JPH0667803A - タッチスクリーン装置 - Google Patents

タッチスクリーン装置

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Publication number
JPH0667803A
JPH0667803A JP24399992A JP24399992A JPH0667803A JP H0667803 A JPH0667803 A JP H0667803A JP 24399992 A JP24399992 A JP 24399992A JP 24399992 A JP24399992 A JP 24399992A JP H0667803 A JPH0667803 A JP H0667803A
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JP
Japan
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image
display
control unit
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entire
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Application number
JP24399992A
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English (en)
Inventor
Satoshi Nakabayashi
智 中林
Mitsunori Adachi
満則 足達
Toshiharu Nozawa
俊治 野沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 拡大された部分が全体画像のどの部分に対応
しているかを容易に把握することができ、さらに、タッ
チパネル上に触れる際のポイント精度および操作性を向
上したタッチスクリーン装置を提供する。 【構成】 全体画像中の一部の部分拡大画像を表示面全
体に拡大して表示する画面拡大制御手段と、上記全体画
像を縮小し表示する画面縮小制御手段と、始め上記全体
画像のみを表示しておき、上記全体画像中の画像要素に
対しタッチ入力により指定されたときには上記部分拡大
画像に上記全体縮小画像を重畳し上記表示装置に表示す
る部分拡大画像/全体縮小画像重畳手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、操作性を向上させた
タッチスクリーン装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】操作者が指を用いて直接表示画面をタッ
チすることにより操作信号を入力するタッチパネル装置
では、表示解像度に比べ指の接触面積が大きいためにポ
イント精度が悪い。このためポイント精度を改善する方
法として表示画面を拡大する手法が用いられている。
【0003】図54は、例えば特開平2−136914
号公報に示されたタッチ入力キーボード装置の原理ブロ
ック図である。また、図55は同タッチ入力キーボード
装置の画面表示例である。
【0004】図54において、501は入力される座標
位置データにより入力キーを決定する制御部、502は
CRTを備えた表示装置、503は前記制御部501か
ら出力される制御信号により表示装置502に表示信号
を出力する表示制御部、504は前記表示制御部503
と表示装置502との間に設けられ、表示装置に表示さ
れる表示画像を拡大するための画面拡大制御部である。
【0005】505は前記表示装置の表示面上に設置さ
れたタッチパネル装置であり、操作者が触れることによ
り、その触れた位置に応じた座標データを出力する。5
06はタッチパネル装置505から出力された座標デー
タを制御部501に通知するタッチパネル制御部であ
る。
【0006】図55は、このタッチ入力キーボード装置
の表示装置502の表示画面に表示された全体画像50
7と、その全体画像507の拡大エリア507aの部分
拡大画像508を示している。
【0007】この従来のタッチ入力キーボード装置は、
タッチパネル制御部506がタッチパネル装置505が
出力される座標データからタッチパネルが押された状態
を示すタッチ入力の“オン”を検出すると、押されたタ
ッチパネルの位置に応じた座標データを制御部501に
送出する。
【0008】この結果、制御部501は、供給された座
標データに対応した拡大用のデータを表示制御部503
を介して画面拡大制御部504に出力し、図55に示す
部分拡大画像508を表示装置502の表示画面に拡大
表示する。
【0009】この結果、表示画面が拡大されるので操作
者は拡大された画像を正確に判別できるようになり、表
示される画像がキーを示す画像であるようなときには、
タッチした状態で指先の位置を前記拡大されたキーの画
像上に移動させタッチ入力を正確に行うことができる。
【0010】この拡大表示画面中でさらに、タッチパネ
ル装置505のタッチパネルから指を離した状態を示す
タッチ入力の“オフ”を検出し、そのときの座標データ
を制御部501がタッチパネル制御部506を介して受
信したときに、受信した座標データに対応する座標位置
のキーを入力キーとして認識する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のタッチ入力キー
ボード装置は、以上のように構成されているので、タッ
チ入力の“オン”により画面を拡大した後、所望の表示
画面上の座標位置までタッチ入力の“オン”状態のまま
指先を移動させ、タッチ位置を移動させなければならず
タッチ位置の指定に煩わしさが伴う問題点があった。
【0012】また、画面が拡大されたときには、部分拡
大画像が画面全体におよぶので元の全体画像に対しどの
部分が拡大されたのかを確認しにくい問題点があった。
【0013】さらに、画面の拡大する部分を誤ったとき
などには、何らかの手段により拡大された画面を取り消
さなければならない問題点があった。
【0014】請求項1の発明は上記のような問題点を解
消するためになされたもので、全体画像における拡大さ
れた部分を容易に把握することができ、さらに、タッチ
パネル上に触れる際のポイント精度および操作性を向上
したタッチスクリーン装置を得ることを目的とする。
【0015】請求項2の発明は、全体画像における拡大
された部分を正確に把握することができるとともに、拡
大する部分を容易に修正でき、さらに、タッチパネル上
に触れる際のポイント精度および操作性を向上したタッ
チスクリーン装置を得ることを目的とする。
【0016】請求項3の発明は、全体画像上でタッチ入
力により指定された操作対象位置が部分拡大画像上に重
畳して表示される上記全体縮小画像の表示位置と重なる
ときに、その全体縮小画像の表示位置を上記操作対象位
置と重ならない位置に変更できるようにすることによ
り、全体画像における拡大された部分を容易に把握する
ことができ、さらに、タッチパネル上に触れる際のポイ
ント精度および操作性を向上したタッチスクリーン装置
を得ることを目的とする。
【0017】請求項4の発明は、全体縮小画像上でタッ
チ入力により指定された操作対象位置が上記全体縮小画
像の表示位置と重なるときに、その全体縮小画像の表示
位置を上記操作対象位置と重ならない位置に変更できる
ようにすることにより全体画像における拡大された部分
を容易に把握することができ、さらに、タッチパネル上
に触れる際のポイント精度および操作性を向上したタッ
チスクリーン装置を得ることを目的とする。
【0018】請求項5の発明は、全体画像中の画像要素
に対応した位置がタッチ入力により指定されたときに
は、その指定された位置を中心にした拡大ウィンドウを
上記全体画像中に表示すると共にその拡大ウィンドウに
上記全体画像中の指定された位置を中心とした拡大画像
を表示することにより全体画像における拡大された部分
を容易に把握することができ、さらに、タッチパネル上
に触れる際のポイント精度および操作性を向上したタッ
チスクリーン装置を得ることを目的とする。
【0019】請求項6の発明は、全体画像中の画像要素
に対応した位置がタッチ入力により指定されたときに、
その指定された位置を中心にした拡大ウィンドウを表示
し、その拡大ウィンドウの周囲に当該拡大ウィンドウ内
の拡大画像を上下左右にスクロールするためのスクロー
ルボタンを表示し、そのスクロールボタンに対し上記タ
ッチパネル装置を介してタッチ入力することにより、タ
ッチ入力されたスクロールボタンに応じて上記拡大ウィ
ンドウで表示されている上記全体画像中の拡大画像領域
を変更し、拡大ウィンドウの表示内容をスクロールする
ことで全体画像における拡大された部分を正確に把握す
ることができるとともに、拡大ウィンドウ内の拡大され
た部分を容易に修正でき、さらに、タッチパネル上に触
れる際のポイント精度および操作性を向上したタッチス
クリーン装置を得ることを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るタ
ッチスクリーン装置は、制御部から出力される制御信号
により全体画像中の一部の部分拡大画像を表示面全体に
拡大して表示する画面拡大制御手段と、上記制御部から
出力される制御信号により上記全体画像を縮小し全体縮
小画像を表示する画面縮小制御手段と、タッチ入力前に
は上記全体画像のみを表示し、また上記全体画像中の画
像要素に対しタッチ入力があったときにはタッチ入力座
標を中心にした部分拡大画像に全体縮小画像を重畳し上
記表示装置に表示する部分拡大画像/全体縮小画像重畳
手段と、上記部分拡大画像の中でその画像要素に対しタ
ッチ入力を行ったときには、そのタッチ入力を行った位
置に対応した部分拡大画像における該当位置を換算し指
定位置を判断する指定位置判断手段とを備えたものであ
る。
【0021】請求項2の発明に係るタッチスクリーン装
置は、制御部から出力される制御信号により全体画像中
の一部の部分拡大画像を表示面全体に拡大して表示する
画面拡大制御手段と、上記制御部から出力される制御信
