JPH0667727A - 無人搬送車の制御装置 - Google Patents

無人搬送車の制御装置

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JPH0667727A
JPH0667727A JP4217564A JP21756492A JPH0667727A JP H0667727 A JPH0667727 A JP H0667727A JP 4217564 A JP4217564 A JP 4217564A JP 21756492 A JP21756492 A JP 21756492A JP H0667727 A JPH0667727 A JP H0667727A
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JP
Japan
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station
path
vehicle
carrying
car
Prior art date
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Pending
Application number
JP4217564A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Negoro
義弘 根来
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ステーションに向って搬送路を走行してくる搬
送車を避けるために、ステーション入口の退避路から脱
出して搬送路を走行する搬送車を減らす。 【構成】各ステーションの上流側に隣接された搬送車の
リニヤ誘導電動機の一次側2i-1のリニヤモータコント
ローラ2i-1の上流側に、搬送路を通過する搬送車の車
番を検出する検出機12を設ける。リニヤモータコントロ
ーラ2i-1には、マスターコントローラ6から、予め、
各ステーションに入車する搬送車の車番が告知され、更
に、ステーションの退避路4iに空の搬送車がいるか否
かの到着可否条件信号13がマスターコントローラ6から
シリアル通信ライン10を介して入力される。退避路4i
に空の搬送車がいたときには、載荷の搬送車がその上流
側に隣接されたリニヤ誘導電動機の一次側2i-1に来た
ときにはじめて退去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無人搬送車の制御装置
に係り、特に、搬送路と複数のステーションの間にそれ
ぞれ退避路が設けられた搬送装置を走行する無人搬送車
の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ビルや工場内におけるファクトリ
オートメーションの技術の進歩で、工場内においては、
複数のステーションの間で製品や原材料などの荷物を搬
送する搬送装置を制御装置で自動的に制御している。
【0003】このような従来の無人搬送車の制御装置に
おいては、工業製品や原材料などの荷物を搬送するため
の複数の無人搬送車と、この無人搬送車で搬送された荷
物を積み下ろすための施設を備えた複数のステーション
と、これらの複数のステーションを結んで設置された搬
送車走行用の軌道でなる搬送装置に対して、各無人搬送
車の走行制御及び各ステーションから不規則に出される
搬送要求に対する無人搬送車の割当て制御を行ってい
る。したがって、各ステーションから搬送要求が出され
ると、搬送制御装置がこれを検知し、待機中の無人搬送
車を順次割当てることにより、複数のステーションの相
互間での荷物の搬送が自動的に行われる。
【0004】図4は、従来の搬送装置を示す平面図であ
る。図4において、二組の平行な二辺で環状に構成され
た単線の搬送路1には、詳細省略したリニヤ誘導電動機
の一次側(以下、LIMと表わす)2が所定の間隔で配
置されている。また、搬送路1の外側には、複数のステ
ーション退避路(以下、退避路という)4が接続され、
この退避路4の先端には、上述したステーション3が設
けられている。
【0005】このように構成された搬送装置において
は、各ステーション3で荷物の積み出しや積み降ろしを
行うときには、搬送車を搬送路1から分岐した退避路4
に停めて行うことによって、搬送路1を走行する他の搬
送車の走行の障害とならないように考慮され、そのため
の待機場所にも使われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
構成された搬送装置においては、搬送車が荷物を搬送し
て目的のステーションで荷物を降ろした後に、このステ
ーションから他の荷物を積み出す機会があれば、その搬
送車が充てられるが、荷物がなくて、しかも、続いてそ
のステーションに向かう搬送車があるときには、そのス
テーションから荷物を積まない状態で退去しなければな
らない。
【0007】このような搬送車の空荷状態での退去は、
ステーションからの搬送要求が不規則に発生する限り避
けられないが、退去させるきっかけがそのステーション
に向けて他の搬送車が走行中であるときには、退去動作
が早めにおこなわれることになるので、退去のために搬
送路を空荷で走行をする搬送車の数が増えてくる。そこ
で、本発明の目的は、単なる退避のために搬送路を走行
する搬送車を減らし、搬送効率を上げることのできる無
人搬送車の制御装置を得ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、搬送路に退避
