JPH066826A - クロマノイズリダクション装置 - Google Patents

クロマノイズリダクション装置

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JPH066826A
JPH066826A JP4158168A JP15816892A JPH066826A JP H066826 A JPH066826 A JP H066826A JP 4158168 A JP4158168 A JP 4158168A JP 15816892 A JP15816892 A JP 15816892A JP H066826 A JPH066826 A JP H066826A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
output
difference
limiter amplifier
delay circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP4158168A
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English (en)
Inventor
Koji Fujiwara
原 孝 司 藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH066826A publication Critical patent/JPH066826A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ピン数及び外付け部品点数の削減。 【構成】 入力信号vi と出力信号vo との差を演算す
る第1の演算手段2と、この第1の演算手段の出力の振
幅を制限する第1のリミッタアンプ4と、入力信号vi
と第1のリミッタアンプの出力との差信号を演算し、こ
の差信号を1H遅延させる遅延回路18に送出する第2
の演算手段6と、入力信号vi を受けて、この入力信号
i の振幅を制限する第2のリミッタアンプ8と、入力
信号vi と第2のリミッタアンプの出力との差を演算す
る第3の演算手段10と、この第3の演算手段の出力と
遅延回路の出力との差を演算し、この差を出力信号vo
とする第4の演算手段12と、を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クロストーク及びクロ
マノイズを除去するクロマノイズリダクション装置に関
するもので、特にVTR等に用いられる。
【0002】
【従来の技術】VTR等に使用される従来のクロマノイ
ズリダクション装置の構成を図3に示す。この装置はま
ず、ノイズ等を含む再生色信号vi と、この再生色信号
i を例えばCCDからなる1H遅延回路41により1
H遅延した信号v1 との差v′を加算器31において演
算する。この時、演算された信号v′は、1H遅延量を
τH とすると、 v′=(1−e -jωτH )・vi となり、水平同期周波数fH (=1/τH )を周期に持
つ信号となる。したがって信号v′とvi の振幅比の絶
対値|v′|/|vi |は、図4(a)に示すようなく
し特性を有し、信号v′は隣接トラックからのクロスト
ークが除去されたものとなる。なお、fscは色信号副搬
送波周波数を示す。
【0003】次に、クロマノイズリダクション装置の出
力vo を1H遅延回路42によって1H遅延した信号v
2 と上記演算された信号v′との和を加算器32におい
て演算し、この加算器32から出力される信号の振幅を
リミッタアンプ33によって制限し、このアンプ33の
出力と上記信号v′との差を加算器34において演算
し、この差を装置の出力vo (=v′−k(v2
v′))とする。なお、k(<1)はアンプ33の増幅
率を表わし、信号v′の振幅に依存する。すると、装置
の出力vo は vo =(1−k)v′−kv2 =(1−k)v′−kvo -jωτH したがって Vo =(1−k)v′/(1+ke -jωτH ) となり、信号vo と信号v′の振幅比の絶対値|vo
/|v′|は図4(b)に示すような特性を有し、信号
v′の振幅の大きさに依存したものとなる。これによ
り、色信号のノイズを除去することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来のクロマノ
イズリダクション装置においては、チャンネル間のクロ
ストーク及びクロマノイズを除去するために、1H遅延
回路を2個必要とした。そして、これらの1H遅延回路
41,42は外付けであり、クロマノイズリダクション
装置は一般に半導体チップ上に製作されるため、クロマ
ノイズリダクション装置との接続には図3に示すように
4個の端子(ピン)37a,37b,37c,37dが
必要であった。このため、外付け部品点数の削減及び高
密度実装化の障害となっていた。本発明は上記事情を考
慮してなされたものであって、ピン数及び外付け部品点
数を可及的に減少させることのできるクロマノイズリダ
クション装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明によるクロマ
ノイズリダクション装置は、入力信号と出力信号との差
を演算する第1の演算手段と、この第1の演算手段の出
力の振幅を制限する第1のリミッタアンプと、前記入力
信号と前記第1のリミッタアンプの出力との差信号を演
算し、この差信号を1H遅延させる遅延回路に送出する
第2の演算手段と、前記入力信号を受けて、この入力信
号の振幅を制限する第2のリミッタアンプと、前記入力
信号と前記第2のリミッタアンプの出力との差を演算す
る第3の演算手段と、この第3の演算手段の出力と前記
遅延回路の出力との差を演算し、この差を前記出力信号
とする第4の演算手段と、を備えていることを特徴とす
る。
【0006】又第2の発明によるクロマノイズリダクシ
ョン装置は、1H遅延させる遅延回路の出力の振幅を制
限する第1のリミッタアンプと、入力信号と前記第1の
リミッタアンプの出力との差を演算する第1の演算手段
と、この第1の演算手段の出力と前記遅延回路の出力と
の差を演算する第2の演算手段と、この第2の演算手段
の出力の振幅を制限する第2のリミッタアンプと、前記
第2の演算手段の出力と前記第2のリミッタアンプの出
力との差を演算する第3の演算手段と、を備えているこ
とを特徴とする。
【0007】
【作用】上述のように構成された第1及び第2の発明の
クロマノイズリダクション装置によれば、遅延回路は1
つで充分であり、これにより、ピン数及び外付けの部品
点数を削減することができる。
