JP4364937B1 - コンクリート打ち継ぎ用目地材、及び防水施工方法 - Google Patents

コンクリート打ち継ぎ用目地材、及び防水施工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コンクリート打ち継ぎ部における防水処理において、簡単に効率良く短時間で、かつ、安価に施工することのできる防水処理を可能とした技術を提供する。
【解決手段】コンクリートの打ち継ぎ目地部に充填する防水材からなる棒状の目地棒本体部と、この目地棒本体部の周側面において、コンクリート打設用型枠に取り付ける一面を除く他面の少なくとも一部に設けた、部分的に突出する隙間形成部と、目地棒本体部における一面側と他面側とを結ぶように配した複数の貫通孔部と、を少なくとも備えるコンクリート打ち継ぎ用目地材とする。このコンクリート打ち継ぎ用目地材をコンクリート打設用の型枠のコンクリート打設面に取り付け、型枠を組み立てた後、この型枠の内側にコンクリートを打設する。コンクリートの硬化後、型枠を取り外し、コンクリート側に付着係止したコンクリート打設用型枠に配された複数の貫通孔部より、隙間充填材を注入する。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンクリート打ち継ぎ用目地材、及び防水施工方法に係り、詳しくは、簡単に効率良く短時間で、かつ、安価に施工することのできる防水処理技術に関する。
コンクリート構造物において建造物の壁などを施工する場合、従来から、前打コンクリートと後打コンクリートとの境界部分である打継部から雨水等の水が浸入することのないように、この部分に目地(以下、「打ち継ぎ目地」という。)を設けて防水(もしくは止水)処理を施すことが行われている。
すなわち、長期の自然条件下における劣化や、地震、強風による伸縮等の変形によって、建造物の壁などに破断や剥離が生じた場合、その部分から屋内側への漏水が懸念される。そのため、打ち継ぎ目地に防水材を充填することで、伸縮等によってコンクリートに亀裂が発生するのを防止すると共に、打ち継ぎ部分に発生する微小な隙間に沿って屋外側から水が浸入することを防ぐようにしている。
この防水処理は、一般的に、建造物の壁などの打継ぎを行なう際、コンパネ(合板、ベニヤ板) やプラスチック板を用いたコンクリート打設用外側型枠の内側(コンクリート打設面側)に、木製又はプラスチック製の目地材を取り付け、コンクリートの打設・硬化後、型枠及びこの目地材を取り除き(撤去し)、目地材によって形成された目地溝の中に防水材を充填することで打ち継ぎ目地を形成するようにしている。
ところが、従来の防水処理手段では、目地材を取り除く際、目地材が破損してその一部が目地溝の中に残ってしまうことがある。そのため、目地溝の中に残った目地材の一部をきれいに取り除かなければならない煩わしい作業が必要となるものであった。しかも、取り除いた目地材は再利用し難く、通常、廃棄処分されるものであり、環境問題が重視される今の時代において望ましいとはいえない。
また、目地溝の清掃後防水材の充填前に、施工部分にプライマーを塗布しなければならない。しかしながら、塗布するプライマーがコンクリートの表面にはみ出してしまうと、その後、コンクリートの表面にパネルやボード、タイル等といった化粧部材を貼着する際、コンクリートの表面と化粧部材との接着強度が低下して不慮に化粧部材が剥がれ落ちてしまう虞がある。そのため、このプライマーがコンクリートの表面にはみ出してしまわないように、施工部分周辺にマスキングテープを貼る必要があり、やはり煩わしい作業を伴うものとなっている。
さらに、目地溝への防水材の充填後、ヘラやナイフ等により表面を平滑に仕上げると共に、予め施工部分周辺に貼り付けたマスキングテープを除去しなければならない煩わしい作業を伴うものである。
しかも、充填した防水材は、その後必要に応じて養生しなければならない場合があり、施工時間の面においても効率が良くないものである。
したがって、従来の防水処理手段は、多くの煩わしい作業と、これら作業に要する多くの施工時間、及び目地材やマスキングテープといった使用後に廃棄されるもののために多くの費用を要するコスト面において大きな負担となっているものと言わざるを得ないものであった。
