JP2000001859A - 断熱基礎の外装材取付構造 - Google Patents

断熱基礎の外装材取付構造

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JP2000001859A
JP2000001859A JP16938198A JP16938198A JP2000001859A JP 2000001859 A JP2000001859 A JP 2000001859A JP 16938198 A JP16938198 A JP 16938198A JP 16938198 A JP16938198 A JP 16938198A JP 2000001859 A JP2000001859 A JP 2000001859A
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thermal insulating
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JP16938198A
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Tooru Imanara
徹 今奈良
Shigeya Kono
茂也 河野
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Mitsubishi Chemical Corp
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Mitsubishi Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 断熱基礎の立ち上がり部に取り付けられる外
装材のずり落ちや剥落等の問題をなくし、外装材の安定
した固定を可能とする、断熱基礎の外装材取付構造を提
供する。 【解決手段】 合成樹脂発泡体製型枠を捨て型枠として
コンクリートを打設することにより形成された、断熱材
層1cを有する断熱基礎1の立ち上がり部1bの外装材
4取付構造であって、土台固定部1aと、その下端に略
断熱材層1cの厚さ分だけ外方に向けて連設させた連結
部3bと、それに垂下させて連設させた外装材取付部3
cとからなる外装材取付具3の該土台固定部3aが、基
礎1の立ち上がり部1b上に緊結された土台2の外側面
2aに固定されると共に、該外装材取付部3cに外装材
4が取付られてなる、断熱基礎の外装材取付構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅等の断熱基礎
の立ち上がり部の外装材取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、住宅等の基礎としては、敷き
固められた割栗石の上に捨てコンクリートを打設し、鉄
筋を配設した後、フーチング部を形成し、その上に立ち
上がり部を立設させるか、又は、フーチング部と立ち上
がり部とを一体に形成した逆T字状のもの、或いは、立
ち上がり部のみを形成したI字状のものが用いられてお
り、それらの立ち上がり部に固設させたアンカーボルト
で土台を緊結する構造が採られている。
【0003】そして、その基礎のコンクリート打設は、
木製等の型枠を対向させて設置し、その間隔をセパレー
タによって保持すると共に端太材によって側圧による変
形を抑えて形成された空間にコンクリートを打設し、硬
化させた後、これら型枠及び部材を取り外す作業工程に
よりなされ、その際の型枠の組み立て作業は熟練を要す
ると共に、その解体作業も含めて、型枠自体が重いこと
もあって、手間がかかるものとなっている。一方、近
年、木材資源の枯渇化の問題もあって、型枠自体の軽量
化も図れる合成樹脂発泡体製型枠が用いられ始めてお
り、更に、省エネルギーの観点から、その合成樹脂発泡
体製型枠をコンクリート打設、硬化後に解体せずに残し
て、コンクリート基礎に断熱材層を設けて断熱性を付与
する方法、所謂、捨て型枠法が注目されている。
【0004】このようにして形成される断熱基礎は、フ
ーチング部及び立ち上がり部の1/3程度は埋め立てら
れるが、立ち上がり部の埋め立てられない部分の合成樹
脂発泡体製断熱材層表面に対しては、外装を施す必要が
あり、従来より、外装材を接着剤を用いて接着する方
法、或いは、ラス網を取り付けてモルタル塗装する方法
等が採られている。しかしながら、いずれの方法共、合
成樹脂発泡体製である断熱材層の表面に外装材の荷重が
継続的にかかるため、経時的に外装材がずり落ちたり、
場合によっては剥落してしまうという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述の従来
技術に鑑みてなされたもので、断熱基礎の立ち上がり部
に取り付けられる外装材のずり落ちや剥落等の問題をな
くし、外装材の安定した固定を可能とする、断熱基礎の
外装材取付構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、合成樹脂発泡
体製型枠を捨て型枠としてコンクリートを打設すること
により形成された、断熱材層を有する断熱基礎の立ち上
がり部の外装材取付構造であって、土台固定部と、その
下端に略断熱材層の厚さ分だけ外方に向けて連設させた
連結部と、それに垂下させて連設させた外装材取付部と
からなる外装材取付具の該土台固定部が、基礎の立ち上
がり部上に緊結された土台の外側面に固定されると共
に、該外装材取付部に外装材が取付られてなる、断熱基
礎の外装材取付構造、を要旨とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明を図面に基づいて説明する
と、図1は、本発明の断熱基礎の外装材取付構造の一実
施例を示す断面図であり、図2は、本発明の断熱基礎の
