JPH0664840B2 - 記録再生装置 - Google Patents
記録再生装置Info
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- JPH0664840B2 JPH0664840B2 JP5426988A JP5426988A JPH0664840B2 JP H0664840 B2 JPH0664840 B2 JP H0664840B2 JP 5426988 A JP5426988 A JP 5426988A JP 5426988 A JP5426988 A JP 5426988A JP H0664840 B2 JPH0664840 B2 JP H0664840B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- copy
- recording
- digital
- bit
- Prior art date
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- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、デジタル・オーディオ・テープレコーダ(以
下DAIと記す)のように、デジタル信号を直接記録し再
生できる記録再生装置に関するものである。
下DAIと記す)のように、デジタル信号を直接記録し再
生できる記録再生装置に関するものである。
従来の技術 近年、オーディオ機器間をデジタル信号で接続するイン
ターフェイス仕様の標準化が進み、CDプレーヤや衛星放
送用チューナ(以下BSチューナと記す)等には、アナロ
グ出力端子とは別に、デジタル出力端子を備えたものが
商品化されている。また、デジタル信号を直接記録でき
るDATのような記録再生装置が実用化されている。
ターフェイス仕様の標準化が進み、CDプレーヤや衛星放
送用チューナ(以下BSチューナと記す)等には、アナロ
グ出力端子とは別に、デジタル出力端子を備えたものが
商品化されている。また、デジタル信号を直接記録でき
るDATのような記録再生装置が実用化されている。
以下、上述した記録再生装置の一例として、DATについ
て図面を参照しながら説明する。
て図面を参照しながら説明する。
第3図は従来のDATを中心とするオーディオ機器の接続
図、第4図はデジタル・オーディオ・インタフェースの
信号フォーマットの一部、第5図はDATの記録フォーマ
ットの一部である。
図、第4図はデジタル・オーディオ・インタフェースの
信号フォーマットの一部、第5図はDATの記録フォーマ
ットの一部である。
第3図において、61はBSチューナであり、61A,61DはBS
チューナ61のアナログ出力端子,デジタル出力端子であ
る。62はCDプレーヤであり、62A,62DはCDプレーヤのア
ナログ出力端子,デジタル出力端子である。63はDATで
あり、63A,63DはDAT63のアナログ出力端子,デジタル出
力端子である。64は例えばFMチューナやアナログレコー
ドプレーヤ等のアナログオーディオ機器であり、64Aは
アナログオーディオ機器64のアナログ出力端子である。
65,66はそれぞれDATであり、65B,66BはDAT65,DAT66のア
ナログ入力端子、65C,66CはDAT65,DAT66のデジタル入力
端子、65A,66AはDAT65,DAT66のアナログ出力端子、65D,
66DはDAT65,DAT66のデジタル出力端子である。各機器の
デジタル出力端子61D,62D,63D及び65Dから、DAT65のデ
ジタル入力端子65C及びDAT66のデジタル入力端子66Cに
は、第4図に示すように規定されたフォーマットで信号
の授受が行なわれる。第4図aに示すようにアナログ信
号をサンプリングする時間に左チャネルと右チャネルの
2サブフレームが構成されている。各サブフレームは第
4図bに示すように32ビットから成り、4ビットの同期
信号と、4ビット予備のデータ後に、20ビットのオーデ
ィオデータを転送するように構成されている。残りの4
ビットの内1ビットであるチャネルステータスは、第4
図cに示すように192ビットをひとつのブロックとして
意味を持つように構成されている。チャネルステータス
の0ビットから5ビットまでの6ビットはコントロール
ビットであり、オーディオデータの用途,デジタルコピ
ーの可否等を示す。すなわち、第4図dに示すようにデ
ジタル入力端子65Cに入力された信号の、チャネルステ
ータスの第2番目のビットであるビット2が“0"の場
合、DAT65はデジタル録音ができない(例えば、「エレ
クトロニクスライフ通巻655号第18〜19ページ参照)。
チューナ61のアナログ出力端子,デジタル出力端子であ
る。62はCDプレーヤであり、62A,62DはCDプレーヤのア
ナログ出力端子,デジタル出力端子である。63はDATで
あり、63A,63DはDAT63のアナログ出力端子,デジタル出
力端子である。64は例えばFMチューナやアナログレコー
ドプレーヤ等のアナログオーディオ機器であり、64Aは
アナログオーディオ機器64のアナログ出力端子である。
65,66はそれぞれDATであり、65B,66BはDAT65,DAT66のア
ナログ入力端子、65C,66CはDAT65,DAT66のデジタル入力
端子、65A,66AはDAT65,DAT66のアナログ出力端子、65D,
66DはDAT65,DAT66のデジタル出力端子である。各機器の
デジタル出力端子61D,62D,63D及び65Dから、DAT65のデ
ジタル入力端子65C及びDAT66のデジタル入力端子66Cに
は、第4図に示すように規定されたフォーマットで信号
の授受が行なわれる。第4図aに示すようにアナログ信
号をサンプリングする時間に左チャネルと右チャネルの
2サブフレームが構成されている。各サブフレームは第
4図bに示すように32ビットから成り、4ビットの同期
信号と、4ビット予備のデータ後に、20ビットのオーデ
ィオデータを転送するように構成されている。残りの4
ビットの内1ビットであるチャネルステータスは、第4
図cに示すように192ビットをひとつのブロックとして
意味を持つように構成されている。チャネルステータス
の0ビットから5ビットまでの6ビットはコントロール
ビットであり、オーディオデータの用途,デジタルコピ
ーの可否等を示す。すなわち、第4図dに示すようにデ
ジタル入力端子65Cに入力された信号の、チャネルステ
ータスの第2番目のビットであるビット2が“0"の場
合、DAT65はデジタル録音ができない(例えば、「エレ
クトロニクスライフ通巻655号第18〜19ページ参照)。
コンパクトディスクのように著作権が認められるもの
は、一般にコンパクトディスクにデジタル信号による直
