JP4811177B2 - グラフ表示装置及びグラフ表示処理プログラム - Google Patents

グラフ表示装置及びグラフ表示処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4811177B2
JP4811177B2 JP2006209036A JP2006209036A JP4811177B2 JP 4811177 B2 JP4811177 B2 JP 4811177B2 JP 2006209036 A JP2006209036 A JP 2006209036A JP 2006209036 A JP2006209036 A JP 2006209036A JP 4811177 B2 JP4811177 B2 JP 4811177B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
graph
variable value
value
variable
discontinuous
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006209036A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008033823A (ja
Inventor
智昭 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2006209036A priority Critical patent/JP4811177B2/ja
Publication of JP2008033823A publication Critical patent/JP2008033823A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4811177B2 publication Critical patent/JP4811177B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Image Generation (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)

Description

本発明は、例えばキー入力された任意の関数式をグラフ化して表示するためのグラフ表示装置及びグラフ表示処理プログラムに関する。
一般に、グラフ表示装置は、電子式計算機(グラフ関数電卓)等に搭載され、キー操作により入力された関数式をグラフ化して表示するものである。
例えばy=2x2なる関数式と、X座標及びY座標の座標レンジ(xmin,xmax/ymin,ymax)を入力してグラフの描画を指示すると、座標レンジを液晶表示画面のグラフ表示範囲(N×Mドット)に割り当て、X方向の各表示ドット(1,2,…,N)に対応する座標値(x1,x2,…,xN)を前記関数式の変数xに代入して各対応する変数yの座標値(y1,y2,…,yN)を計算して求めることにより、そのxy座標値(x1,y1、x2,y2、…、xN,yN)に対応する表示ドットを点灯させグラフの描画表示を行う。
しかし、このようにグラフ表示範囲におけるX方向の各表示ドット毎に、そのx座標値に対応するy座標値を計算してグラフの描画を行ったのでは、グラフの描画曲線はなめらかになるものの、反面、その描画処理に時間が掛かることになり、実際には、X方向の一定間隔置きの表示ドット毎に、そのx座標値に対応するy座標値を求め、これにより得られた各描画点間を線で繋ぐ表示ドットを点灯させることで、迅速なグラフの描画表示処理を行っている。
図11は、従来のグラフ表示装置(グラフ関数電卓)によるグラフデータの描画表示状態を示す図である。
前記グラフデータの描画間隔がX方向の一定間隔置きに定められている場合に、例えば図11(A)に示すように、X方向に隣り合うグラフの描画点間でそのy座標値が大きく変化すると、その区間におけるグラフが、図11(B)に示すように連続であるのか、又は、図11(C)に示すように不連続であるのかを判別することができず、グラフ化すべき関数式に応じた正しいグラフが描画できない。
そこで、X方向に隣り合うグラフの描画点間でのy座標値の差が許容値以下であるか、または許容値より大きくても前回x座標値xn-1と今回x座標値xnとの中間のx座標値をグラフ関数式y=f(x)に代入して得た中間のy座標値が前回y座標値yn-1〜今回y座標値yn間にある場合には、前回描画点xn-1,yn-1と今回描画点xn,yn間を連続とするグラフ描画処理を行い、また一方、同グラフの描画点間でのy座標値の差が許容値より大きく且つその中間のx座標値をグラフ関数式y=f(x)に代入して得た中間のy座標値が前回y座標値yn-1〜今回y座標値yn間にない場合には、前回描画点xn-1,yn-1と今回描画点xn,yn間を不連続とするグラフ描画処理を行うことで、隣り合う各描画点間の連続/不連続を判別してグラフを描画表示できるようにしたグラフ表示装置が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−188868号公報
従来のグラフ表示装置のように、隣り合う各描画点間の中間値を算出してその連続/不連続を判別しグラフ描画表示するものでも、そのような機能を持たないさらに従来のグラフ表示装置に較べれば大きく改善されているものの、この種の電子式計算機(グラフ関数電卓)では、有限桁計算における演算誤差を避けることができないため、前記各描画点間の中間値の算出においてこの演算誤差が影響した場合、やはりその連続/不連続を正しく判別してグラフ描画することができない。
すなわち、例えば図12に示すように、双曲線関数のグラフ関数式[y=tan(x)]のグラフ描画処理において、そのy座標値がプラス無限大とマイナス無限大との間で変化する各描画点間を不正な縦線a1〜a4で結線して連続グラフとしてしまったり、また例えば図13に示すように、整数化関数のグラフ関数式[y=int(x)]のグラフ描画処理において、そのy座標値が小量でも階段状に変化する各描画点間を不正な縦線b1〜b6で結線して連続グラフとしてしまったりするなど、グラフ化すべき関数式に応じた正しいグラフを描画表示することができない場合がある。
図12は、従来のグラフ表示装置(グラフ関数電卓)により双曲線関数[y=tan(x)]のグラフデータを描画表示した場合の不正なグラフ表示状態を示す図である。
図13は、従来のグラフ表示装置(グラフ関数電卓)により整数化関数[y=int(x)]のグラフデータを描画表示した場合の不正なグラフ表示状態を示す図である。
本発明は、このような課題に鑑みなされたもので、隣り合う各描画点間が連続するグラフなのか、不連続のグラフなのかを高速且つ正確に判別し、正しいグラフを描画表示することが可能になるグラフ表示装置及びグラフ表示処理プログラムを提供することを目的とする。
請求項に記載のグラフ表示装置は、グラフ化すべき関数式を入力する式入力手段と、グラフの表示範囲を設定する範囲設定手段と、前記式入力手段により入力された関数式に対応するグラフが不連続のグラフとなる可能性を判定する不連続関数式判定手段と、前記入力関数式の第1の変数について、前記範囲設定手段により設定された表示範囲の最小値から最大値に向けて予め設定された間隔置きの第1の変数値を前記入力関数式に代入し当該各第1の変数値にそれぞれ対応する第2の変数値を算出するグラフ描画点算出手段と、前記不連続関数式判定手段により前記入力関数式が不連続のグラフとなる可能性があると判定された場合には、前記グラフ描画点算出手段により前記第1の変数値の設定間隔置きに算出される前回の第2の変数値と今回の第2の変数値との差が予め設定された値より大きいか否かを判断する第2変数差判断手段と、この第2変数差判断手段により前回の第2の変数値と今回の第2の変数値との差が予め設定された値より大きいと判断された場合には、前記グラフ描画点算出手段により算出された前回の第2の変数値と今回の第2の変数値とに対応するグラフ描画点間の前記範囲設定手段により設定されたグラフの表示範囲上において当該グラフを不連続にして描画表示する不連続グラフ描画手段と、前記不連続関数式判定手段により前記入力関数式が不連続のグラフとなる可能性がないと判定された場合、または前記第2変数差判断手段により前回の第2の変数値と今回の第2の変数値との差が予め設定された値以下と判断された場合には、前記グラフ描画点算出手段により算出された前回の第2の変数値と今回の第2の変数値とに対応するグラフ描画点間を前記範囲設定手段により設定されたグラフの表示範囲上で連続した線で描画表示する連続グラフ描画手段と、を備え、前記不連続関数式判定手段は、グラフ描画した際に不連続のグラフとなる可能性の有る複数種類の関数式を予め記憶する不連続関数式記憶手段を有し、前記式入力手段により入力された関数式が前記不連続関数式記憶手段により記憶された種類の関数式である場合に、この入力された関数式に対応するグラフが不連続のグラフとなる可能性が有ると判定することを特徴としている。
請求項に記載のグラフ表示装置は、グラフ化すべき関数式を入力する式入力手段と、グラフの表示範囲を設定する範囲設定手段と、前記式入力手段により入力された関数式に対応するグラフが不連続のグラフとなる可能性を判定する不連続関数式判定手段と、前記入力関数式の第1の変数について、前記範囲設定手段により設定された表示範囲の最小値から最大値に向けて予め設定された間隔置きの第1の変数値を前記入力関数式に代入し当該各第1の変数値にそれぞれ対応する第2の変数値を算出するグラフ描画点算出手段と、前記不連続関数式判定手段により前記入力関数式が不連続のグラフとなる可能性があると判定された場合には、前記グラフ描画点算出手段により前記第1の変数値の設定間隔置きに算出される前回の第2の変数値と今回の第2の変数値との差が予め設定された値より大きいか否かを判断する第2変数差判断手段と、この第2変数差判断手段により前回の第2の変数値と今回の第2の変数値との差が予め設定された値より大きいと判断された場合には、前記グラフ描画点算出手段により算出された前回の第2の変数値と今回の第2の変数値とに対応するグラフ描画点間の前記範囲設定手段により設定されたグラフの表示範囲上において当該グラフを不連続にして描画表示する不連続グラフ描画手段と、前記不連続関数式判定手段により前記入力関数式が不連続のグラフとなる可能性がないと判定された場合、または前記第2変数差判断手段により前回の第2の変数値と今回の第2の変数値との差が予め設定された値以下と判断された場合には、前記グラフ描画点算出手段により算出された前回の第2の変数値と今回の第2の変数値とに対応するグラフ描画点間を前記範囲設定手段により設定されたグラフの表示範囲上で連続した線で描画表示する連続グラフ描画手段と、を備え、前記不連続関数式判定手段は、前記式入力手段により入力された関数式をその第1の変数値を解とする形式の式に変換する式変換手段と、この式変換手段により変換された前記第1の変数値を解とする形式の式において、定数項が含まれているかを判断する定数項判断手段とを有し、この定数項判断手段により前記第1の変数値を解とする形式の式において定数項が含まれていると判断された場合に、前記入力関数式に対応するグラフが不連続のグラフとなる可能性が有ると判定することを特徴としている。
