JPH0667899B2 - 19―ノル―ビタミンd化合物 - Google Patents

19―ノル―ビタミンd化合物

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JPH0667899B2
JPH0667899B2 JP2504398A JP50439890A JPH0667899B2 JP H0667899 B2 JPH0667899 B2 JP H0667899B2 JP 2504398 A JP2504398 A JP 2504398A JP 50439890 A JP50439890 A JP 50439890A JP H0667899 B2 JPH0667899 B2 JP H0667899B2
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はデパートメント・オブ・ヘルス・アンド・ヒ
ューマン・サービスから授与された(NIH)補助金N
O.DK−14881号による米国政府の援助により行わ
れた。米国政府はこの発明に一定の権利をもっている。
この発明は生物学的に活性なビタミンD化合物に関す
る。さらに詳しくは、この発明は1α−ヒドロキシル化
ビタミンD化合物の19−ノル−類似体及びそれらを調
製するための全般的なプロセスに関する。
背景 ビタミンDの1α−ヒドロキシル化代謝生成物−−最も
重要なのは1α,25−ジロキシビタミンD及び1
α,25−ジヒドロキシビタミンD−−は動物及び人
間のカルシウムホメオスタシスの非常に強力な調整剤と
して知られており、そしてごく最近にはそれらの細胞分
化における活性度もまた確認されている。その結果、こ
れら代謝生成物の多くの構造的類似体、例えば、異った
側鎖構造、異ったヒドロキシル化パターン、又は異った
立体化学構造をそれぞれ有する化合物が調製され、試験
されてきた。それらの類似体のうち重要な例は1α−ヒ
ドロキシビタミンD、1α−ヒドロキシビタミン
、1α,25−ジヒドロキシビタミンDの種々の
側鎖フッ素化誘導体類及び側鎖同族化類似体などであ
る。これら公知の化合物のいくつかは生体内又は生体外
での非常に強力な活性を示し、有利な活性プロフィルを
有しており、腎臓オステオジストロフィー、抗ビタミン
Dくる病、骨粗しょう症、乾せん(乾癬)及びある種の
悪性(腫瘍)病などの各種疾病の治療に用いられ、ある
いは治療用として提案されてきた。
発明の開示及び説明 従来知られていない1α−ヒドロキシル化ビタミンD化
合物群の1つの類が19−ノル−類似体、すなわち、す
べてのビタミンD系化合物で典型的な環Aの環外メチレ
ン基(炭素19)が除去され2個の水素原子で置換され
た化合物である。構造的にはこれら新規な類似体は下記
の一般式Iにより特徴づけられる: 式中、X及びXはそれぞれ水素及びアシルからなる
群から選ばれ、基RはビタミンD型化合物について公知
のあらゆる典型的側鎖を表わす。そこで、Rはアルキ
ル、水素、ヒドロキシアルキル又はフルオロアルキルで
あってよく、又は下記の側鎖を表わしていてもよい: 式中、Rは水素、ヒドロキシ又はO−アシルを表わ
し、R及びRはそれぞれアルキル、ヒドロキシアル
キル及びフルオロアルキルからなる群から選ばれるか、
又は互いに結合した時は−(CH2)m−基(mは2から5の
値を持つ整数である)を表わし、Rは水素、ヒドロキ
シ、フッ素、O−アシル、アルキル、ヒドロキシアルキ
ル及びフルオロアルキルからなる群から選ばれ、R
水素、フッ素、アルキル、ヒドロキシアルキル及びフル
オロアルキルからなる群から選ばれるか又はR及びR
は一緒になって二重結合した酸素を表わし、R及び
はそれぞれ水素、ヒドロキシ、O−アシル、フッ素
及びアルキルからなる群から選ばるか又はR及びR
は一緒になって炭素−炭素の二重結合を形成し、nは1
から5の値を持つ整数であり、側鎖の20、22又は2
3の位置のどれか1つの炭素はO、S又はN原子によっ
て置換されていてよい。
側鎖の重要な具体例は下記の式(a)、(b)、
