JP2543142B2 - 再生装置 - Google Patents

再生装置

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JP2543142B2
JP2543142B2 JP16174488A JP16174488A JP2543142B2 JP 2543142 B2 JP2543142 B2 JP 2543142B2 JP 16174488 A JP16174488 A JP 16174488A JP 16174488 A JP16174488 A JP 16174488A JP 2543142 B2 JP2543142 B2 JP 2543142B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、デジタル・オーディオ・テーププレーヤの
ように、デジタル信号を直接記録したテープを再生でき
る再生装置に関するものである。
従来の技術 近年、オーディオ機器間をデジタル信号で接続するイ
ンタフェイス仕様の標準化が進み、CDプレーヤやデジタ
ル・オーディオ・テーププレーヤのようにデジタル信号
を直接記録したディスクやテープを再生する再生装置が
実用化されている。
以下、上述した再生装置の一例として、デジタルテー
ププレーヤについて図面を参照しながら説明する。な
お、デジタル信号を直接記録し再生できるデジタルテー
プレコーダや、アナログ信号をデジタル信号に変換して
記録し再生できるデジタルテープレコーダもデジタルテ
ーププレーヤの機能を有するため、以下、DATと記す。
第3図は従来のDATを中心とするオーディオ機器の接
続図、第4図はデジタル・オーディオ・インタフェイス
の信号フォーマットの一部、第5図はDATの記録フォー
マットの一部である。
第3図において、61はBSチューナであり、61A,61DはB
Sチューナ61のアナログ出力端子、デジタル出力端子で
ある。62はCDプレーヤであり、62A,62DはCDプレーヤの
アナログ出力端子、デジタル出力端子である。63はDAで
あり、63A,63DはDAT63のアナログ出力端子、デジタル出
力端子である。64は例えばFMチューナやアナログ・レコ
ードプレーヤなどのアナログオーディオ機器であり、64
Aはアナログオーディオ機器64のアナログ出力端子であ
る。65,66はそれぞれDATであり、65,66BはDAT65、DAT66
のアナログ入力端子、65C,66CはDAT65、DAT66のデジタ
ル入力端子、65A,66AはDAT65、DAT66のアナログ出力端
子、65D,66DはDAT65,DAT66のデジタル出力端子である。
各機器のデジタル出力端子61D,6D,63Dおよび65Dから、D
AT65のデジタル入力端子65CおよびDAT66のデジタル入力
端子66Cには、第4図に示すように規定された伝送方式
のフォーマットで信号の授受が行われる。第4図(a)
に示すようにアナログ信号をサンプリングする時間に左
チャンネルと右チャンネルの2サブフレームが構成され
ている。各サブフレームは第4図(b)に示すように32
ビットからなり、4ビットの同期信号と、4ビットの予
備のデータ後に、20ビットのオーディォデータを転送す
るように構成されている。残りの4ビットの内1ビット
であるチャネルステータス信号は、第4図(c)に示す
ように192ビットを一つのブロックとして意味を持つよ
うに構成されている。チャネルステータス信号のビット
0からビット5までの6ビットはコントロールビットで
あり、オーディオデータの用途、デジタルコピーの可否
などを示す。すなわち、第4図(d)に示すようにデジ
タル入力端子65Cに入力された信号の、チャネルステー
タス信号の第2番目のビットであるビット2が“0"の場
合、DAT65はデジタルコピーができない(例えば、「エ
レクトロニクスライフ」通巻656号第18頁〜第19頁参
照、以下チャネルステータスのビット2が“0"であると
き、このビット2をコピー禁止ビットと記すことにす
る)。
また、コンパクトディスクのように著作権の認められ
ているものは、一般にコンパクトディスクにデジタル信