路を介して設けられた複数のステーションの間を走行す
る無人搬送車を制御する無人搬送車の制御装置におい
て、ステーションの上流側に隣設された走行駆動部に対
して、ステーションに入車する搬送車の番号を告知する
手段と、走行駆動部を走行する搬送車の番号を検出する
手段と、搬送車のステーションへの入車の可否条件を走
行駆動部に通知する手段を設けたことを特徴とする。
【0009】
【作用】退避路の空荷の搬送車は、そのステーションに
向かって搬送路を走行して来た載荷の搬送車が、ステー
ションに接近したときにはじめてその退避路から退去す
ることになる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の無人搬送車の制御装置の一実
施例を図面を参照して説明する。図1は、本発明の無人
搬送車の制御装置を示すブロック図、図2は、本発明の
無人搬送車の制御装置で制御されるステーションと搬送
路の要部を示す平面図、図3は、本発明の無人搬送車の
制御装置の作用を示すフローチャートである。
【0011】図1,図2及び図3において、搬送路1に
沿って所定の位置に設置されたステーション3iでは、
退避路4iの搬送車5qに対して、載荷または脱荷を行
うとともに、荷物の払出要求を出すこともある。
【0012】今、図1に示すステーションコントローラ
8jから、ローカルエリアネットワーク7を通じて、マ
スターコントローラ6に払出要求が伝達され、これに対
して、待機中の搬送車がそのステーションの退避路にい
ることをマスターコントローラ6が確認すると、そのス
テーションコントローラ8jに載荷支持を与え、つづい
てその退避路から搬送路1への入線指示を与える。
【0013】さらに、マスターコントローラ6は、該当
車に載せられた荷物の搬送先であるステーション3iの
出入り口前段のLIM2i-1に接続されたリニヤモータ
コントローラ9i-1に対して、シリアル通信ライン10を
介して、到着予約としての該当車番号(例えばP)を付
与し、ステーションコントローラ8jの出入口に入線し
た時点で、そのリニヤモータコントローラ9i-1に対
し、シリアル通信ライン10を介して発信を指示する。
【0014】すべてのLIM2には、リニヤモータコン
トローラ9が接続されており、各リニモータコントロー
ラ9は、両隣のリニヤモータコントローラ9との間を相
互入出力の信号線11で接続されている。この信号線11に
よって、走行する搬送車の取扱い、すなわち、例えば、
下流側のLIM2i-1に対する通過/停止の指示や、上
流側のLIM2i-1に対する閉塞停止/減速指示が、相
互に伝達される。
【0015】また、ステーション出入口前段のリニヤモ
ータコントローラ9i-1には、図2に示すように、搬送
路1を走行する搬送車の番号を検出する検出器12が設置
されており、図3のステップ21では、この検出器12によ
って検出した搬送車の番号が前述した到着予約車である
か否かを読み取って判定する(ステップ21)。もし、到
着予約車でなければ、その下流にあるリニヤモータコン
トローラ9iに通過の旨を信号線11を介して指示すると
ともに、その搬送車を通過させる(ステップ29)。
【0016】リニヤモータコントローラ9i-1が到着予
約車を検出した場合には、あらかじめ、そのステーショ
ン3iの退避路4iに他の搬送車5qがあるか否かを示
す到着可否条件信号13を、マスターコントローラ6から
リニヤモータコントローラ9i-1に入力しておくことに
よって、到着可否条件信号13が可ならば(ステップ2
3)、リニヤモータコントローラ9iに通過指示を信号
線11を介して送り、その搬送車5pを通過させる(ステ
ップ24)。また、もし到着可否条件信号が否ならば、搬
送車5pをLIMに5i-1の位置で停止させ(ステップ
27)、その旨をシリアル通信ライン10を介してマスター
コントローラ6へ報告する(ステップ28)。このとき、
リニヤモータコントローラ9i-1は、搬送車5pに関す
る到着予約を解消する(ステップ26)。
【0017】マスターコントローラ6がリニヤモータコ
ントローラ9i-1での搬送車停止報告を受けたら、退避
路4iで待機中であった搬送車5qを退去させるため
に、他のステーションへ向けてステーションコントロー
ラ8iへ入線指示を与え、続いてリニヤモータコントロ
ーラ9iに発進指示を与えるとともに、このリニヤモー
タコントローラ9i-1に対する到着可否条件信号13を到
着可に変える。これによって、このリニヤモータコント
ローラ9i-1は、停止していた搬送車5pを発信させ
(ステップ24)、リニヤモータコントローラ9iには信
号線11を介して停止指示を送る(ステップ25)。
【0018】すると、このリニヤモータコントローラ9
iは、走行してきた搬送車5pをLIM2の位置で停止
させ、その旨をシリアル通信ライン10を介してマスター
コントローラ6に報告する。ここで、マスターコントロ
ーラ6は、ステーション8iに対し、搬送車5pの退避
路4iへの退避指示に続き、脱荷指示を出して一連の搬
送工程を終了する。
【0019】なお、搬送車5pは、脱荷後もこのステー
ション3iや他のステーションからの搬送要求に対応す
るためにその退避路4iに留って、続いてこのステーシ
ョン3iに向って走行してくる搬送車がその上流のLI
M2i-1に前述と同様に停止したときに、ようやく退去
する。
【0020】なお、上述した例では、リニヤモータコン
トローラ9i-1に対する到着可否条件を、退避路4iに
搬送車があるか否かとしたが、ステーション3iにおけ
