JPH0669328A - 半導体ウェーハ収納容器 - Google Patents
半導体ウェーハ収納容器Info
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- JPH0669328A JPH0669328A JP23904892A JP23904892A JPH0669328A JP H0669328 A JPH0669328 A JP H0669328A JP 23904892 A JP23904892 A JP 23904892A JP 23904892 A JP23904892 A JP 23904892A JP H0669328 A JPH0669328 A JP H0669328A
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Abstract
の着脱作業が迅速容易であって、しかも帯電した静電気
の除去が容易な半導体ウェーハ収納容器を提供する。 【構成】 円盤状のウェーハを多数枚重ねて収納可能な
有底円筒状の容器本体2と、この容器本体2の円筒部2
bの外周を覆う筒部3aを有する蓋体3とで構成され、
容器本体2の円筒部2bの外面と蓋体3の内側に設けた
円筒部3aの内面との間には、15°〜45°(特に好
ましくは、30°程度)の相対回動角度で両者を着脱で
きる部分ねじ2f,3gを設けると共に、容器本体2の
底部を円形状または正方形状とし、蓋体3の筒部を正四
角柱形状に構成する。容器本体2および蓋体3は、導電
性プラスチックスを素材として成形することもできる。
Description
ハ(以下、「ウェーハ」と言う)を運搬、保管する際に
使用するウェーハ用の容器に関し、詳しくは、ウェーハ
の運搬、保管、取出し作業に適するように改良されたウ
ェーハ収納容器に関する。
して、従来、USP4,787,508に記載のものが
知られている。このウェーハ収納容器は、図8に示すよ
うに、円盤状のウェーハを多数枚重ねて収納可能な有底
円筒状の容器本体aと、この容器本体aの円筒部bの外
周を覆う円筒部cを有する蓋体dとで構成されている。
ここで、容器本体aの底部eの上面には雄ねじfが、蓋
体dの円筒部cの先端内面には上記雄ねじfに対応する
雌ねじgがそれぞれ設けられており、両者のねじ嵌合に
より容器本体aと蓋体dとが着脱できるように構成され
ている。そして、容器本体aの底部e外周面には連続し
た筋状の凹凸からなる滑り止め用のローレットが形成さ
れ、蓋体dの上面には同様のローレットを外周面に形成
した円形の着脱用凸部hが設けられており、上記着脱を
容易とするような構成が施されている。
においては、容器本体aの円筒部bに、その全長に亙る
大気開放用のスリットiが複数条設けられ、円筒部b内
に収納されたウェーハを真空吸着等により取出すことが
できるように構成されている。さらに、蓋体dの上面に
は、前記着脱用凸部hの周囲にリング状突起jが形成さ
れ、その外周面が他の容器本体aの底部e下面側に嵌合
することで、多数のウェーハ収納容器を相互に上下方向
に積み重ねて一体化できるようになっている。
ウェーハ収納容器は、蓋体dの周面形状が円形であって
横置きすると転がるため、ウェーハの運搬、保管にあた
っては縦置きせざるを得ない。しかし、このような縦置
きにすると、多数のウェーハを上下に重ねて収納したと
き、下部に収納されたウェーハはその上方に収納された
ウェーハやウェーハ間に設けられるクッション材等の介
在物の重量により破壊する危険がある。
器本体a側の雄ねじfと蓋体d側の雌ねじgとのねじ嵌
合により行うので、両者を少なくとも360°相対回転
させる必要があり、着脱作業が面倒である。しかも、こ
の着脱作業用として設けられたローレットを有する容器
本体aの底部e外周面は、例えば直径が150mmもあ
り、通常、作業員が把持できない大きさとなっており、
この点からも容器本体aと蓋体dとの着脱作業が面倒で
ある。このようなことから、容器本体aから蓋体dを取
り外す場合には、ウェーハ収納容器を空中に持ち上げ、
全体を抱え込むようにして容器本体aに対して蓋体dを