号による直接記録(以下デジタルコピーという)の禁止
を示す信号が記録されており、このコンパクトディスク
を再生するとコピー禁止ビットがデジタル出力端子から
出力される。従って、このような音楽ソースを再生した
場合、CDプレーヤ62のデジタル出力端子62Dからの信号
は、コピー禁止ビットがあるため、DAT65はその信号を
記録テープ(以下テープという)に録音できない。
また、DAT63、DAT65、DAT66のテープには、第5図に
示すような記録フォーマットで、オーディオ信号を符号
化したPCMデータとPCMデータを再生するためのメインID
が、テープ中央部のPCM領域に記録されている。第5図
(a)に示すPCM領域は128ブロックからなり、1ブロッ
クは第5図(b)に示すように288ビットからなる。メ
インIDは第5図(c)に示すように、1ブロック飛びに
フォーマットID、ID1からID6、ID7まで繰り返し記録さ
れている。第5図(d)に示すように、フォーマットID
の2ビットが“00"のとき、すなわちDAT用テープがオー
ディオ用データを記録している場合で、ID6の2ビット
が“00"のときデジタルコピーが可能になり、“10"のと
きデジタルコピーは禁止となる。すなわち、DATの使用
者が録音したテープはID6が“00"となり、デジタルコピ
ーが可能になるが、音楽ソースなどのソフトテープの場
合、ID6に“10"を記録しておくと、デジタルコピーはで
きない。
しかし、CDプレーヤ62のアナログ出力端子62AからDAT
65のアナログ入力端子65Bへの録音や、DAT63のアナログ
出力端子63AからDAT65のアナログ入力端子65Bへの録音
(以下アナログコピーと記す)は可能となり、コンパク
トディスクやDATのソフトテープは、デジタルコピーは
禁止されていれもアナログコピーは可能となる。ただ
し、この場合、CDプレーヤ62のDA変換回路またはDAT63
のDA変換回路と、DAT65のAD変換回路を経るため、デジ
タルコピーに比べ多少の音質劣化はあり得る。さらに、
一度アナログ録音されたテープは、第5図の(d)に示
すID6が“00"となるため、以降は音質劣化のないデジタ
ルコピーが、例えばDAT65からDAT66へと無限に可能とな
る。
発明が解決しようとする課題 以上説明したように、従来のDATでは、個人で楽しむ
ための録音の自由が認められているにもかかわらず、コ
ンパクトディスクやDATの音楽ソフトテープなどの再生
媒体は、デジタル信号の中にデジタルコピー禁止を示す
信号があり、コピー禁止ビットとしてデジタル出力信号
に乗せて伝送するため、デジタル信号を直接コピーする
ことができず、DAT使用者には、音質が多少劣化するア
ナログ信号による録音を強いることになる。従って、デ
ジタル信号を記録するDATの長所を生かしきることがで
きないという問題を有していた。
一方、一度アナログ信号をデジタル信号に変換してコ
ピーしたDAT用のテープは、デジタルコピー禁止を示す
信号がなく、メインIDのID6が“00"と記録されるため、
デジタル出力信号にコピー禁止ビットは含まれない。そ
の結果、以降は無限にデジタルコピーが可能となる。そ
のため、コンパクトディスクやDATの音楽ソフトテープ
は、アナログ信号からデジタル信号に変換時、多少音質
が劣化するものの、以降はデジタルコピーにより音質の
劣化のない複製品を作ることができる。
すなわち、再生装置から出力されるデジタル信号は、
全くデジタルコピーができないか、世代数の制限なくコ
ピーが可能であるか、2種類の情報しか伝送できないと
いう問題を有していた。
本発明は上記問題に鑑み、全くデジタルコピーができ
ない信号か、世代数の制限なくコピーが可能である信号
か、所定の世代数を越えた場合に以降のデジタルコピー
が禁止されるような信号かのいずれかを出力できる再生
装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の再生装置は、記録
媒体に記録されたデジタル信号を再生する再生装置であ
って、前記記録媒体に記録されたデジタル信号中の複数
