JPH0668071U - プリントラベル - Google Patents
プリントラベルInfo
- Publication number
- JPH0668071U JPH0668071U JP007907U JP790793U JPH0668071U JP H0668071 U JPH0668071 U JP H0668071U JP 007907 U JP007907 U JP 007907U JP 790793 U JP790793 U JP 790793U JP H0668071 U JPH0668071 U JP H0668071U
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- label
- paper
- release paper
- adhesive layer
- label paper
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- Labeling Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プリンタ内でラベル用紙が剥離紙に対して浮
き上がるのを防止し、該ラベル用紙にプリントを正常に
実施可能にする。 【構成】 複数枚に分離するためのミシン目2などを有
するプリント可能な帯状のラベル用紙1と、該ラベル用
紙1の一端部に形成された第1のスプロケットホール3
と、上記ラベル用紙1の他端部の裏面に粘着剤層6を介
して貼着された剥離紙5とを備えて、上記粘着剤層6を
介して貼着された上記ラベル用紙1および剥離紙5の両
方、または上記ラベル用紙1の他端部から外方へ突出す
る粘着剤層6のない上記剥離紙5、もしくは上記剥離紙
が貼着されない部位の上記ラベル用紙の他端部に、第2
のスプロケットホール7を設ける。
き上がるのを防止し、該ラベル用紙にプリントを正常に
実施可能にする。 【構成】 複数枚に分離するためのミシン目2などを有
するプリント可能な帯状のラベル用紙1と、該ラベル用
紙1の一端部に形成された第1のスプロケットホール3
と、上記ラベル用紙1の他端部の裏面に粘着剤層6を介
して貼着された剥離紙5とを備えて、上記粘着剤層6を
介して貼着された上記ラベル用紙1および剥離紙5の両
方、または上記ラベル用紙1の他端部から外方へ突出す
る粘着剤層6のない上記剥離紙5、もしくは上記剥離紙
が貼着されない部位の上記ラベル用紙の他端部に、第2
のスプロケットホール7を設ける。
Description
【0001】
この考案は、粘着剤層を介して剥離紙を貼着したラベル用紙からなり、プリン タにてスプロケットにより送られながら連続印字が行えるプリントラベルに関す る。
【0002】
従来から、商品に貼着したり、結び付けたりする付箋やクリーニングの見出し ラベルなどは、コンピュータに連動するプリンタ内に、粘着剤層を介して剥離紙 を貼着した帯状のラベル用紙を通して、これに商品説明や値段などの必要事項を プリントし、そのプリント部分のラベル用紙を剥離紙から分離して用いるという ものであった。
【0003】 ラベル用紙は、その全面に貼着剤が塗布されており、したがってラベルの使用 中に商品に対する非貼着部の貼着剤が邪魔になることがあり、むしろ使用後に商 品からのラベルの除去を容易にするために、積極的にラベルの一端部にしか貼着 剤が付着していないラベルを求められることがある。
【0004】 そこで、ラベルの一端部に貼着剤を施こしているものとして、図7に示すよう に、両端にスプロケットホール17を設けた剥離紙15上に、一端部に所定幅の 貼着剤16を介してラベル用紙101を積層したものが存在した。
【0005】 この場合、ラベル用紙と剥離紙との間に粘着剤層が設けられない部分103が あり、上記スプロケットホールによる位置出しが可能であるものの、上記粘着剤 層がない部分では、ラベル用紙と剥離紙とが一体でないため、上記プリンタにお ける送り出しの際に相互にスピード差ができるなどして、その粘着剤層のない部 分でラベル用紙が浮き上がって引っ掛ったり、捲れ上がったりするため、上記ラ ベル用紙全面を被う押え用紙102を両側の粘着剤104で止めており、したが ってこのラベル用紙101はドットプリンタなどで印字できる感圧性の用紙であ る必要があった(図7)。
【0006】
したがって、上記従来例ではラベル用紙が剥離紙から捲れ上がったり、浮き上 がることを防止できるものの、押え用紙などを必要とし、しかもラベル用紙は感 圧性でなければ印字できないという不都合があった。
