JPH0423173Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0423173Y2
JPH0423173Y2 JP9589686U JP9589686U JPH0423173Y2 JP H0423173 Y2 JPH0423173 Y2 JP H0423173Y2 JP 9589686 U JP9589686 U JP 9589686U JP 9589686 U JP9589686 U JP 9589686U JP H0423173 Y2 JPH0423173 Y2 JP H0423173Y2
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JP
Japan
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door
fitting
holding
door opening
pin
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Expired
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JP9589686U
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JPS633775U (ja
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  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
  • Hinges (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、航空機などで用いられている扉の開
閉装置に関するものである。
(従来の技術) 従来の前記扉開閉装置は、第4図に示すように
扉aをヒンジ機構等(図示省略)によつて扉口に
開閉可能に装着するとともに、扉aにピンdなど
で取り付けられた支え棒bを扉口側に設けた穴c
に挿入して、扉aを開位置に保持する構造になつ
ており、また、扉の開度を制限するストツパー機
構(図示省略)が別に設けられている。
(考案が解決しようとする問題点) 従来の前記扉開閉装置は、支え棒の配置によつ
て扉口スペースが狭くなり同時に荷物出し入れな
どの邪魔になることがあり、また片手で扉を開き
他方の手で支え棒を操作することになつて荷物な
どを持つて扉を開位置に保持することが困難であ
るとともに、扉の開度制限のためのストツパー機
構を別に設けることが必要になるなどの問題点が
ある。
(問題点の解決手段) 本考案は、前記のような問題点に対処するため
の扉開閉装置であつて、扉口側ヒンジ金具と扉側
ヒンジ金具をヒンジ連結した扉の開閉装置におい
て、前記扉口側ヒンジ金具に枢着しスプリングで
扉開保持側に付勢された保持金具を設け、該保持
金具に設けた弧状溝と同弧状溝端部の係止溝部
に、前記扉側ヒンジ金具の端部に設けたピンを嵌
装してなる扉開保持機構を付設したことにより、
扉開閉用のヒンジ機構部に付設した簡単な機構の
扉開保持機構によつて扉の開度制限とともに自動
開保持を可能にし前記のような問題点を解消して
いる。
(作用) 扉を開側へ揺動させると、扉側ヒンジ金具のピ
ンが、扉口側ヒンジ金具に枢着されかつスプリン
グで扉保持側に付勢された保持金具の弧状溝に案
内されスプリングによる同保持金具の揺動により
係止溝部内に嵌入し、扉の開度が制限されるとと
もに自動的に同開位置に保持され、スプリングに
抗し保持金具を押すと、前記ピンが前記弧状溝内
へ入り扉を閉じることができる。
(実施例) 第1図ないし第3図に本考案の一実施例を示し
ており、扉口2の内側上部に固設された扉口側の
ヒンジ金具3に、扉1の内側上部に固設された扉
側のヒンジ金具4先端部をヒンジ軸5で枢着し
て、第2図に示すように扉1がヒンジ軸5を中心
にして開閉可能にヒンジ連結された扉の開閉装置
になつている。
さらに、扉口側の前記ヒンジ金具3の上端部に
保持金具6の上端部がボルト・ナツト7で揺動可
能に枢着され、同保持金具6はヒンジ金具3下部
との間に連結されたスプリング8で扉開保持側
(図示右側)へ引張り付勢されているとともに、
同保持金具6のほぼ全長にわたつて弧状溝9が設
けられ、さらに同弧状溝9の下端部に折曲状に連
設された係止溝部9aを設け、扉側の前記ヒンジ
金具4の上端部に固設したピン10を前記弧状溝
9内に移動可能に嵌装してなる扉開保持機構6,
…10を付設した構成になつている。
前記扉開保持機構6,…10についてさらに詳
述すると、弧状溝9は、ヒンジ軸5を中心とする
ピン10の回転軌跡Aに合致された円弧状に形成
され、係止溝部9aは、ボルト・ナツト7を中心
とする弧状溝9下端部中心の回転軌跡Bに合致す
るように、弧状溝9の下端部から鋭角に切り込ま
れて形成され、ピン10が弧状溝9の下端部に達
すると、保持金具6がスプリング8で図示左回転
されてピン10が自動的に係止溝部9aに嵌入
し、第3図に示すように扉1の開度が制限されか
つ下降つまり閉側への移動が阻止されて開位置に
保持される構成になつている。
本考案の実施例は、前記のような構成になつて
いるので、扉1を開側(図示右側)へ移動させる
と、扉側のヒンジ金具4に設けたピン10が保持
金具6に設けた弧状溝9に案内されて移動し、同
ピン10が弧状溝9の端部に達すると保持金具6
がスプリング8で揺動(図示左回転)し同ピン1
0が係止溝部9a内に嵌入されて(第3図参照)、
ピン10が弧状溝9の下端部に達して扉1の開度
が制限されるとともに、ピン10が係止溝部9a
に嵌入して扉1の下降つまり閉側への移動(図示
右回転)が阻止され、同扉1は開位置に自動的に
保持される。第3図のようになるとヒンジ軸5、
ボルト・ナツト7およびピン10が三角形の頂点
配置になつて保持される。
扉1を閉じる際は、第3図において保持金具6
を左側へ押すとピン10が弧状溝9の下端部へ移
動し、同ピン10が弧状溝9内で上昇可能になつ
て扉1が閉じられる。
(考案の効果) 本考案は、前述のような構成になつており、扉
を開側へ移動させると、扉側ヒンジ金具のピンが
保持金具の弧状溝に案内されスプリングによる同
保持金具の揺動により係止溝部内に嵌入し、扉の
開度が制限されるとともに自動的に同開位置に保
持され、スプリングに抗し保持金具を押すとピン
が弧状溝内に入り扉を閉じることができ、扉開閉
用のヒンジ機構に付設された簡単な機構の扉開保
持機構によつて扉の開度制限と開保持機能が得ら
れ、扉の開閉および開保持性能、操作性が著しく
向上されている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側視機構図、
第2図は第1図の扉開途中の側視機構図、第3図
は同じく扉全開状態の側視機構図、第4図は従来
例の機構図である。 1……扉、3……扉口側ヒンジ金具、4……扉
側ヒンジ金具、5……ヒンジ軸(ヒンジ連結)、
6……保持金具、7……ボルト・ナツト(枢着)、
9……弧状溝、9a……係止溝部、10……ピ
ン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 扉口側ヒンジ金具と扉側ヒンジ金具をヒンジ連
    結した扉の開閉装置において、前記扉口側ヒンジ
    金具に枢着しスプリングで扉開保持側に付勢され
    た保持金具を設け、該保持金具に設けた弧状溝と
    同弧状溝端部の係止溝部に、前記扉側ヒンジ金具
    の端部に設けたピンを嵌装してなる扉開保持機構
    を付設したことを特徴とする扉開閉装置。
JP9589686U 1986-06-25 1986-06-25 Expired JPH0423173Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9589686U JPH0423173Y2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9589686U JPH0423173Y2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS633775U JPS633775U (ja) 1988-01-11
JPH0423173Y2 true JPH0423173Y2 (ja) 1992-05-28

Family

ID=30961045

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JP9589686U Expired JPH0423173Y2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25

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JPS633775U (ja) 1988-01-11

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