JPS6327210Y2 - - Google Patents

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JPS6327210Y2
JPS6327210Y2 JP1984177661U JP17766184U JPS6327210Y2 JP S6327210 Y2 JPS6327210 Y2 JP S6327210Y2 JP 1984177661 U JP1984177661 U JP 1984177661U JP 17766184 U JP17766184 U JP 17766184U JP S6327210 Y2 JPS6327210 Y2 JP S6327210Y2
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output voltage
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M3/00Conversion of dc power input into dc power output
    • H02M3/22Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac
    • H02M3/24Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters
    • H02M3/28Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac
    • H02M3/325Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal
    • H02M3/335Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only
    • H02M3/337Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only in push-pull configuration
    • H02M3/3376Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only in push-pull configuration with automatic control of output voltage or current
    • H02M3/3378Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only in push-pull configuration with automatic control of output voltage or current in a push-pull configuration of the parallel type
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F1/00Automatic systems in which deviations of an electric quantity from one or more predetermined values are detected at the output of the system and fed back to a device within the system to restore the detected quantity to its predetermined value or values, i.e. retroactive systems
    • G05F1/10Regulating voltage or current
    • G05F1/12Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is ac
    • G05F1/14Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is ac using tap transformers or tap changing inductors as final control devices
    • G05F1/16Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is ac using tap transformers or tap changing inductors as final control devices combined with discharge tubes or semiconductor devices
    • G05F1/20Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is ac using tap transformers or tap changing inductors as final control devices combined with discharge tubes or semiconductor devices semiconductor devices only
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P13/00Arrangements for controlling transformers, reactors or choke coils, for the purpose of obtaining a desired output
    • H02P13/06Arrangements for controlling transformers, reactors or choke coils, for the purpose of obtaining a desired output by tap-changing; by rearranging interconnections of windings

Description

【考案の詳細な説明】
本考案は入力交流電源より、制御された大きさ
をもつ直流電圧又は電流を供給する電源装置に係
り、特に最大定格出力電力の範囲内で、種々の組
合せで出力電圧と出力電流を供給する電源装置に
関する。 このような電源装置は、所望の大きさの交流電
圧を与える電源変圧器、交流電圧を直流電圧に変
