JPH1125408A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

Info

Publication number
JPH1125408A
JPH1125408A JP9174194A JP17419497A JPH1125408A JP H1125408 A JPH1125408 A JP H1125408A JP 9174194 A JP9174194 A JP 9174194A JP 17419497 A JP17419497 A JP 17419497A JP H1125408 A JPH1125408 A JP H1125408A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amplifier
head
pattern
signal
heads
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9174194A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Nagafune
貢治 長船
Tomihisa Ogawa
富久 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP9174194A priority Critical patent/JPH1125408A/ja
Priority to US09/056,040 priority patent/US6046876A/en
Publication of JPH1125408A publication Critical patent/JPH1125408A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/34DC amplifiers in which all stages are DC-coupled
    • H03F3/343DC amplifiers in which all stages are DC-coupled with semiconductor devices only
    • H03F3/347DC amplifiers in which all stages are DC-coupled with semiconductor devices only in integrated circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10009Improvement or modification of read or write signals
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/012Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic disks
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/0007Circuits or methods for reducing noise, for correction of distortion, or for changing density of recorded information

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Digital Magnetic Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】磁気情報の読み取りに用いられない余分なヘッ
ドを必要とせず、且つヘッド側とヘッドアンプとの間を
接続する信号線を新たに必要とせずに、ヘッドとヘッド
アンプとを接続するための信号線等で拾われる外部ノイ
ズを相殺する。 【解決手段】ヘッド112からの再生信号をヘッドアン
プ117に伝達するFPC116上の配線パターン21
1a,211bに隣接して、抵抗パターンから構成され
るダミーヘッド216に接続されたダミーヘッドパター
ン214a,215bを配設し、上記パターン211
b,215bのヘッドアンプ117側端部を接地すると
共に、上記パターン211a,215aのヘッドアンプ
117側端部を、ヘッドアンプ117に設けられたシン
グルエンドタイプのアンプ212,214の入力に接続
し、このアンプ212,214の出力を差動アンプ21
3の各入力に接続した構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気記録媒体に記
録された磁気記録情報をヘッドにより読み取って再生
し、その再生信号を増幅器で増幅する磁気ディスク装置
に係り、特にヘッドからの再生信号を上記増幅器に導く
配線パターンに外部ノイズが乗った場合のノイズ除去に
好適な磁気ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に磁気ディスク装置(HDD)で
は、スピンドルモータに取り付けられて高速回転する磁
気記録媒体の記録面に対向して電磁変換機能を有する磁
気ヘッドか設けられ、当該ヘッドにより、記録媒体から
の磁気情報を電気信号(リード信号)に変換すると共に
(再生時)、記録用の電気信号(ライト信号)を磁気情
報に変換して磁気記録媒体に記録するようになってい
る。ヘッドにより再生された信号はヘッドアンプと呼ば
れる増幅器で増幅され、この増幅された信号はリードチ
ャネルと呼ばれる信号処理回路によりディジタル信号に
変換される。
【0003】ところで、最近の磁気ディスク装置の磁気
へッドとして磁気抵抗効果型(Magneto-resistive )ヘ
ッド、いわゆるMRヘッドが使用され始めている。図6
に、このMRヘッド周辺の従来の磁気ディスク装置の回
路構成を示す。なお、MRヘッドは、互いに分離した再
生ヘッドと記録ヘッドとから構成される複合分離型ヘッ
ドであるが、以下の説明では、そのうちの再生ヘッド、
即ちMR素子から構成される再生ヘッドをMRヘッドと
呼ぶことにする。
【0004】図6において、601はMRヘッドであ
る。このMRヘッド(再生ヘッド)601は、2.5イ
ンチHDDでは、2端子であるのが一般的である。MR
ヘッド601の一方の端子602aは、フレキシブルプ
リント板(FPC)603上に形成された接続用の配線