請求項に記載のグラフ表示装置は、前記請求項または請求項に記載のグラフ表示装置において、前記不連続グラフ描画手段は、前記第2変数差判断手段により前回の第2の変数値と今回の第2の変数値との差が予め設定された値より大きいと判断された場合に、前回の第1の変数値と今回の第1の変数値との間における前記入力関数式の最小の第2の変数値と最大の第2の変数値とを算出する最小/最大値算出手段と、この最小/最大値算出手段により算出された最小の第2の変数値に対応する第1の変数値と最大の第2の変数値に対応する第1の変数値との大小を判断する第1変数値大小判断手段と、前記グラフ描画点算出手段により算出された前回の第2の変数値と、前記第1変数値大小判断手段により小さいと判断された第1の変数値に対応するところの前記最小または最大の第2の変数値とに対応するグラフ描画点間を、前記範囲設定手段により設定されたグラフの表示範囲上で連続した線で描画表示する前グラフ描画手段と、前記第1変数値大小判断手段により大きいと判断された第1の変数値に対応するところの前記最小または最大の第2の変数値に対応するグラフ描画点を前記範囲設定手段により設定されたグラフの表示範囲上で前記前グラフ描画手段により描画されたグラフとは不連続にして描画表示する後グラフ描画手段とを有することを特徴としている。
請求項に記載のグラフ表示装置は、グラフ化すべき関数式を入力する式入力手段と、グラフの表示範囲を設定する範囲設定手段と、前記式入力手段により入力された関数式に対応するグラフが不連続のグラフとなる可能性を判定する不連続関数式判定手段と、前記入力関数式の第1の変数について、前記範囲設定手段により設定された表示範囲の最小値から最大値に向けて予め設定された間隔置きの第1の変数値を前記入力関数式に代入し当該各第1の変数値にそれぞれ対応する第2の変数値を算出するグラフ描画点算出手段と、前記不連続関数式判定手段により前記入力関数式が不連続のグラフとなる可能性があると判定された場合には、前記グラフ描画点算出手段により前記第1の変数値の設定間隔置きに算出される前回の第2の変数値と今回の第2の変数値との差が予め設定された値より大きいか否かを判断する第2変数差判断手段と、この第2変数差判断手段により前回の第2の変数値と今回の第2の変数値との差が予め設定された値より大きいと判断された場合には、前記グラフ描画点算出手段により算出された前回の第2の変数値と今回の第2の変数値とに対応するグラフ描画点間の前記範囲設定手段により設定されたグラフの表示範囲上において当該グラフを不連続にして描画表示する不連続グラフ描画手段と、前記不連続関数式判定手段により前記入力関数式が不連続のグラフとなる可能性がないと判定された場合、または前記第2変数差判断手段により前回の第2の変数値と今回の第2の変数値との差が予め設定された値以下と判断された場合には、前記グラフ描画点算出手段により算出された前回の第2の変数値と今回の第2の変数値とに対応するグラフ描画点間を前記範囲設定手段により設定されたグラフの表示範囲上で連続した線で描画表示する連続グラフ描画手段と、を備え、前記不連続関数式判定手段は、前記式入力手段により入力された関数式をその第1の変数値を解とする形式の式に変換する式変換手段と、この式変換手段により前記入力関数式がその第1の変数値を解とする形式の式に変換されたか否かを判断する変換式判断手段とを有し、この変換式判断手段により前記入力関数式がその第1の変数値を解とする形式の式に変換されないと判断された場合に、前記入力関数式に対応するグラフが不連続のグラフとなる可能性が有ると判定することを特徴としている。
請求項に記載のグラフ表示装置は、前記請求項または請求項に記載のグラフ表示装置において、前記第2変数差判断手段は、前記不連続関数式判定手段により前記入力関数式が不連続のグラフとなる可能性があると判定された場合に、前記グラフ描画点算出手段により前記第1の変数値の設定間隔置きに算出される前回の第2の変数値に対応するグラフ描画ドット位置と今回の第2の変数値に対応するグラフ描画ドット位置との差が2ドット以上か否かを判断し、前記不連続グラフ描画手段は、前記第2変数差判断手段により前回の第2の変数値に対応するグラフ描画ドット位置と今回の第2の変数値に対応するグラフ描画ドット位置との差が2ドット以上と判断された場合に、今回の第2の変数値についてマイナス方向からの極限値とプラス方向からの極限値とを算出する極限値算出手段と、この極限値算出手段により算出された今回の第2の変数値についてのマイナス方向からの極限値とプラス方向からの極限値とが同じか否かを判断する極限値判断手段と、この極限値判断手段により今回の第2の変数値についてのマイナス方向からの極限値とプラス方向からの極限値とが異なると判断された場合には、前記グラフ描画点算出手段により算出された前回の第2の変数値に対応するグラフ描画点に対し今回の第2の変数値に対応するグラフ描画点を前記範囲設定手段により設定されたグラフの表示範囲上において不連続にして描画表示し、前記マイナス方向からの極限値とプラス方向からの極限値とが同じと判断された場合には、前記グラフ描画点算出手段により算出された前回の第2の変数値に対応するグラフ描画点に対し今回の第2の変数値に対応するグラフ描画点を前記範囲設定手段により設定されたグラフの表示範囲上において連続にして描画表示することを特徴としている。
本発明の請求項に記載のグラフ表示装置によれば不連続関数式判定手段、グラフ描画した際に不連続のグラフとなる可能性の有る複数種類の関数式を予め記憶し、式入力手段により入力された関数式が前記不連続関数式として予め記憶された種類の関数式である場合に、この入力された関数式に対応するグラフが不連続のグラフとなる可能性が有ると判定するので、グラフ化すべき関数式の入力された段階でより高速且つ正確に不連続グラフとなる可能性について判定することができる。
本発明の請求項に記載のグラフ表示装置によれば不連続関数式判定手段、式入力手段により入力された関数式をその第1の変数値を解とする形式の式に変換し、この変換された第1の変数値を解とする形式の式において、定数項が含まれているかを判断して、入力関数式に対応するグラフが不連続のグラフとなる可能性が有ると判定するので、グラフ化すべき関数式が不連続グラフとなる可能性のある関数式であることを数式処理によって正しく判定することができる。
本発明の請求項に記載のグラフ表示装置によれば、前記請求項または請求項に記載のグラフ表示装置において、不連続グラフ描画手段では、第2変数差判断手段により前回の第2の変数値と今回の第2の変数値との差が予め設定された値より大きいと判断された場合に、前回の第1の変数値と今回の第1の変数値との間における入力関数式の最小の第2の変数値と最大の第2の変数値とを算出し、この算出された最小の第2の変数値に対応する第1の変数値と最大の第2の変数値に対応する第1の変数値との大小を判断する。そしてグラフ描画点算出手段により算出された前回の第2の変数値と、前記大小判断により小さいと判断された第1の変数値に対応するところの前記最小または最大の第2の変数値とに対応するグラフ描画点間を、設定グラフ表示範囲上で連続した線で前描画表示し、また前記大小判断手段により大きいと判断された第1の変数値に対応するところの前記最小または最大の第2の変数値に対応するグラフ描画点を前記前描画表示されたグラフとは不連続にして後描画表示するので、入力関数式「y=f(x)」が例えば双曲線関数の関数式[y=tan(x)]である場合など、正しい不連続グラフとして描画表示することができる。
本発明の請求項に記載のグラフ表示装置によれば不連続関数式判定手段、式入力手段により入力された関数式をその第1の変数値を解とする形式の式に変換処理し、この式変換により入力関数式がその第1の変数値を解とする形式の式に変換されないと判断された場合に、入力関数式に対応するグラフが不連続のグラフとなる可能性が有ると判定するので、グラフ化すべき関数式が不連続グラフとなる可能性のある例えばint(x)関数の関数式であることを数式処理によって正しく判定することができる。
本発明の請求項に記載のグラフ表示装置によれば、前記請求項または請求項に記載のグラフ表示装置において、不連続グラフ描画手段では、第2変数差判断手段により前回の第2の変数値に対応するグラフ描画ドット位置と今回の第2の変数値に対応するグラフ描画ドット位置との差が2ドット以上と判断された場合に、今回の第2の変数値についてマイナス方向からの極限値とプラス方向からの極限値とを算出し、この極限値算出された今回の第2の変数値についてのマイナス方向からの極限値とプラス方向からの極限値とが同じか否かを判断する。そしてこの極限値判断手段により今回の第2の変数値についてのマイナス方向からの極限値とプラス方向からの極限値とが異なると判断された場合には、グラフ描画点算出手段により算出された前回の第2の変数値に対応するグラフ描画点に対し今回の第2の変数値に対応するグラフ描画点を設定グラフ表示範囲上において不連続にして描画表示し、前記マイナス方向からの極限値とプラス方向からの極限値とが同じと判断された場合には、グラフ描画点算出手段により算出された前回の第2の変数値に対応するグラフ描画点に対し今回の第2の変数値に対応するグラフ描画点を設定グラフ表示範囲上において連続にして描画表示するので、入力関数式「y=f(x)」が整数化関数の関数式[y=int(x)]である場合でも、正しい不連続グラフとして描画表示することができる。
よって本発明によれば、隣り合う各描画点間が連続するグラフなのか、不連続のグラフなのかを高速且つ正確に判別し、正しいグラフを描画表示することが可能になるグラフ表示装置及びグラフ表示処理プログラムを提供できる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明のグラフ表示装置の実施形態に係るグラフ表示機能を備えた電子計算装置(グラフ関数電卓)の電子回路の構成を示すブロック図である。
この電子計算装置は、コンピュータ等からなる制御部(CPU)11を備えている。
制御部(CPU)11は、キー入力部12から入力されるキー入力データや、液晶表示部13の表示画面上に重ねて設けられたタブレット14から位置検出回路20を介して入力されるタッチ位置データに応じて、ROM15に予め記憶されているシステムプログラムを起動させ、あるいは外部記憶媒体16に予め記憶されている計算装置制御用プログラムを記憶媒体読み取り部17により読み取らせて起動させ、あるいは通信制御部18によって他のコンピュータ端末から通信ネットワークNを介して受信された計算装置制御用プログラムを起動させ、RAM19をワークメモリとして回路各部の動作制御を行なうものである。
この制御部(CPU)11には、前記キー入力部12、液晶表示部13、タブレット14、位置検出回路20、ROM15、RAM19、記録媒体読み取り部17、通信制御部18が接続され、また、液晶表示部13が表示駆動回路21を介して接続される。
図2は、前記電子計算装置のキー入力部12に備えられる各種のキーの配列例を示す図である。
キー入力部12には、数値・記号キー12a、関数・演算子キー12b、「モード」キー12c、「グラフ」キー12d、「実行」キー12e、「取消」キー12f、カーソルキー12g等が備えられる。
数値・記号キー12aは、数字,記号などの個々のキーを配列した数値・記号の入力用キー群からなる。
関数・演算子キー12bは、演算式や関数式を入力する際に操作される各種の関数記号キーや「+」「−」「×」「÷」「=」などの演算子キーからなる。
「モード」キー12cは、四則演算等の任意の演算式を入力して演算処理を行なう演算モード、任意の関数式を入力して対応するグラフの描画処理を行なうグラフモード、任意のプログラムを入力して対応する計算処理を行うプログラムモード等の各種の動作モードの選択設定メニューを表示させる際に操作される。
「グラフ」キー12dは、前記グラフモードにおいて入力された関数式に対応するグラフの描画表示を指示する際に操作される。
