
でスポンジ材に比べ耐候性が向上し、薄肉として
外観上目立たないようにでき、簡単な構造で安価
に製作でき、その装着も表裏面を特定して装着す
る必要がなく容易である等の優れた効果をもつも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のパツキングを示し、第2図
はその部分斜視図、第3図と第4図イ,ロはグロ
ーブと本体金具間に装着した部分断面図であり、
第5図イ,ロは溝の配置を示すパツキングの平面
図、第6図は従来の装着部分を示す。 1……本体金具、2……グローブ、3……パツ
キング、6,6′……溝、7……切欠き。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 樹脂又はゴムの環状板体よりなり、表裏両面に
    径方向に複数の溝を設けるとともに、各溝の内方
    端部に位置して縦方向に切欠きを設けてなる照明
    器具の防水パツキング。
JP1987163689U 1987-10-28 1987-10-28 Expired JPH0238337Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987163689U JPH0238337Y2 (ja) 1987-10-28 1987-10-28

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JP1987163689U JPH0238337Y2 (ja) 1987-10-28 1987-10-28

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Publication Number Publication Date
JPH0168618U JPH0168618U (ja) 1989-05-02
JPH0238337Y2 true JPH0238337Y2 (ja) 1990-10-16

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