そこで、防水処理作業を効率良く行うようにした手段として、たとえばコンクリート打設用の型枠材を撤去するとき、型枠材が目地部材から外れ、目地部材は硬化コンクリートに付着係止されて側部溝にとどまり、同一箇所の側部溝に2個目の目地部材を取り付ける必要がなく、目地部材の使用個数を半分にすることができ、しかも、目地部材を取り付ける手間を省略でき、また、目地部材を再びに取り付けるために側部溝の掃除をする必要もなく、作業工程の短縮化を図ることができるようにした目地部材が提案されている(特許文献1参照)。
また、防水処理を安価に行うようにした手段として、たとえば弾性を有する軟質又は半硬質合成高分子物質より構成された、外側部材及びスプリング部材と、硬質合成高分子物質より形成された取付けキャップとによって目地材を構成し、型枠に前記取付けキャップを固着し、スプリング部材を取付けキャップに押圧嵌入し、さらに、スプリング部材の外側部に外側部材を嵌着した後、コンクリートを打ち込み、然る後に型枠及び取付けキャップを撤去することで、目地材を装着したコンクリート壁等のコンクリート構造物を得るようにした目地材も提案されている(特許文献2参照)。
しかしながら、上記特許文献1記載の手段では、後打コンクリートの効果後、従来通り、目地部材を取り除く作業、及び目地部材を取り除いた後の側部溝内に防水性部材を充填する作業が必要であり、目地部材の取り付け作業だけは効率良く行うことができるものの、結局、目地溝の清掃作業や、マスキングテープの貼り付け、プライマーの塗布、防水材の充填、防水材の表面仕上げ、マスキングテープを除去、といった多くの煩わしい作業と、これら作業に要する多くの施工時間を要するものある。
一方、上記特許文献2に記載の手段では、取付けキャップの撤去に伴ってコンクリートがむき出しとなる部分があり、この部分における防水効果に大きな不安を残すものである。
しかも、型枠と共に取付けキャップを撤去することになるので、この取付けキャップが再利用できれば良いが、使用後に廃棄されることになると、やはり無駄な費用を要すると共に環境問題において望ましくないものと言わざるを得ない。さらに、コンクリートの表面、特に、目地部分を覆うような目地材上への化粧部材の貼着が難しいものと思われる。
特開平09−256632号公報 実公平3−45443号公報
本発明は、上記事情に鑑みて成されたものであり、コンクリート打ち継ぎ部における防水処理において、簡単に効率良く短時間で、かつ、安価に施工することのできる防水処理を可能とした技術を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係るコンクリート打ち継ぎ用目地材は、コンクリート打設用型枠のコンクリート打設面に取り付けられ、前打コンクリートと後打コンクリートの境界部分に打ち継ぎ目地部に形成するのに用いられるコンクリート打ち継ぎ用目地材であって、前記打ち継ぎ目地部に充填する防水材からなる棒状の目地棒本体部と、前記目地棒本体部の周側面において、前記コンクリート打設用型枠に取り付ける一面を除く他面の少なくとも一部に設けた、部分的に突出する隙間形成部と、前記目地棒本体部における一面側と他面側とを結ぶように配した複数の貫通孔部と、を少なくとも備えることを特徴とする。
本発明の請求項2に係るコンクリート打ち継ぎ用目地材は、請求項1の記載において、前記隙間形成部は、前記目地棒本体部の他面側に設けた網状部材によりなることを特徴とする。
本発明の請求項3に係るコンクリート打ち継ぎ用目地材は、請求項1の記載において、前記隙間形成部は、前記目地棒本体部と一体的に成形されていることを特徴とする。
本発明の請求項4に係るコンクリート打ち継ぎ用目地材は、請求項1乃至3のいずれか1項の記載において、前記目地棒本体部の他面側に、当該目地棒本体部と接して、もしくは前記隙間形成部を介して、コンクリートの通過を制御する遮蔽部材をさらに備えることを特徴とする。
本発明の請求項5に係るコンクリート打ち継ぎ用目地材は、請求項1乃至4のいずれか1項の記載において、前記目地棒本体部は、前記他面側に窪み部をさらに備えることを特徴とする
本発明の請求項6に係るコンクリート打ち継ぎ用目地材は、請求項1乃至5のいずれか1項の記載において、前記目地棒本体部は、前記一面側において外方に広がるフランジ部をさらに備えることを特徴とする。
本発明の請求項7に係るコンクリート打ち継ぎ用目地材は、請求項1乃至6のいずれか1項の記載において、前記目地棒本体部は、前記他面側において突出する頭大係止部をさらに備えることを特徴とする。