パターン(導体パターン)604aを介して、一般にヘ
ッドICと呼ばれるヘッドアンプ605内のアンプ60
6(A1)の入力に接続され、他方の端子602bは、
FPC603上に形成された接続用の配線パターン(導
体パターン)604bを介してヘッドアンプ605内で
接地されている。
【0005】このように、2.5インチHDDに搭載さ
れるMRヘッド601の端子602a,602bは、実
装上、両方とも配線パターン604a,604bを介し
てヘッドアンプ605の入力と接続されているが、一方
の端子(端子602b)は接地されている。即ち、ヘッ
ドアンプ605内のアンプ606(A1)はシングルエ
ンドタイプのアンプである。
【0006】アンプ606の出力は、2入力の差動アン
プ607(A2)の一方の入力に接続される。このアン
プ607の他方の入力は接地されている。差動アンプ6
07は、シングルエンドタイプのアンプ606により増
幅されたMRヘッド601からのリード信号を差動型に
変換するもので、その出力は、CPU(制御回路)、デ
ィスクコントローラ(HDC)等が実装されたメインP
CB(プリント配線基板)側の信号処理回路(リードチ
ャネル)と接続される。
【0007】さて、このような磁気ディスク装置におい
ては、装置外部からの電磁波等によるノイズ(外部ノイ
ズ)が上記ヘッドアンプ605に入力されるリード信号
(再生信号)に乗ってしまう可能性がある。
【0008】ところが、図6に示したへッドアンプ60
5は上記の如くシングルエンドタイプである。そのため
MRヘッド601からヘッドアンプ605までの配線間
に外部ノイズが乗ると、そのままアンプ605で増幅さ
れて信号品質が低下する。このような場合、メインPC
B側ではリードエラーを生じたりして、装置のエラーレ
ートが悪化する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】さて、アンプに入力さ
れるリード信号(再生信号)に含まれる外部ノイズを除
去する技術として、特開平4−209304号公報に記
載されているものがある。この技術は、磁気記録媒体か
ら磁気情報を読み込む主エレメント(メインの薄膜磁気
ヘッド)と、磁気情報は読み込まないが外部ノイズを拾
い込む補助エレメント(ダミーの薄膜磁気ヘッド)とを
同一スライダの一側端部に形成し、主エレメントからの
信号を第1の増幅器で増幅すると共に、補助エレメント
からの信号を第2の増幅器で増幅し且つ位相反転し、こ
れら第1及び第2の増幅器の出力信号を第3の増幅器で
重畳することで、外部ノイズのみを相殺するようにした
ものである。
【0010】しかし、この公知技術は、スライダ部に磁
気情報読み取りを行わないように特別に形成された補助
エレメントを必要とするだけでなく、その補助エレメン
トと第2の増幅器とを接続する信号線を余分に必要とす
る。磁気ヘッドは磁気記録媒体の半径方向に移動可能な
ように設けられると共に極めて小さいものであることか
ら、このような磁気ヘッドと第2の増幅器との間に補助
エレメント用の信号線を新たに設けることは極めて困難
であり、特に複数の磁気ヘッドが積層して搭載される磁
気ディスク装置では、実現が困難である。また、製造コ
ストの増加を招く。
【0011】また、上記公報に記載の発明は、増幅器に
入力される信号に含まれる外部ノイズが磁気ヘッドで拾
われたものであることを前提としてなされたものであ
る。しかし本発明者は、増幅器(ヘッドアンプ)に入力
される信号に含まれる外部ノイズの殆どが、磁気ヘッド
ではなくて、当該磁気ヘッドとヘッドアンプとを接続す
るためにFPC上に配設された信号線(配線パターン)
で拾われることを認識するに至った。このように、増幅
器に入力される信号に含まれる外部ノイズの主たる要因
が、磁気ヘッドとヘッドアンプとを接続するために配設
された信号線(配線パターン)にある理由は、その配線
パターン(図6の例では配線パターン604a,604
b)の長さが数cmというように極めて長いことによ
る。
【0012】そこで本発明の目的とするところは、特に
磁気ヘッドに2端子のMRへッドを使用する場合の上記
の問題を解決し、当該ヘッドとヘッドアンプとを接続す
るための信号線等で拾われる外部ノイズを相殺し、ノイ
ズ環境下でもエラーレートが悪化しない磁気ディスク装
置を提供することにある。
【0013】本発明の他の目的が、ヘッドとヘッドアン
プとを接続するための信号線等で拾われる外部ノイズを
相殺するのに、補助エレメントといった磁気情報の読み
取りに用いられない余分なヘッドを必要とせず、且つヘ
ッド側とヘッドアンプとの間を接続する信号線を新たに
必要としないで済む磁気ディスク装置を提供することに
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、磁気記録媒体
に記録された磁気記録情報をヘッドにより読み取って再
生し、その再生信号を配線パターン介して第1の増幅器
に導いて当該増幅器で増幅する磁気ディスク装置におい
て、上記配線パターンの近傍に配設されたダミーヘッド
パターンと、このダミーヘッドパターンと接続され、当
該パターン上の信号を増幅する第2の増幅器と、上記第
1の増幅器の出力と上記第2の増幅器の出力との差分を
とる差動増幅用の第3の増幅器とを備えたことを特徴と
する。
【0015】このような構成においては、ヘッドからの
再生信号を第1の増幅器に導く配線パターンに近接して
ダミーヘッドパターンが配設されていることから、配線
パターンで外部ノイズが拾われて当該パターン上の再生
信号にノイズ信号が重畳された際には、ダミーヘッドパ
ターンでも外部ノイズが拾われる。したがって、この外
部ノイズが乗ったダミーヘッドパターン上の信号、即ち
ノイズ信号を第2の増幅器で増幅して、その増幅出力を
2入力の差動増幅器である第3の増幅器の一方の入力に
接続すると共に、上記第1の増幅器の出力を当該第3の
増幅器の他方の入力に接続して両者の差分をとること
で、ノイズ信号を相殺し、第3の増幅器からはノイズ信
号のみが除去された再生信号を出力することが可能とな
る。
【0016】このように上記の構成においては、特開平
4−209304号公報に記載された発明とは異なっ
て、補助エレメントといった磁気情報の読み取りに用い
られない余分なヘッドを必要とせず、且つヘッド側と上
記第1乃至第3の増幅器を有するヘッドアンプとの間を
接続する信号線を新たに必要とすることなく、第1の増
幅器に入力されるヘッドからの再生信号に重畳されたノ