号により上記全体画像を縮小し全体縮小画像を表示する
画面縮小制御手段と、上記画面拡大制御手段による部分
拡大画像に上記画面縮小制御手段による全体縮小画像を
重畳し上記表示装置に表示しておき、上記全体縮小画像
上の画像要素に対しタッチ入力が行われたときにはその
タッチ入力位置に対応した全体縮小画像における該当位
置を換算し、その該当位置を中心にした部分拡大画像に
上記画面縮小制御手段による全体縮小画像を重畳し上記
表示装置に表示する部分拡大画像/全体縮小画像重畳手
段と、上記部分拡大画像の中でその画像要素に対しタッ
チ入力を行ったときには、そのタッチ入力を行った位置
に対応した部分拡大画像における該当位置を換算し指定
位置を判断する指定位置判断手段とを備えたものであ
る。
【0022】請求項3の発明に係るタッチスクリーン装
置は、制御部から出力される制御信号により全体画像中
の一部の部分拡大画像を表示面全体に拡大して表示する
画面拡大制御手段と、上記制御部から出力される制御信
号により上記全体画像を縮小し全体縮小画像を表示する
画面縮小制御手段と、タッチ入力が行われる前には上記
全体画像のみを表示し、上記全体画像中の画像要素に対
しタッチ入力が行われたときにはそのタッチ入力位置を
中心とした部分拡大画像に上記画面縮小制御手段による
全体縮小画像を重畳し上記表示装置に表示する部分拡大
画像/全体縮小画像重畳手段と、上記全体画像上でタッ
チ入力により指定された操作対象位置が上記部分拡大画
像上に重畳して表示される上記全体縮小画像の表示位置
と重なるときに、その全体縮小画像の表示位置を上記操
作対象位置と重ならない位置に変更する全体縮小画像表
示位置変更手段と、上記部分拡大画像の中でその画像要
素に対しタッチ入力を行ったときには、そのタッチ入力
を行った位置に対応した部分拡大画像における該当位置
を換算し指定位置を判断する指定位置判断手段とを備え
たものである。
【0023】請求項4の発明に係るタッチスクリーン装
置は、制御部から出力される制御信号により全体画像中
の一部の部分拡大画像を表示面全体に拡大して表示する
画面拡大制御手段と、上記制御部から出力される制御信
号により上記全体画像を縮小し全体縮小画像を表示する
画面縮小制御手段と、タッチ入力が行われる前には上記
部分拡大画像に上記画面縮小制御手段による全体縮小画
像を重畳し上記表示装置に表示しておき、上記全体縮小
画像上の画像要素に対しタッチ入力が行われたときには
そのタッチ入力位置を中心にした部分拡大画像に上記画
面縮小制御手段による全体縮小画像を重畳し上記表示装
置に表示する部分拡大画像/全体縮小画像重畳手段と、
上記全体縮小画像上でタッチ入力により指定された操作
対象位置が部分拡大画像の対応する位置と重なるとき
に、その全体縮小画像の表示位置を上記操作対象位置と
重ならない位置に変更する全体縮小画像表示位置変更手
段と、上記部分拡大画像の中でその画像要素に対しタッ
チ入力を行ったときには、そのタッチ入力を行った位置
に対応した部分拡大画像における該当位置を換算し指定
位置を判断する指定位置判断手段とを備えたものであ
る。
【0024】請求項5の発明に係るタッチスクリーン装
置は、制御部からの制御信号により上記全体画像の一部
分を拡大する拡大ウィンドウを生成する画面拡大制御手
段と、タッチ入力前には上記全体画像のみを表示してお
り、また上記タッチパネル装置がタッチ入力を受け付け
ると、そのタッチ入力座標を中心に生成された拡大ウィ
ンドウを表示すると共にその拡大ウィンドウに上記全体
画像中でタッチ入力により指定された位置を中心とした
拡大画像を表示する拡大ウィンドウ表示手段と、上記拡
大ウィンドウ内の画像要素に対しタッチ入力が行われた
ときには、そのタッチ入力により指定された位置に対応
した拡大ウィンドウにおける該当位置を換算し指定位置
を判断する指定位置判断手段とを備えたものである。
【0025】請求項6の発明に係るタッチスクリーン装
置は、全体画像中の画像要素に対しタッチ入力が行われ
たときにそのタッチ入力により指定された位置を中心と
した上記全体画像の一部分を拡大する拡大ウィンドウを
生成する画面拡大制御手段と、タッチ入力が行われる前
には上記全体画像のみを表示しており、上記画面拡大制
御手段により生成された拡大ウィンドウを表示すると共
にその拡大ウィンドウにタッチ入力により指定された位
置を中心とした拡大画像を表示する拡大ウィンドウ表示
手段と、その拡大ウィンドウ表示手段により表示された
拡大ウィンドウの周囲に当該拡大ウィンドウ内の拡大画
像を上下左右にスクロールするためのスクロールボタン
を表示するスクロールボタン表示手段と、上記スクロー
ルボタンを上記タッチパネル装置を介して触れることに
より、触れられたスクロールボタンに応じて上記拡大ウ
ィンドウで表示されている上記全体画像中の拡大画像領
域を変更し、拡大ウィンドウの表示内容をスクロールす
る表示内容スクロール手段と、上記拡大ウィンドウ内の
画像要素がタッチ入力により指定されたときには、その
指定された位置に対応した拡大ウィンドウにおける該当
位置を換算し指定位置を判断する指定位置判断手段とを
備えたものである。
【0026】
【作用】請求項1の発明におけるタッチスクリーン装置
は、タッチパネル装置を介して画像要素に対応した位置
がタッチ入力により指定される前には全体画像のみを表
示しており、また上記全体画像中の画像要素に対応した
位置がタッチ入力により指定されたときには、部分拡大
画像に全体縮小画像を重畳し上記表示装置に表示し、上
記部分拡大画像の中でその画像要素に対応した位置がタ
ッチ入力により指定されると、その指定された位置に対
応した部分拡大画像における該当位置を換算し指定位置
を判断する。
【0027】請求項2の発明におけるタッチスクリーン
装置は、部分拡大画像に全体縮小画像を重畳し表示装置
に表示しておき、また上記全体縮小画像上の画像要素に
対応した位置がタッチ入力により指定されたときにはそ
の指定された位置に対応した全体縮小画像における該当
位置を換算し、その該当位置を中心にした部分拡大画像
に全体縮小画像を重畳し上記表示装置に表示し、さらに
上記部分拡大画像の中でその画像要素に対応した位置が
タッチ入力により指定されたときには、その指定された
位置に対応した部分拡大画像における該当位置を換算し
指定位置を判断する。
【0028】請求項3の発明におけるタッチスクリーン
装置は、タッチパネル装置を介して画像要素に対応した
位置がタッチ入力により指定される前には全体画像のみ
を表示し、上記全体画像中の画像要素に対応した位置が
タッチ入力により指定されたときには、そのタッチ入力
された位置を中心とした部分拡大画像に全体縮小画像を
重畳し上記表示装置に表示し、さらに、上記全体画像上
でタッチ入力により指定された操作対象位置が上記部分
拡大画像上に重畳して表示される上記全体縮小画像の表
示位置と重なるときに、その全体縮小画像の表示位置を
上記操作対象位置と重ならない位置に変更する。そし
て、上記部分拡大画像の中でその画像要素に対応した位
置がタッチ入力により指定されたときには、その指定さ
れた位置に対応した部分拡大画像における該当位置を換
算し指定位置を判断する。
【0029】請求項4の発明におけるタッチスクリーン
装置は、部分拡大画像に全体縮小画像を重畳し表示装置
に常に表示しておき、上記全体縮小画像上の画像要素に
対応した位置がタッチ入力により指定されたときには、
その指定された位置に対応した全体縮小画像における該
当位置を換算し、その該当位置を中心にした部分拡大画
像に全体縮小画像を重畳し上記表示装置に表示し、さら
に、上記全体縮小画像上でタッチ入力により指定された
操作対象位置が上記部分拡大画像の対応する位置と重な
るときに、その全体縮小画像の表示位置を上記操作対象
位置と重ならない位置に変更する。そして、上記部分拡
大画像の中でその画像要素に対応した位置がタッチ入力
により指定されたときには、その指定された位置に対応
した部分拡大画像における該当位置を換算し指定位置を
判断する。
【0030】請求項5の発明におけるタッチスクリーン
装置は、タッチパネル装置を介して画像要素に対応した
位置がタッチ入力により指定される前には上記全体画像
のみを表示しており、全体画像中の画像要素に対応した
位置がタッチ入力により指定されたときに上記全体画像
の一部分を拡大する拡大ウィンドウを生成し、タッチ入
力により指定された位置を中心とした拡大ウィンドウを
表示すると共にその拡大ウィンドウに上記全体画像中の
指定された位置を中心とした拡大画像を表示する。また
上記拡大ウィンドウ内の画像要素がタッチ入力により指
定されたときには、その指定された位置に対応した拡大
ウィンドウにおける該当位置を換算し指定位置を判断す
る。
【0031】請求項6の発明におけるタッチスクリーン
装置は、タッチパネル装置を介して画像要素に対応した
位置がタッチ入力により指定される前には上記全体画像
のみを表示しており、全体画像中の画像要素に対応した
位置がタッチ入力により指定されたときに上記全体画像
の一部分を拡大する拡大ウィンドウを生成してその指定
された位置を中心にした拡大ウィンドウを表示すると共
に、その拡大ウィンドウに上記全体画像中の指定された
位置を中心とした拡大画像を表示する。さらに、その拡
大ウィンドウの周囲に当該拡大ウィンドウ内の拡大画像
を上下左右にスクロールするためのスクロールボタンを
表示し、上記スクロールボタンを上記タッチパネル装置
を介してタッチ入力することにより、タッチ入力された
スクロールボタンに応じて上記拡大ウィンドウ内に表示
されている上記全体画像中の拡大画像領域をスクロール
して変更する。そして、上記拡大ウィンドウ内の画像要
素がタッチ入力により指定されたときには、その指定さ
れた位置に対応した拡大ウィンドウにおける該当位置を
換算し指定位置を判断する。
【0032】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は、この実施例1のタッチスクリーン装置の
原理ブロック図である。
【0033】図1において、1はこのタッチスクリーン
装置全体を制御する制御部、2は全体画像を縮小する画