ビットからなるコピー制御サブコード信号を判別して再
生したデジタル信号をもとにした直接コピーの可否を判
断するコピー制御信号判別部と、再生したデジタル出力
信号に付すコピー禁止ビットを設定するコピー禁止ビッ
ト設定部と、コピー禁止ビットの有無によりデジタルコ
ピーの可否が決まる第1のカテゴリコードを出力する
か、またはコピー禁止ビットの有無にかかわらずデジタ
ルコピーが可能となる第2のカテゴリコードを出力すカ
テゴリコード設定部を備えたものである。
作 用 本発明は上記した構成によって、コピー制御信号判別
部の出力信号が、コピー禁止ビット設定部とカテゴリコ
ード設定部を制御することにより、複数のビットから構
成されるコピー制御サブコード信号の示す情報を、コピ
ー禁止ビットとカテゴリコードの組み合わせにより、伝
送すことが可能となる。
すなわち、再生信号が、世代数の制限なくコピーが可
能である信号の場合は、コピー禁止ビットが付加せずに
コピー禁止ビットの有無によりデジタルコピーの可否が
決まる第1のカテゴリコードを付加し、全くデジタルコ
ピーができない信号の場合は、コピー禁止ビットが付加
するとともに、コピー禁止ビットの有無によりデジタル
コピーの可否が決まる第1のカテゴリコードを付加し、
所定の世代数を越えた場合に以降のデジタルコピーが禁
止されるような信号の場合は、コピー禁止ビットが付加
するとともに、コピー禁止ビットの有無にかかわらずデ
ジタルコピーが可能となる第2のカテゴリコードを付加
するように、コピー制御サブコード信号の情報をデジタ
ル・オーディオ・インターフェイス信号に乗せて伝送す
ることができる。
実施例 以下本発明の再生装置の一実施例について、DATを例
に図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例におけるDATのブロック図
である。
第1図において、1はアナログ入力端子、2はADコン
バータ、3はデジタル入力端子、4はデジタル入力端子
3に入力されたデジタル信号を復調するデジタル入力デ
コーダ、5はADコンバータ2の出力信号かデジタル入力
コーダ4の出力信号かを選択する選択スイッチ、6はデ
ジタル信号の時間的な並びを入れ替えるインタリーブ処
理、誤り訂正符号の付加、後述するサブコードエンコー
ダ13の出力信号の付加等を行なう記録信号処理回路、7
は記録アンプ、8は記録ヘッド、9は磁気テープであ
る。10はデジタル入力デーコダ4の出力信号のチャネル
ステータスのビット2が“0"か否か(コピー禁止ビット
の有無)を判定するコピー禁止ビット判定部である。11
は第4図の(c)及び(e)に示すカテゴリコードが、
例えばコピー禁止ビットの有無によりデジタルコピーの
可否が決まる第1のカテゴリコード(以下DATのカテゴ
リコードと記す)、例えば一般にDATからの信号である
ことを示すコードであるか、DATからの信号であるがコ
ピー禁止ビットの有無にかかわらずデジタルコピーを可
能にするためのカテゴリコード(以下DAT−Cと記す)
であるが、DAT以外のカテゴリからの信号であることを
示すその他のコードであるか、ADコンバータなどの機器
を明確に示さないコードであるかを判別するカテゴリコ
ード判別部である。12は、デジタルコピーの場合はコピ
ー禁止ビット判別部10の出力信号と、カテゴリコード判
別部11の出力信号から、第5図(c)に示すメインID6
が、例えば第1表に示すように得られ、アナログコピー
の場合やADコンバータなどの機器を明確に示さないコー
ドを含むデジタルコピーの場合はID6は“01"となるコピ
ー制御信号発生部である。
13はID6を含むサブコードを作成するサブコードエン
コーダである。14は録音スイッチ、再生スイッチや、ア
ナログ入力端子1に入力された信号を録音するか、デジ
タル入力端子3に入力された信号を録音するかを切り換
える入力切換スイッチを含む操作スイッチ、15は前記入
力切換スイッチに応じて選択スイッチ5を制御し、アナ
ログコピーの場合やADコンバータなどの機器からのデジ
タルコピーの場合はID6を“01"となうように制御する入