イズ信号を打ち消すことができ、ノイズ環境下でもエラ
ーレートが悪化しないようにすることが可能となる。
【0017】さて、上記配線パターンはフレキシブルプ
リント板上に配設されるのが一般的である。そこで本発
明は、上記ダミーヘッドパターンを配線パターンに隣接
してフレキシブルプリント板上に配設することをも特徴
とする。
【0018】このような構成では、外部ノイズが配線パ
ターンで拾われた際に、その外部ノイズがダミーヘッド
パターンでも確実に拾われるようになるため、上記のノ
イズ打ち消し効果を確実に得ることができる。
【0019】また本発明は、上記ヘッドが磁気抵抗効果
型ヘッド(MRヘッド)の場合に、上記ダミーヘッドパ
ターンに当該ヘッドの抵抗値にほぼ等しい抵抗値の抵抗
パターンを接続することをも特徴とする。
【0020】このような構成では、配線パターンに乗っ
たノイズ信号の電圧波形とダミーヘッドパターンに乗っ
たノイズ信号の電圧波形とはほぼ等しくなるため、上記
のノイズ打ち消し効果を一層高めることが可能となる。
【0021】この他、上記第2の増幅器の利得(ゲイ
ン)を上記第1の増幅器の利得とほぼ等しいように設定
することでも、上記のノイズ打ち消し効果を一層高める
ことが可能となる。また、上記第2の増幅器の利得が外
部から任意に設定可能なように構成することでも、上記
のノイズ打ち消し効果を一層高めることが可能となる。
【0022】また、複数のヘッドを備えた磁気ディスク
装置では、各ヘッド毎に上記配線パターンが配設される
ことから、各ヘッド毎の配線パターンにそれぞれ隣接し
てダミーヘッドパターンを配設すればよい。但し、ヘッ
ド数が多い場合に、ヘッド数分のダミーヘッドパターン
を新たに配設することは、装置の小型化という点では好
ましくない。
【0023】そこで、各ヘッド毎の配線パターンのほぼ
中間にダミーヘッドパターンを各ヘッドに共通に1つだ
け配設するようにしてもよい。この場合、各配線パター
ンと唯一のダミーヘッドパターンとの距離を可能な限り
等しくすることができるため、複数のヘッドのいずれが
選択されたとしても、その選択されたヘッド用の配線パ
ターンで外部ノイズが拾われた場合には、そのノイズが
ダミーヘッドパターンでも拾われるようにすることがで
きる。
【0024】なお、複数のヘッドを備えた磁気ディスク
装置では、上記第2の増幅器のノイズ打ち消しに関する
最適利得は、各ヘッド毎に異なる可能性が高い。このた
め、上記第2の増幅器の利得もヘッド切り替えに応じて
切り替え設定可能な構成にするとよい。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態に
係る磁気ディスク装置の筐体内の概略構造を示す斜視図
である。
【0026】図1の磁気ディスク装置では、スピンドル
モータ110に1枚あるいは複数枚の磁気記録媒体(磁
気ディスク)111が装着されている。通常、記録媒体
111の各面側には、電磁変換機能を有する磁気ヘッド
112がサスペンション113に支持された状態で設け
られ、当該ヘッド112により、記録媒体からの磁気情
報を電気信号(リード信号)に変換すると共に(再生
時)、記録用の電気信号(ライト信号)を磁気情報に変
換して磁気記録媒体111に記録するようになってい
る。
【0027】磁気ヘッド112は、スピンドルモータ1
10の回転によって生じる空気流により磁気記録媒体1
11上を浮上し、この状態で、ボイスコイルモータ(V
CM)114により駆動されるキャリッジ115によっ
て磁気記録媒体111の半径方向に移動する。したがっ
て、VCM114に流す電流の量と方向を制御すること
で、磁気ヘッド112を磁気記録媒体111上の目標シ
リンダ位置に移動して、当該目標シリンダ位置を対象と
する情報の読み書きに用いることができる。
【0028】ここで磁気ヘッド112は、互いに分離し
た再生ヘッドと記録ヘッドとから構成される複合分離型
ヘッドであり、再生ヘッドはMR素子を用いて構成され
るMRヘッドであるが、以下の説明で当該ヘッド112
をMRヘッド(MR素子から構成される再生ヘッド)で
あるとして扱う。ヘッド112、即ちMRヘッド112
は、2端子である。
【0029】ヘッド112で再生された信号(リード信
号)はフレキシブルプリント板(FPC)116に搭載
されたヘッドアンプ117によって増幅される。このヘ
ッドアンプ117はIC(集積回路)チップ化されてお
り、ヘッドICと呼ばれる。FPC116は、ディスク
エンクロージャ(DE)118内部に実装される。一
方、ヘッドアンプ117で増幅された信号をディジタル
信号に変換するリードチャネルと呼ばれる信号処理回
路、ヘッド112を目標シリンダ位置に移動、位置決め
するための制御を行う制御回路(CPU)、ディスクコ
ントローラ(いずれも図示せず)等が搭載されるメイン
PCB(プリント配線基板)119は、DE118の外
部に設けられている。FPC116とメインPCB11
9とはDE118を貫通するコネクタよって接続され
る。DE118の上面はトップカバー120で覆われ、
ねじ121で当該トップカバー120をDE118に固
定することで、外部からの塵埃を防ぐための密閉構造を
実現している。
【0030】ヘッド112とヘッドアンプ117との接
続は次のように行われる。まず、FPC116の一端は
キャリッジ115で固定され、キャリッジ側FPC固定
部116aをなしている。ヘッド112との接続はヘッ
ドリード線(ヘッドワイヤ)122を介してキャリッジ
側FPC固定部116aで行われる。FPC116の他
端はDE118の基台に固定され、基台側FPC固定部
116bをなしている。ヘッドアンプ117は基台側F
PC固定部116bに搭載されている。なお、3.5イ
ンチHDDでは、ヘッドアンプ117はキャリッジ11
5側に搭載可能であるが、本実施形態のように形状の小
さい2.5インチHDDでは、これが不可能なため、上
記のように基台側FPC固定部116bに搭載されるの
が一般的である。
【0031】FPC116のキャリッジ側FPC固定部
116aと基台側FPC固定部116bとの間は可動な
状態となっており、FPC可動部116cをなしてい
る。このFPC可動部116cは数cmという長い距離
がある。したがって、ヘッドリード線122を介してキ
ャリッジ側FPC固定部116aで接続されたヘッド1
12と基台側FPC固定部116b上のヘッドアンプ1
17とは、FPC116上に配設された数cmの長さの