換して該直流電圧をフイルタ又はコンデンサに与
える整流回路および直流電圧又は電流を選択値に
維持する安定化回路を含んでいる。また安定化回
路中で発生する熱を放散するために放熱体を必要
とする。 従来、このような電源装置は1個の定格最大電
圧Vγまでのある電圧と定格最大電流Iγまでのあ
る電流との結合状態を提供しうるものであるが、
最大定格出力電力Vγ・IγはVγ,Iγの一点でのみ
生ずる(例えばVγ=20V・Iγ=10Aとすると
20x10=200Wの一点のみ)。しかし実際の使用に
おいては、比較的大きな電圧又は電流まで装置が
動作しうるのを必要とする。また従来装置では、
電源トランス中に完全に分離した複数個の二次巻
線とそれに付随したフイルタコンデンサを必要と
し、それにより依然として寸法が大でまた価格が
高い欠点があつた。 本考案によれば、多数の最大定格出力電力点を
もち、その範囲内で出力電圧と出力(負荷)電流
の多数の組合せでもつて出力することができる。
定格出力電圧は負荷電流の値に応じて増減され
る。負荷電流が増大すると出力電圧を小さく、負
荷電流が小さくなると出力電圧を大きくすること
ができる。例えば、出力電力を200Wとすれば
50V×4Aの点から20V×10Aの点に至る範囲内で
出力電圧と出力電流の多数の組合せで出力でき
る。一実施例によれば、出力特性は4個の動作領
域に分割され、各領域への変化は変圧器の巻数比
を変化させて行なわれる。 安定化回路中の発生熱が放熱体の放熱能力を超
えるような値に負荷電流が増大すると、電源変圧
器の巻数比が減少される。これにより、I2Rに基
づく電源変圧器中の熱損失はほぼ一定に維持さ
れ、それにより変圧器の寸法を小さくできる。 ある値の負荷電流において変圧器の巻数比を変
化させると電源変圧器の寸法を小さくし価格を下
げることができ、また出力電圧が与えられたしき
い値以上になるまで変圧器の巻数比を最小値に維
持することによつて放熱体の寸法を小さくし価格
を下げることができる。これにより、放熱体によ
り消費されないで負荷中で消費される既知量の電
力が存在し、よつて放熱体の寸法を小さくし価格
を下げることができる。 本考案による電源装置においては、巻数比は入
力交流電圧の各半サイクルの期間中に一度だけ変
化されるので、変化した状態への調整を急速に行
うことができる。以下図面を用いて本考案を説明
する。 第1図は本考案による電源装置のブロツク図
で、この場合、変圧器の巻数比は2個の異なるレ
ベルの負荷電流と1個のレベルの負荷電圧におい
て変化される。電源装置は電源変圧器10,整流
回路12、フイルタキヤパシタ14、直列制御回
路16、電流監視抵抗器18、出力端子20,2
2および制御回路24を含む。制御回路24は定
電圧又は定電流動作をうるために直列制御回路1
6に電圧を与えるものである。制御回路24は帰
還回路を有する通常の電圧・電流制御回路であ
り、直列制御回路16を制御し、所望の出力電
圧、電流を得ることができる。 第2図は第1図および第3図に示した電源装置
の動作特性を示した特性線図である。電源装置の
定格出力は曲線26で示されている。50Vの出力
電圧は出力電流が4Aになるまで一定に維持され
る。この点より、出力電流が10A(最大値)、出力
電圧が20Vになるまで定格出力電力は200ワツト
の一定電力を与える双曲線に追従する。即ち、
20V,50V間の曲線26で示される200W境界ま
であらゆる電圧・電流の組合せで出力できる。 直列制御回路16、電流監視抵抗器18に生ず
る飽和電圧や、フイルタコンデンサ14が整流回
路12を介して充電され、出力端子20,22に
接続された負荷により放電される場合に該コンデ
ンサに生ずる瞬時最小リツプル値を考慮すると、
定格電圧を発生するには、フイルタコンデンサ1
4に生ずる平均電圧はいく分大きくなければなら
ない(曲線28)。放熱体30は最悪条件の下で
直列制御回路16中に発生した熱を放散できなけ
ればならない。前記最悪条件とは変圧器10に印
加される入力交流電圧が大きく、そして出力端子
20,22間が短絡されたときである。放熱体3
0の実効放熱能力はワツトに変換すると、双曲線
32で表わされる。放熱体30の放熱能力は電源
装置の出力電力よりも大きい。何故ならば、前者
は入力交流電圧の高電圧状態により定まり、後者
は入力交流電圧の低電圧状態により定まるからで
ある。 一実施例において、コンデンサ14を充電する
ために印加される電圧は出力電流と入力交流電圧
との関数として変化される。また他の実施例にお
いて、出力電流、入力交流電圧および出力電圧の
関数として変化される。第1図、第3図および第
2図に示されている構成は後者のものである。あ
らゆる場合において、入力低交流電圧において定
格電圧を供給するためにコンデンサ14の平均電
圧は常に曲線28の上にある必要がある。そして
且つ平均電圧は放熱体30の放熱能力を越えるこ
とにより直列制御回路16が破壊しないように曲
線32の下にある必要がある。 この条件を前提として、電源装置の各部の詳細
を述べる前に全体の動作を説明する。所望の出力
電圧は例えば制御回路24中の抵抗器を手動で制
御することにより調整される。出力電圧が曲線
(破線)34によつて表わされる電圧よりも小さ
いとき、コンデンサ14に印加される電圧は負荷
電流の大きさには無関係に最小値に維持される。
しかしながら、出力電圧が曲線34で示される値
をいつたん越えると、コンデンサ14に印加され
る電圧は中間の低値に増大され、そして負荷電流
がさらに減少するにつれてその点よりさらに増大
される。階段波形36は最も低い入力交流電圧
(例えば電源電圧の変動による)における動作を
示している。出力電流が減少して9.1Aに達する
と、電圧は中間の高値に高められる。そして電流
がさらに減少して約5.6Aになると電圧はその最
高値に上昇される。点を施した階段波38は高入
力交流電圧状態の下での動作を示している。この
場合には、電圧の増大はより小さな電流において
生じる。即ち、9.1Aではなく6.2Aで、5.6Aでは
なくて4.2Aで生ずる。しかしながら、どちらの
階段波の最低部も曲線28の上部にあり、そして
最上部は曲線32の下にある。 第1図に示した電源装置を、説明のために2個
の部分に分割する。即ち、フイルタコンデンサ1
4に印加される電圧を実際に変化させる手段と該
手段を制御する回路とに分割する。 電圧変化手段は電源変圧器10と整流回路12
とを含む。電源変圧器10は一次巻線40と二次
巻線42とを有する。二次巻線42は、中間タツ
プ44,46によつて、29ターンの中間部分