(c)、(d)及び(e)で示される構造であり、すな
わち、それぞれ25−ヒドロキシビタミンDにおける
側鎖(a)、ビタミンDにおける側鎖(b)、25−
ヒドロキシビタミンDにおける側鎖(c)、ビタミン
における側鎖(d)及び25−ヒドロキシビタミン
のC−24−エピマーにおける側鎖(e)である。
この明細書及び請求の範囲において、用語「アルキル」
は炭素数1〜5のすべての異性体を含むアルキル基、例
えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、イソブチル、ペンチルなどを意味し、用語「ヒドロ
キシアルキル」及び「フルオロアルキル」はそれぞれ1
個以上のヒドロキシ又はフルオロ基によって置換された
アルキル基を意味し、用語「アシル」はホルミル、アセ
チル、プロピオニルなど炭素数1から5の脂肪族アシル
基、又はベンゾイル、ニトロベンゾイル又はハロベンゾ
イルなどの芳香族アシル基を意味する。用語「アリー
ル」はフェニル基またはアルキル−、ニトロ−もしくは
ハロ−置換フェニル基を意味する。
上記の基本的構造を有する1α−ヒドロキシ−19−ノ
ル−ビタミンD化合物の調製は、出発物質として公知の
ビタミンD化合物を用い、普通一般的な方法により行う
ことができる。適した出発物質は、例えば、一般構造II
のビタミンD化合物である: 式中、Rは上記で定義した側鎖のどれかである。これら
のビタミンD出発物質は公知の化合物であり、又は公知
の方法で調製することができる化合物である。
デルーカら(米国特許第4,195,027号)の方法
を用い、出発物質は下記の一般構造IIIを有する対応し
た1α−ヒドロキシ−3,5−シクロビタミンD誘導体
に変えられる。式中、Xは水素を表わし、Qはアルキ
ル、好ましくはメチルを表わす: 後の工程における1α−ヒドロキシ基の好ましくない反
応を防止するためヒドロキシ基は対応したアシル誘導
体、すなわち、上記のXがアシル基を表わす化合物III
に、室温又はやや高温(30−50℃)におけるピリジ
ン中のアシル無水物又はハロゲン化アシルを用いる処理
など標準的なアシル化処理を使用して変えられる。ここ
で本発明の化合物を合成するプロセスをヒドロキシ官能
のアシル保護で示すけれども、それに代る標準的なヒド
ロキシ−保護基、例えば、アルキルシリル又はアルコキ
シアルキル基などもまた用いることができると理解すべ
きである。そのような保護基はこの技術分野で周知(例
えば、トリメチルシリル、トリエチルシリル、t.−ブ
チルジメチルシリル、又はテトラヒドロフラニル、メト
キシメチル)であり、それらの使用は本発明のプロセス
の範囲内にある定常的な実験詳細の変更であると考えら
れる。
上記のようにして得られた誘導体は次いで四酸化オスミ
ウムと反応させて10,19−ジヒドロキシ類似体IV
(Xはアシル)を生成させ、それをメタ過ヨウ素酸ナト
リウム又は同様のビシナル(近接)ジオール開裂剤(例
えば、テトラ酢酸鉛)を用いるジオール開裂に付して下
記の構造V(Xはアシル)をもつ10−オキソ中間体を
得る: これら2つの逐次段階はパーレンら[ジャーナル・オブ
・オルガニック・ケミストリー48,3819(1983)]により
与えられた方法に準じて実施することができる。もし側
鎖単位Rがビシナルジオール(例えば、24,25−ジ
ヒドロキシ−又は25,26−ジヒドロキシなど)を有
していれば、これらを、もちろん、過ヨウ素酸塩開裂反
応の前に、例えば、アシル化、シリル化により、又はイ
ソプロピリデン誘導体により保護することも必要であ
る。
多くの場合、上記したような1α−ヒドロキシ基のアシ
ル化は側鎖ヒドロキシ官能基のアシル化を同時に生じさ
せるであろうし、これらのアシル化条件は、もちろん、
側鎖ビシナルジオール群の完全な保護が得られるように
適宜調節する(例えば、温度の上昇、反応時間の延長)
ことができる。
プロセスの次の段階は10−オキソ基を還元して下記の
構造VIをもつ対応する10−アルコール(Xはアシル、
Yはヒドロキシを表わす)にすることからなる。Xがア
