JPH07153023A - 読取及び書込用の磁気薄膜ヘッド - Google Patents
読取及び書込用の磁気薄膜ヘッドInfo
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- JPH07153023A JPH07153023A JP18854794A JP18854794A JPH07153023A JP H07153023 A JPH07153023 A JP H07153023A JP 18854794 A JP18854794 A JP 18854794A JP 18854794 A JP18854794 A JP 18854794A JP H07153023 A JPH07153023 A JP H07153023A
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- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
- G11B5/33—Structure or manufacture of flux-sensitive heads, i.e. for reproduction only; Combination of such heads with means for recording or erasing only
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- G11B5/3967—Composite structural arrangements of transducers, e.g. inductive write and magnetoresistive read
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- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
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- G11B5/187—Structure or manufacture of the surface of the head in physical contact with, or immediately adjacent to the recording medium; Pole pieces; Gap features
- G11B5/245—Structure or manufacture of the surface of the head in physical contact with, or immediately adjacent to the recording medium; Pole pieces; Gap features comprising means for controlling the reluctance of the magnetic circuit in a head with single gap, for co-operation with one track
- G11B5/2452—Structure or manufacture of the surface of the head in physical contact with, or immediately adjacent to the recording medium; Pole pieces; Gap features comprising means for controlling the reluctance of the magnetic circuit in a head with single gap, for co-operation with one track where the dimensions of the effective gap are controlled
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- G11B5/372—Structure or manufacture of flux-sensitive heads, i.e. for reproduction only; Combination of such heads with means for recording or erasing only using galvano-magnetic devices, e.g. Hall-effect devices using Hall or Hall-related effect, e.g. planar-Hall effect or pseudo-Hall effect in magnetic thin films
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- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
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- G11B5/3109—Details
- G11B5/313—Disposition of layers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 テープ式記憶装置に有効な読取／書込用の磁
気薄膜ヘッドに関し、製造が容易であり、各種特性の優
れたヘッドを提供することを目的とする。 【構成】 磁気薄膜層Ｐ１，Ｐ２を設け、３部分に分割
された磁気ヨーク２２，２４，２６を形成する。少なく
とも一方の薄膜層の中央部に磁束検出素子１９を配置す
る隙間を形成する。磁気ヨークは、変換用ギャップＧを
除き、上記３部分に相当する各部分をもつ連続的な磁気
回路を形成する。変換用ギャップの全幅は、記録される
データトラック幅３０を決定する。書込時、電導体を含
む磁気バルブ１８が磁束検出手段を迂回する分岐路を形
成し、ヘッドの全部分を記録用に適用させる。読出時に
は中央のヨーク部分及び変換用ギャップ部分だけがテー
プ上のデータ信号を感知し、読出素子がこの信号を検出
する。この場合、飽和電流がバルブ導体に提供されるこ
とで磁束検出手段が読出信号を感知可能とされる。
気薄膜ヘッドに関し、製造が容易であり、各種特性の優
れたヘッドを提供することを目的とする。 【構成】 磁気薄膜層Ｐ１，Ｐ２を設け、３部分に分割
された磁気ヨーク２２，２４，２６を形成する。少なく
とも一方の薄膜層の中央部に磁束検出素子１９を配置す
る隙間を形成する。磁気ヨークは、変換用ギャップＧを
除き、上記３部分に相当する各部分をもつ連続的な磁気
回路を形成する。変換用ギャップの全幅は、記録される
データトラック幅３０を決定する。書込時、電導体を含
む磁気バルブ１８が磁束検出手段を迂回する分岐路を形
成し、ヘッドの全部分を記録用に適用させる。読出時に
は中央のヨーク部分及び変換用ギャップ部分だけがテー
プ上のデータ信号を感知し、読出素子がこの信号を検出
する。この場合、飽和電流がバルブ導体に提供されるこ
とで磁束検出手段が読出信号を感知可能とされる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、テープ式記憶装置等に
有効な薄膜形の磁気ヘッドに関するものであり、特に、
誘導性の書込ヘッドと、磁束検知式の読取ヘッドとを一
体構成した磁気ヘッドに関するものである。
有効な薄膜形の磁気ヘッドに関するものであり、特に、
誘導性の書込ヘッドと、磁束検知式の読取ヘッドとを一
体構成した磁気ヘッドに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】磁気薄膜ヘッドまたは磁気変換器では、
データを記録したり読み取るために、典型的に複数の誘
導性素子が用いられる。よく知られているように、磁気
薄膜ヘッドは、第１の磁気層Ｐ１及び第２の磁気層Ｐ２
を備えており、好ましくは、上記両磁気層がパーマロイ
系の物質で作られる。これら２つの層Ｐ１，Ｐ２は、バ
ッククロージャー部 ( a back closure ) で接触し、こ
れら２つの層間の変換ギャップとともに連続的な磁気路
をもつ磁気ヨークを形成する。記録モードまたは書込モ
ードの間、データを表わす電気的な信号が、上記変換器
に送られ、磁気ディスクまたは磁気テープの関連された
表面上に磁束信号として記録される。読出モードのとき
には、上記記録された磁束信号が検出され、上記変換器
によって変換されることで、更なる利用のためのデータ
として読み出される電気的な信号が生成される。
データを記録したり読み取るために、典型的に複数の誘
導性素子が用いられる。よく知られているように、磁気
薄膜ヘッドは、第１の磁気層Ｐ１及び第２の磁気層Ｐ２
を備えており、好ましくは、上記両磁気層がパーマロイ
系の物質で作られる。これら２つの層Ｐ１，Ｐ２は、バ
ッククロージャー部 ( a back closure ) で接触し、こ
れら２つの層間の変換ギャップとともに連続的な磁気路
をもつ磁気ヨークを形成する。記録モードまたは書込モ
ードの間、データを表わす電気的な信号が、上記変換器
に送られ、磁気ディスクまたは磁気テープの関連された
表面上に磁束信号として記録される。読出モードのとき
には、上記記録された磁束信号が検出され、上記変換器
によって変換されることで、更なる利用のためのデータ
として読み出される電気的な信号が生成される。
【０００３】係る読出機能を実現するために、磁束検出
素子として磁気抵抗素子 ( magnetoresistive device.