【0008】
【実施例】第1の発明によるクロマノイズリダクション
装置(以下、単に装置ともいう)の実施例の構成を図1
に示す。この実施例の装置は加算器2,6,10,12
と、リミッタアンプ4,8とを備えている。装置の入力
信号である再生色信号viと装置の出力信号vo との差
(=vi −vo )を加算器2において演算し、この演算
された差をリミッタアンプ4に入力し、振幅の制限され
た信号v1 をリミッタアンプ4の出力として得る。この
時kをリミッタアンプ4の増幅率とすると、信号v1 は v1 =k(vi −vo ) と表わされる。
【0009】次に上記信号v1 は加算器6において再生
色信号vi との差v2 (=vi −v1 )が演算され、こ
の差v2 が接続端子17aを介して例えばCCDからな
る遅延回路18に送られ、1H遅延された信号v3 が遅
延回路18から出力される。この時、τH を1H遅延量
とすると、信号v3 は、 v3 =v2 ・e-jωτH と表わされる。
【0010】又、入力信号vi はリミッタアンプ8に入
力され、このリミッタアンプ8の出力と入力信号との差
4 (=vi −kvi )が加算器10において演算され
る。そして、信号v4 と接続端子17bを介して得られ
る遅延回路18からの出力信号v3 との差(=v4 −v
3 )が加算器12において演算され、この演算結果が装
置の出力信号vo となる。すなわち、 vo =v4 −v3 となる。
【0011】以上述べたことから入力信号vi と出力信
号vo との関係は となって、図3に示す従来の装置の入出力特性と一致す
る。そして、この第1の発明の実施例の装置は外付けと
なる遅延回路としては従来の装置と異なり、1個で良
く、接続端子(ピン)17a,17bの数も2個あれば
良い。これにより、ピン数及び外付け部品点数を従来の
ものに比べて減少させることができる。
【0012】次に第2発明によるクロマノイズリダクシ
ョン装置の実施例の構成を図2に示す。この実施例の装
置は加算器22,26,30と、リミッタアンプ24,
28とを備えている。まず装置の入力信号vi とリミッ
タアンプ24の出力との差信号v1 が加算器22におい
て演算される。すなわちリミッタアンプ24の入力信号
をv2 、リミッタアンプ24の増幅率をkとすると、信
号v1 は v1 =vi −k・v2 となる。そしてこの信号v1 は接続端子37aを介し
て、例えば1H遅延線からなる遅延回路38に送られ、
1H遅延された信号v2 が遅延回路38から出力されて
接続端子37bを介してリミッタアンプ24及び加算器
26に送られる。すなわち、遅延回路38の1H遅延量
をτH とすると、信号v2 は v2 =v1 ・e-jωτH と表わされる。そしてこの信号v2 と加算器22の出力
である信号v1 との差信号v3 (=v1 −v2 )が加算
器26において演算され、この信号v3 がリミッタアン
プ28及び加算器30に送られる。信号v3 と、この信
号v3 をリミッタアンプ28に入力して得られる信号k
・v3 との差信号(=v3 −k・v3 )が加算器30に
おいて演算され、この差信号が装置の出力信号vo とな
る。
【0013】したがって、出力信号vo は vo =(1−k)v3 =(1−k)(v1 −v2 ) =(1−k)(1−e-jωτH )v1 となり、又v1 は v1 =vi /(1+k・e-jωτH ) であるから、信号vo は vo =vi (1−k)(1−e-jωτH )/(1+k・e-jωτH ) となり、入出力特性は図1の第1の発明の実施例のもの
と一致する。この第2の発明の実施例の装置も第1の発
明の実施例の装置と同様、外付けされる遅延回路は1個
で良く、第1の発明の実施例と同様の効果を得ることが
できる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、ピン数及び外付け部品
点数を従来のものに比べて減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の実施例の構成を示すブロック図。
【図2】第2の発明の実施例の構成を示すブロック図。
【図3】従来の装置の構成を示すブロック図。
【図4】従来の装置に使用されるフィルタの特性を示す
グラフ。 2,6,10,12 加算器 4,8 リミッタアンプ 18 遅延回路 vi 入力信号 vo 出力信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号と出力信号との差を演算する第1
    の演算手段と、この第1の演算手段の出力の振幅を制限
    する第1のリミッタアンプと、前記入力信号と前記第1
    のリミッタアンプの出力との差信号を演算し、この差信
    号を1H遅延させる遅延回路に送出する第2の演算手段
    と、前記入力信号を受けて、この入力信号の振幅を制限
    する第2のリミッタアンプと、前記入力信号と前記第2
    のリミッタアンプの出力との差を演算する第3の演算手
    段と、この第3の演算手段の出力と前記遅延回路の出力
    との差を演算し、この差を前記出力信号とする第4の演
    算手段と、を備えていることを特徴とするクロマノイズ
    リダクション装置。
  2. 【請求項2】1H遅延させる遅延回路の出力の振幅を制
    限する第1のリミッタアンプと、入力信号と前記第1の
    リミッタアンプの出力との差を演算する第1の演算手段
    と、この第1の演算手段の出力と前記遅延回路の出力と
    の差を演算する第2の演算手段と、この第2の演算手段
    の出力の振幅を制限する第2のリミッタアンプと、前記
    第2の演算手段の出力と前記第2のリミッタアンプの出
    力との差を演算する第3の演算手段と、を備えているこ
    とを特徴とするクロマノイズリダクション装置。
JP4158168A 1992-06-17 1992-06-17 クロマノイズリダクション装置 Pending JPH066826A (ja)

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JPH066826A true JPH066826A (ja) 1994-01-14

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JP4158168A Pending JPH066826A (ja) 1992-06-17 1992-06-17 クロマノイズリダクション装置

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