面縮小制御部である。3は全体画像の一部を拡大する画
面拡大制御部である。
【0034】4は表示装置5を制御して表示装置5の画
面に画像を表示させる表示制御部、6は表示装置5の表
示面上に設置され、操作者が触れることによりその触れ
た位置に応じた座標データを出力するタッチパネル装置
である。
【0035】この原理ブロック図1により示されるタッ
チスクリーン装置は、操作者が表示装置5の表示面にタ
ッチパネル装置6を介して触れると、タッチパネル装置
6はその触れられた位置に応じた座標データを制御部1
に出力する。
【0036】制御部1では、画面拡大制御部3や画面縮
小制御部2、さらには表示制御部4を制御して拡大した
画像や縮小した画像、さらには何も処理を施していない
全体画像を重畳して表示装置5に表示する。
【0037】図2は、図1により示したタッチスクリー
ン装置の構成をさらに詳細に示す全体ブロック図であ
る。図2において、12はマイクロプロセッシングユニ
ットであり、前記制御部1や画面縮小制御手段である画
面縮小制御部2、さらには画面拡大制御手段である画面
拡大制御部3や表示制御部4を備えている。
【0038】また、前記表示装置5は、フレームメモリ
7やCRT8を備えており、部分拡大画像/全体縮小画
像重畳手段に対応し、前記制御部1は指定位置判断手段
に対応している。
【0039】さらにタッチパネル装置6は、CRT8の
管面上に配置され、操作者が触れることによりその触れ
られた位置に応じた座標データを出力するタッチパネル
9と、タッチパネル9を制御するタッチパネルコントロ
ーラ10と、タッチパネル9から出力される座標データ
を前記マイクロプロセッシングユニット12の制御部1
に送出するシリアルインターフェース11を備えてい
る。
【0040】図3から図10は、この実施例1のタッチ
スクリーン装置の動作を説明するためのフローチャート
や説明図である。
【0041】図3は、図2に示した全体ブロック図にお
ける制御部1の動作を示すフローチャート、図4は同様
に画面拡大制御部3の動作を示すフローチャート、図5
は画面縮小制御部2の動作を示すフローチャート、図6
は表示制御部4の動作を示すフローチャート、図7は表
示装置5の表示解像度に応じた表示座標値へ座標変換を
行う際の説明図、図8は被拡大領域の計算を説明するた
めの説明図、図9は部分拡大画像における指定位置を全
体画像間における指定位置に変換する際の説明図であ
る。また、図10は全体画像と部分拡大画像を示してい
る。
【0042】この実施例のタッチスクリーン装置では、
タッチ入力があるまでは、図10の(a)に示すように
表示装置のCRT8の画面には全体画像が表示されてい
る。
【0043】ここで図3のフローチャートを基に動作に
ついて説明する。
【0044】まず、タッチ入力があるか否かを判断する
(ステップS101)。タッチ入力があったときには、
タッチパネルコントローラ10は図7に示すタッチパネ
ル9上のタッチ入力のあったタッチパネル座標値31を
表示装置5の表示解像度に応じた表示座標値32へ座標
変換を行う(ステップS102)。
【0045】この場合、図7に示すようにタッチパネル
解像度がWt,Ht、表示解像度がW,Hのときにおけ
るタッチパネル座標値:(Xt,Yt)から表示座標
値:(X,Y)への変換式は、X=Xt×(W/W
t),Y=Yt×(H/Ht)である。
【0046】次に、表示座標値32が指している画像が
全体画像かあるいは部分拡大画像かを判断する(ステッ
プS103)。
【0047】図7に示す表示座標値32が図10に示す
全体画像33を指しているときには、画面拡大制御部3
による画面拡大処理を行う(ステップS104)。
【0048】ここで図4に示すフローチャートを基に、
画面拡大制御部3による画面拡大処理について説明す
る。
【0049】画面拡大制御部3による画面拡大処理に移
行すると、まず被拡大領域の計算を行う(ステップS1
11)。この被拡大領域の計算は、図8に示すように、
拡大率(例えば、各辺Z倍)に合わせて表示座標値32
を中心とした被拡大領域34を計算することであり、被
拡大領域34を[X1,Y1]−[X1+W/Z,Y1
+H/Z]とすると、[X1,Y1]はX1=X−(w
/2)/z,Y1=Y−(H/2)/Zにより求められ
る。
【0050】次に、被拡大領域34を表示画面全体の大
きさまで拡大し、図8に示す部分拡大画像35を得る
(ステップS112)。
【0051】この拡大処理には、例えば特開昭61−1
84687号公報に示す多値画像拡大縮小制御方法を用
いる。
【0052】そして次に、部分拡大画像35の表示位置
を設定する(ステップS113)。
【0053】このようにして、画面拡大制御部3による
画面拡大処理が終了すると、図3に示すフローに戻り、
さらに画面縮小制御部2による画面縮小処理へ移行する
(ステップS105)。
【0054】ここで図5に示すフローチャートを基に、
画面縮小制御部2による画面縮小処理について説明す
る。
【0055】画面縮小制御部2による画面縮小処理に移
行すると、図8に示すように縮小率Rに合わせて全体画
像33を縮小し、全体縮小画像36を得る(ステップS
121)。
【0056】この縮小処理には、前記特開昭61−18
4687号公報に示す多値画像拡大縮小制御方法を用い
る。
【0057】そして次に、拡大している領域を表すカー
ソルを全体縮小画像36に描き(ステップS122)、
さらに全体縮小画像36を表示する位置を設定する(ス
テップS123)。
【0058】このようにして、画面縮小制御部2による
画面拡大処理が終了すると、図3のフローに戻り、表示
制御部4の処理へ移行する(ステップS107)。
【0059】この表示制御部4の処理は、図6に示すよ
うに、画面拡大制御部3で作成された部分拡大画像35
と画面縮小制御部2で作成された全体縮小画像36を表
示装置5のフレームメモリ7へ書き込みCRT8に表示
する。
【0060】この結果、図10の(b)に示すように部
分拡大画像35中に全体画像が縮小された全体縮小画像
36が表示されるので、部分拡大画像35が全体画像の
どの部分を表示しているかを容易に把握できることにな
る。
【0061】ステップS107における表示制御部4の
処理が終了するとステップS101に戻る。
【0062】このようにして部分拡大画像35に全体縮
小画像36が重畳表示されている状態で、再度操作者が
タッチパネル9に触れると、ステップS101のタッチ
入力があるか否かの判断と、ステップS102のタッチ
パネル9上のタッチ入力のあったタッチパネル座標値3
1を表示装置5の表示解像度に応じた表示座標値32へ
変換する座標変換処理を実行し、さらにステップS10
3において表示座標値32が部分拡大画像を指している
か否かを判断し、図9に示すように表示座標値32が部
分拡大画像を指していると判断したときには、ステップ
S106において表示座標値32から全体画像33にお
ける座標位置38を計算する。この場合、表示座標値3
2が(x′,y′)とすると全体画像33における指定
位置(X′,Y′)は、X′=X+(x′−W/2)/
Z,Y′=Y+(y′−H/2)/Zの式により求める
ことができる。
【0063】そして、次のステップS107における表
示制御部4の処理へと移行し、図6に示すステップS1
31において、部分拡大画像35と全体縮小画像36を
非表示にして元の全体画像33を表示する。
【0064】以上説明したようにこの実施例では、全体
画像33の一部を表示画面全体に拡大したときに、全体
画像33を縮小した全体縮小画像36を重畳して表示す
ることができるので、表示画面全体に拡大した部分拡大
画像35が全体画像33のどの部分に対応しているのか
を容易に把握することができる。
【0065】実施例2.以下、この発明の実施例2を図
について説明する。図11は、この実施例2のタッチス
クリーン装置の構成を示す全体ブロック図である。図1
1において、図2と同一または相当の部分については同
一の符号を付し説明を省略する。
【0066】図12から図19は、この実施例2のタッ
チスクリーン装置の動作を説明するためのフローチャー
トや説明図である。
【0067】図12は、図11に示した全体ブロック図
における制御部1の動作を示すフローチャート、図13
は同様に画面拡大制御部3の動作を示すフローチャー
ト、図14は画面縮小制御部2の動作を示すフローチャ
ート、図15は表示制御部4の動作を示すフローチャー
ト、図16は表示装置4の表示解像度に応じた表示座標
値へ座標変換を行う際の説明図、図17は被拡大領域の
計算方法を説明するための説明図、図18は部分拡大画
像における指定位置を全体画像間における指定位置に変
換する際の説明図である。また、図19は全体縮小画像
が重畳された部分拡大画像を示している。
【0068】この実施例のタッチスクリーン装置では、
タッチ入力があるまでは、表示装置のCRT8の画面に
は部分拡大画像に全体縮小画像が重畳されて表示されて
いる。
【0069】ここで図12のフローチャートを基に動作
について説明する。
【0070】まず、タッチ入力があるか否かを判断する
(ステップS141)。タッチ入力があったときには、
タッチパネルコントローラ10は図16に示すタッチパ
ネル9上のタッチ入力のあったタッチパネル座標値51
を表示装置5の表示解像度に応じた表示座標値52へ座
標変換を行う(ステップS142)。
【0071】この場合、図16に示すようにタッチパネ
ル解像度がWt,Htであり、一方表示解像度がW,H
のときにおけるタッチパネル座標値51:(Xt,Y
t)から表示座標値52:(X,Y)への変換式は、X
=Xt×(W/Wt),Y=Yt×(H/Ht)であ
る。
【0072】次に、表示座標値52が指している画像が
全体画像かあるいは部分拡大画像かを判断する(ステッ
プS143)。
【0073】表示座標値52が図19に示す全体縮小画
像54を指しているときには、画面拡大制御部3による
画面拡大処理を行う(ステップS144)。
【0074】ここで図13に示すフローチャートと図1
8を基に、画面拡大制御部3による画面拡大処理につい
て説明する。
【0075】図17に示すように表示座標値52が全体