配線パターン(信号線)によって接続される。このた
め、このFPC可動部116cにおける配線長の長い配
線パターンにより装置外部からの電磁波等によるノイズ
(外部ノイズ)が拾われて、当該ノイズがヘッド112
からの再生信号に重畳されてヘッドアンプ117に入力
される可能性が高い。
【0032】図2は、図1の磁気ディスク装置における
本発明に直接関係するヘッドアンプ117の内部構成と
FPC116のパターン構成を示す。この図2の例は、
磁気ディスク装置に搭載されるヘッド112が1つの場
合である。
【0033】図2に示すように、ヘッド112の2つの
端子210a,210bは(図1中のヘッドリード線1
22に相当する)ヘッドリード線部220を介してFP
C116上に配設された配線パターン211a,211
bの一端と(図1中のキャリッジ側FPC固定部116
aにおいて)接続され、当該配線パターン211a,2
11bの他端は、シングルエンドタイプのヘッドアンプ
117に接続されている。
【0034】ヘッドアンプ117は、(図6に示した従
来のヘッドアンプ605が有するアンプ606及びアン
プ607に相当する)シングルエンドタイプのアンプ2
12(A1)及び2入力の差動アンプ213(A2)に
加えて、アンプ212と同様のシングルエンドタイプの
アンプ214(A3)を備えている。このアンプ214
はゲインが可変可能であり、そのゲイン値はシリアルイ
ンタフェース等を介してメインPCB119(上のCP
U等の制御回路)から設定可能なようになっている。ア
ンプ214の出力は差動アンプ213の一方の入力に接
続され、当該アンプ213の他方の入力にはアンプ21
2の出力が接続されている。
【0035】ここで、上記配線パターン211aの他端
はヘッドアンプ117内のシングルエンドタイプのアン
プ212(A1)の入力と接続され、もう一方の配線パ
ターン211bの他端はヘッドアンプ117内で接地さ
れている。
【0036】さてFPC116には、配線パターン21
1a,211bの近傍に、当該配線パターン211a,
211bと幅、長さがほぼ等しい1対のダミーの配線パ
ターン(以下、ダミーヘッドパターンと称する)215
a,215bが例えば当該配線パターン211a,21
1bに平行に配設されており、そのヘッド112側(図
1中のキャリッジ側FPC固定部116a側)の端部に
はヘッド(MRヘッド)112に相当するダミーのヘッ
ド(再生機能のないダミーヘッド)をなす抵抗パターン
(抵抗素子)216が形成されている。ダミーヘッドパ
ターン215a,215bの他端のうち、ダミーヘッド
パターン215aの他端はアンプ214(A3)の入力
と接続され、もう一方のダミーヘッドパターン215b
の他端はヘッドアンプ117内で接地されている。
【0037】次に、本実施形態の動作を説明する。ま
ず、磁気ディスク装置(HDD)外部からの電磁波等の
ノイズ(外部ノイズ)は、距離の長いFPC116のF
PC可動部116cに乗りやすい。更に具体的に述べる
ならば、外部ノイズは、FPC116のキャリッジ側F
PC固定部116aと基台側FPC固定部116bとの
間(のFPC可動部116c)に配設された配線パター
ン211aで拾われて、当該配線パターン211a上で
ヘッド112からの再生信号に重畳されてヘッドアンプ
212に入力されやすい。
【0038】本実施形態では、FPC116上の配線パ
ターン211a,211bの近傍に、ヘッド112に相
当するダミーヘッドをなす抵抗パターン216を持つダ
ミーヘッドパターン215a,215bが配設されてい
る。したがって、図2に示すように、配線パターン21
1a上に外部ノイズ201がヘッド112からの再生信
号202に重畳されて乗った場合には、ダミーヘッドパ
ターン215aにもそのノイズ201と電圧波形が類似
したノイズ203が乗る。
【0039】さて、配線パターン211aを介してシン
グルエンドタイプのアンプ212(A1)に入力される
ヘッド112からの再生信号は当該ヘッド112で増幅
されて差動アンプ213(A2)の一方の入力に導かれ
る。また、ダミーヘッドパターン215a上の信号はシ
ングルエンドタイプのアンプ214(A3)で増幅され
て差動アンプ213(A2)の他方の入力に導かれる。
アンプ214(A3)は、配線パターン211aからの
再生信号とダミーヘッドパターン215aからの信号と
の差分をとってメインPCB119上の信号処理回路に
出力する。
【0040】もし、図2に示すように、配線パターン2
11aを介してアンプ212(A1)に入力されるヘッ
ド112からの再生信号202に外部ノイズ201が重
畳されていた場合、上記したようにダミーヘッドパター
ン215aに乗るノイズ203の電圧波形(ノイズ波
形)は、再生信号202に重畳されているノイズ201
のノイズ波形と類似している。しかもダミーヘッドパタ
ーン215a上の信号はアンプ214(A3)で増幅さ
れて、アンプ212(A1)の出力と共に差動アンプ2
13(A2)に入力される。これにより、ヘッド112
からの再生信号202に重畳されているノイズ201の
波形は、ダミーヘッドパターン215aに乗ったノイズ
203の波形で、アンプ213(A2)にて(アンプ2
14の出力との差分をとることで)相殺され、ヘッド1
12からの再生信号波形のみが図2において符号204
で示すように出力される。ここで、アンプ214のゲイ
ンは、アンプ212のゲインとほぼ等しいように設定さ
れているのが好ましい。
【0041】なお、FPC116上に配設されたダミー
ヘッドパターン215a,215bは、実際のヘッドパ
ターンと線長が異なる。その理由は、実際のヘッドパタ
ーンの線長は、FPC116上の配線パターン211
a,211bの線長に、キャリッジ側FPC固定部11
6aとヘッド112とを接続する(図1中のヘッドリー
ド線122に相当する)ヘッドリード線部220の線長
が加わるからである。この場合、ダミーヘッドパターン
215a,215bと実際のヘッドパターン(の一部を
なす配線パターン211a,211b)間でノイズ電圧
の差が生じるため、ある程度まではノイズを相殺できる
ものの、完全には相殺できない。
【0042】そこで、装置出荷前に、アンプ214のゲ
インをシリアルインタフェース等を介してメインPCB
119上の(CPU等の)制御回路から種々可変設定し
て、当該ゲインとエラーレイトの関係を求めることで、
エラーレイトの最も少ない最適なゲイン、即ちノイズの
