JPH0671178A - ハロゲンニトロ芳香族化合物の選択的水素化のための担体付変性貴金属触媒およびその製造方法 - Google Patents

ハロゲンニトロ芳香族化合物の選択的水素化のための担体付変性貴金属触媒およびその製造方法

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JPH0671178A
JPH0671178A JP5137496A JP13749693A JPH0671178A JP H0671178 A JPH0671178 A JP H0671178A JP 5137496 A JP5137496 A JP 5137496A JP 13749693 A JP13749693 A JP 13749693A JP H0671178 A JPH0671178 A JP H0671178A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 僅かな貴金属消費量および改善された活性お
よび選択率によりすぐれている、ハロゲンニトロ芳香族
化合物を芳香族ハロゲンアミノに選択的に水素化するた
めの担体付変性貴金属触媒を得る。 【構成】 この触媒は担体が活性炭からなり、活性成分
は銅で変性された白金である。白金は活性炭担体に対し
て0.1〜5.0重量%の量で存在し、白金と銅との重量
比は5:1〜20:1である。この触媒の製造の際に
は、活性炭水懸濁液に白金および銅をその水溶性化合物
の溶液の形で添加し、上記懸濁液と溶液とを一緒に撹拌
下70〜100℃に加熱し、塩基の添加により難溶性化
合物の形で沈殿させ、還元剤の添加により還元する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハロゲンニトロ芳香族
化合物を芳香族ハロゲンアミンに水素化するための、良
好な活性、選択率および収率を有する、微細な炭素担体
上の重金属により変性された貴金属触媒に関する。
【0002】
【従来の技術】芳香族ハロゲンアミンは、医薬、染料、
殺虫剤および除草剤の生産のための重要な原料である。
このものは、たとえば相応するハロゲンニトロ芳香族化
合物から接触水素化によって製造される。水素化は、通
常固体のハロゲンニトロ芳香族化合物を液相に移すため
の溶媒の使用下に行なわれる。典型的な水素化条件は、
25〜250℃の反応温度および1〜350バールの水
素圧である。
【0003】接触水素化の場合、ニトロ基がアミノ基に
還元されるだけでなく、ハロゲン原子も水素原子によっ
て置換され、相応するハロゲン酸が生成するという問題
が起きる。生成した反応器中に腐食を生じ、従ってニト
ロ基のみを水素化する、できるだけ選択性の触媒の使用
によってさけねばならない。
【0004】過去において、選択率を改善するためにな
お適当な添加物によって変性した担体付貴金属触媒の使
用により脱ハロゲン化をさけることが試みられた。
【0005】適当な担体として、カーボンブラック、殊
にアセチレンブラックおよび活性炭が公知となってい
る。貴金属成分としてはおもに白金が使用される。パラ
ジウムは実際に白金よりも良好な活性を有するが、より
小さい選択率を有する。選択率は、触媒を硫黄または重
金属で変性することによって改善することができる。
【0006】サレク等(A.Salek,J.M.Be
rak,S.Tobola,W.Ormaniec,
A.Teichert:Przemysl Chemi
czny、第58巻(1979年)8版;第425頁〜
第427頁)は、3,4−ジクロロニトロベンゼンの水
素化におけるPt/アセチレンブラック触媒の活性およ
び選択率を改善するための実験に関して報告している。
彼等は、触媒の活性炭含量が担体の重量に対して少なく
とも5重量%であり、反応混合物にアニリン15重量%
を添加し、かつ触媒がなお銅0.25〜1%(白金と銅を
同時に沈殿させる)によって変性する場合に、良好な活
性および選択率を得ることができるという結論に達し
た。銅による触媒の変性は銅含量の増加により、水相中
の塩化物イオンの濃度の差当り急速な減少および極めて
緩慢な活性の悪化を惹起する。銅0.25重量%では塩
化物含量はなお2重量%以上であり、銅0.5重量%以
