JPH0664848U - ハンドレールのモールド金型 - Google Patents
ハンドレールのモールド金型Info
- Publication number
- JPH0664848U JPH0664848U JP620193U JP620193U JPH0664848U JP H0664848 U JPH0664848 U JP H0664848U JP 620193 U JP620193 U JP 620193U JP 620193 U JP620193 U JP 620193U JP H0664848 U JPH0664848 U JP H0664848U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- handrail
- die
- compression spring
- lower mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】芯体にゴムシートを沿わせたハンドレール材料
Xを上向きの状態に載置された中型2を、下型3より浮
き上がらせるように、圧縮スプリング4が中型2と下型
3の間に設けてあるハンドレールのモールド金型。 【効果】作業性および品質を向上し、加工コストを低く
抑えることができる。
Xを上向きの状態に載置された中型2を、下型3より浮
き上がらせるように、圧縮スプリング4が中型2と下型
3の間に設けてあるハンドレールのモールド金型。 【効果】作業性および品質を向上し、加工コストを低く
抑えることができる。
Description
【0001】
本考案はエスカレータなどに用いるハンドレールのモールド金型に関する。
【0002】
図3は従来のエスカレータ用ハンドレールのモールド金型にハンドレールがセ ットされている状態の断面図で、1は上型であり、また2A、2B、2Cは中型 、そして3は下型である。Xは芯体にゴムシートを沿わせたハンドレール材料、 Yはモールドプレス後のハンドレールである。従来、ハンドレールのモールド金 型は、図3に示すように、上型1、中型2A、2B、2C(三分割)、下型3の 三つの型で構成され、モールド金型でハンドレール材料Xをモールドし、エスカ レータ用ハンドレールを製造していた。ここで、ハンドレール材料Xをプレス機 にセットする作業は、まず、作業を行いやすくするために、中型2A、2B、2 Cおよび下型3をプレス機外に出し、その後、ハンドレール材料Xを下型3には めこみ、次に、中型2Aおよび中型2Cをハンドレールの内面両側に入れ込み、 その間に、中型2Bをはめこむ。その後、ハンドレール材料Xが挿入された状態 の中型2Aおよび下型3をプレス機に引き込み、プレス機に予備締めされている 上型1とかみあわせる。こうしてプレス機によって加圧、加熱することによって ハンドレールはモールド成形される。
【0003】
このように、プレス機から中型2A、2B、2Cおよび下型3を引き出した後 、ハンドレール材料Xをモールド金型にはめこみ、再び、モールド金型をプレス 機に引き込むまでの一連の段取り作業時間は、モールド金型自体が重量物である ため、また、中型の取りだし、取り付けおよびハンドレール材料Xの組み込みな ど熟練作業者でも長時間を要し、慎重な作業が必要で、作業性が悪く、作業者に は危険が伴う。
【0004】 製品の品質の面でも、ハンドレール自体が下向きにモールドされるため、ハン ドレール材料Xのハンドレール製品の表面Sに付いた汚れ、傷などが全く分から ないまま作業が行われていた。
【0005】 また、加工の面から考えても、中型は2A、2B、2Cの三つから構成されて いるため、加工コストが嵩むなどの問題があった。
【0006】 本考案の目的は作業性および品質を向上し、加工コストを低く抑えることがで きるハンドレールのモールド金型を提供することにある。
【0007】
上記目的を達成するため、本考案のハンドレールのモールド金型は、 上型、中型および下型を含むハンドレールのモールド金型において、芯体にゴ ムシートを沿わせたハンドレール材料を上向きの状態に載置された前記中型を、 前記下型より浮き上がらせるように、圧縮スプリングが前記中型と前記下型の間 に設けてあることを特徴とする。
【0008】
本考案のハンドレールのモールド金型では、表面にゴムシートを沿わせたハン ドレール材料がプレス機に搬送されてきた場合、モールド金型はプレス機によっ て開口され、上型によって圧縮されていた圧縮スプリングが伸長し、圧縮スプリ ングの反発力によって中型と一緒にモールド成形後のハンドレールが持ち上げら れるため、作業性および品質が向上し、加工コストを低く押えることができる。
【0009】
以下、本考案を図面に基づいて説明する。
【0010】 図1は本考案のハンドレール用のモールド金型の一実施例で段取り作業時のモ ールド金型の状態を示す断面図、図2は本考案のハンドレールのモールド金型に 芯体にゴムシートを沿わせたハンドレール材料をセットした状態の一実施例を示 す断面図である。これらの図において、2は中型、4は圧縮スプリングである。 表面にゴムシートを沿わせたハンドレール材料Xがプレス機に搬送されてきた 場合、図1に示すように、モールド金型はプレス機によって開口される。同時に 、上型1によって圧縮されていた圧縮スプリング4が伸長し、圧縮スプリング4 の反発力によって中型2が持ち上げられる。ここで中型2に表面にゴムシートを 沿わせたハンドレール材料Xをかぶせるような状態で挿入していく。その後、上 型1と、中型2が組み込まれた状態の下型3がプレス機により加圧および加熱さ れ、一定時間モールドされる。この状態を図2に示す。
【0011】 モールドの完了後は、段取り作業と同様にプレス機によって図1に示すように 、モールド金型を開口すると圧縮スプリング4によってモールド成形後のハンド レールYが浮き上がる。こうしてモールド成形後のハンドレールYはモールド金 型をプレス機にセットしたままの状態で中型2から引きだすことができる。そし て、再び、表面にゴムシートを沿わせたハンドレール材料Xがモールド金型に引 き込まれ、モールドが繰り返される。
【0012】
本考案によれば、作業性および品質を向上し、加工コストを低く押えることが できる。
【図1】本考案のハンドレールのモールド金型の一実施
例で段取り作業時のモールド金型の状態を示す断面図。
例で段取り作業時のモールド金型の状態を示す断面図。
【図2】本考案のハンドレールのモールド金型にハンド
レール材料をセットした状態の一実施例を示す断面図。
レール材料をセットした状態の一実施例を示す断面図。
【図3】従来のハンドレールのモールド金型にハンドレ
ール材料をセットした状態の断面図。
ール材料をセットした状態の断面図。
1 上型 2 中型 3 下型 4 圧縮スプリング X ハンドレール材料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 椎名 守 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社電線工場内
Claims (1)
- 【請求項1】上型、中型および下型を含むハンドレール
のモールド金型において、芯体にゴムシートを沿わせた
ハンドレール材料を上向きの状態に載置された前記中型
を、前記下型より浮き上がらせるように、圧縮スプリン
グが前記中型と前記下型の間に設けてあることを特徴と
するハンドレールのモールド金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP620193U JPH0664848U (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | ハンドレールのモールド金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP620193U JPH0664848U (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | ハンドレールのモールド金型 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0664848U true JPH0664848U (ja) | 1994-09-13 |
Family
ID=11631935
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP620193U Pending JPH0664848U (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | ハンドレールのモールド金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0664848U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2023164236A (ja) * | 2022-04-28 | 2023-11-10 | キング スチール マシネリー カンパニー リミテッド | 成型装置及び成型方法 |
-
1993
- 1993-02-23 JP JP620193U patent/JPH0664848U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2023164236A (ja) * | 2022-04-28 | 2023-11-10 | キング スチール マシネリー カンパニー リミテッド | 成型装置及び成型方法 |
US11858228B1 (en) | 2022-04-28 | 2024-01-02 | King Steel Machinery Co., Ltd. | Molding device and molding method |
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