本発明の請求項8に係るコンクリート打ち継ぎ用目地材は、請求項1乃至7のいずれか1項の記載において、前記目地棒本体部は、前記一面側において化粧部材の貼り付けを助長する接着補助部材を一体的に備えることを特徴とする。
本発明の請求項9に係る防水施工方法は、前打コンクリートと後打コンクリートの境界部分に形成される打ち継ぎ目地部に充填する防水材からなる棒状の目地棒本体部と、前記目地棒本体部の周側面において、コンクリート打設用型枠のコンクリート打設面に取り付けられる一面を除く他面の少なくとも一部に設けた、部分的に突出する隙間形成部と、前記目地棒本体部における一面側と他面側とを結ぶように配した複数の貫通孔部と、を少なくとも備えるコンクリート打ち継ぎ用目地材を用いた防水施工方法であって、コンクリートの硬化後に前記コンクリート打設用型枠を取り外す際、このコンクリート打設用型枠から外れてコンクリート側に付着係止するように、前記コンクリート打設用型枠のコンクリート打設面に、前記コンクリート打ち継ぎ用目地材を取り付ける第一工程、前記コンクリート打ち継ぎ用目地材が取り付けられた前記コンクリート打設用型枠を組み立ててその内側にコンクリートを打設し、このコンクリートの硬化後、前記コンクリート打ち継ぎ用目地材がコンクリート側に付着係止するように前記コンクリート打設用型枠を取り外す第二工程、前記コンクリート側に付着係止した前記コンクリート打ち継ぎ用目地材に配された複数の貫通孔部より、隙間充填材を注入する第三工程、を含むことを特徴とする。
本発明のコンクリート打ち継ぎ用目地材は、目地棒本体部が、打ち継ぎ目地部に充填する防水材からなり、この目地棒本体部の周側面において、コンクリート打設用型枠に取り付ける一面を除く他面の少なくとも一部に、部分的に突出する隙間形成部を設けると共に、当該目地棒本体部における一面側と他面側とを結ぶように複数の貫通孔部を配したものとなっている。これにより、このコンクリート打ち継ぎ用目地材をコンクリート打設用型枠のコンクリート打設面に取り付けてコンクリートを打設した際、隙間形成部が、当該目地棒本体部の他面側とコンクリートとが安易に接合されることを制御して、当該コンクリート打ち継ぎ用目地材と打設されたコンクリート面との間に、隙間形成部によって間隔が不均一な隙間を形成させることができる。ゆえに、その後貫通孔部より隙間充填材を注入し、前記隙間部分(内部)を隙間充填材で満たし、硬化させることで、当該コンクリート打ち継ぎ用目地材とコンクリート面とは、間隔が不均一な隙間に充填された隙間充填材によって複雑に噛み合うように(接合面積が増大して)接合されることになる。よって、コンクリート打ち継ぎ用目地材(他面)とコンクリート面との接合性が、注入された隙間充填材によって一層高められると共に、目地部において優れた防水機能を得ることができるものとなる。
また、本発明の防水施工方法は、上記本発明のコンクリート打ち継ぎ用目地材をコンクリート打設用型枠のコンクリート打設面に取り付け、この型枠を組み立てた後、型枠の内側にコンクリートを打設する。次いで、コンクリートの硬化後、コンクリート打ち継ぎ用目地材がコンクリート側に付着係止するように型枠を取り外す。そして、コンクリート側に付着係止したコンクリート打ち継ぎ用目地材に配された複数の貫通孔部より、隙間充填材を注入するものである。ゆえに、従来の目地材と何ら変わりなくコンクリート打設用型枠のコンクリート打設面に取り付けて扱うことができる。また、コンクリートの硬化後は、型枠と共にコンクリート打ち継ぎ用目地材を取り除く作業が不要であり、コンクリート側に付着係止した状態のままとすることができるので、目地溝の清掃作業や、マスキングテープの貼り付け、プライマーの塗布、防水材の充填、防水材の表面仕上げ、マスキングテープを除去、といった多くの煩わしい作業も不要なものとなる。さらに、目地材が防水材料を用いて予め形成されたものであるので、養生をとる必要が無いと共に、目地材を廃棄処分する必要がないので、時間的、経済的、及び環境的に望ましいものとすることができる。
したがって、コンクリート打ち継ぎ部における防水処理において、簡単に効率良く短時間で、かつ、安価に施工することのできる防水処理を可能とした技術を提供することが可能となる。
