JPH0667433B2 - ドライクリ−ニング装置の制御装置 - Google Patents

ドライクリ−ニング装置の制御装置

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JPH0667433B2
JPH0667433B2 JP61168838A JP16883886A JPH0667433B2 JP H0667433 B2 JPH0667433 B2 JP H0667433B2 JP 61168838 A JP61168838 A JP 61168838A JP 16883886 A JP16883886 A JP 16883886A JP H0667433 B2 JPH0667433 B2 JP H0667433B2
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    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F43/00Dry-cleaning apparatus or methods using volatile solvents

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
  • Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)
  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はパークロルエチレン、1.1.1トリクロルエタ
ン、フロンR113、フロンR11、ターペン等の有機溶剤を
使用するドライクリーニング装置(以降ドライクリーナ
と称す。)に利用できる制御装置に関するものである。
〔従来の技術〕
パークロールエチレン等の有機溶剤を使用して衣料等を
洗浄するドライクリーナの概要を第6図に示す。ドア1
から衣料2を投入しドア1を閉じて運転を開始すると一
般には次の順序で工程が進む。
溶剤タンク3から溶剤4をバルブ5を介してポンプ6
で汲上げバルブ7、フイルタ8から成る経路、またはバ
ルブ9から成る経路によつて処理槽10に溶剤4を必要量
送り込む。
処理ドラム11を洗浄モータ44でゆつくり回し、溶剤4
を処理槽10、ボタントラツプ12、バルブ13、ポンプ6を
経てバルブ7、フイルタ8から成る回路(以下フイルタ
回路と言う)またはバルブ9から成る回路(以下ポンプ
回路と言う)で循環して衣料2を洗浄する。
処理槽10、ボタントラツプ12、バルブ13、ポンプ6、
バルブ14、蒸留器15の経路で排液し、つづいて処理ドラ
ム11が脱液モータ45により高速回転して衣料2中の溶剤
4を遠心分離し同様に排液する。以上で第1工程の予洗
が終了する。
次に第2工程の本洗であり、上記の工程を繰返
す。
処理槽10、ボタントラツプ12、バルブ13、バルブ5の
経路で溶剤タンク3に排液し、つづいて処理ドラム11が
脱液モータ45により高速回転して衣料2中の溶剤4を遠
心分離し排液する。以上で本洗が終了する。
次に第3工程の乾燥であり、処理ドラム11が再び洗浄
モータ44によりゆつくり回り、フアン16、エアクーラ1
7、エアヒータ18から成るリカバリエアダクト19と処理
槽10の間を矢印20の向きで、エアを循環し衣料2を乾燥
する。衣料2から蒸発した溶剤ガスはエアクーラ17で凝
縮し、回収経路21を経て水分離器22に入り溶剤配管23を
通つてクリーンタンク24に入る。
乾燥が終了すると次は最終工程の脱臭であり、ダンパ
25、26が破線の如く開き、ダンパ25から新鮮な空気をと
り入れ、ダンパ26からエアクーラ17では回収できない未
凝縮溶剤ガスを排気し、衣料2中の溶剤臭を脱臭する。
前記3項の工程で蒸留器15に入つた溶剤4は蒸発して
コンデンサ27で凝縮回収され水分離器22、溶剤配管23を
通つてクリーンタンク24に入りオーバフロー付仕切板28
から溶剤タンク3にもどる。なお水分離器22で分離した
水は水配管29によつて系外へ排出する。
以上がドライクリーナの洗浄から乾燥・脱臭までのプロ