力設定部である。16はコピー禁止ビット判別部10がコピ
ー禁止ビットを検出し、カテゴリコード判別部11がDAT
のカテゴリコードを検出したとき、録音を禁止するよう
記録信号処理回路6を制御する録音禁止設定部である。
28は再生ヘッドで、17は再生アンプであり、18はデジタ
ル信号の誤り訂正や時間的な並びを元に戻すディインタ
リーブ処理などを行う再生信号処理回路、19はDAコンバ
ータ、20はアナログ出力端子である。21はメインIDなど
の信号を得るサブコードデコーダ、22は、例えば第2表
に示すように、サブコードデコーダ21の出力信号である
ID6から、チャネルステータス信号のビット2およびカ
テゴリコードを得るデジタルコピー制御信号判別部であ
る。
29はコピー制御信号判別部22がコピー禁止ビットあり
と出力した場合、チャネルステータスのビット2を“0"
となるように、その他の場合は“1"となるように設定す
るコピー禁止ビット設定部である。30はコピー制御信号
判別部22がDATと出力した場合は、“11000000"を、DAT
−Cと出力した場合は対応する8ビットのカテゴリコー
ドを設定するカテゴリコード設定部である。23はコピー
禁止ビット設定部29とカテゴリコード設定部30の出力信
号を含むチャネルステータスエンコーダである。25は再
生信号処理回路18の出力信号やチャネルステータスエン
コーダ23の出力信号などから、第4図(a),(b)に
示すデジタル出力信号を得るデジタル出力エンコーダ、
26はデジタル出力端子である。27はコピー制御信号発生
部12、入力設定部15、録音禁止設定部16、コピー制御信
号判別部22、コピー禁止ビット設定部29、カテゴリコー
ド設定部30などを含めてなるシステムコントローラであ
り、例えばマイクロコンピュータで構成されている。
以上のように構成されたDATについて、以下図面およ
び表を用いて、その動作について説明する。
第2図はシステムコントヲーラ27の処理の一部を示す
フローチャートである。
まず、コンパクトディスクをデジタルコピーとする場
合、録音側DATのデジタル入力端子3には図4(a),
(b)に示す信号を入力して、操作スイッチ14の入力切
換スイッチをデジタルコピーに設定し、録音スイッチを
押すと、システムコントローラ27は、第2図の判断ステ
ップ36において、録音スイッチが押されていることを判
別して判断ステップ37に至る。判断ステップ37におい
て、デジタルコピーを設定していることを判別して処理
ステップ38に至り、入力設定部15は、選択スイッチ5に
デジタル入力デコーダ4に出力信号を記録信号処理回路
6に入力するように設定して判断ステップ39に至る。判
断ステップ39において、コピー禁止ビット判別部10はデ
ジタル入力デコーダ4の出力信号を入力し、チャネルス
テータス信号のビット2をチェックする。コンパクトデ
ィスクやDATのソフトテープを再生したときのビット2
は、デジタルコピー禁止を示す信号、すなわち“0"であ
るため、コピー禁止ビットありと判別して判断ステップ
40に至る。判断ステップ40において、カテゴリ判別部11
はデジタル入力デコーダ4の出力信号を入力し、チャネ
ルステータスのビット8からビット15をチェックし、コ
ンパクトディスクであることを判別するため、処理ステ
ップ42に至る。処理ステップ42において、コピー制御信
号発生部12は、第1表からID6が“10"となる信号をサブ
コードエンコーダ13に出力する。それから処理ステップ
53において、システムコントローラ27は録音モードを設
定する。ID6を含むサブコードエンコーダ13の出力信号
と選択スイッチ5の出力信号は、記録信号処理回路6、
記憶アンプ7を経て記録ヘッド8により磁気テープ9に
記録される。従って、コンパクトディスクであってもデ
ジタルコピーが可能になる。
次にコンパクトディスクやDATのソフトテープをデジ
タルコピーしたテープをDATで再生し、再生したデジタ
ル出力信号を、他のDATでデジタルコピーしようとした
場合について説明する。
再生側DATの操作スイッチ14内の再生スイッチを押す
と、システムコントローラ27は判別ステップ46におい
