JPH05154064A - リブの床面への固定方法 - Google Patents

リブの床面への固定方法

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Publication number
JPH05154064A
JPH05154064A JP3321864A JP32186491A JPH05154064A JP H05154064 A JPH05154064 A JP H05154064A JP 3321864 A JP3321864 A JP 3321864A JP 32186491 A JP32186491 A JP 32186491A JP H05154064 A JPH05154064 A JP H05154064A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bonding agent
floor surface
ribs
floor
holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3321864A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Yamada
順一 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP3321864A priority Critical patent/JPH05154064A/ja
Publication of JPH05154064A publication Critical patent/JPH05154064A/ja
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 床パンや浴槽の裏面のリブを容易に床面に接
着できるようにする。 【構成】 リブ1A,1Bにメッシュよりなる断面略コ
字形状の接合剤ホルダ5を嵌める。接合剤ホルダ5内に
は接合剤6を充填しておく。接合剤ホルダ5を床面に押
し付け、接合剤ホルダ5から接合剤6を押し出しながら
リブ1A,1Bを床面上に立てる。 【効果】 接合剤6がリブ1A,1Bの周囲に盛りつけ
られ、十分な量の接合剤6によってリブ1A,1Bが強
力に床面に接着される。接合剤の無駄が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリブの床面への固定方法
に係り、特に浴槽を床面に設置する場合において、或い
は、ユニットバスルームなど床パンを用いる構築法にお
いて採用される、床パン又は浴槽の裏面に設けられたリ
ブを床面に容易かつ確実に固定する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】第5図に示す如く、ユニットバスルーム
等の床パン1の裏面(下面)には、補強及び床パン設置
の脚部となるリブ1A,1Bと補強用リブ1C,1Dが
設けられている。なお、リブ1C,1Dは省略される場
合もある。この床パン1を床面に設置するには、リブ1
A〜1Eのうち、ベタ足と称されるリブ1A,1Bを床
面に固定すると共に、4本のレベル出しボルト2A〜2
Dで所定レベルに調整する。
【0003】同様に、浴槽の裏面(下面)にも、これを
床面に設置する場合の脚部となるリブが設けられてお
り、上記と同様にして床面に設置される。
【0004】従来、このような床パンや浴槽の裏面のリ
ブは、モルタルや、エポキシ等の接着剤を予め床面の所
定位置に仮盛りするか又は根巻きするようにして床面に
接着されている。このようにモルタルや接着剤を用いて
床面に固定することにより、施工後のガタつきを防ぎ、
カタつき音の発生を防止することができる。
【0005】モルタルで固定する従来例の一例について
第6図を参照して説明すると、まずモルタル3を床面4
の所定位置にこんもりと盛り付けておき、このモルタル
3中にリブ1A,1Bを上方から突っ込むように床パン
1を下降させる。そして、このまま動かさないでおき、
モルタル3を硬化させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来では、リブ1A,
1Bが床面4のどの辺にくるか大よその目星をつけてモ
ルタル3をこんもりと床面4上に盛り付けておくのであ
るが、この目星が外れると、もう一回床パン1を持ち上
げ、モルタル3を再度盛り付けねばならず、作業性が悪
かった。
【0007】モルタルを床面の広い範囲に盛り付けてお
けば、目星が外れることはないが、モルタルの練量が多
くなり、やはり作業性が悪い。また、墨出し(寸法出
し)により、リブの位置を正確に床面につけておけば確
実であるが、墨出し作業は非常に煩雑であるので、現場
作業上好ましくない。
【0008】床パンを床面4に設置した後、リブ1A,
1Bの周囲にモルタルを塗り付けるようにすれば、この
ような目星の外れはないのであるが、床面4の下側に手
やコテなどを差し込む隙間がないことが多く(例えば、
床パンが壁に迫っている場合)、この手法は常用できな
い。
【0009】モルタルの代わりに接着剤を用いる場合に
も同様の問題がある。
【0010】本発明は上記従来の問題点を解決し、床パ
ンや浴槽の裏面のリブを容易かつ確実に、床面に固定す
ることができるリブの床面への固定方法を提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1のリブ
の床面への固定方法は、床パン又は浴槽の裏面に設けら
れたリブを床面に固着させる方法において、メッシュ又
はパンチングメタルよりなる断面略コ字形の接合剤ホル
ダを該リブに嵌めると共に、前記接合剤ホルダの内部に
粘稠な接合剤を入れておき、次いで、床パン又は浴槽を
床面に向って下降させ、まず接合剤ホルダを床面に当
て、更に床パン又は浴槽を下降させ、リブによって接合
剤ホルダ内部の接合剤を押圧し、接合剤を該接合剤ホル
ダの網目からはみ出させることにより接合剤ホルダ周囲
の床面上に接合剤を付着させることによって床面とリブ
とを固着させるようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0012】請求項2のリブの床面への固定方法は、請
求項1の方法において、予め床面に接合剤を薄く塗って
おくことを特徴とするものである。
【0013】なお、本発明において、接合剤としては、
モルタル、セメントペースト等の無機系の接合剤のほ
か、エポキシ等の接着剤などが好適である。
【0014】
【作用】かかる本発明のリブの床面への固定方法にあっ
ては、床パン又は浴槽を床面に向って下降させるだけで
リブを床面に接着できる。即ち、接合剤ホルダが床面に
当った後さらにリブ(床パン又は浴槽)を下降させる
と、接合剤ホルダ内の接合剤がリブによって押し出さ
れ、リブ周囲の床面上に十分な量の接合剤が盛り付けら
れた状態となる。従って、接合剤を硬化させることによ
り、リブを床面に強力に接着することができる。
【0015】
【実施例】以下に図面を参照して本発明をより具体的に
説明する。
【0016】第1図は本発明のリブの床面への固定方法
の一実施例方法を説明する斜視図、第2図は接合剤ホル
ダの斜視図、第3,4図は接合方法を説明する要部断面
図である。なお、第1図において、レベル出しボルトは
図示を省略した。
【0017】まず、第2図に示すようなメッシュよりな
る断面略コ字形の接合剤ホルダ5を用意し、第1図に示
す如く、床パン1の裏面のリブ1A,1Bの所定箇所
に、粘稠な接合剤6を載せ、その上に接合剤ホルダ5を
被せる。なお、接合剤は、予め接合剤ホルダ5側に盛り
付けてリブ1A,1Bの所定箇所に接合剤ホルダ5を接
合剤6と共に取り付けるようにしても良い。更に、予め
接合剤ホルダ5をリブ1A,1Bの所定位置に仮置き
し、その後、リブ1A,1Bと接合剤ホルダ5との間に
接合剤6を注入するようにしても良い。
【0018】次に、第3図に示す如く、床パン1のリブ
1A(1B)を床面4に向って下降させる。接合ホルダ
5が床面4に当った後も、さらにリブ1A(1B)を下
降させる。そうすると接合剤ホルダ5内の接合剤6はリ
ブ1A(1B)に押されて接合剤ホルダ5外に滲出する
如く押し出される。リブ1A(1B)が床面4に当るま
で下降させると、第4図の如く、リブ1A(1B)の周
囲の床面4に十分な量の接合剤6が盛り付けられ、あた
かもリブ1A(1B)の下端が接合剤6内に没している
かの如き状態となる。
【0019】このまま放置し、接合剤6を硬化させる
と、リブ1A(1B)が床面4に対し強力に接着された
リブ固定構造とすることができる。
【0020】なお、この施工に先立って、予め床面4に
薄く接合剤を塗っておいても良い。このようにすると、
床面の清掃を行なえると共に、接合剤ホルダ内から押し
出された接合剤と床面4とのなじみが向上し、より強力
にリブ1A,1Bを床面4に接着することが可能とな
る。
【0021】上記の接合剤ホルダを構成するメッシュと
しては金網が好適であるが、合成樹脂よりなるメッシュ
であっても良い。また、接合剤ホルダはパンチングメタ
ルよりなるものであっても良い。
【0022】なお、上記の説明では、床パンの裏面リブ
の固定について述べたが、浴槽の裏面のリブについても
全く同様にして床面への固定を行なうことができる。
【0023】
【発明の効果】以上の通り、本発明のリブの床面への固
定方法によると、床パンや浴槽の裏面のリブをきわめて
容易に、確実且つ強力に床面に接着できる。請求項2に
よると、接着強度をさらに高くできる。
【0024】なお、本発明では、接合剤ホルダ内に充填
された接合剤がすべてリブの接着に用いられるから、接
合剤の無駄がなく、その使用量も少量で足りる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1図は本発明のリブの床面への固定方法の一
実施例方法を示す斜視図である。
【図2】第2図は本発明で使用される接合剤ホルダの一
例を示す斜視図である。
【図3】第3図は本発明のリブの床面への固定方法の一
実施例方法を示す要部断面図である。
【図4】第4図は本発明のリブの床面への固定方法の一
実施例方法を示す要部断面図である。
【図5】第5図は床パン裏面を示す斜視図である。
【図6】第6図は従来法を説明する側面図である。
【符号の説明】
1 床パン 1A,1B リブ 3 モルタル 4 床面 5 接合剤ホルダ 6 接合剤