MR )やホール素子 ( Hall effect device ) を用いるこ
とが知られている。係る磁束検出素子は、ディスクドラ
イブ装置やテープ式の記録装置に用いられている。上記
ＭＲ式の読取用変換器を用いる通常の記録用ヘッドで
は、ヘッドの書込部及び読取部は、互いに緊密に位置合
せされており、データを書き込んだり読み取るために適
切なトラックを追従するようにしている。その感度につ
いての横方向領域（すなわち読取幅）は、上記ＭＲ式変
換器の長さによって決定される。この変換器の長さは、
読み取られるべきデータトラックの幅とほぼ等しくする
必要がある。一方、係属中の米国出願第０７／８０７，
１９４号 (E.Valstyn, 外により１９９１年１２月１６
日に出願され、薄膜型の誘導式書込ヘッドと、磁束検出
式の読出素子とを一体にした読取及び書込用の磁気ヘッ
ドに関する出願）では、係るＭＲ素子が上記Ｐ２層の部
分間のスペースに配置されるものが開示されている。
素子として磁気抵抗素子 ( magnetoresistive device.
MR )やホール素子 ( Hall effect device ) を用いるこ
とが知られている。係る磁束検出素子は、ディスクドラ
イブ装置やテープ式の記録装置に用いられている。上記
ＭＲ式の読取用変換器を用いる通常の記録用ヘッドで
は、ヘッドの書込部及び読取部は、互いに緊密に位置合
せされており、データを書き込んだり読み取るために適
切なトラックを追従するようにしている。その感度につ
いての横方向領域（すなわち読取幅）は、上記ＭＲ式変
換器の長さによって決定される。この変換器の長さは、
読み取られるべきデータトラックの幅とほぼ等しくする
必要がある。一方、係属中の米国出願第０７／８０７，
１９４号 (E.Valstyn, 外により１９９１年１２月１６
日に出願され、薄膜型の誘導式書込ヘッドと、磁束検出
式の読出素子とを一体にした読取及び書込用の磁気ヘッ
ドに関する出願）では、係るＭＲ素子が上記Ｐ２層の部
分間のスペースに配置されるものが開示されている。
【０００４】磁気ヘッドは、硬質のディスク盤又はフレ
キシブルなディスク盤で構成されるディスクドライブ装
置、あるいは、フレキシブルなテープで構成されるテー
プ式の記憶装置に広く用いられている。フレキシブルな
テープは、上記テープ式の記憶装置内で供給リールから
巻取リールに送られるとき、本来のまっすぐな直線的な
動きからブレたり逸れたりする傾向がある。また、磁気
テープは、熱や機械的な様々な影響によって伸張されて
しまう。このようなテープについての好ましくない特徴
を補償するために提案されていることは、広いデータト
ラックで書込を行った後、このように記録されたデータ
トラックの相対的に狭い部分から読取りを行うことによ
って正確な読取信号を得ることが挙げられる。このよう
な提案を実現するためには、典型的に、それぞれ異なる
大きさの変換用ギャップをもつ別個の書込ヘッドと読取
ヘッドとが用いられる。しかし、このような構成とした
場合には、書込ヘッドと読取ヘッドとの適切な心合せが
要求されるので製造コストを上昇させてしまう。加え
て、別個のヘッドを設けるので大きな空間が必要とされ
る。
キシブルなディスク盤で構成されるディスクドライブ装
置、あるいは、フレキシブルなテープで構成されるテー
プ式の記憶装置に広く用いられている。フレキシブルな
テープは、上記テープ式の記憶装置内で供給リールから
巻取リールに送られるとき、本来のまっすぐな直線的な
動きからブレたり逸れたりする傾向がある。また、磁気
テープは、熱や機械的な様々な影響によって伸張されて
しまう。このようなテープについての好ましくない特徴
を補償するために提案されていることは、広いデータト
ラックで書込を行った後、このように記録されたデータ
トラックの相対的に狭い部分から読取りを行うことによ
って正確な読取信号を得ることが挙げられる。このよう
な提案を実現するためには、典型的に、それぞれ異なる
大きさの変換用ギャップをもつ別個の書込ヘッドと読取
ヘッドとが用いられる。しかし、このような構成とした
場合には、書込ヘッドと読取ヘッドとの適切な心合せが
要求されるので製造コストを上昇させてしまう。加え
て、別個のヘッドを設けるので大きな空間が必要とされ
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の１つの
目的は、誘導性の書込部と磁束検出式の読取素子とをも
つ磁気テープ式の記憶装置に用いられる読取及び書込用
の磁気薄膜ヘッドにあって、これらの書込部と読取素子
との心合せを必要としない磁気薄膜ヘッドを提供するこ
とにある。
目的は、誘導性の書込部と磁束検出式の読取素子とをも
つ磁気テープ式の記憶装置に用いられる読取及び書込用
の磁気薄膜ヘッドにあって、これらの書込部と読取素子
との心合せを必要としない磁気薄膜ヘッドを提供するこ