シルである場合、この還元は約0℃から約室温までにお
いて有機溶媒中で、NaBH又はエステル官能基を開
裂することなくカルボニル基を選択的に還元する当量の
水素化物還元剤を用いて簡便に行われる。当然、Xが還
元剤に対して安定であるヒドロキシ保護である場合はそ
の他の水素化物還元剤(例えば、LiA1H又は類似
試薬)のどれでもまた使用することができよう。
10−ヒドロキシ中間体は次に適切な溶媒(例えば、ピ
リジン)中でアルキル−又はアリールスルホニルハロゲ
ン化物(例えば、塩化メタンスルホニル)と反応させる
ことにより対応する10−0−アルキル−又はアリール
スルホニル誘導体(上記VIで示される構造をもつ化合
物、ただしYはアルキル−SOO−又はアリール−S
O−である)が得られ、次いでこのスルホナート中
間体をエーテル溶媒中でリチウムアルミニウム水素化物
又は類似の公知のリチウムアルミニウムアルキル水素化
物試薬を用い、0℃から溶媒の沸点までの範囲の温度で
直接還元して、それにより、スルホナート基を置換して
上記構造VIで表わされる10−デオキシ誘導体、ただし
X及びYはともに水素、が得られる。上記構造で示され
るように前駆体化合物V中の1−0−アシル官能もまた
この還元段階で開裂され、遊離の1α−ヒドロキシ官能
を生成し、側鎖中のどの0−アシル保護基も、もちろ
ん、この技術分野でよく理解されるように、対応する遊
離のアルコール官能に同様還元される。もし所望なら、
C−1におけるヒドロキシ基(又は、側鎖中のヒドロキ
シ基)はアシル化又はシリル化又はエーテル形成によっ
て再保護して対応するアシル、アルキルシリル又はアル
コキシアルキル誘導体にすることができるが、そのよう
な保護は必要でない。アルキルシリル又はアルコキシア
ルキル基などもう一方のヒドロキシ保護基はこの還元段
階で残存するが、必要に応じ、プロセス中の後の段階で
この技術分野で公知の標準法によって除去することがで
きる。
上記の1α−ヒドロキシ−10−デオキシシクロビタミ
ンD中間体は次に低分子量有機酸の存在下でデルーカら
(米国特許第4,195,027号及び第4,260,
549号)の条件を用いソルボリシスに付される。ソル
ボリシスが、例えば、酢酸中で行われると1α−ヒドロ
キシ−19−ノル−ビタミンD3−アセタート及び1α
−ヒドロキシ−19−ノル−ビタミンD1−アタート
(下記の化合物VII及びVIII)の混合物が得られ、別の
酸がそのソルボリシスに用いられると類似の1−及び3
−アシル化物が得られる。
次にこの混合物を標準条件下で直接塩基性加水分解する
と所望の構造式Iの1α−ヒドロキシ−19−ノル−ビ
タミンD化合物(X及びXが水素である)が生成す
る。それとは別に、上記のモノアセタート混合物を分離
すること(例えば、高圧液体クロマトグラフィーによ
り)もでき、得られた1−アセタート及び3−アセター
ト異性体は別々に加水分解に付され、おのおのから同じ
最終生成物、すなわち、構造Iの1α−ヒドロキシ−1
9−ノル−ビタミンD化合物が得られる。また、構造VI
I又はVIIIの分離されたモノアセタート又は遊離の1,
3−ジヒドロキシ化合物は、もちろん、いずれか所望の
アシル基を用いる標準操作によって再アシル化して、X
及びXが同じであっても異っていてもよい上記構造
Iの生成物を得ることもできる。
1α−ヒドロキシ−19−ノル−ビタミンD化合物の生
物学的活性 本発明の新規な化合物は予想外の型の生物学的活性、す
なわち、悪性細胞の分化促進に高度の効能を有し骨組織
のカルシウム化活性は僅か又は皆無という活性を示す。
このことは第1表及び第2表にそれぞれ集約した1α,
25−ジヒドロキシ−19−ノル−ビタミンD(化合
物Ia)について得られたバイオアッセイ結果によって
説明される。第1表はヒトの白血病細胞(HL−60細
胞)の培養中における正常細胞(単球)への分化誘発に
ついての公知の活性代謝物質1α,25−ジヒドロキシ
ビタミンDと19−ノル類似体(Ia)の比較を示
す。分化活性は3種の標準分化アッセイ、すなわち、第