セスの1例であるが、これらの制御を行う制御ブロツク
図を第7図に、また操作パネルの1例を第8図に示す。
31は衣料を洗浄するドライクリーナで、前記プロセスの
1例で記した構成となつている。32はドライクリーナ31
を操作する操作パネル、33はドライクリーナ31の運転を
制御する制御装置である。操作パネル32には例えば8通
りの運転プログラム(説明略)を選択するプログラム選
択スイツチ34、運転プログラムに含まれる工程を省略す
るときに使用する工程省略スイツチ35a〜35d、運転プロ
グラムの運転時間を修正するときに使用する時間設定器
36a〜36d、運転所要時間を表示する時間表示器37、洗た
く回数を表示する回数表示器38、洗たく工程と各工程の
動作方式を表示する表示ランプ39a〜39i、ドライクリー
ナ31を運転する起動スイツチ40、乾燥工程で衣料2の乾
燥温度を決める液体膨脹式温度計41がついている。温度
計41には乾燥温度を設定する設定指針42と、乾燥温度を
表示する表示指針43と、乾燥温度が設定値を越したら閉
となる電気接点46がついている。
制御装置33にはドライクリーナ31の制御の中心となる電
子回路からなる中央制御装置47、8通りの運転プログラ
ムを記憶している電子記憶装置48、中央制御装置47の指
示にもとづいてドライクリーナ31の所定の装置を動作さ
せる出力回路49がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記制御装置を持つドライクリーナでは単一溶剤による
洗浄、乾燥方式をとつており、衣料2をドア1から入れ
て操作パネル32のプログラム選択スイツチ34でプログラ
ム番号を選び、温度計41の設定指針42により乾燥温度を
設定して起動スイツチ40を押せば、おのずと洗い方が決
まつてしまい、前記プロセスの1例で記した動作を自動
的に行うようになつている。
これに対してせいぜい時間設定器36a〜36dでプログラム
されている工程の洗たく時間を延長、短縮あるいは工程
省略スイツチ35a〜35dでプログラムされている各工程を
省略できる程度であつた。
第1表は現在多用されている溶剤の代表的物性を比較し
たものである。また第2表は第1表に示した溶剤の代表
的物性によつて生じるドライクリーニング上の特徴、制
約、欠点等を比較したものである。
これより最近の多様化する衣料素材、加工、形態に対応
するためには、たとえばパークロルエチレン用ドライク
リーナとフロンR113用ドライクリーナの2種類、さらに
は1.1.1トリクロルエタン用ドライクリーナを加えた3
種類のドライクリーナが必要となり、クリーニング業者
にとつては購入資金、スペース、設備容量等の増大、メ
ンテナンス業務の繁雑化など極めて大きな負担となつて
いた。
〔問題点を解決するための手段〕 2種類以上の互いに溶解性を有する溶剤、例えばパーク
ロルエチレン(以下パークと称する)とフロンR113(以
下フツ素と称する)を各々専用で収納できるタンクと、
1つの処理槽及び2種以上の溶剤を分別蒸留回収するた
めの分留装置、各溶剤専用のフイルタによつて主要部を
構成するドライクリーナにおいて、本機の制御の中心で
ある電子回路からなる中央制御装置にあらかじめ単一溶
剤例えばパークのみ、あるいはフツ素のみの洗たくプロ
グラムと、パークで洗浄した後フツ素で洗浄する複合溶
剤で洗浄する洗たくプログラムを記憶させ、同各種プロ
グラムを選択キーで簡単に選択できるようにすると共
に、該プログラムの内容を任意に変更させるように構成
したことにより、多様化する衣料素材、加工、形態に対
応する。
〔作用〕
(1)1台のドライクリーナで多様化する衣料素材、加
工、形態に対応することが可能になる。
(2)複合溶剤で洗浄する洗たくプログラムを使用すれ
ば乾燥の前で低沸点の溶剤で洗浄するため乾燥時間を短
縮することが出来、長時間の乾燥によるケバ立ち、縮み
などの問題点が解決する。
〔実施例〕
1.構 成 第1図は本発明の一実施例の構成を示す制御ブロツク
図、第2図は第1図における操作パネルの一例を示す
図、第3図は第1図におけるクリーニング装置の構成の
