JPH0668569A - 磁気ディスク駆動装置 - Google Patents

磁気ディスク駆動装置

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JPH0668569A
JPH0668569A JP3188575A JP18857591A JPH0668569A JP H0668569 A JPH0668569 A JP H0668569A JP 3188575 A JP3188575 A JP 3188575A JP 18857591 A JP18857591 A JP 18857591A JP H0668569 A JPH0668569 A JP H0668569A
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magnetic disk
force
disk
rigid
motor shaft
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Nobuki Maekawa
信喜 前川
Tomoe Ariga
友衛 有賀
Hideya Yokouchi
秀弥 横内
Sunao Sugiyama
直 杉山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】メタルハブをもつフレキシブルディスクをカセ
ットに収納したディスクを用いた磁気ディスク駆動装置
において、ディスクのセンターリングを正確に行なう構
成を提供する。 【構成】回転駆動軸と一体に回転する回転板に、回転軸
から偏心した位置に回転軸をもち先端にピンを備えたレ
バーを設けてディスクのメタルハブの位置決め孔とレバ
ーのピンが係合したとき、レバーの分力を利用してディ
スクのセンターリングをなすように構成した。また必要
に応じてレバーに附勢バネを設け、ディスクのセンター
リングを一層確実にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ディスクの回転駆動
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク(以下ディスクと呼ぶ)と
前記ディスクを回転駆動し、ディスクの中心位置決め
(以下センターリングと呼ぶ)する剛体(以下センター
ハブと呼ぶ)とが一体的に結合しているディスクを使用
する磁気ディスク装置は従来の実施例(実開昭57−1
02071)に示すとおりである。図1〜図9は従来技
術を説明する図であり、図1はその平面図、図2は断面
図、図3は図1のA−A部分断面図、図4〜図9はディ
スクのセンターリングを説明する図である。図1、図2
に示すように、前記ディスク4と一体的に結合し、マグ
ネットに吸着可能な磁性体であるセンターハブ3にはほ
ぼ中央部に、ほぼ正方形を成すモーター軸挿入孔3b
と、ディスクをセンターリングし前記ディスクを回転せ
しめるための駆動ローラー6のローラー挿入孔3aが形
成されている。これに対して駆動装置に矢印方向に回転
し回転中心となるモーター軸5と、ディスクをセンター
リングしながらディスクに回転力を与える駆動ローラー
6を設け、駆動ローラー6はセンターハブ3と直角方向
及びモーター軸5と直角方向にたわみ得る板バネ7によ
って弾性支持されており、板バネ7はモーター軸5と結
合したスピンドルハブ8に固定されている。図1〜図9
によってそれぞれの動きを説明する。
【0003】まず磁気ディスク駆動装置にディスク4が
挿入され、ディスク4が装着されるのに伴ってセンター
ハブ3はスピンドルハブ8に固定されているマグネット
9により吸引されてスピンドルハブ8に固定した滑性シ
ート10の面に吸着される。同時にセンターハブ3のモ
ーター軸挿入孔3b内にモーター軸5が挿入され、ロー
ラー挿入孔3aと駆動ローラーとの位置が互いにズレて
いる場合には図4、図5に示すように駆動ローラー6は
マグネット9とセンターハブ3との間で作用する吸引力
によって、センターハブ3にてセンターハブ3の直角方
向に押しつけられる。
【0004】次に図6、図7に示すようにモーター軸5
が矢印方向に回転を始めると、ディスク4は磁気ヘッド
1及び2(以下ヘッドと呼ぶ)との挟力により静止状態
にあるセンターハブ3に対して、スピンドルハブ8が相
対的に回転し、図6、図7で示すように駆動ローラー6
の位置と、センターハブ3のローラー挿入孔3aの位置
が一致したところで駆動ローラー6は板バネ7の復元力
によって、ローラー挿入孔3a内に挿入される。さらに
モーター軸5の回転が続くと、駆動ローラー6はセンタ
ーハブ3のローラー挿入孔3aの外側綾面3cに接しな
がら転がり、図8、図9に示す位置でセンターハブ3に
モーター軸5の回転力を伝え始め、以後ディスク4はモ
ーター軸5と一体的に回転す ることになる。このとき
駆動ローラー6には板バネ7の弾性によってモーター軸