上ではじめて塩化物含量は、0.5重量%以下に低下す
る。鉄による触媒の変性は選択率を悪化する。
【0007】サレク(Salek)等はその触媒の製造
に関する正確な記載をしていない。カーボンブラック担
体上での金属成分の沈殿は金属塩の溶液からNaHCO
3溶液で金属水酸化物を沈殿させることによって行なわ
れた。この方法における温度の記載はなされていない。
触媒は明らかに、あらかじめ還元せずに水素化に使用さ
れた。
【0008】一般に、カーボンブラック担体を基礎とす
る触媒の工業的使用は湿式化学的触媒製造の間ないしは
方法に使用する間の濾過の問題のため不適当である。
【0009】ドイツ国特許出願公開第2042368号
明細書には、鉛、ビスマスまたは銀で変性されたPt/
c触媒が記載されている。触媒の最適白金含量として5
重量%が記載されている。未変性触媒は、2,5−ジク
ロルニトロベンゼンの水素化の際に、塩素の完全な脱離
を生じる。銅5重量による変性は、サレク等の研究とは
異なり、相変らず75%の塩素脱離を生じ、これは恐ら
く、ドイツ国特許出願公開第2042368号に塩素脱
離を阻止するためにアニリンを使用しないことに帰する
ことができる。鉛、ビスマスまたは銀5重量%の添加で
はじめて、塩素脱離は1%以下に減少した。
【0010】英国特許出願第2024643号は、活性
を改善するためおよび脱ハロゲン化およびヒドロキシル
アミン生成の減少のために鉄で変性した、アセチレンブ
ラックを有する白金触媒を記載している。担体材料の最
適白金含量は5重量%であり、鉄対白金のモル比には
2:1〜16:1の範囲が記載され、これは約1:2〜
4:1の重量比に一致する。上記英国特許出願において
は、カーボンブラック担体に僅かな多孔性およびそれか
ら300m2/gよりも小さい比較的小さい比表面積が
求められる。実施例では、僅か35m2/gを有するカ
ーボンブラック担体が使用される。この担体粒子の70
%は、1μm以下の粒度を有する。触媒の良好な活性
は、上記英国特許出願によれば細粒状の非多孔性カーボ
ンブラック粒子上の触媒活性成分白金および鉄の最適な
微細沈殿物によって得られる。このためには、白金およ
び鉄を差当り酸化物、水酸化物または炭酸塩として温度
約90℃で、金属成分の塩の水溶液から、カーボンブラ
ックの懸濁液中で沈殿させ、引き続き室温でホルムアル
デヒドで還元することが必要である。
【0011】カーボンブラック粒子上への白金および鉄
の最適分配のためには、還元を室温で実施するのが極め
て重要である。90℃での還元は著しく悪い結果を与え
る。
【0012】上記英国特許出願には、表面積の大きい担
体材料を用いる比較実験も記載されている。500m2
/gの比表面積を有する活性炭(対照Fの担体)および
1050m2/gのカーボンブラック担体(対照Gの担
体)が使用されている。活性炭粒子の70%は30μm
以下の粒度を有し、カーボンブラック担体粒子の70%
は10μmよりも大きかった。活性炭の触媒は低い活性
を有し、表面積の小さいカーボンブラック担体を使用す
る場合の84分に対し133分の水素化時間を生じた。
【0013】表面積の大きいカーボンブラック担体での
水素化は、むしろ強すぎる酸生成のため130分後に中
断しなければならなかった。Chem.Ing.Tec
h.第60巻(1988年)4号、第297頁〜第29
8頁においてストルツ(J.Strutz)およびホッ
プ(E.Hopf)の論文“ニトロベンゾール類の水素
化用白金触媒(Platin Katalysator
en Fuer dei Hyarierung vo
n Nitrobenzelen”およびChemie
−Technik,第18巻(1989年)5号、第4
0頁〜第44頁におけるアンダーソン(J.B.F.A
nderson)の論文“新しい白金触媒を用いる選択
的水素化(Selektive Hydrierung
mitneuen Platinkatalysat
orew)”は、活性炭担体上の純白金水素化触媒を記
載している。アンダーソン(J.B.F.Anders
on)等は、その触媒を用い1%の白金含量で良好な選
択率を達成したが、その際得られた収率は記載していな
い。ストルツ(J.Strutz)およびホップ(E.
