JPH0669662A - 多層プリント配線板 - Google Patents

多層プリント配線板

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JPH0669662A
JPH0669662A JP4215948A JP21594892A JPH0669662A JP H0669662 A JPH0669662 A JP H0669662A JP 4215948 A JP4215948 A JP 4215948A JP 21594892 A JP21594892 A JP 21594892A JP H0669662 A JPH0669662 A JP H0669662A
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JP
Japan
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circuit
wiring board
mounting portion
printed wiring
semiconductor
Prior art date
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Pending
Application number
JP4215948A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Minami
浩司 南
Masaki Amatsu
正喜 天津
Takeshi Kano
武司 加納
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体チップと電源回路やグランド回路など
の回路との伝達距離を短くする。 【構成】 厚み方向に複数層の回路1を設け、半導体チ
ップ2を搭載するための半導体搭載部3を表面に開口さ
せて凹設して多層プリント配線板を作成する。この多層
プリント配線板において、半導体搭載部3の内壁面にメ
ッキ導体4を形成して半導体搭載部3のこの内壁面に露
出する複層の回路1を導通接続する。複層の回路1の導
通接続は半導体搭載部3に搭載された半導体チップ2に
最も近接した箇所でおこなうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の基板とし
て用いられる多層プリント配線板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】PC−QFPなど、多層プリント配線板
を半導体チップを搭載する基板として用いた半導体装置
が提供されている。このものは、多層プリント配線板に
半導体搭載部を一方の表面に開口させて凹設すると共に
多層プリント配線板にリードフレームのリードを接続
し、そして半導体搭載部内にICチップ等の半導体チッ
プを取り付けて多層プリント配線板の表面に形成した回
路と半導体チップの電極とを金線等でワイヤーボンディ
ングし、さらに多層プリント配線板の全体を樹脂モール
ドすることによって作成されている。
【0003】この多層プリント配線板は厚み方向に複数
層の回路を設けて形成されるが、各層の回路は多層プリ
ント配線板にスルーホールを設けて導通接続がなされて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように形成され
る半導体装置にあって、半導体チップの高速化によって
半導体装置にも高度の電気特性が要求され、これに伴っ
て半導体チップから多層プリント配線板に設けられた電
源回路やグランド回路などへの伝達距離をできるだけ小
さくしたいという要望がある。しかし各層の回路は上記
のように多層プリント配線板にスルーホールを設けて導
通接続されており、スルーホールの形成箇所は半導体搭
載部から所定の距離離れて設けられるために、スルーホ
ールを介して半導体チップと電源回路やグランド回路な
どの回路を接続すると、半導体チップからの伝達距離が
長くなり、半導体チップの高速化に対応することができ
ないという問題があった。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、半導体チップと電源回路やグランド回路などの回
路との伝達距離を短くすることができる多層プリント配
線板を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る多層プリン
ト配線板は、厚み方向に複数層の回路1を設け、半導体
チップ2を搭載するための半導体搭載部3を表面に開口
させて凹設した多層プリント配線板において、半導体搭
載部3の内壁面にメッキ導体4を形成して半導体搭載部
3のこの内壁面に露出する複層の回路1を導通接続して
成ることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】半導体搭載部3の内壁面にメッキ導体4を形成
して半導体搭載部3のこの内壁面に露出する複層の回路
1を導通接続するようにしているために、複層の回路1
