JPH0672226U - 電磁装置 - Google Patents

電磁装置

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Publication number
JPH0672226U
JPH0672226U JP1287793U JP1287793U JPH0672226U JP H0672226 U JPH0672226 U JP H0672226U JP 1287793 U JP1287793 U JP 1287793U JP 1287793 U JP1287793 U JP 1287793U JP H0672226 U JPH0672226 U JP H0672226U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
bobbin
winding
pin terminal
core
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP1287793U
Other languages
English (en)
Inventor
守一 石井
博 遠藤
明利 小川
Original Assignee
松下電工株式会社
池田電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下電工株式会社, 池田電機株式会社 filed Critical 松下電工株式会社
Priority to JP1287793U priority Critical patent/JPH0672226U/ja
Publication of JPH0672226U publication Critical patent/JPH0672226U/ja
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  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
  • Insulating Of Coils (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コイル14を損傷することなく、小型化が図
れる。 【構成】 ボビン10の上端の鍔20の出隅円弧部に係
止部13を設け、コイル14の始端をボビン10の下端
の鍔21に植設したピン端子11に接続してボビン10
のコイル巻回部12に巻回し、終端を係止部13に係止
してピン端子11に接続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、プリント基板に実装するチョーク等の電磁装置に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
従来の電磁装置の構造を図6ないし図8に示す。図において、30はボビンで あり、下端にピン端子31が植設され、上端に係止部32が設けられている。3 3はボビン30に巻回したコイルであり、両端をピン端子31に接続してある。 すなわち、コイル33の始端をピン端子31接続し、ボビン30に下端より巻回 し、ボビン30の上端に達すると下端に向けて巻回し、これを繰り返して層状に 重ねて巻回する。そして、コイル33が奇数層で巻き終わると、占有率を上げる ために巻終り線34を係止部32に係止し、コイル33の最外層の外面を通して ピン端子31に接続する。
【0003】 そして、図8に示すように、ボビン30にコア35を装着し、ケース36に収 納する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の電磁装置の場合、コイル33の巻終り線34がコイル33の最 外層の外面を通るので、その分コイル33の外径が大きくなる。よって、ケース 36に収納する際、コイル33の巻終り線34がケース36に当たって損傷しな いように、ケース36の寸法を大きくする必要がある。このため、電磁装置が大 型化するという問題があった。
【0005】 したがって、この考案の目的は、コイルを損傷することなく小型化が図れる電 磁装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案の電磁装置は、コイルを巻回するコイル巻回部の上下端に鍔を設け上 端の鍔の出隅円弧部に係止部を形成しかつ下端の鍔に複数のピン端子を植設した ボビンと、始端をピン端子に接続してコイル巻回部に巻回し終端を係止部に係止 した後ピン端子に接続したコイルと、ボビンに装着したコアと、ボビンならびに コアを覆う水平断面方形のケースとを備えたものである。
【0007】
【作用】
この考案の構成によれば、ボビンの上端の鍔の出隅円弧部に係止部を設けたの で、コイル巻回部に巻回したコイルの巻終り線を係止部に係止した後ピン端子に 接続すると、コイルの巻終り線はコイル巻回部に巻回したコイルの出隅円弧部を 通り、コイルの外面に張り出さない。
【0008】
【実施例】
この考案の一実施例を図1ないし図5に基づいて説明する。 図1において、10はコイル巻回部12の上下端に鍔20,21を形成してな るボビンであり、下端の鍔21には複数のピン端子11が植設されている。また 、ボビン10の上端の鍔20の出隅円弧部には係止部13が設けられている。1 4はコイル巻回部12に巻回したコイルである。コイル14は、始端をピン端子 11に接続し、コイル巻回部12に奇数層に重ねて巻回した後、巻終り線15を 係止部13に係止した後、終端をピン端子11に接続する。
【0009】 図2は、図1のII−II断面図である。巻終り線15はコイル14の出隅円 弧部16に位置している。すなわち、巻終り線15がコイル14の4箇所の出隅 円弧部16のいずれかを通るように、係止部13が鍔20の4箇所の出隅円弧部 の少なくともいずれか1箇所に設けられている。 次に、図3に示すように、ボビン10にコア17,18を装着する。コア17 はT形でありコイル巻回部12内に挿入し、コア18はC形でありボビン10に 外嵌する。このように、ボビン10にコア17,18を組み立てた後、水平断面 方形のケース19(図4参照)に収納する。
【0010】 図5は図4のV−V断面図である。図に示すように、コイル14の対向する両 外側(図の左右)にコア18が配設されており、残りの対向する両外側(図の上 下)にはケース19が近接している。 このように構成された電磁装置によると、コイル14の巻終り線15が、コイ ル14の出隅円弧部16を通るので、巻終り線15がコイル14の外面に張り出 してケース19に当たるようなことはない。このため、巻終り線15の損傷を防 ぐためにケース19を大きくする必要がなく、電磁装置の小型化が図れる。
【0011】 なお、前記実施例のコアは、T形コア17とC形コア18とから成るものであ ったが、これ以外の形状のコアであってもよい。
【0012】
【考案の効果】
この考案の構成によれば、ボビンの上端の鍔の出隅円弧部に係止部を設けたの で、コイル巻回部に巻回したコイルの巻終り線を係止部に係止した後ピン端子に 接続すると、コイルの巻終り線はコイル巻回部に巻回したコイルの出隅円弧部を 通り、コイルの外面に張り出さず、コイルを損傷することなく小型化が図れると いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の部分正面図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】この考案の一実施例の分解正面図である。
【図4】この考案の一実施例の縦断面図である。
【図5】図4のV−V断面図である。
【図6】従来例の正面図である。
【図7】従来例の側面図である。
【図8】従来例の下面図である。
【符号の説明】
10 ボビン 11 ピン端子 12 コイル巻回部 13 係止部 14 コイル 15 巻終り線 17,18 コア 19 ケース 20,21 鍔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 小川 明利 兵庫県姫路市西延末404−1 池田電機株 式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルを巻回するコイル巻回部の上下端
    に鍔を設け上端の鍔の出隅円弧部に係止部を形成しかつ
    下端の鍔に複数のピン端子を植設したボビンと、始端を
    前記ピン端子に接続して前記コイル巻回部に巻回し終端
    を前記係止部に係止した後前記ピン端子に接続したコイ
    ルと、前記ボビンに装着したコアと、前記ボビンならび
    に前記コアを覆う水平断面方形のケースとを備えた電磁
    装置。
JP1287793U 1993-03-22 1993-03-22 電磁装置 Withdrawn JPH0672226U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1287793U JPH0672226U (ja) 1993-03-22 1993-03-22 電磁装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1287793U JPH0672226U (ja) 1993-03-22 1993-03-22 電磁装置

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Publication Number Publication Date
JPH0672226U true JPH0672226U (ja) 1994-10-07

Family

ID=11817655

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1287793U Withdrawn JPH0672226U (ja) 1993-03-22 1993-03-22 電磁装置

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JP (1) JPH0672226U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8143758B2 (en) 2009-07-23 2012-03-27 Mitsubishi Electric Corporation Winding bobbin and rotating electric machine

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19970703