JPH0664884U - 印字装置におけるサーマルヘッド支持装置 - Google Patents

印字装置におけるサーマルヘッド支持装置

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JPH0664884U
JPH0664884U JP83491U JP83491U JPH0664884U JP H0664884 U JPH0664884 U JP H0664884U JP 83491 U JP83491 U JP 83491U JP 83491 U JP83491 U JP 83491U JP H0664884 U JPH0664884 U JP H0664884U
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thermal head
platen
sphere
heat dissipation
dissipation plate
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JP83491U
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宏二 長谷川
弘之 中森
高一 松本
正史 須藤
泰 浜辺
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Tamura Corp
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Tamura Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サーマルヘッドを取付けた放熱板の支持構造
から回転軸をなくして、部品点数を削減する。 【構成】 回転自在に軸支したプラテン11に対し、放熱
板13の下面左側に取付けたサーマルヘッド14を対向させ
る。放熱板13の上面中央に円形溝15を設け、この円形溝
15に球体16を嵌合し、この球体16を本体フレーム17の円
形穴18に嵌合する。前記サーマルヘッド14をプラテン11
側へ押圧する一対のスプリング19を放熱板13の下面右側
に対し設ける。これにより、球体16を支点に前記放熱板
13を可動的に支持する。前記放熱板13に、球体16を中心
とする水平方向の旋回を規制するストッパ21を取付け、
このストッパ21の切込溝23をプラテン軸12に嵌合する。
放熱板13の下面右側をスプリング19により押上げ、放熱
板13の上面中央の球体16を支点に、放熱板13の下面左側
のサーマルヘッド14をプラテン11側に押圧する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】 〔考案の目的〕
【0002】
【産業上の利用分野】
本考案は、サーマルヘッドを使用する印字装置(サーマルプリンタ)における サーマルヘッド支持装置に関するものである。
【0003】
【従来の技術】
実開昭58−123047号公報、実開昭60−162054号公報等に示さ れるように、従来の印字装置(サーマルプリンタ)におけるサーマルヘッド支持 装置は、放熱板に取付けられているサーマルヘッドをプラテンに押付ける方向 (ヘッド押付け方向)へ放熱板を回転させる際の回転中心となる第1の回転軸と 、サーマルヘッドをプラテンに対して平行に追従させる際の回転中心となる第2 の回転軸とを有し、前記放熱板をコイルバネ等の加圧部材により前記ヘッド押付 け方向へ加圧することにより、第1および第2の回転軸の作用により、サーマル ヘッドがプラテンに対し追従するものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この従来のサーマルヘッド支持装置では、サーマルヘッドをプラテンに追従さ せるために、第1の回転軸および第2の回転軸により回転方向を2方向に分けた 2軸構造としているので、部品点数の多いものとなっている。
【0005】 本考案は、このような点に鑑みなされたもので、軸構造を使用しないで、サー マルヘッド支持装置の部品点数を削減してコストダウンを図ることを目的とする ものである。
【0006】 〔考案の構成〕
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、プラテン11に対し放熱板13に取付けられたサーマルヘッド14が対向 され、このサーマルヘッド14をプラテン側へ押圧する加圧部材19が放熱板13に対 し設けられた印字装置において、前記放熱板13が球体16を支点にして可動的に設 けられたサーマルヘッド支持装置である。
【0008】
【作用】
本考案は、2軸を使用せずに、球体16を中心に放熱板13が2軸方向に自由に動 くので、プラテン11に対しサーマルヘッド14が平行かつ均一の押付け圧力で追従 し、プラテン11の全長にわたってプラテン11とサーマルヘッド14との間で均一な 挟圧力が得られるから、その間で記録紙に適切な印字を行うことができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案を図面に示される実施例を参照して詳細に説明する。
【0010】 図1に示されるように、図示されない本体フレームの内部にプラテン11が軸12 により回転自在に支持され、このプラテン11に対し放熱板13の下面一側に取付け られたサーマルヘッド14が対向されている。
【0011】 前記放熱板13の上面中央には円形溝15が設けられ、この円形溝15に球体16が嵌 合され、この球体16が本体フレーム17に穿設された円形穴18に嵌合され、この球 体16を支点に前記放熱板13が可動的に支持されている。
【0012】 また、前記サーマルヘッド14をプラテン11側へ押圧する加圧部材(一対のスプ リング)19の一端が放熱板13の下面他側に対し設けられている。この加圧部材19 の他端は、図示されない本体フレームにより係止されている。
【0013】 前記放熱板13には、前記球体16を中心とする水平方向あるいはそれに近い方向 での旋回を規制するためのストッパ21が取付けられ、このストッパ21の垂直板部 22に上下方向の切込溝23が設けられ、この切込溝23が前記プラテン11の軸12に遊 嵌されている。
【0014】 そうして、図2に示されるように、放熱板13の下面右側が加圧部材19により押 上げられ、放熱板13の上面中央の球体16を支点に、放熱板13の下面左側のサーマ ルヘッド14が押下げられ、プラテン11側に押圧されている。
【0015】 この放熱板13は、回動軸を持っていないが、球体16を支点にして4辺とも上下 方向に回動し得る。すなわち、プラテン軸12と平行の軸を中心とする図1のA方 向の回動が可能であるとともに、図2左右方向の軸を中心とする図1のB方向の 回動が可能である。
【0016】 したがって、プラテン11に対しサーマルヘッド14が前記A方向の回動により接 離方向に追従できるとともに、前記B方向の回動により平行度を保ち得るように 追従でき、プラテン11の全長にわたってプラテン11とサーマルヘッド14との間で 均一な挾圧力が得られるから、一つの球体16による簡単な支持構造ではあるが、 良好な印字品質を維持できる。
【0017】 なお、変形例として、放熱板13に対する球体16と加圧部材19との配置を逆にし てもよい。
【0018】
【考案の効果】
本考案によれば、一つの球体により放熱板の2軸方向の動きを可能にしたから 、良好な印字品質を損なうことなく構造を簡素化でき、部品点数を少なくするこ とができ、コストダウンを図れる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す印字装置におけるサー
マルヘッド支持装置の斜視図である。
【図2】同上サーマルヘッド支持装置の断面図である。
【符号の説明】
11 プラテン 13 放熱板 14 サーマルヘッド 16 球体 19 加圧部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 25/28 H (72)考案者 須藤 正史 東京都練馬区東大泉一丁目19番43号 株式 会社タムラ製作所内 (72)考案者 浜辺 泰 東京都練馬区東大泉一丁目19番43号 株式 会社タムラ製作所内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラテンに対し放熱板に取付けられたサ
    ーマルヘッドが対向され、このサーマルヘッドをプラテ
    ン側へ押圧する加圧部材が放熱板に対し設けられた印字
    装置において、 前記放熱板が球体を支点にして可動的に設けられたこと
    を特徴とする印字装置におけるサーマルヘッド支持装
    置。
JP1991000834U 1991-01-16 1991-01-16 印字装置におけるサーマルヘッド支持装置 Expired - Lifetime JP2550388Y2 (ja)

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JPH0664884U true JPH0664884U (ja) 1994-09-13
JP2550388Y2 JP2550388Y2 (ja) 1997-10-08

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JP2550388Y2 (ja) 1997-10-08

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