Hopf)も同様に、1%の白金含量を有する触媒につ
いて報告している。しかし、それによって得られた収率
は不十分である。
【0014】ハロゲンニトロ芳香族化合物を芳香族ハロ
ゲンアミンに水素化するための先行技術による上述した
触媒は不十分である。該触媒は一部は非常に高い貴金属
使用量で作用し、その選択性および収率は十分ではな
い。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題
は、先行技術からの触媒に比して僅かな貴金属必要量お
よび改善された活性および選択率によってすぐれてい
る、ハロゲンニトロ芳香族化合物を芳香族ハロゲンアミ
ンに水素化するための触媒を提供することである。本発
明のもう1つの課題は、この触媒の製造方法を対象とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の課題は、
炭素からなる担体、活性成分としての白金金属および変
性剤としての銅を含有する、ハロゲンニトロ芳香族化合
物を芳香族ハロゲンアミンに選択的に水素化するための
担体付変性貴金属触媒によって解決される。この触媒
は、担体が活性炭からなり、白金が活性炭担体に対して
0.1〜5.0重量%、とくに0.5〜3.5重量%の量で
存在し、白金と同時に存在する銅との間の重量比が5:
1〜20:1、とくに10:1〜であり、かつ白金およ
び銅が活性炭上に細かく分配して存在することを特徴と
する。
【0017】この触媒は、活性炭の平均粒径が15〜3
0μmであり、その比表面積が500m2/gよりも大
きく、その全細孔容積が0.5ml/gよりも大きい場
合に、とくに有利な性質を有する。
【0018】本発明の第2の課題は、水に懸濁させた担
体材料を触媒活性の貴金属成分および変性金属の化合物
で、これらの化合物をその易溶性化合物の水溶液から沈
殿させることにより含浸し、還元し、完成した触媒を濾
過し、洗浄する、担体付貴金属触媒の製造方法によって
解決される。この方法は、水懸濁液が請求項2による触
媒担体としての活性炭5〜30重量%を含有し、貴金属
成分が白金であり、変性金属が銅であり、双方が懸濁液
に、水溶性白金化合物、とくにヘキサクロロ白金酸、お
よび水溶性銅塩、とくに酢酸銅の水溶液の形で添加し、
その際溶液の白金金属含量は、活性炭使用量に対する所
望の含量に応じて定められており、懸濁液は水溶性白金
化合物および銅化合物からの溶液と一緒に撹拌下に70
〜100℃に加熱し、その後に白金および銅を同時に、
たとえば炭酸ナトリウムまたはカセイソーダのような塩
基の添加によりその難溶性化合物の形で活性炭上に沈殿
させ、引き続き不変の温度においてヒドラジン、ギ酸ナ
トリウム、ナトリウムボラナートまたはホルムアルデヒ
ドのような還元剤、とくにホルムアルデヒドの添加によ
り還元することを特徴とする。
【0019】本発明による触媒は、先行技術からの触媒
と同様良好な水素化活性を有するが、たんに0.1〜5.