1表で略語で示すNBT(ニトロブルー・テトラゾリウ
ム還元)、NSE(非特異性エステラーゼ活性)及びP
HAGO(食細胞作用活性)によって評価した。アッセ
イは公知の方法、例えば、デルーカら(米国特許第4,
717,721号)及びオストレムら((ジャーナル・
オブ・バイオロジカル・ケミストリー262,14164,1987)
によって示された公知の方法に従って行った。各アッセ
イにおいて、試験化合物の分化活性は与えられた試験化
合物濃度に相当する正常細胞へ分化した細胞を持つHL
−60細胞のパーセントで表わした。
第1表に集約した結果は新しい類似体、1α,25−ジ
ヒドロキシ−19−ノル−ビタミンD(化合物Ia)
が白血病細胞の分化誘発において1α,25−ジヒドロ
キシビタミンD同様強力であることを明白に示してい
る。すなわち、3種のアッセイすべてにおいて、90%
近くの細胞が濃度1x10-7モルの1α,25−ジヒド
ロキシビタミンDによって分化を誘発されており、同
程度の分化(すなわち、90、84及び90%)が19
−ノル類似体(Ia)によって達成されている。
前述の結果とは対象的に、新しい19−ノル類似体(I
a)はビタミンD化合物によって引き出される典型的な
応答である骨のカルシウム化を測定するアッセイにおい
て何等活性を示さない。1α,25−ジヒドロキシビタ
ミンDと1α,25−ジヒドロキシ−19−ノル−ビ
タミンD(Ia)のラットにおける骨カルシウム化活
性を比較するアッセイの結果を示す関係データを第2表
に集約する。このアッセイはタナカらのエンドクリノロ
ジー92,417(1973)記載の方法によって実施した。
第2表に記載した結果は1α,25−ジヒドロキシビタ
ミンDの予想される骨カルシウム化活性がすべての投
与レベルにおける骨灰分の増加及び全灰分に反映してい
ることを示す。それと対象的に19−ノル類似体はビタ
ミンD欠乏(−D)コントロール群に比較して3つの投
与レベルすべてにおいて何等の活性も示していない。
このように新しい19−ノル類似体は悪性細胞のを分化
を誘発する高度の能力と非常に低度ないし皆無のカルシ
ウム化活性との組み合わさった選択的な活性を示す。こ
の新規なクラスの構造を持つ化合物は、それゆえ、悪性
病の処置のための治療試薬として有用なものである。皮
膚の表皮ケラチン細胞に対するビタミンD化合物の分化
活性(スミスら,ジャーナル・オブ・インベスト.・デ
ルマトロジイ80,709,1986;スミスら,ジャーナル・オ
ブ・アカデミック・デルマトロジイ19,516,1988)は乾
せんに対する満足な治療になると考えられているから
(タカモトら,カルク.・ティシュ・インタ.39,360,1
986)、これらの化合物は未分化細胞の増殖によって特
徴づけられる上記及びその他の皮膚病の治療に有用であ
ることを証するものである。これらの化合物はまた例え
ば二次上皮小体機能亢進症の場合に腎臓疾病中に見出さ
れる上皮小体組織の抑制に用途が見出されよう(スラト
ポルスキーら,ジャーナル・オブ・クリニカル・インベ
スティゲーション74,2136,1984)。
処置用として、本発明の新規な化合物は、この技術分野
で公知の在来法に従って、無害性の溶媒中の溶液とし
て、あるいは適切な無害性の溶媒又は担体中の乳濁液、
懸濁液又は分散液として、固体担体を含む丸薬、錠剤又
はカプセルとして製剤することができる。局部的な使用
には、この化合物は局所的な使用に適したクリーム、軟
膏又は同様のビヒクルとして有利に製剤される。これら
の製剤のどれでもその他の薬剤的に許容され、無毒性の
賦形剤、例えば、安定剤、酸化防止剤、結合剤、着色剤
又は乳化剤又は風味変性剤なども含有することができ
る。
この化合物は適当な無菌溶液の注射、又は静脈内注入に
より、又は消化器官を経る経口剤の形で、又は軟膏、洗
浄剤又は適当な経皮性はり薬の形で局所的にそれぞれ有
利に投薬される。悪性疾病の治療に、本発明の19−ノ
ル−ビタミンD化合物は悪性細胞の増殖を防止しそれら
の正常な単球−マクロファージへの分化を誘発するのに
十分な投与量で患者に投薬される。同様に、乾せんの治