【0007】 この考案は上記のような従来の問題点に着目してなされたものであり、プリン タ内でラベル用紙が浮き上がる部分をなくし、これにより上記引っ掛かりや捲れ 上がりをなくした状態で押え用紙など不用のものを省き、しかも直接所望事項を ラベル用紙にプリントできるプリントラベルを得ることを目的とする。
【0008】
この考案に係るプリントラベルは、複数枚に分離するためのミシン目などを有 するプリント可能な帯状のラベル用紙と、該ラベル用紙の一端部に形成された第 1のスプロケットホールと、上記ラベル用紙の他端部の裏面に粘着剤層を介して 貼着された剥離紙とを備えて、上記粘着剤層を介して貼着された上記ラベル用紙 および剥離紙の両方、または上記ラベル用紙の他端部から外方へ突出する粘着剤 層のない上記剥離紙、もしくは上記剥離紙が貼着されない部位の上記ラベル用紙 の他端部に、第2のスプロケットホールを設けたものである。
【0009】
この考案におけるプリントラベルは、ラベル用紙の一端部と、剥離紙および上 記ラベル用紙の両方または上記剥離紙の他端部、もしくは上記剥離紙が貼着され ない部位の上記ラベル用紙の他端部にそれぞれスプロケットホールを設けること により、このスプロケットホールをスプロケットによって送り出す際に、プリン タ内でラベル用紙が浮き上がる部分をなくし、ラベル用紙が引っ掛ったり、捲れ 上がるのを防止し、直接ラベル用紙上に連続的かつ確実にプリントが行えるよう にする。
【0010】
以下に、この考案の一実施例を図について説明する。図1はこの考案のプリン トラベルを示す断面図であり、図2は同じくそのプリントラベルの平面図である 。同図において、1はプリンタによってプリントが行われる帯状のラベル用紙で あり、これには複数の領域Aを区切るように複数本のミシン目2が、そのラベル 用紙3の送り方向に施されている。
【0011】 また、3はラベル用紙1の一端部に等間隔で配置された同一形状の第1のスプ ロケットホールで、これらにはプリンタ内で回転するスプロケットの歯が挿入さ れて、プリント作動時に、ラベル用紙1を一定の方向に送り出させるようにして ある。
【0012】 なお、第1のスプロケットホール3付近には、ラベルとして商品等に貼着する 際不用となるこのスプロケットホール3を除去するために、ラベル用紙1の長手 方向に耳とり用のミシン目4が設けられている。また、ラベル用紙1の裏面にお いて、粘着剤層が設けられた部分以外には、従来のように剥離紙が重ねて設けら れていない。
【0013】 さらに、5はラベル用紙1の他端部の裏面に粘着剤層6層を介して貼着された 剥離紙であり、この剥離紙5およびラベル用紙1が重なる部分には全体に粘着剤 層6が施されており、プリンタに通す際に、剥離紙5およびラベル用紙1が別々 のスピードを持つことなく、一体に送り出されるようにしてある。
【0014】 また、上記剥離紙5は粘着剤層6が設けられる部位以外では、ラベル用紙1の 上記他端部から外へ突出しており、この突出した部分には、上記第1のスプロケ ットホール3に対応する位置および間隔にて、第2のスプロケットホール7が設 けられている。
【0015】 かかる構成になるプリントラベルでは、これの帯状のものをプリンタにセット し、ラベル用紙1上の第1のスプロケットホール3および剥離紙5上の第2のス プロケットホール7をそれぞれスプロケットにより送り出させると、上記粘着剤 層6が設けられる部分以外には剥離紙5がないため、これら相互間で相対速度の 違いが生じることがない。
【0016】 この結果、上記ラベル用紙1がプリンタ内で浮き上がって引っ掛ったり、捲れ 上がったりするのを防止でき、ラベル用紙1の安定走行を実現でき、このラベル 用紙1上の所定位置にプリントを確実に行うことができる。なお、ラベル用紙1 は図2に示すようにミシン目2によって短冊状の複数の領域Aに分けられている ため、これらの各領域Aには所定事項が次々にプリンタによって印字されること になる。
【0017】 そして、このようにして印字を終了したプリントラベルでは、耳とり用のミシ ン目4から、第1のスプロケットホール3が設けられたラベル用紙1の一部を分 離して破棄し、続いて、ミシン目2で各領域Aを分離するようにして、短冊状の 各ラベル用紙1を粘着剤層6とともに剥離紙5から取り外す。