る他の障害状態、例えば、脱荷された荷物が満杯で次の
脱荷動作が不可の状態を、ステーションコントローラ8
iがローカルエリヤネットワーク7を通じてマスターコ
ントローラ6に伝達するようにすれば、到着可否条件に
これを加味して、LIM2i-1に停止している搬送車、
すなわち、リニヤモータコントローラ9iに発信指示と
再度の到着予約を与えることによって、該当する搬送車
に対して搬送路を一周させ、その間にステーション3i
の満杯状態を解消することができる。
【0021】このように、あるステーションに載荷状態
の搬送車が向っている場合に、そのステーションの退避
路に空荷の他の搬送車がいるときには、載荷状態の搬送
車がそのステーションの上流側に隣接した走行駆動部に
到着した時点で、他の搬送車を脱出させるようにするこ
とで、退避路の空車が退避のためだけに脱出して搬送路
を走行する機会を減らすことができる。したがって、搬
送車に積載された電池の消耗を防ぐことができるだけで
なく、搬送路を走行する他の載荷状態の搬送車の渋滞を
防ぎ、そのステーションや隣接するステーションからの
搬出要求にも即応することができるので、搬送装置の搬
送効率を上げることができる。
【0022】
【発明の効果】以上、本発明によれば、搬送路に退避路
を介して設けられた複数のステーションの間を走行する
無人搬送車を制御する無人搬送車の制御装置において、
ステーションの上流側に隣設された走行駆動部に対し
て、ステーションに入車する搬送車の番号を告知する手
段と、走行駆動部を走行する搬送車の番号を検出する手
段と、搬送車のステーションへの入車の可否条件を走行
駆動部に通知する手段を設けることで退避路の空荷の搬
送車を、そのステーションに向って搬送路を走行して来
る載荷の搬送車が、ステーションに接近したときにはじ
めてその退避路から退去するようにしたので、単なる退
避のために搬送路を走行する搬送車を減らし、搬送効率
を上げることのできる無人搬送車の制御装置を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無人搬送車の制御装置の一実施例を示
すブロック図。
【図2】本発明の無人搬送車の制御装置の一実施例を示
す部分配置図。
【図3】本発明の無人搬送車の制御装置の作用を示すフ
ローチャート。
【図4】従来及び本発明の無人搬送車の制御装置で制御
される無人搬送装置の一例を示す平面図。
【符号の説明】
1…搬送路、2,2i…リニヤ誘導電動機の一次側、
3,3i…ステーション、4,4i…退避路、5i,5
i-1,5q,5p…搬送車、6…マスターコントロー
ラ、7…ローカルエリヤネットワーク、8i,8j…ス
テーションコントローラ、9i,9i-1…リニヤモータ
コントローラ、10…シリアル通信ライン、11…信号線、
12…検出器、13…到着可否条件信号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送路に退避路を介して設けられた複数
    のステーションの間を走行する無人搬送車を制御する無
    人搬送車の制御装置において、前記ステーションの上流
    側に隣設された走行駆動部に対して、前記ステーション
    に入車する搬送車の番号を告知する手段と、前記走行駆
    動部を走行する前記搬送車の番号を検出する手段と、前
    記搬送車の前記ステーションへの入車の可否条件を前記
    走行駆動部に通知する手段を設けたことを特徴とする無
    人搬送車の制御装置。
JP4217564A 1992-08-17 1992-08-17 無人搬送車の制御装置 Pending JPH0667727A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4217564A JPH0667727A (ja) 1992-08-17 1992-08-17 無人搬送車の制御装置

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JP4217564A JPH0667727A (ja) 1992-08-17 1992-08-17 無人搬送車の制御装置

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JPH0667727A true JPH0667727A (ja) 1994-03-11

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ID=16706242

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JP4217564A Pending JPH0667727A (ja) 1992-08-17 1992-08-17 無人搬送車の制御装置

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JP (1) JPH0667727A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017162365A (ja) * 2016-03-11 2017-09-14 株式会社リコー 自動搬送システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017162365A (ja) * 2016-03-11 2017-09-14 株式会社リコー 自動搬送システム

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