5と直角方向にセンターハブ3を押しつけようとする力
1 と、ディスク4とヘッド1、2の挟力によって生じ
る力即ち回転力F2 とが働くことになる。このF1 とF
2 との合力Fによってセンターハブ3は図8に示すよう
に、モーター軸5のA、B面で示す面に押しつけられな
がら、モーター軸5の回転に伴って矢印方向に回転し、
モーター軸5とディスク4の中心が同軸となるようにセ
ンターリングされる。
【0005】このように従来の実施例における機構で
は、図1、図2に示すように駆動ローラー6の支持及び
スピンドルハブ8の直角方向と、モーター軸5の直角方
向の弾性を1枚の板バネ7にて作り出す構造であった。
その為、駆動ローラー6の取付位置は板バネ7の駆動ロ
ーラー6の取付位置精度及び板バネ7の曲げ加工精度、
スピンドルハブ8への取付位置精度に影響を受け、従っ
て駆動ローラー6の変位量、即ち図8、図9に示す駆動
ローラー6がセンターハブ3を片寄せしようとする力F
1 が一定しない欠点があった。また駆動ローラー6の支
持部材がバネを兼ねていることから、形状に自由度が乏
しく、適切なバネ弾性を得るには一定の大きさが求めら
れた。このような構成であるためディスク回転時におい
ては駆動ローラー6には、ディスクに回転を伝える力が
働き、この力と駆動ローラー6を垂直に保とうとする板
バネ7の復元力とがつり合って図3に示すように駆動ロ
ーラー6はディスク4の矢印の回転方向に対して後方に
傾いてしまう。さらにこのディスク4に回転を伝える力
は図2に示すように、ディスク4とヘッド1、2との挟
力によって生じる摩擦力であることからディスクのメー
カーや、当該ディスク4の種類、ヘッド1、2の位置、
使用温湿度などによって大きく変化し、一定ではないた
め駆動ローラー6の傾きが著しく変動することになる。
このことは、ディスク4への書き込み読み出しのタイミ
ングを駆動ローラー6の位置を基準にしていることか
ら、記録、再生が安定しないばかりか、不可能になる致
命的な欠点があった。また、センターハブ3はマグネッ
ト9により吸引されスピンドルハブ8の中央部に設けら
れた小円形の滑性シート10の面に吸着されるため、セ
ンターハブ3の吸着姿勢が不安定であり、ディスク回転
時にはディスク4が浮き上りセンターハブ3と直角方向
にバタつく欠点を有していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題点を解決するものでその目的とするところは、磁気
ディスクへの書き込み読み出しの時間的ズレを完全に解
消する機構を提供することにある。あわせてディスクの
バタつきを押え安定したディスク回転を与える機構を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ディスク駆
動装置は、ほぼ中央部にほぼ正方形を成す回転軸挿入孔
を有し、前記回転軸挿入孔から離れた位置に位置規制部
材挿入孔を有する円板状で剛体の回転体に一体的に結合
しているディスクと、回転軸を中心として回転し前記回
転軸から離れた位置に偏倚可能な状態で取付けられた位
置規制部材を有する回転駆動機構とから成り、前記回転
軸挿入孔及び位置規制部材挿入孔に前記回転軸位置規制
部材をそれぞれ挿入して前記ディスクを前記回転駆動機
構に装着した場合、前記位置規制部材の附勢力にて前記
ディスクを所定の方向に附勢しながら、前記回転軸の2
箇所に圧着係合させて前記回転軸に対する前記磁気ディ
スクのセンターリングを行なうようにした磁気ディスク
駆動装置において、前記回転軸を中心として回転する前
記回転軸から偏倚した位置に一端を揺動自在に支持して
他の一端には前記位置規制挿入孔に係合する位置規制手
段を有した前記ディスクに回転作用する剛体の部材と、
該剛体の部材に係合して前記ディスクのセンターリング
に必要な附勢力及び前記位置規制部材挿入孔に前記位置
規制手段を係合させる力を与える部材と、前記磁気ディ
スクに一体的に結合している前記剛体の回転体を保持
し、前記回転軸と一体的に回転する部材にマグネットを
配置し、前記剛体の回転体を吸着するための手段とから
成ることを特徴とする。
【0008】
【実施例】以下図10〜図12に本発明の一実施例を示
す。図10は本発明の平面図、図11は図10の断面
図、図12は図10のA−A′部分断面図であり、図1
3〜図19は本発明のセンターリングを説明する図で図
20は本発明における他の応用例を示す図である。図1
0、図11において、105はモーター軸、106は駆
動ローラー、108はスピンドルハブ、111はレバ
ー、113は線バネを示している。
【0009】図10、図11に示すように、駆動ローラ
ー106は剛体のレバー111に図12に示すようにス
ピンドルハブ108の矢印で示す回転方向へ僅かに前傾
して、かつ回転自在となるように固定しており、レバー
111はピン112によってスピンドルハブ108に支