縮小画像54を指していると、図13に示すステップS
151に移行し被拡大領域の計算を行う。この被拡大領
域の計算は、図17に示すように縮小率Rに合わせて表
示座標値52を全体画像53に変換し、全体画像53に
変換された表示座標点56を中心として被拡大領域55
を求めるものである。
【0076】すなわち、図17に示すように表示座標値
52を(x,y)、全体画像53の被拡大領域55を
[x1,y1]−[x1+W/Z,y1+H/Z]とす
ると、[x1,y1]はx1=Rx−(w/2)/z,
y1=Ry−(H/2)/Zにより求められる。
【0077】次に、被拡大領域55を表示画面全体の大
きさまで拡大し、部分拡大画像57を得る(ステップS
152)。
【0078】この拡大処理には、例えば特開昭61−1
84687号公報に示す多値画像拡大縮小制御方法を用
いる。
【0079】そして次に、部分拡大画像57の表示位置
を設定する(ステップS153)。このようにして、画
面拡大制御部3による画面拡大処理が終了すると、図1
2のフローに戻り、さらに画面縮小制御部2による画面
縮小処理へ移行する(ステップS145)。
【0080】この画面縮小制御部2による画面縮小処理
では、図14に示すように縮小率Rに合わせて全体画像
33を縮小する(ステップS161)。
【0081】このステップS161の縮小処理には、前
記特開昭61−184687号公報に示す多値画像拡大
縮小制御方法を用いる。
【0082】そして、次にステップST162におい
て、前記画面拡大制御部3により拡大している領域を表
すカーソル58を図19に示すように全体縮小画像54
に描き(ステップS162)、さらに全体縮小画像54
を表示する位置を決定する(ステップS163)。この
場合、全体縮小画像54を表示する位置は部分拡大画像
57の左上に決定する。
【0083】このようにして、画面縮小制御部2による
画面縮小処理が終了すると、図12に戻り、表示制御部
4の処理へと移行する(ステップS146)。
【0084】表示制御部4の処理では、画面拡大制御部
3で作成された部分拡大画像57と画面縮小制御部2で
作成された全体縮小画像54を表示装置5のフレームメ
モリ7へ書き込みCRT8に表示する(ステップS17
1)。
【0085】この結果、図19の(b)に示すように部
分拡大画像57中に全体画像が縮小された全体縮小画像
54が表示されるので、部分拡大画像57を表示したと
きに全体画像のどの部分を表示しているかを容易に把握
できることになる。
【0086】ステップS146における表示制御部4の
処理が終了すると、ステップS141に戻る。
【0087】このようにして部分拡大画像57に全体縮
小画像54が重畳表示されている状態で再度操作者がタ
ッチパネル9に触れると、ステップS141のタッチ入
力があるか否かの判断と、ステップS142のタッチパ
ネル9上のタッチ入力のあったタッチパネル座標値51
を表示装置5の表示解像度に応じた表示座標値52へ変
換する座標変換処理を実行し、さらにステップS143
において表示座標値52が部分拡大画像を指しているか
否かを判断する。
【0088】表示座標値52が部分拡大画像57を指し
ていると判断したときには、ステップS147において
表示座標値52から全体画像53における座標位置53
を計算する。この場合、図18に示すように、表示座標
値52が(x′,y′)とすると全体画像53における
指定位置58:(X′,Y′)は、X′=X+(x′−
W/2)/Z,Y′=Y+(y′−H/2)/Zの式に
より求めることができる。
【0089】以上説明したようにこの実施例では、全体
画像53の一部を表示画面全体に拡大したときに、全体
画像53を縮小した全体縮小画像54を重畳して表示す
ることができるので、表示画面全体に拡大した部分拡大
画像57が全体画像53のどの部分に対応しているのか
を容易に把握することができ、さらに全体縮小画像54
をタッチ入力することにより部分拡大画像の領域を容易
に変更することができる。
【0090】実施例3.以下、この発明の実施例3を図
について説明する。図20は、この実施例3のタッチス
クリーン装置の構成を示す全体ブロック図である。図2
0において、図2と同一または相当の部分については同
一の符号を付し説明を省略する。なお、この実施例の制
御部1は全体縮小画像表示位置変更手段と指定位置判断
手段に対応している。
【0091】この実施例では、図25に示すように操作
者により指定される全体画像59中の操作対象位置60
が画面の構成上からどこにあるかがあらかじめ分ってい
る場合(例えば、キーボード画像が画面上に構成される
ようなときに操作しようとするキーの位置、すなわち操
作対象となる位置はあらかじめ分っている)、図22に
示す画面拡大制御部3の処理であるステップS191の
被拡大領域の計算において、図26に示すように部分拡
大画像61に対する操作対象位置63と全体縮小画像6
2とが重なってしまうときには、この重なってしまうこ
とを示すフラグを立てておく。
【0092】そして、図23に示す画面縮小制御部2の
処理であるステップS203において、全体縮小画像の
表示位置を設定するときに前記フラグが立っていること
を条件に全体縮小画像の表示位置を変更する。
【0093】すなわち図25に示すように、全体縮小画
像62の表示位置が部分拡大画像61の左上に設定され
ているときに、その全体縮小画像62の表示位置と部分
拡大画像61との関係が図26のような位置関係になる
と、操作対象位置63が全体縮小画像62と部分拡大画
像61両方に重なってしまうので、図25あるいは図2
6に示すように全体縮小画像の表示位置を変更して部分
拡大画像61の右上にする。
【0094】この実施例では、操作対象位置が全体縮小
画像と部分拡大画像、両方に重なってしまうようなとき
には、全体縮小画像の表示位置を変更することができる
ので、部分拡大画像の表示領域を変更して操作対象位置
が全体縮小画像と部分拡大画像、両方に重ならないよう
にする操作が不要となる。
【0095】実施例4.以下、この発明の実施例4を図
について説明する。図27は、この実施例4のタッチス
クリーン装置の構成を示す全体ブロック図である。図2
7において、図2と同一または相当の部分については同
一の符号を付し説明を省略する。なお、この実施例の制
御部1は全体縮小画像表示位置変更手段と指定位置判断
手段に対応している。
【0096】この実施例では、図32に示すように操作
者により指定される全体縮小画像68中の操作対象位置
69が画面の構成上からどこにあるかがあらかじめ分っ
ている場合に、部分拡大画像70の表示内容を変更する
ことにより、図29に示す画面拡大制御部3の処理であ
るステップS231の被拡大領域の計算において、図3
3に示すように操作対象位置69が全体縮小画像68と
部分拡大画像71とに重なってしまうときには、この重
なってしまうことを示すフラグを立てておく。
【0097】そして、図30に示す画面縮小制御部2の
処理であるステップS243において、全体縮小画像の
表示位置を設定するときに前記フラグが立っていること
を条件に全体縮小画像の表示位置を変更する。
【0098】すなわち図32に示すように、全体縮小画
像68の表示位置が部分拡大画像70の左上に設定され
ているときに、その全体縮小画像68の表示位置と部分
拡大画像71との関係が図33のような位置関係になる
と、操作対象位置69は全体縮小画像68と部分拡大画
像71、両方に重なってしまうので、図32あるいは図
33に示すように全体縮小画像の表示位置を変更して表
示位置が部分拡大画像71の右上に変更された全体縮小
画像72とする。
【0099】この実施例では、操作対象位置が全体縮小
画像と部分拡大画像、両方に重なってしまうようなとき
には、全体縮小画像の表示位置を変更することができる
ので、部分拡大画像の表示領域を変更するなどの操作が
不要となる。
【0100】実施例5.以下、この発明の実施例5を図
について説明する。図34は、この実施例5のタッチス
クリーン装置の構成を示す全体ブロック図である。図3
4において、80はマイクロプロセッシングユニットで
あり、制御部81、画面拡大制御手段である画面拡大制
御部83、拡大ウィンドウ表示手段である表示制御部8
4を備えている。なお、制御部81は指定位置判断手段
に対応している。
【0101】85は表示装置であり、この表示装置85
は、フレームメモリ87やCRT88を備えており、拡
大ウィンドウ表示手段に対応している。
【0102】89はタッチパネル装置であり、このタッ
チパネル装置89は、前記CRT88の管面上に配置さ
れ、操作者が触れることによりその触れられた位置に応
じた座標データを出力するタッチパネル90と、タッチ
パネル90を制御するタッチパネルコントローラ91
と、タッチパネル90から出力される座標データを前記
マイクロプロセッシングユニット80の制御部81に送
出するシリアルインターフェース92を備えている。
【0103】図35から図41は、この実施例5のタッ
チスクリーン装置の動作を説明するためのフローチャー
トや説明図である。
【0104】図35は、図34に示した全体ブロック図
における制御部81の動作を示すフローチャート、図3
6は同様に画面拡大制御部83の動作を示すフローチャ
ート、図37は表示制御部84の動作を示すフローチャ
ート、図38は座標変換の説明図、図39は被拡大領域
の計算を説明するための説明図、図40は拡大ウィンド
ウの部分拡大画像における指定位置を全体画像間におけ
る指定位置に変換する際の説明図である。また、図41
は全体画像と、拡大ウィンドウが表示された全体画像を
示している。
【0105】この実施例のタッチスクリーン装置では、
タッチ入力があるまでは、図41の(a)に示すように
表示装置には全体画像が表示されている。
【0106】ここで図35のフローチャートを基に動作
について説明する。
【0107】まず、タッチ入力があるか否かを判断する
(ステップS261)。タッチ入力があったときには、
タッチパネルコントローラ91は図38に示すタッチパ
ネル90上のタッチ入力のあったタッチパネル座標値1
01をシリアルインターフェース92を介して制御部8
1へ出力する。
