JPH0646780Y2 - 扉開閉補助装置 - Google Patents

扉開閉補助装置

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JPH0646780Y2
JPH0646780Y2 JP1989013504U JP1350489U JPH0646780Y2 JP H0646780 Y2 JPH0646780 Y2 JP H0646780Y2 JP 1989013504 U JP1989013504 U JP 1989013504U JP 1350489 U JP1350489 U JP 1350489U JP H0646780 Y2 JPH0646780 Y2 JP H0646780Y2
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JP
Japan
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door
hinge
door opening
closing
pivot
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JPH02105078U (ja
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斉 小見山
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Gifu Auto Body Co Ltd
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Gifu Auto Body Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、トラックの荷台を構成するリヤゲート,サイ
ドゲート等の扉、すなわち、フレームにヒンジを介して
回動自在に取付けられて上方から下方に向けて回動して
開かれる扉の開閉作業を軽易かつ安全に行い得るように
補助するための扉開閉補助装置に関する。
〔従来技術〕
この種の扉開閉補助装置は、従来、種々なものが提案さ
れていて、その一つとして、トーションバーを用いた装
置が実公昭47−13924号公報にて提案されている。
しかして、同公報の装置は、棒ばねとして機能する中間
支承部とこれの両端に一体的に設けた一対の脚片とから
なり中間支承部にてヒンジとは別体の保持金具を用いて
扉に回動自在に支持されるトーションバーと、扉を支持
するフレームに取付けられて前記トーションバーの一方
の脚片を案内する案内部材を主要構成部材としていて、
扉の開放に伴って中間支承部に生じる捩れトルクの反力
によって扉が上方に回動付勢されるようになっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記した従来の扉開閉補助装置においては、当該装置が
ヒンジとは別個に構成されているため、部品数,組付性
及び取付スペース等に改良すべき問題がある。また、ト
ーションバーの他方の脚片を扉の外板(一般に金属板)
に当接係合させてトーションバーに生じる捩れトルクが
扉にて受承されるようにしてあるため、扉の外板が変形
する或いは外板の塗装が剥がれて発錆する等の問題もあ
る。
本考案は、上記した問題に対処すべくなされたものであ
り、ヒンジと一体的に構成できてコンパクトでしかも扉
の外板を全く損傷させることのない扉開閉補助装置を提
供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案においては、上方か
ら下方に向けて回動して開かれる扉をフレームにヒンジ
を介して回動自在に取付けてなる扉開閉装置に設けられ
て、前記扉を上方に向けて回動させるべく機能する扉開
閉補助装置を、前記扉に固着される前記ヒンジの回動片
に一体的に形成した筒部に回動自在に支持されて前記扉
の閉止状態にて前記扉の回動中心より上方に位置し基端
を前記ヒンジの枢軸に一体的に連結された棒ばねと、同
棒ばねの先端に一体的に設けられて前記扉の回動中心よ
り下方の前記フレームに設けたガイドに摺接係合し前記
棒ばねに捩れを付与するアームとを備える構成とした。
〔考案の作用効果〕
上記のように構成した本考案による扉開閉補助装置にお
いては、扉の開放に伴ってアームがガイドに摺接係合し
ながら移動して基端をヒンジの枢軸に一体的に連結され
る棒ばねに捩れを付与し、その捩れトルクの反力により
扉が上方に向けて回動付勢されるため、扉の開閉作業を
軽易かつ安全に行うことができる。
ところで、本考案による扉開閉補助装置においては、ヒ
ンジの回動片に一体的に形成した筒部に棒ばねを回動自
在に支持してヒンジの回動片自体を棒ばねの保持具とし
ても利用していて、当該装置をヒンジと一体的に構成し
ているため、別個に保持金具を用いる必要がなく、部品
数の減少を図って組付性を向上させることができるとと
もに取付スペースを小さくすることができる。
また、棒ばねの基端をヒンジの枢軸に一体的に連結する
構成を採用してヒンジにて棒ばねに生じる捩れトルクを
受承するようにしたため、トルク受部材を別途設ける必
要がなくてコンパクトに構成することができるととも
に、前記捩れトルクがヒンジの枢軸から回動片と固定片
に分散されて扉とフレームに伝わり、扉の外板を全く損
傷させることがない。
〔実施例〕