0重量%、とくに0.5〜3.5重量%の僅かな貴金属使
用量によりすぐれている。この触媒の選択率は、先行技
術に比して、少量の銅の添加により改善されている。白
金対銅の重量比は、5:1〜20:1であってもよく、
とくに10:1である。担体に対する白金の含量が1%
の場合、これは銅0.1重量%に一致する。
【0020】本発明による触媒のすぐれた性質は、活性
炭担体とそれに対する白金および銅の適当な含量との組
合せによる。適当な活性炭担体はドイツ国特許第382
3301号に記載されている。該担体はBET表面積>
500m2/g、全細孔容積>0.5ml/gおよび灰分
<5重量%を有する。その平均粒度は15〜30μmで
ある。
【0021】本発明による製造方法は、水溶性の白金化
合物、とくにヘキサクロロ白金酸および酢酸銅、塩化
銅、硝酸銅および硫酸銅のような銅塩を使用する。酢酸
銅の使用がとくに有利である。白金および銅は溶液から
塩基の添加により水酸化物型化合物として析出させ、担
体上に沈殿させる。活性炭の心全体にわたる最適の金属
分散に重要なのは、沈殿およびそれに続く水酸化物型化
合物の還元を70〜100℃の温度範囲内で実施するこ
とである。この高めた温度範囲内では、白金および銅が
微細に分配した形で還元されて活性炭上に存在する触媒
が生成する。
【0022】金属化合物での活性炭の含浸は、上述した
ように、双方の金属成分を溶液から同時に沈殿させるこ
とによって行なうかまたは順次に行なうことができる。
別個に沈殿させる場合には、活性炭を差当り白金で含浸
し、第2工程において銅で含浸する。
【0023】
【実施例】本発明を若干の実施例につき説明する。例1
は本発明による触媒および先行技術からの比較触媒の製
造を記載する。例2〜4においては、これらの触媒を、
断熱高圧試験、等温高圧試験および低圧試験において活
性および選択率につき調べ、互いに比較した。例5にお
いては、硫黄変性の標準触媒および本発明による触媒を
用いる多サイクル水素化を、触媒の長時間安定性を比較
するために実施した。実施例の結果は第1表〜第5表に
記載され、唯1つの図面に示されている。
【0024】例1:触媒の製造 すべての触媒に対し、担体として次の材料データを有す
る活性炭を使用した: 材料活性炭 比表面積BET:1000m2/g(ASTM−D−3
663) 全細孔容積 :1.01ml/g(ASTM−D−4
284) 見かけ密度 :210g/l 平均粒度 :24.0μm(ASTM−D−446
4) A) 本発明による触媒の製造 白金含量1%および銅0.1重量%を有する本発明によ
る触媒を製造するために、活性炭100gを蒸留水に撹
拌速度300r.p.mで混入した。この懸濁液に、ヘキ
サクロロ白金酸6水和物2.5g(Pt 1gに相当)
および酢酸銅1水和物0.316g(Cu 0.1gに相
当)を加え、引き続き懸濁液を80℃に加熱した。次い
で、水酸化物を沈殿させるためにカセイソーダを不断の
撹拌下に供給した。最後に、金属化合物を還元するため
に、37%のホルムアルデヒド溶液0.3mlを添加し
た。還元の間も、懸濁液の温度は80℃に一定に保っ
た。還元後、触媒を吸引濾過器で濾過し、蒸留水で洗浄
した。触媒を湿潤状態で水素化に使用した。異なる白金
および銅含量を有する本発明による触媒は、ヘキサクロ
ロ白金酸、酢酸銅およびカセイソーダの量を相応に倍増
することによって製造した。
【0025】B) 比較触媒の製造 本発明による触媒と比較するために、純白金/活性炭触
媒および硫黄変性の白金/活性炭触媒を製造した。製造
はA)に記載したと同様に行なった。しかし、酢酸銅は
添加しなかった。硫黄による変性は、ドイツ国特許第2
150220号に記載された方法により実施した。
【0026】第1表は、例2〜例5の比較実験のために
製造した、すべての触媒を掲載する。本発明による触媒
は、文字Kおよび連続番号で表示されている。触媒K1
〜K4は、触媒担体に対する白金含量の大きさが異なる
ことによって相違する。白金と銅との間の重量比はそれ
ぞれ10:1である。先行技術からの比較触媒VK1.