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床パン又は浴槽の裏面に設けられたリブ
    を床面に固着させる方法において、 メッシュ又はパンチングメタルよりなる断面略コ字形の
    接合剤ホルダを該リブに嵌めると共に、前記接合剤ホル
    ダの内部に粘稠な接合剤を入れておき、 次いで、床パン又は浴槽を床面に向って下降させ、まず
    接合剤ホルダを床面に当て、更に床パン又は浴槽を下降
    させ、リブによって接合剤ホルダ内部の接合剤を押圧
    し、接合剤を該接合剤ホルダの網目からはみ出させるこ
    とにより接合剤ホルダ周囲の床面上に接合剤を付着させ
    ることによって床面とリブとを固着させるようにしたこ
    とを特徴とするリブの床面への固定方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の方法において、予め床面に接
    合剤を薄く塗っておくことを特徴とするリブの床面への
    固定方法。
JP3321864A 1991-12-05 1991-12-05 リブの床面への固定方法 Pending JPH05154064A (ja)

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JP (1) JPH05154064A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8641860B2 (en) * 2005-02-08 2014-02-04 Seagate Technology Llc Adhesive height setting
KR20210048395A (ko) * 2020-07-17 2021-05-03 김현걸 욕조 설비

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8641860B2 (en) * 2005-02-08 2014-02-04 Seagate Technology Llc Adhesive height setting
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