一例を示す図、第4図は第2図の操作パネルの工程時間
変更操作工程パス/復帰操作のフローチヤートを示す
図、第5図は自動運転のフローチヤートを示す図。
50はバルブやモータなどを備えて衣料を洗浄するクリー
ニング装置である。このクリーニング装置の第6図(従
来法)との主な相違点は、第1の溶剤の収納タンク3と
第2の溶剤の収納タンク3aが互いに独立して設けられて
おり、それぞれ専用バルブ5、5aが設けられているこ
と、また第1の溶剤のフイルタ8と第2の溶剤のフイル
タ8aを別々に持ち、それぞれ専用のバルブ7、7aが設け
られていることである。また溶剤がもつている固有の沸
点またはプログラムコントロールにより使い分けが可能
な水分離器22、22aと各々に対応して凝縮溶剤流入管34
にバルブ32、32a、溶剤配管23、23a、水配管29、29aが
付属されている点である。
次にエアクーラ17に接続している回収経路21が逆止弁31
を介して蒸留器15に接続されていることがあるが、他は
第6図とほぼ同一の構成となつている。
51はクリーニング装置50を操作する操作パネルで、該装
置50の前面パネル部に配置され、52はクリーニング装置
50の運転を制御する制御装置で該装置50に内蔵されてい
る。
操作パネル51には運転プログラムを選択する1〜3番の
プログラム選択キー70a〜70c(説明を簡単化するためプ
ログラム選択キーは3ケとする)、選択された前記キー
70a〜70cの左肩に選択されたことを表示する発光ダイオ
ード(以後LEDと称す)71a〜71c、予洗から乾燥までの
工程の各々に対応する工程キー72a〜72cと、工程表示LE
D73a〜73c、洗たく所要時間を表示する時間表示器74、
工程時間を1分単位で設定する時間増キー75と時間減キ
ー76、クリーニング装置50の処理ドラム11の回転方式を
設定するドラム回転選択キー77と設定状態を表示する回
転方式表示LED78a〜78c、クリーニング装置50を運転す
る起動キー79と、押されたことを表示するLED80、停止
する停止キー81、プログラムされている工程をパスした
り復帰させたりするパス/復帰キー82、乾燥温度の設定
状態と実測温度を表示する緑、赤の2色LED83a〜83j、
温度設定を上・下するアツプキー84、ダウンキー85が取
付いている。
制御装置52にはクリーニング装置50の制御の中心となる
CPU53、洗たくプログラム及び制御順序を記憶している
P−ROM(読み出し専用メモリ)54、制御に必要となる
データを一時的に記憶しているRAM(書込みメモリ)5
5、RAM55は通常電源をOFFにすると記憶内容が消えるた
め、これをバツクアツプするためのバツテリ56、クリー
ニング装置50のバルブやモータを動作させる出力回路5
7、クリーニング装置50の溶剤の汲上げ量を検出する液
面スイツチ(図示せず)等のセンサよりの信号を受ける
入力回路58、これら出力回路57、入力回路58とCPU53と
の信号の授受を行う制御入出力I/Oインターフエース
59、操作パネル51とCPU53との信号の授受を行うパネル
コントロールI/Oインターフエース60が設けられてい
る。クリーニング装置50の第3図で示すリカバリエアダ
クト19に取付いている乾燥温度検出センサ61及び蒸留器
15に取付いている蒸留温度検出センサ62で検出したアナ
ログ信号をデジタル信号に変換してCPU53に伝達するA
/D変換器63がある。
2.作 用 (1)第3図において第1の溶剤4を低沸点溶剤(以後
フツ素と称す)、第2の溶剤4aを高沸点溶剤(パーク)
と仮定する。制御装置52のP−ROM54にはあらかじめ洗
たくプログラムが記憶されており、例えばプログラム選
択キー1番70aには例えば一般の黒物衣料用に予洗、本
洗ともパークで洗たくするプログラム(PPプログラム)
が、プログラム選択キー2番70bには例えば一般の白物
衣料用に予洗はパーク、本洗はフツ素で洗たくするプロ
グラム(PFプログラム)が、プログラム選択キー3番70
cには例えばニツト品用に予洗、本洗ともフツ素で洗た
くするプログラム(FFプログラム)が記憶されている。