療に、この化合物は未分化表皮ケラチン細胞の増殖を停
止させるのに十分な量で経口的又は局部的に投薬され、
上皮小体機能亢進症の治療に、この化合物は上皮小体ホ
ルモンレベルを正常な範囲内にするよう上皮小体活性を
抑制するのに十分な投与量で投薬される。適当な投与量
は1〜500μgであり、この投与量は治療すべき病
気、その程度及び患者の感応程度又は状態に応じて、こ
の技術分野でよく理解されているように、調整される。
本発明を次に示す実施例によってより詳細に説明する。
これらの例において、ローマ数字とローマ字で識別した
それぞれの生成物、すなわち、Ia、Ib、…IIa、II
b等は上記の説明中において識別した特定の構造及び側
鎖結合に対応する。
実施例1 1α,25−ジヒドロキシ−19−ノル−ビタミンD
(Ia)の調製 (a)1α,25−ジヒドロキシ−3,5−シクロビタ
ミンD1−アセタート,6−メチルエーテル:出発物
質として25−ヒドロキシビタミンD(IIa)を用
い、公知の1α,25−ジヒドロキシ−3,5−シクロ
ビタミンD誘導体IIIa(X=H)を既公開の方法
(デルーカら米国特許第4,195,027号及びパー
レンらジャーナル・オブ・オルガニック・ケミストリー
45,3252(1980))によって調製した。この生成物を標準
条件下でアセチル化して対応する1−アセタート誘導体
IIIa(X=Ac)を得た。
(b)10,19−ジヒドロ−1α,10,19,25
−テトラヒドロキシ−3,5−シクロビタミンD1−
アセタート,6−メチルエーテル(IVa):中間体III
a(X=Ac)をパーレンらの記載(ジャーナル・オブ
・オルガニック・ケミストリー48,3819(1983))の通常
の操作によってピリジン中の若干過剰モルの四酸化オス
ミウムで処理し、10,19−ジヒドロキシル化誘導体
IVaを得た。質量スペクトルm/z(相対強さ),506(M+,
1),488(2),474(40),425(45),396(15),285(5),229(30),1
33(45),59(80),43(100)。1H NMR(CDCl3)δ0.52(3H,s,18
-CH3),0.58(1H,m,3-H),0.93(3H,d,J=6.1 Hz,21-CH3),
1.22(6H,s,26-CH3および27-CH3),2.10(3H,s,COCH3),3.2
5(3H,s,6-OCH3),3.63(2H,m,19-CH2),4.60(1H,d,J=9.2
Hz,6-H),4.63(1H,dd,1β-H),4.78(1H,d,J=9.2 Hz,7-
H)。
(c)1α,25−ジヒドロキシ−10−オキソ−3,
5−シクロ−19−ノル−ビタミンD1−アセター
ト,6−メチルエーテル(Va):10,19−ジヒド
ロキシル化中間体IVaをパーレンらが示した操作(ジャ
ーナル・オブ・オルガニック・ケミストリー48,3819 19
83)によってメタ過ヨウ素酸ナトリウムの溶液で処理
し、10−オキソ−シクロビタミンD誘導体(Va,X
=Ac)を得た。質量スペクトルm/z(相対強さ),442
(M+ -MeOH)(18),424(8),382(15),364(35),253(55),225
(25),197(53),155(85),137(100)。1H.NMR(CDCl3)δ0.58
(3H,s,18-CH3),0.93(3H,d,J=6.6 Hz,21-CH3),1.22(6H,
s,26-CH3および27-CH3),2.15(s,3-OCOCH3),3.30(3H,s,6
-OCH3),4.61(1H,d,J=9.1 Hz,6-H),4.71(1H,d,J=9.6 H
z,7-H),5.18(1H,m,1β-H)。
また、このジオール開裂反応は高温度を必要としないこ
とが判明し、事実、一般にほぼ室温で反応を行うのが好
ましい。
(d)1α−アセトキシ−10,25−ジヒドロキシ−
3,5−シクロ−19−ノル−ビタミンD6−メチル
エーテル(VIa,X=Ac,Y=OH):10−オキソ
誘導体Va(X=Ac)(2.2mg,4.6μモル)を