1,VK3.1,VK4.1は触媒K1,K3およびK4
に相当するが、銅で変性されていない。これに反して、
比較触媒VK1.2,VK3.2およびVK4.2は先行
技術により硫黄で変性されていた(硫化)。
【0027】白金対銅の重量比の影響を調べるために、
触媒K5〜K11は、1%の不変の白金含量において
0.01%〜0.15%の異なる銅含量を用いて製造し
た。
【0028】 第1表:触 媒 触 媒 担体に対する含量 Pt Cu S 触 媒 K 1 1 % 0.1 % − 触 媒 K 2 2 % 0.2 % − 触 媒 K 3 3 % 0.3 % − 触 媒 K 4 5 % 0.5 % − 比較触媒 VK1.1 1 % − − 比較触媒 VK3.1 3 % − − 比較触媒 VK4.1 5 & − − 比較触媒 VK1.2 1 % − 硫化 比較触媒 VK3.2 3 % − 硫化 比較触媒 VK4.2 5 % − 硫化 触 媒 K 5 1 % 0.01% − 触 媒 K 6 1 % 0.05% − 触 媒 K 7 1 % 0.06% − 触 媒 K 8 1 % 0.07% − 触 媒 K 9 1 % 0.08% − 触 媒 K10 1 % 0.10% − 触 媒 K11 1 % 0.15% − 例2 種々の触媒を用いる3,4−ジクロロニトロベン
ゼンの断熱高圧水素化 水素化は、500mlのハステロイ製オートクレーブ中
で実施した。3,4−ジクロロニトロベンゼン75g
(トルオール125mlに溶かして)および触媒0.3
75g(乾燥物質)(ジクロロニトロベンゼンに対して
触媒0.5重量%に相当)を使用した。
【0029】乾燥物質0.375gの触媒量は白金1%
の含量を有する触媒の場合に使用した。白金3%ないし
は5%の含量を有する触媒の場合には、それぞれ上記量
の1/3ないしは1/5のみを使用した。
【0030】 第2表:3,4−ジクロロニトロベンゼンの断熱高圧水素化 触媒 担体に対する含量 t Tmax ガスクロマトグラフィー Pt Cu [重量%] [重量%] [min] [℃] DCA DCNB Dehalo K 1 1 0.1 6.0 106.0 100 0 0 K 3 3 0.3 14.5 78.0 100 0 0 K 4 5 0.5 30.0 62.0 100 0 0 VK1.1 1 - 3.0 127.0 99.1 0 0.9 VK3.1 3 - 7.0 89.0 99.4 0 0.6 VK4.1 5 - 13.0 78.5 99.5 0 0.5 VK1.2 1 硫化 6.0 100.0 100 0 0 VK3.2 3 硫化 20.5 71.0 100 0 0 VK4.2 5 硫化 34.5 60.5 100 0 0 DCNB=3,4−ジクロロニトロベンゼン(エダク
ト) DCA=3,4−ジクロロアニリン(生成物) Dehalo=脱ハロゲン化生成物 t=最高値に到達するまでの反応時間 Tmax=最高温度 水素化実験の場合、水素圧は60バール、開始温度は4
0℃であり、水素化の間反応混合物は絶えず撹拌し、温
度および水素消費量を測定した。
【0031】ジクロロニトロベンゼンの水素化は発現反
応である。従って、遊離する熱量によって反応混合物の
温度は数分内に最高値に上昇し、次いで徐々に冷却し
た。
【0032】最高温度に達するまでの時間は“反応時
間”tとして第2表に最高温度Tmaxと一緒に記載さ
れている。それぞれ1時間後に、反応混合物をガスクロ
マトグラフィーにより調べた。
【0033】第2表は、すべての実験において1時間の
反応時間後に反応混合物中に、エダクトとして使用した
3,4−ジクロロニトロベンゼン(DCNB)はもはや
検出できなかったことを示す。本発明による銅変性触媒
K1,K3およびK4においては脱ハロゲン化生成物
(Dehalo)は検出できないが、未変性の比較触媒
VK1.1,VK3.1およびVK4.1は実際に高い活
性を有するが、脱ハロゲン化生成物を生成し、それによ
り本発明による触媒よりも劣る選択率を有する。
【0034】硫黄変性の比較触媒は、記載の実験条件下