M、35ターンの上部分Tおよび16ターンの低部分
Bに分割される。整流回路12は直列接続された
複数個のダイオード対を含む。タツプ44はダイ
オード52と54との結合部に接続され、タツプ
46はダイオード56,58の結合部に接続され
る。トライアツクT1は二次巻線42の上端部6
4をダイオード48と50との結合部に接続し、
トライアツクT2は二次巻線42の下端部66を
ダイオード60,62の結合部に接続する。フイ
ルタコンデンサ14はダイオード対48〜62に
接続される。 T1,T2どちらも導通していないとき、二次巻
線42の中間部分Mのみが付勢され、そしてダイ
オード52,54,56,58は全波整流回路を
形成し、フイルタコンデンサ14に直流充電電流
を与える。T1が導通し、T2が非導通であると、
中間部分Mと上部分Tとにより生ずる電圧が整流
される。正の半サイクルの間、電流は点64から
ダイオード50、コンデンサ14、ダイオード6
8、ダイオード56を介してタツプ46に流れ
る。このとき他のすべてのダイオードは非導通状
態にある。負の半サイクルの間、電流はタツプ4
6からダイオード58、コンデンサ14、ダイオ
ード68、ダイオード48を介して流れる。 同様に、T2が導通しているときには中間部分
Mと低部分Bとに生ずる電圧に対して整流回路が
形成され、またT1,T2の両方が導通していると
きには全二次巻線に生ずる電圧に対する全波整流
回路が形成される。上記したことは下表で表わさ
れる。
【表】 T1,T2の動作を制御する回路は、入力交流電
圧の大きさを示すために必要な約20Vの制御され
ていない電圧と基準となる約5Vの制御された電
圧とを必要とする。変圧器10は三次巻線72を
有し、その両端部はダイオード76,78によつ
て負荷抵抗器74の一方の端部に接続される。抵
抗器74の他方の端部は該抵抗器74の両端子間
に全波整流された電圧を発生させるために中間タ
ツプ80に接続される。直列接続されたフイルタ
コンデンサ81と隔離ダイオード82とは抵抗器
74に並列接続される。コンデンサ81とダイオ
ード82との結合点は線路84に接続され制御さ
れていない電圧を与える。また、コンデンサ81
の他方の端部は電流監視抵抗器18の入力側に接
続される。前記入力側は基準点として動作する。
直列制御トランジスタ16のベース104は抵抗
器106を介して制御されていない電圧を与える
線路84に接続される。 この構成により、ベース駆動電流は電流監視抵
抗器18を介して流れない、したがつて定電流の
正確な制御も乱さない。即ち、流れている負荷電
流の大きさを示すのに使用されるのは抵抗器18
の両端子間電圧となる。制御されたバイアス電圧
Rvは、線路84から制御されていない電圧を受
信する86に示したような周知の適当な電圧制御
手段によつて得られる。図示されていないが、電
圧Rvはここで述べる各回路のバイアス電圧とし
て用いられる。 T1またはT2が付勢される以前においては、出
力端子20,22間の電圧は第2図の曲線34の
下にある。このことは、出力電圧が曲線34で表
わされる電圧以下のときには低電圧を発生し、以
上のときには高電圧を発生する電圧決定回路Uに
よつて達成される。抵抗器108と110は出力
端子20,22間に直列接続され、出力電圧の約
10%が抵抗器108の両端子間に生ずるようにさ
れる。 これらの抵抗器の結合部112は抵抗器114
を介して演算増幅器U1の反転入力端子に接続さ
れる。反転入力端子または抵抗器116を介して
制御された電圧Rvを与える線路88に接続され
る。非反転入力端子は抵抗器126を介して抵抗
器118と120との結合部に接続されて、バイ
アスされる。これらのバイアスは、負荷電流が零
の状態で、出力端子20,22間の出力電圧が約
17Vになるまで増幅器U1の出力端子121の信
号が低電圧状態にあるように定められる。この約
17Vを越えると、出力信号は122で示したよう
に高電圧状態に変化する。 電流監視抵抗器18を介して流れる負荷電流は
抵抗器108の両端子間電圧に付加される極性の
電圧を発生し(抵抗器108,110は抵抗器2
28等を介してバイアス電圧Rvに接続されると
共に、出力電圧が表われる)、その結果負荷電流
が増大すると、U1の出力信号の状態を変化させ
るのに必要とされる出力電圧を減少させる。 ダイオード124は抵抗器114と116との
結合部と、抵抗器118と120との結合部との
間に接続され、出力電圧が曲線34で示される値
以上になるときクランプ動作をし、U1の入力端
子を保護する。抵抗器126は抵抗器118と1
20の結合部とU1の非反転入力端子との間に接
続され、インピーダンス整合を行う。抵抗器11
8と120との結合部と出力端子121との間に
接続された抵抗器128はヒステリシスを与え
る。その結果、出力端子20,22間の出力電圧
が曲線34で示される電圧に等しいときU1の出
力は繰り返して変化しなくなる。出力端子121
はモノマルチバイブレータ134の入力端子13
2に接続される。出力端子121の出力信号が低
電圧状態のときにはT1,T2は付勢されず、また
高電圧状態のときには負荷電流の値に依存して
T1,T2の両方又は一方が付勢される。 負荷電流と負荷電圧が急激に変化しても、入力
交流電圧の半サイクルの期間中でも、該負荷電
流、電圧の大きさによつて定まるあるトライアツ
クを付勢できることが望ましい。選択された二次
巻線をできるかぎり長期間付勢するために、トラ
イアツクは各半サイクルの初期近傍で付勢されね
ばならない。このことは、抵抗器74の一方の端
子に生ずる全波整流されたがろ波されていない電
圧を線路136,抵抗器138を介して演算増幅
器U2の非反転入力端子に印加し、且つ抵抗器1
40,142の結合点を反転入力端子に接続する
ことにより達成される。U2の非反転入力端子に
印加される電圧はグラフ146中の曲線144に
より示されている。非反転入力端子に印加された
電圧が反転入力端子に印加されたバイアス電圧を
越えるとき、U2の出力信号は矢印148で示さ
れているように低電圧から高電圧に変化する。そ
してまたバイアス電圧以下になると低電圧にな
る。 U2の出力信号は2個のカツプ150をまたが
る負部分154をもつ方形波152により示され
る。U2の出力信号は時刻t1において低電圧から高
電圧に変化する。入力交流電圧が大きくなればな
るほど、t1の時刻は早くなる。ダイオード156
はU2の両入力端子間に接続され、入力電圧14
4が抵抗器140と142との結合部の電圧以上
