JPH0668843U - 印字装置の防振構造 - Google Patents

印字装置の防振構造

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JPH0668843U
JPH0668843U JP1114993U JP1114993U JPH0668843U JP H0668843 U JPH0668843 U JP H0668843U JP 1114993 U JP1114993 U JP 1114993U JP 1114993 U JP1114993 U JP 1114993U JP H0668843 U JPH0668843 U JP H0668843U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boss
cushioning material
leg
hole
support member
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Pending
Application number
JP1114993U
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English (en)
Inventor
孝一郎 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】確実に振動の伝達を遮断する。 【構成】支持部材2の床面に設けたボス2aへ装着さ
れ、凸型形状をした第一緩衝材3の上に被支持部材の脚
を載置し、さらにその上へ第二緩衝材4と平座金5を積
層してねじ6により固定した。 【効果】被支持部材の脚1と支持部材2のボス2aとが
緩衝材により常に一定の間隔が保たれ接触することがな
いため、確実に振動伝達を遮断できる。また緩衝材を2
体構造にすることにより、上方向からの組立が可能とな
り組立性が向上する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プリンタ等、機械的駆動部を内蔵する装置の振動防止構造に関する 。
【0002】
【従来の技術】
従来、図4に示すように被支持部材の脚11を一体の緩衝材13で挟持し、ね じ16、平座金15で固定する構造が一般的であった。また緩衝材を2体構造に した従来例としては実開昭56−168357号公報に示されるものがあった。 図5に示すように、被支持部材の脚21を短形や円形の断面形状の緩衝材23お よび、緩衝材24で挟持し、ねじ26で固定する構造のものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、図4の場合、緩衝材13を被支持部材の脚11へはめ込むこと ができるように被支持部材の脚11の一部分を切り欠く必要があり、ねじ締めし た場合の緩衝材13の変形が均一でなくなるため防振構造上好ましくないといっ た問題点があった。また図5の場合には、脚21に、水平方向の荷重が加わり、 脚21の位置がずれた状態になった際、ねじ26と被支持部材の脚21が直に接 触し、機械的駆動部の振動が支持部材22にねじ26を介して伝達し、支持部材 22が振動するといった問題点があった。
【0004】 そこで本考案は上記欠点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、確 実な振動防止構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案の振動防止構造は、支持部材の床面にボス を設け、このボスを収容する穴を備え、凸型形状をした第一の緩衝材と、凸型に 係合する穴部を備えた被支持部材と第二の緩衝材を積層し、座金を介してボスに ネジ止めした事を特徴とする。
【0006】
【実施例】
図面に従って本考案を説明する。図1は本考案の実施例を示す断面図である。 図面において板金等で形成された被支持部材の脚1には例えば外装ケース等の支 持部材2との接合部として穴部1aが設けられている。射出成形等で形成された 支持部材2には、脚1との接合部としてボス2aが円柱状に形成されている。ま たボス2aの中心部には、ねじまたはタッピングねじが固定できるように、雌ね じまたは穴が形成されている。ゴム等の振動吸収性のある材料で形成された第一 緩衝材3には外周が円形の凸形状3bが設けられ、その中心に支持部材2のボス 2aを収容するための穴部3aが設けられている。第一緩衝材3と同様の材料で 形成された第二緩衝材4は中心部に穴部4aが設けられたリング形状をし、図2 に示すように第一緩衝材3の凸形状3bの下面からの高さをH1、第一緩衝材3 の下部の厚みをH2,脚1の厚みをH3,第二緩衝材4の厚みをH4,支持部材 2のボスの高さをH5とすると、H5<H1=H2+H3+H4のような寸法関 係とし、H1ーH5を緩衝材のしめしろとして設定する。次に組立方法を説明す る。図2のように支持部材2のボス2aに第一緩衝材3を挿入する、次に被支持 機の脚1の穴部1aを第一緩衝材3の凸部3bに挿入する、脚1の穴部1aの穴 径は第一緩衝材3の凸部3bの外形よりも大きめにする。第二緩衝材4の穴部4 aを第一緩衝材3の凸部3bに挿入する、第二緩衝材4の穴部4aは緩衝材3の 凸部3bの外径よりも大きくする。この時、配置に関しては脚1の穴部1a、第 一緩衝材3、第二緩衝材4のそれぞれの穴部3a、4aは同心状に配置される。 次に板金等で形成された平座金5を第二緩衝材4の上部に配置する、平座金5の 中心部分には、ねじ6のねじ部外径よりも大きく支持部材2のボス部2aの外径 よりも小さな内径の穴部5aを形成してある。最後にねじ6をボス2aの穴部に 挿入してねじ締めする。支持部材2のボス部2aと、第一緩衝材3の凸部3bは 円柱状であり、脚1の穴部1a、第二緩衝材4の穴部4aは円形穴であるため、 ねじ締めによる第一緩衝材3と第二緩衝材4の変形は均一となる。以上被支持部 材の脚1部分と支持部材2とは完全に第一緩衝材3と第二緩衝材4より隔離され 直接接触することがないため、機械的駆動部を有する被支持部材の振動が支持部 材2へ伝わることはない。図1では第二緩衝材4の形状を板形状のもので説明し たが、図3のように第二緩衝材4はドーナツ形をしたOリングでもよい。また第 一緩衝材3と第二緩衝材4の材質は弾性体であれば異なった材質のものでもよい 。
【0007】
【考案の効果】
以上の説明から明かなように、本考案によれば、被支持部材の機械的駆動部の 振動が支持部材に伝わることを緩衝材により防止でき、さらに被支持部材の脚部 と支持部材のボス部とが緩衝材により常に一定の間隔が保たれ接触することがな いため、水平方向の荷重が加わった場合でも確実な振動伝達遮断が可能となる。 また緩衝材を2体構造にすることにより、上方向からの組立が可能となり組立性 が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の構造を示す断面図。
【図2】本考案の組立斜視図。
【図3】本考案の第二の実施例を示す断面図。
【図4】従来技術の構造を示す断面図。
【図5】従来技術の構造を示す断面図。
【符号の説明】
1 脚 2 支持部材 3 第一緩衝材 4 第二緩衝材 5 平座金 6 ねじ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持部材の床面にボスを設け、該ボスを収
    容する穴を備え、凸型形状をした第一の緩衝材と、前記
    凸型に係合する穴部を備えた被支持部材と第二の緩衝材
    を積層し、座金を介して前記ボスにネジ止めした事を特
    徴とする印字装置の防振構造。
JP1114993U 1993-03-15 1993-03-15 印字装置の防振構造 Pending JPH0668843U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011106499A (ja) * 2009-11-13 2011-06-02 Jatco Ltd ブラケット固定構造
JP2016080110A (ja) * 2014-10-20 2016-05-16 株式会社コロナ 圧縮機の支持構造及び空気調和機

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