回転せざるを得ず、ウェーハは作業ミスによる落下の危
険に晒されるという問題がある。
収納容器は絶縁性の通常のプラスチックスを素材として
おり、容器本体aや蓋体dに静電気が帯電した場合には
その除去が難しく、静電気ショックによって高価なウェ
ーハが損傷する危険がある。
れたもので、縦置き横置き自在であり、容器本体と蓋体
との着脱作業を迅速かつ容易に行うことができ、また静
電気が帯電しにくいウェーハ収納容器を提供することを
目的とする。
め、本発明のウェーハ収納容器は、円盤状のウェーハを
多数枚重ねて収納可能な有底円筒状の容器本体と、この
容器本体の円筒部外周を覆う筒部を有する蓋体とで構成
されてなり、容器本体の円筒部外面と蓋体の筒部内面と
の間には、15°〜45°の相対回動角度で両者を着脱
できる部分ねじを設けると共に、容器本体の底部を円形
状または正方形状とし、蓋体の筒部を正四角柱形状に構
成してなることを特徴とする。また、上記構成に加え、
容器本体および蓋体は、導電性プラスチックスを素材と
して成形したことを特徴とし、さらに、容器本体の筒部
周面には、内部に収納されたウェーハの取出しを可能と
する大気開放口が設けられてなることをも特徴とする。
は、容器本体との着脱作業を容易にするための着脱用凹
凸部等を設けることができるし、これらの凹凸部等には
ローレットを形成することができる。また、上記凹凸部
は、相互に嵌合できるように構成してもよいし、またこ
れとは別個に容器本体の下部底面および蓋体の上面に相
互に嵌合可能な凹凸部を設けることもできる。
ハ収納容器は、容器本体を覆う蓋体の筒部が正四角柱形
状をなすので、従来同様に縦置きすることは勿論のこ
と、横置きすることも自在であるため、安定した状態で
多数の収納容器の運搬や保管を行うことができる。
〜45°の相対回動角度で両者を着脱できる、部分ねじ
(通常、リード角(雌ねじ側の傾斜角)は大きく設定さ
れている)が設けられているので、容器本体と蓋体とを
上記角度だけ相対回動させることで両者の着脱が行われ
る。相対回動角度は、小さすぎると、容器本体と蓋体と
の嵌合が強固でなくなるし、大きすぎると着脱作業が迅
速かつ容易に行うことができなくなる。このため、相対
回動角度は上記15°〜45°の範囲内としてあり、通
常は30°程度とすることが好ましい。
には、この容器本体底部の角部を一方の手で挟み込み、
他方の手で蓋部を回動させることも容易となるので、従
来のようにウェーハ収納容器を空中に持ち上げ、全体を
抱え込むようにして容器本体aに対して蓋体dを回転さ
せなくても、テーブル等の上に収納容器を置いた状態
で、容器本体から蓋体を取り外すこともできる。
場合には、上記蓋体の取り外しがより容易となる。もち
ろん、ウェーハ収納容器を空中に持ち上げて蓋体を取り
外すこともでき、この場合には、下部底面に着脱用凹凸
部が形成された容器本体が好適に用いられる。上記蓋体
上面や容器本体下部底面に設けられた脱用凹凸部を把持
して蓋体を30°程度回転すれば、蓋体は容易に容器本
体から取り外される。これにより、作業ミスによるウェ
ーハ収納容器の落下の危険性は、蓋体を容器本体に対し
て360°以上回転させなければ取り外すことができな
い従来の収納容器の場合と比較して、大幅に低減され
る。
スチックスを素材として成形されている場合には、静電
気の帯電を防止することができ、電気ショックからのウ
ェーハの保護が図られる。大気開放口が容器本体の筒部
周面に設けられている場合には、容器本体内に収納され
たウェーハを真空吸着等の手段により取り出すことが容
易となり、容器本体の底部下面および蓋体の上面に相互
に嵌合可能な凹凸部が設けられている場合には、多数の
ウェーハ収納容器を相互に上下方向に積み重ねて一体化
することができる。なお、通常、蓋部上面の嵌合用凹凸
部は、上記蓋部上面に設けられる着脱用凹凸部と共用さ
れる。また、容器本体の底部下面に設けられる嵌合用凹
凸を着脱用凹凸部として使用することもできる。
一実施例を示す図であり、図1は、その全体構造を一部
断面として示す分解斜視図、図2は同じく半断面として
示す平面図、図3は同じく半断面として示す側面図(図