になると該入力電圧をクランプする。抵抗器15
8はU2の出力端子と基準電圧Rvを与える線路8
8との間に接続される。ナンドゲートG1の両入
力端子はU2の出力端子に接続されてインバータ
として動作し、波形152で示した信号と反対極
性をもつ波形159の信号を送出する。G1の出
力信号はマルチバイブレータ134の負トリガ入
力端子に印加される。マルチバイブレータ134
は時刻t1で生ずる負方向パルスの前縁に応答し、
正パルスを発生する。しかしながら、マルチバイ
ブレータ134は時刻t1で生ずる波形159の低
電圧状態入力と、122で示した電圧決定回路U
の高電圧状態出力との積をとり、それにより時刻
t1において正パルス160を発生する。よつて、
パルス160の発生タイミングはU2に関連した
回路によつて決定される。しかしながら、パルス
160は出力電圧が曲線34で示された電圧(U
に関連した回路で定められる)を越えないときに
は全く発生されない。このパルスはトライアツク
T1,T2を付勢するために使用される。T1,T2
付勢する回路についてはT1,T2の結合を選択す
るために使用する信号を発生する回路について述
べた後に説明する。 次にトライアツクT1,T2を選択する回路につ
いて説明する。この動作をよく理解するために第
2図のグラフを再び参照する。右方向で且つ下向
きに傾斜し、そして互に接近した複数個の対曲線
は、二次巻線42の種々の巻線の結合により得ら
れる電圧が、負荷電流が増大して二次巻線中の
IR(負荷電流×巻線の抵抗値)降下が増大するに
つれて減少することを示している。各対におい
て、上部曲線はフイルタコンデンサ14に生ずる
平均電圧を示し、下部曲線はリツプル電圧の瞬時
最小値における該コンデンサ14の電圧を示して
いる。そして各巻線状態M+T+B、M+T、M
+B、Mにおける上部の対曲線は入力交流電圧が
仕様最大電圧にあるときの電圧−電流関係を示
し、下部の対曲線は入力交流電圧が仕様最小電圧
にあるときの電圧−電流関係を示している。 電流決定回路Id1の機能はすべての二次巻線が
付勢されるようにトライアツクT1,T2の両方を
付勢するために、または二次巻線のうちMとTが
付勢されるようにT1を付勢するために用いられ
る信号を発生することである。このことは、負荷
電流が予定値よりも小さいか大きいかによつて定
まる。該予定値は、入力交流電圧が仕様最大電圧
にあるときには(ステツプ38=高電圧状態)、垂
直線部分198によつて示される約4.2Aであり、
仕様最小電圧にあるときには(ステツプ36=低
電圧状態)、垂直線部分200によつて示される
約5.5Aである。 Id1回路は抵抗器202と204との結合部に
接続された非反転入力端子をもつ演算増幅器U3
を含む。抵抗器202,204は制御されていな
い電圧を与える線路84と基準端子との間に直列
接続される。前記基準端子は電流監視抵抗器18
の入力側である。U3の反転入力端子は電位差計
206のタツプに接続される。電位差計206は
制御された電圧Rvを与える線路88と抵抗器1
8の出力端子211との間に接続された抵抗器2
08,210に直列接続される。 出力電流が予定値以下に減少すると、U3の出
力は負に変化する。次にその予定値が入力交流電
圧の変化に応じて前述したように変化することを
述べる。 入力交流電圧が減少すると、線路84の制御さ
れていない電圧が減少し、U3の非反転入力端子
の電圧が下る。したがつて、U3の反転入力端子
を同一電位にするには抵抗器18を介してより大
きな負荷電流を流しうるからである。この場合、
U3の出力信号は212で示したように変化する。
U3の出力信号が変化する負荷電流および入力交
流電圧の絶対値は種々の抵抗器の抵抗値を適当に
選択することによつて所望の値に調整できる。
U3の出力端子とその非反転入力端子との間に接
続された抵抗器213はヒステリシスを与える。
電流決定回路Id2の機能はトライアツクT1を付勢
して二次巻線のうちMとTを付勢するか、または
トライアツクT2を付勢して二次巻線のうちMと
Bを付勢するかを制御するために使用される信号
を発生することである。この制御は負荷電流が予
定値よりも小さいか大きいかに依存する。該予定
値は、入力交流電圧が仕様最大電圧にあるときに
は垂直線218によつて示されている約6.3Aで
あり、仕様最小電圧にあるときには垂直線216
によつて示される約9.2Aである。 Id2において、負荷電流が電流決定値以上にな
ると、演算増幅器U4の出力信号は218で示し
たように高電圧から低電圧状態になる。U4の反
転入力端子は抵抗器220,222の結合点に接
続される。そして抵抗器220,222の直列回
路は線路84と基準端子との間に接続される。非
反転入力端子は電位差計224のタツプに接続さ
れる。電位差計224は線路88(制御された電
圧Rvを与える)と抵抗器18の出力端211間
に接続された抵抗器226,228に直列接続さ
れる。U4の出力端子と非反転入力端子との間に
接続された抵抗器223はヒステリシスを与え
る。なお、抵抗器220の一端は制御されていな
い電圧を与える線路84に接続されているので、
予定値は入力交流電圧に応じて変化する。 トライアツクT1,T2に対する付勢回路F1,F2
は同一であり、対応する部分には同一番号を付
し、そしてF2にはダツシユを付した。PNPトラ
ンジスタ227のエミツタは線路88に、コレク
タは抵抗器228,230を介して基準端子に接
続される。コンデンサ232と抵抗器234との
直列回路は線路84と基準端子との間に接続され
る。パルストランスの一次巻線235と電流制限
抵抗器236との直列回路の一方の端子は抵抗器
234とコンデンサ232との結合点に、そして
他方の端子はトランジスタ238のコレクタに接
続される。エミツタは基準端子に接続される。ベ
ース239は抵抗器228と230との結合点に
接続される。コンデンサ232は電圧Uvまで充
電される。トランジスタ227のベース電極24
0に負電圧が印加されると、それは導通し、抵抗
器228,230の結合部に正電圧を発生する。
その正電圧はトランジスタ238のベース電極2
39に印加されて該トランジスタ238は飽和
し、コンデンサ232の充電々荷は一次巻線23
5を介して急速に放電する。トランジスタ238
がオフになろうとするとき、パルストランスのコ
アをリセツトするために、コンデンサ242は一
次巻線235のインダクタと共振する。一次巻線
235を介してコンデンサ232の電荷が放電す
ると、二次巻線244中に電圧パルスが発生す
る。二次巻線244はダイオード246と電流制
