JPH0667129B2 - 充電回路 - Google Patents

充電回路

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JPH0667129B2
JPH0667129B2 JP28549385A JP28549385A JPH0667129B2 JP H0667129 B2 JPH0667129 B2 JP H0667129B2 JP 28549385 A JP28549385 A JP 28549385A JP 28549385 A JP28549385 A JP 28549385A JP H0667129 B2 JPH0667129 B2 JP H0667129B2
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resistor
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JP28549385A
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幹弘 山下
薫 古川
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は100V〜240Vの商用電源に対して適用され、蓄電
池を充電するための充電回路に関する。
(背景技術) 充電式の電気機器等にあっては蓄電池の充電を行ってい
る最中に負荷への電力供給を行わせたいことがあるが、
充電回路の出力電流が負荷電流と同等あるいは負荷電流
より小さい場合には、蓄電池の充電も負荷への電力供給
も充分に行えなくなる不都合がある。
第7図はそのような場合に対処すべく本出願人により特
開昭58−99229号において提案された充電回路であり、
リンギングチョークコンバータ型の充電回路におけるト
ランスTの1次電流を検出する抵抗R2の両端に、負荷RL
への電力供給を行うスイッチSW′と連動したスイッチS
W″を介して抵抗R2′を接続し、負荷RLへ電力供給する
場合に電流検出用抵抗の値を小さくしてピーク値制御回
路を構成するトランジスタQ2が動作する際の1次電流の
値を増大させ、2次巻線L2から放出される出力電流を増
大するようにしていた。
ところで、第7図の如くトランスTの1次電流のピーク
値を制御するものにあっては、整流器DB,コンデンサC1
で整流・平滑された電圧が直流に近いものであれば、商
用電源ACの電圧が100V〜240Vのような広範囲で変動して
も蓄電池B側へ出力される電流の平均値は一定に保たれ
るが、コンデンサC1に大容量のものを用いることはスペ
ース,コストの点で困難なため、現実にはリンギングチ
ョークコンバータに入力される電圧は脈流波形となり、
そのため、商用電源ACの電圧が大きいほど蓄電池B側へ
出力される電流の平均値が大きくなっていってしまう。
これは、脈流波形の電圧の低い期間においてはトランス
Tの1次電流がピーク値制御回路を動作させる値に達し
ないため、この期間においては出力電流も所定の値より
も小さく、そして、商用電源ACの電圧によりその期間が
全期間に占める割合が異なるからである。
そのため、100V地域および240V地域において同等の充電
電流を得るには第8図に示すように自動電圧制御回路3
を設けた回路が用いられる。なお、1はリンギングチョ
ークコンバータ、2はピーク値制御回路である。しかし
て、自動電圧制御回路3はトランスTの3次巻線L3に発
生する電圧が商用電源ACの電圧に比例することを利用
し、その電圧がツェナーダイオードZD2のツェナー電圧
よりも大きくなった際にダイオードD1,抵抗R5,R4を介し
て電流検出用の抵抗R2に電流を供給して電圧を高め、商
用電源ACの電圧上昇による充電電流の増加を補正するよ
うにしている。なお、この場合の入力電圧と出力電流と
の関係は第9図のaの如くなる。
ところで、第8図の充電回路において第7図と同様に負
荷の接続に応動して出力電流の増加を図りたい場合、第
7図の原理と同様に電流検出用の抵抗R2と並列にスイッ
チSW″を介して抵抗R2′を接続することが考えられる
が、この場合、自動電圧制御回路3のツェナーダイオー
ドZD2が導通を始める商用電源電圧に差が出てしまい、
高出力時に第9図のaの如く正常な特性を有していたも
のが、低出力に切換えると、bの如き特性となってしま
い自動電圧制御回路3の機能を失ってしまうことにな
る。
(発明の目的) 本発明は上記の点に鑑み提案されたものであり、自動電
圧制御回路を備えたリンギングチョークコンバータ型の
充電回路の出力電流を、自動電圧制御回路の機能を損な
うことなく一定の量だけ増加することのできる回路を提
供することを目的としている。
(発明の開示) 以下、実施例を示す図面に沿って本発明を詳述する。
第1図は本発明の一実施例を示したものである。図にお