持されている。またレバー111とピン112との嵌合
部には僅かな隙間がありレバー111はスピンドルハブ
108に対して直角方向に傾斜及びピン112を中心と
して回転運動が可能な構造である。線バネ113はピン
112に挟み込まれており、線バネ113の一端がレバ
ー111の末端に係合し、該線バネ113の他の一端は
スピンドルハブ108に支持されている。従って駆動ロ
ーラー106はレバー111を介して線バネ113の弾
性によりスピンドルハブ108の直角方向及びモーター
軸105方向に動き得る構造である。又、スピンドルハ
ブ108とモーター軸105は一体的に結合している。
【0010】以下、図4〜図9に示した従来例の動作に
対比しながら、図13〜図18に実施例の動作を説明す
る。
【0011】図13、図14において、ディスク104
が装着され、センターハブ103がマグネット109の
吸引力によってスピンドルハブ108の最外周上面に吸
着される。同時にセンターハブ103のモーター軸挿入
孔103bにモーター軸105が挿入され、ローラー挿
入孔103aと駆動ローラー106の位置が互いにずれ
ている場合には図13、図14に示すように、駆動ロー
ラー106はマグネット109とセンターハブ103と
の間で作属する吸引力で、センターハブ103によって
スピンドルハブ108と直角方向に押しつけられる。次
にモーター軸105が回転を始めると、ディスク104
は図11に示すヘッド101、102との挟力によって
静止状態にある為、センターハブ103に対してスピン
ドルハブ108は相対的に回転し、図15に示すように
駆動ローラー106の位置とセンターハブ103のロー
ラー挿入孔103aの位置とが一致したところで図16
に示すように駆動ローラー106は線バネ113の復元
力によってレバー111と共にスピンドルハブ108と
直角方向に押し出され、センターハブ103のローラー
挿入孔103aに挿入される。さらにモーター軸105
の回転が続くと駆動ローラー106は図15に示すよう
にセンターハブ103のローラー挿入孔103の外側の
綾面103cに接しながら転がり、レバー111は線バ
ネ113の弾性に逆らってピン112を中心として回転
運動して図17、図18に示す位置からセンターハブ1
03にモーター軸105の回転力を伝え始め、以後ディ
スク104はモーター軸105と一体的に回転すること
になる。
【0012】この時、駆動ローラー106には線バネ1
13の弾性によって図17に示す矢印c方向にセンター
ハブ103を押しつけてセンターリングしようとする力
と、ディスク104を回転させようとする力が働き、図
17に示すようにモーター軸105のA、B面にセンタ
ーハブ103を押しつけ、ディスク104の中心とモー
ター軸105とが同軸になるようにセンターハブ103
とモーター軸105はセンターリングされる。
【0013】一方、本発明では図10、図12に示すよ
うに、駆動ローラー106はレバー111を介してピン
112を中心とした回転運動が可能な構造であることか
ら、駆動ローラー106に働く力関係は図19に示すよ
うになる。図10、図19において、ヘッド101、1
02の位置をH、ヘッド101、102とディスク10
4の挟力によって生じるディスク104を回転駆動する
力をFH 、H点からモーター軸105までの距離をl
1 、ピン112とモーター軸105までの軸間距離をl
3 、駆動ローラー106とピン112とモーター軸10
5のなす角をθとすると、駆動ローラー106における
ディスク104への回転力F2 は F2 =FH ×l1 /l2 ・・・となる。
【0014】駆動ローラー106に働くY方向の力は、
線バネ113の弾性による復元力F1 のほかにF2 によ
って生じるF2 の分力Fyがある。このY方向の力Fy
はピン112でのモーメントから F2 ×l2 =Fy×l3 ∴Fy=F2 ×l2 /l3 ・・・となる。
【0015】式を式に代入して Fy=FH ×l1 /l3 ・・・となる。
【0016】従ってディスク104のセンターリングに
大きく影響するY方向の力は式で示すように、FH
1 の関数で表わされ、F2 とFyの合力FT が常に存
在し、その方向はX方向に対してθ°とぼぼ一定してお
りその力の大きさはFH に応じて変化する。さらに線バ
ネ113の復元力F1 が印加されて駆動ローラー106
に働くセンターリング力の方向は、合力Fで示される。
図19において、駆動ローラー106のセンターリング
力によってセンターハブ103をモーター軸105のA
面及びB面に等しい力で押しつける理想的なセンターリ
ング力の方向は破線矢印P方向であり、ピン112の位
置を任意に設けることによって、合力Fの方向を理想的
なセンターリング力の方向に近似することができる。
【0017】また、図11、図12に示すように、レバ
ー111が剛体であるためディスク104を回転する為