【0018】 そして、このようにして取り外した一枚一枚の短冊状のラベル用紙1は、上記 他端部にのみ粘着剤層6を有するものとなり、商品の一部に短冊状のまま、また は輪状にして、粘着剤層6により貼着または装着される。
【0019】 なお、上記実施例では上記ラベル用紙1には複数の領域Aを分離したり、スプ ロケットホール3を除去するために、ミシン目2および耳とり用のミシン目4を 設けたものを示したが、予め印刷した切り取り線に沿って、はさみで上記各領域 Aを分離したり、耳とりを行うようにしてもよく、上記実施例と同様の効果を奏 する。
【0020】 また、上記実施例では粘着剤層6のない剥離紙5の一部がラベル用紙1の他端 部から外へ突出するものについて述べたが、鎖線で示すように、ラベル用紙1の 他端部に、剥離紙5の全部を粘着剤層6を介して貼着し、この貼着部に第2のス プロケットホール7を設けるようにしてもよい。この場合にも、上記実施例と同 じく、ラベル用紙1の浮き上がりなどを生じることなく、プリンタ内に円滑に送 り込むことができる。
【0021】 さらに、上記ラベル用紙1として、これに予め印刷を施したものを用いて、例 えば値段や通し番号などの印字をプリンタによって行うようにしてもよい。
【0022】 図3はこの考案のプリントラベルの他の実施例を示す断面図、第4は同じく平 面図である。この実施例では、ラベル用紙1をこれの幅方向にミシン目2,10 によって2つの領域B,Cに区画し、そのラベル用紙1の上記他端部である上記 領域Bにおける一端部の裏面には、図1に示したものと同様に、粘着剤層6を介 して剥離紙5を貼着してある。
【0023】 これに対して、ラベル用紙1の中央部、すなわち、領域Cの一端部に対応する 部位のラベル用紙1の下面にも、粘着剤層11を介して剥離紙12が貼着してあ る。この場合においても、剥離紙12の全面が粘着剤層11を介して貼着され、 プリンタ内でラベル用紙1がこの部分で浮き上がるのを防止している。
【0024】 そして、この実施例によれば、ラベル用紙1をさらにミシン目10で領域B, Cに別々に分離することで、商品等に貼付可能な2枚ずつのラベル用紙を作るこ とができる。
【0025】 図5はこの考案のプリントラベルのさらに他の実施例を示す断面図、図6は同 じく平面図である。この実施例では、ラベル用紙1の上記他端部付近の裏面に、 粘着剤層6を介してこれと同一寸法の剥離紙5を貼着し、さらに、そのラベル用 紙1の上記他端部を、ミシン目13を介してその粘着剤層6や剥離紙5からさら に外方へ突出させてある。
【0026】 また、そのラベル用紙1のミシン目13から外方へ突出する部位には、上記ス プロケットホール3に対応する位置および間隔にて、第2のスプロケットホール 7Aが設けられている。
【0027】 かかるプリントラベルにおいても、ラベル用紙1と剥離紙5とが重なる部位で 糊なし部分が存在しないため、これをプリンタ内にスプロケットによって送り込 んだ場合には、ラベル用紙1が、従来のように剥離紙から浮き上がって引っ掛る などのおそれが全くなくなる。
【0028】 そして、このようにしてプリントを終えたラベル用紙1のうち、上記ミシン目 4,13からスプロケットホール7A,3があるラベル用紙1の各端部(耳)を 分離し、さらに、ミシン目2にて各短冊状の領域Aごとに分離することで、これ らを商品の一部に粘着剤層6を介して貼着できる。
【0029】 このように、この考案では、ラベル用紙1と剥離紙5とが重なる部位で糊(粘 着剤層)なし部分が存在しないため、これをプリンタ内にスプロケットによって 送り込んだ場合にも、そのラベル用紙のみが剥離紙から浮き上がって引っ掛かる などの問題を解消できる。
【0030】
以上のように、この考案によれば、複数枚に分離するためのミシン目などを有 するプリント可能な帯状のラベル用紙と、該ラベル用紙の一端部に形成された第 1のスプロケットホールと、上記ラベル用紙の他端部の裏面に粘着剤層を介して 貼着された剥離紙とを備えて、上記粘着剤層を介して貼着された上記ラベル用紙 および剥離紙の両方、または上記ラベル用紙の他端部から外方へ突出する粘着剤 層のない上記剥離紙、もしくは上記剥離紙が貼着されない部位の上記ラベル用紙 の他端部に、第2のスプロケットホールを設けるように構成したので、押え用紙 や必要以上に幅広の剥離紙を不用とし、しかも一部に粘着剤層を有するラベル用 紙を円滑かつ確実にプリンタ内に送り込んで所期のプリントを直接ラベル用紙上 に印字でき、かつ剥離紙から所定のラベル用紙を分離して容易に取り外してから 、リング状あるいは短冊状にして商品等に貼付できるものが得られる。