の導通接続は半導体搭載部3に搭載された半導体チップ
2に最も近接した箇所でおこなうことができる。
【0008】
【実施例】以下本発明を実施例によって詳述する。図1
は本発明の一実施例を示すものである。多層プリント配
線板Aは、ガラス布基材エポキシ樹脂積層板等の樹脂積
層板を絶縁基体として厚み方向に複数の層で回路1を設
けることによって形成されるものであり、多層プリント
配線板Aの中央部には半導体搭載部3が表面に開口させ
て凹設してある。そしてこの半導体搭載部3の内壁面に
は縦方向(深さ方向)のメッキ導体4が図1(a)のよ
うに部分的に複数本形成してあり、プリント配線板Aに
設けた複数層の回路1のうち半導体搭載部3の内壁面に
露出する回路1がこのメッキ導体4によって導通接続し
てある。図1の実施例では図1(b)に示すように回路
1のうち表面に形成された回路1aの一部のインナーリ
ード8と電源回路やあるいはグランド回路として形成さ
れる内層の回路1bとをメッキ導体4によって導通接続
するようにしてある。
【0009】そしてこの多層プリント配線板Aの半導体
搭載部3内にICチップ等の半導体チップ2を接着し、
半導体搭載部3の周囲を囲むように放射状に多層プリン
ト配線板Aの表面に形成される回路1aのインナーリー
ド8と半導体チップ2の電極との間に金線等でワイヤー
ボンディングすることによって、半導体チップ2を多層
プリント配線板Aに搭載することができるものである。
このように半導体チップ2を半導体搭載部3に搭載する
にあたって、半導体チップ2は回路1aのインナーリー
ド8からメッキ導体4を介して電源回路やあるいはグラ
ンド回路として形成される内層の回路1bに接続される
ものであり、回路1a,1bの導通接続は半導体搭載部
3の内壁面という半導体チップ2に最も近接した箇所に
設けられたメッキ導体4でおこなうことができるため
に、半導体チップ2と電源回路やあるいはグランド回路
として形成される回路1bとの間の伝達距離を短くする
ことができるものである。
【0010】図2は上記の図1の多層プリント配線板A
の製造の一例を示すものであり、まず図2(a)のよう
に表裏に銅箔等を貼った回路基板10に半導体搭載部3
の内壁を形成すべき箇所に沿って表裏に貫通するスルー
ホール11を穿孔加工して設け(鎖線で半導体搭載部3
の内壁を形成すべき箇所を示す)、スルーホールメッキ
をおこなってスルーホール11の内周に銅メッキ等のメ
ッキ導体4を形成する。このメッキはパネルメッキでお
こなうことができる。すなわち、まず化学銅メッキ等の
化学メッキをおこなって薄いメッキ層を形成した後に、
この薄いメッキ層に電極を接続して通電することによっ
て、薄いメッキ層の表面に電解銅メッキ等の電解メッキ
をしてメッキ厚を確保するようにしておこなうことがで
きる。次に、回路基板10にプリント・エッチング等の
回路形成処理をおこなって回路1を形成した後に、プレ
ス加工やルーター加工等することによって図2(a)の
鎖線に沿って回路基板10を切断し、回路基板10に表
裏に開口させて半導体搭載部3を形成する。このように
スルーホール11の中心を結ぶ鎖線に沿って回路基板1
0を切断すると、スルーホール11の内周に設けたメッ
キ導体4は断面半円形で半導体搭載部3の内壁面に形成
されることになるものである。そしてこの回路基板11
を、回路1を設けた他の回路基板12の表面に図2
(b)のように半導体搭載部3と合致する開口13を設
けた絶縁層14を介して重ねて積層することによって、
図1に示したような多層プリント配線板Aを作成するこ
とができるものである。回路基板11の積層は接着剤等
を用いておこなう他に、絶縁層14をプリプレグで形成
して熱圧成形をおこなって絶縁層14によって積層させ
るようにしてもよい。
【0011】図3(a)(b)は本発明の他の実施例を
示すものであり、この実施例では半導体搭載部3の内壁
面に横方向(半導体搭載部3の周方向)に沿ってメッキ
導体4を設けるようにしてある。このメッキ導体4で多
層プリント配線板Aに形成された内層の回路1同士を導
通接続させることができる。図3のプリント配線板Aは
図4に示すようにして作成することができる。まず図4
(a)のように銅箔等の金属箔16を積層した回路基板
17に半導体搭載部3と同じ大きさの開口18を設け、
開口18の内周にパネルメッキをおこなって図4(b)
のようにメッキ導体4を形成し、さらに回路形成処理を
おこなって回路基板17の表面や裏面に回路1を設け
る。次に、開口18と同じ大きさの開口13を設けた絶
縁層14を介して一枚乃至複数枚の回路基板17を回路
1を設けた他の回路基板12に重ねると共にさらに開口
18と同じ大きさの開口19を設けると共に表面に回路
1を設けた他の回路基板20を重ね、積層接着すること
によって、各開口13,18,19が合致して形成され
る半導体搭載部3を設けると共に半導体搭載部3の内周
にメッキ導体4を設けた多層プリント配線板Aを作成す
ることができるものである。尚、メッキ導体4の厚み
(半導体搭載部3の深さ方向の寸法)が数十μmと薄い
場合には、銅箔等の金属箔を多層プリント配線板A内に