以下に、本考案の一実施例を図面に基いて説明する。
第1図及び第2図はトラックの荷台を構成するサイドゲ
ート(リヤゲートでもよい)10をフレーム20にヒンジ30
を介して回動自在に取付けてなる扉開閉装置に本考案に
よる扉開閉補助装置Aを実施した例を示していて、ヒン
ジ30はフレーム20に固着した固定片31とサイドゲート10
に固着した回動片32と固定片31及び回動片32を回動自在
に連結する枢軸33によって構成されている。
扉開閉補助装置Aはヒンジの枢軸33と一体的に形成され
た棒ばね41とアーム42によって構成されていて、棒ばね
41はヒンジの回動片32に一体的に形成した筒部32aに挿
通されて回動自在に支持されてサイドゲート10の閉止状
態にてサイドゲート10の回動中心(枢軸33)より上方に
位置し基端41aをヒンジの枢軸33に一体的に連結され、
またアーム42は棒ばね41に捩れを付与すべく棒ばね41の
先端41bに一体的に設けられてサイドゲート10の回動中
心より下方のフレーム20に設けたガイド21に摺接係合し
ている。
上記のように構成した本実施例においては、第3図〜第
6図にて示したように、サイドゲート10の開放に伴って
アーム42がガイド21に摺接係合しながら移動して棒ばね
41に捩れを付与し、その捩れトルクの反力によりサイド
ゲート10が上方に向けて回動付勢されるため、サイドゲ
ート10の開閉作業を軽易かつ安全に行うことができる。
なお、当該扉開閉補助装置Aによって得られるモーメン
トM1とサイドゲート10を開閉するに要するモーメントM2
の関係は第7図にて示したようになっており、かかる関
係は棒ばね41のばね定数やガイド21の取付位置(第3図
に示したアーム長Lが決定される),形状等を変えるこ
とにより適宜変更することが可能である。
ところで、本実施例の扉開閉補助装置Aにおいては、ヒ
ンジの回動片32に一体的に形成した筒部32aに棒ばね41
を回動自在に支持してヒンジの回動片32自体を棒ばね41
の保持具としても利用していて、当該装置Aをヒンジ30
と一体的に構成しているため、別個に保持金具を用いる
必要がなく、部品数の減少を図って組付性を向上させる
ことができるとともに取付スペースを小さくすることが
できる。
また、棒ばね41の基端41aをヒンジの枢軸33に一体的に
連結する構成を採用してヒンジ30にて棒ばね41に生じる
捩れトルクを受承するようにしたため、トルク受部材を
別途設ける必要がなくてコンパクトに構成することがで
きるとともに、前記捩れトルクがヒンジの枢軸33から回
動片32と固定片31に分散されてサイドゲート10とフレー
ム20に伝わり、サイドゲート10の外板を全く損傷させる
ことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図は第1
図に示したヒンジと本考案による扉開閉補助装置を示す
斜視図、第3図〜第6図は第1図に示した実施例の作動
説明図、第7図は第1図のサイドゲートに作用するモー
メントの関係を示す線図である。 符号の説明 10……サイドゲート(扉)、20……フレーム、21……ガ
イド、30……ヒンジ、31……固定片、32……回動片、33
……枢軸、41……棒ばね、41a……基端、41b……先端、
42……アーム、A……扉開閉補助装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上方から下方に向けて回動して開かれる扉
    をフレームにヒンジを介して回動自在に取付けてなる扉
    開閉装置に設けられて、前記扉を上方に向けて回動させ
    るべく機能する扉開閉補助装置であり、前記扉に固着さ
    れる前記ヒンジの回動片に一体的に形成した筒部に回動
    自在に支持されて前記扉の閉止状態にて前記扉の回動中
    心より上方に位置し基端を前記ヒンジの枢軸に一体的に
    連結された棒ばねと、同棒ばねの先端に一体的に設けら
    れて前記扉の回動中心より下方の前記フレームに設けた
    ガイドに摺接係合し前記棒ばねに捩れを付与するアーム
    とを備えていることを特徴とする扉開閉補助装置。
JP1989013504U 1989-02-07 1989-02-07 扉開閉補助装置 Expired - Fee Related JPH0646780Y2 (ja)

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JPH02105078U JPH02105078U (ja) 1990-08-21
JPH0646780Y2 true JPH0646780Y2 (ja) 1994-11-30

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ID=31223863

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4713924U (ja) * 1971-03-12 1972-10-18
JPS54134415U (ja) * 1978-03-09 1979-09-18

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02105078U (ja) 1990-08-21

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