「実行」キー12eは、選択あるいは入力されたデータの確定や処理機能の実行を指示する際に操作される。
「取消」キー12fは、その直前に行われた処理を取り消す際に操作される。
カーソルキー「↑」「↓」「←」「→」12gは、それぞれ表示されたデータの選択,送り操作や、カーソルの移動操作を行なう際等に操作される。
タブレット14は、液晶表示部13の表示画面上に重ねて設けられ、タッチされた位置に応じた電圧信号を発生するもので、このタブレット14から出力されるタッチ位置に応じた電圧信号に基づき、位置検出回路20により表示画面に対応させた座標が検出され、このタッチ位置座標に応じて制御部(CPU)11により操作の内容が判断される。
ROM15には、本電子計算装置の電子回路における全体の処理を司るシステムプログラムデータが予め記憶されると共に、演算モード処理、グラフモード処理、プログラムモード処理等、前記動作モードの選択設定メニュー画面において設定可能な各種の動作モードに対応した制御プログラムデータも予め記憶される。
図3は、前記電子計算装置のRAM19に確保される主要なデータメモリの構成を示す図である。
RAM19には、表示データメモリ19a、入力式メモリ19b、座標レンジメモリ19c、今回座標(xn,yn)メモリ19d、前回座標(xn-1,yn-1)メモリ19e、座標計算カウンタ値[n]メモリ19f、x間隔規定値(h)メモリ19g、fMin(xn-1〜xn)計算値メモリ19h、fMax(xn-1〜xn)計算値メモリ19i、グラフデータメモリ19j、及びワークエリア19k等の各種のデータメモリが備えられる。
表示データメモリ19aには、前記各種の動作モードにおいて液晶表示部13に表示すべき表示データがビットマップのパターンデータとして展開されて記憶される。
入力式メモリ19bには、キー入力された任意の関数式(y=f(x))や任意の演算式が記憶される。
座標レンジメモリ19cには、前記入力式メモリ19bに記憶された関数式(y=f(x))をグラフ化すべき座標レンジ(xmin,xmax,ymin,ymax)が記憶される。
なお、この座標レンジ(xmin,xmax,ymin,ymax)は、液晶表示部(N×M表示ドット)13におけるX軸方向及びY軸方向それぞれの表示ドット数(分解能)に割り付けられることで、個々の表示ドットの座標が定められ、グラフの描画処理が制御される。
今回座標(xn,yn)メモリ19dには、前記入力式メモリ19bに記憶された関数式(y=f(x))に対応するグラフの描画表示に際し、x間隔規定値メモリ19gに記憶されるX方向の規定の描画ドット間隔(h)毎にそのx座標値を前記関数式(y=f(x))の変数(x)に代入して算出されるy座標値に基づき得られる今回の描画座標データ(xn,yn)が記憶される。
前回座標(xn-1,yn-1)メモリ19eには、前記今回のグラフ描画座標データ(xn,yn)の算出に際し、前記今回座標メモリ19dにそれまで記憶されていた描画座標データ(xn,yn)が前回の描画座標データ(xn-1,yn-1)として記憶される。
座標計算カウンタ値(n)メモリ19fには、グラフ描画点の座標(xn,yn)を規定の描画ドット間隔(h)毎に計算する回数nが順次インクリメント(n=N+1)されたカウンタ値として記憶される。
x間隔規定値(h)メモリ19gには、グラフ描画座標の算出をX方向の一定間隔毎に行うための規定の描画ドット間隔(h)が記憶される。
fMin(xn-1〜xn)計算値メモリ19hには、前回描画座標データ(xn-1,yn-1)のy座標値(yn-1)と今回描画座標データ(xn,yn)のy座標値(yn)との差(yn−yn-1)がy座標レンジ(ymin〜ymax)より大きくなった場合に、前記入力関数式(y=f(x))を用いて、その前回x座標(xn-1)と今回x座標(xn)間(xn-1〜xn)での最小のy座標値(ymin(xn-1〜xn))を算出し、この最小y座標値(ymin(xn-1〜xn):Min Value)及びそのときのx座標値(x(ymin))が記憶される。
fMax(xn-1〜xn)計算値メモリ19iには、前回描画座標データ(xn-1,yn-1)のy座標値(yn-1)と今回描画座標データ(xn,yn)のy座標値(yn)との差(yn−yn-1)がy座標レンジ(ymin〜ymax)より大きくなった場合に、前記入力関数式(y=f(x))を用いて、その前回x座標(xn-1)と今回x座標(xn)間(xn-1〜xn)での最大のy座標値(ymax(xn-1〜xn))を算出し、この最大y座標値(ymax(xn-1〜xn):Max Value)及びそのときのx座標値(x(ymax))が記憶される。
グラフデータメモリ19jには、前記今回座標メモリ19dに順次算出されて記憶される今回の描画座標データ(xn,yn)に対応して描画されるグラフデータが、前記液晶表示部13上のグラフ表示範囲に対応させたビットマップデータとして記憶される。
ワークエリア19kには、各種動作モードの制御処理に伴ない制御部(CPU)11により入出力されるデータが一時的に記憶される。
次に、前記構成による電子計算装置の第1実施形態のグラフ表示機能について説明する。
図4は、前記電子計算装置のグラフモードにおいて機能する第1実施形態のグラフ表示処理を示すフローチャートである。
キー入力部12の「モード」キー12cの操作により、液晶表示部13に対し動作モードの選択設定メニューが表示された状態で、カーソルキー12gの操作により[グラフ]のアイコンが選択されて反転表示され、「実行」キー12eが操作されると、制御部(CPU)11の動作モードがグラフモードに設定されると共に、ROM15に予め記憶されているグラフモード処理プログラムが起動され、液晶表示部13に対しグラフを描画するための関数式の入力画面が初期表示される。
この関数式の入力画面にあって、キー入力部12の数値・記号キー12a及び関数・演算子キー12bを選択的に操作してグラフ化表示したい任意の関数式「y=f(x)」及びそのXY座標レンジ(xmin,xmax,ymin,ymax)が入力されると、この入力された関数式及び座標レンジはRAM19内の入力式メモリ19b及び座標レンジメモリ19cにそれぞれ記憶される。
この際、前記座標レンジメモリ19cに記憶されたXY座標レンジ(xmin〜xmax、ymin〜ymax)と液晶表示部13における表示分解能(N×M表示ドット)とに基づいて、各表示ドット毎の座標が算出されて定められ、以降のグラフ描画処理が制御される。
そして、キー入力部12における「グラフ」キー12dが操作されて前記入力関数式「y=f(x)」に対応するグラフの描画表示が指示されると(ステップS1)、RAM19内の今回座標メモリ19d、前回座標メモリ19e、座標計算カウンタ(n)メモリ19f、fMin(xn-1〜xn)計算値メモリ19h、及びfMax(xn-1〜xn)計算値メモリ19iがクリアされて初期化された後、まず、前記入力関数式「y=f(x)」に対応するグラフの不連続点や線形性などの特徴を判定するために、数式処理機能によって当該入力関数式「y=f(x)」を“x=g(y)”の形式に変換して解を求める演算処理が実行される(ステップS2)。
ここで、前記入力関数式「y=f(x)」が“x=g(y)”の形式に変換されて解が得られたか否かが判断される(ステップS3)。
そして、前記入力関数式「y=f(x)」が“x=g(y)”の形式に変換されて解が得られたと判断された場合には(ステップS3(yes))、この“x=g(y)”の形式で得られた解に周期関数になる定数の要素“const*n”が“x=g(y)+const*n”として含まれているか否かが判断される(ステップS4)。
“x=g(y)”の形式で得られた解に周期関数になる定数の要素“const*n”が“x=g(y)+const*n”として含まれていると判断された場合には(ステップS4(yes))、前記入力関数式「y=f(x)」に対応するグラフは不連続グラフになる可能性が高いと判断されるので、図5における不連続処理Aに移行されてグラフ描画処理が開始される(ステップSA)。
図5は、前記電子計算装置のグラフ表示処理に伴う不連続処理Aを示すフローチャートである。
図6は、前記電子計算装置のグラフ表示処理における不連続処理Aに伴う不連続グラフの具体的描画処理例を説明する図である。
まず、座標計算カウンタ(n)メモリ19fに記憶されるグラフ描画点の座標計算(回数)カウンタnに初期値“1”がセットされる(ステップA1)。
すると、X座標レンジの最小座標xminが今回x座標値(xn)として前記関数式「y=f(x)」に代入され対応する今回y座標値(yn)が算出されると共に、今回(1点目)の描画座標データ(xn,yn)として今回座標メモリ19dに記憶される。そして、この今回(1点目)の描画座標データ(xn,yn)に対応する表示ドットがグラフデータメモリ19jに書き込まれ、液晶表示部13の座標上に表示される(ステップA3)。
この際、前記今回座標メモリ19dに記憶されている今回の描画座標データ(xn,yn)が前回の描画座標データ(xn-1,yn-1)として前回座標メモリ19eに書き換えられて記憶される。
続いて、グラフ描画点の座標計算(回数)カウンタnが“+1”されて“2”にセットされる(ステップA4)。
すると、前回x座標値(x-1)に対してx間隔規定値メモリ19gに記憶されている規定の描画ドット間隔(h)が加算され、新たな今回x座標値(xn)として更新記憶されると共に、この更新された今回x座標値(xn)が前記同様に関数式「y=f(x)」に代入され対応する今回y座標値(yn)が算出され、今回(2点目)の描画座標データ(xn,yn)として今回座標メモリ19dに記憶される(ステップA5)。
そして、この算出された今回(2点目)のy座標値(yn)と前回座標値メモリ19eに記憶されている前回(1点目)のy座標値(yn-1)との差(yn−yn-1)の大きさが、前記座標レンジメモリ19cに記憶設定されたy座標レンジ(ymin,ymax)の最大−最小差(ymax−ymin)よりも大きいか否か判断され(ステップA6)、当該y座標レンジ(ymin,ymax)の最大−最小差(ymax−ymin)以内であると判断された場合には、前記今回座標メモリ19dに記憶された今回(2点目)の描画座標データ(xn,yn)に対応する表示ドットがグラフデータメモリ19jに書き込まれると共に、前回座標メモリ19eに記憶されている前回(1点目)の描画座標データ(xn-1,yn-1)に対応する表示ドットとの間が線により連続描画(結線)され、液晶表示部13の座標上に表示される(ステップA6(no)→A7)。
すると、前記同様に今回座標メモリ19dに記憶されている今回(2点目)の描画座標データ(xn,yn)が前回の描画座標データ(xn-1,yn-1)として前回座標メモリ19eに書き換えられて記憶された後、座標計算(回数)カウンタnがさらに“+1”されて“3”にセットされ(ステップA4)、前回(2点目)のx座標値(xn-1)に対してx間隔規定値メモリ19gに記憶されている規定の描画ドット間隔(h)が加算され、新たな今回(3点目)のx座標値(xn)として更新記憶される。
このように、ステップA6において、前記x間隔規定値(h)置きの今回x座標値(xn)に応じて算出される今回y座標値(yn)と前回の描画座標データ(xn-1,yn-1)における前回y座標値(yn-1)との差(yn−yn-1)が、y座標レンジ(ymin,ymax)の最大−最小差(ymax−ymin)以内であると判断される状態では、前記ステップA4〜A7の処理が繰り返し実行され、順次算出される今回の描画座標(xn,yn)と前回の描画座標(xn-1,yn-1)間を連続とする(結ぶ)グラフ描画処理によって、前記入力された関数式「y=f(x)」に対応するグラフデータの描画表示が進められる。