相殺効果を最大にするゲインを決定し、その値をアンプ
214のゲインとして設定するとよい。
【0043】なお、抵抗パターン216は、ヘッド1
(MRヘッド)12と同じ抵抗値とすることが好ましい
が、ほぼ0オームでも構わない。この場合、実質的にダ
ミーヘッドパターン215a,215bのみとなる。ま
た、抵抗パターン216のダミーヘッドパターン215
b側端部を、図3に示すように、当該ダミーヘッドパタ
ーン215bではなくて配線パターン211bとFPC
116上のヘッド112側で接続して、配線パターン2
11bをダミーヘッドパターン215bと兼用させても
よい。この場合、ダミーヘッドパターン215bは不要
となる。
【0044】以上は、図1の磁気ディスク装置に搭載さ
れるヘッド112が1つであるものとして説明したが、
本発明は複数のヘッド112が搭載されている磁気ディ
スク装置にも同様に適用可能である。
【0045】図4に、図1中のヘッド112に相当する
4つのヘッド112-0(H0)〜112-3(H3)が搭
載される磁気ディスク装置における、ヘッドアンプの内
部構成とFPCのパターン構成を示す。
【0046】図4の例のFPC116には、各ヘッド1
12-0(H0)〜112-3(H3)毎に、対応するヘッ
ドと接続される配線パターン211a-0〜211a-3,
211b-0〜211b-3がそれぞれ配設されると共に、
各配線パターン211a-0〜211a-3,211b-0〜
211b-3にそれぞれ隣接して、ダミーヘッドパターン
215a-0〜215a-3が、各ヘッド112-0(H0)
〜112-3(H3)毎に例えば当該配線パターン211
a-0〜211a-3,211b-0〜211b-3に平行に配
設されている。ダミーヘッドパターン215a-0〜21
5a-3のキャリッジ側FPC固定部116aに位置する
端部には、ヘッド(MRヘッド)112-0(H0)〜1
12-3(H3)に相当するダミーヘッドをなす抵抗パタ
ーン216-0〜216-3の一端が接続されている。この
抵抗パターン216-0〜216-3の他端は、キャリッジ
側FPC固定部116において配線パターン211b-0
〜211b-3と接続され、当該配線パターン211b-0
〜211b-3が図2中のダミーヘッドパターン215b
に相当するダミーヘッドパターンを兼ねた構成となって
いる。
【0047】また、図4のFPC116には、その基台
側FPC固定部116bに、前記ヘッドアンプ117に
相当するヘッドアンプ117′が実装されている。この
ヘッドアンプ117′には、各ヘッド112-0(H0)
〜112-3(H3)毎の配線パターン211a-0〜21
1a-3と接続される4つの入力を持つセレクタ401
と、各ヘッド112-0(H0)〜112-3(H3)毎の
ダミーヘッドパターン215a-0〜215a-3と接続さ
れる4つの入力を持つセレクタ402とが設けられてい
る。
【0048】セレクタ401,402は、メインPCB
119上の制御回路からの共通のヘッド選択信号403
に応じて入力を切り替え、それぞれアンプ212(A
1),214(A3)に出力する。ここでは、セレクタ
401によりヘッド112-i(i=0〜3)側、即ち配
線パターン211a-i側に切り替えられる場合には、セ
レクタ402により当該配線パターン211a-iの近傍
に配設されているダミーヘッドパターン215a-i側に
切り替えられる。アンプ212(A1),214(A
3)の出力は、差動アンプ213(A2)の各入力に導
かれることから、外部ノイズが配線パターン211a-i
で拾われてヘッド112-i(Hi)からの再生信号に重
畳された場合でも、そのノイズをダミーヘッドパターン
215a-iで拾われるノイズにより差動アンプ213
(A2)にて打ち消すことができる。
【0049】なお、配線パターン211a-i上でのノイ
ズと、ダミーヘッドパターン215a-i上でのノイズと
の電圧差は、各ヘッド112-i毎に異なる可能性があ
る。そのため、ノイズを完全に打ち消すためには、各ヘ
ッド112-i毎にアンプ214のゲインの最適値を求め
ておき、ヘッド選択信号403によってヘッド切り替え
を行う際に、対応するヘッドに最適なゲインをアンプ2
14に切り替え設定するとよい。この他、各ヘッド11
2-0(H0)〜112-3(H3)毎にアンプ214を個
々に設け、各アンプ214には予め対応するヘッド11
2-0(H0)〜112-3(H3)に最適なゲインを設定
するようにしても構わない。この場合、各アンプ214
の出力をヘッド選択信号403に応じて選択してアンプ
213に出力すればよい。
【0050】上述したように、図4に示した構成は、複
数のヘッド112-0(H0)〜112-3(H3)が搭載
された磁気ディスク装置において、各ヘッド毎に、その
ヘッドと接続されるFPC116上の配線パターンの近
傍にダミーヘッドパターンを配設するようにしたもので
ある。この場合、それぞれ対応する配線パターンとダミ
ーヘッドパターンには類似のノイズ波形が乗ることか
ら、ノイズの打ち消しという点では理想的である。しか
し、FPC116上にヘッド数分のダミーヘッドパター
ンを必要とするため、小型の装置には必ずしも適しては
いない。
【0051】そこで、ダミーヘッドパターンの数をヘッ
ド数に無関係に1つで済むようにした実施形態につき、
図4と同様に、4つのヘッド112-0(H0)〜112
-3(H3)が搭載される磁気ディスク装置を例に、図5
を参照して説明する。
【0052】図5において、FPC116のFPC可動
部116cには、ダミーヘッドパターン215a,21
5bが配設されており、そのヘッド112側の端部(図
1中のキャリッジ側FPC固定部116aに位置する端
部)にはヘッド(MRヘッド)112に相当するダミー
ヘッドをなす抵抗パターン216が形成されている。こ
こでダミーヘッドパターン215a,215bは、各ヘ
ッド112-0(H0)〜112-3(H3)と接続される
配線パターン211a-0〜211a-3,211b-0〜2
11b-3からの距離を可能な限り等しくするために、F
PC116上で配線パターン211a-0〜211a-3,
211b-0〜211b-3の中央、即ち配線パターン21
1a-1,211b-1と配線パターン211a-2〜211
b-2とから等距離の位置(ここでは、FPC116のF
PC可動部116cの中心線に沿う位置)に配設されて
いる。ダミーヘッドパターン215aは基台側FPC固