とにある。
【０００６】また、本発明の他の目的は、データトラッ
クに広く書込みを行った後、記録された各トラックに沿
って狭い部分から読取りを行うことができる読取及び書
込用磁気薄膜ヘッドを提供することにある。
クに広く書込みを行った後、記録された各トラックに沿
って狭い部分から読取りを行うことができる読取及び書
込用磁気薄膜ヘッドを提供することにある。
【０００７】また、本発明の他の目的は、誘導性の書込
部と、磁束検出式の読取素子とを備えた磁気テープ式記
憶装置に用いられる読取及び書込可能な磁気薄膜ヘッド
にあって、書込部と読取素子とが一体構成される磁気薄
膜ヘッドを提供することにある。
部と、磁束検出式の読取素子とを備えた磁気テープ式記
憶装置に用いられる読取及び書込可能な磁気薄膜ヘッド
にあって、書込部と読取素子とが一体構成される磁気薄
膜ヘッドを提供することにある。
【０００８】また、本発明の更なる目的は、誘導性の書
込部と磁束検出式の読取素子とを備えた磁気テープ式記
憶装置に用いられる読取及び書込可能な磁気薄膜ヘッド
にあって、製造時における許容誤差の問題を低減するこ
とができる磁気薄膜ヘッドを提供することにある。
込部と磁束検出式の読取素子とを備えた磁気テープ式記
憶装置に用いられる読取及び書込可能な磁気薄膜ヘッド
にあって、製造時における許容誤差の問題を低減するこ
とができる磁気薄膜ヘッドを提供することにある。
【０００９】また更に、本発明の目的は、誘導性の書込
部と磁束検出式の読取素子とを備えた磁気テープ式記憶
装置に用いられる読取及び書込可能な磁気薄膜ヘッドに
あって、スペースの節約を実現することができる磁気薄
膜ヘッドを提供することにある。
部と磁束検出式の読取素子とを備えた磁気テープ式記憶
装置に用いられる読取及び書込可能な磁気薄膜ヘッドに
あって、スペースの節約を実現することができる磁気薄
膜ヘッドを提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、テープ
式記憶装置に有効な読取及び書込用の磁気薄膜ヘッドで
あって、磁気ヨークを形成する２つの磁気層Ｐ１，Ｐ２
をもつ薄膜形の誘導性の書込用変換器と、磁束検出用の
読取素子と、バルブ導体 ( valve conductor )とを備え
る磁気薄膜ヘッドが提供される。上記書込用変換器の磁
気ヨークは、その中央部全体と、中央部に接近して間隔
された２つの補助的な側部とを設けてパターン形成され
る。上記２つの側部は、好ましくは互いが面対称に形成
される。これにより、上記中央部と２つの側部とから変
換用ギャップが形成され、各ギャップ部は、対応するヨ
ーク部によって形成される。磁束検出式の読取素子は、
好ましくはＭＲ素子とされ、２つの層Ｐ１又はＰ２の中
央部における２つの部分間の隙間内に位置決めされる。
当該磁気ヘッドの主磁気回路 ( primary magneticcircu
it ) に結合される分岐路にはバルブ導体が配置され
る。
式記憶装置に有効な読取及び書込用の磁気薄膜ヘッドで
あって、磁気ヨークを形成する２つの磁気層Ｐ１，Ｐ２
をもつ薄膜形の誘導性の書込用変換器と、磁束検出用の
読取素子と、バルブ導体 ( valve conductor )とを備え
る磁気薄膜ヘッドが提供される。上記書込用変換器の磁
気ヨークは、その中央部全体と、中央部に接近して間隔
された２つの補助的な側部とを設けてパターン形成され
る。上記２つの側部は、好ましくは互いが面対称に形成
される。これにより、上記中央部と２つの側部とから変
換用ギャップが形成され、各ギャップ部は、対応するヨ
ーク部によって形成される。磁束検出式の読取素子は、
好ましくはＭＲ素子とされ、２つの層Ｐ１又はＰ２の中
央部における２つの部分間の隙間内に位置決めされる。
当該磁気ヘッドの主磁気回路 ( primary magneticcircu
it ) に結合される分岐路にはバルブ導体が配置され
る。
【００１１】
【作用】書込モードのとき、データトラックは広い幅で
データが書き込まれ、その幅は、上記変換用ギャップの
トータル幅とほぼ同じとされる。このデータトラック
は、上記変換用ギャップの密接して間隔された３つの部
分の各幅寸法に対応するように３つの接近して間隔され
た部分に分割される。書込モードの間、上記バルブ導体
は活性化されておらず、磁束検出素子が分岐されるの
で、係る磁束は上記ＭＲ素子を迂回することとなり、本
磁気ヘッドは通常の磁気薄膜ヘッドのように機能する。
一方、読取モードのときには、上記バルブ導体に電流が
流され、当該バルブ導体を取り囲む磁性体を飽和させ
る。その結果、本磁気ヘッドの中央のヨークに入り込む
磁束がＭＲ素子によって感知され、これによりデータ信
号が読み出される。読み出される上記記録されたトラッ
クの狭い部分の幅は、上記２つの層Ｐ１，Ｐ２間に形成
された変換用ギャップの中央部の幅とほぼ等しくされ
