JPH0671741U - 天井見切縁 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 現場での取付作業を簡略化し、工期的に有利
な天井見切縁を提供すること。 【構成】 背面に保護テープ付きの粘着テープを貼付し
たことを特徴とする天井見切縁である。現場施工に際し
ては、背面の保護テープをはがすことにより、すぐに天
井下地に取り付けることができ簡単である。また、乾燥
時間を待つ必要もないので、工期を短縮できる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、天井と壁との接合部に取り付ける天井見切縁である。

【０００２】

【従来の技術】

従来の天井見切縁は、単にアルミニウム、プラスチック等で製造されるにすぎ ず、取り付けの便のための特別の構造はなかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

天井見切縁は、壁際の天井下地に貼り付けることにより取り付けられる。この 取り付けは、現場作業員が天井見切縁の背面に接着剤を塗り、天井下地に貼り付 け、乾燥時間を経て相当強固に接着された後に天井を施工していた。この天井見 切縁の取付作業はかなり繁雑で、接着剤の乾燥時間を待つ必要があるので工期的 にも不利であった。本考案は、この課題を解決するもので、取付作業を簡略化し 、工期的にも有利な天井見切縁を提供するものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、背面に保護テープ付きの粘着テープを貼付したことを特徴とする天 井見切縁である。

【０００５】

【作用】

本考案天井見切縁は、現場施工に際しては、背面の保護テープをはがすことに より、すぐに天井下地に取り付けることができ、簡単である。また、乾燥時間を 待つ必要もないので、工期を短縮できる。

【０００６】

【実施例】

以下、実施例を示す図面を参照しつつ本考案を詳細に説明する。図１は本考案 の１実施例たる見切縁１の斜視図、図２は見切縁１の使用状態を示す断面図であ る。

【０００７】 見切縁１はアルミニウム製で、図１に示すごとく、裏板部２と縦板部３及び表 板部４で断面が略コ字状（ただし裏板部２は表板部４よりも長い）に形成されて いる。見切縁１の背面すなわち裏板部２には保護テープ６付きの粘着テープ５が 貼付されている。粘着テープ５はいわゆる両面テープで、表裏の両面に粘着力を 有する。保護テープ６は粘着テープの粘着面を保護するもので、これ自体は粘着 力を有せず、粘着テープを使用するときは、簡単にはがすことができる。粘着テ ープおよび保護テープは、工場にて見切縁に貼付される。

【０００８】 見切縁１は、例えば、図２に示すように用いられる。図２において、７は天井 板、８は天井下地、９は壁板である。見切縁１を取り付けるには、背面の保護テ ープ６をはがし粘着テープ５を露出させる。これを壁際の天井下地８に押し当て るだけで簡単に取り付けることができる。見切縁を取り付けた後は、乾燥時間を 待つ必要がなく、すぐに天井板７を施工することができる。

【０００９】 本考案天井見切縁は、もちろん、実施例のアルミニウム製に限るものではなく 、他の金属やプラスチック等種々の素材を用いることができる。

【００１０】

【考案の効果】

本考案天井見切縁は、現場施工に際しては、背面の保護テープをはがすことに より、すぐに天井下地に取り付けることができ、簡単であるので現場作業を軽減 できる。また、乾燥時間を待つ必要もないので、工期短縮に大きく貢献するもの である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の１実施例たる見切縁１の斜視図であ
る。

【図２】見切縁１の使用状態を示す断面図である。

【符号の説明】

１ 見切縁 ２ 裏板部 ３ 縦板部 ４ 表板部 ５ 粘着テープ ６ 保護テープ ７ 天井板 ８ 天井下地 ９ 壁板

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 背面に保護テープ付きの粘着テープを貼
   付したことを特徴とする天井見切縁