の力により変形することなく駆動ローラー106はセン
ターハブ103に確実に回転を伝え、さらに駆動ローラ
ー106がモーター軸105の回転方向に前傾している
ため、モーター軸105の回転によりセンターハブ10
3を常にスピンドルハブ108の受面に確実に密着さ
せ、センターハブ103のバタつきをなくしている。さ
らに駆動ローラー106は剛体のレバー111を介して
モーター軸105と一体的に回転するスピンドルハブ1
08に、剛体のピン112によって支持されていること
から、ディスク104とヘッド101、102との挟力
によって生じる力の変動や、線バネ113の経年変化に
よる影響を全く浮けず、ディスク104とスピンドルハ
ブ108との固定が確実に行なわれるので相互間の回転
方向位置変動が生じないのはもちろんのことディスク1
04の浮き上りによるバタつきもなく、記録・再生の信
頼性がきわめて向上するものである。
【0018】図20は本発明の他の応用例を示す図であ
りレバー211のスピンドルハブ208に直角方向の復
元力をピン212で支持されている皿バネ215によっ
て与え、駆動ローラー206のモーター軸205の直角
方向の力は図19で示す通り、ヘッドとディスクの挟力
によって生じる力F2 に応じた力Fyが働き、F2 との
合力FT によってセンターハブ203をセンターリング
させるため、本発明の特徴をさらに生かしたものにな
り、ローコストで組立性の容易なものにできる。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、 駆動ローラーを支持する剛体レバーと、該レバーをス
ピンドルハブに直角の方向及びモーター軸の直角方向そ
れぞれにバネ力をもたすための線バネとを各々別個に構
成し、かつ該剛体レバーが揺動可能に構成したことか
ら、磁気ディスクとヘッドとの挟力の変動があっても記
録・再生の時間的ズレが全くなく安定した磁気ディスク
回転が得られる。 センターハブの外周付近をスピンドルハブで受けるこ
とによって、磁気ディスクのバタつきを押え込むことが
でき、さらに駆動ローラーをディスク回転方向に前傾さ
せることによってセンターハブを尚一層確実にスピンド
ルハブに密着させ、安定した磁気ディスクの回転が得ら
れる。 駆動ローラーを支持する剛体レバーと、該レバーに復
元力を与えるバネを別個に構成することにより各部材に
要求される精度を緩和でき、機構の小型化がはかれる。
【0020】という効果を有し、磁気記憶装置にとって
非常に有益な発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の実施例を示す平面図。
【図2】従来の実施例を示す断面図。
【図3】従来の実施例を示す図1のA−A部分断面図。
【図4】従来の実施例の動作を示す図でディスク挿入時
の平面図。
【図5】従来の実施例の動作を示す図でディスク挿入時
の断面図。
【図6】従来の実施例の動作を示す図で、駆動ローラー
がセンターハブのローラー挿入孔に挿入された時の平面
図。
【図7】従来の実施例の動作を示す図で駆動ローラーが
センターハブのローラー挿入孔に挿入された時の断面
図。
【図8】従来の実施例の動作を示す図で駆動ローラーが
ディスクに回転を伝え始める時の平面図。
【図9】従来の実施例の動作を示す図で駆動ローラーが
ディスクに回転を伝え始める時の断面図。
【図10】本発明の一実施例の平面図。
【図11】図10の断面図。
【図12】図10のA−A′部分断面図。
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】本発明の動作図で従来の実施例を対比する
図。
【図19】駆動ローラーに働く力関係を示した図。
【図20】本発明の他の応用例を説明する断面図。
【符号の説明】
1、101 ヘッド 2、102 ヘッド 3、103、203 センターハブ 3a、103a、203a モーター軸挿入孔 3b、103b、203b ローラー挿入孔 4、104 磁気ディスク 5、105 205 モーター軸 6、106、206 駆動ローラー 8、108、208 スピンドルハブ 9、109 マグネット 111、211 レバー 112、212 ピン 113 線バネ 215 皿バネ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年8月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 磁気ディスク駆動装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ディスクの回転駆動
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク(以下ディスクと呼ぶ)と
前記ディスクを回転駆動し、ディスクの中心位置決め
(以下センターリングと呼ぶ)する剛体(以下センター