接記録(以下デジタルコピーという)の禁止を示す信号
が記録されており、このコンパクトディスクを再生する
とチャネルステータスのビット2が“0"となる信号がデ
ジタル出力端子から出力される。したがって、音楽ソー
スを再生した場合、CDプレーヤ62のデジタル出力端子62
Dからの信号は、チャネルステータスのビット2が“0"
であるため、DAT65はその信号を記録テープ(以下テー
プという)に録音できない。以下の説明においてチャネ
ルステータスのビット2が“0"であるとき、このビット
2をコピー禁止ビットと記す。
は、一般にコンパクトディスクにデジタル信号による直
接記録(以下デジタルコピーという)の禁止を示す信号
が記録されており、このコンパクトディスクを再生する
とチャネルステータスのビット2が“0"となる信号がデ
ジタル出力端子から出力される。したがって、音楽ソー
スを再生した場合、CDプレーヤ62のデジタル出力端子62
Dからの信号は、チャネルステータスのビット2が“0"
であるため、DAT65はその信号を記録テープ(以下テー
プという)に録音できない。以下の説明においてチャネ
ルステータスのビット2が“0"であるとき、このビット
2をコピー禁止ビットと記す。
また、DAT63,DAT65,DAT66のテープには、第5図に示す
ような記録フォーマットで、オーディオ信号を符号化し
たPCMデータとPCMデータを再生するためのメインIDが、
テープ中央部のPCM領域に記録されている。第5図aに
示すPCM領域は128ブロックからなり、1ブロックは第5
図bに示すように288ビットからなる。メインIDは第5
図cに示すように1ブロック飛びにフォーマットID,ID1
からID6,ID7まで繰り返し記録されている。第5図dに
示すように、フォーマットIDの2ビットが“00"のと
き、すなわちDAT用テープがオーディオデータを記録し
ている場合、ID6の2ビットが“00"のときデジタルコピ
ーが可能となり、“10"のときデジタルコピーは禁止と
なる。すなわち、DATの使用者が録音したテープはID6が
“0"となり、デジタルコピーが可能となるが、音楽ソー
ス等のソフトテープの場合、ID6に“10"を記録しておく
と、デジタルコピーはできない。
ような記録フォーマットで、オーディオ信号を符号化し
たPCMデータとPCMデータを再生するためのメインIDが、
テープ中央部のPCM領域に記録されている。第5図aに
示すPCM領域は128ブロックからなり、1ブロックは第5
図bに示すように288ビットからなる。メインIDは第5
図cに示すように1ブロック飛びにフォーマットID,ID1
からID6,ID7まで繰り返し記録されている。第5図dに
示すように、フォーマットIDの2ビットが“00"のと
き、すなわちDAT用テープがオーディオデータを記録し
ている場合、ID6の2ビットが“00"のときデジタルコピ
ーが可能となり、“10"のときデジタルコピーは禁止と
なる。すなわち、DATの使用者が録音したテープはID6が
“0"となり、デジタルコピーが可能となるが、音楽ソー
ス等のソフトテープの場合、ID6に“10"を記録しておく
と、デジタルコピーはできない。
しかし、CDプレーヤ62のアナログ出力端子62AからDAT65
のアナログ入力端子65Bへの録音や、DAT63のアナログ出
力端子63AからDAT65のアナログ入力端子65Bへの録音
(以下アナログコピーと記す)は可能となり、コンパク
トディスクやDATのソフトテープは、デジタルコピーは
禁止されていてもアナログコピーは可能となる。ただ
し、この場合、CDプレーヤ62のDA変換回路またはDAT63
のDA変換回路とDAT65のAD変換回路を経るため、デジタ
ルコピーに比べ多少の音質劣化はあり得る。さらに、一
度アナログコピーされたテープは、第5図dに示すID6
が“00"となるため、以降音質劣化のないデジタルコピ
ーがDAT65からDAT66へと無限に可能となる。
のアナログ入力端子65Bへの録音や、DAT63のアナログ出
力端子63AからDAT65のアナログ入力端子65Bへの録音
(以下アナログコピーと記す)は可能となり、コンパク
トディスクやDATのソフトテープは、デジタルコピーは
禁止されていてもアナログコピーは可能となる。ただ
し、この場合、CDプレーヤ62のDA変換回路またはDAT63
のDA変換回路とDAT65のAD変換回路を経るため、デジタ
ルコピーに比べ多少の音質劣化はあり得る。さらに、一
度アナログコピーされたテープは、第5図dに示すID6
が“00"となるため、以降音質劣化のないデジタルコピ
ーがDAT65からDAT66へと無限に可能となる。
発明が解決しようとする課題 以上説明したように、従来のDATでは、個人で楽しむた
めの録音の自由が認められているにもかかわらず、コン
パクトディスクは、デジタル信号の中にデジタルコピー
禁止の信号があるためデジタル信号を直接録音すること
ができず、DAT使用者には、音質が多少劣化するアナロ
グ信号による録音を強いることになる。従ってデジタル
信号を記録するDATの長所を生かしきることができない
という問題を有していた。
めの録音の自由が認められているにもかかわらず、コン
パクトディスクは、デジタル信号の中にデジタルコピー
禁止の信号があるためデジタル信号を直接録音すること
ができず、DAT使用者には、音質が多少劣化するアナロ
グ信号による録音を強いることになる。従ってデジタル
信号を記録するDATの長所を生かしきることができない
という問題を有していた。
一方、一度アナログコピーしたDATのテープは、メインI
DのID6が“00"と記録されるため、以降は無限にデジタ
ルコピーが可能となり、コンパクトディスクやDATの音
楽ソフトテープは、アナログコピー時多少音質が劣化す
るものの、以降はデジタルコピーにより音質劣化のない
複製品を作ることができる。そのため、音楽等のソフト
ウエア産業に、非常に大きな不利益をもたらす可能性が
あるという問題を有していた。
DのID6が“00"と記録されるため、以降は無限にデジタ
ルコピーが可能となり、コンパクトディスクやDATの音
楽ソフトテープは、アナログコピー時多少音質が劣化す
るものの、以降はデジタルコピーにより音質劣化のない
複製品を作ることができる。そのため、音楽等のソフト
ウエア産業に、非常に大きな不利益をもたらす可能性が
あるという問題を有していた。
本発明は上記問題点に鑑み、コンパクトディスクやDAT
の音楽テープをマスタとし、このマスタをもとにして、
DATによりコピーすることにより子テープを作成し、ま
たこの子テープをもとにして、孫テープを作成するとい
ったコピーの世代数を制限してデジタルコピーが可能で
あり、デジタルコピーされたDATコピーからは、所定の
世代数を越えた場合に、以降のデジタルコピーが禁止さ