定部116bにおいてヘッドアンプ117″中のアンプ
214(A3)の入力と接続されている。
【0053】以上のようにFPC116上にダミーヘッ
ドパターン215a,215bを配設した構成では、ヘ
ッドアンプ117″中のセレクタ401によってヘッド
112-0(H0)〜112-3(H3)のいずれに切り替
えられる場合でも、対応する配線パターン211a-0〜
211a-3で拾われるノイズと類似のノイズがダミーヘ
ッドパターン215aに乗ることから、アンプ213
(A2)でのノイズの打ち消しが可能となる。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ヘ
ッドからの再生信号をヘッドアンプに導く配線パターン
に近接してダミーヘッドパターンを配設して、上記配線
パターンで外部ノイズが拾われて当該パターン上の再生
信号にノイズ信号が重畳された際には、ダミーヘッドパ
ターンでも外部ノイズが拾われるようにし、配線パター
ンからの信号を第1の増幅器で増幅すると共にダミーヘ
ッドパターンからの信号を第2の増幅器で増幅し、両増
幅出力の差分を第3の増幅器でとるようにしたので、従
来技術とは異なって、補助エレメントといった磁気情報
の読み取りに用いられない余分なヘッドを必要とせず、
且つヘッド側とヘッドアンプとの間を接続する信号線を
新たに必要とすることなく、ヘッドからの再生信号に重
畳されたノイズ信号を打ち消すことができ、ノイズ環境
下でもエラーレートが悪化しないようにすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る磁気ディスク装置の
筐体内の概略構造を示す斜視図。
【図2】図1の磁気ディスク装置における本発明に直接
関係するヘッドアンプ117の内部構成とFPC116
のパターン構成を示す図。
【図3】図2の構成の変形例を示す図。
【図4】図1の磁気ディスク装置に複数のヘッドが搭載
される場合の、ヘッドアンプの内部構成とFPCのパタ
ーン構成を示す図。
【図5】図4の構成の変形例を示す図。
【図6】MRヘッド周辺の従来の磁気ディスク装置の回
路構成を示す図。
【符号の説明】
111…磁気記録媒体 112,112-0〜112-3…ヘッド 115…キャリッジ 116…フレキシブルプリント板(FPC) 116a…キャリッジ側FPC固定部 116b…基台側FPC固定部 116c…FPC可動部 117,117′,117″…ヘッドアンプ 119…メインPCB 122…ヘッドリード線 211a,211b,211a-0〜211a-3,211
b-0〜211b-3…配線パターン 212…シングルエンドタイプのアンプ(A1、第1の
増幅器) 213…シングルエンドタイプのアンプ(A3、第2の
増幅器) 214…差動アンプ(A2、第3の増幅器) 215a,215b,215a-0,215a-3…ダミー
ヘッドパターン 216,216-0〜216-3…抵抗パターン 401…セレクタ(第1のセレクタ) 402…セレクタ(第2のセレクタ)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録媒体に記録された磁気記録情報
    を読み取って再生するヘッドを備えた磁気ディスク装置
    において、 前記ヘッドからの再生信号を増幅する第1の増幅器と、 前記ヘッドからの再生信号を前記第1の増幅器に導くた
    めに設けられた配線パターンと、 前記配線パターンの近傍に配設されたダミーヘッドパタ
    ーンと、 前記ダミーヘッドパターンと接続され、当該パターン上
    の信号を増幅する第2の増幅器と、 前記第1の増幅器の出力と前記第2の増幅器の出力との
    差分をとる差動増幅用の第3の増幅器とを具備すること
    を特徴とする磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】 磁気記録媒体に記録された磁気記録情報
    を読み取って再生するヘッドを備えた磁気ディスク装置
    において、 前記ヘッドからの再生信号を増幅する第1の増幅器と、 前記第1の増幅器が搭載されたフレキシブルプリント板
    と、 前記ヘッドからの再生信号を前記第1の増幅器に導くた
    めに前記フレキシブルプリント板上に配設された配線パ
    ターンと、 前記配線パターンに隣接して前記フレキシブルプリント
    板上に配設されたダミーヘッドパターンと、 前記ダミーヘッドパターンと接続され、当該パターン上
    の信号を増幅する、前記フレキシブルプリント板上に搭
    載された第2の増幅器と、 前記第1の増幅器の出力と前記第2の増幅器の出力との
    差分をとる、前記フレキシブルプリント板上に搭載され
    た差動増幅用の第3の増幅器とを具備することを特徴と
    する磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記ヘッドは磁気抵抗効果型ヘッドであ
    り、前記ダミーヘッドパターンには、前記ヘッドの抵抗
    値にほぼ等しい抵抗値の抵抗パターンが接続されている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の磁気デ
    ィスク装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の増幅器と前記第2の増幅器の
    利得がほぼ等しいように設定されていることを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載の磁気ディスク装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の増幅器の利得が外部から任意
    に設定可能なように構成されていることを特徴とする請
    求項1または請求項2記載の磁気ディスク装置。
  6. 【請求項6】 複数のヘッドを備え、当該ヘッドに対向
    する磁気記録媒体に記録された磁気記録情報を当該ヘッ
    ドにより読み取って再生する磁気ディスク装置におい
    て、 前記複数のヘッドからの各再生信号の1つをヘッド選択
    信号に応じて選択する第1のセレクタと、 前記第1のセレクタで選択された再生信号を増幅する第
    1の増幅器と、 前記複数のヘッドからの再生信号を前記第1のセレクタ
    に導くために前記各ヘッド毎に設けられた配線パターン