ハブと呼ぶ)とが一体的に結合しているディスクを使用
する磁気ディスク装置は従来の実施例(実開昭57−1
02071)に示すとおりである。図1〜図9は従来技
術を説明する図であり、図1はその平面図、図2は断面
図、図3は図1のA−A部分断面図、図4〜図9はディ
スクのセンターリングを説明する図である。図1、図2
に示すように、前記ディスク4と一体的に結合し、マグ
ネットに吸着可能な磁性体であるセンターハブ3にはほ
ぼ中央部に、ほぼ正方形を成すモーター軸挿入孔3b
と、ディスクをセンターリングし前記ディスクを回転せ
しめるための駆動ローラー6のローラー挿入孔3aが形
成されている。これに対して駆動装置に矢印方向に回転
し回転中心となるモーター軸5と、ディスクをセンター
リングしながらディスクに回転力を与える駆動ローラー
6を設け、駆動ローラー6はセンターハブ3と直角方向
及びモーター軸5と直角方向にたわみ得る板バネ7によ
って弾性支持されており、板バネ7はモーター軸5と結
合したスピンドルハブ8に固定されている。図1〜図9
によってそれぞれの動きを説明する。
【0003】まず磁気ディスク駆動装置にディスク4が
挿入され、ディスク4が装着されるのに伴ってセンター
ハブ3はスピンドルハブ8に固定されているマグネット
9により吸引されてスピンドルハブ8に固定した滑性シ
ート10の面に吸着される。同時にセンターハブ3のモ
ーター軸挿入孔3b内にモーター軸5が挿入され、ロー
ラー挿入孔3aと駆動ローラーとの位置が互いにズレて
いる場合には図4、図5に示すように駆動ローラー6は
マグネット9とセンターハブ3との間で作用する吸引力
によって、センターハブ3にてセンターハブ3の直角方
向に押しつけられる。
【0004】次に図6、図7に示すようにモーター軸5
が矢印方向に回転を始めると、ディスク4は磁気ヘッド
1及び2(以下ヘッドと呼ぶ)との挟力により静止状態
にあるセンターハブ3に対して、スピンドルハブ8が相
対的に回転し、図6、図7で示すように駆動ローラー6
の位置と、センターハブ3のローラー挿入孔3aの位置
が一致したところで駆動ローラー6は板バネ7の復元力
によって、ローラー挿入孔3a内に挿入される。さらに
モーター軸5の回転が続くと、駆動ローラー6はセンタ
ーハブ3のローラー挿入孔3aの外側綾面3cに接しな
がら転がり、図8、図9に示す位置でセンターハブ3に
モーター軸5の回転力を伝え始め、以後ディスク4はモ
ーター軸5と一体的に回転す ることになる。このとき
駆動ローラー6には板バネ7の弾性によってモーター軸
5と直角方向にセンターハブ3を押しつけようとする力
と、ディスク4とヘッド1、2の挟力によって生じ
る力即ち回転力Fとが働くことになる。このFとF
との合力Fによってセンターハブ3は図8に示すよう
に、モーター軸5のA、B面で示す面に押しつけられな
がら、モーター軸5の回転に伴って矢印方向に回転し、
モーター軸5とディスク4の中心が同軸となるようにセ
ンターリングされる。
【0005】このように従来の実施例における機構で
は、図1、図2に示すように駆動ローラー6の支持及び
スピンドルハブ8の直角方向と、モーター軸5の直角方
向の弾性を1枚の板バネ7にて作り出す構造であった。
その為、駆動ローラー6の取付位置は板バネ7の駆動ロ
ーラー6の取付位置精度及び板バネ7の曲げ加工精度、
スピンドルハブ8への取付位置精度に影響を受け、従っ
て駆動ローラー6の変位量、即ち図8、図9に示す駆動
ローラー6がセンターハブ3を片寄せしようとする力F
が一定しない欠点があった。また駆動ローラー6の支
持部材がバネを兼ねていることから、形状に自由度が乏
しく、適切なバネ弾性を得るには一定の大きさが求めら
れた。このような構成であるためディスク回転時におい
ては駆動ローラー6には、ディスクに回転を伝える力が
働き、この力と駆動ローラー6を垂直に保とうとする板
バネ7の復元力とがつり合って図3に示すように駆動ロ
ーラー6はディスク4の矢印の回転方向に対して後方に
傾いてしまう。さらにこのディスク4に回転を伝える力
は図2に示すように、ディスク4とヘッド1、2との挟
力によって生じる摩擦力であることからディスクのメー
カーや、当該ディスク4の種類、ヘッド1、2の位置、
使用温湿度などによって大きく変化し、一定ではないた
め駆動ローラー6の傾きが著しく変動することになる。
このことは、ディスク4ヘの書き込み読み出しのタイミ
ングを駆動ローラー6の位置を基準にしていることか
ら、記録、再生が安定しないばかりか、不可能になる致
命的な欠点があった。また、センターハブ3はマグネッ
ト9により吸引されスピンドルハブ8の中央部に設けら
れた小円形の滑性シート10の面に吸着されるため、セ
ンターハブ3の吸着姿勢が不安定であり、ディスク回転
時にはディスク4が浮き上りセンターハブ3と直角方向