2におけるU矢視図)である。図1〜図3において、ウ
ェーハ収納容器1は、図示省略した円盤状のウェーハ
(公称5インチ、6インチ、8インチ等のサイズがある
が、本実施例では例えば6インチのものとする)を多数
枚重ねて収納可能な有底円筒状の容器本体2と、この容
器本体2に被せられる蓋体3とで構成されている。
円筒部2bが突設されたもので、この円筒部2bには、
その先端部から基端部に亙る所定幅のスリット2cが円
周方向に4等配した位置に形成されている。通常、正方
形の一辺の長さは後述する角筒部3aの側辺の長さと同
一とされる。なお、上記基底部2aを、円形状とするこ
ともできるが、基底部2aを正方形状に構成したとき
は、容器本体aの底部の角部を一方の手で挟み込み、他
方の手で蓋部を回動させることも容易となるので、ウェ
ーハを収納容器を空中に持ち上げて蓋体の取外しを行
う、と言った作業の必要はなくなる。一方、蓋体3は、
全体が正四角柱状をなし、円筒部3aと、この円筒部3
aに外接する角筒部3bとにより構成されている。この
円筒部3aは、容器本体2の円筒部2bを覆い、下端部
が容器本体2の基底部2aの一部を残して覆っている。
なお、円筒部3aは、本発明容器においては必須ではな
いが、本実施例では、該円筒部3aは、蓋体3と容器本
体2との着脱の際の、案内手段等としての役割をなして
いる。
円形台状の突起からなる着脱用凸部3cがそれぞれ形成
されている。着脱用凸部3cは、作業員が把持できるよ
うに直径が100mm程度となっており、その外周面に
は滑り止め用のローレットが形成されている。さらに、
蓋体3の上面には、着脱用凸部3cと所定の間隔を開け
てその周囲にリング状突起3dが同心円をなして形成さ
れている。これに対応して容器本体2の基底部2aの下
面には、リング状突起3dの外周面が嵌合する外周壁2
eが形成されており、これらで多数のウェーハ収納容器
1を相互に上下方向に積み重ねて一体化させる凹凸部が
構成されている。図1〜図3に示した蓋体3では、着脱
用凸部3cとリングリング状突起3dにてリング状の溝
を形成したが、、たとえば図4に示すように、蓋体3の
上面部Sに、親指あるいは親指以外の4指が入る着脱用
の断続的な溝3jを形成することもできる。ところで、
ローレットを着脱用の滑り止めに使用する場合、手垢等
が該ローレットの微細な溝内に付着する場合があるが、
手垢等が付着したウェーハ収納容器を、クリーンルーム
内に持ち込むことは、防塵の観点から好ましいことでは
ない。蓋体3を、図4のように構成する場合には、溝3
jの内側面には図1に示したようなローレットを形成し
なくても、蓋体3の着脱を容易に行うことができる。な
お、図示はしないが、容器本体2aの基底部2aも上記
と同様に形成できる。
面)は同心円状の複数の補強リブが突出する凹凸形状と
なっているが、これらの上端は同一面上に位置してお
り、ウェーハを水平に載置できるようになっている。ま
たこの基底部2aの上面に対向する蓋体3の内面も同様
に構成されている。ここで、図5の要部拡大断面図およ
び図6の同じく断面図(図5のV矢視断面図)に示すよ
うに、容器本体2の円筒部2b外面と蓋体3の円筒部3
a内面との間には、両者を着脱するための部分ねじが構
成されている。すなわち、容器本体2のスリット2cで
4分割された円筒部2bの各部分において、その外周面
上端部の幅方向中央部には、部分雄ねじとして長さ約2
0mm、幅約2mm程度の突条体2fが約6.5°の右
ねじリード角を以ってそれぞれ突設されている。
容器本体2の円筒部2bの上端部が嵌まる小径部3eが
段部3fを介して形成され、この小径部3e内周面に
は、上記4個の突条体2fがそれぞれ嵌合する部分雌ね
じとしての長さ約65mmmの4個の傾斜溝3gが円周
方向に4等配した位置にそれぞれ形成されている。そし
て各傾斜溝3gの下端部は上記段部3fに開口した周長
約25mmの突条体導入口3hに連続しており、この突
条体導入口3hに導入された上記突条体2fは容器本体
2と蓋体3とが約30°相対回動することで傾斜溝3g
に沿ってウェーハ収納容器1の高さ方向に約9mm移動
するようになっている。なお、部分ねじは、蓋体3の円