る。このように書込部分の幅が広く、且つ、読取部分の
幅が狭いテープ式記憶装置にあっては、当分野のテープ
式記憶装置で従来得られた読取信号よりも高い出力の改
善された読取信号を得ることができる。
データが書き込まれ、その幅は、上記変換用ギャップの
トータル幅とほぼ同じとされる。このデータトラック
は、上記変換用ギャップの密接して間隔された３つの部
分の各幅寸法に対応するように３つの接近して間隔され
た部分に分割される。書込モードの間、上記バルブ導体
は活性化されておらず、磁束検出素子が分岐されるの
で、係る磁束は上記ＭＲ素子を迂回することとなり、本
磁気ヘッドは通常の磁気薄膜ヘッドのように機能する。
一方、読取モードのときには、上記バルブ導体に電流が
流され、当該バルブ導体を取り囲む磁性体を飽和させ
る。その結果、本磁気ヘッドの中央のヨークに入り込む
磁束がＭＲ素子によって感知され、これによりデータ信
号が読み出される。読み出される上記記録されたトラッ
クの狭い部分の幅は、上記２つの層Ｐ１，Ｐ２間に形成
された変換用ギャップの中央部の幅とほぼ等しくされ
る。このように書込部分の幅が広く、且つ、読取部分の
幅が狭いテープ式記憶装置にあっては、当分野のテープ
式記憶装置で従来得られた読取信号よりも高い出力の改
善された読取信号を得ることができる。
【００１２】
【実施例】以下、本発明に係る実施例について図面を参
照しながら詳細に説明する。尚、各図面を通して同じ部
分には同じ参照番号が付されている。図１乃至図３には
テープ式記憶装置に用いられる磁気薄膜ヘッドが示され
ている。この磁気ヘッドは、パーマロイ（商標名）又は
パーマロイ系の材料で作られた磁気層Ｐ１，Ｐ２を備え
ている。これらの層は、各層間に変換用ギャップＧをも
つ磁気ヨークを形成している。これら２つの層Ｐ１，Ｐ
２は、セラミック基板４０上にデポジットされている。
２つの層Ｐ１，Ｐ２が接触してバッククロージャー２９
を形成するようにバイアホール又はスルホール２８が設
けられており、これにより、非磁気的な変換用ギャップ
によって交叉される連続的な磁気路を形成している。２
つの層Ｐ１，Ｐ２間にデポジットされる絶縁材料１２内
には、銅線が巻かれて作られた導電コイル１０がはめ込
まれている。
照しながら詳細に説明する。尚、各図面を通して同じ部
分には同じ参照番号が付されている。図１乃至図３には
テープ式記憶装置に用いられる磁気薄膜ヘッドが示され
ている。この磁気ヘッドは、パーマロイ（商標名）又は
パーマロイ系の材料で作られた磁気層Ｐ１，Ｐ２を備え
ている。これらの層は、各層間に変換用ギャップＧをも
つ磁気ヨークを形成している。これら２つの層Ｐ１，Ｐ
２は、セラミック基板４０上にデポジットされている。
２つの層Ｐ１，Ｐ２が接触してバッククロージャー２９
を形成するようにバイアホール又はスルホール２８が設
けられており、これにより、非磁気的な変換用ギャップ
によって交叉される連続的な磁気路を形成している。２
つの層Ｐ１，Ｐ２間にデポジットされる絶縁材料１２内
には、銅線が巻かれて作られた導電コイル１０がはめ込
まれている。
【００１３】本発明によれば、上記磁気回路に沿って上
記磁気層Ｐ２の中央部の２つの部分Ｐ２Ａ，Ｐ２Ｂ間の
隙間又は窪み内に、規定された磁気容易軸 ( defined e
asyaxis of magnetization ) をもつＭＲセンサ１９が
設けられる。このＭＲセンサ１９は、厚みが約２００Å
乃至５００Åのパーマロイ系の金属で作られており、絶
縁材料２１によって取り囲まれている。ＭＲセンサの長
さは、その側面方向の感度が、当該ＭＲ変換器の長さに
よってではなく、その磁極端 ( pole tip ) の幅によっ
て決定されるので、記録されるトラックの幅よりも長目
に作られる。
記磁気層Ｐ２の中央部の２つの部分Ｐ２Ａ，Ｐ２Ｂ間の
隙間又は窪み内に、規定された磁気容易軸 ( defined e
asyaxis of magnetization ) をもつＭＲセンサ１９が
設けられる。このＭＲセンサ１９は、厚みが約２００Å
乃至５００Åのパーマロイ系の金属で作られており、絶
縁材料２１によって取り囲まれている。ＭＲセンサの長
さは、その側面方向の感度が、当該ＭＲ変換器の長さに
よってではなく、その磁極端 ( pole tip ) の幅によっ
て決定されるので、記録されるトラックの幅よりも長目
に作られる。
【００１４】上記絶縁層２１及びＰ２層の上方にデポジ
ットされるパーマロイ層１４，１６間にはバルブ導体１
８が形成される。パーマロイ層１４，１６は、上記Ｐ２
層と接触しており、これにより連続的な磁束パスを形成
して書込み用の磁気回路を実現している。また、バルブ
導体１８は１つ又は複数の銅巻 ( copper turns ) で形
成されており、これら導体とパーマロイ層１４，１６と
の間には絶縁体が施されている。バルブ導体１８及び磁
気層１４，１６は、係る各磁気層１４，１６によって提