    と、 前記各ヘッド毎の配線パターンにそれぞれ隣接して配設
    されたダミーヘッドパターンと、 前記各ダミーヘッドパターンと接続され、当該各パター
    ン上の信号の1つを前記ヘッド選択信号に応じて選択す
    る第2のセレクタと、 前記第2のセレクタで選択された信号を増幅する第2の
    増幅器と、 前記第1の増幅器の出力と前記第2の増幅器の出力との
    差分をとる差動増幅用の第3の増幅器とを具備すること
    を特徴とする磁気ディスク装置。
  7. 【請求項7】 複数のヘッドを備え、当該ヘッドに対向
    する磁気記録媒体に記録された磁気記録情報を当該ヘッ
    ドにより読み取って再生する磁気ディスク装置におい
    て、 前記複数のヘッドからの各再生信号の1つをヘッド選択
    信号に応じて選択する第1のセレクタと、 前記第1のセレクタで選択された再生信号を増幅する第
    1の増幅器と、 前記第1のセレクタ及び前記第2の増幅器が搭載された
    フレキシブルプリント板と、 前記複数のヘッドからの再生信号を前記第1のセレクタ
    に導くために前記フレキシブルプリント板上に前記各ヘ
    ッド毎に設けられた配線パターンと、 前記各ヘッド毎の配線パターンにそれぞれ隣接して前記
    フレキシブルプリント板上に配設されたダミーヘッドパ
    ターンと、 前記各ダミーヘッドパターンと接続され、当該各パター
    ン上の信号の1つを前記ヘッド選択信号に応じて選択す
    る、前記フレキシブルプリント板上に搭載された第2の
    セレクタと、 前記第2のセレクタで選択された信号を増幅する、前記
    フレキシブルプリント板上に搭載された第2の増幅器
    と、 前記第1の増幅器の出力と前記第2の増幅器の出力との
    差分をとる、前記フレキシブルプリント板上に搭載され
    た差動増幅用の第3の増幅器とを具備することを特徴と
    する磁気ディスク装置。
  8. 【請求項8】 複数のヘッドを備え、当該ヘッドに対向
    する磁気記録媒体に記録された磁気記録情報を当該ヘッ
    ドにより読み取って再生する磁気ディスク装置におい
    て、 前記複数のヘッドからの各再生信号の1つをヘッド選択
    信号に応じて選択する第1のセレクタと、 前記第1のセレクタで選択された再生信号を増幅する第
    1の増幅器と、 前記第1のセレクタ及び前記第2の増幅器が搭載された
    フレキシブルプリント板と、 前記複数のヘッドからの再生信号を前記第1のセレクタ
    に導くために前記フレキシブルプリント板上に前記各ヘ
    ッド毎に設けられた配線パターンと、 前記フレキシブルプリント板上で前記各ヘッド毎の配線
    パターンの中間に配設されたダミーヘッドパターンと、 前記ダミーヘッドパターンと接続され、当該パターン上
    の信号を増幅する、前記フレキシブルプリント板上に搭
    載された第2の増幅器と、 前記第1の増幅器の出力と前記第2の増幅器の出力との
    差分をとる、前記フレキシブルプリント板上に搭載され
    た差動増幅用の第3の増幅器とを具備することを特徴と
    する磁気ディスク装置。
  9. 【請求項9】 磁気記録媒体に記録された磁気記録情報
    をヘッドにより読み取って再生し、その再生信号を配線
    パターンを介して第1の増幅器に導いて当該増幅器によ
    り増幅する再生信号増幅方法において、 前記配線パターンの近傍にダミーヘッドパターンを配設
    して、前記配線パターンで外部ノイズが拾われて当該パ
    ターン上の再生信号にノイズ信号が重畳された際に、前
    記ダミーヘッドパターンでも前記外部ノイズが拾われる
    ようにし、 前記ダミーヘッドパターン上の信号を第2の増幅器で増
    幅して、その増幅出力を前記第1の増幅器の出力から差
    動増幅用の第3の増幅器で減じることにより、ノイズ信
    号が相殺された再生信号を得るようにしたことを特徴と
    する再生信号増幅方法。
  10. 【請求項10】 磁気記録媒体に記録された磁気記録情
    報をヘッドにより読み取って再生し、その再生信号をフ
    レキシブルプリント板上に配設された配線パターンを介
    して当該プリント板上に搭載された第1の増幅器に導い
    て当該増幅器により増幅する再生信号増幅方法におい
    て、 前記配線パターンに隣接して前記フレキシブルプリント
    板上にダミーヘッドパターンを配設して、前記配線パタ
    ーンで外部ノイズが拾われて当該パターン上の再生信号
    にノイズ信号が重畳された際に、前記ダミーヘッドパタ
    ーンでも前記外部ノイズが拾われるようにし、 前記ダミーヘッドパターン上の信号を前記フレキシブル
    プリントに搭載された第2の増幅器で増幅して、その増
    幅出力を前記第1の増幅器の出力から前記フレキシブル
    プリントに搭載された差動増幅用の第3の増幅器で減じ
    ることにより、ノイズ信号が相殺された再生信号を得る
    ようにしたことを特徴とする再生信号増幅方法。
JP9174194A 1997-06-30 1997-06-30 磁気ディスク装置 Pending JPH1125408A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9174194A JPH1125408A (ja) 1997-06-30 1997-06-30 磁気ディスク装置
US09/056,040 US6046876A (en) 1997-06-30 1998-03-31 Head signal device with noise immunity function, for use in a disk storage apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9174194A JPH1125408A (ja) 1997-06-30 1997-06-30 磁気ディスク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1125408A true JPH1125408A (ja) 1999-01-29

Family

ID=15974376