にバタつく欠点を有していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題点を解決するものでその目的とするところは、磁気
ディスクへの書き込み読み出しの時間的ズレを完全に解
消する機構を提供することにある。あわせてディスクの
バタつきを押え安定したディスク回転を与える機構を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ディスク駆
動装置は、ほぼ中央部にほぼ正方形を成す回転軸挿入孔
を有し、前記回転軸挿入孔から離れた位置に位置規制部
材挿入孔を有する円板状で剛体の回転体に一体的に結合
しているディスクと、回転軸を中心として回転し前記回
転軸から離れた位置に偏倚可能な状態で取付けられた位
置規制部材を有する回転駆動機構とから成り、前記回転
軸挿入孔及び位置規制部材挿入孔に前記回転軸位置規制
部材をそれぞれ挿入して前記ディスクを前記回転駆動機
構に装着した場合、前記位置規制部材の附勢力にて前記
ディスクを所定の方向に附勢しながら、前記回転軸の2
箇所に圧着係合させて前記回転軸に対する前記磁気ディ
スクのセンターリングを行なうようにした磁気ディスク
駆動装置において、前記回転軸を中心として回転する前
記回転軸から偏倚した位置に一端を揺動自在に支持して
他の一端には前記位置規制挿入孔に係合する位置規制手
段を有した前記ディスクに回転作用する剛体の部材と、
該剛体の部材に係合して前記ディスクのセンターリング
に必要な附勢力及び前記位置規制部材挿入孔に前記位置
規制手段を係合させる力を与える部材と、前記磁気ディ
スクに一体的に結合している前記剛体の回転体を保持
し、前記回転軸と一体的に回転する部材にマグネットを
配置し、前記剛体の回転体を吸着するための手段とから
成ることを特徴とする。
【0008】
【実施例】以下図10〜図12に本発明の一実施例を示
す。図10は本発明の平面図、図11は図10の断面
図、図12は図10のA−A′部分断面図であり、図1
3〜図19は本発明のセンターリングを説明する図で図
20は本発明における他の応用例を示す図である。図1
0、図11において、105はモーター軸、106は駆
動ローラー、108はスピンドルハブ、111はレバ
ー、113は線バネを示している。
【0009】図10、図11に示すように、駆動ローラ
ー106は剛体のレバー111に図12に示すようにス
ピンドルハブ108の矢印で示す回転方向ヘ僅かに前傾
して、かつ回転自在となるように固定しており、レバー
111はピン112によってスピンドルハブ108に支
持されている。またレバー111とピン112との嵌合
部には僅かな隙間がありレバー111はスピンドルハブ
108に対して直角方向に傾斜及びピン112を中心と
して回転運動が可能な構造である。線バネ113はピン
112に挟み込まれており、線バネ113の一端がレバ
ー111の末端に係合し、該線バネ113の他の一端は
スピンドルハブ108に支持されている。従って駆動ロ
ーラー106はレバー111を介して線バネ113の弾
性によりスピンドルハブ108の直角方向及びモーター
軸105方向に動き得る構造である。又、スピンドルハ
ブ108とモーター軸105は一体的に結合している。
【0010】以下、図4〜図9に示した従来例の動作に
対比しながら、図13〜図18に実施例の動作を説明す
る。
【0011】図13、図14において、ディスク104
が装着され、センターハブ103がマグネット109の
吸引力によってスピンドルハブ108の最外周上面に吸
着される。同時にセンターハブ103のモーター軸挿入
孔103bにモーター軸105が挿入され、ローラー挿
入孔103aと駆動ローラー106の位置が互いにずれ
ている場合には図13、図14に示すように、駆動ロー
ラー106はマグネット109とセンターハブ103と
の間で作属する吸引力で、センターハブ103によって
スピンドルハブ108と直角方向に押しつけられる。次
にモーター軸105が回転を始めると、ディスク104
は図11に示すヘッド101、102との挟力によって
静止状態にある為、センターハブ103に対してスピン
ドルハブ108は相対的に回転し、図15に示すように
駆動ローラー106の位置とセンターハブ103のロー
ラー挿入孔103aの位置とが一致したところで図16
に示すように駆動ローラー106は線バネ113の復元
力によってレバー111と共にスピンドルハブ108と
直角方向に押し出され、センターハブ103のローラー
挿入孔103aに挿入される。さらにモーター軸105
の回転が続くと駆動ローラー106は図15に示すよう
にセンターハブ103のローラー挿入孔103の外側の
綾面103cに接しながら転がり、レバー111は線バ
ネ113の弾性に逆らってピン112を中心として回転
運動して図17、図18に示す位置からセンターハブ1
03にモーター軸105の回転力を伝え始め、以後ディ
スク104はモーター軸105と一体的に回転すること
になる。