【0108】制御部81は、供給されたタッチパネル座
標値101を表示装置85の表示解像度に応じた表示座
標値102に変換する(ステップS262)。
【0109】この場合、図38に示すようにタッチパネ
ル解像度がWt,Htであり、一方表示解像度がW,H
のときにおけるタッチパネル座標値:(Xt,Yt)か
ら表示座標値:(X,Y)への変換式は、X=Xt×
(W/Wt),Y=Yt×(H/Ht)である。
【0110】図35に戻り、次に表示座標値102が指
している画像が全体画像かあるいは拡大ウィンドウかを
判断する(ステップS263)。
【0111】表示座標値102が図41の(a)に示す
全体画像103を指しているときには、画面拡大制御部
83による画面拡大処理を行う(ステップS264)。
【0112】ここで図36に示すフローチャートを基
に、画面拡大制御部83による画面拡大処理について説
明する。
【0113】すなわち、前記ステップS223において
画面拡大制御部83による画面拡大処理に移行すると、
まず被拡大領域の計算を行う(ステップS271)。こ
の被拡大領域の計算は、図39に示すように、拡大率
(例えば、各辺Z倍)に合わせて表示座標値102を中
心とした被拡大領域104を計算することであり、被拡
大領域104を[X1,Y1]−[X1+W/Z,Y1
+H/Z]とし、拡大した画像(拡大ウィンドウ10
5)の大きさをWz,Hzとすると、[X1,Y1]は
X1=X−(Wz/2)/z,Y1=Y−(Hz/2)
/Zにより求められる。
【0114】図36に戻り、被拡大領域104を拡大ウ
ィンドウ105の大きさまで拡大する(ステップS27
2)。
【0115】この拡大処理には、例えば特開昭61−1
84687号公報に示す多値画像拡大縮小制御方法を用
いる。
【0116】そして次に、拡大ウィンドウ105の表示
位置を設定する(ステップS273)。
【0117】このようにして、画面拡大制御部83によ
る処理が終了すると、図35に戻り、表示制御部84の
処理へと移行する(ステップS266)。
【0118】この表示制御部84の処理は、画面拡大制
御部83で作成された拡大ウィンドウ105を表示装置
85のフレームメモリ87へ書き込み、全体画像に対し
重畳してCRT88に表示する。
【0119】この結果、図41の(b)に示すように全
体画像103に拡大ウィンドウ105が表示されるの
で、拡大ウィンドウ105を表示したときにも全体画像
のどの部分を表示しているかを容易に把握できることに
なる。
【0120】このようにして全体画像103に拡大ウィ
ンドウ105が重畳表示されている状態で、操作者が再
度タッチパネル90に触れると、ステップS261のタ
ッチ入力があるか否かの判断と、ステップS262の座
標変換処理を実行し、さらにステップS263において
表示座標値102が拡大ウィンドウ105を指している
と判断すると、図40に示すように表示座標値102か
ら全体画像103における座標位置を計算する(ステッ
プS265)。この場合、表示座標値102が(x′,
y′)とすると全体画像103における指定位置
(X′,Y′)は、X′=X+(x′−X)/Z,Y′
=Y+(y′−Y)/Zの式により求めることができ
る。
【0121】そして、次のステップS266における表
示制御部84の処理へと移行し、図37に示すステップ
S281において、拡大ウィンドウ105を非表示にし
て元の全体画像103を表示する。
【0122】以上説明したようにこの実施例では、全体
画像の一部を拡大ウィンドウ内に表示するので、拡大ウ
ィンドウの部分拡大画像が全体画像のどの部分に対応し
ているのかを容易に把握することができる。
【0123】また、拡大した画像の表示領域が画面全体
に及ばないので、拡大処理の負荷が軽減される。
【0124】実施例6.上述した実施例5で被拡大領域
を変更する場合、被拡大領域の中心座標が拡大ウィンド
ウ外であれば容易に行うことができる。しかし、拡大ウ
ィンドウと重なっている場合は容易に行うことができな
い。
【0125】そこで拡大ウィンドウを表示したままで被
拡大領域を変更する手段を設けたタッチスクリーン装置
の実施例について説明する。
【0126】図42は、この実施例6のタッチスクリー
ン装置の構成を示す全体ブロック図である。図42にお
いて、図34と同一または相当の部分については同一の
符号を付し説明を省略する。なお、この実施例の制御部
は表示内容ディスクロール手段に対応し、表示制御部は
スクロールボタン表示手段に対応している。
【0127】図43から図50は、この実施例6のタッ
チスクリーン装置の動作を説明するためのフローチャー
トや説明図である。
【0128】図43は、図41に示した全体ブロック図
における制御部81の動作を示すフローチャート、図4
4は同様に画面拡大制御部83の動作を示すフローチャ
ート、図45は表示制御部84の動作を示すフローチャ
ート、図46は座標変換の説明図、図47は被拡大領域
の計算を説明するための説明図、図48は被拡大領域の
中心座標の計算を説明するための説明図、図49は拡大
ウィンドウの部分拡大画像における指定位置を全体画像
間における指定位置に変換する際の説明図である。ま
た、図50は全体画像と、拡大ウィンドウが表示された
全体画像を示している。
【0129】この実施例のタッチスクリーン装置では、
タッチ入力があるまでは、図50の(a)に示すように
表示装置のCRT88の画面には全体画像が表示されて
いる。
【0130】ここで図43のフローチャートを基に動作
について説明する。
【0131】まず、タッチ入力があるか否かを判断する
(ステップS291)。タッチ入力があったときには、
タッチパネルコントローラ91は図46に示すタッチパ
ネル90上のタッチ入力のあったタッチパネル座標値1
10シリアルインターフェース92を介して制御部81
へ出力する。
【0132】制御部81は、供給されたタッチパネル座
標値110を表示装置85の表示解像度に応じた表示座
標値111に変換する(ステップS292)。
【0133】この場合、図46に示すようにタッチパネ
ル解像度がWt,Htであり、一方表示解像度がW,H
のときにおけるタッチパネル座標値:(Xt,Yt)か
ら表示座標値:(X,Y)への変換式は、X=Xt×
(W/Wt),Y=Yt×(H/Ht)である。
【0134】図43に戻り、次に表示座標値111が指
している画像がスクロールボタンかあるいは拡大ウィン
ドウかを判断する(ステップS293)。
【0135】最初、表示装置のCRT88の画面には全
体画像が表示されているので、表示座標値111は図5
0の(a)に示す全体画像112を指すことになり、画
面拡大制御部83による画面拡大処理を行う(ステップ
S295)。画面拡大制御部83は、図44に示すフロ
ーチャートを基に画面拡大処理を行う。
【0136】この画面拡大処理では、拡大率(例えば、
各辺Z倍)に合わせて表示座標値111を中心とした被
拡大領域113を計算することであり、被拡大領域11
3を[X1,Y1]−[X1+W/Z,Y1+H/Z]
とすると、拡大した画像(拡大ウィンドウ105)の大
きさをWz,Hzとすると、[X1,Y1]はX1=X
−(Wz/2)/z,Y1=Y−(Hz/2)/Zによ
り求める。
【0137】そして、被拡大領域113を拡大ウィンド
ウ114の大きさまで拡大する(ステップS302)。
【0138】この拡大処理には、例えば特開昭61−1
84687号公報に示す多値画像拡大縮小制御方法を用
いる。
【0139】そして次に、拡大ウィンドウ114の表示
位置を設定する(ステップS303)。
【0140】このようにして、画面拡大制御部83によ
る処理が終了すると、さらに、表示制御部84の処理へ
と移行する(ステップS296)。
【0141】この表示制御部84の処理は、画面拡大制
御部83で作成された拡大ウィンドウ114を表示装置
85のフレームメモリ87へ書き込み、全体画像に対し
重畳してCRT88に表示する。また、拡大ウィンドウ
114の周囲4辺には拡大ウィンドウの表示内容を変更
するためのスクロールボタン115を表示する。
【0142】この結果、図50の(b),(c)に示す
ように全体画像112にスクロールボタン115と共に
拡大ウィンドウ114が表示される。
【0143】このようにして全体画像112に拡大ウィ
ンドウ114が重畳表示されている状態で、操作者が再
度タッチパネル90に触れると、タッチ入力があるか否
かの判断(ステップS291)と、タッチ入力があった
ときの表示座標値が指している画像の判断(ステップS
293)が行われる。
【0144】ステップS293において表示座標値11
1がスクロールボタン115を指していると判断する
と、そのスクロールボタン115に応じて被拡大領域1
13の中心座標を変更する(ステップS294)。
【0145】そして、次のステップS295の画面拡大
処理により拡大ウィンドウ114内に表示する被拡大領
域113が変更される(ステップS295)。
【0146】例えば、図48に示すように、現在の被拡
大領域113の中心座標が(X,Y)のときに、拡大ウ
ィンドウ114の上辺に付随しているスクロールボタン
115が押された場合には、拡大ウィンドウ114の表
示位置がSxだけ上方に移動する。よって、このスクロ
ール後の被拡大領域を(X1′,Y1′)とすると、図
47からX1′=(X−Sx)−(Ws/2)/Z,Y
1′=Y−(Hz/2)/Zの式より求めることができ
る。
【0147】その後、図45のステップS311により
全体画像112と拡大ウィンドウ114を表示装置85
のフレームメモリ87に書き込み、CRT88に表示す
る。
【0148】このときの画面表示例を、図50の(c)
に示す。
【0149】以上説明してきたようにこの実施例では、
拡大ウィンドウを表示した状態で全体画像を拡大する領
域を変更することが容易となる。
【0150】実施例7.なお、以上説明してきた実施例
1〜実施例6では、全体縮小画像、部分拡大画像、全体
画像間の表示合成を表示制御部においてソフトウエアに
より行うように構成したが、図51に示すように表示制
御部を画像合成ハードウェア121により構成してもよ
い。
【0151】画像合成ハードウェア121としては、例
