JPH06705Y2 - ワイヤーハーネス用固定具 - Google Patents

ワイヤーハーネス用固定具

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JPH06705Y2
JPH06705Y2 JP8980989U JP8980989U JPH06705Y2 JP H06705 Y2 JPH06705 Y2 JP H06705Y2 JP 8980989 U JP8980989 U JP 8980989U JP 8980989 U JP8980989 U JP 8980989U JP H06705 Y2 JPH06705 Y2 JP H06705Y2
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JP
Japan
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mounting
fixture
wire harness
plate
split
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JP8980989U
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JPH0329791U (ja
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秀俊 佐藤
圭司 牛山
繁成 楠
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ワイヤーハーネスを車体またはパネルに取付
けるための固定具に関する。
従来、この種の固定具として第5図イ,ロに示すような
ものがある。
すなわち、固定具はワイヤーハーネスWをテープ巻きa
などにより固定する取付板b上に支柱cと一対のアンカ
ーdとから成るクリップeを立設した構造を有し、該ク
リップeをパネルP,P′の穴pに嵌着し、ワイヤーハ
ーネスを支持、固定するものである。
そして、アンカーdの下端にはパネル穴pと係合する位
置決めリブfを突設し、支柱cの両側にガタ押さえリブ
gをアンカーdと直交して突設すると共に、支柱cの基
端部に弾性を有する翼状のパネル押えh(第5図イ)ま
たは皿状のパネル押えh′(第5図ロ)を設け、パネル
P,P′の板厚によるクリップeのガタを防止してい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の固定具は、パネルの穴径が同じであれば、パネル
押えh,h′によってパネルの板厚が異なっても共通し
て使用できる。
しかし、パネルの穴径が異なる場合には位置決めリブf
とガタ押えリブgの寸法により適用穴径が定められてい
るから、同一部品に汎用性をもたせるのが困難であっ
た。
本考案は上記の点に着目してなされたもので、パネルの
穴径が多少違っても汎用的に使用できるワイヤーハーネ
ス用固定具を提供することを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記の課題を解決するため、本考案にあっては、請求項
1に記載のように、ワイヤーハーネスをテープ巻きなど
により固定する取付板にボディパネルなどの穴に嵌着さ
れるクリップを設けて成るワイヤーハーネス用固定具に
おいて、前記取付板を二枚の取付基板とこれを支持する
支持板に分割して形成し、二枚の取付基板の対向する端
部に割り型クリップを立設すると共に、取付基板または
支持板に係止片を突設し、支持板または取付基板には複
数の係止孔を所定間隔で設け、前記係止片を係止孔に差
込んで二枚の取付基板と支持板とを固定すると共に、前
記二つの割り型クリップの間隔を前記ボディパネルなど
の穴に合わせてなる構成を採用した。
上記の固定具は割り型クリップを有する二つの取付基板
を夫々可動式にしたものであるが、請求項4に記載のよ
うに、一方の取付基板のみを可動式にすることができ
る。
〔作用〕 本考案によれば、クリップを構成する一対の割り型クリ
ップの一方または両方が可動式に固定されるから、両者
の間隔を広狭自由に変えてパネルの穴径に合わせ、汎用
的に使用することができる。
〔実施例〕
第1図および第2図において、Aは合成樹脂製のワイヤ
ーハーネス用固定具であって、一対の割り型クリップ
1,1′、その取付基板2,2′および両基板を支持固
定する支持板3とから構成されている。
割り型クリップ1は、支柱1aとその先端に設けたフッ
ク状のアンカー1bとから成り、取付基板2の端部に設
けられている。また、アンカー1bの下端には位置決め
リブ1cが突設され、支柱1aの基端部には弾性を有す
る可倒式のパネル押え1dが斜め上向きに突設されてい
る。
この割り型クリップ1は、従来のクリップを二つに縦割
りした形状であり(第5図参照)、これと左右対称形の
割り型クリップ1′が他方の取付基板2′の端部に立設
される。
取付基板2,2′の支柱側の端部は、その両側がヒンジ
4により接離可能に結合され、裏面にはそれぞれ係止片
5が突設されている。
支持板3には、その左右両側に複数の係止孔6が所定間
隔で設けられている。この支持板3は図のように一方の