【0012】この時、駆動ローラー106には線バネ1
13の弾性によって図17に示す矢印c方向にセンター
ハブ103を押しつけてセンターリングしようとする力
と、ディスク104を回転させようとする力が働き、図
17に示すようにモーター軸105のA、B面にセンタ
ーハブ103を押しつけ、ディスク104の中心とモー
ター軸105とが同軸になるようにセンターハブ103
とモーター軸105はセンターリングされる。
【0013】一方、本発明では図10、図12に示すよ
うに、駆動ローラー106はレバー111を介してピン
112を中心とした回転運動が可能な構造であることか
ら、駆動ローラー106に働く力関係は図19に示すよ
うになる。図10、図19において、ヘッド101、1
02の位置をH、ヘッド101、102とディスク10
4の挟力によって生じるディスク104を回転駆動する
力をF、H点からモーター軸105までの距離を
、ピン112とモーター軸105までの軸間距離を
、駆動ローラー106とピン112とモーター軸1
05のなす角をθとすると、駆動ローラー106におけ
るディスク104への回転力Fは F=F×1/1・・・となる。
【0014】駆動ローラー106に働くY方向の力は、
線バネ113の弾性による復元力FのほかにFによ
って生じるFの分力Fyがある。このY方向の力Fy
はピン112でのモーメントから F×1=Fy×1 Fy=F×1/1・・・となる。
【0015】式を式に代入して Fy=F×1/1・・・となる。
【0016】従ってディスク104のセンターリングに
大きく影響するY方向の力は式で示すように、F
の関数で表わされ、FとFyの合力Fが常に存
在し、その方向はX方向に対してθ゜とぼぼ一定してお
りその力の大きさはFに応じて変化する。さらに線バ
ネ113の復元力Fが印加されて駆動ローラー106
に働くセンターリング力の方向は、合力Fで示される。
図19において、駆動ローラー106のセンターリング
力によってセンターハブ103をモーター軸105のA
面及びB面に等しい力で押しつける理想的なセンターリ
ング力の方向は破線矢印P方向であり、ピン112の位
置を任意に設けることによって、合力Fの方向を理想的
なセンターリング力の方向に近似することができる。
【0017】また、図11、図12に示すように、レバ
ー111が剛体であるためディスク104を回転する為
の力により変形することなく駆動ローラー106はセン
ターハブ103に確実に回転を伝え、さらに駆動ローラ
ー106がモーター軸105の回転方向に前傾している
ため、モーター軸105の回転によりセンターハブ10
3を常にスピンドルハブ108の受面に確実に密着さ
せ、センターハブ103のバタつきをなくしている。さ
らに駆動ローラー106は剛体のレバー111を介して
モーター軸105と一体的に回転するスピンドルハブ1
08に、剛体のピン112によって支持されていること
から、ディスク104とヘッド101、102との挟力
によって生じる力の変動や、線バネ113の経年変化に
よる影響を全く浮けず、ディスク104とスピンドルハ
ブ108との固定が確実に行なわれるので相互間の回転
方向位置変動が生じないのはもちろんのことディスク1
04の浮き上りによるバタつきもなく、記録・再生の信
頼性がきわめて向上するものである。
【0018】図20は本発明の他の応用例を示す図であ
りレバー211のスピンドルハブ208に直角方向の復
元力をピン212で支持されている皿バネ215によっ
て与え、駆動ローラー206のモーター軸205の直角
方向の力は図19で示す通り、ヘッドとディスクの挟力
によって生じる力Fに応じた力Fyが働き、Fとの
合力Fによってセンターハブ203をセンターリング
させるため、本発明の特徴をさらに生かしたものにな
り、ローコストで組立性の容易なものにできる。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、 剛体レバーを揺動可能に構成したことから、磁気ディ
スクとヘッドとの挟力の変動があっても記録・再生の時
間的ズレが全くなく安定した磁気ディスク回転が得られ
る。 センターハブの外周付近をスピンドルハブで受けるこ
とによって、磁気ディスクのバタつきを押え込むことが
でき、安定した磁気ディスクの回転が得られる。
【0020】という効果を有し、磁気記憶装置にとって
非常に有益な発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の実施例を示す平面図。
【図2】従来の実施例を示す断面図。
【図3】従来の実施例を示す図1のA−A部分断面図。
【図4】従来の実施例の動作を示す図でディスク挿入時
の平面図。
【図5】従来の実施例の動作を示す図でディスク挿入時
の断面図。
【図6】従来の実施例の動作を示す図で、駆動ローラー
がセンターハブのローラー挿入孔に挿入された時の平面
図。