えば表示画素単位で入力画像の切り替えを行うものがあ
る。
【0152】この画像合成ハードウェア121を制御部
が制御して全体縮小画像、部分拡大画像、全体画像間の
表示合成を行うことができる。
【0153】実施例8.なお、以上説明してきた実施例
1〜実施例6では、画像の縮小は画面縮小制御部におい
てソフトウエアにより行い、画像の拡大は画面拡大制御
部においてソフトウエアにより行うように構成したが、
図52に示すようにこれらを拡大・縮小ハードウェア1
22により行うようにしてもよい。
【0154】拡大・縮小ハードウェア122としては、
例えば単純に同一画素の挿入や間引きを行うものがあ
る。
【0155】被拡大領域の計算や表示位置の計算や設定
などは制御部で行い、拡大・縮小処理を拡大・縮小ハー
ドウェア122により行い処理の高速化をはかることが
できる。
【0156】実施例9.なお、以上説明してきた実施例
1〜実施例6では、画像の縮小や拡大を必要なときに行
っているが、図53に示すように、あらかじめ画像の拡
大・縮小を行っておき外部記憶装置123に保存し、画
面縮小制御部や画面拡大制御部において被拡大領域の計
算を行った後、外部記憶装置123から表示に必要な領
域を取り出し表示位置の設定を行い、表示制御部を制御
して各画像の表示・非表示を行い、処理の負荷を軽減す
ることができる。
【0157】実施例10.さらに、実施例7から実施例
9の構成を適時、組み合わせるようにしてタッチスクリ
ーン装置を構成してもよい。
【0158】また、以上説明してきた実施例では、位置
指定に利用する場合について説明してきたが、メニュー
やボタンの選択などにも利用できることは言うまでもな
い。
【0159】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、始め全体画像のみを表示するようにして、上記全体
画像中の画像要素に対応した位置がタッチ入力により指
定されたときには、指定された位置に応じた部分拡大画
像に全体縮小画像を重畳し上記表示装置に表示するよう
に構成したので、全体画像における拡大された部分を容
易に把握できることができ、さらに、タッチパネル上に
触れる際のポイント精度および操作性を向上したタッチ
スクリーン装置が得られる効果がある。
【0160】請求項2の発明によれば、部分拡大画像に
全体縮小画像を重畳し表示装置に表示しておき、上記全
体縮小画像上の画像要素に対応した位置がタッチ入力に
より指定されたときにはそのタッチ入力により指定され
た位置に対応した全体縮小画像における該当位置を換算
し、その該当位置を中心にした部分拡大画像に全体縮小
画像を重畳し上記表示装置に表示するように構成したの
で、全体画像における拡大された部分を容易に把握する
ことができるとともに、拡大する部分を容易に修正で
き、さらに、タッチパネル上に触れる際のポイント精度
および操作性を向上したタッチスクリーン装置が得られ
る効果がある。
【0161】請求項3の発明によれば、始め全体画像の
みを表示するようにし、上記全体画像中の画像要素に対
応した位置がタッチ入力により指定されたときには、部
分拡大画像に全体縮小画像を重畳し上記表示装置に表示
し、さらに、上記全体画像上で指定された操作対象位置
が上記部分拡大画像上に重畳して表示される上記全体縮
小画像の表示位置と重なるときには、その全体縮小画像
の表示位置を上記操作対象位置と重ならない位置に変更
するように構成したので、全体画像における操作対象位
置が部分拡大画像と重なるときがなくなり、全体画像に
おける拡大された部分を容易に把握することができる。
さらにタッチパネル上に触れる際のポイント精度および
操作性を向上したタッチスクリーン装置が得られる効果
がある。
【0162】請求項4の発明によれば、部分拡大画像に
全体縮小画像を重畳し表示装置に表示しておき、上記全
体縮小画像上の画像要素に対応した位置がタッチ入力に
より指定されたときには、その指定された位置に対応し
た全体縮小画像における該当位置を換算し、その該当位
置を中心にした部分拡大画像に全体縮小画像を重畳し上
記表示装置に表示し、さらに、上記全体縮小画像上で指
定された操作対象位置が上記全体縮小画像の表示位置と
重なるときには、その全体縮小画像の表示位置を上記操
作対象位置と重ならない位置に変更するように構成した
ので、全体縮小画像上で指定された操作対象位置が上記
全体縮小画像の表示位置と重なることがなくなり、全体
画像における拡大された部分を容易に把握することがで
き、さらに、タッチパネル上に触れる際のポイント精度
および操作性を向上できるタッチスクリーン装置が得ら
れる効果がある。
【0163】請求項5の発明によれば、始め全体画像の
みを表示しており、全体画像中の画像要素に対応した位
置がタッチ入力により指定されたときに上記全体画像の
一部分を拡大する拡大ウィンドウを生成し、上記指定さ
れた位置を中心にした拡大ウィンドウを表示すると共に
その拡大ウィンドウに上記全体画像中の指定された位置
を中心とした拡大画像を表示するように構成したので、
全体画像における拡大された部分を容易に把握すること
ができ、さらに、タッチパネル上に触れる際のポイント
精度および操作性を向上したタッチスクリーン装置が得
られる効果がある。
【0164】請求項6の発明によれば、始め全体画像の
みを表示しておき、全体画像中の画像要素に対応した位
置がタッチ入力により指定されたときに上記全体画像の
一部分を拡大する拡大ウィンドウを生成してその指定さ
れた位置を中心にした拡大ウィンドウを表示すると共
に、その拡大ウィンドウに上記全体画像中の指定された
位置を中心とした拡大画像を表示する。さらに、その拡
大ウィンドウの周囲に当該拡大ウィンドウ内の拡大画像
を上下左右にスクロールするためのスクロールボタンを
表示し、上記スクロールボタンを上記タッチパネル装置
を介して触れることにより、触れられたスクロールボタ
ンに応じて上記拡大ウィンドウで表示されている上記全
体画像中の拡大画像領域をスクロールして変更できるよ
うに構成したので、全体画像における拡大された部分を
容易に把握することができるとともに、拡大する部分を
容易に変更し修正でき、タッチパネル上に触れる際のポ
イント精度および操作性を向上したタッチスクリーン装
置が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この請求項1の発明の一実施例によるタッチス
クリーン装置の原理ブロック図である。
【図2】この請求項1の発明の一実施例によるタッチス
クリーン装置の構成を示すブロック図である。
【図3】この請求項1の発明の一実施例によるタッチス
クリーン装置における制御部の動作を示すフローチャー
トである。
【図4】この請求項1の発明の一実施例によるタッチス
クリーン装置における画面拡大制御部の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図5】この請求項1の発明の一実施例によるタッチス
クリーン装置における画面縮小制御部の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図6】この請求項1の発明の一実施例によるタッチス
クリーン装置における表示制御部の動作を示すフローチ
ャートである。
【図7】この請求項1の発明の一実施例によるタッチス
クリーン装置における座標変換の計算方法を説明するた
めの説明図である。
【図8】この請求項1の発明の一実施例によるタッチス
クリーン装置における被拡大領域の計算方法を説明する
ための説明図である。
【図9】この請求項1の発明の一実施例によるタッチス
クリーン装置における被拡大領域の計算方法を説明する
ための説明図である。
【図10】この請求項1の発明の一実施例によるタッチ
スクリーン装置における全体画像と部分拡大画像を示す
説明図である。
【図11】この請求項2の発明の一実施例によるタッチ
スクリーン装置の構成を示すブロック図である。
【図12】この請求項2の発明の一実施例によるタッチ
スクリーン装置における制御部の動作を示すフローチャ
ートである。
【図13】この請求項2の発明の一実施例によるタッチ
スクリーン装置における画面拡大制御部の動作を示すフ
ローチャートである。
【図14】この請求項2の発明の一実施例によるタッチ
スクリーン装置における画面縮小制御部の動作を示すフ
ローチャートである。
【図15】この請求項2の発明の一実施例によるタッチ
スクリーン装置における表示制御部の動作を示すフロー
チャートである。
【図16】この請求項2の発明の一実施例によるタッチ
スクリーン装置における座標変換の計算方法を説明する
ための説明図である。
【図17】この請求項2の発明の一実施例によるタッチ
スクリーン装置における被拡大領域の計算方法を説明す
るための説明図である。
【図18】この請求項2の発明の一実施例によるタッチ
スクリーン装置における被拡大領域の計算方法を説明す
るための説明図である。
【図19】この請求項2の発明の一実施例によるタッチ
スクリーン装置における部分拡大画像を示す説明図であ
る。
【図20】この請求項3の発明の一実施例によるタッチ
スクリーン装置の構成を示すブロック図である。
【図21】この請求項3の発明の一実施例によるタッチ
スクリーン装置における制御部の動作を示すフローチャ
ートである。
【図22】この請求項3の発明の一実施例によるタッチ
スクリーン装置における画面拡大制御部の動作を示すフ
ローチャートである。
【図23】この請求項3の発明の一実施例によるタッチ
スクリーン装置における画面縮小制御部の動作を示すフ
ローチャートである。
【図24】この請求項3の発明の一実施例によるタッチ
スクリーン装置における表示制御部の動作を示すフロー
チャートである。
【図25】この請求項3の発明の一実施例によるタッチ
スクリーン装置における全体縮小画像の表示位置の変更
を説明するための説明図である。
【図26】この請求項3の発明の一実施例によるタッチ
スクリーン装置における部分拡大画像を示す説明図であ
る。
【図27】この請求項4の発明の一実施例によるタッチ
スクリーン装置の構成を示すブロック図である。
【図28】この請求項4の発明の一実施例によるタッチ