一方、前記ステップA5,A6において、算出された今回y座標値(yn)と前回座標値メモリ19eに記憶されている前回y座標値(yn-1)との差(yn−yn-1)が、y座標レンジ(ymin,ymax)の最大−最小差(ymax−ymin)よりも大きいと判断された場合には、ステップA8〜A14の処理に進み、グラフ不連続対応の描画処理が実行される(ステップA6→A8)。
まず、数式処理コマンド“fMin”“fMax”を用いて、前回のx座標値(xn-1)と今回のx座標値(xn)との範囲内(xn-1〜xn)で、前記入力関数式「y=f(x)」に従った最小のy座標値(ymin(xn-1〜xn):Min Value)が算出されると共に、そのときのx座標値(x(ymin))が読み込まれ、fMin(xn-1〜xn)計算値メモリ19hに記憶される(ステップA8)。
また、同x座標値範囲内(xn-1〜xn)で、前記入力関数式「y=f(x)」に従った最大のy座標値(ymax(xn-1〜xn):Max Value)が算出されると共に、そのときのx座標値(x(ymax))が読み込まれ、fMax(xn-1〜xn)計算値メモリ19iに記憶される(ステップA9)。
すると、前記fMin(xn-1〜xn)計算値メモリ19hに記憶された、前記前回〜今回間x座標値範囲内(xn-1〜xn)での最小y座標値(ymin(xn-1〜xn):Min Value)が算出されたところのx座標値(x(ymin))と、同最大y座標値(ymax(xn-1〜xn):Max Value)が算出されたところのx座標値(x(ymax))とが大小比較され、そのグラフ描画点の前後位置関係が判断される(ステップA10)。
ここで、前記前回〜今回間x座標値範囲内(xn-1〜xn)での最小y座標値(ymin(xn-1〜xn):Min Value)が得られたところのx座標値(x(ymin))よりも、同最大y座標値(ymax(xn-1〜xn):Max Value)が得られたところのx座標値(x(ymax))の方が小さく、グラフ描画座標上手前の位置にあると判断された場合には(ステップA10(yes))、当該最大y座標値(ymax(xn-1〜xn):Max Value)とそのx座標値(x(ymax))が今回の描画座標データ(xn,yn)として今回座標メモリ19dに記憶され、この今回描画座標データ(xn,yn)に対応する表示ドットがグラフデータメモリ19jに書き込まれると共に、前回座標メモリ19eに記憶されている前回の描画座標データ(xn-1,yn-1)に対応する表示ドットとの間が線により連続描画(結線)され、液晶表示部13の座標上に表示される(ステップA11)。
そして次に、前記最小y座標値(ymin(xn-1〜xn):Min Value)とそのx座標値(x(ymin))が新たな今回の描画座標データ(xn,yn)として今回座標メモリ19dに記憶され、この今回描画座標データ(xn,yn)に対応する表示ドットがグラフデータメモリ19jに書き込まれ、例えば図5(A)に示すように、前記ステップA11にて描画された最大y座標値(ymax(xn-1〜xn):Max Value)とそのx座標値(x(ymax))に対応するところの表示ドットとは結線せずに液晶表示部13の座標上に表示される(ステップA12)。
また、前記ステップA10において、前回〜今回間x座標値範囲内(xn-1〜xn)での最大y座標値(ymax(xn-1〜xn):Max Value)が得られたところのx座標値(x(ymax))よりも、同最小y座標値(ymin(xn-1〜xn):Min Value)が得られたところのx座標値(x(ymin))の方が小さく、グラフ描画座標上手前の位置にあると判断された場合には(ステップA10(no))、当該最小y座標値(ymin(xn-1〜xn):Min Value)とそのx座標値(x(ymin))が今回の描画座標データ(xn,yn)として今回座標メモリ19dに記憶され、この今回描画座標データ(xn,yn)に対応する表示ドットがグラフデータメモリ19jに書き込まれると共に、前回座標メモリ19eに記憶されている前回の描画座標データ(xn-1,yn-1)に対応する表示ドットとの間が線により連続描画(結線)され、液晶表示部13の座標上に表示される(ステップA13)。
そして次に、前記最大y座標値(ymax(xn-1〜xn):Max Value)とそのx座標値(x(ymax))が新たな今回の描画座標データ(xn,yn)として今回座標メモリ19dに記憶され、この今回描画座標データ(xn,yn)に対応する表示ドットがグラフデータメモリ19jに書き込まれ、例えば図5(B)に示すように、前記ステップA13にて描画された最小y座標値(ymin(xn-1〜xn):Min Value)とそのx座標値(x(ymin))に対応するところの表示ドットとは結線せずに液晶表示部13の座標上に表示される(ステップA14)。
この後、前記ステップA4以降のグラフ描画処理が前記同様に繰り返されることで、X座標レンジの最大座標xmaxに到達するまでの各今回y座標値(yn)が算出されてグラフ描画表示され、前記一連の不連続処理Aを経たグラフ表示処理が終了される(ステップA15(yes))。
これにより、前記入力関数式「y=f(x)」が、例えば図6に示すように、双曲線関数の関数式[y=tan(x)]であって、そのy座標値がプラス無限大とマイナス無限大との間で不連続に変化する場合であっても、不連続グラフである可能性を前記数式処理(ステップS2〜S4)によって判定すると共に(図6(A)参照)、その連続部分を前記数値処理(ステップA1〜A7)によって高速描画し(図6(B)参照)、またその不連続部分の各描画点間を前記数式処理(ステップA6→A8〜A14)によって正しく判断し(図6(C)〜(E)参照)、正しい不連続グラフとして描画表示することができる(図6(F)参照)。
一方、前記ステップS4において、“x=g(y)”の形式で得られた解に周期関数になる定数の要素“const*n”が含まれていないと判断された場合には(ステップS4(no))、前記入力関数式「y=f(x)」に対応するグラフは不連続グラフにならないと判断され、通常のグラフ描画処理によってグラフの描画表示が実行される(ステップSC)。
すなわち、この通常グラフ描画処理(ステップSC)では、前記座標レンジメモリ19cに記憶設定されたx座標レンジ(xmin,xmax)の範囲において、前記x間隔規定値(h)メモリ19fに記憶設定された規定の描画ドット間隔(h)毎に、当該描画ドットに対応する今回のx座標値(xn)を前記入力関数式「y=f(x)」に代入した今回のy座標値(yn)が算出される。そして順次算出されて今回座標メモリ19dに更新記憶される今回の描画座標データ(xn,yn)に対応する表示ドットがグラフデータメモリ19jに書き込まれると共に、前回座標メモリ19eに更新記憶される前回の描画座標データ(xn-1,yn-1)に対応する表示ドットとの間が線により連続描画(結線)されることにより、液晶表示部13の座標上に表示されて、前記入力関数式「y=f(x)」に対応するグラフデータの描画表示が進められる。
一方、前記ステップS2,S3において、前記入力関数式「y=f(x)」が“x=g(y)”の形式として解が得られないと判断された場合には(ステップS3(no))、値の取りうる条件によって不連続グラフとなる、例えば整数化関数の関数式[y=int(x)]であると判定され、図7における不連続処理Bに移行されてグラフ描画処理が開始される(ステップSB)。
図7は、前記電子計算装置のグラフ表示処理に伴う不連続処理Bを示すフローチャートである。
図8は、前記電子計算装置のグラフ表示処理における不連続処理Bに伴う不連続グラフの具体的描画処理例を説明する図である。
この不連続処理BにおけるステップB1〜B5,B7での処理は、前記不連続処理AにおけるステップA1〜A5,A7での処理と同様であり、ステップB6での条件が成立しない状態では、座標計算(回数)カウンタnのカウントアップに従い順次算出される今回の描画座標(xn,yn)と前回の描画座標(xn-1,yn-1)間を連続とする(結ぶ)数値処理でのグラフ描画処理によって、入力関数式「y=f(x)」に対応するグラフデータの描画表示が進められる。
そして、ステップB6では、x間隔規定値(h)置きの今回x座標値(xn)に応じて算出される今回y座標値(yn)に対応した表示画面上でのyドット位置と前回の描画座標データ(xn-1,yn-1)における前回y座標値(yn-1)に対応した表示画面上でのyドット位置との差が、2ドット以上に離れるか否かが判断される。
このステップB6において、算出された今回y座標値(yn)に対応した表示画面上でのyドット位置と前回y座標値(yn-1)に対応した表示画面上でのyドット位置との差が、2ドット以上に離れると判断された場合には、入力関数式「y=f(x)」はint関数[y=int(x)]であると判定してステップB8〜B13の処理に進み、グラフ不連続対応の描画処理が実行される(ステップB6→B8)。
まず、入力関数式「y=f(x)」がint関数[y=int(x)]であることから、不連続点の可能性がある今回x座標値(xn)に対応する整数点[int(xn)]が算出され、ワークエリア19kのレジスタ“a”に格納される(ステップB8)。
そして、レジスタ“a”に格納された今回x座標値(xn)に対応する整数点[int(xn)]について、x値を負の方向から近付ける数式処理での極限計算(lim(int(x);x→a-)が実行され、その解がワークエリア19kのレジスタ“b”に格納される(ステップB9)。
また逆に、前記レジスタ“a”に格納された今回x座標値(xn)に対応する整数点[int(xn)]について、x値を正の方向から近付ける数式処理での極限計算(lim(int(x);x→a+)が実行され、その解がワークエリア19kのレジスタ“c”に格納される(ステップB10)。
すると、前記レジスタ“b”に格納された今回整数点[int(xn)]についての負の方向からの極限計算の解と前記レジスタ“c”に格納された今回整数点[int(xn)]についての正の方向からの極限計算の解とが異なる値であるか否か、つまり今回x座標値(xn)に対応する描画座標(xn,yn)が不連続点であるか否かが判断される(ステップB11)。
ここで、前記“b”値と“c”値とが異なる値である、つまり今回x座標値(xn)に対応する描画座標(xn,yn)が不連続点であると判断された場合には(ステップB11(yes))、この今回描画座標データ(xn,yn)に対応する表示ドットがグラフデータメモリ19jに書き込まれ、前回描画座標データ(xn-1,yn-1)に対応するところの表示ドットとは結線せずに液晶表示部13の座標上に表示される(ステップB12)。
一方、前記“b”値と“c”値とが同じ値である、つまり今回x座標値(xn)に対応する描画座標(xn,yn)が連続点であると判断された場合には(ステップB11(no))、この今回描画座標データ(xn,yn)に対応する表示ドットがグラフデータメモリ19jに書き込まれ、前回描画座標データ(xn-1,yn-1)に対応するところの表示ドットとの間が線により連続描画(結線)され、液晶表示部13の座標上に表示される(ステップB13)。
この後、前記ステップB4以降のグラフ描画処理が前記同様に繰り返されることで、X座標レンジの最大座標xmaxに到達するまでの各今回y座標値(yn)が算出されてグラフ描画表示され、前記一連の不連続処理Bを経たグラフ表示処理が終了される(ステップB14(yes))。