本発明に係るコンクリート打ち継ぎ用目地材を示す概略図であり、(a)正面斜視図、(b)背面斜視図である。 図1に示すコンクリート打ち継ぎ用目地材のI−I線に沿う断面図である。 本発明に係るコンクリート打ち継ぎ用目地材における目地棒本体部の形状をそれぞれ示す説明図である。 本発明に係るコンクリート打ち継ぎ用目地材の第1の構造を説明する概略図である。 本発明に係るコンクリート打ち継ぎ用目地材のだ2の構造を説明する概略図である。 本発明に係るコンクリート打ち継ぎ用目地材の第3の構造を説明する概略図である。 本発明に係るコンクリート打ち継ぎ用目地材のだ4の構造を説明する概略図である。 本発明に係るコンクリート打ち継ぎ用目地材における目地棒本体部の他の構造を示す説明図である。 本発明に係るコンクリート打ち継ぎ用目地材における目地棒本体部の他の構造を示す説明図である。 本発明に係るコンクリート打ち継ぎ用目地材における目地棒本体部の他の構造を示す説明図である。 本発明に係るコンクリート打ち継ぎ用目地材における目地棒本体部の他の構造を示す説明図である。 本発明に係るコンクリート打ち継ぎ用目地材を用いた防水施工方法を順次説明する模式図である。 本発明に係るコンクリート打ち継ぎ用目地材を用いた防水施工方法を順次説明する模式図である。 本発明に係るコンクリート打ち継ぎ用目地材を用いた防水施工方法を順次説明する模式図である。
以下、本発明における実施の形態の一例について、図面を参照して説明する。
なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるため技術的に種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
本発明におけるコンクリート打ち継ぎ用目地材(以下、単に「本目地材」という。)は、コンクリート打設用型枠(以下、単に「型枠」という。)のコンクリート打設面に取り付けられ、前打コンクリートと後打コンクリートの境界部分に打ち継ぎ目地部に形成するのに用いられるものである。
図1及び図2に示すように、本実施の形態における本目地材10は、目地棒本体部1と、隙間形成部2とから構成される。
目地棒本体部1は、前打コンクリートと後打コンクリートの境界部分における打ち継ぎ目地部に充填する防水材からなる棒状をした部材である。
ここで、棒状とは、単純な直線状をしたものに限定されず、形成される打ち継ぎ目地部の形状に適合した形状を意味する。したがって、直線を組み合わせた十字状やT字状、□状、及び曲線状もしくは波線状をしたものも含む。
防水材としては、コンクリート打ち継ぎ部や、アルミサッシ等金属部材とコンクリートの接合面において、雨水の侵入を防ぐ気密性に優れたものであれば特に限定されるものではなく、たとえば、ポリウレタン系やポリサルファイド系のシーリング材が挙げられる。
また、目地棒本体部1は、複数の貫通孔部13・・13を少なくとも備える。この貫通孔部13は、目地棒本体部1における一面11側と他面12側とを結ぶように配されたものである。したがって、目地棒本体部1の一面11と他面12においてそれぞれ開口している。
ここで、目地棒本体部1における他面12とは、本目地材10を型枠に取り付けるときに、この型枠と接することとなる周側面を一面11とした場合、この一面11を除く他の周側面部分をいう。
また、貫通孔部13は、目地棒本体部1における一面11側と他面12側とを結ぶように配されたものであるが、この他面12側として、少なくとも隙間形成部2が設けられている周側面部分と結ぶように配されている。
また、本発明において、目地棒本体部1の形状は、打ち継ぎ目地部として機能することができるのであれば特に限定されない。したがって、たとえば、図3に示すように様々な形状とすることができる。
図3(a)は、本発明における目地棒本体部1として望ましい形状を示す。したがって、図1及び図2において示す本目地材10は、図3(a)に示す形状の目地棒本体部1を用いたものとして示されている。
図3(a)において、目地棒本体部1a(1)は、一面11と、当該一面11を除く三つの周側面12a,12b,12cとによって構成される他面12とからなる。この目地棒本体部1aは、一面11及び対向する周側面12bが平行であって、一面11側の幅の寸法が、周側面12b側の幅の寸法より長い(幅広である)と共に、他面12において上面に位置する周側面12aが水平であり、他面12において底面に位置する周側面12cが一面11側から周側面12b側に向かって上るように傾斜する台形状の断面をしたものとして示されている。