筒部の外側下端部に突条体を設け、容器本体の内側下端
部に、図5および図6で示される雌ねじ部を形成しても
よいが、本発明容器を金型成形する場合には、スライド
金型が用いられるが、前述したように、本体筒部の上端
部に突状体を設ける場合の方が、金型が複雑にならず有
利である。
の円筒部2bの上端部内周面を案内するように蓋体3の
内面に突設された円弧状突起3iであり、図2に示すよ
うに円周方向に4等配して設けられている。このような
構造を有するウェーハ収納容器1の容器本体2および蓋
体3は、導電性フィラーを添加した導電性プラスチック
ス、あるいはポリマーアロイ処理した導電性プラスチッ
クスを素材として一体成形されている。なお、添加する
導電性フィラーとしては、カーボンブラック、グラファ
イトカーボン、グラファイト、炭素繊維、金属粉末、金
属繊維、金属酸化物の粉末、金属コートした無機質微粉
末、有機質微粉末および繊維が使用できる。
その作用を説明する。まず、ウェーハを運搬あるいは保
管する場合、ウェーハは容器本体2の円筒部2b内に収
納する。その際、多数のウェーハを収納する場合には、
所定枚数毎にクッションシートおよび導伝シートを介在
させるのが好ましい。そして収納されたウェーハ上に隙
間がある場合には、ウェーハの踊りを防止する意味でク
ッションシートを適当厚さ分載せ、この状態で容器本体
2に蓋体3を被ぶせて組み付ける。
付け作業は、まず容器本体2の円筒部2bに蓋体3の円
筒部3aを被ぶせ、その上端部内面の段部3fに開口す
る各突条体導入口3hを円筒部2b上端部の各突条体2
fに合致させ、両者を右ねじ方向に相対回動させる。こ
の作業は、テーブル等の平坦な場所に、容器本体2を置
いた状態で行うこともできるし、蓋体3の着脱用凸部3
cと容器本体2の下部側面とを両手にそれぞれ把持して
行うこともできる。容器本体2の基底部2aが正方形状
である場合には、正方形の角部を一方の手で押さえ付け
ることで、容器本体2をテーブル等に固定できるので、
上記作業を一層迅速かつ容易に行うことができる。な
お、蓋体3が、容器本体2の全体を覆うような場合に
は、下端部が(すなわち、容器本体2の下部側面を把持
できないような場合)には、容器本体の底部下面にも、
着脱用凸部を設けておく(通常、嵌合用凹凸部と共用さ
れる)こともできる。
体導入口3hから傾斜溝3gに沿ってウェーハ収納容器
1の高さ方向に約9mm移動する。この移動は、30°
程度の回動に伴って行われ、容器本体2に対する蓋体3
の組み付け作業が終了する。傾斜溝3gの先端の幅を、
突条体2fの幅と同しくする等の手段を講じることで、
組み付けの強度を強化することもできる。なお、収納容
器1内のウェーハを取り出すべく、容器本体2から蓋体
3を取り外す作業は、上記と逆の手順で行われる。この
ようにして、容器本体2と蓋体3との着脱作業は極めて
迅速かつ容易に行われる。
体2の基底部2aを下にして縦置きすることは勿論でき
るが、蓋体3の角筒部3bにより周面形状が4角形をな
すので、角筒部3bの一面を下にして横置きすることも
自在である。そこで、多数のウェーハを収納した収納容
器1は横置きするのが好ましい場合もある。こうするこ
とで、各ウェーハは垂直姿勢に保持されるから、多数の
ウェーハが水平姿勢で積み重ねられる場合に発生するウ
ェーハの破壊を未然に防止することができる。
縦置き、横置き自在であるので、運搬時に専用箱等へ収
納する際には、縦置き、または横置きを任意に組み合わ
せることで隙間なく収納することができ、収納スペース
を有効に活用できる。なお、多数のウェーハ収納容器1
を縦置きする場合には、下に位置するウェーハ収納容器
1の蓋体3に形成されたリング状突起3dと上に位置す
るウェーハ収納容器1の容器本体2に形成された外周壁
2eとを嵌合させることで、多数のウェーハ収納容器1
を相互に上下方向に積み重ねて一体化することができ
る。
ハを取り出すには、前述のように容器本体2から蓋体3
を取り外し、適宜の吸着具を用いてウェーハを容器本体
2の円筒部2bから取り出す。この場合、容器本体2の
円筒部2bにはその先端部から基端部に亙る所定幅の大