ここでプログラム選択キー1番70aを選択したとする
と、それがパネルコントロールI/Oインターフエース
60を介してCPU53に伝わり、P−ROM54に記憶しているプ
ログラム選択キー1番70aに対応する内容を読み出し、
再びパネルコントロールI/Oインターフエース60を介
して操作パネル51に伝達する。操作パネル51ではプログ
ラム選択キー1番70aのLED71aが点灯し、時間表示器74
に洗たく所要時間を表示し、工程表示LED73a〜73cが点
灯する。乾燥温度はアツプキー84、ダウンキー85で所定
の温度に設定する。ここでは5℃単位に温度設定、温度
表示が可能であり、例えば80℃にアツプキー84で設定し
たとすると、それがパネルコントロールI/Oインター
フエース60を介してCPU53に伝わり、P−ROM54の指令に
もとずいてCPU53がRAM55の中へ温度設定状態を記憶す
る。同時にCPU53からパネルコントロールI/Oインタ
ーフエース60を介して温度表示群83a〜83iの緑色を点灯
させ、80℃までが緑色の棒グラム状になる。
P−ROM54に記憶されているドラム回転の内容は「正逆
転」(例えば25秒正転−5秒停止−25秒逆転の繰返し)
であるが、これに対してドラム回転選択キー77を押すこ
とにより変更が可能である。ドラム回転選択キー77を1
回押すと「正転」になり、ドラムは正転−方向回転とな
る。もう1回押すと「ソフト」になり、ドラムは乾燥工
程を除いて衣料を傷めないように、例えば2秒正転−13
秒停止−2秒逆転を繰返すソフト回転となる。乾燥工程
では無条件に標準の「正逆転」となる。さらに1回押す
と「ドラム停止」となり脱液を除いてドラムは停止した
ままとなる。
さらに1回押すと標準の「正逆転」となる。これらの信
号のやりとりは前記乾燥温度設定と同様であり、選択さ
れたモードのLED78を点灯させる。
(2)以上でスタート準備が終わり、起動キー79を押す
と、起動キー79の左肩のLED80が点灯し、運転状態を表
わしCPU53から制御入出力I/Oインターフエース59を
介して出力回路57に信号を送り、クリーニング装置50が
運転を開始する。自動運転のフローチャートは第5図に
示す。クリーニング装置50の運転が始まると、操作パネ
ル1の時間表示器74の表示が1分単位で時間が減少して
洗たく残り時間を表示するとともに、運転中の工程の工
程表示LED73が点滅し、その工程が終了すると、消灯し
て次の工程のLED73が点滅する。これらはCPU53で演算処
理を行つて、それをパネルコントロールI/Oインター
フエース60を介してコントロールされる。
乾燥工程の工程表示LED73cが点滅すると、第3図のフア
ン16、エアクーラ17、エアヒータ18から成るリカバリエ
アダクト19と、処理槽10の間を矢印20の向きでエアを循
環し、衣料2を乾燥する。エアヒータ18は循環エアを熱
するところである。エアヒータ18で熱せられたエアはリ
カバリエアダクト19に取付けられた乾燥温度検出センサ
61により温度を検出し、一定の温度となるようにエアヒ
ータ18を制御する。乾燥温度検出センサ61が温度を検出
すると、温度に比例したアナログ信号を発生し、これを
A/D変換器63でデジタル信号に変換しCPU53へ送る。C
PU53に送られたデジタル信号は、P−ROM54の指令によ
りRAM55に記憶している温度設定値と比較して、エアヒ
ータ18を制御する。同時にパネルコントロールI/Oイ
ンターフエース60を介して操作パネル51の乾燥温度の実
測温度を表示するために、温度表示群83の所定のLEDの
緑色を消灯させて赤色を点灯する。
したがつて棒グラフ状の温度表示群83は実測温度の設定
に対して達した部分は赤色に、未達の部分は緑色に点灯
して色分けされる。RAM55はバツテリ56で保持されてい
るため、運転の途中で電源がきれてもプログラム選択キ
ー70、ドラム回転キー77の押された状態、プログラムの
進行状態、乾燥温度の設定状態等は全て記憶しており、
電源が入つた時点で起動キー79を押すのみで、そのまま
継続運転が出来る。