いて構成を説明すると、商用電源ACを整流する整流器DB
の出力端にトランスTの1次巻線L1,スイッチングトラ
ンジスタQ1,電流検出用の抵抗R2,蓄電池Bの直列回路が
接続されると共に、スイッチングトランジスタQ1のベー
スと蓄電池Bの正極との間にトランスTの3次巻線L3,
コンデンサC2,抵抗R3の直列回路が接続され、蓄電池B
の両端にトランスTの2次巻線L2,ダイオードD0の直列
回路が接続されている。また、起動用の抵抗R1が整流器
DBの正側出力端とスイッチングトランジスタQ1のベース
との間に接続されている。なお、トランスTとその巻線
L1,L2,L3およびスイッチングトランジスタQ1等によりリ
ンギングチョークコンバータ1が構成されている。
一方、スイッチングトランジスタQ1のベースと蓄電池B
の負極との間にトランジスタQ2が接続されると共に、抵
抗R2,蓄電池Bの直列回路と並列に抵抗R4,ツェナーダイ
オードZD12,抵抗R7の直列回路が接続され、ツェナーダ
イオードZD12,抵抗R7の接続点がトランジスタQ2のベー
スに接続されている。また、抵抗R4,ツェナーダイオー
ドZD12の接続点にツェナーダイオードZD11の一端が、蓄
電池Bの負極に抵抗R6の一端が夫々接続され、ツェナー
ダイオードZD11の他端と抵抗R6の他端とトランジスタQ2
のベースとが切換スイッチSWの3つの端子に夫々接続さ
れている。なお、切換スイッチSWは3つの端子が互いに
非接触の状態と全てが接触する状態とが切り換えられる
ものであり、切換スイッチSWのオフが高出力状態に対応
し、オンが低出力状態に対応している。また、ツェナー
ダイオードZD11のツェナー電圧はツェナーダイオードZD
12のツェナー電圧よりも小さな値に選ばれている。な
お、トランジスタQ2およびツェナーダイオードZD12,ZD
11等によりピーク値制御回路2が構成されている。
また、トランスTの3次巻線L3,コンデンサC2の接続点
とツェナーダイオードZD12,抵抗R4の接続点との間には
ツェナーダイオードZD2,ダイオードD1,抵抗R5の直列回
路が接続され、これらにより自動電圧制御回路3が構成
されている。
以下、動作について説明する。商用電源ACは整流器DBに
て整流され、抵抗R1を介してスイッチングトランジスタ
Q1のベースに印加される。これによりスイッチングトラ
ンジスタQ1が能動状態となり、トランスTの1次巻線L1
に電流が流れる。ここで、トランスTの1次巻線L1と3
次巻線L3とは電磁的に結合するように巻回されているた
め、1次巻線L1に電流が流れることにより3次巻線L3
電圧が誘起される。この誘起電圧はスイッチングトラン
ジスタQ1のベースに正帰還をかけるような極性となって
いるため、スイッチングトランジスタQ1は急速に飽和状
態に達してオン状態となる。そして、スイッチングトラ
ンジスタQ1のコレクタ電流は1次巻線L1のインダクタン
ス分の働きで直線的に増加する。スイッチングトランジ
スタQ1のコレクタ電流が増加すると電流検出用の抵抗R2
の電圧降下が大きくなり、ピーク値制御回路2のツェナ
ーダイオード(ZD11もしくはZD12)のツェナー電圧を越
えるとトランジスタQ2がオンしてスイッチングトランジ
スタQ1のベース電流をバイパスしてオフせしめる。する
と、1次巻線L1に流れる電流が急速に減少することから
3次巻線L3に発生する電圧の極性が反転し、スイッチン
グトランジスタQ1はオフ状態を維持する。このとき、ト
ランスTの2次巻線L2にはダイオードD0が導通する方向
に電圧が誘起し、ダイオードD0を介して蓄電池Bに充電
電流が流れる。そして、2次巻線L2に誘起する電圧が蓄
電池Bの電圧より低くなると充電が停止する。すると、
残留エネルギにより1次巻線L1および3次巻線L3の極性
が反転し、起動用の抵抗R1の働きによりスイッチングト
ランジスタQ1は再び上述の動作を繰り返し、蓄電池Bを
充電して行くものである。
一方、自動電圧制御回路3ではスイッチングトランジス
タQ3がオンした時には3次巻線L3に図中のドットが付し
てある方向に入力電圧に比例した電圧が誘起される。い
ま、入力電圧が低い時、3次巻線L3に誘起する電圧はツ
ェナーダイオードZD2のツェナー電圧より低いのでツェ
ナーダイオードZD2には電流は流れず、自動電圧制御回
路3は働かないため上述の発振動作が行われる。次に入
力電圧が高い時、3次巻線L3に誘起する電圧によりツェ
ナーダイオードZD2,ダイオードD1,抵抗R5,R4,R2を介し
て電流が流れる。すると、抵抗R2,R4の両端に電圧降下
を生じ、この電圧とスイッチングトランジスタQ1のコレ
クタ電流による抵抗R2の電圧降下の和がツェナーダイオ
ードZD11またはツェナーダイオードZD12のツェナー電圧
を越えた時にピーク値制御回路2が動作する。