【図7】従来の実施例の動作を示す図で駆動ローラーが
センターハブのローラー挿入孔に挿入された時の断面
図。
【図8】従来の実施例の動作を示す図で駆動ローラーが
ディスクに回転を伝え始める時の平面図。
【図9】従来の実施例の動作を示す図で駆動ローラーが
ディスクに回転を伝え始める時の断面図。
【図10】本発明の一実施例の平面図。
【図11】図10の断面図。
【図12】図10のA−A′部分断面図。
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】本発明の動作図で従来の実施例を対比する
図。
【図19】駆動ローラーに働く力関係を示した図。
【図20】本発明の他の応用例を説明する断面図。
【符号の説明】 1、101 ヘッド 2、102 ヘッド 3、103、203 センターハブ 3a、103a、203a モーター軸挿入孔 3b、103b、203b ローラー挿入孔 4、104 磁気ディスク 5、105 205 モーター軸 6、106、206 駆動ローラー 8、108、208 スピンドルハブ 9、109 マグネット 111、211 レバー 112、212 ピン 113 線バネ 215 皿バネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉山 直 長野県諏訪市大和3丁目3番5号株式会社 諏訪精工舎内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ほぼ中央部にほぼ正方形を成す回転軸挿入
    孔を有し、前記回転軸挿入孔から離れた位置に位置規制
    部材挿入孔を有する円板状で剛体の回転体に一体的に結
    合している磁気ディスクと、回転軸を中心として回転し
    前記回転軸から離れた位置に偏倚可能な状態で取付けら
    れた位置規制部材を有する回転駆動機構とから成り、前
    記回転軸挿入孔及び位置規制部材挿入孔に前記回転軸位
    置規制部材をそれぞれ挿入して前記磁気ディスクを前記
    回転駆動機構に装着した場合、前記位置規制部材の附勢
    力にて前記磁気ディスクを所定の方向に附勢しながら、
    前記回転軸の2箇所に圧着係合させて前記回転軸に対す
    る前記磁気ディスクのセンターリングを行なうようにし
    た磁気ディスク駆動装置において、前記回転軸を中心と
    して回転する前記回転軸から偏倚した位置に一端を揺動
    自在に支持して他の一端には前記位置規制挿入孔に係合
    する位置規制手段を有した前記磁気ディスクに回転作用
    する剛体の部材と、該剛体の部材に係合して前記磁気デ
    ィスクのセンターリングに必要な附勢力及び前記位置規
    制部材挿入孔に前記位置規制手段を係合させる力を与え
    る部材と、前記磁気ディスクに一体的に結合している前
    記剛体の回転体を保持し、前記回転軸と一体的に回転す
    る部材にマグネットを配置し、前記剛体の回転体を吸着
    するための手段とから成ることを特徴とする磁気ディス
    ク駆動装置。
  2. 【請求項2】前記回転軸と、前記位置規制部材と前記磁
    気ディスクに回転作用する剛体の部材の支持位置関係に
    おいて前記回転軸を中心に回転作用する時前記位置規制
    部材の前記回転軸の回転方向後方に前記磁気ディスクに
    回転作用する剛体の部材の支持位置を配置したことを特
    徴とする請求項1記載の磁気ディスク駆動装置。
  3. 【請求項3】前記位置規制手段と前記位置規制部材挿入
    孔の係合関係において前記回転軸の回転方向に前記位置
    規制手段を前傾して配置したことを特徴とする請求項1
    記載の磁気ディスク駆動装置。
  4. 【請求項4】前記剛体の回転体を前記回転軸と一体的に
    回転する部材にマグネットにより吸着保持する手段にお
    いて、前記剛体の回転体の外周側に受け面を、内周側に
    前記剛体の回転体を吸着するマグネットとのエアーギャ
    ップを設けて磁気回路を構成することを特徴とする請求
    項1記載の磁気ディスク駆動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109417116A (zh) * 2016-07-08 2019-03-01 伊顿智能动力有限公司 Led灯系统

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59132472A (ja) * 1982-11-26 1984-07-30 テイボ−・コ−ポレイシヨン デイスク記憶装置
JPS60164953A (ja) * 1984-02-06 1985-08-28 Sony Corp デイスクの回転駆動装置

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