JP2502667B2 - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JP2502667B2 JP8084488A JP8084488A JP2502667B2 JP 2502667 B2 JP2502667 B2 JP 2502667B2 JP 8084488 A JP8084488 A JP 8084488A JP 8084488 A JP8084488 A JP 8084488A JP 2502667 B2 JP2502667 B2 JP 2502667B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、デジタル・オーディオ・テープレコーダ
(以下DATと記す)のように、デジタル信号を直接記録
し再生できる記録再生装置に関するものである。
従来の技術 近年,オーディオ機器間をデジタル信号で接続するイ
ンターフェイス仕様の標準化が進み、CDプレーヤや衛星
放送用チューナ(以下BSチューナと記す)等には、アナ
ログ出力端子とは別に、デジタル出力端子を備えたもの
が商品化されている。また、デジタル信号を直接記録で
きるDATのような記録再生装置が実用化されている。
以下、上述した記録再生装置の一例として、DATにつ
いて図面を参照しながら説明する。
第3図は従来のDATを中心とするオーディオ機器の接
続図、第4図はデジタル・オーディオ・インタフェース
の信号フォーマットの一部、第5図はDATの記録フォー
マットの一部である。
第3図において、61はBSチューナであり、61A,61DはB
Sチューナ61のアナログ出力端子,デジタル出力端子で
ある。62はCDプレーヤであり、62A,62DはCDプレーヤの
アナログ出力端子,出力端子である。63はDATであり、6
3A,63DはDAT63のアナログ出力端子、デジタル出力端子
である。64は例えばFMチューナやアナログレコードプレ
ーヤ等のアナログカーディオ機器であり、64Aはアナロ
グオーディオ機器64のアナログ出力端子である。65,66
はそれぞれDATであり、65B,66BはDAT65,DAT66のアナロ
グ入力端子、65C,66CはDAT65,DAT66のデジタル入力端
子、65A,66AはDAT65,DAT66のアナログ出力端子、65D,66
DはDAT65,DAT66のデジタル出力端子である。各機器のデ
ジタル出力端子61D,62D,63D及び65Dから、DAT65のデジ
タル入力端子65C及びDAT66のデジタル入力端子には、第
4図に示すように規定されたフォーマットで信号の授受
が行なわれる。第4図(a)に示すようにアナログ信号
をサンプリングする時間に左チャネルと右チャネルの2
サブフレームが構成されている。各サブフレームは第4
図(b)に示すように32ビットから成り、4ビットの同
期信号と、4ビットの予備のデータ後に、20ビットのオ
ーディオデータを転送するように構成されている。残り
の4ビットは、第4図(c)に、チャネルステータスを
例に示すように192ビットをひとつのブロックとして意
味を持つように構成されている。チャネルステータスの
ビット0からビット5までの6ビットはコントロールビ
ットであり、用途,デジタルコピーの可否等を示す。す
なわち、デジタル入力端子65Cに入力された信号の、チ
ャネルステータスのビット2が“0"の場合、DAT65はデ
ジタル録音ができない(例えば、「エレクトロニクスラ
イフ通巻655号第18〜19ページ参照)。
コンパクトディスクのように著作権が認められている
ものは、一般にコンパクトディスクにデジタルコピーの
禁止を示す信号が記録されておりこのコンパクトディス
クを再生するとチャネルステータスのビット2が“0"と
なる信号がデジタル出力端子から出力される。従がって
音楽ソースを再生した場合CDプレーヤ62のデジタル出力
端子62Dからの信号は、チャネルステータスのビット2
が“0"であるため、DAT65は録音できない。
また、DAT63,DAT65,DAT66のテープには、第5図に示
すような記録フォーマットで、オーディオ信号を符号化
したPCMデータとPCMデータを再生するためのメインID
が、テープ中央部のPCM領域に記録されている。第5図
(a)に示すPCM領域は128ブロックからなり、1ブロッ
クは第5図(b)に示すらうに288ビットからなる。メ
インIDは第5図(c)に示すように1ブロック飛びにフ
ォーマットID,ID1からID6,ID7まで繰り返し記録されて
いる。第5図(d)に示すように、フォーマットIDのビ
ット2が“00"のとき、すなわちDATがオーディオ用録音
機の場合、ID6のビット2が“00"のときデジタルコピー
が可能となり、“10"のときデジタルコピーは禁止とな