れるようにしたDATなどの記録再生装置を提供するもの
である。
の音楽テープをマスタとし、このマスタをもとにして、
DATによりコピーすることにより子テープを作成し、ま
たこの子テープをもとにして、孫テープを作成するとい
ったコピーの世代数を制限してデジタルコピーが可能で
あり、デジタルコピーされたDATコピーからは、所定の
世代数を越えた場合に、以降のデジタルコピーが禁止さ
れるようにしたDATなどの記録再生装置を提供するもの
である。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の記録再生装置は、再
生−記録機器間で伝送されるデジタル信号の、デジタル
コピーの可否を示すコピー禁止ビットの有無を判別する
コピー禁止ビット判別部と、どの機器から出力されたか
を示すカテゴリコードを判別するカテゴリコード判別部
と、デジタルコピーかアナログコピーかを選択する入力
設定部と、前記コピー禁止ビット判別部の出力信号と前
記カテゴリコード判別部の出力信号と前記入力設定部の
出力信号から再生信号のコピーの可否を示す複数のビッ
トからなるコピー制御サブコード信号を得るコピー制御
信号発生部と、記録した信号を再生する場合、コピー制
御サブコード信号を判別するコピー制御信号判別部と、
このコピー制御信号判別部の出力信号からデジタル出力
信号に付す、コピー禁止ビットを設定するコピー禁止ビ
ット設定部と、カテゴリコードを設定するカテゴリコー
ド設定部と、前記コピー禁止ビット判別部の出力信号と
前記カテゴリコード判別部の出力信号から記録媒体への
記録を禁止するための記録禁止設定部を備えたものであ
る。
生−記録機器間で伝送されるデジタル信号の、デジタル
コピーの可否を示すコピー禁止ビットの有無を判別する
コピー禁止ビット判別部と、どの機器から出力されたか
を示すカテゴリコードを判別するカテゴリコード判別部
と、デジタルコピーかアナログコピーかを選択する入力
設定部と、前記コピー禁止ビット判別部の出力信号と前
記カテゴリコード判別部の出力信号と前記入力設定部の
出力信号から再生信号のコピーの可否を示す複数のビッ
トからなるコピー制御サブコード信号を得るコピー制御
信号発生部と、記録した信号を再生する場合、コピー制
御サブコード信号を判別するコピー制御信号判別部と、
このコピー制御信号判別部の出力信号からデジタル出力
信号に付す、コピー禁止ビットを設定するコピー禁止ビ
ット設定部と、カテゴリコードを設定するカテゴリコー
ド設定部と、前記コピー禁止ビット判別部の出力信号と
前記カテゴリコード判別部の出力信号から記録媒体への
記録を禁止するための記録禁止設定部を備えたものであ
る。
作 用 本発明は上記した構成によって、コピー禁止ビットと記
録再生装置を示すカテゴリコードを含むデジタル信号の
記録を禁止するように録音禁止設定部を設定することに
よりコンパクトディスクのようにコピー禁止ビットを含
むデジタル信号であっても第1世代に限りコピーが可能
となり、コピーされたものからのコピーはできなくな
り、デジタルコピーの世代数を制限することができる。
またアナログ信号をデジタル信号に変換して記録した場
合においても、以降、デジタルコピーを重ねることによ
り、デジタル出力信号にコピー禁止ビットと記録再生装
置を示すカテゴリコードが付加されるように構成すれ
ば、デジタルコピーの世代数を制限することが可能であ
る。
録再生装置を示すカテゴリコードを含むデジタル信号の
記録を禁止するように録音禁止設定部を設定することに
よりコンパクトディスクのようにコピー禁止ビットを含
むデジタル信号であっても第1世代に限りコピーが可能
となり、コピーされたものからのコピーはできなくな
り、デジタルコピーの世代数を制限することができる。
またアナログ信号をデジタル信号に変換して記録した場
合においても、以降、デジタルコピーを重ねることによ
り、デジタル出力信号にコピー禁止ビットと記録再生装
置を示すカテゴリコードが付加されるように構成すれ
ば、デジタルコピーの世代数を制限することが可能であ
る。
実施例 以下本発明の一実施例について、DATを例に図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例におけるDATのブロック図で
ある。第1図において、1はアナログ入力端子、2はAD
コンバータ、3はデジタル入力端子、4はデジタル入力
端子3に入力されたデジタル信号を復調するデジタル入
力デコーダ、5はADコンバータ2の出力信号かデジタル
入力デコーダ4の出力信号かを選択する選択スイッチ、
6はデジタル信号の時間的な並びを入れ替えるインタリ
ーブ処理,誤り訂正符号の付加,後述するサブコードエ
ンコーダ13の出力信号を付加等を行なう記録信号処理回
路、7は記録アンプ、8は記録ヘッド、9は磁気テープ
である。10はチャネルステータスのビット2が“0"か否
かを判別するコピー禁止ビット判別部である。11は第4
図のcに示すカテゴリコードが、例えば一般にDATから
の信号であることを示すコードであるか、DATからの信
号であるがコピー禁止ビットの有無にかかわらずデジタ
ルコピーを可能とするためにカテゴリコード(以下DAT
−Cと記す)であるが、DAT以外のカテゴリからの信号
であることを示すその他のコードであるかを判別するカ
テゴリコード判別部である。
ある。第1図において、1はアナログ入力端子、2はAD
コンバータ、3はデジタル入力端子、4はデジタル入力
端子3に入力されたデジタル信号を復調するデジタル入
力デコーダ、5はADコンバータ2の出力信号かデジタル
入力デコーダ4の出力信号かを選択する選択スイッチ、
6はデジタル信号の時間的な並びを入れ替えるインタリ
ーブ処理,誤り訂正符号の付加,後述するサブコードエ
ンコーダ13の出力信号を付加等を行なう記録信号処理回
路、7は記録アンプ、8は記録ヘッド、9は磁気テープ
である。10はチャネルステータスのビット2が“0"か否
かを判別するコピー禁止ビット判別部である。11は第4
図のcに示すカテゴリコードが、例えば一般にDATから
の信号であることを示すコードであるか、DATからの信
号であるがコピー禁止ビットの有無にかかわらずデジタ
ルコピーを可能とするためにカテゴリコード(以下DAT
−Cと記す)であるが、DAT以外のカテゴリからの信号
であることを示すその他のコードであるかを判別するカ
テゴリコード判別部である。
12はコピー禁止ビット判別部10の出力信号と、カテゴリ
コード判別部11の出力信号から、第5図cに示すメイン
IDのID6が、例えば第1表に示すように得られ、アナロ
グコピーの場合はID6は“01"となるコピー制御信号発生
部である。13はID6を含むサブコードを作成するサブコ
ードエンゴーダである。14は録音スイッチ,再生スイッ
チや、アナログ入力端子1に入力された信号を録音する