これにより、前記入力関数式「y=f(x)」が、例えば図8に示すように、整数化関数の関数式[y=int(x)]であって、そのy座標値が階段状に不連続に変化する場合であっても、不連続グラフである可能性を前記数式処理(ステップS2,S3)によって判定すると共に(図8(A)参照)、その連続部分を前記数値処理(ステップB1〜B7)によって高速描画し(図8(B)参照)、またその不連続部分の各描画点間を前記数式処理(ステップB6→B8〜B12)によって正しく判断し(図6(C)(D1)(D2)参照)、正しい不連続グラフとして描画表示することができる(図6(E)参照)。
したがって、前記構成による電子計算装置の第1実施形態のグラフ表示機能によれば、入力関数式「y=f(x)」を数式処理により“x=g(y)”の形式に変換して解を求めた際に、その解に周期関数になる定数の要素“const*n”が“x=g(y)+const*n”として含まれていると判断された場合には、入力関数式「y=f(x)」に対応するグラフは不連続グラフになる可能性が高いと判定する。そして、数値処理によって各x座標値に対応するy座標値を算出して連続グラフ描画する過程において、今回x座標値(xn)に対応するy座標値(yn)が前回x座標値(xn-1)に対応するy座標値(yn-1)と所定の座標幅を超えて離れていると判断された場合には、前回x座標値(xn-1)と今回x座標値(xn)との間での最小のy座標値(ymin(xn-1〜xn):Min Value)とそのときのx座標値(x(ymin))および最大のy座標値(ymax(xn-1〜xn):Max Value)とそのときのx座標値(x(ymax))を数式処理により求め、ここで得られた2つの描画座標点である(x(ymin),ymin(xn-1〜xn))と(x(ymax),ymax(xn-1〜xn))とを結線せずに描画表示するので、入力関数式「y=f(x)」が例えば双曲線関数の関数式[y=tan(x)]である場合など、正しい不連続グラフとして描画表示することができる。
また、前記構成による電子計算装置の第1実施形態のグラフ表示機能によれば、入力関数式「y=f(x)」を数式処理により“x=g(y)”の形式に変換した解が求まらない場合には、値の取りうる条件によって不連続グラフとなる整数化関数の関数式[y=int(x)]であると判定する。そして、数値処理によって各x座標値に対応するy座標値を算出して連続グラフ描画する過程において、今回x座標値(xn)に対応するy座標値(yn)の表示yドット位置と前回x座標値(xn-1)に対応するy座標値(yn-1)の表示yドット位置とがy方向に2ドット以上離れていると判断された場合には、不連続点の可能性がある今回x座標値(xn)に対応する整数点[int(xn)]について、負の方向から近付ける数式処理での極限計算(lim(int(x);x→a-)と、正の方向から近付ける数式処理での極限計算(lim(int(x);x→a+)とを実行し、各極限計算結果の値が異なる値である場合は、今回x座標値(xn)に対応する描画座標(xn,yn)が不連続点であると判断し、前回描画座標データ(xn-1,yn-1)に対応するところの表示ドットとは結線せずに描画表示するので、入力関数式「y=f(x)」が整数化関数の関数式[y=int(x)]である場合でも、正しい不連続グラフとして描画表示することができる。
なお、前記第1実施形態では、入力関数式「y=f(x)」を“x=g(y)”の形式に変換して解を求める数式処理を行うことに基づき、当該入力関数式「y=f(x)」に対応するグラフが不連続グラフになる可能性が高いと判定し、対応する不連続処理Aまたは不連続処理Bに移行して正しい不連続グラフを描画表示する構成としたが、次の第2実施形態にて説明するように、予め不連続グラフとなる関数式のテーブル(不連続関数テーブル)を用意しておき、入力された関数式「y=f(x)」がその不連続関数テーブルに存在する種類の関数式である場合に、前記不連続処理AやBに移行して正しい不連続グラフを描画表示する構成としてもよい。
(第2実施形態)
図9は、本発明の第2実施形態の電子計算装置にてRAM19に記憶保持される不連続関数テーブルA,Bを示す図である。
図9(A)に示すように、不連続関数テーブル(A)19mには、[y=tan(x)][y=1/(x−a)]…など、例えばマイナス無限大方向とプラス無限大方向とで不連続グラフとなる可能性のある関数式が記憶される。
図9(B)に示すように、不連続関数テーブル(B)19nには、[y=a*int(x)]…など、例えばあるx座標値(xn)に対する前後のy座標値(yn-1)(yn)が階段状に不連続グラフとなる可能性のある関数式が記憶される。
図10は、前記第2実施形態の電子計算装置のグラフモードにおいて機能するグラフ表示処理を示すフローチャートである。
この第2実施形態のグラフ表示処理において、前記図4を参照して説明した第1実施形態のグラフ表示処理と異なる処理ステップは、ステップS11〜S13に掛けての不連続グラフとなる可能性のある入力関数式であるか否かを判断処理するステップである。
まずグラフ化すべき任意の関数式「y=f(x)」が入力されると共に、キー入力部12における「グラフ」キー12dが操作されて前記入力関数式「y=f(x)」に対応するグラフの描画表示が指示されると(ステップS11)、当該入力関数式「y=f(x)」がRAM19内の不連続関数テーブル(A)19m(図9(A)参照)に予め記憶されている種類の関数式であるか否かが判断される(ステップS12)。
ここで、前記入力関数式「y=f(x)」が不連続関数テーブル(A)19mに記憶されている種類の関数式であると判断された場合には(ステップS12(yes))、前記図5,図6を参照して説明した不連続処理Aに移行されることで(ステップSA(A1〜A15))、入力関数式「y=f(x)」が例えば双曲線関数の関数式[y=tan(x)]である場合など、正しい不連続グラフとして描画表示することができる。
また、前記入力関数式「y=f(x)」が不連続関数テーブル(A)19mに記憶されている種類の関数式ではないと判断された場合には(ステップS12(no))、さらに、当該入力関数式「y=f(x)」がRAM19内の不連続関数テーブル(B)19n(図9(B)参照)に予め記憶されている種類の関数式であるか否かが判断される(ステップS13)。
ここで、前記入力関数式「y=f(x)」が不連続関数テーブル(A)19nに記憶されている種類の関数式であると判断された場合には(ステップS13(yes))、前記図7,図8を参照して説明した不連続処理Bに移行されることで(ステップSB(B1〜A14))、入力関数式「y=f(x)」が例えば整数化関数の関数式[y=int(x)]である場合でも、正しい不連続グラフとして描画表示することができる。
なお、前記入力関数式「y=f(x)」が、不連続関数テーブル(A)19mに記憶されている種類の関数式でも、不連続関数テーブル(B)19nに記憶されている種類の関数式でもないと判断された場合には(ステップS12(no)→S13(no))、前記入力関数式「y=f(x)」に対応するグラフは不連続グラフにならないと判断され、前述同様の通常のグラフ描画処理によってグラフの描画表示が実行される(ステップSC)。
したがって、前記構成による電子計算装置の第2実施形態のグラフ表示機能によれば、グラフ描画に際し不連続グラフになる可能性の高い種類の関数式を予め記憶させた不連続関数テーブル19m,19nをRAM19に用意する。そして、入力関数式「y=f(x)」が前記不連続関数テーブル19m,19nに記憶されている種類の関数式であると判断された場合には、当該入力関数式「y=f(x)」に対応するグラフは不連続グラフになる可能性が高いと判定し、その関数式の種類に応じて前記不連続処理Aまたは不連続処理Bを実行することにより、正しい不連続グラフとして描画表示することができる。
なお、前記各実施形態において記載した電子計算装置(グラフ関数電卓)による各処理の手法、すなわち、図4のフローチャートに示す第1実施形態のグラフ表示処理、図5のフローチャートに示すグラフ表示処理に伴う不連続処理A、図7のフローチャートに示すグラフ表示処理に伴う不連続処理B、図10のフローチャートに示す第2実施形態のグラフ表示処理での各手法は、何れもコンピュータに実行させることができるプログラムとして、メモリカード(ROMカード、RAMカード等)、磁気ディスク(フロッピディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の外部記憶媒体16に格納して配布することができる。そして、コンピュータは、この外部記憶媒体16に記憶されたプログラムを記憶媒体読み取り部17によって読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されることにより、前記各実施形態において説明したグラフ表示機能を実現し、前述した手法による同様の処理を実行することができる。
また、前記各手法を実現するためのプログラムのデータは、プログラムコードの形態としてネットワークN上を伝送させることができ、このネットワークNに接続されたコンピュータ端末の通信制御部18によって前記のプログラムデータを取り込み、前述したグラフ表示の処理機能を実現することもできる。
なお、本願発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
本発明のグラフ表示装置の実施形態に係るグラフ表示機能を備えた電子計算装置(グラフ関数電卓)の電子回路の構成を示すブロック図。 前記電子計算装置のキー入力部12に備えられる各種のキーの配列例を示す図。 前記電子計算装置のRAM19に確保される主要なデータメモリの構成を示す図。 前記電子計算装置のグラフモードにおいて機能する第1実施形態のグラフ表示処理を示すフローチャート。 前記電子計算装置のグラフ表示処理に伴う不連続処理Aを示すフローチャート。 前記電子計算装置のグラフ表示処理における不連続処理Aに伴う不連続グラフの具体的描画処理例を説明する図。 前記電子計算装置のグラフ表示処理に伴う不連続処理Bを示すフローチャート。 前記電子計算装置のグラフ表示処理における不連続処理Bに伴う不連続グラフの具体的描画処理例を説明する図。 本発明の第2実施形態の電子計算装置にてRAM19に記憶保持される不連続関数テーブルA,Bを示す図。 前記第2実施形態の電子計算装置のグラフモードにおいて機能するグラフ表示処理を示すフローチャート。 従来のグラフ表示装置(グラフ関数電卓)によるグラフデータの描画表示状態を示す図。 従来のグラフ表示装置(グラフ関数電卓)により双曲線関数[y=tan(x)]のグラフデータを描画表示した場合の不正なグラフ表示状態を示す図。 従来のグラフ表示装置(グラフ関数電卓)により整数化関数[y=int(x)]のグラフデータを描画表示した場合の不正なグラフ表示状態を示す図。
符号の説明
11 …制御部(CPU)
12 …キー入力部
12a…数値・記号キー
12b…関数・演算子キー
12c…「モード」キー
12d…「グラフ」キー
12e…「実行」キー
12f…「取消」キー
12g…カーソルキー
13 …液晶表示部
14 …タブレット
15 …ROM
16 …外部記憶媒体
17 …記憶媒体読み取り部
18 …通信制御部
19 …RAM
19a…表示データメモリ
19b…入力式メモリ
19c…座標レンジメモリ
19d…今回座標メモリ
19e…前回座標メモリ
19f…座標計算カウンタメモリ
19g…x間隔規定値メモリ
19h…fMin計算値メモリ
19i…fMax計算値メモリ
19j…グラフデータメモリ
19k…ワークエリア
19m…不連続関数テーブルA
19n…不連続関数テーブルB
20 …位置検出回路
21 …表示駆動回路
N …通信ネットワーク