限抵抗器248とに直列接続され、そして抵抗器
248の他方の端子はトライアツクT1のゲート
250に、二次巻線244の他方の端子は主電極
251にそれぞれ接続される。前記パルスの発生
は、入力交流電圧の各半サイクルの初期近傍で発
生するように、マルチバイブレータ134の出力
パルス160により制御される。回路256,2
58,260はコンデンサと抵抗器との直列回路
より成り、二次巻線M,B,Tにそれぞれ並列接
続され、T1,T2にかかる電圧の変化を制限し、
またダイオードによる整流作用によつて発生され
るかもしれない高周波信号による干渉をなくす。
Id1,Id2の出力信号はナンドゲートG1の両入力端
子に印加される。Id2の出力信号はまたナンドゲ
ートG2の一方の入力端子に、G1の出力信号はナ
ンドゲートG3の一方の入力端子に印加される。
マルチバイブレータ134の出力信号はG2,G3
の他方の入力端子に印加される。 次にトライアツクT1,T2の付勢動作について
説明する。出力電圧が第2図の曲線34以下にあ
ると、マルチバイブレータ134はパルス160
を発生しない。この状態においては、トライアツ
クT1とT2は付勢されず、二次巻線42の中間部
分Mのみが付勢状態となる。T1またはT2を付勢
するためには、ゲートG2またはG3からの負出力
信号を必要とする。そしてそのためにはこれらゲ
ートは2個の正入力信号を必要とする。各ゲート
G2,G3がマルチバイブレータ134から負信号
を受信することはそれらの出力は正となり、トラ
イアツクは付勢されない。 ところで、もし出力電圧が第2図の曲線34に
よつて表わされる電圧以上に上昇し、そして負荷
電流が最大値近くになると(設定または負荷の変
化による)、トライアツクT2が付勢され二次巻線
のうちMとBの部分が付勢される。正出力パルス
160はゲートG2,G3の各一方の入力端に印加
される。出力電流がある電流決定レベルよりも大
きくなると(垂直線216によつて示される最も
大きい部分よりも大きくても)、電流決定回路Id2
の出力信号は負となり、そして電流決定回路Id1
の出力信号は正となる。ゲートG2の一方の入力
端子にはId2からの負信号が、他方の入力端子に
はマルチバイブレータ134からの正信号がそれ
ぞれ与えられ、G2の出力信号は正となり、その
結果T1は付勢されない。ゲートG1の入力端子に
Id1から正信号が、Id2から負信号がそれぞれ印加
されると、ゲートG1はゲートG3の一方の入力端
子に正信号を与える。そしてまたゲートG3の他
方の入力端には正パルス160が印加されるの
で、G3は負信号を送出し、トライアツクT2は付
勢される。 また、出力電流が、Id2により定まる電流レベ
ルよりも小さく、Id1により定まる電流レベルよ
りも大きい値に減少したと仮定する。この状態の
下では、トライアツクT1を付勢する必要がある。
Id2の出力が正でそしてパルス160が存在する
と、ゲートG2の出力は負となり、トライアツク
T1が付勢される。Id2,Id1の出力が正のとき、G1
の出力は負、G3の出力は正となり、T2は付勢さ
れない。 また、出力電流がさらに減少し、Id1により定
まる電流レベルよりも小さいと、両方のトライア
ツクT1,T2が付勢されるのが望ましい。Id2の出
力は正となり、これが正パルス160と結合して
G2の出力を負とし、トライアツクT1が付勢され
る。Id2からの正信号とId1からの負信号により、
ゲートG1の出力は正となり、これがゲートG3
他方の入力端に与えられる正パルス160により
G3の出力は負となり、トライアツクT2が付勢さ
れる。したがつてトライアツクT1,T2の両方が
付勢される。なお、これらの信号の結合状態は一
例であつて、トライアツクを付勢するには、他の
種々の結合状態を用いることができるのは勿論で
ある。 交流電源の同一半サイクルの期間中において
は、Id1,Id2の出力信号は急激に変化してもよ
い。この出力信号のうちある影響を与えるのは、
マルチバイブレータ134によつて正パルス16
0が発生される時刻に生ずるパルスである。 電流決定回路Id2,Id1の電流レベルの選択や二
次巻線M,B,Tの巻数の関係は、低電圧状態の
下で最大電力が得られ、高電圧状態の下で熱放散
能力を越えないように選択される。 動作点が、Id2により定まる電流レベルよりも
わずかに大きい電流で、低電圧曲線36上にある
と仮定する。このとき二次巻線MとBが付勢され
る。もし負荷電流が線216により表わされる電
流レベルに減少すると、回路は二次巻線MとTを
付勢するように動作する。もしこのことが達成さ
れず、電流が減少したままであると、出力電力は
200ワツト以下になる(第2図の曲線参照)。
二次巻線Tの巻数は線216の上端部の点まで電
圧を上昇させるような巻数であり、そして前記点
は熱放散曲線32の下にある。 前述の説明における階段状線(第2図)は低電
圧状態に関するものであることを考えると、もし
Id2によるレベルが同一レベル即ち線216で示
される値に維持されていると、わずかに電圧が上
昇しても動作点は曲線32上になる(トライアツ
クT1を付勢したとき)。事実、もし入力交流電圧
が最大値に増大すると、巻線M+Tへの切換は動
作点を点217に上昇させる。この場合、線路2
16は水平線172を横切る。 よつて、入力交流電圧が増大するにつれて、
Id2によるレベルはより小さな電流で生じ(線2
18で表わされる)、その結果巻数M+Tによつ
て生ずるより高い電圧への切換えはより小さな電
流で生ずる。もし入力交流電圧が最大値に増大す
ると、Id2によるレベルは線218に移動する。
線路218の下端部はM+Bの巻線においては高
電圧状態180にあり、そしてM+T巻線におい
ては高電圧状態172にある。もし負荷電流がさ
らに減少すると、出力電力は200ワツトの定格値
以下になり、そしてもし巻数があまり大きいと、
動作点は曲線32の上になる。Id2に関し、動作
点は付勢されている特定の巻線に対して、負荷電
流と電圧状態曲線との交点にあり(この曲線は入
力高、低交流電圧間で変化する)、よつて斜線領
域219内のどこかにある。同様の解析はId1
よるレベルに関しても適用される。これによる動
作点は斜線領域221の内部のどこかにある。 本考案によれば、種々の巻線の結合状態につい
て最大I2R損失はほぼ同一となるので、本考案の
主たる利点は変圧器の設計が幅広い動作範囲にわ
たつて最適化できることである。 また本考案の他の利点は、放熱体30の大きさ
を小さくし、そして価格を下げることができるこ