か、デジタル入力端子3に入力された信号を録音するか
を切換える入力切換スイッチを含む操作スイッチ、15は
前記入力切換スイッチに応じて選択スイッチ5を制御
し、アナログ録音の場合はID6を“01"となるように制御
する入力設定部である。16はコピー禁止ビット判別部10
がコピー禁止ビットを検出し、カテゴリコード判別部11
がDATのカテゴリコードを検出したときに録音を禁止す
るよう記録信号処理回路6を制御する録音禁止設定部で
ある。28は再生ヘッドで、17は再生アンプであり、18は
デジタル信号の誤り訂正や時間的な並びを元に戻すデイ
ンタリーブ処理等を行なう再生信号処理回路、19はDAコ
ンバータ、20はアナログ出力端子である。21はメインID
等の信号を得るサブコードデコーダ、22はサブコードデ
コーダ21の出力であるID6から、後述するコピー禁止ビ
ット設定部29と、後述するカテゴリコード設定部30に、
例えば第2表に示すような指令を出力するコピー制御信
号判別部である。
コード判別部11の出力信号から、第5図cに示すメイン
IDのID6が、例えば第1表に示すように得られ、アナロ
グコピーの場合はID6は“01"となるコピー制御信号発生
部である。13はID6を含むサブコードを作成するサブコ
ードエンゴーダである。14は録音スイッチ,再生スイッ
チや、アナログ入力端子1に入力された信号を録音する
か、デジタル入力端子3に入力された信号を録音するか
を切換える入力切換スイッチを含む操作スイッチ、15は
前記入力切換スイッチに応じて選択スイッチ5を制御
し、アナログ録音の場合はID6を“01"となるように制御
する入力設定部である。16はコピー禁止ビット判別部10
がコピー禁止ビットを検出し、カテゴリコード判別部11
がDATのカテゴリコードを検出したときに録音を禁止す
るよう記録信号処理回路6を制御する録音禁止設定部で
ある。28は再生ヘッドで、17は再生アンプであり、18は
デジタル信号の誤り訂正や時間的な並びを元に戻すデイ
ンタリーブ処理等を行なう再生信号処理回路、19はDAコ
ンバータ、20はアナログ出力端子である。21はメインID
等の信号を得るサブコードデコーダ、22はサブコードデ
コーダ21の出力であるID6から、後述するコピー禁止ビ
ット設定部29と、後述するカテゴリコード設定部30に、
例えば第2表に示すような指令を出力するコピー制御信
号判別部である。
29はコピー制御信号判別部22がコピー禁止ビット有と出
力した場合、チャネルステータスのビット2を“0"とな
るように、その他の場合は“1"となるように設定するコ
ピー禁止ビット設定部である。30はコピー制御信号判別
部22がDATと出力した場合は“11000000"を、DAT−Cと
出力した場合は対応する8ビットのカテゴリコードを設
定するカテゴリコード設定部である。23はコピー禁止ビ
ット設定部29とカテゴリコード設定部30の出力信号を含
むチャネルステータスエンコーダである。25は再生信号
処理回路18の出力信号やチャネルステータスエンコーダ
23の出力信号等から、第4図a,bに示すデジタル出力信
号を得るデジタル入力デコーダ、26はデジタル出力端子
である。27はコピー制御信号発生部12,入力設定部15,録
音禁止設定部16,コピー制御信号判別部22,コピー禁止ビ
ット設定部29,カテゴリコード設定部30などを含めてな
るシステムコントローラであり、例えばマイクロコンピ
ュータで構成されている。
力した場合、チャネルステータスのビット2を“0"とな
るように、その他の場合は“1"となるように設定するコ
ピー禁止ビット設定部である。30はコピー制御信号判別
部22がDATと出力した場合は“11000000"を、DAT−Cと
出力した場合は対応する8ビットのカテゴリコードを設
定するカテゴリコード設定部である。23はコピー禁止ビ
ット設定部29とカテゴリコード設定部30の出力信号を含
むチャネルステータスエンコーダである。25は再生信号
処理回路18の出力信号やチャネルステータスエンコーダ
23の出力信号等から、第4図a,bに示すデジタル出力信
号を得るデジタル入力デコーダ、26はデジタル出力端子
である。27はコピー制御信号発生部12,入力設定部15,録
音禁止設定部16,コピー制御信号判別部22,コピー禁止ビ
ット設定部29,カテゴリコード設定部30などを含めてな
るシステムコントローラであり、例えばマイクロコンピ
ュータで構成されている。
以上のように構成されたDATについて、以下図面及び表
を用いてその動許を説明する。第2図はシステムコント
ローラ27の処理の一部を示すフローチャートである。
を用いてその動許を説明する。第2図はシステムコント
ローラ27の処理の一部を示すフローチャートである。
まず、コンパクトディスクのようにコピー禁止ビットを
含む信号をデジタルコピーする場合、デジタル入力端子
3には第4図a,bに示す信号を入力して、操作スイッチ1
4の入力切換スイッチをデジタル録音に設定して、録音
スイッチを押すと、システムコントローラ27は、第2図
の判断ステップ36において、録音スイッチが押されてい
ることを判別して判断ステップ37に至る。判断ステップ
37において、デジタル録音を設定していることを判別し
て、処理ステップ38に至り入力設定部15は、選択スイッ
チ5にデジタル入力デコーダ4の出力信号を記録信号処
理回路6に入力するように設定して判断ステップ39に至
る。判断ステップ39において、コピー禁止ビット判別部
10はデジタル入力デコーダ4の出力信号を入力し、チャ
ネルステータスのビット2をチェックする。コンパクト
ディスクを再生したときのビット2は、デジタルコピー
禁止の信号すなわち“0"であるため、コピー禁止ビット
有りと判別して、判断ステップ40に至る。判別ステップ
40において、カテゴリコード判別部11はデジタル入力デ
コーダ4の出力信号を入力し、チャネルステータスのビ
ット8からビット15をチェックし、コンパクトディスク
であることを判別するため、処理ステップ42に至る。処
理ステップ42において、コピー制御信号発生部12は第1
表からID6が“10"となる信号をサブコードエンコーダ13
に出力する。それから処理ステップ53において、システ
ムコントローラ27は録音モードを設定する。ID6を含む
サブコードエンコーダ13の出力信号と選択スイッチ5の
出力信号は、記録信号処理回路6,記録アンプ7を経て記
録ヘッド8により磁気テープ9に記録される。従って、
コンパクトディスクであってもデジタルコピーが可能と
なる。
含む信号をデジタルコピーする場合、デジタル入力端子
3には第4図a,bに示す信号を入力して、操作スイッチ1
4の入力切換スイッチをデジタル録音に設定して、録音
スイッチを押すと、システムコントローラ27は、第2図