Claims (8)

  1. グラフ化すべき関数式を入力する式入力手段と、
    グラフの表示範囲を設定する範囲設定手段と、
    前記式入力手段により入力された関数式に対応するグラフが不連続のグラフとなる可能性を判定する不連続関数式判定手段と、
    前記入力関数式の第1の変数について、前記範囲設定手段により設定された表示範囲の最小値から最大値に向けて予め設定された間隔置きの第1の変数値を前記入力関数式に代入し当該各第1の変数値にそれぞれ対応する第2の変数値を算出するグラフ描画点算出手段と、
    前記不連続関数式判定手段により前記入力関数式が不連続のグラフとなる可能性があると判定された場合には、前記グラフ描画点算出手段により前記第1の変数値の設定間隔置きに算出される前回の第2の変数値と今回の第2の変数値との差が予め設定された値より大きいか否かを判断する第2変数差判断手段と、
    この第2変数差判断手段により前回の第2の変数値と今回の第2の変数値との差が予め設定された値より大きいと判断された場合には、前記グラフ描画点算出手段により算出された前回の第2の変数値と今回の第2の変数値とに対応するグラフ描画点間の前記範囲設定手段により設定されたグラフの表示範囲上において当該グラフを不連続にして描画表示する不連続グラフ描画手段と、
    前記不連続関数式判定手段により前記入力関数式が不連続のグラフとなる可能性がないと判定された場合、または前記第2変数差判断手段により前回の第2の変数値と今回の第2の変数値との差が予め設定された値以下と判断された場合には、前記グラフ描画点算出手段により算出された前回の第2の変数値と今回の第2の変数値とに対応するグラフ描画点間を前記範囲設定手段により設定されたグラフの表示範囲上で連続した線で描画表示する連続グラフ描画手段と、
    を備え、
    前記不連続関数式判定手段は、
    グラフ描画した際に不連続のグラフとなる可能性の有る複数種類の関数式を予め記憶する不連続関数式記憶手段を有し、
    前記式入力手段により入力された関数式が前記不連続関数式記憶手段により記憶された種類の関数式である場合に、この入力された関数式に対応するグラフが不連続のグラフとなる可能性が有ると判定する、
    ことを特徴とするグラフ表示装置。
  2. グラフ化すべき関数式を入力する式入力手段と、
    グラフの表示範囲を設定する範囲設定手段と、
    前記式入力手段により入力された関数式に対応するグラフが不連続のグラフとなる可能性を判定する不連続関数式判定手段と、
    前記入力関数式の第1の変数について、前記範囲設定手段により設定された表示範囲の最小値から最大値に向けて予め設定された間隔置きの第1の変数値を前記入力関数式に代入し当該各第1の変数値にそれぞれ対応する第2の変数値を算出するグラフ描画点算出手段と、
    前記不連続関数式判定手段により前記入力関数式が不連続のグラフとなる可能性があると判定された場合には、前記グラフ描画点算出手段により前記第1の変数値の設定間隔置きに算出される前回の第2の変数値と今回の第2の変数値との差が予め設定された値より大きいか否かを判断する第2変数差判断手段と、
    この第2変数差判断手段により前回の第2の変数値と今回の第2の変数値との差が予め設定された値より大きいと判断された場合には、前記グラフ描画点算出手段により算出された前回の第2の変数値と今回の第2の変数値とに対応するグラフ描画点間の前記範囲設定手段により設定されたグラフの表示範囲上において当該グラフを不連続にして描画表示する不連続グラフ描画手段と、
    前記不連続関数式判定手段により前記入力関数式が不連続のグラフとなる可能性がないと判定された場合、または前記第2変数差判断手段により前回の第2の変数値と今回の第2の変数値との差が予め設定された値以下と判断された場合には、前記グラフ描画点算出手段により算出された前回の第2の変数値と今回の第2の変数値とに対応するグラフ描画点間を前記範囲設定手段により設定されたグラフの表示範囲上で連続した線で描画表示する連続グラフ描画手段と、
    を備え、
    前記不連続関数式判定手段は、
    前記式入力手段により入力された関数式をその第1の変数値を解とする形式の式に変換する式変換手段と、
    この式変換手段により変換された前記第1の変数値を解とする形式の式において、定数項が含まれているかを判断する定数項判断手段とを有し、
    この定数項判断手段により前記第1の変数値を解とする形式の式において定数項が含まれていると判断された場合に、前記入力関数式に対応するグラフが不連続のグラフとなる可能性が有ると判定する、
    ことを特徴とするグラフ表示装置。
  3. 前記不連続グラフ描画手段は、
    前記第2変数差判断手段により前回の第2の変数値と今回の第2の変数値との差が予め設定された値より大きいと判断された場合に、前回の第1の変数値と今回の第1の変数値との間における前記入力関数式の最小の第2の変数値と最大の第2の変数値とを算出する最小/最大値算出手段と、
    この最小/最大値算出手段により算出された最小の第2の変数値に対応する第1の変数値と最大の第2の変数値に対応する第1の変数値との大小を判断する第1変数値大小判断手段と、
    前記グラフ描画点算出手段により算出された前回の第2の変数値と、前記第1変数値大小判断手段により小さいと判断された第1の変数値に対応するところの前記最小または最大の第2の変数値とに対応するグラフ描画点間を、前記範囲設定手段により設定されたグラフの表示範囲上で連続した線で描画表示する前グラフ描画手段と、
    前記第1変数値大小判断手段により大きいと判断された第1の変数値に対応するところの前記最小または最大の第2の変数値に対応するグラフ描画点を前記範囲設定手段により設定されたグラフの表示範囲上で前記前グラフ描画手段により描画されたグラフとは不連続にして描画表示する後グラフ描画手段とを有する、
    ことを特徴とする請求項または請求項に記載のグラフ表示装置。
  4. グラフ化すべき関数式を入力する式入力手段と、
    グラフの表示範囲を設定する範囲設定手段と、
    前記式入力手段により入力された関数式に対応するグラフが不連続のグラフとなる可能性を判定する不連続関数式判定手段と、
    前記入力関数式の第1の変数について、前記範囲設定手段により設定された表示範囲の最小値から最大値に向けて予め設定された間隔置きの第1の変数値を前記入力関数式に代入し当該各第1の変数値にそれぞれ対応する第2の変数値を算出するグラフ描画点算出手段と、
    前記不連続関数式判定手段により前記入力関数式が不連続のグラフとなる可能性があると判定された場合には、前記グラフ描画点算出手段により前記第1の変数値の設定間隔置きに算出される前回の第2の変数値と今回の第2の変数値との差が予め設定された値より大きいか否かを判断する第2変数差判断手段と、
    この第2変数差判断手段により前回の第2の変数値と今回の第2の変数値との差が予め設定された値より大きいと判断された場合には、前記グラフ描画点算出手段により算出された前回の第2の変数値と今回の第2の変数値とに対応するグラフ描画点間の前記範囲設定手段により設定されたグラフの表示範囲上において当該グラフを不連続にして描画表示する不連続グラフ描画手段と、
    前記不連続関数式判定手段により前記入力関数式が不連続のグラフとなる可能性がないと判定された場合、または前記第2変数差判断手段により前回の第2の変数値と今回の第2の変数値との差が予め設定された値以下と判断された場合には、前記グラフ描画点算出手段により算出された前回の第2の変数値と今回の第2の変数値とに対応するグラフ描画点間を前記範囲設定手段により設定されたグラフの表示範囲上で連続した線で描画表示する連続グラフ描画手段と、
    を備え、
    前記不連続関数式判定手段は、
    前記式入力手段により入力された関数式をその第1の変数値を解とする形式の式に変換する式変換手段と、
    この式変換手段により前記入力関数式がその第1の変数値を解とする形式の式に変換されたか否かを判断する変換式判断手段とを有し、
    この変換式判断手段により前記入力関数式がその第1の変数値を解とする形式の式に変換されないと判断された場合に、前記入力関数式に対応するグラフが不連続のグラフとなる可能性が有ると判定する、
    ことを特徴とするグラフ表示装置。
  5. 前記第2変数差判断手段は、前記不連続関数式判定手段により前記入力関数式が不連続のグラフとなる可能性があると判定された場合に、前記グラフ描画点算出手段により前記第1の変数値の設定間隔置きに算出される前回の第2の変数値に対応するグラフ描画ドット位置と今回の第2の変数値に対応するグラフ描画ドット位置との差が2ドット以上か否かを判断し、
    前記不連続グラフ描画手段は、
    前記第2変数差判断手段により前回の第2の変数値に対応するグラフ描画ドット位置と今回の第2の変数値に対応するグラフ描画ドット位置との差が2ドット以上と判断された場合に、今回の第2の変数値についてマイナス方向からの極限値とプラス方向からの極限値とを算出する極限値算出手段と、
    この極限値算出手段により算出された今回の第2の変数値についてのマイナス方向からの極限値とプラス方向からの極限値とが同じか否かを判断する極限値判断手段と、