供される磁気分岐路を開放したり閉じたりすることが可
能な磁気的な弁を形成する。
ットされるパーマロイ層１４，１６間にはバルブ導体１
８が形成される。パーマロイ層１４，１６は、上記Ｐ２
層と接触しており、これにより連続的な磁束パスを形成
して書込み用の磁気回路を実現している。また、バルブ
導体１８は１つ又は複数の銅巻 ( copper turns ) で形
成されており、これら導体とパーマロイ層１４，１６と
の間には絶縁体が施されている。バルブ導体１８及び磁
気層１４，１６は、係る各磁気層１４，１６によって提
供される磁気分岐路を開放したり閉じたりすることが可
能な磁気的な弁を形成する。
【００１５】本発明の実施において、上記パーマロイ層
Ｐ１，Ｐ２の各々のパターンは、密接に間隔された側面
ヨーク部２２，２６によって境界形成される中央部２４
を備えている。尚、側面ヨーク部２２，２６は、実質
上、互いに面対称（鏡像）の関係にある。上記Ｐ２層の
各部分２４，２２，２６は、上記Ｐ１層の各部分と実質
的に垂直方向で心合わせされる。上記２つの層Ｐ１，Ｐ
２の各磁極端部分は、変換用ギャップの幅を規定するべ
く狭くされる。上記側面部２２，２６の各々は分離され
ているが、例えば中央部２４から約１μｍ乃至４μｍと
いった距離で密接に間隔されている。読取モードの間、
上記外側部分２２，２６はシールドとして機能し、これ
によりテープ式記憶装置のオフトラック性能 ( off-tra
ck performance )を向上させる。加えて、中央のヨーク
部分２４の幅は、約１５μｍ乃至６０μｍの範囲で変え
ることができ、上記側面のヨーク部分２２，２４の幅
は、約５μｍ乃至６０μｍの範囲で変えることができ
る。
Ｐ１，Ｐ２の各々のパターンは、密接に間隔された側面
ヨーク部２２，２６によって境界形成される中央部２４
を備えている。尚、側面ヨーク部２２，２６は、実質
上、互いに面対称（鏡像）の関係にある。上記Ｐ２層の
各部分２４，２２，２６は、上記Ｐ１層の各部分と実質
的に垂直方向で心合わせされる。上記２つの層Ｐ１，Ｐ
２の各磁極端部分は、変換用ギャップの幅を規定するべ
く狭くされる。上記側面部２２，２６の各々は分離され
ているが、例えば中央部２４から約１μｍ乃至４μｍと
いった距離で密接に間隔されている。読取モードの間、
上記外側部分２２，２６はシールドとして機能し、これ
によりテープ式記憶装置のオフトラック性能 ( off-tra
ck performance )を向上させる。加えて、中央のヨーク
部分２４の幅は、約１５μｍ乃至６０μｍの範囲で変え
ることができ、上記側面のヨーク部分２２，２４の幅
は、約５μｍ乃至６０μｍの範囲で変えることができ
る。
【００１６】一方、書込モードの間には、上記変換用ギ
ャップＧのトータル幅と実施的に等しい幅Ｗw の書込ト
ラック３０が記録処理される。このトラック３０は、縦
方向, 螺旋方向, 横方向, 直角方向, 又は垂直方向等で
の各種記録技術によって記録され得る。書込モード時に
記録される書込トラック３０の幅は、密接に間隔される
複数の記録用トラック部分３０Ｌ，３０Ｃ，３０Ｒによ
って規定される。これらの記録用トラック部分は、エア
ーベアリング面 ( air bearing surface )つまり変換用
ギャップにて各ヨーク部分２２，２４，２６によって形
成される変換用ギャップのトータル幅に相当する幅を備
えている。
ャップＧのトータル幅と実施的に等しい幅Ｗw の書込ト
ラック３０が記録処理される。このトラック３０は、縦
方向, 螺旋方向, 横方向, 直角方向, 又は垂直方向等で
の各種記録技術によって記録され得る。書込モード時に
記録される書込トラック３０の幅は、密接に間隔される
複数の記録用トラック部分３０Ｌ，３０Ｃ，３０Ｒによ
って規定される。これらの記録用トラック部分は、エア
ーベアリング面 ( air bearing surface )つまり変換用
ギャップにて各ヨーク部分２２，２４，２６によって形
成される変換用ギャップのトータル幅に相当する幅を備
えている。
【００１７】また、書込モードの間、上記バルブ導体１
８は、活性化されることはなく不活性状態にあり、その
結果、記録されるべきデータを表わす各信号は、上記Ｍ
Ｒ素子１９を迂回して、バルブ導体１８をとり囲むパー
マロイでできた分岐路１４，１６を通して送られる。こ
れら書込データ信号は、上記非磁気的なギャップＧで変
換され、磁気テープ等の記憶媒体上に記録される。ま
た、読取モードの間には、上記バルブ導体１８に、例え
ば２５ミリアンペア・ターンの電流が供給され、これに
より上記パーマロイ層１４，１６の磁気材料を飽和させ
る。これら磁気層１４，１６は、これらを合わせると上
記Ｐ２層の厚みと実質的に同じであり、例えば約２μｍ
乃至３μｍとなり得る。上記記録された媒体からの磁束
が上記２つの層Ｐ１，Ｐ２の各磁極端で形成されたギャ