0.5mlのエタノール中に溶解し、その溶液中へ50μ
l(3.5μモル)のNaBH溶液(20mgのNaB
、4.5mlの水及び0.5mlの0.01N・NaO
Hから調製)を添加し、混合物を0℃で約1.5時間か
きまぜ、その後0℃で16時間保持した。混合物へエー
テルを添加し、有機相をブラインで洗浄し、MgSO
上で乾燥し、濾過し蒸発させた。粗製物を15x1cmの
シリカゲルカラム上のカラムクロマトグラフィーで精製
し、アルコールVIa(X=Ac,Y=OH)をエチル酢
酸・ヘキサン混合液で溶離して1.4mg(3μモル)の
生成物を得た。質量スペクトルm/z(相対強さ),476(M
+)(1),444(85),426(18),384(30),366(48),351(21),255
(35),237(48),199(100),139(51),59(58)。
(e)1α,25−ジヒドロキシ−19−ノル−ビタミ
ンD(Ia,X=X=H):10−アルコール
(VIa,X=Ac,Y=OH)(1.4mg)を100μ
lの無水CHCl及び10μl(14μモル)のト
リエチルアミン溶液[無水CH2Cl2100μl中の12mg(16
μl)トリエチルアミンから調製]に溶解し、次いで0
℃において7μl(5.6μモル)の塩化メシル溶液
(無水CH2Cl2100μl中の9mg塩化メシル、6.1μ
l)を添加した。混合物を0℃で2時間かきまぜた。溶
媒をアルゴン気流で除去し、残留物(X=Ac,Y=CH3SO2O
-の化合物VIaを含んでなる)を0.5mlの無水テトラ
ヒドロフランに溶解し、0℃で5mgのLiAlHを添
加し、混合物を0℃に16時間保持した。過剰のLiA
lHを湿エーテルで分解し、エーテル相を水で洗浄
し、MgSO上で乾燥し、濾過し蒸発させ19−ノル
生成物(X=Y=H)を得た。
この生成物を0.5mlの酢酸に溶解し、55℃で20分
間かきまぜた。混合物を冷却し、氷水を添加し、エーテ
ルで抽出した。エーテル相を10%重炭酸ナトリウム冷
溶液、ブラインで洗浄し、MgSO上で乾燥し、濾過
し蒸発させ予期した3−アセトキシ−1α−ヒドロキシ
−及び1α−アセトキシ−3−ヒドロキシ異性体混合物
を得て、それをHPLC(ゾルバックス・シル・カラ
ム,6.4x25cm,ヘキサン中2−プロパノール)により
分離、精製し、化合物VIIa及びVIIIaおのおの約70
gを得た。UV(エタノール中)λmax242.5(OD 0.72),
251.5(OD 0.86),260(OD 0.57)。
19−ノル−1,25−ジヒドロキシビタミンDアセ
タートVIIa及びVIIIaを同じ方法で加水分解した。各
モノアセタートを0.5mlのエーテルに溶解し、メタノ
ール中の0.1N・KOHの0.5mlを添加した。混合
物はアルゴン雰囲気下で2時間かきまぜた。さらにエー
テルを添加し、有機相をブラインで洗浄し、無水MgS
上で乾燥し、濾過し蒸発させた。残留物を2−プロ
パノールとヘキサンの1:1混合液中に溶解し、セプ・
パック・カラムを通過させ、同じ溶媒で洗浄した。溶媒
を蒸発させ、残留物をHPLC(ゾルバックス・シル,
6.4x25cm,ヘキサン中10%プロパノール)で精製し
た。VIIa及びVIIIaの加水分解生成物は同じであり、
66μgのIa(X=X=H)が得られた。質量ス
ペクトルm/z(相対強さ)404(M+)(100),386(41),371(2
0),275(53),245(51),180(43),135(72),133(72),95(82),
59(18)、質量C26H44O3計算値404.3290,実測値404.327
2。1H NMR(CDCl3)δ0.52(3H,s,18-CH3),0.92(3H,d,J=
6.9 Hz,21-CH3),1.21(6H,s,26-CH3および27-CH3),4.02
(1H,m,3α-H),4.06(1H,m,1β-H),5.83(1H,d,J=11.6 H
z,7-H),6.29(1H,d,J=10.7 Hz,6-H)。UV(エタノール