    この極限値判断手段により今回の第2の変数値についてのマイナス方向からの極限値とプラス方向からの極限値とが異なると判断された場合には、前記グラフ描画点算出手段により算出された前回の第2の変数値に対応するグラフ描画点に対し今回の第2の変数値に対応するグラフ描画点を前記範囲設定手段により設定されたグラフの表示範囲上において不連続にして描画表示し、前記マイナス方向からの極限値とプラス方向からの極限値とが同じと判断された場合には、前記グラフ描画点算出手段により算出された前回の第2の変数値に対応するグラフ描画点に対し今回の第2の変数値に対応するグラフ描画点を前記範囲設定手段により設定されたグラフの表示範囲上において連続にして描画表示する、
    ことを特徴とする請求項または請求項に記載のグラフ表示装置。
  6. グラフ化すべき関数式を入力する式入力手段と、グラフの表示範囲を設定する範囲設定手段とを備えたグラフ表示装置のコンピュータを制御するためのグラフ表示処理プログラムであって、
    前記コンピュータを
    前記式入力手段により入力された関数式に対応するグラフが不連続のグラフとなる可能性を判定する不連続関数式判定手段、
    前記入力関数式の第1の変数について、前記範囲設定手段により設定された表示範囲の最小値から最大値に向けて予め設定された間隔置きの第1の変数値を前記入力関数式に代入し当該各第1の変数値にそれぞれ対応する第2の変数値を算出するグラフ描画点算出手段、
    前記不連続関数式判定手段により前記入力関数式が不連続のグラフとなる可能性があると判定された場合には、前記グラフ描画点算出手段により前記第1の変数値の設定間隔置きに算出される前回の第2の変数値と今回の第2の変数値との差が予め設定された値より大きいか否かを判断する第2変数差判断手段、
    この第2変数差判断手段により前回の第2の変数値と今回の第2の変数値との差が予め設定された値より大きいと判断された場合には、前記グラフ描画点算出手段により算出された前回の第2の変数値と今回の第2の変数値とに対応するグラフ描画点間の前記範囲設定手段により設定されたグラフの表示範囲上において当該グラフを不連続にして描画表示する不連続グラフ描画手段、
    前記不連続関数式判定手段により前記入力関数式が不連続のグラフとなる可能性がないと判定された場合、または前記第2変数差判断手段により前回の第2の変数値と今回の第2の変数値との差が予め設定された値以下と判断された場合には、前記グラフ描画点算出手段により算出された前回の第2の変数値と今回の第2の変数値とに対応するグラフ描画点間を前記範囲設定手段により設定されたグラフの表示範囲上で連続した線で描画表示する連続グラフ描画手段、
    として機能させ、
    前記不連続関数式判定手段は、
    グラフ描画した際に不連続のグラフとなる可能性の有る複数種類の関数式を予め記憶する不連続関数式記憶手段を有し、
    前記式入力手段により入力された関数式が前記不連続関数式記憶手段により記憶された種類の関数式である場合に、この入力された関数式に対応するグラフが不連続のグラフとなる可能性が有ると判定する、
    ように機能させるようにしたコンピュータ読み込み可能なグラフ表示処理プログラム。
  7. グラフ化すべき関数式を入力する式入力手段と、グラフの表示範囲を設定する範囲設定手段とを備えたグラフ表示装置のコンピュータを制御するためのグラフ表示処理プログラムであって、
    前記コンピュータを
    前記式入力手段により入力された関数式に対応するグラフが不連続のグラフとなる可能性を判定する不連続関数式判定手段、
    前記入力関数式の第1の変数について、前記範囲設定手段により設定された表示範囲の最小値から最大値に向けて予め設定された間隔置きの第1の変数値を前記入力関数式に代入し当該各第1の変数値にそれぞれ対応する第2の変数値を算出するグラフ描画点算出手段、
    前記不連続関数式判定手段により前記入力関数式が不連続のグラフとなる可能性があると判定された場合には、前記グラフ描画点算出手段により前記第1の変数値の設定間隔置きに算出される前回の第2の変数値と今回の第2の変数値との差が予め設定された値より大きいか否かを判断する第2変数差判断手段、
    この第2変数差判断手段により前回の第2の変数値と今回の第2の変数値との差が予め設定された値より大きいと判断された場合には、前記グラフ描画点算出手段により算出された前回の第2の変数値と今回の第2の変数値とに対応するグラフ描画点間の前記範囲設定手段により設定されたグラフの表示範囲上において当該グラフを不連続にして描画表示する不連続グラフ描画手段、
    前記不連続関数式判定手段により前記入力関数式が不連続のグラフとなる可能性がないと判定された場合、または前記第2変数差判断手段により前回の第2の変数値と今回の第2の変数値との差が予め設定された値以下と判断された場合には、前記グラフ描画点算出手段により算出された前回の第2の変数値と今回の第2の変数値とに対応するグラフ描画点間を前記範囲設定手段により設定されたグラフの表示範囲上で連続した線で描画表示する連続グラフ描画手段、
    として機能させ、
    前記不連続関数式判定手段は、
    前記式入力手段により入力された関数式をその第1の変数値を解とする形式の式に変換する式変換手段と、
    この式変換手段により変換された前記第1の変数値を解とする形式の式において、定数項が含まれているかを判断する定数項判断手段とを有する、ように機能させ、
    この定数項判断手段により前記第1の変数値を解とする形式の式において定数項が含まれていると判断された場合に、前記入力関数式に対応するグラフが不連続のグラフとなる可能性が有ると判定する、
    ように機能させるようにしたコンピュータ読み込み可能なグラフ表示処理プログラム。
  8. グラフ化すべき関数式を入力する式入力手段と、グラフの表示範囲を設定する範囲設定手段とを備えたグラフ表示装置のコンピュータを制御するためのグラフ表示処理プログラムであって、
    前記コンピュータを
    前記式入力手段により入力された関数式に対応するグラフが不連続のグラフとなる可能性を判定する不連続関数式判定手段、
    前記入力関数式の第1の変数について、前記範囲設定手段により設定された表示範囲の最小値から最大値に向けて予め設定された間隔置きの第1の変数値を前記入力関数式に代入し当該各第1の変数値にそれぞれ対応する第2の変数値を算出するグラフ描画点算出手段、
    前記不連続関数式判定手段により前記入力関数式が不連続のグラフとなる可能性があると判定された場合には、前記グラフ描画点算出手段により前記第1の変数値の設定間隔置きに算出される前回の第2の変数値と今回の第2の変数値との差が予め設定された値より大きいか否かを判断する第2変数差判断手段、
    この第2変数差判断手段により前回の第2の変数値と今回の第2の変数値との差が予め設定された値より大きいと判断された場合には、前記グラフ描画点算出手段により算出された前回の第2の変数値と今回の第2の変数値とに対応するグラフ描画点間の前記範囲設定手段により設定されたグラフの表示範囲上において当該グラフを不連続にして描画表示する不連続グラフ描画手段、
    前記不連続関数式判定手段により前記入力関数式が不連続のグラフとなる可能性がないと判定された場合、または前記第2変数差判断手段により前回の第2の変数値と今回の第2の変数値との差が予め設定された値以下と判断された場合には、前記グラフ描画点算出手段により算出された前回の第2の変数値と今回の第2の変数値とに対応するグラフ描画点間を前記範囲設定手段により設定されたグラフの表示範囲上で連続した線で描画表示する連続グラフ描画手段、
    として機能させ、
    前記不連続関数式判定手段は、
    前記式入力手段により入力された関数式をその第1の変数値を解とする形式の式に変換する式変換手段と、
    この式変換手段により前記入力関数式がその第1の変数値を解とする形式の式に変換されたか否かを判断する変換式判断手段とを有する、ように機能させ、
    この変換式判断手段により前記入力関数式がその第1の変数値を解とする形式の式に変換されないと判断された場合に、前記入力関数式に対応するグラフが不連続のグラフとなる可能性が有ると判定する、
    ように機能させるようにしたコンピュータ読み込み可能なグラフ表示処理プログラム。
JP2006209036A 2006-07-31 2006-07-31 グラフ表示装置及びグラフ表示処理プログラム Active JP4811177B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006209036A JP4811177B2 (ja) 2006-07-31 2006-07-31 グラフ表示装置及びグラフ表示処理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006209036A JP4811177B2 (ja) 2006-07-31 2006-07-31 グラフ表示装置及びグラフ表示処理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008033823A JP2008033823A (ja) 2008-02-14
JP4811177B2 true JP4811177B2 (ja) 2011-11-09