図3(b)において、目地棒本体部1b(1)は、一面21と、当該一面21を除く三つの周側面22a,22b,22cとによって構成される他面22とからなる。この目地棒本体部1bは、一面21及び対向する周側面22bが平行であって、一面21側の幅の寸法が、周側面22b側の幅の寸法より長い(幅広である)と共に、他面22において上面に位置する周側面22aが一面21側から周側面22b側に向かって下るように傾斜し、かつ、他面22において底面に位置する周側面22cが一面21側から周側面22b側に向かって上るように傾斜する台形状の断面をしたものとして示されている。
図3(c)において、目地棒本体部1c(1)は、一面31と、当該一面31を除く三つの周側面32a,32b,32cとによって構成される他面32とからなる。この目地棒本体部1cは、一面31及び対向する周側面32bが平行であって、一面31側の幅の寸法と、周側面32b側の幅の寸法とが等しい(同じ幅である)と共に、他面32において上面に位置する周側面32a及び底面に位置する周側面32cが共に水平である四角形状の断面をしたものとして示されている。
図3(d)において、目地棒本体部1d(1)は、一面41と、当該一面41を除く二つの周側面42a,42bとによって構成される他面42とからなる。この目地棒本体部1dは、一面41と平行に対向する面を有さない三角形状の断面をしたものとして示されている。
図3(e)において、目地棒本体部1e(1)は、一面51と、当該一面51を除く三つの周側面52a,52b,52cとによって構成される他面52とからなる。この目地棒本体部1eは、一面51及び対向する周側面52bが平行であって、一面51側の幅の寸法が、周側面52b側の幅の寸法より短い(幅狭である)と共に、他面52において上面に位置する周側面52aが一面51側から周側面22b側に向かって上るように傾斜し、かつ、他面52において底面に位置する周側面52cが一面51側から周側面52b側に向かって下るように傾斜する台形状の断面をしたものとして示されている。
隙間形成部2は、目地棒本体部1の周側面において、型枠に取り付ける一面11を除く他面12の少なくとも一部に設けた、当該他面12より部分的に突出するものである。
この隙間形成部2は、本目地材10(具体的には、目地棒本体部1の他面12側)と打設されたコンクリート面との間に部分的に隙間を形成するものであり、目地棒本体部1における一面11を除く他の周側面部分(すなわち、他面12)の少なくとも一部に設けられている。
これにより、貫通孔部13を介して充填された隙間充填材が、当該隙間形成部2によって形成された隙間内に充填され、隙間充填材によって本目地材10とコンクリートとの確実な接合を助長することができる。
また、隙間形成部2は、たとえば、目地棒本体部1の他面12側に設けた網状部材によりなるものとすることができる。
ここで、網状部材とは、目地棒本体部1の他面12側において、少なくとも貫通孔部13の開口領域を塞がないと共に、目地棒本体部1の他面12側と打設されるコンクリートと間に、隙間充填材を後から注入することが可能となる適度な空間(間隔が不均一な隙間)を形成することが可能な厚みを有するものを意味し、必ずしも網目を有する必要は無い。したがって、たとえば、貫通孔部13の開口領域を塞がない開口を有するシート体と、このシート体上に部分的に配された複数の突起物とから構成されたものであっても良い。
図4において、目地棒本体部1の他面12側に、網状部材からなる隙間形成部2が取り付けられる状態を示している。
この隙間形成部2は、たとえば、曲折可能な金属製の網状部材からなるものであると、目地棒本体部1の他面12に巻き付けるように被覆すると、保形性を有し容易に取り付けることができる。
また、図示しないが、隙間形成部2は、目地棒本体部1と一体的に成形されているものとしても良い。
ここでの目地棒本体部1と一体的に成形されているとは、目地棒本体部1の他面12側において、貫通孔部13の開口領域を塞がないように複数の突起部が規則的に並んでもしくは不規則に点在して形成されていることをいう。したがって、たとえば、隙間形成部2を構成する突起部を形成するための複数の窪みが設けられた目地棒本体部1形成用の注形型を用い、この注形型の中に目地棒本体部1となる防水材を流し込んで固めることで、目地棒本体部1と隙間形成部2とが一体的に成形されるものとする。
これにより、貫通孔部13を介して充填された隙間充填材が、目地棒本体部1と一体的に成形された複数の突起部よりなる隙間形成部2間を通って、当該隙間形成部2によって形成された隙間内に充填され、隙間充填材による本目地材10とコンクリートとの確実な接合を助長することができる。