で、本発明による触媒と類似の活性を有し、同様に脱ハ
ロゲン化生成物を生成しない。しかし、例5が示すよう
に、その長時間安定性は本発明による触媒の安定性より
も著しく劣る。
【0035】例3 3,4−ジクロロニトロベンゼンの
等温高圧水素化 等温高圧水素化は、内容1lを有するV4A鋼製オート
クレーブ中で実施した。本発明による触媒K1,K2お
よびK3および比較触媒VK2.1、硫黄変性の標準触
媒を使用した。
【0036】等温水素化には次の実験条件を選択した: 秤取量:3,4−DCNB(3,4−ジクロロニトロベンゼン) 100g トルエン 520g 触 媒(乾燥物質) 0.2% (DCNBに対して) 温 度:T=100℃ H2圧 :p=60バール 撹拌機回転数:n=1150r.p.m 反応混合物の所望生成物3,4−ジクロロアニリン
(3,4−DCA)の含量を、規則的間隔で調べた。結
果は第3表にまとめられている。すべての触媒は、10
0%の選択率を有する、つまり完全な水素化後に脱ハロ
ゲン化生成物は検出することができなかった。しかし、
本発明による銅変性白金触媒は、硫黄変性の標準触媒V
K1.2よりも高い活性を示した。
【0037】 第3表:3,4−ジクロロニトロベンゼンの等温高圧水素化 触媒 担体に対する含量 水素化時間[min] Pt Cu 20 40 60 90 120 140 [重量%][重量%] VK1.2 1 硫化 34.2 52.0 61.1 77.7 91.4 96.9 K 1 1 0.1 45.2 62.5 81.2 97.8 100 - K 2 2 0.2 56.0 86.6 99.3 100 - - K 3 3 0.3 88.1 99.1 99.3 - - - (3,4−DCA %で記載) 例4:3,4−ジクロロニトロベンゼンの低圧水素化 低圧水素化はガラス容器中で実施し、該容器中へ大気圧
下に反応混合物を注入し、数分圧の水素ガスを送入し
た。実験条件は次のとおりであった: 秤取量:3,4−ジクロロニトロベンゼン 10g (3,4−DCNB) エタノール 110ml 触媒(乾燥物質) 500mg 温 度:T=40℃ H2分圧:p=10mバール 撹拌機回転数:n=2000r.p.m 低圧水素化には、異なる白金・銅の割合を有する本発明
による触媒K5〜K11を使用した。結果は第4表に掲
載されている。第4表は、反応時間RZのほかに、この
時間内の水素消費量および生成物混合物のガスクロマト
グラフィー分析を含有する。この場合、反応時間RZ
は、水素消費量が10ml/minに低下するまでの時
間である。
【0038】第4表は、反応時間は銅含量の増加と共に
増加する、つまり触媒の活性が減少することを示す。し
かし、同時に脱ハロゲン化生成物の含分は低下し、白金
/銅の割合10:1では完全に消失することを示す。
【0039】図1はこの関係をもう一度グラフで明瞭に
し、本発明による触媒組成物の卓越性を示す。
【0040】 第4表:3,4−ジクロロニトロベンゼンの低圧水素化 触媒 担体に対する含量 RZ H2-消費量 ガスクロマトグラフィー[%] Pt Cu [min] [ml] DCA Dehalo [%] [%] K 5 1 0.01 22.2 2750 97.3 2.7 K 6 1 0.05 22.9 2760 98.8 1.2 K 7 1 0.06 24.5 2680 99.0 1.0 K 8 1 0.07 26.4 2670 99.6 0.4 K 9 1 0.08 27.2 2650 99.5 0.5 K10 1 0.10 31.0 2590 100.0 0.0 K11 1 0.15 42.8 2350 100.0 0.0 DCA:3,4−ジクロロアニリン、 Dehalo:脱ハロゲン化生成物 RZ:水素消費量が10ml/minに低下するまでの
反応時間 例5:3,4−ジクロロニトロベンゼンの断熱多サイク
ル水素化 水素化は、500mlのハステロイ製オートクレーブ中
で実施した。この場合に使用したオートクレーブは、例
2におけるオートクレーブとはその撹拌特性および熱導
出性によって相違する。本発明による触媒K1および硫
