JPH0671841U - ドアの自動閉鎖機構 - Google Patents

ドアの自動閉鎖機構

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JPH0671841U
JPH0671841U JP1760693U JP1760693U JPH0671841U JP H0671841 U JPH0671841 U JP H0671841U JP 1760693 U JP1760693 U JP 1760693U JP 1760693 U JP1760693 U JP 1760693U JP H0671841 U JPH0671841 U JP H0671841U
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JP
Japan
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door
pin
spring body
closing mechanism
connecting member
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JP1760693U
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崇聡 首藤
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Asahi Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】ドア1の第2のピン7にスプリング体3の一端
に備えられた係合部13が係合され、このスプリング体
3のもう一端が第2の連結部25において連結部材5に
回動可能に連結されて、第1の連結部15においてドア
枠体2の第1のピン6に回動可能に取付けられた連結部
材を介して、スプリング体3が第1のピン6に連結され
たドアの自動閉鎖機構。 【効果】スプリング体をショーケース等のドアに取付け
る装着作業が従来より大幅に簡素化され、円滑かつ容易
となり、作業時間を大幅に短縮することができ、さらに
は作業人員を削減することができるドアの自動閉鎖機構
を得ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ショーケース等に使用するドアの自動閉鎖機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
ショーケース等に使用するドアの自動閉鎖機構において、開放状態にあるドア を確実かつ円滑に自動的に閉鎖することができ、またドアの閉鎖速度を確実にコ ントロールし、さらにはドアの閉鎖時におけるドアとフレームとの衝撃を従来品 に比べて大幅に緩和し、装置の耐久性を格段に上げる等を目的として、その自動 閉鎖機構にピストン−シリンダ型スプリングを使用することを、先に提案した( 特願平3−307065号)。
【0003】 しかし、ピストン−シリンダ型スプリングをドアに装着するためには、例えば ショーケース用の場合、そのスプリングの持つ20kgf以上の反発力に抗して ピストンをシリンダ内へ押込んだ状態としながら、スプリング両端のヒンジ金具 をそれぞれドアに設けたピンとドアを枢支するドア枠体フレームに設置されたピ ンとに接続しなければならず、またピストン−シリンダ型スプリング自体、その 外形が通常筒状でしかも別途把持部材を備えていない等のため、その装着作業を 人手で行うことはほぼ不可能であった。
【0004】 さらに、ピストン−シリンダ型スプリングがそのシリンダ部分に対してピスト ンのロッド部分が揺動する形式のものである場合には、上記作業を増々困難にす るのみでなく、その装着時にピストン−シリンダ型スプリングそれ自体が損傷、 破損する恐れもあった。そしてこれらの点は、程度の差はあれ、そのスプリング 体としてつる巻ばねなどを用いたものについても同様である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、従来技術が有していた上述の諸欠点を一挙に解消しようとす るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前述の問題を解決すべくなされたものであり、ドアがドア枠体にヒ ンジを介して開閉可能に枢支され、ドア枠体に備えられた第1のピンとドアに備 えられた第2のピンとの間にスプリング体が備えられて、これらのピン間に作用 するスプリング体の反発力によってドアをヒンジ中心に回動させて自動閉鎖する ように構成したドアの自動閉鎖機構であって、第1のピンとスプリング体とは連 結部材によって連結されていて、該連結部材は第1のピンとの第1の連結部にお いて第1のピンを中心に回動可能であり、また前記連結部材はそのもう一方の端 部においてスプリング体と連結部材との第2の連結部のまわりに回動可能である ことを特徴とするドアの自動閉鎖機構を提供するものである。
【0007】
【実施例】
以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
【0008】 図1は、本考案のドアの自動閉鎖機構の一例を示す要部正面図である。ドア枠 体2には第1のピン6が備えられていて、またドア1には第2のピン7が備えら れている。第2のピン7にはスプリング体3の一端に備えられた係合部13が係 合されていて、このスプリング体3のもう一端は連結部材5を介して第1のピン 6に連結される。連結部材5は第1の連結部15において第1のピン6に回動可 能に取付けられ、またもう一端の第2の連結部25においてスプリング体3に取 付けられている。
【0009】 図2は、図1のA−A線概略断面図であり(a)はスプリング体の装着後のド アの閉鎖状態を、(b)はスプリング体の装着前を示す。 ドアに備えられた第2のピン7にはスプリング体3の略U字状の係合部13が 係合され、もう一端は連結部材5の第2の連結部25において回動可能に取付け られている。連結部材5は、第1の連結部15においてドア枠体2に備えられた 第1のピン6にこの第1のピン6のまわりに回動可能に取付けられている。