さらに、たとえば目地棒本体部1形成用の注形型を用い、この注形型の内側壁(面)に沿って折り曲げ等して予め網状部材等からなる隙間形成部2を配置し、その後、内部に目地棒本体部1となる防水材を流し込んで固めることで、目地棒本体部1と隙間形成部2とが一体的に成形されるものとしても良い。
また、本発明においては、たとえば図5乃至7に示すように、目地棒本体部1の他面12側に遮蔽部材3をさらに備えるものとすると望ましい。
この遮蔽部材3は、打設した硬化前のコンクリートの貫通孔部13への進入を制御するものであり、たとえば、隙間充填材の通過は可能とする目の細かいメッシュ状部材とすることができる。
図5は、目地棒本体部1と接して遮蔽部材3が備えられた状態を示す。
このように遮蔽部材3が目地棒本体部1と接して備えられることで、打設されたコンクリートが貫通孔部13から漏出することを制御することができる。
この遮蔽部材3は、たとえば、隙間形成部2が曲折可能な金属製の網状部材からなるものであれば、目地棒本体部1の他面12に対する隙間形成部2の巻き付けに伴って一緒に効率良く容易に取り付けることができる。
また、図6は、隙間形成部2を介して遮蔽部材3が備えられた状態を示す。
この遮蔽部材3は、たとえば、隙間形成部2に貼り付けることで、容易に目地棒本体部1の他面12に取り付けることができる。
このように遮蔽部材3が隙間形成部2を介して備えられることで、隙間形成部2による隙間の確保を助長すると共に、打設されたコンクリートが貫通孔部2から漏出することを制御することができる。
さらに、図7は、目地棒本体部1と接して備える第1の遮蔽部材3aと、隙間形成部2を介して備える第2の遮蔽部材3bとを有する状態を示す。
このように遮蔽部材3が目地棒本体部1と接する第1の遮蔽部材3aと、隙間形成部2を介して備えられる第2の遮蔽部材3bとから構成されることで、隙間形成部2による隙間の確保を助長できることはもちろんのこと、打設されたコンクリートが貫通孔部3から漏出することを一層確実に制御することができる。
なお、図示しないが、隙間形成部2と同様にこの遮蔽部材3もまた、目地棒本体部1形成用の注形型を用い、この注形型の側壁に沿って折り曲げ等して予め遮蔽部材3を配置し、その後、内部に目地棒本体部1となる防水材を流し込んで固めることで、目地棒本体部1と遮蔽部材3とが一体的に、もしくは目地棒本体部1と隙間形成部2と遮蔽部材3とが一体的に、それぞれ成形されるものとしても良い。
また、本発明においては、たとえば図8に示すように、目地棒本体部1B(1)の他面側12に窪み部14をさらに備えるものとすると望ましい。
この窪み部14は、目地棒本体部1Bの他面側12とコンクリートとの間においてより広い隙間空間が得られるように構成した凹状領域形成手段であり、たとえば、目地棒本体部1Bの他面側12を切削することで、もしくは底面が突出した目地棒本体部1形成用の注形型を用いることで一体的に、それぞれ成形されるものとすることができる。
このように窪み部14を備えるものとすることで、一面11側より貫通孔部13を介して注入された隙間充填材が、目地棒本体部1Bとコンクリートとの間においてより多く充填できることになり、本目地材10とコンクリートとの接合をより強固なものとすることができると共に、目地部において優れた防水機能を得ることができる。
また、本発明においては、たとえば図9に示すように、目地棒本体部1C(1)の一面11側において、フランジ部4をさらに備えるものとすると望ましい。
このフランジ部4は、硬化したコンクリートの表面において、目地棒本体部1とコンクリートとの境界部を蔽うように形成された外方に広がる羽根状のものであり、たとえば、目地棒本体部1と一体的に成形されものとすることができる。
このようにフランジ部4を備えるものとすることで、貫通孔部13を介して注入された隙間充填材が、一面11側において、目地棒本体部1とコンクリートとの境界部より漏出することを防止できる。
また、本発明においては、たとえば図10に示すように、目地棒本体部1D(1)の他面12側において、突出する頭大係止部5をさらに備えるものとすると望ましい。
この頭大係止部5は、目地棒本体部1側に位置する基端部52よりも突出方向先端に位置する頭部51の方が径大となるものであり、たとえば、釘状のアンカー部材とすることができる。
