JPH0670848B2 - 磁気ヘッド装置 - Google Patents

磁気ヘッド装置

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JPH0670848B2
JPH0670848B2 JP1243423A JP24342389A JPH0670848B2 JP H0670848 B2 JPH0670848 B2 JP H0670848B2 JP 1243423 A JP1243423 A JP 1243423A JP 24342389 A JP24342389 A JP 24342389A JP H0670848 B2 JPH0670848 B2 JP H0670848B2
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magnetic head
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、磁気ヘッド装置、特に可動アームにヘッド
サスペンションを介してヘッドスライダが取り付けられ
ている磁気ヘッド装置に関するものである。
[従来の技術] 第3図は従来の固定磁気ディスク装置用の磁気ヘッド装
置の一例を示す構成図である。
図において、可動アーム(1)には、それぞれヘッドサ
スペンション(2)を介して、ヘッドスライダ(3)が
2個取り付けられている。これらのヘッドスライダ
(3)には、それぞれ磁気ヘッド(4)が取り付けられ
ている。
可動アーム(1)には、絶縁性のプリント回路板(5)
が一体に設けられ、このプリント回路板(5)の基端部
にはコネクタ(6)が設けられている。
プリント回路板(5)上には、ヘッドIC(7)が設けら
れている。このヘッドIC(7)は、各磁気ヘッド(4)
及びコネクタ(6)に電気的に接続されており、磁気ヘ
ッド(4)に対して、記録電流の発生,再生信号の増幅
及び記録/再生の切り換えなどを行う。
次に、動作について説明する。まず、記録時には、コネ
クタ(6)から供給された記録データが、ヘッドIC
(7)の記録回路に入力される。これにより、記録回路
は記録電流を発生する。発生した記録電流は、プリント
回路板(5)上の回路及び配線を介して、磁気ヘッド
(4)のヘッドコイル(図示せず)に流れ、これにより
磁気ディスク(図示せず)に対してデータの記録が行わ
れる。
一方、再生時には、磁気ヘッド(4)のヘッドコイルに
誘導された再生信号が、ヘッドIC(7)の再生回路に入
力される。再生回路では、再生信号を増幅することによ
り再生データが生成され、この再生データはコネクタ
(6)へ出力される。
上記のような磁気ヘッド装置では、ヘッドIC(7)と磁
気ヘッド(4)との間の配線長が長くなると、ヘッドIC
(7)の記録回路出力端から見た負荷インピーダンスが
大きくなる。これにより、記録電流の立ち上がりが鈍く
なり、記録特性に悪影響を与えることになる。
また、再生信号に混入する雑音の大きさは、ヘッドIC
(7)と磁気ヘッド(4)との間の配線長に比例するた
め、配線長が長くなると雑音が大きくなる。これに対し
て、再生信号が微弱であるため、雑音が大きくなると再
生信号のSN比が低下することになる。
さらに、サーボ面サーボ方式では、データヘッドに記録
電流を流すことにより、サーボヘッドに雑音が混入する
が、この雑音は、ヘッドIC(7)とデータヘッドとの間
の配線路から、或はデータヘッド自体からサーボヘッド
に飛ぶものである。このため、ヘッドIC(7)と磁気ヘ
ッド(4)との間の配線長が長くなると、混入する雑音
も大きくなり、位置制御に異常が生じることがある。
以上のことから、ヘッドIC(7)と磁気ヘッド(4)と
の間の配線長は、できるだけ短くする必要がある。
そこで、その配線長を長くするための従来の方法の一例
を説明する。第4図は特開昭53−69623号公報に示され
たものと同様の従来の磁気ヘッド装置の要部を示す斜視
図である。
このものの場合、配線パターン(8)を有するプリント
回路板(5)の先端部がヘッドスライダ(3)に取り付
けられ、このプリント回路板(5)のヘッドスライダ
(3)上にヘッドIC(7)が設けられている。
このような磁気ヘッド装置では、ヘッドIC(7)と磁気
ヘッド(4)との間の配線長は短くなり、記録回路の出
力端から見た負荷インピーダンスが低減され、記録電流
の立ち上がりが速くなるとともに、混入する雑音が減少
して再生信号のSN比も向上する。また、サーボ面サーボ
方式の場合にも、サーボヘッドに混入する雑音量が減少
する。
[発明が解決しようとする課題] 上記のように構成された従来の磁気ヘッド装置において
は、回転する磁気ディスクの機械的変動に対するヘッド
スライダ(3)の追従性能が重要である。この追従性能
を良くするためには、ヘッドスライダ(3)の小形軽量
化が必要である。これに対して、ヘッドスライダ(3)
上にヘッドIC(7)を装着した磁気ヘッド装置では、ヘ
ッドIC(7)と磁気ヘッド(4)との間の配線長を短く
することはできるものの、ヘッドスライダ(3)が重く
なるかたちになってしまい、追従性能が低下してしまう
という問題点があった。また、第3図のものでは、ヘッ
ドサスペンション(2)上を通る磁気ヘッド(4)に対
する入出力線は2〜3本であるのに対して、第4図のも
のでは、ヘッドIC(7)への入出力線が、ヘッドサスペ
ンション(2)上に、(図では4本に省略したが)6〜
10本通るため、この入出力線の剛性により、ヘッドサス
ペンション(2)が変形しにくくなり、これによっても
ヘッドスライダ(3)の追従性能が低下するという問題