の判断ステップ36において、録音スイッチが押されてい
ることを判別して判断ステップ37に至る。判断ステップ
37において、デジタル録音を設定していることを判別し
て、処理ステップ38に至り入力設定部15は、選択スイッ
チ5にデジタル入力デコーダ4の出力信号を記録信号処
理回路6に入力するように設定して判断ステップ39に至
る。判断ステップ39において、コピー禁止ビット判別部
10はデジタル入力デコーダ4の出力信号を入力し、チャ
ネルステータスのビット2をチェックする。コンパクト
ディスクを再生したときのビット2は、デジタルコピー
禁止の信号すなわち“0"であるため、コピー禁止ビット
有りと判別して、判断ステップ40に至る。判別ステップ
40において、カテゴリコード判別部11はデジタル入力デ
コーダ4の出力信号を入力し、チャネルステータスのビ
ット8からビット15をチェックし、コンパクトディスク
であることを判別するため、処理ステップ42に至る。処
理ステップ42において、コピー制御信号発生部12は第1
表からID6が“10"となる信号をサブコードエンコーダ13
に出力する。それから処理ステップ53において、システ
ムコントローラ27は録音モードを設定する。ID6を含む
サブコードエンコーダ13の出力信号と選択スイッチ5の
出力信号は、記録信号処理回路6,記録アンプ7を経て記
録ヘッド8により磁気テープ9に記録される。従って、
コンパクトディスクであってもデジタルコピーが可能と
なる。
次にコンパクトディスクをデジタルコピーしたテープを
DATで再生し、再生したデジタル出力信号を、他のDATで
デジタルコピーしようとした場合について説明する。
DATで再生し、再生したデジタル出力信号を、他のDATで
デジタルコピーしようとした場合について説明する。
再生側DAT操作スイッチ14内の再生スイッチを押すと、
システムコントローラ27は判別ステップ46において、再
生スイッチが押されたことを認識して、磁気テープ9に
記録された信号を再生ヘッド28が再生し、再生アンプ1
7,再生信号処理回路18を経てオーディオ信号のデジタル
信号をDAコンバータ19とデジタル変調回路25に入力し、
サブコード信号はサブコードデコーダ21を経て、コピー
制御信号判別部22に入力される。判断ステップ47におい
て、コピー制御信号判別部22は、ID6が“10"であること
判別して処理ステップ48に至り、コピー禁止ビット設定
部29はチャネルステータスのビット2を“0"となるよう
チャネルステータスエンコーダ23に指令を出力する。次
に判断ステップ49に至り、ID6が“10"であるため処理ス
テップ52に至り、カテゴリコード設定部30はチャネルス
テータスエンコーダに、DATであることを示す“1100000
0"となるコードを設定するように指令を出力する。チャ
ネルステータスエンコーダ23は第4図cに示す信号を得
る。続いて処理ステップ54において、デジタル出力デコ
ーダ25は、チャネルステータスエンコーダ23と再生信号
所理回路18の出力信号から、第4a,bに示すデジタル信号
を得て、デジタル出力端子26から出力する。この信号の
他のDATのデジタル入力端子3に接続してデジタルコピ
ーしようとすると、録音側DATのシステムコントローラ2
7の判断ステップ39において、コピー禁止ビット判別部1
0はコピー禁止ビット有りと判別し、判断ステップ40に
おいて、カテゴリコード判別部11はDATであることを判
別する。処理ステップ41において、録音禁止設定部16は
デジタル録音禁止と判別する。その結果、録音禁止設定
部16は例えば記録信号処理回路6から記録アンプ7へ出
力する信号をしゃ断する等して録音を禁止する。従っ
て、コンパクトディスクを一度デジタルコピーしたテー
プをもとにしてDATによりデジタルコピーはできない。
システムコントローラ27は判別ステップ46において、再
生スイッチが押されたことを認識して、磁気テープ9に
記録された信号を再生ヘッド28が再生し、再生アンプ1
7,再生信号処理回路18を経てオーディオ信号のデジタル
信号をDAコンバータ19とデジタル変調回路25に入力し、
サブコード信号はサブコードデコーダ21を経て、コピー
制御信号判別部22に入力される。判断ステップ47におい
て、コピー制御信号判別部22は、ID6が“10"であること
判別して処理ステップ48に至り、コピー禁止ビット設定
部29はチャネルステータスのビット2を“0"となるよう
チャネルステータスエンコーダ23に指令を出力する。次
に判断ステップ49に至り、ID6が“10"であるため処理ス
テップ52に至り、カテゴリコード設定部30はチャネルス
テータスエンコーダに、DATであることを示す“1100000
0"となるコードを設定するように指令を出力する。チャ
ネルステータスエンコーダ23は第4図cに示す信号を得
る。続いて処理ステップ54において、デジタル出力デコ
ーダ25は、チャネルステータスエンコーダ23と再生信号
所理回路18の出力信号から、第4a,bに示すデジタル信号
を得て、デジタル出力端子26から出力する。この信号の
他のDATのデジタル入力端子3に接続してデジタルコピ
ーしようとすると、録音側DATのシステムコントローラ2
7の判断ステップ39において、コピー禁止ビット判別部1
0はコピー禁止ビット有りと判別し、判断ステップ40に
おいて、カテゴリコード判別部11はDATであることを判
別する。処理ステップ41において、録音禁止設定部16は
デジタル録音禁止と判別する。その結果、録音禁止設定
部16は例えば記録信号処理回路6から記録アンプ7へ出
力する信号をしゃ断する等して録音を禁止する。従っ
て、コンパクトディスクを一度デジタルコピーしたテー
プをもとにしてDATによりデジタルコピーはできない。
以上はコンパクトディスクを例に説明したが、コピー禁
止ビットを含む信号であれば、他のカテゴリからのデジ
タルコピーであっても同様となる。
止ビットを含む信号であれば、他のカテゴリからのデジ
タルコピーであっても同様となる。
次にBSチューナのようにコピー禁止ビットを含まない信
号を録音し、このテープをデジタルコピーする場合につ
いて、先に説明したコンパクトディスクの信号をデジタ
ルコピーする場合と異なる点についてのみ説明する。
号を録音し、このテープをデジタルコピーする場合につ
いて、先に説明したコンパクトディスクの信号をデジタ
ルコピーする場合と異なる点についてのみ説明する。
デジタル入力端子3にBSチューナのデジタル出力信号を
入力すると、システムコントローラ27の判断ステップ39
において、コピー禁止ビット判別部10はチャネルステー
タスのビット2が“1"すなわちコピー禁止ビットなしと
判別し、処理ステップ43に至る。処理ステップ43におい
て、コピー制御信号発生部12は、ID6が“00"となる信号