このように頭大係止部5を備えるものとすることで、この頭大係止部5の頭部51が打設されたコンクリート内に食い込んだ状態で本目地材10をコンクリート側に付着係止することができ、本目地材10がコンクリート面から脱落することを確実に防止することができる。
さらに、本発明においては、たとえば図11に示すように、目地棒本体部1E(1)の一面11側において、化粧部材の貼り付けを助長する接着補助部材6を一体的に備えるものとすると望ましい。
この接着補助部材6は、コンクリート面を覆って装飾的効果を高める、パネルやボード、タイル等といった化粧部材の貼り付けを可能とする、接着剤との濡れ性が良好な性質を有するものであり、たとえば、表面が凹凸状のシート状部材とすることができる。
このように目地棒本体部1の一面11側に接着補助部材6を備えるものとすることで、この接着補助部材6上への化粧部材の確実な貼り付けが可能となり、この接着補助部材6を介してコンクリートの表面、特に、目地部分を覆うような目地材上への化粧部材の貼り付けを行うことができると共に、当該目地部から化粧部材が無闇に剥がれ落ちてしまう虞を低減させることができる。
次に、図12乃至14を参照して、本目地材10を用いた防水施工方法について説明する。
まず、図12(a)に示すように、コンクリートの硬化後に型枠fを取り外す際、この型枠fから外れてコンクリート側に付着係止するように、型枠fのコンクリート打設面(内側)に、その一面11側を向けて本目地材10を取り付ける。本目地材10の型枠fへの取り付けは、たとえば釘材nを用いることで容易に行なうことができる。また、この釘材nは、後に型枠fと共に撤去されるように、頭無し釘とすると望ましい。
次いで、図12(b)に示すように、本目地材10が取り付けられた型枠fと、他の型枠fを利用して、たとえば壁を構成する型枠f,fを組み立てる。
引き続き、図12(c)に示すように、型枠f,fの内部に前打コンクリートc1を打設する。
その後、前打コンクリートc1を硬化させ、所定期間コンクリートを養生させてから、図12(d)に示すように、本目地材10がコンクリート側に付着係止するように型枠f,fを取り外し解体する。なお、この際、型枠fと共に釘材nが撤去されずにコンクリート面よりはみ出ている場合は、このはみ出た釘材n部分を切除する。
また、図13(a)に示すように、後打コンクリートc2を打設するために型枠f,fを組み、その後、その内部に後打コンクリートc2を打設する。
そして、図13(b)に示すように、後打コンクリートc2を硬化させ、所定期間コンクリートを養生してから型枠f,fを解体する。この際、本目地材10は除去しない。
その後、図14(a)に示すように、隙間充填材が入っている施工器具Gの先端を本目地材10に配された貫通孔部13内に挿入し、図14(b)に示すように、貫通孔部13を介して、本目地材10と打設されたコンクリート面との間に形成された隙間内に隙間充填材を注入する。この隙間充填材の注入は、複数の貫通孔部13・・13において行なわれる。
ここで、隙間充填材とは、貫通孔部13からの注入が可能であり、隙間形成部2によって形成された、本目地材10と打設されたコンクリート面との間の間隔が不均一な隙間内を密封するように硬化し、本目地材10と打設したコンクリートとを確実に接合するものであれば特に限定されるものではない。したがって、たとえば、セメント系コンクリート補修剤(セメントスラリー)やエポキシ系コンクリート補修剤といった、コンクリートクラック注入剤が挙げられる。
また、この隙間充填材としては、TACSS工法において一般的に用いられている、水分の存在によって固結化する水分対応型注入剤とすると、施工面が湿潤状態であっても隙間充填材を注入することができるので望ましい。すなわち、施工面となるコンクリート表面が濡れていて水分が存在すると、隙間充填材によっては硬化しない場合や、接着強度が低下してしまうものがあり、打設したコンクリートが固まった後、コンクリート表面が乾燥するまで養生を取らなければならない場合がある。ところが、TACSS工法で用いられる水分対応型注入剤(具体的には、ポリイソシアネート化合物を主成分とする薬液)とすれば、コンクリートが含む水分(すなわち、本目地材10と打設されたコンクリート面との間に形成された隙間内に存在する水分)との反応(加水反応)によって固結化するので、コンクリート表面が乾燥するのを待つことなく、型枠を解体して直ぐに注入することができる。