る。すなわち、DATの使用者が録音したテープはID6が
“00"となり、デジタルコピーが可能となるが、音楽ソ
ース等のソフトテープの場合、ID6に“10"を記録してお
くと、デジタルコピーはできない。
しかし、CDプレーヤ62のアナログ出力端子62AからDAT
65のアナログ入力端子65Bへの録音や、DAT63のアナログ
出力端子63AからDAT65のアナログ入力端子65Bへの録音
は可能となり、コンパクトディスクやDATのソフトテー
プは、デビタルコピーは禁止されていてもアナログコピ
ーは可能となる。ただし、この場合、CDプレーヤ62のDA
変換回路またはDAT63のDA変換回路とDAT65のAD変換回路
を経るため、デジタルコピーに比べ多少の音質劣化はあ
り得る。さらに、一度アナログ録音されたテープは、第
5図(d)に示すID6が“00"となるため、以降はデジタ
ルコピーが無限に可能となる。
発明が解決しようとする課題 以上説明したように、従来のDATでは、個人で楽しむ
ための録音の自由が認められているにもかかわらず、コ
ンパクトディスクやDATの音楽ソフトテープは、デジタ
ル信号の中にデジタルコピー禁止のコードがあるためデ
ジタル信号を直接録音することができず、DAT使用者に
は、音質が多少劣化するアナログ信号による録音を強い
ることになる。従ってデジタル信号を記録するDATの長
所を生かしきることができないという問題を有してい
た。
一方、一度アナログ信号で録音したDATのテープは、
メインIDのID6が“00"と記録されるため、以降は無限に
デジタルコピーが可能となり、コンパクトディスクやDA
Tの音楽ソフトテープは、アナログ録音時多少音質が劣
化するものの、以降はデジタルコピーにより音質の劣化
のない複製品を作ることができる。そのため、音楽等の
ソフトウエア産業に、非常に大きな不利益をもたらすと
いう問題を有していた。
すなわち、従来の記録再生装置はチャネルステータス
のビット2の1ビットのみにより、デジタルコピーを判
別していたため、コンパクトディスクやDATの音楽ソフ
トテープはデジタル信号による録音が一度もできず、ア
ナログ信号による録音は内容的に変わりがないものであ
っても無限に録音できるという問題を有していた。本発
明は上記問題点に鑑み、コンパクトディスクやDATの音
楽テープから、回数も限りDATへデジタルコピーが可能
であり、コピーされたDATのテープからは、以降デジタ
ルコピーが禁止されるようにしたDATであって、アナロ
グ録音されたDATのテープでも、デジタルコピーの可能
な回数を制限するDATを含む記録再生装置を提供するも
のである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の記録再生装置は、
機器間を接続するデジタル信号に含まれる制御信号のデ
ジタルコピーの可否を示すチャネルステータスのビット
2を含む複数ビットからなるコピー制御信号により入力
信号のデジタルコピーの可否を判別する判別部と、入力
信号がデジタルコピー可能な場合、前記コピー制御信号
から、記録媒体から再生された出力信号のデジタルコピ
ーの可否を示す複数ビットからなるコピー制御サブコー
ド信号を記録媒体に記録するために発生し、かつアナロ
グ入力信号をデジタル信号に変換して記録する場合は、
記録媒体から再生された出力信号のデジタルコピーの可
否を示す複数ビットからなる所定のコピー制御サブコー
ド信号を記録媒体に記録するために発生するコピー制御
サブコード信号発生部と、記録された信号を再生して出
力する場合、デジタル入力信号のコピー制御信号と異な
る値のコピー制御信号を出力すると共にアナログ入力信
号の場合も前記所定のコピー制御サブコード信号に対応
して変換したコピー制御信号を出力するようにコピー制
御信号変換部を備えたものである。
作用 本発明は上記した構成によって、ビット2のコピー制
御信号が、デジタルコピーをするごとに、順次異なる値
となるため、ある値に達した場合デジタルコピーを禁止
するように設定すれば、デジタルコピーの回数を制限す
ることができる。コンパクトディスクやDATの音楽ソフ
トテープを再生した場合、出力されるコピー制御信号
は、判別部がコピー可能と判別し、コピーされて出力さ
れたコピー制御信号を判別部がコピー禁止と判別するよ
うにシステムコントローラが制御することにより、コン
パクトディスクやDATのソフトテープも、コピー回数を
制限してデジタルコピーが可能となる。
実施例 以下本発明の一実施例について、DATを例に図面を参
照しながら説明する。
1はアナログ入力端子、2はADコンバータ、3はデジ
タル入力端子、4はデジタル入力端子3に入力されたデ
ジタル信号を復調するデジタル復調回路、5はADコンバ
ータ2の出力信号かデジタル復調回路4の出力信号かを