点があり、これらの問題点を解決しなければならないと
いう課題を有していた。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされ
たもので、ヘッドスライダの機械的な追従性能に支障を
与えることなく、良好な記録・再生を行うことができる
磁気ヘッド装置を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る磁気ヘッド装置は、ヘッドICをIC本体と
IC分割体とに分割し、これらのうちIC分割体を、ヘッド
サスペンション又はヘッドスライダに設けたものであ
る。
[作用] この発明においては、重量的にヘッドスライダの追従性
能の負担にならないIC分割体のみを、磁気ヘッドに近い
ヘッドサスペンション又はヘッドスライダに設けること
により、ヘッドICから磁気ヘッドまでの配線長を短くす
る。
[実施例] 以下、この発明をその一実施例を示す図に基づいて説明
する。
第1図はこの発明の一実施例による磁気ヘッド装置を示
す概略の平面図であり、第3図と同一又は相当部分には
同一符号を付し、その説明を省略する。
図において、可動アーム(1)からヘッドサスペンショ
ン(2)の先端部にまでわたってプリント回路板(5)
が取り付けられており、このプリント回路板(5)の可
動アーム(1)上の部分には、再生信号の増幅をする再
生回路や異常検出を行う制御回路などを有するIC本体
(11)が設けられている。また、プリント回路板(5)
のヘッドサスペンション(2)の先端部に当たる部分に
は、記録電流を発生させる記録回路と記録/再生を切り
換える切換回路とを有するIC分割体(12)が設けられて
いる。ヘッドIC(13)は、これらのIC本体(11)とIC分
割体(12)とからなっている。
上記のように構成された磁気ヘッド装置においては、記
録回路を有するIC分割体(12)が、IC本体(11)に比べ
て磁気ヘッド(4)に近い位置に取り付けられているの
で、記録回路から磁気ヘッド(4)までのリード線(1
4)の配線長は、従来例第3図の配線長より短縮され
る。このため、記録回路出力端から見た負荷インピーダ
ンスは小さくなり、記録電流の立ち上がりが速くなるた
め、良好な記録を行うことができる。また、切換回路は
記録回路に近接しているため、記録及び再生のそれぞれ
の配線路での浮遊容量等の影響も除去される。
また、サーボ面サーボ方式の場合にも、データヘッドと
記録回路との間の配線長が短いことにより、サーボヘッ
ドが受ける雑音を低減でき、良好な位置制御を行うこと
ができる。
さらに、IC本体(11)は可動アーム(1)に取り付け、
小形軽量なIC分割体(12)のみを磁気ヘッド(4)近傍
に設けたので、ヘッドスライダ(3)の機械的な追従性
能に支障を与えることはない。また、ヘッドサスペンシ
ョン(2)上を通っている入出力線の本数も、従来例第
4図のものより少なくてすみ(図では3本。)これによ
ってもヘッドスライダ(3)の追従性能に支障が生じる
ことはない。
このように、ヘッドスライダ(3)の追従性能が良いこ
とから、記録は勿論、再生も良好に行うことができる。
なお、上記実施例ではIC分割体(12)として記録回路及
び切換回路を有するものを示したが、これに限定される
ものではない。
例えば、再生信号の増幅を行う再生回路と切換回路とを
有するIC分割体(12)を用いてもよく、この場合、微弱
な再生信号が流れる磁気ヘッド(4)とIC分割体(12)
との間の配線長が短くなるので、再生時のSN比が向上
し、エラーレートを小さくすることができる。また、IC
分割体(12)は、再生回路又は記録回路のみを有するも
のなどであってもよい。
また、上記実施例ではIC分割体(12)をヘッドサスペン
ション(2)の先端部に配置したが、例えば第2図に示
すように、ヘッドスライダ(3)に取り付けてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明の磁気ヘッド装置は、ヘ
ッドICをIC本体とIC分割体とに分割し、これらのうち重
量的にヘッドスライダの追従性能の負担にならないIC分
割体を、ヘッドサスペンション又はヘッドスライダに設
け、IC本体は可動アームに取り付けたので、ヘッドスラ
イダの機械的な追従性能に支障を与えることなく、良好
な記録・再生を行うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による磁気ヘッド装置を示
す概略の平面図、第2図はこの発明の他の実施例を示す
平面図、第3図は一従来例の構成図、第4図は他の従来
例の斜視図である。 図において、(1)は可動アーム、(2)はヘッドサス
ペンション、(3)はヘッドスライダ、(4)は磁気ヘ
ッド、(11)はIC本体、(12)はIC分割体、(13)はヘ
ッドICである。 なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可動アームと、この可動アームにヘッドサ
    スペンションを介して取り付けられているヘッドスライ
    ダと、このヘッドスライダに固定されている磁気ヘッド
    と、前記可動アームに設けられているIC本体、及び前記
    ヘッドサスペンション,前記ヘッドスライダのいずれか
    一方に設けられているIC分割体からなり、かつ前記磁気
    ヘッドに電気的に接続されているヘッドICとを備えてい
    ることを特徴とする磁気ヘッド装置。
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