外装材取付構造に用いられる外装材取付具の一実施例を
示す斜視図である。
【0008】図1及び図2において、本発明の断熱基礎
の外装材取付構造は、合成樹脂発泡体製型枠を捨て型枠
としてコンクリートを打設することにより形成された、
断熱材層1cを有する断熱基礎1の立ち上がり部1bの
外装材4取付構造であって、土台固定部3aと、その下
端に略断熱材層1cの厚さ分だけ外方に向けて連設させ
た連結部3bと、それに垂下させて連設させた外装材取
付部3cとからなる外装材取付具3の該土台固定部3a
が、基礎1の立ち上がり部1b上にアンカーボルト(図
示せず)により緊結された土台2の外側面2aに釘n打
ち又は螺子n止め等により固定されると共に、該外装材
取付部3cに外装材4が取付られてなる。
【0009】尚、図示の場合、断熱基礎1として、フー
チング部1aと立ち上がり部1bとが一体に形成された
場合を示してあるが、本発明はこれに限定されるもので
はない。又、外装材取付具3による外装材4の取付け
は、外装材4の外装材取付部3cとの釘n打ち又は螺子
n止め、及び、外装材取付部3cの先端に設けられた外
装材係止部3dへの外装材4下端4aの係止めの二つの
手段にてなされているが、いずれか一方の手段のみによ
ってもよいことは勿論である。尚、図1における5は水
切り板であり、Gは埋め立てられた地表面である。
【0010】本発明における外装材取付具3は、金属製
であり、その寸法は、図示の実施例の場合、土台固定部
3aの長さ50mm、連結部3bの長さ75mm、外装
材取付部3cの長さ450mm、外装材係止部3dの長
さ15mmで端縁の高さ15mm、外装材取付具3全体
は、幅25mm、厚さ1mmとしてある。尚、これらの
各寸法は特に限定されるものではなく適宜の値を採り得
るが、中で、外装材取付部3cの長さは300〜600
mm程度とするのが好ましい。
【0011】又、断熱基礎1の断熱材層1cは、その厚
さを55mmとされ、それを構成する合成樹脂発泡体と
しては、例えば、ポリスチレン発泡体や、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等のポリオレフィン発泡体等が代表
的なものとして挙げられ、これにより、基礎1に断熱性
が付与される。
【0012】又、外装材4としては、ポリ塩化ビニル等
の合成樹脂系、無機化合物系、金属系等のサイジング
材、及び、モルタル塗装等のためのラス網等が挙げら
れ、これにより、断熱基礎1の断熱材層1cの外表面が
被覆、保護される。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、断熱基礎の立ち上がり
部に取り付けられる外装材のずり落ちや剥落等の問題を
なくし、外装材の安定した固定を可能とする、断熱基礎
の外装材取付構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の断熱基礎の外装材取付構造の一実施
例を示す断面図である。
【図2】 本発明の断熱基礎の外装材取付構造に用いら
れる外装材取付具の一実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ;断熱基礎 1a;フーチング部 1b;立ち上がり部 1c;断熱材層 2 ;土台 2a;外側面 3 ;外装材取付具 3a;土台固定部 3b;連結部 3c;外装材取付部 3d;外装材係止部 4 ;外装材 4a;下端 5 ;水切り板 G ;地表面 n ;釘又は螺子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂発泡体製型枠を捨て型枠として
    コンクリートを打設することにより形成された、断熱材
    層を有する断熱基礎の立ち上がり部の外装材取付構造で
    あって、土台固定部と、その下端に略断熱材層の厚さ分
    だけ外方に向けて連設させた連結部と、それに垂下させ
    て連設させた外装材取付部とからなる外装材取付具の該
    土台固定部が、基礎の立ち上がり部上に緊結された土台
    の外側面に固定されると共に、該外装材取付部に外装材
    が取付られてなることを特徴とする、断熱基礎の外装材
    取付構造。
  2. 【請求項2】 基礎が、合成樹脂発泡体製型枠を捨て型
    枠としてフーチング部と立ち上がり部とが一体に形成さ
    れた断熱基礎である請求項1に記載の断熱基礎の外装材
    取付構造。
  3. 【請求項3】 外装材取付具の外装材取付部における外
    装材の取付けが、外装材の螺子止め、又は/及び、外装
    材取付部の先端に設けられた係止部への外装材下端の係
    止めによる請求項1又は2に記載の断熱基礎の外装材取
    付構造。
JP16938198A 1998-06-17 1998-06-17 断熱基礎の外装材取付構造 Pending JP2000001859A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008208543A (ja) * 2007-02-23 2008-09-11 Kubota Matsushitadenko Exterior Works Ltd 基礎断熱構造
JP2008208544A (ja) * 2007-02-23 2008-09-11 Kubota Matsushitadenko Exterior Works Ltd 基礎断熱構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008208543A (ja) * 2007-02-23 2008-09-11 Kubota Matsushitadenko Exterior Works Ltd 基礎断熱構造
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