選択する選択スイッチ、6はデジタル信号を時間的な並
びを入れ替えるインタリーブ処理,誤り訂正符号の付
加,後述するサブコードエンコーダ13の出力信号を付加
等を行なう記録信号処理回路、7は記録アンプ、8は記
録ヘッド、9は磁気テープである。10はデジタル復調回
路の出力信号から第4図(c)に示すチャネルステータ
スを得るチャネルステータスデコーダ、11は例えば第1
表に示すようにチャネルステータスのビット2が“0",
ビット14が“1"のときデジタル録音を禁止し、ビット2
及びビット14が上記以外の場合、デジタル録音を可能と
するように判別する判別部である。
12は、デジタル録音の場合は判別部11を経たチャネル
ステータスのビット2とビット14から、第5図(c)に
示すメインIDのID6が、例えば第2表に示すように得ら
れ、アナログ録音の場合はID6は“00"となるデジタルコ
ピー利得信号発生部である。13はID6を含むサブコード
を作成するサブコードエンコーダである。14は、録音ス
イッチ、再生スイッチや、アナログ入力端子1に入力さ
れた信号を録音するか、デジタル入力端子3に入力され
た信号を録音するかを切換える入力切換スイッチを含む
操作スイッチ、15は前記入力切換スイッチに応じて選択
スイッチを制御し、アナログ録音の場合はID6を“00"と
なるように制御する入力設定部である。16は判別部11が
ビット2が“0",ビット14が“1"のとき記号処理回路他
に録音を禁止するよう記録信号処理回路6を制御する録
音禁止設定部である。28は再生ヘッドで、17は再生アン
プであり、18はデジタル信号の誤り訂正や時間的な並び
を元に戻すディインタリーブ処理等を行なう再生信号処
理回路、19はDAコンバータ、20はアナログ出力端子であ
る。21はメインID等を信号を得るサブコードデコーダ、
22はサブコードデコーダ21の出力であるID6から、チャ
ネルステータスのビット2及びビット14を得るデジタル
コピー制御信号変換部である。23はデジタルコピー制御
信号変換部22の出力信号を含むチャネルステータスエン
コーダである。
25は再生信号処理回路18の出力信号やチャネルステー
タスエンコーダ23の出力信号等から、第4図(a),
(b)に示すデジタル出力信号を得るデジタル変調回
路、26はデジタル出力端子である。27は判別部11、デジ
タルコピー制御信号発生部12、入力設定部15、録音禁止
設定部16、デジタルコピー制御信号変換部22を含めてな
るシステムコントローラであり、例えばマイクロコンピ
ュータで構成されている。
以上のように構成されたDATについて、以下図面及び
表面を用いてその動作を説明する。第2図はシステムコ
ントローラ27の処理の一部を示すフローチャートであ
る。
まず、コンパクトディスクやDATのソフトテープをデ
ジタル録音する場合、デジタル入力端子3には第4図
(a),(b)に示す信号を入力して、操作スイッチ14
の入力切換スイッチをデジタル録音に設定して、録音ス
イッチを押すと、システムコントローラ27は、第2図の
判断ステップ31において、録音スイッチが押されている
ことを判別して判断ステップ32に至る。判断ステップ32
において、デジタル録音を設定していることを判別し
て、入力設定部15は、選択スイッチ5にデジタル復調回
路4の出力信号を記録信号処理回路6に入力するように
設定して処理ステップ33に至る。処理ステップ33におい
て、判別部11はチャネルステータスデコーダ10の出力信
号を入力し、チャネルステータスのビット2及びビット
14をチェックする。コンパクトディスクやDATのソフト
テープを再生したときのビット2は、デジタルコピー禁
止の信号すなわち“0"であり、ビット14は、現在は未定
義であり、“0"であるから、第1表から、デジタル録音
が可能と判別される。従って判断ステップ34から処理ス
テップ35に至る。処理ステップ35において、デジタルコ
ピー制御信号発生部12は第2表からID6が“10"となる信
号をサブコードエンコーダ13に出力する。それから処理
ステップ36において、システムコントローラ27は録音モ
ードを設定する。ID6を含サブコードエンコーダ13の出
力信号と選択スイッチ5の出力信号は、記録信号処理回
路6、記録アンプ7を経て記録ヘッド8により磁気テー
プ9に記録される。従って、コンパクトディスクやDAT
のソフトテープであってもデジタルコピーが可能とな
る。
次にコンパクトディスクやDATのソフトテープをデジ
タルコピーしたテープをDATで再生し、再生したデジタ
ル出力信号を、他のDATでデジタルコピーしようとした
場合について説明する。
操作スイッチ14内の再生スイッチを押すと、システム
コントローラ27は判別ステップ39において、再生スイッ
チが押されたことを認識して、磁気テープ9に記録され