スクリーン装置における制御部の動作を示すフローチャ
ートである。
【図29】この請求項4の発明の一実施例によるタッチ
スクリーン装置における画面拡大制御部の動作を示すフ
ローチャートである。
【図30】この請求項4の発明の一実施例によるタッチ
スクリーン装置における画面縮小制御部の動作を示すフ
ローチャートである。
【図31】この請求項4の発明の一実施例によるタッチ
スクリーン装置における表示制御部の動作を示すフロー
チャートである。
【図32】この請求項4の発明の一実施例によるタッチ
スクリーン装置における全体縮小画像の表示位置の変更
を説明するための説明図である。
【図33】この請求項4の発明の一実施例によるタッチ
スクリーン装置における部分拡大画像を示す説明図であ
る。
【図34】この請求項5の発明の一実施例によるタッチ
スクリーン装置の構成を示すブロック図である。
【図35】この請求項5の発明の一実施例によるタッチ
スクリーン装置における制御部の動作を示すフローチャ
ートである。
【図36】この請求項5の発明の一実施例によるタッチ
スクリーン装置における画面拡大制御部の動作を示すフ
ローチャートである。
【図37】この請求項5の発明の一実施例によるタッチ
スクリーン装置における表示制御部の動作を示すフロー
チャートである。
【図38】この請求項5の発明の一実施例によるタッチ
スクリーン装置における座標変換の計算方法を説明する
ための説明図である。
【図39】この請求項5の発明の一実施例によるタッチ
スクリーン装置における被拡大領域の計算方法を説明す
るための説明図である。
【図40】この請求項5の発明の一実施例によるタッチ
スクリーン装置における指定位置の計算方法を説明する
ための説明図である。
【図41】この請求項5の発明の一実施例によるタッチ
スクリーン装置における全体画像を示す説明図である。
【図42】この請求項6の発明の一実施例によるタッチ
スクリーン装置の構成を示すブロック図である。
【図43】この請求項6の発明の一実施例によるタッチ
スクリーン装置における制御部の動作を示すフローチャ
ートである。
【図44】この請求項6の発明の一実施例によるタッチ
スクリーン装置における画面拡大制御部の動作を示すフ
ローチャートである。
【図45】この請求項6の発明の一実施例によるタッチ
スクリーン装置における表示制御部の動作を示すフロー
チャートである。
【図46】この請求項6の発明の一実施例によるタッチ
スクリーン装置における座標変換の計算方法を説明する
ための説明図である。
【図47】この請求項6の発明の一実施例によるタッチ
スクリーン装置における被拡大領域の計算方法を説明す
るための説明図である。
【図48】この請求項6の発明の一実施例によるタッチ
スクリーン装置における被拡大領域の中心座標の計算方
法を説明するための説明図である。
【図49】この請求項6の発明の一実施例によるタッチ
スクリーン装置における指定位置の計算方法を説明する
ための説明図である。
【図50】この請求項6の発明の一実施例によるタッチ
スクリーン装置における全体画像を示するための説明図
である。
【図51】この請求項7の発明の一実施例によるタッチ
スクリーン装置の構成を示すブロック図である。
【図52】この請求項8の発明の一実施例によるタッチ
スクリーン装置の構成を示すブロック図である。
【図53】この請求項9の発明の一実施例によるタッチ
スクリーン装置の構成を示すブロック図である。
【図54】特開平2−136914号公報に開示された
タッチ入力キーボード装置の原理ブロック図である。
【図55】特開平2−136914号公報に開示された
タッチ入力キーボード装置の全体画像と部分拡大画像の
説明図である。
【符号の説明】
1,81 制御部(指定位置判断手段) 2 画面縮小制御部(画面縮小制御手段) 3,83 画面拡大制御部(画面拡大制御手段) 4,84 表示制御部(部分拡大画像/全体縮小画像重
畳手段) 5,85 表示装置 6,89 タッチパネル装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】4は表示装置5を制御して表示装置5の画
面に出力画像の表示・非表示を制御する表示制御部、6
は表示装置5の表示面上に設置され、操作者が触れるこ
とによりその触れた位置に応じた座標データを出力する
タッチパネル装置である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】図3は、図2に示した全体ブロック図にお
ける制御部1の動作を示すフローチャート、図4は同様
に画面拡大制御部3の動作を示すフローチャート、図5
は画面縮小制御部2の動作を示すフローチャート、図6
は表示制御部4の動作を示すフローチャート、図7は表
示装置5の表示解像度に応じた表示座標値へ座標変換を
行う際の説明図、図8は被拡大領域の計算を説明するた
めの説明図、図9は部分拡大画像における指定位置を全
体画像間における指定位置に変換する際の説明図であ
る。また、図10は全体画像と全体縮小画像を重畳して
いる部分拡大画像を示している。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】変更
【補正内容】
【0049】画面拡大制御部3による画面拡大処理に移
行すると、まず被拡大領域の計算を行う(ステップS1
11)。この被拡大領域の計算は、図8に示すように、
拡大率(例えば、各辺Z倍)に合わせて表示座標値32
を中心とした被拡大領域34を計算することであり、被
拡大領域34を[X1,Y1]−[X1+W/Z,Y1
+H/Z]とすると、[X1,Y1]はX1=X−(
/2)/,Y1=Y−(H/2)/Zにより求められ
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0059
【補正方法】変更
【補正内容】
【0059】この表示制御部4の処理は、図2に示すよ
うに、画面拡大制御部3で作成された部分拡大画像35
と画面縮小制御部2で作成された全体縮小画像36を表
示装置5のフレームメモリ7へ書き込みCRT8に表示
する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0076
【補正方法】変更
【補正内容】
【0076】すなわち、図17に示すように表示座標値
52を(x,y)、全体画像53の被拡大領域55を
[x1,y1]−[x1+W/Z,y1+H/Z]とす
ると、[x1,y1]はx1=Rx−(/2)/
y1=Ry−(H/2)/Zにより求められる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0082
【補正方法】変更
【補正内容】
【0082】そして、次にステップS162において、
前記画面拡大制御部3により拡大している領域を表すカ
ーソル58を図19に示すように全体縮小画像54に描
き(ステップS162)、さらに全体縮小画像54を表
示する位置を決定する(ステップS163)。この場
合、全体縮小画像54を表示する位置は部分拡大画像5
7の左上に決定する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0093
【補正方法】変更
【補正内容】
【0093】すなわち図25に示すように、全体縮小画
像62の表示位置が部分拡大画像61の左上に設定され
ているときに、その全体縮小画像62の表示位置と部分
拡大画像61との関係が図26のような位置関係になる
と、操作対象位置63が全体縮小画像62と部分拡大画
像61両方に重なってしまうので、図25あるいは図2
6に示すように全体縮小画像の表示位置を変更して表示
位置が部分拡大画像61の右上に変更された全体縮小画
像64とする
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0113
【補正方法】変更
【補正内容】
【0113】すなわち、前記ステップS223において
画面拡大制御部83による画面拡大処理に移行すると、
まず被拡大領域の計算を行う(ステップS271)。こ
の被拡大領域の計算は、図39に示すように、拡大率
(例えば、各辺Z倍)に合わせて表示座標値102を中
心とした被拡大領域104を計算することであり、拡大
した画像(拡大ウィンドウ105)の大きさをWz,H
zとすると、被拡大領域104を[X1,Y1]−[X
1+Wz/Z,Y1+Hz/Z]とし、[X1,Y1]
はX1=X−(Wz/2)/z,Y1=Y−(Hz/
2)/Zにより求められる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0134
【補正方法】変更
【補正内容】
【0134】図43に戻り、次に表示座標値111が指
している画像がスクロールボタンか全体画像かあるいは
拡大ウィンドウかを判断する(ステップS293)。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0136
【補正方法】変更
【補正内容】
【0136】この画面拡大処理では、拡大率(例えば、
各辺Z倍)に合わせて表示座標値111を中心とした被
拡大領域113を計算することであり、拡大した画像
(拡大ウィンドウ105)の大きさをWz,Hzとする
と、被拡大領域113を[X1,Y1]−[X1+Wz
/Z,Y1+Hz/Z]とすると、[X1,Y1]はX
1=X−(Wz/2)/z,Y1=Y−(Hz/2)/
Zにより求める。
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置全体を制御する制御部と、その制御
    部から出力される制御信号により出力画像の表示・非表
    示を制御する表示制御部と、その表示制御部により制御
    されて出力画像を表示する表示装置と、その表示装置の
    表示面上に配置され上記制御部に座標値データを与える
    タッチパネル装置とを備え、上記表示装置の表示面に表
    示された全体画像中の画像要素に対応した座標位置を上
    記タッチパネル装置を介して触れることにより上記画像
    要素が指定されたと認識するタッチスクリーン装置にお
