JPH067119A - 食肉を焼く時の調理方法 - Google Patents

食肉を焼く時の調理方法

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JPH067119A
JPH067119A JP4206921A JP20692192A JPH067119A JP H067119 A JPH067119 A JP H067119A JP 4206921 A JP4206921 A JP 4206921A JP 20692192 A JP20692192 A JP 20692192A JP H067119 A JPH067119 A JP H067119A
Authority
JP
Japan
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meat
derived peptide
cooking method
sardine
grilled
Prior art date
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Pending
Application number
JP4206921A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Tomita
捷治 冨田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CHIBA SANCHIYOKU SERVICE KK
Original Assignee
CHIBA SANCHIYOKU SERVICE KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、牛肉、豚肉、鳥肉のような食肉を焼
いて調理したときに、保水性のある、ふっくらとした、
かつジューシーな仕上がりの、かつ好ましくない肉臭が
マスクされた美味なる焼肉を得る。 【構成】本発明は、食肉を焼いて調理する際に、粉末も
しくは液状のイワシ筋肉由来ペプチドを、食肉の重量に
対して、0.5wt%〜20wt%添加して焼くことを
特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はステーキのように、食肉
を焼いて調理する場合の調理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、牛肉、豚肉、鳥肉のような食肉
を焼いて食べる場合は、ステーキのようにフライパンで
焼いたり、加熱源の上に直接網を敷いて焼いたり、串焼
きにしたりすることが行なわれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようにし
て焼かれたステーキやその他の食肉は、肉の種類、肉質
はもちろん使用する調味料によって味が異なるものの、
焼いた後は総じて肉が硬くなり、好ましくない肉臭もあ
って、美味な焼肉が容易に得られないという問題を有す
る。したがつて、例えば美味しいステーキを食べようと
すれば、高級な、しかも高度に熟練した調理人の居る店
に行かねばならず、誰もが、いつ、何処ででも簡単に美
味しいステーキを食べることは出来ないというのが実状
である。
【0004】本発明は、高度な熟練を要さずに、誰でも
簡単に美味しいステーキやその他の焼肉が食べられるよ
うにした食肉の調理方法を提供するのを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明をなすにあたって
は、種々実験の結果、イワシの発酵液から精製されるイ
ワシ筋肉由来ペプチドを、ステーキのような食肉を焼く
際に適当量添加すると、焼いた後でも肉が柔らかく、保
水性があって、ふっくらとしたかつジューシーで極めて
美味な焼肉が得られることを発見した。そこで本発明で
は、ステーキのように、食肉を焼いて調理する際に、粉
末もしくは液状のイワシ筋肉由来ペプチドを食肉の重量
に対して、0.5wt%〜20wt%添加して焼くよう
にしたものである。添加する方法としては、肉にふりか
けたり、付着させたり、塗布したり、或いはイワシ筋肉
由来ペプチドの水溶液やイワシ筋肉由来ペプチドを含有
する調味料に予め漬け込んでおいてから焼くなど、適宜
の手段を採用することが出来る。
【0006】なお、食肉を焼いて調理する際に、粉末も
しくは液状のイワシ筋肉由来ペプチドを、食肉の重量に
対して0.5wt%〜20wt%としたのは、0.5w
t%末満であると、肉が硬く、保水性も低下し、乾燥し
たような状態となって味がよくないこと、20wt%を
越えるとふっくらとした状態で厚みを保ち、ジューシー
な仕上がりにはなるが、コストアップになることと、逆
にイワシの匂いや臭みが生じ、焼肉本来の味をマスクし
てしまうこと、更に塩分が増加して健康によくないこと
による。
【0007】
【作用】本発明の食肉を焼く時の調理方法によれば、イ
ワシの発酵液から精製した粉末もしくは液状のイワシ筋
肉由来ペプチドを添加することにより、保水性が向上
し、焼いてもふっくらとして肉は柔らかく、好ましくな
い肉臭をマスクすると共に、汁気を含んだジューシーな
仕上がりの美味なるものが得られる。しかもイワシ筋肉
由来ペプチドはその成分としてイワシ本来のカルシウム
を含み、人間の各種臓器や健康維持に良いとされ、かつ
血管拡張作用による血圧降下をもたらすとされているの
で健康にもよいという作用がある。
【0008】
【実施例1】ステーキを焼く際に、厚み10mm×短径
80mm×長径200mm、重量が300gの牛肉に、
イワシ筋肉由来ペプチドの粉末を、肉の表と裏面両側に
合わせて2wt%(10g)になるよう、ふりかけによ
る添加方法で焼いてみたところ、ふっくらとした、肉の
極めて柔らかい、汁気たっぷりのジューシーでかつ好ま
しくない肉臭がマスクされた極めて美味なるステーキが
得られた。
【0009】なお、前記実施例では、肉の原料として、
牛肉のステーキの例について述べたが、豚肉、烏肉など
他の食肉を焼く場合でも同様である。
【0010】
【実施例2】重量が100gの烏の腿肉を焼く際に、イ
ワシ筋肉由来ペプチド10wt%の水溶液に約10時間
漬け込んでおいてから焼いてみたところ、保水性がある
ので、ふっくらとした、肉の極めて柔らかい、汁気たっ
ぷりのジューシーで、かつ好ましくない肉臭がマスクさ
れた極めて美味なる焼鳥が得られた。
【0011】なお、前記実施例では、肉の原料として、
烏肉を用いた例について述べたが、豚肉、牛肉など他の
食肉を焼く場合でも同様である。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、保水性が向上するの
で、焼いても、ふっくらとした、肉の極めて柔らかい、
しかも汁気たっぷりの、ジューシーでかつ好ましくない
肉臭がマスクされた極めて美味なステーキ、その他の焼
肉が得られる。
【0013】更に、本発明による焼肉は、カルシウムを
含み、かつ人間の各種臓器や健康維持に良いとされ、か
つ血管拡張作用による血圧降下をもたらすとされるイワ
シ筋肉由来ペプチドを添加してあるので、健康に良いと
いう効果がある。しかも肉類と一緒にカルシウム、タン
パク質も同時に摂取出来るから健康に対する効果が助長
される。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】食肉を焼いて調理する際に、粉末もしくは
    液状のイワシ筋肉由来ペプチドを、食肉の重量に対し
    て、0.5wt%〜20wt%添加して焼くことを特徴
    とする食肉を焼く時の調理方法。
JP4206921A 1992-06-25 1992-06-25 食肉を焼く時の調理方法 Pending JPH067119A (ja)

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JP4206921A JPH067119A (ja) 1992-06-25 1992-06-25 食肉を焼く時の調理方法

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JPH067119A true JPH067119A (ja) 1994-01-18

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JP (1) JPH067119A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006500072A (ja) * 2002-09-24 2006-01-05 プロテウス・インダストリーズ・インコーポレーテッド 食品産物および調理済み食品における水分を保持するための方法
US7896552B2 (en) 2005-03-18 2011-03-01 Johannes Heidenhain Gmbh Rotary encoder

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006500072A (ja) * 2002-09-24 2006-01-05 プロテウス・インダストリーズ・インコーポレーテッド 食品産物および調理済み食品における水分を保持するための方法
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