気開放用のスリット2cが形成されているので、ウェー
ハは破損することなく容易かつ確実に取り出される。
ット2cは、図7(a)や図7(b)に示すように、円
筒部2bの上下方向にオーバラップするようにして設け
られた多数のスリット2gあるいは孔2hで置き換える
ことができる。ここで、ウェーハ収納容器1の容器本体
2および蓋体3は導電性プラスチックスを素材として成
形されているので、帯電した静電気の除去が容易であ
る。したがって、収納したウェーハの静電気ショックに
よる損傷を未然に防止することができる。
素材としてウェーハ収納容器1の容器本体2および蓋体
3を一体成形したが、帯電防止剤を混入したプラスチッ
クスを素材にして一体成形してもよい。ここで帯電防止
剤としては、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、
多価アルコール脂肪酸エステルなどの非イオン系界面活
性剤、第4級アンモニウム塩などの陽イオン系界面活性
剤、高級アルコールリン酸エステル塩、高級アルコール
硫酸エステル塩などの陰イオン系界面活性剤、アルキル
ベタインなどの両性界面活性剤及びこれらの任意の組合
せ等、一般に合成樹脂に練り込み、又は塗布して帯電防
止剤として使用される界面活性剤であれば何でも使用で
きる。
ハ収納容器を射出成形により製造する場合には、成形品
を捩じりつつ脱型する工程が必要となる。これに対し、
本発明のウェーハ収納容器は、部分ねじを用いているの
で、上記のような工程を必要としないので、製造コスト
を低減することができる。
下の効果を奏することができる。 (1)容器本体を覆う蓋体の周面形状が四角形をなすの
で、ウェーハ収納容器は従来同様に縦置きすることは勿
論のこと、横置きすることも自在である。これにより、
多数のウェーハを収納する場合にはウェーハ収納容器を
横置きし、各ウェーハお垂直姿勢に保持することもでき
る。したがって、多数のウェーハが水平姿勢で積み重ね
られる場合に発生するウェーハの破壊を未然に防止する
ことができる。また、運搬時にウェーハ収納容器を専用
箱等へ収納する際には、縦置き、または横置きを任意に
組み合わせることで隙間なく収納することができ、収納
スペースを有効に活用できる。
〜45°、好ましくは30°程度の相対回動角度で両者
を着脱できる部分ねじを設けたので、容器本体と蓋体と
の着脱作業を、該収納容器を空中に持ち上げることなく
行うことが可能となった。これにより、該着脱作業を迅
速かつ容易に行うことができ、さらに作業ミスによるウ
ェーハ収納容器の落下の危険性が、著しく低減された。
チックスを素材として成形した場合には、静電気の帯電
を防止することができ、収納したウェーハの静電気ショ
ックによる損傷を未然に防止できる。
設けた場合には、容器本体内に収納されたウェーハを真
空吸着等により取り出すことが容易となる。
体構造を一部断面として示す分解斜視図である。
面図である。
面図である。
成された、実施例を示す図である。
断面図である。
の変形例を示す図である。
として示す分解斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 円盤状の半導体ウェーハを多数枚重ねて
収納可能な有底円筒状の容器本体と、この容器本体の円
筒部外周を覆う筒部を有する蓋体とで構成された半導体
ウェーハ収納容器において、 容器本体の円筒部外面と蓋体の筒部内面との間には、1
5°〜45°の相対回動角度で両者を着脱できる部分ね
じを設けると共に、 容器本体の底部を円形状または正方形状とし、蓋体の筒
部を正四角柱形状に構成してなることを特徴とする半導
体ウェーハ収納容器。 - 【請求項2】 容器本体および蓋体は、導電性プラスチ
ックスを素材として成形したことを特徴とする請求項1
記載の半導体ウェーハ収納容器。 - 【請求項3】 容器本体の筒部周面には、内部に収納さ
れた半導体ウェーハの取出しを可能とする大気開放口が
設けられてなることを特徴とする請求項1または請求項
2記載の半導体ウェーハ収納容器。
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