Family

ID=39123136

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006209036A Active JP4811177B2 (ja) 2006-07-31 2006-07-31 グラフ表示装置及びグラフ表示処理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4811177B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5446456B2 (ja) * 2009-05-22 2014-03-19 カシオ計算機株式会社 グラフ表示装置およびプログラム
JP7235138B2 (ja) * 2017-09-25 2023-03-08 カシオ計算機株式会社 情報処理装置、データ生成装置、グラフ描画システム、及びプログラム
JP7006081B2 (ja) * 2017-09-25 2022-01-24 カシオ計算機株式会社 グラフ描画システム、演算サーバ、グラフ描画システムの制御方法、及び演算サーバのためのプログラム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0214352A (ja) * 1989-05-17 1990-01-18 Casio Comput Co Ltd グラフ表示装置
JP2001188868A (ja) * 1999-12-28 2001-07-10 Casio Comput Co Ltd グラフ表示装置及びグラフ表示処理プログラムを記憶した記憶媒体
JP2006059215A (ja) * 2004-08-23 2006-03-02 Seiko Epson Corp オブジェクトの回転角度検出装置、顔の回転角度検出プログラムおよび顔の回転角度検出方法
JP4232728B2 (ja) * 2004-10-25 2009-03-04 沖電気工業株式会社 情報埋め込み領域判定装置,印刷物発行装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008033823A (ja) 2008-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3280559B2 (ja) ジョグダイアルの模擬入力装置
JP6221372B2 (ja) グラフ表示装置、プログラム、およびサーバ装置
US9870144B2 (en) Graph display apparatus, graph display method and storage medium
EP2237230B1 (en) Graph display control apparatus and graph display control method
JP2011197984A (ja) グラフ表示装置及びプログラム
JP2014191612A (ja) 情報端末、情報入力補助方法、及び情報入力補助プログラム
WO2010092646A1 (ja) 表示制御装置
JP4811177B2 (ja) グラフ表示装置及びグラフ表示処理プログラム
JP4696612B2 (ja) 表示制御装置およびその表示画面の縮小方法
JP3485406B2 (ja) グラフ機能付き関数計算機
JP5811781B2 (ja) グラフ表示装置およびプログラム
US20090058858A1 (en) Electronic apparatus having graph display function
JP5104045B2 (ja) グラフ表示装置およびその制御プログラム
US20170024076A1 (en) Input apparatus
JP2001195170A (ja) 携帯型電子機器、入力制御装置、及び記憶媒体
JP4143529B2 (ja) 情報入力装置、情報入力方法、コンピュータプログラム及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JPH09244858A (ja) ウィンドウシステムの制御方法および情報処理装置
JP2011008633A (ja) 情報処理装置および電子ファイル操作プログラム
JP5470931B2 (ja) 計算機及びプログラム
JPH01125615A (ja) 情報入力装置
JP2008293392A (ja) ラダープログラミングエディタ
WO2016147398A1 (ja) 波形表示装置、波形表示方法及び波形表示プログラム
JP2001356879A (ja) タッチパネル付き表示装置
JP2008250438A (ja) 数式演算装置および数式演算プログラム
JP2001188868A (ja) グラフ表示装置及びグラフ表示処理プログラムを記憶した記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090515

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110510

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110704

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110726

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110808

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4811177

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140902

Year of fee payment: 3