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9174194A Pending JPH1125408A (ja) 1997-06-30 1997-06-30 磁気ディスク装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6046876A (ja)
JP (1) JPH1125408A (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6400520B1 (en) * 1997-10-23 2002-06-04 Seagate Technology Llc Disc drive having a preamplifier multiplexer
US6256161B1 (en) * 1999-05-20 2001-07-03 Agere Systems Guardian Corp. Echo cancellation for disk drive read circuit
US6667842B2 (en) * 2001-03-01 2003-12-23 Agere Systems, Inc. Negative feedback impedance matched preamplifier
US7206154B2 (en) * 2002-09-25 2007-04-17 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands, B.V. Method and apparatus for balanced shield shunts, leads and pads for electrical noise reduction in read heads
JP2008052795A (ja) * 2006-08-23 2008-03-06 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv 磁気ヘッドスライダの製造方法、プリアンプ及び磁気ディスク装置
US9952264B2 (en) * 2015-01-13 2018-04-24 Apple Inc. Display driver integrated circuit architecture with shared reference voltages

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2753398B2 (ja) * 1990-12-06 1998-05-20 アルプス電気株式会社 記録信号再生装置および記録信号再生方法

Also Published As

Publication number Publication date
US6046876A (en) 2000-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8879209B2 (en) Device select system for multi-device electronic system
US7408730B2 (en) Reproducing head and magnetic disk drive
JP4018771B2 (ja) 磁気ディスク、磁気記録再生方法及び磁気ディスク装置
JP2003168274A (ja) 薄膜磁気ヘッド、該薄膜磁気ヘッドを備えたヘッドジンバルアセンブリ及び該ヘッドジンバルアセンブリを備えた磁気ディスク装置
US9837106B1 (en) Two-dimensional magnetic recording (TDMR) disk drive with multiple sensors and circuitry for selection of an active pair of associated amplifiers
JPH11238212A (ja) プリアンプ回路、印刷回路、フレキシブルケーブル、ディスクドライブ装置
US7606003B2 (en) Electrical device for interconnecting magnetic head and driving circuit which uses adjusted length wires of opposite polarity to reduce crosstalk and storage apparatus including same
JPH1125408A (ja) 磁気ディスク装置
GB2539560A (en) Disk drive with preamplifier with isolation for multiple readers in a slider with a common return signal
JPH0670848B2 (ja) 磁気ヘッド装置
JPH11273012A (ja) 記憶装置
CN101814292B (zh) 以磁进动来快速切换垂直写入极磁化的垂直磁记录系统
JP2008084466A (ja) ヘッドスライダ支持装置、記憶装置
JP2806378B2 (ja) 磁気ヘッドスライダ
JPH09251813A (ja) 記録再生ディスク装置及びそれに適用する記録再生信号伝送ケーブル
US20040223263A1 (en) Magnetic head with magnetic domain control structure having antiferromagnetic layer and magnetic layer
JPH10177772A (ja) 磁気ヘッド装置及び磁気ディスク装置
US6700751B2 (en) Multi-channel magnetoresistive head device
US6563675B1 (en) Magnetic head unit
US7881015B2 (en) Overpass structure of flexible printed cable (FPC) signal lines with suspension signal lines for a hard disk drive
KR100822611B1 (ko) 재생 헤드 및 자기 디스크 장치
JP2000057549A (ja) 磁気ディスク装置及び同装置に用いられるヘッド支持部材
JPH07153023A (ja) 読取及び書込用の磁気薄膜ヘッド
JPS5826106B2 (ja) ジキヘツドイチギメソウチ
JPH04283410A (ja) 磁気記録再生装置