とである。このことは電圧比較器U1を含む電圧
決定回路Uによつて、出力電圧が第2図の曲線3
4に達するまで巻線M以外の二次巻線が付勢され
ないことによる。この観点において、ある量の電
力が負荷に与えられ、そのため熱放散能力を前記
量だけ減少できる。例えば、出力電圧が12Vの場
合、即ち曲線34が10アンペア線を横切る点にお
いて、120ワツトが負荷に与えられ、それにより
熱放散能力はその分だけ減少される。この方法に
より負荷に200ワツトを送出する電源において、
230ワツトの熱放散能力をもつ放熱体を用いれば
よい。電圧決定動作が存在しない場合には、第2
図の放熱曲線32が35V,10Aの点を横切る場
合、放熱体は350ワツトを放熱する必要がある。
曲線32は実際には350ワツトでプロツトされて
いる。しかし、放熱体は曲線34によつて表わさ
れるワツト(230ワツト)と350ワツトとの差
(230ワツト)を放熱すればよい。 上述した説明は結論的に以下のように説明でき
る。電源変圧器10、整流回路12およびトライ
アツクT1,T2はフイルタコンデンサ14に印加
される直流電圧の大きさを制御する手段を提供す
る。各電流決定回路Id1,Id2は出力電流が予定値
になるときその出力信号が変化する手段であり、
そして各回路は入力交流電圧の変化と共に前記予
定値を変化させる手段を含んでいる。電圧決定回
路Uは出力電圧が予定値になるとき、その出力信
号が変化する手段である。そして出力電流が増大
するとき、前記各電流決定回路と協動して前記フ
イルタコンデンサに発生される電圧を減少させる
手段が含まれている。さらに、マルチバイブレー
タ134に関連した回路は各サイクルの主なる期
間中に生ずる出力電流と電圧の値を選択するため
の手段であり、フイルタコンデンサ14に印加さ
れる直流電圧を変えるために使用される。 第3図は本考案の他の実施例による電源装置の
ブロツク図である。第1図と同一部分には同一符
号を付して示した。第3図に示した装置が第1図
に示した装置と異なる主たる点は、点弧(付勢)
パルスが発生されることおよび電圧、電流に関す
る信号情報が論理回路に与えられることである。
この相違はトランジスタ244およびその関連回
路よりなる電流吸収回路と、U2およびG1を含む
ゼロクロス回路とモノマルチバイブレータ134
とを除去したためである。 曲線270で示される全波整流された電圧は抵
抗器74の一方の端部より得られ、電流制限抵抗
器272を介してナンドゲートG4の両入力端に
印加される。クランプダイオード274はG4
両入力端と抵抗器276,278の結合点との間
に接続される。抵抗器276,278は基準電源
Rvと基準端子との間に直列接続される。カツプ
部分をまたがつて正パルス280をもつ方形波が
ゲートG4の出力端に発生され、これはラツチ回
路CD4042のクロツク端子CLKに印加され
る。 ラツチ回路の入力端子D1,D3,D4はそれぞれ
Vd,Id2,Id1の出力信号を受信する。入力端子
P2は基準端子に接続される。クロツク端子に正
パルス280が印加されている間、ラツチ回路の
出力信号に影響を与えないでまたはトライアツク
T1,T2を点弧しないで、D入力信号は自由に変
化できる。しかし、中間の低出力部分が印加され
ている期間中においては、種々のD入力端子に印
加された信号は出力信号を新しくする。この更新
は交流電圧の各半サイクルに一度だけ生ずる。 ゲートG1,G2,G3を含む論理回路は第1図に
示したと同一情報を受信し、そしてトライアツク
T1,T2を付勢するために同一方法で動作する。
回路Id1からの信号212は以前のものと同一で
あり、入力端子D4から出力端子Q4に伝送される。
Q4の出力信号はナンドゲートG1の入力端に印加
される。回路Id2からの信号218は第1図のも
のとは反対極性をもつ。これは、U4の正、負入
力端子の接続が逆にされているからである。即
ち、正入力端子は抵抗器220と222との結合
部に接続され、負入力端子は、電位差計224の
タツプに接続される。しかしながら、G1,G2
の印加以前に再び反転される。Vdの出力信号
122は出力端子1から反転された形で得られ、
そして抵抗器256を介してトランジスタ284
のベース電極に印加される。それにより、信号1
22が低論理状態にあり、出力電圧が第2図の曲
線34以下にあることを示すとき、トランジスタ
284は導通する。これにより線路288は基準
端子に接続され、その結果クロツク290から線
路288に印加されたトライアツク点弧パルスは
G2,G3の入力端に与えられない。 第1図では146によつて示されているように
交流電圧の各半サイクルの初期近傍で1個の点弧
パルスを発生させる代わりに、自走マルチバイブ
レータの形のクロツク290は18kHzの速度で点
弧パルスを発生する。各トライアツクの入力端子
に印加される電圧がフイルタコンデンサ14の両
端電圧を越えるときには常にトライアツクが点弧
されるので、電流吸収回路は必要としない。 第4図は本発明の他の実施例による電源装置の
ブロツク図で、この場合には、フイルタコンデン
サを充電するために印加される電圧はグラフ29
0で示されるように負荷電流の大きさによつて決
定される。第1図と同一機能を持つ部分には同一
符号を付して示した。 グラフ290から明らかなように、電源変圧器
10の二次巻線46のすべて、即ちM+T+Bは
負荷電流が値Id1になるまで付勢され、M+Bは
負荷電流が値Id2になるまで付勢され、M+Tは
値Id3になるまで付勢される。そして値Id3以上の
電流に対してはMのみが付勢される。上記のこと
を達成するために、トライアツクT1,T2が図示
のように付勢される。 負荷電流Id1,Id2,Id3の予定値は交流電圧の大
きさと逆方向に変えられる。このことは、制御さ
れていない別個の直流電圧を導出し、そして各電
圧を演算増幅器U5,U6,U7の一方の入力端子に
印加することにより達成される。この目的のため
に適当な整流回路が使用される。本実施例では第
3次巻線292を含み、その一方の端子はダイオ
ード294,296によつて制御されていない直
流電圧を送出する線路293に、また中間タツプ
297は電流監視抵抗器18の入力側の共通線路
301に接続される。フイルタ動作は中間タツプ
297と線路293との間に接続されたコンデン
サ299によつて行なわれる。抵抗器300は抵
抗器302と304、306と308、310と
312の各抵抗器対に直列接続される。前記抵抗
器対は線路293と基準端子との間に接続され
る。さらにフイルタ動作は前記抵抗器対に並列接