ップで検出されると、上記ＭＲ素子１９は、この磁束を
読取り信号として感知する。
８は、活性化されることはなく不活性状態にあり、その
結果、記録されるべきデータを表わす各信号は、上記Ｍ
Ｒ素子１９を迂回して、バルブ導体１８をとり囲むパー
マロイでできた分岐路１４，１６を通して送られる。こ
れら書込データ信号は、上記非磁気的なギャップＧで変
換され、磁気テープ等の記憶媒体上に記録される。ま
た、読取モードの間には、上記バルブ導体１８に、例え
ば２５ミリアンペア・ターンの電流が供給され、これに
より上記パーマロイ層１４，１６の磁気材料を飽和させ
る。これら磁気層１４，１６は、これらを合わせると上
記Ｐ２層の厚みと実質的に同じであり、例えば約２μｍ
乃至３μｍとなり得る。上記記録された媒体からの磁束
が上記２つの層Ｐ１，Ｐ２の各磁極端で形成されたギャ
ップで検出されると、上記ＭＲ素子１９は、この磁束を
読取り信号として感知する。
【００１８】読取モードの間、上記ＭＲ素子は直流電流
で活性化される必要がある。係るＭＲ素子１９及びバル
ブ導体１８は、これらが直列に結合されるように寸法決
めされ得る。このようにしても、ＭＲ素子１９はバルブ
導体１８よりも非常に大きい抵抗分をもっているので読
取効率に何ら影響が及ぼされることはない。更に、各層
１４，１６の厚さを上記Ｐ２層の厚さと等しく保ちなが
らこれら各層１４，１６の厚さを互いに異なるようにす
ることにより、上記ＭＲ素子１９では、他のバイアス手
段を設けることなく直流バイアスフィールドが発生され
る。もしも必要があれば、ＭＲ素子の補助的なバイアス
がソフトバイアス，永久磁石バイアス，または分岐バイ
アス手段（shunt bias means) 等、周知のもので設けら
れてもよい。加えて、長手方向のバイアスが、耐強磁性
バイアス手段，または永久磁石バイアス手段によって設
けられてもよい。
で活性化される必要がある。係るＭＲ素子１９及びバル
ブ導体１８は、これらが直列に結合されるように寸法決
めされ得る。このようにしても、ＭＲ素子１９はバルブ
導体１８よりも非常に大きい抵抗分をもっているので読
取効率に何ら影響が及ぼされることはない。更に、各層
１４，１６の厚さを上記Ｐ２層の厚さと等しく保ちなが
らこれら各層１４，１６の厚さを互いに異なるようにす
ることにより、上記ＭＲ素子１９では、他のバイアス手
段を設けることなく直流バイアスフィールドが発生され
る。もしも必要があれば、ＭＲ素子の補助的なバイアス
がソフトバイアス，永久磁石バイアス，または分岐バイ
アス手段（shunt bias means) 等、周知のもので設けら
れてもよい。加えて、長手方向のバイアスが、耐強磁性
バイアス手段，または永久磁石バイアス手段によって設
けられてもよい。
【００１９】図４に示される本発明に係る他の実施例に
おいては、ＭＲセンサ１９が、上記図２に示した実施例
のようにＰ２層ではなくＰ１層の隙間に配置されてい
る。したがって、図４の構成においてバルブ導体構造
は、上記各要素１４，１６，１８を含んでおり、上記Ｍ
Ｒセンサ１９の上方且つコイル１０の下方に位置決めさ
れる。
おいては、ＭＲセンサ１９が、上記図２に示した実施例
のようにＰ２層ではなくＰ１層の隙間に配置されてい
る。したがって、図４の構成においてバルブ導体構造
は、上記各要素１４，１６，１８を含んでおり、上記Ｍ
Ｒセンサ１９の上方且つコイル１０の下方に位置決めさ
れる。
【００２０】図５に示される実施例においては、ＭＲセ
ンサ１９が、同じくＰ１層の隙間に配置されているが、
バルブ導体構造は、各要素１４，１６，１８を含め、基
板４０に形成された窪み内に逆向きに配置されている。
ンサ１９が、同じくＰ１層の隙間に配置されているが、
バルブ導体構造は、各要素１４，１６，１８を含め、基
板４０に形成された窪み内に逆向きに配置されている。
【００２１】尚、当分野で周知なように、外部の回路と
の接続を含めて必要な電気的接続を形成するのに巻線及
びバイアスが用いられるが、本図の説明では特に詳細し
ない。
の接続を含めて必要な電気的接続を形成するのに巻線及
びバイアスが用いられるが、本図の説明では特に詳細し
ない。
【００２２】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、読取動作のために磁束センサを用いる読取及び書込
用の磁気ヘッドにおいて引き起こされていた幾つかの問
題が解決され、これにより製造誤差についての問題が低
減される。本発明がテープ式の記憶装置に適用される場
合には、広い幅で書込んで狭い幅で読取る磁気薄膜ヘッ
ドとしたことにより適切なトラックの追従性を実現し、
且つオフトラック性能が改善される。また、ＭＲ素子と
書込用変換器との心合せに係る問題は、係る新規な構成
とすることにより回避することができる。更に、ターミ
ナルノイズのスパークやバルクハウゼン・ノイズも解消