取付基板2′(または2)にヒンジ7により折り返し可
能に連結しておくのが好ましい。
固定具Aの使用に際しては、支持板3を第2図のように
取付基板2,2′の裏面側に折り返し、一対の割り型ク
リップ1,1′の間隔がパネルの穴径に合うように係止
片5を係止孔6に差込んで両基板2,2′を固定する。
そして、第3図のように取付基板2,2′および支持板
3にワイヤーハーネスWを従来と同様にテープ巻き8に
より固定し、割り型クリップ1,1′をパネルPの穴p
に嵌着する。
以上は、第5図における従来の固定具の取付板を二枚の
取付基板2,2′と支持板3とに分割し、二つの割り型
クリップ1,1′を可動式とした例であるが、第4図の
固定具Bのように一方の割り型クリップのみを下動式に
することもできる。
すなわち、ワイヤーハーネスを固定する取付板9の片半
部(図中、左側)に段差を有する凹板部10を設けると
共に、この凹板部10にほぼ整合する取付基板2″を設
ける。
この取付基板2″と取付板9の残された片半部9′との
対向する端部に、第1図の場合と同様に割り型クリップ
1,1′を設ける。そして、取付基板2″の裏面には係
止片5を、凹板部10には複数の係止孔6を設けると共
に、取付基板2″と凹板部10をヒンジ11により連結
する。
この場合にも、係止片5を差込む係止孔6の位置を選択
することにより、割り型クリップ1,1′間の間隔を変
え、パネルの穴径に対応させることができる。
以上の実施例では、取付基板に係止片を、支持板または
凹板部に係止孔を、それぞれ設けた構造としたが、逆に
取付基板に係止孔を、支持板または凹板部に係止片を設
けた構造としてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、クリップを二つ
に分割した一対の割り型クリップの一方または両方をパ
ネルの穴径に対応して可動式に固定できるので、ワイヤ
ーハーネス用固定具を汎用的に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるワイヤーハーネス用固定具の斜視
図、 第2図は同上の側面図、 第3図は同上の使用状態を示す側面図、 第4図は本考案によるワイヤーハーネス用固定具の他の
実施例を示す側面図、 第5図イ,ロはそれぞれ従来のワイヤーハーネス用固定
具の説明図である。 A,B…ワイヤーハーネス用固定具、1,1′…割り型
クリップ、1a…支柱、1b…アンカー、1c…位置決
めリブ、1d…パネル押え、2,2′,2″…取付基
板、3…支持板、4,7,11…ヒンジ、5…係止片、
6…係止孔、9…取付板。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワイヤーハーネスをテープ巻きなどにより
    固定する取付板にボディパネルなどの穴に嵌着されるク
    リップを設けて成るワイヤーハーネス用固定具におい
    て、 前記取付板を二枚の取付基板とこれを支持する支持板に
    分割して形成し、 二枚の取付基板の対向する端部に割り型クリップを立設
    すると共に、取付基板または支持板に係止片を突設し、 支持板または取付基板には複数の係止孔を所定間隔で設
    け、 前記係止片を係止孔に差込んで二枚の取付基板と支持板
    とを固定すると共に、前記二つの割り型クリップの間隔
    を前記ボディパネルなどの穴に合わせることを特徴とす
    る固定具。
  2. 【請求項2】前記支持板が前記二枚の取付基板の一方に
    ヒンジにより係合されている請求項1の固定具。
  3. 【請求項3】ワイヤーハーネスをテープ巻きなどにより
    固定する取付板にボディパネルなどの穴に嵌着されるク
    リップを設けて成るワイヤーハーネス用固定具におい
    て、 前記取付板の片半部に段差を有する凹板部を形成すると
    共に、該凹板部にほぼ整合する取付基板を設け、 取付基板と前記取付板の残された片半部との対向する端
    部にそれぞれ割れ型クリップを立設し、 取付基板または凹板部に係止片を突設し、凹板部または
    取付基板には複数の係止孔を所定間隔で設け、 前記係止片を係止孔に差込んで取付基板と凹板部とを固
    定すると共に、前記二つの割り型クリップの間隔を前記
    ボディパネルなどの穴に合わせることを特徴とする固定
    具。
  4. 【請求項4】前記取付基板が凹板部にヒンジにより結合
    されている請求項3の固定具。
JP8980989U 1989-08-01 1989-08-01 ワイヤーハーネス用固定具 Expired - Lifetime JPH06705Y2 (ja)

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JP8980989U JPH06705Y2 (ja) 1989-08-01 1989-08-01 ワイヤーハーネス用固定具

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JPH0329791U JPH0329791U (ja) 1991-03-25
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