    いて、上記制御部から出力される制御信号により全体画
    像中の一部の部分拡大画像を表示面全体に拡大して表示
    する画面拡大制御手段と、上記制御部から出力される制
    御信号により上記全体画像を縮小し全体縮小画像を表示
    する画面縮小制御手段と、タッチ入力前には上記全体画
    像のみを表示し、また上記全体画像中の画像要素に対し
    タッチ入力があったときにはタッチ入力座標を中心にし
    た部分拡大画像に全体縮小画像を重畳し上記表示装置に
    表示する部分拡大画像/全体縮小画像重畳手段と、上記
    部分拡大画像の中でその画像要素に対しタッチ入力を行
    ったときには、そのタッチ入力を行った位置に対応した
    部分拡大画像における該当位置を換算し指定位置を判断
    する指定位置判断手段とを有することを特徴とするタッ
    チスクリーン装置。
  2. 【請求項2】 装置全体を制御する制御部と、その制御
    部から出力される制御信号により出力画像の表示・非表
    示を制御する表示制御部と、その表示制御部により制御
    されて出力画像を表示する表示装置と、その表示装置の
    表示面上に配置され上記制御部に座標値データを与える
    タッチパネル装置とを備え、上記表示装置の表示面に表
    示された全体画像中の画像要素に対応した座標位置を上
    記タッチパネル装置を介して触れることにより上記画像
    要素が指定されたと認識するタッチスクリーン装置にお
    いて、上記制御部から出力される制御信号により全体画
    像中の一部の部分拡大画像を表示面全体に拡大して表示
    する画面拡大制御手段と、上記制御部から出力される制
    御信号により上記全体画像を縮小し全体縮小画像を表示
    する画面縮小制御手段と、上記画面拡大制御手段による
    部分拡大画像に上記画面縮小制御手段による全体縮小画
    像を重畳し上記表示装置に表示しておき、上記全体縮小
    画像上の画像要素に対しタッチ入力が行われたときには
    そのタッチ入力位置に対応した全体縮小画像における該
    当位置を換算し、その該当位置を中心にした部分拡大画
    像に上記画面縮小制御手段による全体縮小画像を重畳し
    上記表示装置に表示する部分拡大画像/全体縮小画像重
    畳手段と、上記部分拡大画像の中でその画像要素に対し
    タッチ入力を行ったときには、そのタッチ入力を行った
    位置に対応した部分拡大画像における該当位置を換算し
    指定位置を判断する指定位置判断手段とを有することを
    特徴とするタッチスクリーン装置。
  3. 【請求項3】 装置全体を制御する制御部と、その制御
    部から出力される制御信号により出力画像の表示・非表
    示を制御する表示制御部と、その表示制御部により制御
    されて出力画像を表示する表示装置と、その表示装置の
    表示面上に配置され上記制御部に座標値データを与える
    タッチパネル装置とを備え、上記表示装置の表示面に表
    示された全体画像中の画像要素に対応した座標位置を上
    記タッチパネル装置を介して触れることにより上記画像
    要素が指定されたと認識するタッチスクリーン装置にお
    いて、上記制御部から出力される制御信号により全体画
    像中の一部の部分拡大画像を表示面全体に拡大して表示
    する画面拡大制御手段と、上記制御部から出力される制
    御信号により上記全体画像を縮小し全体縮小画像を表示
    する画面縮小制御手段と、タッチ入力が行われる前には
    上記全体画像のみを表示し、上記全体画像中の画像要素
    に対しタッチ入力が行われたときにはタッチ入力位置を
    中心とした部分拡大画像に上記画面縮小制御手段による
    全体縮小画像を重畳し上記表示装置に表示する部分拡大
    画像/全体縮小画像重畳手段と、上記全体画像上でタッ
    チ入力により指定された操作対象位置が上記部分拡大画
    像上に重畳して表示される上記全体縮小画像の表示位置
    と重なるときに、その全体縮小画像の表示位置を上記操
    作対象位置と重ならない位置に変更する全体縮小画像表
    示位置変更手段と、上記部分拡大画像の中でその画像要
    素に対しタッチ入力を行ったときには、そのタッチ入力
    を行った位置に対応した部分拡大画像における該当位置
    を換算し指定位置を判断する指定位置判断手段とを有す
    ることを特徴とするタッチスクリーン装置。
  4. 【請求項4】 装置全体を制御する制御部と、その制御
    部から出力される制御信号により出力画像の表示・非表
    示を制御する表示制御部と、その表示制御部により制御
    されて出力画像を表示する表示装置と、その表示装置の
    表示面上に配置され上記制御部に座標値データを与える
    タッチパネル装置とを備え、上記表示装置の表示面に表
    示された全体画像中の画像要素に対応した座標位置を上
    記タッチパネル装置を介して触れることにより上記画像
    要素が指定されたと認識するタッチスクリーン装置にお
    いて、上記制御部から出力される制御信号により全体画
    像中の一部の部分拡大画像を表示面全体に拡大して表示
    する画面拡大制御手段と、上記制御部から出力される制
    御信号により上記全体画像を縮小し全体縮小画像を表示
    する画面縮小制御手段と、タッチ入力が行われる前には
    上記部分拡大画像に上記画面縮小制御手段による全体縮
    小画像を重畳し上記表示装置に表示しておき、上記全体
    縮小画像上の画像要素に対しタッチ入力が行われたとき
    にはそのタッチ入力位置を中心にした部分拡大画像に上
    記画面縮小制御手段による全体縮小画像を重畳し上記表
    示装置に表示する部分拡大画像/全体縮小画像重畳手段
    と、上記全体縮小画像上でタッチ入力により指定された
    操作対象位置が部分拡大画像の対応する位置と重なると
    きに、その全体縮小画像の表示位置を上記操作対象位置
    と重ならない位置に変更する全体縮小画像表示位置変更
    手段と、上記部分拡大画像の中でその画像要素に対しタ
    ッチ入力を行ったときには、そのタッチ入力を行った位
    置に対応した部分拡大画像における該当位置を換算し指
    定位置を判断する指定位置判断手段とを有することを特
    徴とするタッチスクリーン装置。
  5. 【請求項5】 装置全体を制御する制御部と、その制御
    部から出力される制御信号により出力画像の表示・非表
    示を制御する表示制御部と、その表示制御部により制御
    されて出力画像を表示する表示装置と、その表示装置の
    表示面上に配置され上記制御部に座標値データを与える
    タッチパネル装置とを備え、上記表示装置の表示面に表
    示された全体画像中の画像要素に対応した座標位置を上
    記タッチパネル装置を介して触れることにより上記画像
    要素が指定されたと認識するタッチスクリーン装置にお
    いて、上記制御部からの制御信号により上記全体画像の
    一部分を拡大する拡大ウィンドウを生成する画面拡大制
    御手段と、タッチ入力前には上記全体画像のみを表示し
    ており、また上記タッチパネル装置がタッチ入力を受け
    付けると、そのタッチ入力座標を中心に生成された拡大
    ウィンドウを表示すると共にその拡大ウィンドウに上記
    全体画像中でタッチ入力により指定された位置を中心と
    した拡大画像を表示する拡大ウィンドウ表示手段と、上
    記拡大ウィンドウ内の画像要素に対しタッチ入力が行わ
    れたときには、そのタッチ入力により指定された位置に
    対応した拡大ウィンドウにおける該当位置を換算し指定
    位置を判断する指定位置判断手段とを有することを特徴
    とするタッチスクリーン装置。
  6. 【請求項6】 装置全体を制御する制御部と、その制御
    部から出力される制御信号により出力画像の表示・非表
    示を制御する表示制御部と、その表示制御部により制御
    されて出力画像を表示する表示装置と、その表示装置の
    表示面上に配置され上記制御部に座標値データを与える
    タッチパネル装置とを備え、上記表示装置の表示面に表
    示された全体画像中の画像要素に対応した座標位置を上
    記タッチパネル装置を介して触れることにより上記画像
    要素が指定されたと認識するタッチスクリーン装置にお
    いて、上記全体画像中の画像要素に対しタッチ入力が行
    われたときにそのタッチ入力により指定された位置を中
    心とした上記全体画像の一部分を拡大する拡大ウィンド
    ウを生成する画面拡大制御手段と、タッチ入力が行われ
    る前には上記全体画像のみを表示しており、上記画面拡
    大制御手段により生成された拡大ウィンドウを表示する
    と共にその拡大ウィンドウにタッチ入力により指定され
    た位置を中心とした拡大画像を表示する拡大ウィンドウ
    表示手段と、その拡大ウィンドウ表示手段により表示さ
    れた拡大ウィンドウの周囲に当該拡大ウィンドウ内の拡
    大画像を上下左右にスクロールするためのスクロールボ
    タンを表示するスクロールボタン表示手段と、上記スク
    ロールボタンを上記タッチパネル装置を介して触れるこ
    とにより、触れられたスクロールボタンに応じて上記拡
    大ウィンドウで表示されている上記全体画像中の拡大画
    像領域を変更し、拡大ウィンドウの表示内容をスクロー
    ルする表示内容スクロール手段と、上記拡大ウィンドウ
    内の画像要素がタッチ入力により指定されたときには、
    その指定された位置に対応した拡大ウィンドウにおける
    該当位置を換算し指定位置を判断する指定位置判断手段
    とを有することを特徴とするタッチスクリーン装置。
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