(3)次にプログラム選択キー1番70aが選択されたと
きのクリーニング装置50の作用を詳しく説明する。
タンク3aからパーク溶剤4aをバルブ5aを介してポンプ
6で汲上げ、バルブ7a、フイルタ8aから成る経路または
バルブ9から成る経路によつて処理槽10にパーク溶剤4a
を必要量送り込む。
処理ドラム11を洗浄モータ44でゆつくり回し、パーク
溶剤4aを処理槽10、ボタントラツプ12、バルブ13、ポン
プ6を経てバルブ7a、フイルタ8aから成る回路(以後パ
ークフイルタ回路と言う)またはバルブ9から成る回路
(以後ポンプ回路と言う)で循環して衣料2を洗浄す
る。
処理槽10、ボタントラツプ12、バルブ13、ポンプ6、
バルブ14、蒸留器15の経路で排液し、つづいて処理ドラ
ム11が脱液モータ45により高速回転して、衣料2中のパ
ーク溶剤4aを遠心分離し同様に排液する。以上で予洗が
終了する。
次に本洗であり上記の工程を繰返す。
処理槽10、ボタントラツプ12、バルブ13、バルブ5aの
経路で溶剤タンク3aに排液し、つづいて処理ドラム11が
脱液モータ45により高速回転して衣料2中のパーク溶剤
4aを遠心分離し排液する。以上で本洗が終了する。
次に乾燥工程であり、処理ドラム11が再び洗浄モータ
44によりゆつくり回り、フアン16、エアクーラ17、エア
ヒータ18から成るリカバリエアダクト19と処理槽10の間
を矢印20の向きでエアを循環し衣料2を乾燥する。衣料
2から蒸発した溶剤ガスはエアクーラ17で凝縮し、回収
経路21を経て、逆止弁31経由で蒸留器15に入る。
乾燥が終了するとダンパ25、26が破線の如く開き、ダ
ンパ25から新鮮な空気をとり入れ、ダンパ26からエアク
ーラ17では回収できない未凝縮溶剤ガスを排気し、衣料
2中の溶剤臭を脱臭する。
前記の工程で蒸留器15に入つたパーク溶剤4aは蒸発
してコンデンサ27で凝縮回収され、蒸留器15に取付けら
れた蒸留温度検出センサ62によりコントロールされるバ
ルブ32aを介して水分離器22aに流入し、溶剤配管23aを
通つて溶剤タンク3aにもどる。
蒸留器15に取付けられた蒸留温度検出センサ62は蒸発す
る溶剤ガスの温度を検出しており、例えば70℃以下は低
沸点溶剤側のバルブ32を開けて凝縮回収された溶剤を水
分離器22に入れ、70℃以上になつたら高沸点溶剤側のバ
ルブ32aを開けて水分離器22aに入れるようにCPU53がコ
ントロールしている。
(4)プログラム選択キー3番70cが選択されたとき
は、FFプログラムであるため、前記からの説明の
中で、溶剤タンク3aを溶剤タンク3に、パーク溶剤4aを
フツ素溶剤4に、バルブ5aをバルブ5に、フイルタ8aを
フイルタ8(フツ素フイルタ回路)に、バルブ7aをバル
ブ7に、バルブ32aをバルブ32に、水分離器22aを水分離
器22に、溶剤配管23aを溶剤配管23に、それぞれ読みか
えるほかは作用は同じである。
(5)プログラム選択キー2番70bが選択されたとき
は、PFプログラムでありその作用を説明する。
前記(3),項と同じ(予洗の溶剤汲上げ) 前記(3),項と同じ(予洗の洗浄) 前記(3),項と同じ(予洗の排脱液) 溶剤タンク3からフツ素溶剤4をバルブ5を介してポ
ンプ6で汲上げ、バルブ7、フイルタ8から成る経路ま
たはバルブ9から成る経路によつて処理槽10にフツ素溶
剤4を必要量送り込む。
処理ドラム11を洗浄モータ44でゆつくり回し、フツ素
溶剤4を処理槽10、ボタントラツプ12、バルブ13、ポン
プ6を経て、バルブ7、フイルタ8から成る回路(以後
フツ素フイルタ回路と言う)またはバルブ9から成るポ
ンプ回路で循環して衣料2を洗浄する。
処理槽10、ボタントラツプ12、バルブ13、ポンプ6、
バルブ14、蒸留器15の経路で排液し、つづいて処理ドラ
ム11が脱液モータ45により高速回転して、衣料2中のフ
ツ素溶剤4を遠心分離し排液する。以上で本洗が終了す
る。
前記(3),項と同じ(乾燥工程) 前記(3),項と同じ(脱臭工程) 前記,,項の工程で蒸留器15に入つた混合溶剤
(4+4a)は、低沸点で蒸発するフツ素溶剤4がまず蒸