以上のように、本目地材10によれば、極めて簡単に効率良く短時間で防水処理を行うことができると共に、使用した材料を廃棄しないので、無駄が無く、安価に施工することができる。その結果、長期の自然条件下における劣化や、地震、強風による伸縮等によって生じるコンクリートの亀裂による水の浸入を防止することができる。
本発明は、前打コンクリートと後打コンクリートの境界部分に打ち継ぎ目地部に形成するのに用いられるコンクリート打ち継ぎ用目地材を製造・販売する業種、及び打ち継ぎ目地部において防水処理を行う業種において産業上有用である。
1 目地棒本体部、2 隙間形成部(網状部材)、3(3a,3b) 遮蔽部材、4 フランジ部、5 頭大係止部、6 接着補助部材、10 コンクリート打ち継ぎ用目地材、11 一面、12 他面、13 貫通孔部、14 窪み部。

Claims (9)

  1. コンクリート打設用型枠のコンクリート打設面に取り付けられ、前打コンクリートと後打コンクリートの境界部分に打ち継ぎ目地部に形成するのに用いられるコンクリート打ち継ぎ用目地材であって、
    前記打ち継ぎ目地部に充填する防水材からなる棒状の目地棒本体部と、
    前記目地棒本体部の周側面において、前記コンクリート打設用型枠に取り付ける一面を除く他面の少なくとも一部に設けた、部分的に突出する隙間形成部と、
    前記目地棒本体部における一面側と他面側とを結ぶように配した複数の貫通孔部と、
    を少なくとも備えることを特徴とするコンクリート打ち継ぎ用目地材。
  2. 前記隙間形成部は、前記目地棒本体部の他面側に設けた網状部材によりなることを特徴とする請求項1に記載のコンクリート打ち継ぎ用目地材。
  3. 前記隙間形成部は、前記目地棒本体部と一体的に成形されていることを特徴とする請求項1に記載のコンクリート打ち継ぎ用目地材。
  4. 前記目地棒本体部の他面側に、当該目地棒本体部と接して、もしくは前記隙間形成部を介して、コンクリートの通過を制御する遮蔽部材をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のコンクリート打ち継ぎ用目地材。
  5. 前記目地棒本体部は、前記他面側に窪み部をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のコンクリート打ち継ぎ用目地材。
  6. 前記目地棒本体部は、前記一面側において外方に広がるフランジ部をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のコンクリート打ち継ぎ用目地材。
  7. 前記目地棒本体部は、前記他面側において突出する頭大係止部をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のコンクリート打ち継ぎ用目地材。
  8. 前記目地棒本体部は、前記一面側において化粧部材の貼り付けを助長する接着補助部材を一体的に備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のコンクリート打ち継ぎ用目地材。
  9. 前打コンクリートと後打コンクリートの境界部分に形成される打ち継ぎ目地部に充填する防水材からなる棒状の目地棒本体部と、前記目地棒本体部の周側面において、コンクリート打設用型枠のコンクリート打設面に取り付けられる一面を除く他面の少なくとも一部に設けた、部分的に突出する隙間形成部と、前記目地棒本体部における一面側と他面側とを結ぶように配した複数の貫通孔部と、を少なくとも備えるコンクリート打ち継ぎ用目地材を用いた防水施工方法であって、
    コンクリートの硬化後に前記コンクリート打設用型枠を取り外す際、このコンクリート打設用型枠から外れてコンクリート側に付着係止するように、前記コンクリート打設用型枠のコンクリート打設面に、前記コンクリート打ち継ぎ用目地材を取り付ける第一工程、
    前記コンクリート打ち継ぎ用目地材が取り付けられた前記コンクリート打設用型枠を組み立ててその内側にコンクリートを打設し、このコンクリートの硬化後、前記コンクリート打ち継ぎ用目地材がコンクリート側に付着係止するように前記コンクリート打設用型枠を取り外す第二工程、
    前記コンクリート側に付着係止した前記コンクリート打ち継ぎ用目地材に配された複数の貫通孔部より、隙間充填材を注入する第三工程、
    を含むことを特徴とする防水施工方法。
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