た信号を再生ヘッド28が再生し、再生アンプ17,再生信
号処理回路18を経てオーディオ信号のデジタル信号をDA
コンバータ19とデジタル変換回路25に入力し、サブコー
ド信号はサブコードデコーダ21を経て、デジタルコピー
制御信号変換部22に入力される。処理ステップ40におい
て、デジタルコピー制御信号変換部22は第3表に従って
メインIDのID6からチャネルステータスのビット2とビ
ット14に変換する。
再生しているテープ9のID6は“10"であるから、チャ
ネルステータスのビット2は“0",ビット14は“1"とな
る。デジタルコピー制御信号変換部22の出力信号はチャ
ネルステータスエンコーダ23に入力され、チャネルステ
ータスエンコーダ23は第4図(c)に示す信号を得る。
続いて処理ステップ41において、デジタル変調回路25
は、チャネルステータスエンコーダ23と再生信号処理回
路18の出力信号から、第4図(a),(b)に示すデジ
タル信号を得て、デジタル出力端子26から出力する。こ
の信号を他のDATのデジタル入力端子3に接続して録音
しようとすると、判断ステップ34において、判別部11は
第1表に示すようにデジタル録音禁止と判別する。その
結果,録音禁止設定部16は例えば記録信号処理回路6か
ら記録アンプ7へ出力する信号をしゃ断する等して録音
を禁止する。従って、コンパクトディスクやDATのソフ
トテープを録音したテープからは、DATにより録音はで
きない。
次にアナログ入力端子1から入力された信号を録音
し、このテープをデジタルコピーする場合について説明
する。
操作スイッチ14の入力切換スイッチをアナログ録音に
設定して録音スイッチを押すと、判断ステップ32におい
てアナログ録音を判別すると、アナログ入力端子1に入
力され、ADコンバータ2によりデジタル信号に変換した
信号が選択スイッチに入力される。入力設定部15は、選
択スイッチ5にADコンバータの出力を選択するように制
御し、処理ステップ37において、デジタルコピー制御信
号発生部12にID6が“00"となるように制御信号を出力す
る。次に処理ステップ36において、ID6を含むサブコー
ド信号と選択スイッチ5の出力信号が磁気テープ9に記
録される。こうして録音されたテープを第1世代のテー
プとする。第1世代のテープをデジタルコピーして第2
世代のテープを作る場合、第1世代のテープを再生する
と、処理ステップ40において、デジタルコピー制御信号
変換部22は、ID6が“00"であるから、第3表からチャネ
ルステータスのビット2は“1",ビット14は“1"となる
信号を出力する。この信号を含むデジタル出力端子26か
らの信号を他のDATでデジタル録音すると、判断ステッ
プ34において判別部15はチャネルステータスのビット2
が“1",ビット14が“1"であるから、第1表からデジタ
ル録音が可能となり、処理ステップ35に至り、デジタル
コピー制御信号発生部12は第2表からID6が“01"となる
ように設定する。こうして録音されたテープを第2世代
のテープとする。同様に第2世代のテープをデジタルコ
ピーして第3世代のテープを作る場合、第2世代のテー
プを再生すると、デジタルコピー制御信号変換部22は、
第3表からチャネルステータスのビット2とビット14が
共に“0"となる信号を出力する。この信号を含むデジタ
ル出力端子26からの信号を、他のDATのデジタル入力端
子3に入力してデジタル録音すると、判別部15はチャネ
ルステータスのビット2及びビット14が共に“0"のため
第1表からデジタル録音が可能となり、デジタルコピー
制御信号発生部12は、第2表からID6が“10"となるよう
に設定する。こうして録音されたテープを第3世代のテ
ープとする。同様に第3世代のテープをデジタルコピー
して第4世代のテープを作ろうとした場合、第3世代の
テープを再生すると、デジタルコピー制御信号変換部22
は、第3表からチャネルステータスのビット2が“0",
ビット14が“1"となる信号を出力する。この信号を含む
デジタル出力端子26からの信号を、他のDATのデジタル
入力端子3に入力してデジタル録音しようとすると、判
断ステップ34において、判別部11は第1表に示すように
デジタル録音禁止と判別する。その結果、録音禁止設定
部16は、例えば記録信号処理回路6から記録アンプ7へ
出力する信号をしゃ断する等して録音を禁止する。従っ
てデジタルコピーによる第4世代のテープはできない。
以上のように、DAT間を接続するデジタル信号に含ま
れるコピー制御信号であるチャネルステータスのビット
2を含む2ビットの信号からデジタル録音が可能か否か
を判別する判別部と、デジタル録音が場合前記コピー制
御信号から、テープに記録する2ビットのコピー制御サ
ブコード信号であるメインIDのID6を得、アナログ録音