をサブコードエンコーダ13に出力する。このようにして
BSチューナからデジタルコピーしたテープをDATで再生
し、再生したデジタル出力信号を、他のDATでデジタル
コピーする場合、再生信号のID6が“00"であるため、判
断ステップ47においてコピー制御信号判別部22は、コピ
ー禁止ビット設定部29にコピー禁止ビットを付さないよ
うに指令を出力し、カテゴリコード設定部30にDATを示
すカテゴリコードを出力するように指令を出力する。処
理ステップ51において、コピー禁止ビット設定部29はチ
ャネルステータスエンコーダ23に、チャネルステータス
のビット2が“1"となるように指令を出力する。このよ
うに再生されたデジタル出力端子26からの信号を、他の
DATのデジタル入力端子3に接続してデジタルコピーし
ようとすると、コピー禁止ビットを含まないため、録音
が可能となり、多世代にわたるデジタルコピーが可能と
なる。
入力すると、システムコントローラ27の判断ステップ39
において、コピー禁止ビット判別部10はチャネルステー
タスのビット2が“1"すなわちコピー禁止ビットなしと
判別し、処理ステップ43に至る。処理ステップ43におい
て、コピー制御信号発生部12は、ID6が“00"となる信号
をサブコードエンコーダ13に出力する。このようにして
BSチューナからデジタルコピーしたテープをDATで再生
し、再生したデジタル出力信号を、他のDATでデジタル
コピーする場合、再生信号のID6が“00"であるため、判
断ステップ47においてコピー制御信号判別部22は、コピ
ー禁止ビット設定部29にコピー禁止ビットを付さないよ
うに指令を出力し、カテゴリコード設定部30にDATを示
すカテゴリコードを出力するように指令を出力する。処
理ステップ51において、コピー禁止ビット設定部29はチ
ャネルステータスエンコーダ23に、チャネルステータス
のビット2が“1"となるように指令を出力する。このよ
うに再生されたデジタル出力端子26からの信号を、他の
DATのデジタル入力端子3に接続してデジタルコピーし
ようとすると、コピー禁止ビットを含まないため、録音
が可能となり、多世代にわたるデジタルコピーが可能と
なる。
次にアナログ入力端子1から入力された信号をアナログ
コピーし、このアナログコピーしたテープをもとにして
デジタルコピーする場合について説明する。
コピーし、このアナログコピーしたテープをもとにして
デジタルコピーする場合について説明する。
録音側DAT操作スイッチ14の入力切換スイッチをアナロ
グ録音に設定して録音スイッチを押すと、判断ステップ
37においてアナログ録音を判別すると、処理ステップ44
において、アナログ入力端子1に入力され、ADコンバー
タ2によりデジタル信号に変換した信号が選択スイッチ
5に入力される。入力設定部15は、選択スイッチ5にAD
コンバータの出力を選択するように制御し、処理ステッ
プ45において、コピー制御信号発生部12にID6が“01"と
なるように制御信号を出力する。次に処理ステップ53に
おいて、ID6を含むサブコード信号と選択スイッチ5の
出力信号が磁気テープ9に記録されアナログコピーが為
される。こうして録音されたテープを第1世代のテープ
とする。第1世代のテープをデジタルコピーして第2世
代のテープを作る場合、第1世代のテープを再生する
と、再生側DATのシステムコントローラ27の判断ステッ
プ47において、コピー制御信号判別部22は、ID6が“01"
であるため、第2表からコピー禁止ビット設定部29にコ
ピー禁止ビットを付すように指令を出力し、判断ステッ
プ49において、コピー制御信号判別部22は、カテゴリコ
ード設定部30に、DAT−Cに対応したカテゴリコードを
出力するように指令を出力する。処理ステップ50におい
て、カテゴリコード設定部30はチャネルステータスエン
コーダ23に、コピー禁止ビットの有無にかかわらずデジ
タルコピーが可能であることを示す8ビットのカテゴリ
コードを出力するように指令を出力する。この信号を含
むデジタル出力端子26からの信号を他のDATでデジタル
コピーすると、録音側DATのシステムコントローラ27の
判断ステップ40においてカテゴリコード判別部11はDAT
−Cであることを判別して処理ステップ42に至り、コピ
ー制御信号発生部12は第1表からID6が“10"となるよう
に設定する。こうしてデジタルコピーされたテープは第
2世代のテープとする。同様の第2世代のテープをデジ
タルコピーして第3世代のテープを作る場合、第2世代
のテープを再生すると、再生側DATのコピー制御信号判
別部22はID6が“10"であることを判別する。従ってコン
パクトデスクを録音し、再生したテープと同様に、以下
のコピーが不可能となる。
グ録音に設定して録音スイッチを押すと、判断ステップ
37においてアナログ録音を判別すると、処理ステップ44
において、アナログ入力端子1に入力され、ADコンバー
タ2によりデジタル信号に変換した信号が選択スイッチ
5に入力される。入力設定部15は、選択スイッチ5にAD
コンバータの出力を選択するように制御し、処理ステッ
プ45において、コピー制御信号発生部12にID6が“01"と
なるように制御信号を出力する。次に処理ステップ53に
おいて、ID6を含むサブコード信号と選択スイッチ5の
出力信号が磁気テープ9に記録されアナログコピーが為
される。こうして録音されたテープを第1世代のテープ
とする。第1世代のテープをデジタルコピーして第2世
代のテープを作る場合、第1世代のテープを再生する
と、再生側DATのシステムコントローラ27の判断ステッ
プ47において、コピー制御信号判別部22は、ID6が“01"
であるため、第2表からコピー禁止ビット設定部29にコ
ピー禁止ビットを付すように指令を出力し、判断ステッ
プ49において、コピー制御信号判別部22は、カテゴリコ
ード設定部30に、DAT−Cに対応したカテゴリコードを
出力するように指令を出力する。処理ステップ50におい
て、カテゴリコード設定部30はチャネルステータスエン
コーダ23に、コピー禁止ビットの有無にかかわらずデジ
タルコピーが可能であることを示す8ビットのカテゴリ
コードを出力するように指令を出力する。この信号を含
むデジタル出力端子26からの信号を他のDATでデジタル
コピーすると、録音側DATのシステムコントローラ27の
判断ステップ40においてカテゴリコード判別部11はDAT
−Cであることを判別して処理ステップ42に至り、コピ
ー制御信号発生部12は第1表からID6が“10"となるよう
に設定する。こうしてデジタルコピーされたテープは第
2世代のテープとする。同様の第2世代のテープをデジ
タルコピーして第3世代のテープを作る場合、第2世代
のテープを再生すると、再生側DATのコピー制御信号判