しかして、本発明では切換スイッチSWをオンした際には
ツェナーダイオードZD11を抵抗R4,R5の接続点電圧が上
回った際にピーク値制御回路2が動作し、また、切換ス
イッチSWをオフした際にはツェナーダイオードZD12を抵
抗R4,R5の接続点電圧が上回った際にピーク値制御回路
2が動作するようにしているので、スイッチングトラン
ジスタQ1のコレクタ電流のピーク値を自動電圧制御回路
3の制御量と共に変化でき、そのため、自動電圧制御回
路3が動作している時および動作していない時の両方に
おいて一定の出力電流の増加を図ることができる。な
お、第2図は入力電圧に対する出力電流の関係を示した
ものであり、高出力時の特性aと低出力時の特性bとが
同じ変化特性となり、一定幅の電流増加を行うことがで
きる。
なお、第1図においてスイッチングトランジスタQ1のエ
ミッタと直列に接続されている抵抗R0は、入力電圧が12
V程度の低い値の場合における充電電流を低下させるた
めのものであり、第3図に示すように抵抗R0を設けない
場合の特性cに比べてdの如く低下せしめることがで
き、自動車のバッテリー等から長時間充電(40mA程度の
充電電流)を行う場合等に都合がよい。なお、第4図は
スイッチングトランジスタQ1のコレクタ・エミッタ間電
圧VCEと3次巻線L3の誘起電圧VL3とスイッチングトラン
ジスタQ1のベース電流IBの波形を示したものであるが、
上記の効果は抵抗R0を設けない場合の波形(イ)に比べ
(ロ)に示すようにベース電流IBが小さくなることによ
るものである。
次に、第5図は他の実施例を示したものであり、第1図
におけるツェナーダイオードZD11を複数のダイオードD
11〜D13で置き換えたものである。すなわち、ダイオー
ドの順方向電圧は0.6V程度であるため、これを必要な数
だけ直列接続して所定のブレーク電圧をもった定電圧素
子として動作させることができる。
次に、第6図は更に他の実施例を示したものであり、ピ
ーク値制御回路2内のツェナーダイオードをZD11〜ZD13
の3個とし、切換スイッチSWにより選択できるようにし
たものである。なお、ツェナーダイオードの個数は図示
のものに限られないことは言うまでもない。しかして、
この実施例によれば出力電流の増加幅をいろいろに設定
でき、用途が広がる利点がある。
(発明の効果) 以上のように本発明にあっては、トランスの1次電流の
ピーク値を制御するピーク値制御回路と、入力電圧に応
じて前記ピーク値制御回路の設定値に補正を与える自動
電圧制御回路とを備えてなるリンギングチョークコンバ
ータ型の充電回路において、前記ピーク値制御回路もし
くは自動電圧制御回路内の定電圧素子を複数として切換
可能としたので、自動電圧制御回路の機能を損なうこと
なく一定の量だけ充電電流の増加を行うようにすること
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の充電回路の一実施例を示す回路構成
図、第2図ないし第4図はその動作説明図、第5図およ
び第6図は夫々他の実施例を示す回路構成図、第7図お
よび第8図は従来の充電回路の回路構成図、第9図はそ
の動作説明図である。 1……リンギングチョークコンバータ、2……ピーク値
制御回路、3……自動電圧制御回路、Q1……スイッチン
グトランジスタ、ZD11,ZD12,ZD13……ツェナーダイオー
ド、SW……切換スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トランスの1次電流のピーク値を制御する
    トランスの1次電流が所定値に達した時に導通する定電
    圧素子及び該定電圧素子に流れる電流にてバイアスされ
    るスイッチング手段にて構成され、上記スイッチング手
    段の導通にて充電回路の発振を停止させるピーク値制御
    回路と、入力電圧に応じて前記ピーク値制御回路の設定
    値に補正を与える1時巻線と電磁結合された検出巻線及
    び該検出巻線に誘起された電圧が所定電圧に達した時に
    導通する定電圧素子で構成され、上記定電圧素子の導通
    でピーク値制御回路を駆動する自動電圧制御回路とを備
    えてなるリンギングチョークコンバータ型の充電回路に
    おいて、前記ピーク値制御回路内の定電圧素子は導通電
    圧の異なる複数を設けて切換可能とし、充電電流の増加
    を行うことを特徴とする充電回路。
  2. 【請求項2】定電圧素子としてツェナーダイオードを用
    いてなる特許請求の範囲第1項記載の充電回路。
JP28549385A 1985-12-20 1985-12-20 充電回路 Expired - Lifetime JPH0667129B2 (ja)

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