続されたコンデンサ314によつて行なわれる。
各抵抗器対における抵抗器の抵抗値を適当に選択
することによつて、交流電圧の大きさと共に変化
する異なる直流電圧が結合点316,318,3
20に得られる。これらの結合点は演算増幅器
U5,U6,U7の非反転入力端子にそれぞれ接続さ
れる。 負荷電流の大きさに関する情報は電流監視抵抗
器18の電圧降下と制御された直流電圧Rvとを
比較することにより得られる。直流電圧Rvは線
路293から制御されていない電圧を受信し、そ
して制御された電圧を発生する適当な手段322
によつて得られる。抵抗器対326と328、3
30と332、334と336は線路324と電
流監視抵抗器18の出力端338との間に接続さ
れる。これら抵抗器の値を適当に選択することに
よつて、各抵抗器対の結合点340,342,3
44の直流電圧は交流電圧のある値に対するId1
Id2,Id3の電流関係を定める。結合部340,3
42,344は演算増幅器U5,U6,U7の反転入
力の端子にそれぞれ接続される。 増幅器U5,U6,U7の反転および非反転入力端
子に必要な電圧を与えるためには抵抗器の値を適
当に選択すればよいけれども、該増幅器のすべて
が同一インピーダンスをもつように、抵抗器32
8,332,336の抵抗値は等しく、また抵抗
器304,308,312の抵抗値を等しくす
る。よつて、結合部316,318,320にお
いて交流電圧の大きさを表わす相対電圧は抵抗器
302,306,310の抵抗値によつて決定さ
れ、そして結合部340,342,344におい
て負荷電流変化を表わす相対電圧は抵抗器32
6,330,334の抵抗値によつて決定され
る。 負荷電流が零のとき、増幅器U5,U6,U7がそ
の各出力端子と共通端子301との間に接続され
た抵抗器346,348,350に低電圧を発生
する回路を必要とする。したがつて、負荷電流が
零のときこの低電圧をうるためには、すべての反
転入力端子の電圧は対応する非反転入力端子の電
圧よりもより正でなければならない。 負荷電流が増大するにつれて、電流監視抵抗器
18の他方の端部338の電圧はより負となり、
結合部340,342,344の電圧も負方向に
下降する。交流電圧の変化は結合部316,31
8,320の電圧の変化となつて表われる。これ
ら増幅器の反転入力端子の電圧が非反転入力端子
の電圧よりも小さくなると、該増幅器の出力は波
形352,354,356の矢印で示されている
ように、ほぼRvの値に上昇する。抵抗器357,
359,361は増幅器U5,U6,U7の出力端子
と非反転入力端子との間に接続され、ヒステリシ
スを与える。このヒステリシスによつて、負荷電
流が電流決定回路Id1,Id2,Id3に等しくなるとき
トライアツクT1,T2が繰り返して付勢されるの
を防止できる。 交流電圧の各半サイクルの初期近傍において、
モノマルチバイブレータ357によつて、正パル
ス358が発生される。増幅器U7の出力信号は
回路357の負方向パルス感応端子A1,A2に印
加される。それによりU7の出力信号が正のとき
にはパルス358は発生されない。したがつて、
負荷電流がId3により定まる予定値を越えるとき、
正パルス358は発生しない。 トライアツクT1に対する付勢回路はNPN型ト
ランジスタ360を含み、そのエミツタは基準端
子301へ、そのコレクタAはパルストランス3
64の一次巻線362と電流制限抵抗器366を
介して制御されていない正電圧バイアス端子29
3に接続される。パルストランス364の二次巻
線は第1図において244で示したものであり、
T1を付勢するように第1図と同様に接続される。
これにより、トランジスタ360のベースに正パ
ルスが与えられると、トライアツクT1が付勢さ
れる。トライアツクT2に対する付勢回路もT1
対するものと同様であり、同一番号を付して示し
た。負荷電流が予定値(交流電圧の大きさにより
変えられる)になると、フイルタコンデンサ14
に印加する電圧を変化させる論理回路を以下に述
べる。U5の出力信号(Id1の信号)はナンドゲー
トG5の両入力端子に印加される。G5の出力端子
はナンドゲートG6の一方の一入力端子に接続さ
れ、また他方の入力端子は回路357のQ出力端
子に接続される。U6の出力信号(Id2の信号)は
ナンドゲートG7の両入力端子に印加される。G7
の出力端子はナンドゲートG8の一方の入力端子
に、そしてG8の他方の入力端子は回路357の
Q端子に接続される。G7の出力端子はまたナン
ドゲートG9の両入力端子に接続され、そしてG9
の出力端子はナンドゲートG10の一方の入力端子
に接続され、そしてG10の他方の入力端子は回路
357のQ端子に接続される。 ナンドゲートG8の出力端子はナンドゲートG11
の両入力端子に接続され、そしてG11の出力端子
はT2の付勢回路中のトランジスタ360′のベー
スに接続される。抵抗器368は制御された電圧
Rvを与える線路324とG11の出力端子との間に
接続される。ナンドゲートG10の出力端子はナン
ドゲートG12の一方の入力端子に、ナンドゲート
G6の出力端子はG12の他方の入力端子にそれぞれ
接続される。ナンドゲートG12の出力端子はT1
対する付勢回路中のトランジスタ360のベース
に接続される。抵抗器370はG12の出力端子と
線路324との間に接続される。 図示していないが、ゲートU5〜U7、G5〜G12
および回路357は線路324からの電圧Rv
よりバイアスされる。 上記論理回路の動作は下表で表わされる。ここ
で、0は低論理状態、1は高論理状態をそれぞれ
表わしている。各増幅器の反転および非反転入力
端子のより大きな正電圧は++と+で示した。
【表】 各半サイクルの期間中には1個のパルスが発生
されることにより、第1図に関連したと同一理由
で、トライアツクT1,T2に対して電流吸収回路
が提供される。しかし、第4図においては、抵抗
器368とツエナーダイオード370との直列回
路を含んでいる。NPN形トランジスタ372の
コレクタは整流回路12の正側に接続され、そし
てエミツタは抵抗器378を介して負側に接続さ
れる。トランジスタ372のベースは抵抗器36
8とツエナーダイオード370との結合部に接続
される。トランジスタ372のベース・エミツタ
間電圧と抵抗器374の電圧降下との和がツエナ
ー電圧に等しくなるまで、電流はトランジスタ3
72のコレクタ・エミツタ間および電力分流抵抗
器375を通つて流れる。したがつてトライアツ
クT1,T2を通つて流れる電流に対する電流通路