の場合は所定のID6を得るコピー制御信号発生部と、再
生時には、再生されたID6の値からデジタル入力信号に
含まれていた2ビットのコピー制御信号と異なる値のコ
ピー制御信号を出力し、アナログ録音の場合も所定のコ
ピー制御信号を出力するコピー制御信号変換部を設ける
ことにより、デジタルコピーをするごとに順次異なる値
となるため、ある値に達した場合デジタルコピーを禁止
するように設定すれば、デジタルコピーの回数を制御す
ることができる。
さらに、デジタルコピーの可否を2ビットにより判別
するようにしたため、従来のように1ビットで、コンパ
クトディスクやDATのソフトテープのデジタルコピーを
禁止するのと異なり、コピー回数を制限してデジタルコ
ピーを可能とすることができる。
また、本実施例のように、2ビットのコピー制御信号
のうち1ビットを、従来からのコピー制御信号であるチ
ャネルステータスのビット2に対応することにより、従
来からあるコンパクトディスク等のデジタルオーディオ
機器を変更する必要はない。
発明の効果 以上のように本発明の記録再生装置は、機器間を接続
するデジタル信号に含まれる制御信号のデジタルコピー
の可否を示すチャネルステータスのビット2を含む複数
ビットからなるコピー制御信号により入力信号のデジタ
ルコピーの可否を判別する判別部と、入力信号がデジタ
ルコピー可能な場合、前記コピー制御信号から、記録媒
体から再生された出力信号のデジタルコピーの可否を示
す複数ビットからなるコピー制御サブコード信号を記録
媒体に記録するために発生し、かつアナログ入力信号を
デジタル信号に変換して記録する場合は、記録媒体から
再生された出力信号のデジタルコピーの可否を示す複数
ビットからなる所定のコピー制御サブコード信号を記録
媒体に記録するために発生するコピー制御サブコード信
号発生部と、記録された信号を再生して出力する場合、
デジタル入力信号のコピー制御信号と異なる値のコピー
制御信号を出力すると共にアナログ入力信号の場合も前
記所定のコピー制御サブコード信号に対応して変換した
コピー制御信号を出力するようにコピー制御信号変換部
を備えたことにより、始めにデジタル記録したものであ
ってもアナログ記録したものであってもデジタルコピー
の回数を制限できる。そのため音楽等のソフトウェア産
業に不利益をもたらすことはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のDATのブロック図、第2図
は第1図のシステムコントローラの処理の一部を示すフ
ローチャート、第3図は従来のDATを中心とするオーデ
ィオ機器の接続を示すブロック図、第4図はデジタル・
オーディオ・インターフェイスの信号フォーマットの要
部を示すフォーマット図、第5図はDATの記録フォーマ
ットの要部を示すフォーマット図である。 3……デジタル入力端子、10……チャネルステータスデ
コーダ、11……判別部、12……デジタルコピー制御信号
発生部、13……サブコードエンコーダ、21……サブコー
ドデコーダ、22……デジタルコピー制御信号変換部、23
……チャネルステータスエンコーダ、26……デジタル出
力端子、27……システムコントローラ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機器間を接続するデジタル信号に含まれる
    制御信号のデジタルコピーの可否を示すチャネルステー
    タスのビット2を含む複数ビットからなるコピー制御信
    号により入力信号のデジタルコピーの可否を判別する判
    別部と、入力信号がデジタルコピー可能な場合、前記コ
    ピー制御信号から、記録媒体から再生された出力信号の
    デジタルコピーの可否を示す複数ビットからなるコピー
    制御サブコード信号を記録媒体に記録するために発生
    し、かつアナログ入力信号をデジタル信号に変換して記
    録する場合は、記録媒体から再生された出力信号のデジ
    タルコピーの可否を示す複数ビットからなる所定のコピ
    ー制御サブコード信号を記録媒体に記録するために発生
    するコピー制御サブコード信号発生部と、記録された信
    号を再生して出力する場合、デジタル入力信号のコピー
    制御信号と異なる値のコピー制御信号を出力すると共に
    アナログ入力信号の場合も前記所定のコピー制御サブコ
    ード信号に対応して変換したコピー制御信号を出力する
    ようにコピー制御信号変換部を備え、始めにデジタル記
    録したものであってもアナログ記録したものであっても
    デジタルコピーの回数を制限するようにしたことを特徴
    とする記録再生装置。
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