若しくはできるかぎり低減される。また、上記構成とす
ることにより、読取信号出力は、信号対雑音比が向上さ
れることで十分に改善される。
ば、読取動作のために磁束センサを用いる読取及び書込
用の磁気ヘッドにおいて引き起こされていた幾つかの問
題が解決され、これにより製造誤差についての問題が低
減される。本発明がテープ式の記憶装置に適用される場
合には、広い幅で書込んで狭い幅で読取る磁気薄膜ヘッ
ドとしたことにより適切なトラックの追従性を実現し、
且つオフトラック性能が改善される。また、ＭＲ素子と
書込用変換器との心合せに係る問題は、係る新規な構成
とすることにより回避することができる。更に、ターミ
ナルノイズのスパークやバルクハウゼン・ノイズも解消
若しくはできるかぎり低減される。また、上記構成とす
ることにより、読取信号出力は、信号対雑音比が向上さ
れることで十分に改善される。
【００２３】また、本発明に係る構成によれば、従来の
ＭＲヘッドよりもギャップ長が小さく作られ得るので、
従来のＭＲ式の読取ヘッドに比べて高い空間的分解能が
得られる。更に、本ＭＲ素子は、磁極端から十分離して
配置され得るので、磁気媒体表面の凹凸と接触するとき
でも無視できる温度偏倚しか観測されない。
ＭＲヘッドよりもギャップ長が小さく作られ得るので、
従来のＭＲ式の読取ヘッドに比べて高い空間的分解能が
得られる。更に、本ＭＲ素子は、磁極端から十分離して
配置され得るので、磁気媒体表面の凹凸と接触するとき
でも無視できる温度偏倚しか観測されない。
【００２４】尚、本発明は、上記各実施例に示された特
定的なパラメータや材料，及び各寸法に限定されるもの
ではなく、本発明に係る技術的思想の範囲内で変更可能
である。
定的なパラメータや材料，及び各寸法に限定されるもの
ではなく、本発明に係る技術的思想の範囲内で変更可能
である。
【図１】本発明に係る磁気薄膜ヘッドの上面図である。
【図２】図１に示した磁気ヘッドを線分Ａ−Ａで切断し
たときの断面図である。
たときの断面図である。
【図３】図１に示した磁気ヘッドを線分Ｂ−Ｂで切断し
たときの断面図である。
たときの断面図である。
【図４】本発明に係る磁気ヘッドの他の実施例を示す断
面図である。
面図である。
【図５】本発明に係る磁気ヘッドの更なる実施例を示す
断面図である。
断面図である。
１０…導体コイル １２…絶縁体（絶縁材料） １４，１６…パーマロイ層 １８…バルブ導体（バルブ・コンダクタ） １９…ＭＲセンサ ２１…絶縁層 ２２，２６…側面ヨーク部 ２４…中央ヨーク部 ２８…スルホール ２９…バック・クロージャー ３０…トラック ４０…セラミック基板 Ｐ１，Ｐ２…パーマロイ層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デレク ジャン クローズ アメリカ合衆国，カリフォルニア 94539, フレモント，キノールト ウェイ 185
Claims (7)
- 【請求項１】 複数のデータトラック上で記録及び読取
りされる磁気テープに適用される読取及び書込用の磁気
薄膜ヘッドであって、 少なくとも３つの密接に間隔された領域をもつ非磁性の
変換用ギャップを有し、前記３つの領域によって規定さ
れる前記変換用ギャップの全体幅が前記記録されるデー
タトラックの全体幅を規定するように磁気ヨークが形成
されており、少なくとも一方の中央部がこの内部に形成
される隙間を備えている第１及び第２の磁気層と、 前記隙間内に配置されて読取信号を検出する磁束検出手
段と、 を具備する読取及び書込用の磁気薄膜ヘッド。 - 【請求項２】 前記磁束検出手段が磁気抵抗検出素子で
ある、請求項１に記載の磁気薄膜ヘッド。 - 【請求項３】 前記磁束検出手段がホール効果素子であ
る、請求項１に記載の磁気薄膜ヘッド。 - 【請求項４】 前記磁気ヨークと結合される磁気的なバ
ルブ導体手段を更に具備し、信号記録時に前記磁束検出
手段を迂回する磁気分岐を提供する、請求項１に記載の
磁気薄膜ヘッド。 - 【請求項５】 前記バルブ導体手段が、前記磁気層の内
の少なくとも１つと結合されて前記磁束検出手段と密接
な協働関係に配置されている、請求項４に記載の磁気薄
膜ヘッド。 - 【請求項６】 前記バルブ導体手段が、前記隙間に対し
て垂直方向に心合せされて配置された第３及び第４の磁
気層を備える、請求項４に記載の磁気薄膜ヘッド。 - 【請求項７】 前記密接に間隔された部分のうちの隣接
する各部分間が、約１μｍ乃至４μｍに間隔されている
請求項１に記載の磁気薄膜ヘッド。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US10366993A | 1993-08-10 | 1993-08-10 | |
| US103669 | 1993-08-10 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07153023A true JPH07153023A (ja) | 1995-06-16 |