別部22はID6が“10"であることを判別する。従ってコン
パクトデスクを録音し、再生したテープと同様に、以下
のコピーが不可能となる。
以上のように、DAT間を接続するデジタル信号に含まれ
るコピー制御信号であるチャネルステータスのコピー禁
止ビットとカテゴリコードからデジタルコピーが可能か
否かを判別する録音禁止設定部と、前記コピー制御信号
と入力設定部から、テープに記録する2ビットのコピー
制御サブコード信号であるメインIDのID6を得るコピー
制御信号発生部と、再生時には、再生されたID6の値か
らコピー禁止ビットとカテゴリコードを設定することに
より、コンパクトディスクのようにコピー禁止ビットを
含むデジタル信号であっても、デジタル信号のまま直接
録音の可否はカテゴリコードと共に判別するため、第1
世代はデジタル信号のまま直接録音が可能となり、この
デジタル信号のまま直接録音されたテープは、コピー禁
止ビットとDATのカテゴリコードを含むため、以降のデ
ジタル信号のまま直接録音は不可能になる。すなわち、
デジタル信号のまま直接録音の世代数を制限することが
できる。また、コピー禁止ビットによるデジタルコピー
の制限を避けるため、アナログコピーをしても、多世代
にわたるデジタルコピーを避けることができる。
るコピー制御信号であるチャネルステータスのコピー禁
止ビットとカテゴリコードからデジタルコピーが可能か
否かを判別する録音禁止設定部と、前記コピー制御信号
と入力設定部から、テープに記録する2ビットのコピー
制御サブコード信号であるメインIDのID6を得るコピー
制御信号発生部と、再生時には、再生されたID6の値か
らコピー禁止ビットとカテゴリコードを設定することに
より、コンパクトディスクのようにコピー禁止ビットを
含むデジタル信号であっても、デジタル信号のまま直接
録音の可否はカテゴリコードと共に判別するため、第1
世代はデジタル信号のまま直接録音が可能となり、この
デジタル信号のまま直接録音されたテープは、コピー禁
止ビットとDATのカテゴリコードを含むため、以降のデ
ジタル信号のまま直接録音は不可能になる。すなわち、
デジタル信号のまま直接録音の世代数を制限することが
できる。また、コピー禁止ビットによるデジタルコピー
の制限を避けるため、アナログコピーをしても、多世代
にわたるデジタルコピーを避けることができる。
発明の効果 以上のように本発明は、再生−記録機器間で伝送される
デジタル信号の、デジタルコピーの可否を示すコピー禁
止ビットの有無を判別するコピー禁止ビット判別部と、
どの機器から出力されたかを示すカテゴリコードを判別
するカテゴリコード判別部と、前記コピー禁止ビット判
別部の出力信号と前記カテゴリコード判別部の出力信号
から再生信号のコピーの可否を示す複数のビットからな
るコピー制御サブコード信号を得るコピー制御信号発生
部と、記録した信号を再生する場合、コピー制御サブコ
ード信号を判別するコピー制御信号判別部と、このコピ
ー制御信号判別部の出力信号からデジタル出力信号に付
す、コピー禁止ビットを設定するコピー禁止ビット設定
部と、カデゴリコードを設定するカデゴリコード設定部
と、前記コピー禁止ビット判別部の出力信号と前記カテ
ゴリコード判別部の出力信号から記録媒体への記録を禁
止するための記録禁止部を設けることにより、デジタル
コピーの世代数を制限できる。そのため音楽等のソフト
ウエア産業に不利益をもたらすことはない。
デジタル信号の、デジタルコピーの可否を示すコピー禁
止ビットの有無を判別するコピー禁止ビット判別部と、
どの機器から出力されたかを示すカテゴリコードを判別
するカテゴリコード判別部と、前記コピー禁止ビット判
別部の出力信号と前記カテゴリコード判別部の出力信号
から再生信号のコピーの可否を示す複数のビットからな
るコピー制御サブコード信号を得るコピー制御信号発生
部と、記録した信号を再生する場合、コピー制御サブコ
ード信号を判別するコピー制御信号判別部と、このコピ
ー制御信号判別部の出力信号からデジタル出力信号に付
す、コピー禁止ビットを設定するコピー禁止ビット設定
部と、カデゴリコードを設定するカデゴリコード設定部
と、前記コピー禁止ビット判別部の出力信号と前記カテ
ゴリコード判別部の出力信号から記録媒体への記録を禁
止するための記録禁止部を設けることにより、デジタル
コピーの世代数を制限できる。そのため音楽等のソフト
ウエア産業に不利益をもたらすことはない。
第1図は本発明の一実施例のDATのブロック図、第2図
は第1図のシステムコントローラの処理の一部を示すフ
ローチャート、第3図は第1図の判別部11の機能図、第
4図は第1図のデジタルコピー制御信号発生部12の機能
図、第5図は第1図のデジタルコピー制御信号変換部22
の機能図、第3図はDATを中心とするオーディオ機器の
接続を示すブロック図、第4図はデジタル・オーディオ
・インターフェイスの信号フォーマットの要部を示すフ
ォーマット図、第5図はDATの記録フォーマットの要部
を示すフォーマット図である。 3……デジタル入力端子、10……コピー禁止ビット判別
部、11……カテゴリコード判別部、12……コピー制御信
号発生部、13……サブコードエンコーダ、21……サブコ
ードデコーダ、22……コピー制御信号判別部、23……チ
ャネルステータスエンコーダ、26……デジタル出力端
子、27……システムコントローラ、29……コピー禁止ビ
ット設定部、30……カテゴリコード設定部。
は第1図のシステムコントローラの処理の一部を示すフ
ローチャート、第3図は第1図の判別部11の機能図、第
4図は第1図のデジタルコピー制御信号発生部12の機能
図、第5図は第1図のデジタルコピー制御信号変換部22
の機能図、第3図はDATを中心とするオーディオ機器の
接続を示すブロック図、第4図はデジタル・オーディオ
・インターフェイスの信号フォーマットの要部を示すフ
ォーマット図、第5図はDATの記録フォーマットの要部
を示すフォーマット図である。 3……デジタル入力端子、10……コピー禁止ビット判別
部、11……カテゴリコード判別部、12……コピー制御信
号発生部、13……サブコードエンコーダ、21……サブコ
ードデコーダ、22……コピー制御信号判別部、23……チ
ャネルステータスエンコーダ、26……デジタル出力端
子、27……システムコントローラ、29……コピー禁止ビ
ット設定部、30……カテゴリコード設定部。
Claims (1)
- 【請求項1】再生−記録機器間で伝送されるデジタル信
号を、デジタル信号のまま直接コピーすることの可否を
示すコピー禁止ビットの有無を判別するコピー禁止ビッ
ト判別部と、上記デジタル信号が、どの機器から出力さ
れたかを示すカテゴリコードを判別するカテゴリコード
判別部と、前記コピー禁止ビット判別部の出力信号と前
記カテゴリコード判別部の出力信号から、コピーされた