中)λmax243(OD 0.725),251.5(OD 0.623),261(OD 0.59
8)。 実施例2 1α−ヒドロキシ−19−ノル−ビタミンD(Ib)
の調製 (a)出発物質としてビタミンD(IIb)を用い、実
施例1aの条件を使用し、公知の1α−ヒドロキシ−
3,5−シクロビタミンD1−アセタート,6−メチ
ルエーテル、化合物IIIb(X=Ac)が得られる。
(b)上記の実施例2aで得られた中間体IIIb(X=
Ac)を実施例1bの条件に付すことにより10,19
−ジヒドロ−1α,10,19−トリヒドロキシ−3,
5−シクロビタミンD1−アセタート,6−メチルエ
ーテルIVb(X=Ac)が得られる。
(c)中間体IVb(X=Ac)の上記実施例1cに準じ
たメタ過ヨウ素酸ナトリウム処理により1α−ヒドロキ
シ−10−オキソ−3,5−シクロ−19−ノル−ビタ
ミンD1−アセタート,6−メチルエーテルVb(X
=Ac)が得られる。
(d)10−オキソ−中間体Vb(X=Ac)を上記実
施例1dの条件下で還元することにより1α−アセトキ
シ−10−ヒドロキシ−3,5−シクロ−19−ノル−
ビタミンD6−メチルエーテルVIb(X=Ac,Y=
OH)が得られる。
(e)中間体VIb(X=Ac,Y=OH)を上記実施例
1eに示した操作で処理することにより1α−ヒドロキ
シ−19−ノル−ビタミンD(Ib,X=X
H)が得られる。
実施例3 1α,25−ジヒドロキシ−19−ノル−ビタミンD
の調製 (a)出発物質として25−ヒドロキシビタミンD
(IIc)と実施例1aでの条件に類似の実験条件を使
用することにより、1α,25−ジヒドロキシ−3,5
−シクロビタミンD1−アセタート,6−メチルエー
テル、化合物IIIc(X=Ac)が得られる。
(b)上記の例3aで得られた中間体IIId(X=A
c)を実施例1bの反応条件に付すことにより10,1
9−ジヒドロ−1α,10,19,25−テトラヒドロ
キシ−3,5−シクロビタミンD1−アセタート,6
−メチルエーテルIVc(X=Ac)が得られる。
(c)中間体IVb(X=Ac)の上記実施例1cの一般
操作に準じたメタ過ヨウ素酸ナトリウム処理により1
α,25−ジヒドロキシ−10−オキソ−3,5−シク
ロ−19−ノル−ビタミンD1−アセタート,6−メ
チルエーテルVc(X=Ac)が得られる。
(d)10−オキソ−中間体Vc(X=Ac)を上記実
施例1dのそれに類似の条件下で還元することにより1
α−アセトキシ−10,25−ジヒドロキシ−3,5−
シクロ−19−ノル−ビタミンD6−メチルエーテル
VIc(X=Ac,Y=OH)が得られる。
(e)中間体VIc(X=Ac,Y=OH)を上記実施例
1eに示した操作段階で処理することにより1α,25
−ジヒドロキシ−19−ノル−ビタミンD(Ic,X
=X=H)が得られる。
実施例4 1α−ヒドロキシ−19−ノル−ビタミンDの調製 (a)出発物質としてビタミンD(IId)を用い、実
施例1aの条件を使用し、公知の1α−ヒドロキシ−
3,5−シクロビタミンD1−アセタート,6−メチ
ルエーテル、化合物IIId(X=Ac)が得られる。
(b)上記の例2aで得られた中間体IIId(X=A
c)を実施例1bの条件に付すことにより10,19−
ジヒドロ−1α,10,19−トリヒドロキシ−3,5
−シクロビタミンD1−アセタート,6−メチルエー
テルIVd(X=Ac)が得られる。
(c)中間体IVd(X=Ac)の上記実施例1cに準じ
たメタ過ヨウ素酸ナトリウム処理により1α−ヒドロキ
シ−10−オキソ−3,5−シクロ−19−ノル−ビタ
ミンD1−アセタート,6−メチルエーテルVd(X
=Ac)が得られる。
(d)10−オキソ−中間体Vd(X=Ac)を上記実
施例1dの条件下で還元することにより1α−アセトキ
シ−10−ヒドロキシ−3,5−シクロ−19−ノル−
ビタミンD6−メチルエーテルVId(X=Ac,Y=
OH)が得られる。
(e)中間体VId(X=Ac,Y=OH)を上記実施例
1eに示した操作で処理することにより1α−ヒドロキ