【0010】 スプリング体3のピストンは、ドア1およびドア枠体2に装着されているとき には自由長より短く、伸びる方向への反発力すなわち突出力を持っている。ドア 1を開いた際にさらにピストンは縮められるため、この力がドア枠体2、ドア1 に取付けられたピン6、7等を介し、ヒンジ8の中心(ドアのヒンジ中心)に対 してモーメントを生み出し、ドア1の自動閉鎖の原動力となる。
【0011】 スプリング体、特にピストン−シリンダ型のスプリング体は、内部に空気その 他の作動用媒体が、所定の設計出力に応じて所要量充填されたうえでショーケー スに取付けられるものであり、取付け時のその長さはほぼ自由長となっている。 このことは、つるまきばねを作動用媒体としたものも自由長であることに関して 同様である。
【0012】 一方、ピストンの反発力は、ドア1を確実に閉鎖するために、例えば20〜3 0kgfといった大きな力で設計されており、また、ドア1に取付けられた第2 のピン7とドア枠体2取付けられた第2のピン6との間隔は、スプリング体3が 自由長となった長さと連結部材5の長さとを加えた長さよりも短いため、スプリ ング体3を取付けるためには、そのような大きな力に抗し、しかもその自由長よ り一旦10〜20mm程度縮めないとショーケース用ドア7に取付けることがで きない。
【0013】 そこで、本考案の構成によるスプリング体3の取付け作業は、自由長となって いるスプリング体3の一端を連結部材5に取付け、この連結部材5の他端をドア 枠体2に備えられた第1のピン6に取付ける。この際、連結部材5と第1のピン 6とはこのピン6のまわりに回動可能であり、また、スプリング体3と連結部材 5とはその連結部25において回動可能である。
【0014】 この後、スプリング体3に備えられた略U字状の係合部13を第2のピン7の 近傍に位置決めし、連結部材5の係り部35を押し込むようにして矢印の方向に 連結部25を回転させ、スプリング体3の係合部13を第2のピン7に係合させ る。
【0015】 この際、それぞれの部材に関する回動は、連結部材5の両端、すなわち第1、 第2の連結部15、25であり、このまわりに回動できることによって、例えば 汎用ドライバーの先端等を連結部材5の係り部35に差し込んで押し込むことに より、容易にスプリング体3をドア部分に取付けることができる。
【0016】 なお、ドア閉鎖時であっても自由長よりも短いスプリング体3の突出力によっ て連結部15、16が容易に回動して、ショーケース等の庫内側に連結部25が まわり込み、スプリング体3の係合部13がピン7から離脱し、スプリング体3 が脱落してしまうことを防止するために、ドア枠2には押え部材9が備えられる ことが好ましい。
【0017】
【考案の効果】
本考案のスプリング体によれば、スプリング体をショーケース等のドアに取付 ける装着作業が従来より大幅に簡素化され、円滑かつ容易となり、作業時間を大 幅に短縮することができ、さらには作業人員を削減することができるドアの自動 閉鎖機構を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のドアの自動閉鎖機構の一例を示す要部
正面図
【図2】図1のA−A線概略断面図
【符号の説明】
1:ドア 2:ドア枠 3:スプリング体 5:連結部材 6:第1のピン 7:第2のピン 13:係合部 15、25:連結部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドアがドア枠体にヒンジを介して開閉可能
    に枢支され、ドア枠体に備えられた第1のピンとドアに
    備えられた第2のピンとの間にスプリング体が備えられ
    て、これらのピン間に作用するスプリング体の反発力に
    よってドアをヒンジ中心に回動させて自動閉鎖するよう
    に構成したドアの自動閉鎖機構であって、第1のピンと
    スプリング体とは連結部材によって連結されていて、該
    連結部材は第1のピンとの第1の連結部において第1の
    ピンを中心に回動可能であり、また前記連結部材はその
    もう一方の端部においてスプリング体と連結部材との第
    2の連結部のまわりに回動可能であることを特徴とする
    ドアの自動閉鎖機構。
JP1993017606U 1993-03-16 1993-03-16 ドアの自動閉鎖機構 Expired - Lifetime JP2591454Y2 (ja)

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JPH0671841U true JPH0671841U (ja) 1994-10-07
JP2591454Y2 JP2591454Y2 (ja) 1999-03-03

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ID=11948550

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006115920A (ja) * 2004-10-19 2006-05-11 Asahi Glass Co Ltd ドア構造およびこれを用いた保冷ショーケース
US11284729B2 (en) 2017-01-24 2022-03-29 Sugatsune Kogyo Co., Ltd. Damper device set and cooling and/or freezing showcase

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JP4303093B2 (ja) * 2003-11-21 2009-07-29 松山株式会社 農作業機

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