留され、コンデンサ27経由蒸留温度検出センサ62でコン
トロールされるバルブ32を介して水分離器22に流入し、
溶剤配管23を通つてタンク3にもどる。次に蒸留器15中
のフツ素溶剤が減少してくると徐々に高沸点で蒸発する
パーク溶剤4aの蒸留が始まり、コンデンサ27経由蒸留温
度検出センサ62でコントロールされるバルブ32aを介し
て水分離器22aに流入し、溶剤配管23aを通つてタンク3a
にもどる。
P−ROM54に記憶されている洗たくプログラムは、従来
のものと同様、洗たく時間の延長、短縮あるいは工程を
省略することが出来る。第4図に工程時間の変更及び工
程パス/復帰の操作フローチヤートを示すのでここでは
説明を省略するが、基本的には工程キー72を押してまず
操作のきつかけを作り、その後、時間アツプ、ダウン7
5、76なり工程パス/復帰82を押して、目的とする操作
を行つた後、もう一度工程キー72を押すことによつて、
洗たくプログラムの内容が変更される。これらはパネル
コントロールI/Oインターフエース60を介してCPU53
に伝わり、RAM55に情報が記憶される。工程パス/復帰
操作の変更内容はプログラム選択キー70を押し変えると
内容がクリアされてP−ROM54に記憶されている洗たく
プログラムに戻るが、工程時間の変更内容はプログラム
毎にそのままRAM55に記憶されている。
また、プログラム選択キー2番70bの洗たくプログラム
(PFプログラム)は長時間の乾燥によるケバ立ち、縮み
などの問題点を解決させる目的のプログラムのため、予
洗工程のみあるいは本洗工程のみのパス/復帰は出来な
くしている。以上は2種類の溶剤の組合せについて述べ
たが、3種類以上の溶剤についても同じ容量で扱える。
〔発明の効果〕
本発明によれば、次のような種々の秀れた効果を奏しう
るものである。
(1)1台のドライクリーナで2種類以上の溶剤を単独
または組合わせで使用できるから、ほとんどの衣料素
材、加工、形態に対して最適な洗浄方法が選択できるよ
うになり洗浄に係わる衣料事故を大幅に減らすことが可
能となる他、省スペース、資金、設備容量、メンテナン
スなどあらゆる面で大きな利点を有する。
(2)PFプログラム、FFプログラムを使用すれば、乾燥
時間の大幅な短縮と、タンブリングによる衣料への悪影
響が軽減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示す制御ブロツク
図、第2図は第1図における操作パネルの一例を示す
図、第3図は本発明の一実施例を示すクリーニング装置
のシステム図、第4図は操作パネルの工程時間変更及び
工程パス/復帰操作のフローチヤートを示す図、第5図
は自動運転のフローチヤートを示す図、第6図は従来例
を説明するためのクリーニング装置のシステム図、第7
図は従来例を説明するための制御ブロツク図、第8図は
従来例を説明するための操作パネル図である。 3,3a……タンク、10……処理槽、15……蒸留器、27……
コンデンサ、22,22a……水分離器、8,8a……フイルタ、
52……制御装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2種類以上の互いに溶解性を有する溶剤を
    各々専用で収納できるタンクと、1つの処理槽及び2種
    以上の溶剤を分別蒸留回収するための分留装置、各々の
    溶剤専用のフィルタによって主要部を構成するドライク
    リーナにおいて、本機の制御の中心である電子回路から
    なる中央制御装置にあらかじめ単一溶剤で洗浄する洗た
    くプログラムと二種類以上の溶剤で洗浄する洗たくプロ
    グラムとの各種洗たくプログラムを記憶させ、操作パネ
    ルに配設したプログラム選択キーで衣料の素材、加工、
    形態に応じた最適な洗浄プログラムを選択できるように
    すると共に、上記プログラムの内容を任意に変更しうる
    操作部を備えてなることを特徴とするドライクリーニン
    グ装置の制御装置。
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