デジタル信号が次回再生された際の出力デジタル信号
が、デジタル信号のまま直接コビーされることの可否を
示す複数ビットからなるコピー制御サブコード信号を得
るコピー制御信号発生部と、記録媒体に記録した信号を
再生する場合、コピー制御サブコード信号を判別するコ
ピー制御信号判別部と、このコピー制御信号判別部の出
力信号からデジタル出力信号に付すコピー禁止ビットを
設定するコピー禁止ビット設定部と、カテゴリコードを
設定するカテゴリコード設定部と、記録媒体にデジタル
信号を記録する場合、前記コピー禁止ビット判別部の出
力信号と前記カテゴリコード判別部の出力信号から記録
媒体への記録を禁止するための記録禁止設定部を備え、
コピー禁止ビットと記録再生装置を示すカテゴリコード
とが所定の値になった際に、デジタル信号の記録を禁止
することにより、デジタル信号の直接コピーの世代数を
制限するようにしたことを特徴とする記録再生装置。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5426988A JPH0664840B2 (ja) | 1988-03-08 | 1988-03-08 | 記録再生装置 |
US07/307,446 US5057947A (en) | 1988-02-10 | 1989-02-08 | Recording and reproducing apparatus with limited digital copying |
DE89102357T DE68911331T2 (de) | 1988-02-10 | 1989-02-10 | Aufzeichnungs- und Wiedergabegerät. |
EP89102357A EP0328141B1 (en) | 1988-02-10 | 1989-02-10 | Recording and reproducing apparatus |
KR1019890001523A KR930001492B1 (ko) | 1988-02-10 | 1989-02-10 | 기록 재생장치 |
US07/633,898 US5231546A (en) | 1988-02-10 | 1990-12-26 | Recording and reproducing apparatus with limited digital copying |
US07/762,986 US5185792A (en) | 1988-02-10 | 1991-09-20 | Recording and reproducing apparatus with limited digital copying |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5426988A JPH0664840B2 (ja) | 1988-03-08 | 1988-03-08 | 記録再生装置 |
Related Child Applications (4)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13334088A Division JP2506940B2 (ja) | 1988-02-10 | 1988-05-31 | 記録再生装置 |
JP13333988A Division JPH077574B2 (ja) | 1988-02-10 | 1988-05-31 | 記録再生装置 |
JP16174488A Division JP2543142B2 (ja) | 1988-02-10 | 1988-06-29 | 再生装置 |
JP4259537A Division JPH06105535B2 (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 記録再生装置、再生装置、記録装置、再生媒体、及び伝送方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01227270A JPH01227270A (ja) | 1989-09-11 |
JPH0664840B2 true JPH0664840B2 (ja) | 1994-08-22 |
Family
ID=12965855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5426988A Expired - Lifetime JPH0664840B2 (ja) | 1988-02-10 | 1988-03-08 | 記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0664840B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003059176A (ja) * | 2001-08-09 | 2003-02-28 | Sony Corp | 情報記録装置、情報再生装置、および情報記録方法、情報再生方法、並びにコンピュータ・プログラム |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0860823A4 (en) | 1996-07-15 | 2001-05-02 | Toshiba Kk | DEVICE WITH DIGITAL INTERFACE, NETWORK SYSTEM WITH THIS DEVICE AND COPY PROTECTION PROCEDURE |
JP4106740B2 (ja) * | 1998-02-18 | 2008-06-25 | ソニー株式会社 | 情報記録装置および方法、情報再生装置および方法、並びにプログラム記録媒体 |
CN100383824C (zh) | 1998-03-26 | 2008-04-23 | 夏普公司 | 数据配送系统 |
-
1988
- 1988-03-08 JP JP5426988A patent/JPH0664840B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003059176A (ja) * | 2001-08-09 | 2003-02-28 | Sony Corp | 情報記録装置、情報再生装置、および情報記録方法、情報再生方法、並びにコンピュータ・プログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01227270A (ja) | 1989-09-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
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