JP2550388Y2 - 印字装置におけるサーマルヘッド支持装置 - Google Patents

印字装置におけるサーマルヘッド支持装置

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JP2550388Y2
JP2550388Y2 JP1991000834U JP83491U JP2550388Y2 JP 2550388 Y2 JP2550388 Y2 JP 2550388Y2 JP 1991000834 U JP1991000834 U JP 1991000834U JP 83491 U JP83491 U JP 83491U JP 2550388 Y2 JP2550388 Y2 JP 2550388Y2
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JP
Japan
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thermal head
platen
heat sink
sphere
radiating plate
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JP1991000834U
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JPH0664884U (ja
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宏二 長谷川
弘之 中森
高一 松本
正史 須藤
泰 浜辺
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Tamura Corp
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Tamura Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、サーマルヘッドを使用
する印字装置(サーマルプリンタ)におけるサーマルヘ
ッド支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】実開昭58−123047号公報、実開
昭60−162054号公報等に示されるように、従来
の印字装置(サーマルプリンタ)におけるサーマルヘッ
ド支持装置は、放熱板に取付けられているサーマルヘッ
ドをプラテンに押付ける方向(ヘッド押付け方向)へ放
熱板を回転させる際の回転中心となる第1の回転軸と、
サーマルヘッドをプラテンに対して平行に追従させる際
の回転中心となる第2の回転軸とを有し、前記放熱板を
コイルバネ等の加圧部材により前記ヘッド押付け方向へ
加圧することにより、第1および第2の回転軸の作用に
より、サーマルヘッドがプラテンに対し追従するもので
ある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この従来のサーマルヘ
ッド支持装置では、サーマルヘッドをプラテンに追従さ
せるために、第1の回転軸および第2の回転軸により回
転方向を2方向に分けた2軸構造としているので、部品
点数の多いものとなっている。
【0004】本考案は、このような点に鑑みなされたも
ので、軸構造を使用しないで、サーマルヘッド支持装置
の部品点数を削減してコストダウンを図ることを目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、本体フレーム
17の下側に放熱板13が配置され、この放熱板13の下面
取付けられたサーマルヘッド14がプラテン11に対して
対向されるとともに加圧部材19によりプラテン側へ押
される印字装置において、前記本体フレーム17は、円
形穴18を有し、前記サーマルヘッド14は、放熱板13の下
面一側に配置され、前記加圧部材19は、放熱板13の下面
他側に対向して配置され、前記放熱板13は、プラテン11
と加圧部材19との間であって放熱板13の上面中央に円形
溝15が形成され、放熱板13の円形溝15と本体フレーム17
の円形穴18との間に嵌合された球体16を備え、この球体
16を支点として放熱板13が可動するサーマルヘッド支持
装置である。
【0006】
【作用】本考案は、2軸を使用せずに、球体16を中心に
放熱板13が2軸方向に自由に動くので、プラテン11に対
しサーマルヘッド14が平行かつ均一の押付け圧力で追従
し、プラテン11の全長にわたってプラテン11とサーマル
ヘッド14との間で均一な挟圧力が得られるから、その間
で記録紙に適切な印字を行うことができる。また、プラ
テン11と加圧部材19との間であって放熱板13の上面中央
に配置された球体16を支点にして、サーマルヘッド14が
プラテン11から離間するヘッドアップ方向に放熱板13を
動かすこともできる。特に、放熱板13の円形溝15と本体
フレーム17 の円形穴18との間に球体16を嵌合することに
より、球体16を容易に取付けることができる。
【0007】
【実施例】以下、本考案を図面に示される実施例を参照
して詳細に説明する。
【0008】図1に示されるように、図示されない本体
フレームの内部にプラテン11が軸12により回転自在に支
持され、このプラテン11に対し放熱板13の下面一側に取
付けられたサーマルヘッド14が対向されている。
【0009】前記放熱板13の上面中央には円形溝15が設
けられ、この円形溝15に球体16が嵌合され、この球体16