又は電流吸収回路が提供される。ダイオード37
6はトランジスタ372のコレクタとフイルタコ
ンデンサ14の正側との間に接続され、電流吸収
回路を介してコンデンサ14の電荷が放電するの
が防止される。 交流電圧の各半サイクルの初期近傍でトライア
ツク付勢パルス358を発生させるタイミング回
路は以下の回路により達成される。抵抗器37
8、NPN形トランジスタ380のエミツタ・コ
レクタ通路および抵抗器382は負出力端子22
と線路324との間に直列接続される。トランジ
スタ380のベースはトランジスタ372のエミ
ツタと抵抗器374の一方の端子との結合点に接
続される。したがつて、抵抗器374を介して電
流が流れ始めるとき、トランジスタ380および
抵抗器382を介して電流が流れるように該トラ
ンジスタ380はバイアスされる。PNP形トラ
ンジスタ383のエミツタ・コレクタ通路および
抵抗器384は線路324と基準端子301との
間に直列接続される。トランジスタ383のベー
スは抵抗器382の一方の端子に接続される。ト
ランジスタ380が導通すると、トランジスタ3
83が導通し、386で示したように、抵抗器3
84の両端子間に正方向パルスが発生する。この
パルスは回路357の正方向パルス端部感応端子
Bに印加され、回路357はそのQ出力端子にパ
ルス358を発生させる。パルス間隔は内部抵抗
器および外部コンデンサ388の各値により定ま
る。U7の出力端子と負方向パルス端部感応端子
A1,A2とを接続することによつて、U7の出力信
号が高論理状態のとき回路357より付勢パルス
358は発生しない。このことはそのときの交流
電圧において、負荷電流はId3の値よりも大きい
ことを示している。 第4図に示した回路においては、負荷電流が
Id1により定まる値から、Id2,Id3により定まる値
に増大するにつれて電源変圧器の二次巻線46の
巻数が減少され、それにより変圧器10中の熱損
失はほぼ一定に維持されるので、該変圧器10は
ほぼ一定の出力電力を考慮して設計できる。負荷
電流(Id1,Id2,Id3により定まる値)の値を適当
に選択することによつて、電源装置の出力電力を
グラフ290中に示したように一定の電力曲線3
88に沿わせることができる。しかしながら、出
力電圧がしきい値を越えるときフイルタコンデン
サ14に印加される電圧を変化させる手段を与え
ると、放熱体30に必要とされる放熱能力はより
大きくならねばならない。したがつて、フイルタ
コンデンサ14に印加される電圧は、出力電圧が
曲線34によつて示されるしきい値を越えるとき
には常に増大される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による電源装置のブ
ロツク図、第3図は本考案の他の実施例による電
源装置のブロツク図、第2図は第1図および第3
図に示した電源装置の動作特性を示した特性線
図、第4図は本考案のさらに他の実施例による電
源装置のブロツク図である。 134:モノマルチバイブレータ、86,32
2:直流制御電圧発生回路、24:制御回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入力交流信号を受信する一次巻線40、第1二
    次巻線72、複数個のタツプ44,46をもつ第
    2二次巻線42を有する電源トランス10と、前
    記第1二次巻線72に接続され前記入力交流信号
    の大きさに応じて変動する直流出力電圧Uvを発
    生する第1整流手段76,78,81と、前記タ
    ツプに接続された第1、第2スイツチ手段T1
    T2と、前記第2二次巻線42および第1、第2
    スイツチ手段T1,T2に接続された第2整流手段
    48,50,52,54,56,58,60,6
    2と、前記第2整流手段の出力端子に接続された
    コンデンサ14と、前記コンデンサに接続された
    直列形電圧制御回路16と、前記直列形電圧制御
    回路に制御信号を与えて負荷が接続される出力端
    子20,22間電圧を所望値に維持する制御回路
    24と、前記直列形電圧制御回路を介して前記出
    力端子に供給される負荷電流の大きさを表わす制
    御信号を発生する電流検出手段18と、前記直流
    出力電圧Uvおよび前記制御信号に応答し前記負
    荷電流が第1予定値になつたことを検出すると共
    に、前記直流出力電圧Uvの大きさに応じて異な
    るレベルの前記第1予定値を検出する電流決定回
    路Id1と、前記直流出力電圧Uvおよび前記制御信
    号に応答し前記負荷電流が第2予定値になつたこ
    とを検出すると共に、前記直流出力電圧Uvの大
    きさに応じて異なるレベルの前記第2予定値を検
    出する電流決定回路Id2と、前記出力端子間に生
    じた出力電圧が予定値以上になつたことを検出す
    る出力電圧検出手段Uと、前記第1、第2電流決
    定回路Id1,Id2の出力信号および前記出力電圧検
    出手段Uの出力信号に応答して前記第1、第2ス
    イツチ手段T1,T2を選択的に付勢する制御論理
    回路G1〜G3,134,F1,F2とより成り、前記
    出力電圧が予定値以上のとき前記直流出力電圧お
    よび前記負荷電流の値に応じて前記第2二次巻線
    42の巻数を選択的に切替えるようにし、入力交
    流信号、出力電圧および負荷電流の大きさに応答
    するようにした電源装置。
JP1984177661U 1976-04-14 1984-11-22 電源装置 Granted JPS60164222U (ja)

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US676849 2000-09-29

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JPS60164222U JPS60164222U (ja) 1985-10-31
JPS6327210Y2 true JPS6327210Y2 (ja) 1988-07-22

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JPS52125741A (en) 1977-10-21
JPS60164222U (ja) 1985-10-31
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