JPH0524785U - 入幅木 - Google Patents

入幅木

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JPH0524785U
JPH0524785U JP8143391U JP8143391U JPH0524785U JP H0524785 U JPH0524785 U JP H0524785U JP 8143391 U JP8143391 U JP 8143391U JP 8143391 U JP8143391 U JP 8143391U JP H0524785 U JPH0524785 U JP H0524785U
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JP
Japan
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skirting board
wall
board
skirting
surface portion
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Pending
Application number
JP8143391U
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English (en)
Inventor
仁樹 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP8143391U priority Critical patent/JPH0524785U/ja
Publication of JPH0524785U publication Critical patent/JPH0524785U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取り付けが容易で、将来、収縮が起こっても
外観を損じないようにした入幅木を得る。 【構成】 壁本体21面に張り付けた石こうボード22
の表面に壁装材23を貼着仕上げとする壁2の下縁に配
置する入幅木1であって、入幅木本体4と入幅木本体4
の裏面側に配置する介装部材5とからなり、介装部材5
は、上縁部を壁本体21と石こうボード22下縁とに挟
持され、下方部を壁本体21と入幅木本体4とに挟持さ
れる縦面部分51と、縦面部分51の途中高さ位置から
反壁側に向けて突出し、石こうボード22の下端面と入
幅木本体4の上端面とに挟持される横面部分52とで構
成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は屋内の壁に配置する幅木に関する。
【0002】
【従来の技術】
屋内の壁の下縁には、この下縁部分の損傷と汚染を防止する目的で幅木を配置 することが殆どである。この幅木には、幅木部分が壁面よりも手前に出る普通型 のものと、壁面よりも幅木部分が引っ込んだ所謂入幅木とがあり、屋内状況、壁 材質等で適宜使い分けているが、狭い室内等では入幅木とすることが多い。具体 例としては図2に示すように、壁本体101の捨張り石こうボード102に壁装 材103を貼着した壁において、石こうボード102の下端面104の損傷を防 ぐために、倒立L字状断面の入幅木105を配置するが、その上端面106の幅 を石こうボード102の厚さと等しくしており、壁装材103の下端をこのL字 状広幅部分の外側面から下面に来るように折り曲げて貼着処理している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の入幅木はその取り付けが煩雑で、かつ、壁下縁との 間に隙間を生じて外観を損ないやすい難点がある。すなわち、壁下縁と床面との 間に、表面に釘を見せずに、正確かつ堅牢に入幅木を取り付けるには、煩雑で熟 練を要する施工が必要であり、手間もかかる。又、長期間経過後、入幅木105 に収縮を生じると、その上端面106と捨張り石こうボード102下端面との間 に隙間ができ、壁装材103を局部的に引っ張る。この結果、壁装材103に部 分的な伸びを生じ、あるいは部分的に貼着端部が剥がれて、皺やたくれを発生し て、外観が非常に損なわれる。 本考案は、取り付けが容易で、将来、収縮が起こっても外観を損じないように した入幅木を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本考案に係る入幅木は、壁本体面に張り付けた石こうボードの表面に壁装材を 貼着仕上げとする壁の下縁に配置する入幅木であって、前記入幅木は入幅木本体 と該入幅木本体の裏面側に配置する介装部材とからなり、前記介装部材は、上縁 部を前記壁本体と前記石こうボード下縁とに挟持され、下方部を前記壁本体と前 記入幅木本体とに挟持される縦面部分と、該縦面部分の途中高さ位置から反壁側 に向けて突出し、前記石こうボードの下端面と前記入幅木本体の上端面とに挟持 される横面部分とで構成する。
【0005】
【作用】
入幅木本体の裏面側に配置する介装部材は、入幅木本体の取り付け前に、壁本 体側に入幅木本体とは別に取り付けられる。すなわち、縦面の上縁部は壁本体と 捨張り石こうボードの下縁とに挟持され、縦面の下方部も壁本体側に接着又は釘 打ち等で固定できるように壁本体に接している。これで介装部材の縦面の表側に 入幅木本体裏面が接するため、両者間は接着、面状ファスナ等の固定手段で固定 できる。介装部材の横面部分は石こうボードの下端面と入幅木本体の上端面とに 挟持されるため、石こうボード下端面の外側エッジの保護と共に入幅木本体上端 面の隠蔽も行う。そして、この横面部分の下面側に壁装材下端を折り曲げ貼着す ることにより、壁装材は入幅木本体に直結しない。
【0006】
【実施例】
図1は本考案の入幅木の一実施例を示す縦断面図である。 図中、1は入幅木、2は壁、21は壁本体、22は石こうボード、23は壁装 材、3は床、4は入幅木本体、5は介装部材、51は介装部材5の縦面部分、5 2は同じく横面部分、6はパテ、7は面状ファスナである。 図1に示すように、本実施例の入幅木1は、屋内の壁2を、壁本体21と、そ の表面に捨張りとする石こうボード22と、更にその表面に貼着して仕上げる壁 装材23とで構成する場合の、石こうボード22の下端面と床3との間に配置す る。この入幅木1は、木製とした四辺形断面の入幅木本体4と、この入幅木本体 4の裏面側に配置する介装部材5とで構成する。介装部材5は略ト字状断面の硬 質プラスチックの一体成形品であり、薄い縦面部分51と、この縦面部分51の 途中高さ位置から反壁側に向けて直角に突出した横面部分52とからなる。この 介装部材5を配置すると、縦面部分51の上縁部は壁本体21と石こうボード2 2の下縁裏面とに挟持されて強固に固定する。又、縦面部分51の下方部は壁本 体21に密着するが、この下方部を壁本体21に釘打ち固定する。この場合、釘 頭が見えるが、後で入幅木本体4に覆われるため、問題はない。
【0007】 縦面部分51の途中高さ位置から突出する横面部分52は、石こうボード22 の下端面に接するように、前記高さ位置を決めてある。又、その突出高さは石こ うボード22の厚さに等しくする。そして詳細には、この横面部分52の先端付 近をやや下方に向けて傾斜させている。これは介装部材5を配置してから、石こ うボード22を張り付けることになるが、その時に、石こうボード22の下端面 のエッジに横面部分52の先端が衝突して、エッジを損傷する傾向を防ぎ、かつ 、この下方に配置する入幅木本体4の上端面の隠蔽作用を強化する。この傾斜範 囲と石こうボード22の下端面との間に残る間隙にはパテ6を充填し、壁装材2 3の下端は横面部分52の下面側に折り曲げて貼着する。この横面部分52の下 面と床3との間に入幅木本体4を配置するが、これで横面部分52は石こうボー ド22の下端面と入幅木本体4の上端面とに挟持されることになる。入幅木本体 4と縦面部分51との間はこの場合、入幅木本体4の装着を容易に行うため、面 状ファスナ7を用いた。従って、後で入幅木本体4の色調変更等のための交換も 可能である。
【0008】 本実施例の入幅木1は以上のように構成することにより、その取り付けが非常 に容易、かつ、短時間で行え、かつ、均一に固定可能で、長さ途中に浮き上がり 部分を生じないようにできる。更に、壁装材23の下端は介装部材5の横面部分 52の下面に貼着されて、入幅木本体4とは直結しないため入幅木本体4の幅が 乾燥収縮により痩せて、上方に隙間ができても、壁装材23に皺やたくれを生ず ることがなく、壁装材23の外観を悪化しない。又、入幅木本体4の上端面が介 装部材5の横面部分52で覆われて隠蔽され、前記隙間が目立って外観を損なう ことはない。しかも、入幅木本体4は基本形として単純な四辺形断面にでき、前 記従来の倒立L字状断面のものに比し準備しやすい利点もある。
【0009】 本考案の入幅木は前記実施例以外にも種々の変形が可能である。例えば、介装 部材の裏面と壁本体との固定及び介装部材と入幅木本体との固定について、将来 の解体を不要とした場合は、構造用両面接着テープ等を使用した接着で行うと一 層容易、迅速に施工できる。なお、入幅木本体の色調、表面形状、材質等を種々 選択可能であることは言うまでもない。
【0010】
【考案の効果】
本考案に係る入幅木によれば、取り付けが極めて容易で、しかも迅速、確実に できる。又、将来、入幅木が乾燥により収縮しても外観を損じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す入幅木の縦断面図であ
る。
【図2】従来の入幅木の縦断面図である。
【符号の説明】
1 入幅木 2 壁 3 床 4 入幅木本体 5 介装部材 6 パテ 7 面状ファスナ 21 壁本体 22 石こうボード 23 壁装材 51 縦面部分 52 横面部分