【図1】この考案の一実施例によるプリントラベルを示
す断面図である。
す断面図である。
【図2】図1に示すプリントラベルの平面図である。
【図3】この考案の他の実施例によるプリントラベルを
示す断面図である。
示す断面図である。
【図4】図3に示すプリントラベルの平面図である。
【図5】この考案のさらに他の実施例によるプリントラ
ベルを示す断面図である。
ベルを示す断面図である。
【図6】図5に示すプリントラベルの平面図である。
【図7】従来のプリントラベルを示す断面図である。
1 ラベル用紙 2,4 ミシン目 3 第1のスプロケットホール 5 剥離紙 6 粘着剤層 7 第2のスプロケットホール
Claims (1)
- 【請求項1】 複数枚に分離可能にするミシン目や切り
取り線を施したプリント可能な帯状のラベル用紙と、該
ラベル用紙の一端部に形成された第1のスプロケットホ
ールと、上記ラベル用紙の他端部の裏面に粘着剤層を介
して貼着された剥離紙と、上記粘着剤層を介して貼着さ
れた上記ラベル用紙および剥離紙の両方、または上記ラ
ベル用紙の他端部から外方へ突出する粘着剤層のない上
記剥離紙、もしくは上記剥離紙が貼着されない部位の上
記ラベル用紙の他端部に形成された第2のスプロケット
ホールとを備えたプリントラベル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993007907U JP2585593Y2 (ja) | 1993-03-01 | 1993-03-01 | 帯状ラベル用紙 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993007907U JP2585593Y2 (ja) | 1993-03-01 | 1993-03-01 | 帯状ラベル用紙 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0668071U true JPH0668071U (ja) | 1994-09-22 |
JP2585593Y2 JP2585593Y2 (ja) | 1998-11-18 |
Family
ID=18528203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993007907U Expired - Lifetime JP2585593Y2 (ja) | 1993-03-01 | 1993-03-01 | 帯状ラベル用紙 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2585593Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110271261A (zh) * | 2019-07-10 | 2019-09-24 | 浙江茉织华印刷股份有限公司 | 一种易撕不干胶标签覆膜机 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5548119B2 (ja) * | 1974-02-26 | 1980-12-04 |
-
1993
- 1993-03-01 JP JP1993007907U patent/JP2585593Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5548119B2 (ja) * | 1974-02-26 | 1980-12-04 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110271261A (zh) * | 2019-07-10 | 2019-09-24 | 浙江茉织华印刷股份有限公司 | 一种易撕不干胶标签覆膜机 |
CN110271261B (zh) * | 2019-07-10 | 2023-11-28 | 浙江茉织华印刷股份有限公司 | 一种易撕不干胶标签覆膜机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2585593Y2 (ja) | 1998-11-18 |
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Legal Events
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