黄変性の比較触媒VK1.2を使用した。実験条件およ
び使用量は、例2に記載したものに一致する。長時間安
定性を調べるために、各触媒試料を用いて3,4−ジク
ロロニトロベンゼンの幾つかのバッチを水素化した。こ
のために、触媒を各水素化後に生成物から濾別し、次の
水素化に再使用した。
【0041】第5表の結果は、本発明による触媒が標準
触媒に比して良好な活性(短かい水素化時間)および均
一に高い選択率を有することを示す。両種の触媒の間の
収率における相違はとくに顕著である。本発明による触
媒は3番目の水素化サイクルにおいてなお91.4%の
収率を生じるが、標準触媒使用の際の収率は3番目の水
素化の際既に54%に低下した。
【0042】 第5表:3,4−ジクロロニトロベンゼンの多サイクル水素化 触 媒 サイクル t Tmax 収 率 選択率 [min] [ml] [%] [%] K 1 1 14 96 100.0 99.6 2 22 87 98.2 99.4 3 26 86 91.4 99.3 VK1.2 1 28 86 97.6 96.8 2 29 80 65.4 100.0 3 33 80 54.4 95.0 t:Tmaxに達するまでの反応時間 Tmax:最高反応温度
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による触媒を用いる3,4−DCNBの
低圧水素化における銅含量・反応時間・ハロゲン化線
図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エーリク ペルズツス ドイツ連邦共和国 ハセルロート 1 ヘ ーグシュトラーセ 12 (72)発明者 ベアーテ クラインヴェヒター ドイツ連邦共和国 ハーナウ 9 グリュ ンダウシュトラーセ 5

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭素からなる担体、活性成分としての白
    金および変性剤としての銅を含有する、ハロゲンニトロ
    芳香族化合物を芳香族ハロゲンアミンに選択的に水素化
    するための担体付変性貴金属触媒において、担体が活性
    炭からなり、白金が活性炭担体に対して0.1〜5.0重
    量%の量で存在し、白金と同時に存在する銅との間の重
    量比が5:1〜20:1であり、かつ白金および銅が活
    性炭上に微細に分配して存在することを特徴とするハロ
    ゲンニトロ芳香族化合物の選択的水素化のための担体付
    変性貴金属触媒。
  2. 【請求項2】 活性炭の平均粒径が15〜30μmであ
    り、その比表面積が500m2/gよりも大きくかつそ
    の全細孔容積が0.5ml/gよりも大きいことを特徴
    とする請求項1記載の触媒。
  3. 【請求項3】 水に懸濁させた担体材料を貴金属成分お
    よび変性金属の化合物で、これらの化合物をその易溶性
    化合物の水溶液から沈殿させることにより含浸し、完成
    した触媒を濾過し、洗浄することにより、請求項1およ
    び2記載の担体付変性貴金属触媒を製造する方法におい
    て、水懸濁液が触媒担体としての活性炭5〜30重量%
    を含有し、貴金属成分が白金でありかつ変性金属が銅で
    あり、双方を上記懸濁液に、水溶性白金化合物および水
    溶性銅塩の溶液の形で添加し、その際溶液の白金金属お
    よび銅金属の含量は活性炭使用量に対する所望の含量に
    応じて定められており、懸濁液を水溶性白金化合物およ
    び銅化合物からの溶液と一緒に撹拌下に70〜100℃
    に加熱し、その後白金および銅を同時に、塩基の添加に
    よりその難溶性化合物の形で活性炭上に沈殿させ、引き
    続き不変の温度で還元剤の添加によって還元することを
    特徴とするハロゲンニトロ芳香族化合物の選択的水素化
    のための担体付変性貴金属触媒の製造方法。
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