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁本体面に張り付けた石こうボードの表
    面に壁装材を貼着仕上げとする壁の下縁に配置する入幅
    木であって、 前記入幅木は入幅木本体と該入幅木本体の裏面側に配置
    する介装部材とからなり、 前記介装部材は、上縁部を前記壁本体と前記石こうボー
    ド下縁とに挟持され、下方部を前記壁本体と前記入幅木
    本体とに挟持される縦面部分と、 該縦面部分の途中高さ位置から反壁側に向けて突出し、
    前記石こうボードの下端面と前記入幅木本体の上端面と
    に挟持される横面部分とで構成したことを特徴とする入
    幅木。
JP8143391U 1991-09-10 1991-09-10 入幅木 Pending JPH0524785U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8143391U JPH0524785U (ja) 1991-09-10 1991-09-10 入幅木

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8143391U JPH0524785U (ja) 1991-09-10 1991-09-10 入幅木

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0524785U true JPH0524785U (ja) 1993-03-30

Family

ID=13746256

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8143391U Pending JPH0524785U (ja) 1991-09-10 1991-09-10 入幅木

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JP (1) JPH0524785U (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012021349A (ja) * 2010-07-16 2012-02-02 Panasonic Electric Works Co Ltd 入巾木及びこれを用いた床壁境界部納め構造
JP2012021350A (ja) * 2010-07-16 2012-02-02 Panasonic Electric Works Co Ltd 入巾木及びこれを用いた床壁境界部納め構造
JP2021188306A (ja) * 2020-05-27 2021-12-13 尚 水島 内装用建材
JP2022050247A (ja) * 2020-09-17 2022-03-30 積水樹脂株式会社 巾木装置
JP2022168518A (ja) * 2021-04-26 2022-11-08 積水ハウス株式会社 入巾木、建築物の壁、建築物、および、建築物の壁の施工方法

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