Family
ID=22296415
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18854794A Pending JPH07153023A (ja) | 1993-08-10 | 1994-08-10 | 読取及び書込用の磁気薄膜ヘッド |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0638893A3 (ja) |
| JP (1) | JPH07153023A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7646564B2 (en) * | 2005-03-09 | 2010-01-12 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. | Perpendicular magnetic recording head for high frequency drive |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5436779A (en) * | 1994-03-31 | 1995-07-25 | Read-Rite Corporation | Integrated yoke magnetoresistive transducer with magnetic shunt |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3921217A (en) * | 1971-12-27 | 1975-11-18 | Ibm | Three-legged magnetic recording head using a magnetorestive element |
| US4150408A (en) * | 1975-07-17 | 1979-04-17 | U.S. Philips Corporation | Thin-film magnetic head for reading and writing information |
| KR940004989B1 (ko) * | 1989-08-04 | 1994-06-09 | 마쯔시다덴기산교 가부시기가이샤 | 박막자기헤드 |
| JPH0383213A (ja) * | 1989-08-24 | 1991-04-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 薄膜磁気ヘッド |
| US5255141A (en) * | 1991-12-16 | 1993-10-19 | Read-Rite Corp. | Read-write magnetic head with flux sensing read element |
-
1994
- 1994-08-09 EP EP94112441A patent/EP0638893A3/en not_active Withdrawn
- 1994-08-10 JP JP18854794A patent/JPH07153023A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7646564B2 (en) * | 2005-03-09 | 2010-01-12 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. | Perpendicular magnetic recording head for high frequency drive |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0638893A3 (en) | 1996-05-15 |
| EP0638893A2 (en) | 1995-02-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A601 | Written request for extension of time |
Effective date: 20040419 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 |
|
| A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20040422 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20040720 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040824 |