シ−19−ノル−ビタミンD(Id,X=X
H)が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ペールマン,カトウ エル. アメリカ合衆国 53711 ウイスコンシン マデイソン チツペワ コート 1 (72)発明者 シシンスキ,ラフアル アール. ポーランド パスツーラ 1 ワルシヤワ 02―093 デパートメント オブ ケミ ストリー ユニバーシテイ オブ ワルシ ヤワ (72)発明者 プラール,ジーン マーテイン アメリカ合衆国 53919 ウイスコンシン マデイソン ジヨージタウン コート 7

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記式を有する化合物。 (式中、X及びXはそれぞれ水素、アシル、アルキ
    ルシリル及びアルコキシアルキルからなる群から選ば
    れ、Rはアルキル、水素、ヒドロキシアルキル、フルオ
    ロアルキル及び下記式の側鎖から選ばれる。) (式中、Rは水素、ヒドロキシ又はo−アシルを表わ
    し、R及びRはそれぞれアルキル、ヒドロキシアル
    キル及びフルオロアルキルからなる群から選ばれるか、
    又は互いに結合した時は−(CH2)m−(mは2から5の値
    を持つ整数である)を表わし、Rは水素、ヒドロキ
    シ、フッ素、O−アシル、アルキル、ヒドロキシアルキ
    ル及びフルオロアルキルからなる群から選ばれ、R
    水素、フッ素、アルキル、ヒドロキシアルキル及びフル
    オロアルキルからなる群から選ばれるか又はR及びR
    は一緒になって二重結合した酸素を表わし、R及び
    はそれぞれ水素、ヒドロキシ、o−アシル、フッ素
    及びアルキルからなる群から選ばれるか又はR及びR
    は一緒になって炭素−炭素の二重結合を形成し、nは
    1から5の値を持つ整数であり、側鎖の20、22又は
    23の位置のどれか1つの炭素はO、S又はN原子によ
    って置換されていてよい。)
  2. 【請求項2】X及びXが水素を表わし、Rはヒド
    ロキシであり、R及びRはともにメチル、トリフル
    オロメチル、エチル及びプロピルからなる群から選ば
    れ、R及びRは水素であるか又は一緒になって炭素
    −炭素二重結合を形成し、R及びRは水素であり、
    nは1、2又は3の値を持つ整数である請求項1記載の
    化合物。
  3. 【請求項3】1α,25−ジヒドロキシ−19−ノル−
    ビタミンD
  4. 【請求項4】1α−ヒドロキシ−19−ノル−ビタミン
  5. 【請求項5】1α,25−ジヒドロキシ−19−ノル−
    ビタミンD
  6. 【請求項6】1α−ヒドロキシ−19−ノル−ビタミン
  7. 【請求項7】1α−ヒドロキシ−19−ノル−24 エ
    ピ−ビタミンD
  8. 【請求項8】1α,25−ジヒドロキシ−19−ノル−
    24 エピ−ビタミンD
  9. 【請求項9】下記式を有する化合物 (式中、Rは請求項1で規定した側鎖を表わし、Qはア
    ルキルを表わし、Xは水素、アシル、アルキルシリル及
    びアルコキシアルキルからなる群から選ばれる。)
  10. 【請求項10】下記式を有する化合物。 (式中、Rは請求項1で規定した側鎖であり、Qはアル
    キルを表わし、Xは水素、アシル、アルキルシリル及び
    アルコキシアルキルからなる群から選ばれる。)
  11. 【請求項11】下記構造の化合物。 (式中、Rは請求項1で規定した側鎖であり、Qはアル
    キルを表わし、Xは水素、アシル、アルキルシリル及び
    アルコキシアルキルからなる群から選ばれ、Yはヒドロ
    キシ、水素及び保護されたヒドロキシ、その保護基はア
    シル、アルキルシリル又はアルコキシアルキルである、
    からなる群から選ばれる。)
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