が本体フレーム17に穿設された円形穴18に嵌合され、こ
の球体16を支点に前記放熱板13が可動的に支持されてい
る。図2に示されるように、サーマルヘッド14が放熱板
13の前側(左側)に配置されているのに対して、球体16
は、プラテン11とサーマルヘッド14との接触部より後側
(右側)に配置されている。
【0010】また、前記サーマルヘッド14をプラテン11
側へ押圧する加圧部材(一対のスプリング)19の一端が
放熱板13の下面他側に対し設けられている。この加圧部
材19の他端は、図示されない本体フレームにより係止さ
れている。
【0011】前記放熱板13には、前記球体16を中心とす
る水平方向あるいはそれに近い方向での旋回を規制する
ためのストッパ21が取付けられ、このストッパ21の垂直
板部22に上下方向の切込溝23が設けられ、この切込溝23
が前記プラテン11の軸12に遊嵌されている。
【0012】そうして、図2に示されるように、放熱板
13の下面右側が加圧部材19により押上げられ、放熱板13
の上面中央の球体16を支点に、放熱板13の下面左側のサ
ーマルヘッド14が押下げられ、プラテン11側に押圧され
ている。
【0013】この放熱板13は、回動軸を持っていない
が、球体16を支点にして4辺とも上下方向に回動し得
る。すなわち、プラテン軸12と平行の軸を中心とする図
1のA方向の回動が可能であるとともに、図2左右方向
の軸を中心とする図1のB方向の回動が可能である。
【0014】したがって、プラテン11に対しサーマルヘ
ッド14が前記A方向の回動により接離方向に追従できる
とともに、プラテン11とサーマルヘッド14との接触部よ
り後側に配置された球体16を支点にして、サーマルヘッ
ド14がプラテン11から離間するヘッドアップ方向に放熱
板13を動かすことも可能である。また、前記B方向の回
動によりサーマルヘッド14はプラテン11との平行度を保
ち得るように追従でき、プラテン11の全長にわたってプ
ラテン11とサーマルヘッド14との間で均一な挾圧力が得
られるから、一つの球体16による簡単な支持構造ではあ
るが、良好な印字品質を維持できる。
【0015】なお、変形例として、放熱板13に対する球
体16と加圧部材19との配置を逆にしてもよい。
【0016】
【考案の効果】本考案によれば、一つの球体により放熱
板の2軸方向の動きを可能にしたから、良好な印字品質
を損なうことなく構造を簡素化でき、また、プラテンと
加圧部材との間であって放熱板の上面中央に配置された
球体は、放熱板をヘッドアップする際の支点ともなり得
るので、部品点数を少なくすることができ、コストダウ
ンを図れる等の効果がある。特に、放熱板の円形溝と、
本体フレームの円形穴との間に球体を嵌合することによ
り、球体を容易に取付けることができるとともに、放熱
板の支持構造を部品点数が少なくシンプルなものにでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す印字装置におけるサー
マルヘッド支持装置の斜視図である。
【図2】同上サーマルヘッド支持装置の断面図である。
【符号の説明】
11 プラテン 13 放熱板 14 サーマルヘッド15 円形溝 16 球体17 本体フレーム 18 円形穴 19 加圧部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 須藤 正史 東京都練馬区東大泉一丁目19番43号 株 式会社タムラ製作所内 (72)考案者 浜辺 泰 東京都練馬区東大泉一丁目19番43号 株 式会社タムラ製作所内 (56)参考文献 特開 昭60−105551(JP,A) 特開 昭61−249775(JP,A) 実開 昭61−162446(JP,U) 実開 昭62−170237(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体フレームの下側に放熱板が配置さ
    れ、この放熱板の下面に取付けられたサーマルヘッド
    プラテンに対して対向されるとともに加圧部材に
    よりプラテン側へ押圧される印字装置において、前記本体フレームは、円形穴を有し、 前記サーマルヘッドは、放熱板の下面一側に配置され、 前記加圧部材は、放熱板の下面他側に対向して配置さ
    れ、 前記放熱板は、プラテンと加圧部材との間であって放熱
    板の上面中央に円形溝が形成され、 放熱板の円形溝と本体フレームの円形穴との間に嵌合さ
    れた球体を備え、 この球体を支点として放熱板が可動する ことを特徴とす
    る印字装置におけるサーマルヘッド支持装置。
JP1991000834U 1991-01-16 1991-01-16 印字装置におけるサーマルヘッド支持装置 Expired - Lifetime JP2550388Y2 (ja)

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JPH0664884U JPH0664884U (ja) 1994-09-13
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JP5833420B2 (ja) * 2011-12-15 2015-12-16 日本電産サンキョー株式会社 媒体処理装置
CN107627745A (zh) * 2017-09-14 2018-01-26 航天信息股份有限公司 一种打印头自平衡机构

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