積層して用いて金属箔の端面を半導体搭載部3の内壁面
に露出させることによってメッキ導体4を形成するよう
にしてもよい。この場合には金属箔そのものが電源回路
やあるいはグランド回路を形成する。
【0012】図5(a)(b)の実施例は図1の実施例
の応用例を示すものであり、半導体搭載部3を上段と下
段の二段に形成してあり、半導体搭載部3の段面3aに
も回路1aのインナーリード8を設けるようにしてあ
る。また半導体搭載部3の各段の内壁面にそれぞれ縦方
向にメッキ導体4を形成して回路1aのインナーリード
部8と内層の回路1bとを導通接続するようにしてあ
る。この実施例のプリント配線板Aは、半導体搭載部3
の各段をそれぞれ別に図2(a)と同様にして作成し、
そしてそれぞれを図2(b)と同様に積層することによ
って製造することができる。
【0013】図6(a)(b)の実施例は図3の実施例
の応用例を示すものであり、半導体搭載部3を上段と下
段の二段に形成すると共に、半導体搭載部3の各段の内
壁面にそれぞれ横方向にメッキ導体4を形成してある。
この実施例のプリント配線板Aは、半導体搭載部3の各
段をそれぞれ別に図4(a)(b)と同様にして作成
し、そしてそれぞれを図4(c)と同様に積層すること
によって製造することができる。
【0014】図7(a)(b)の実施例は、図1の実施
例と図3の実施例を組み合わせた応用例を示すものであ
り、半導体搭載部3の内壁面にメッキ導体4として縦方
向のメッキ導体4aと横方向のメッキ導体4bとが形成
してある。この実施例のプリント配線板Aは、図2
(a)と同様にしてメッキ導体4を設けた回路基板10
と図4(a)(b)と同様にしてメッキ導体4を設けた
回路基板17とを積層することによって、製造すること
ができる。
【0015】
【発明の効果】上記のように本発明は、半導体搭載部の
内壁面にメッキ導体を形成して半導体搭載部のこの内壁
面に露出する複層の回路を導通接続するようにしたの
で、複層の回路の導通接続は半導体搭載部に搭載された
半導体チップに最も近接した箇所でおこなうことができ
るものであり、半導体チップと電源回路やグランド回路
などの回路との伝達距離を短くすることが可能になるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すものであり、(a)は
斜視図、(b)は一部の拡大断面図である。
【図2】同上実施例の製造方法を示すものであり、
(a)は斜視図、(b)は分解斜視図である。
【図3】本発明の他の実施例を示すものであり、(a)
は斜視図、(b)は一部の拡大断面図である。
【図4】同上実施例の製造方法を示すものであり、
(a)及び(b)は断面図、(c)は分解断面図であ
る。
【図5】本発明のさらに他の実施例を示すものであり、
(a)は斜視図、(b)は一部の拡大断面図である。
【図6】本発明のさらに他の実施例を示すものであり、
(a)は斜視図、(b)は一部の拡大断面図である。
【図7】本発明のさらに他の実施例を示すものであり、
(a)は斜視図、(b)は一部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 回路 2 半導体チップ 3 半導体搭載部 4 メッキ導体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厚み方向に複数層の回路を設け、半導体
    チップを搭載するための半導体搭載部を表面に開口させ
    て凹設した多層プリント配線板において、半導体搭載部
    の内壁面にメッキ導体を形成して半導体搭載部のこの内
    壁面に露出する複層の回路を導通接続して成ることを特
    徴とする多層プリント配線板。
JP4215948A 1992-08-13 1992-08-13 多層プリント配線板 Pending JPH0669662A (ja)

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JP4215948A JPH0669662A (ja) 1992-08-13 1992-08-13 多層プリント配線板

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005217079A (ja) * 2004-01-28 2005-08-11 Kyocera Corp 半導体素子収納用パッケージおよびその製造方法
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WO2011058879A1 (ja) * 2009-11-12 2011-05-19 日本電気株式会社 機能素子内蔵基板、機能素子内蔵基板の製造方法、及び、配線基板
JP2012019102A (ja) * 2010-07-08 2012-01-26 Toshiba Corp 信号伝送回路及び多層基板

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Effective date: 20001003