て、再生スイッチが押されたことを認識して、磁気テー
プ9に記録された信号を再生ヘッド28が再生し、再生ア
ンプ17、再生信号処理回路18を経てオーディオ信号のデ
ジタル信号をDAコンバータ19とデジタル出力エンコーダ
25に入力し、サブコード信号はサブコードデコーダ21を
経て、コピー制御信号判別部22に入力される。判断ステ
ップ47において、コピー制御信号判別部22は、ID6が“1
0"であることを判別して処理ステップ48に至り、第2表
に従って、コピー禁止ビット設定部29はチャネルステー
タス信号のビット2を“0"になるようにチャネルステー
タスエンコーダ23に指令を出力する。次に判断ステップ
49に至り、ID6が“10"であるため処理ステップ52に至
り、カテゴリコード設定部30はチャネルステータスエン
コーダ23にDATであることを示す“11000000"となるコー
ドを設定するように指令を出力する。チャネルステータ
スエンコーダ23は第4図(c)に示す信号を作成する。
続いて処理ステップ54において、デジタル出力デコーダ
25は、チャネルステータスエンコーダ23と再生信号処理
回路18の出力信号から、第4図(a),(b)に示すデ
ジタル信号を得て、デジタル出力端子26から出力する。
この信号を録音側DATのデジタル入力端子3に接続して
デジタルコピーしようとすると、録音側DATのシステム
コントローラ27の判断ステップ39において、コピー禁止
ビット判別部10はコピー禁止ビットありと判別し、判別
ステップ40において、カテゴリコード判別部11はDATで
あることを判別する。従って、処理ステップ41におい
て、第1表に示すようにデジタルコピー禁止と判別し、
録音禁止設定部16は例えば記録信号処理回路6から記録
アンプ7へ出力する信号を遮断するなどして録音を禁止
する。従って、コンパクトディスクの信号を一度デジタ
ルコピーしたテープをもとにしてDATにより再びデジタ
ルコピーはできない。
以上はコンパクトディスクを例に説明したが、コピー
禁止ビットを含む信号であれば、他のカテゴリからのデ
ジタルコピーであっても同様となる。
次に、BSチューナのようにコピー禁止ビットを含まな
い信号を録音し、このテープをデジタルコピーする場合
について、先に説明したコンパクトディスクの信号をデ
ジタルコピーする場合と異なる点についてのみ説明す
る。
デジタル入力端子3にBSチューナのデジタル出力信号
を入力すると、判断ステップ39において、コピー禁止ビ
ット判別部10はチャネルステータスのビット2が“1"す
なわちコピー禁止ビットなしと判別し、処理ステップ43
に至る。処理ステップ43において、コピー制御信号発生
部12は、ID6が“00"となる信号をサブコードエンコーダ
13に出力する。このようにしてBSチューナからデジタル
コピーしたテープをDATで再生し、再生されたデジタル
出力信号を、他のデジタルでデジタルコピーする場合、
再生信号のID6が“00"であるため、判断ステップ47にお
いてコピー制御信号判別部22は、コピー禁止ビット設定
部29にコピー禁止ビットを付さないように指令を出力
し、カテゴリコード設定部30にDATを示すカテゴリコー
ドを出力するように指令を出力する。処理ステップ51に
おいて、コピー禁止ビット設定部29はチャネルステータ
スエンコーダ23に、チャネルステータスのビット2が
“1"となるように指令を出力する。このように再生され
たデジタル出力端子26からの信号を、他のDATのデジタ
ル入力端子3に接続してデジタルコピーしようとする
と、コピー禁止ビットを含まないため、デジタルコピー
が可能となり、以降同様に多世代にわたるデジタルコピ
ーが可能になる。
次に、アナログ入力端子1から入力された信号をアナ
ログコピーし、このテープをデジタルコピーする場合に
ついて説明する。
録音側DATの操作スイッチ14の入力切換スイッチをア
ナログコピーに設定して録音スイッチを押すと、第2図
の判断ステップ36において、録音スイッチが押されてい
ることを判別して判断ステップ37に至る。判断ステップ
37において、アナログコピーを判別すると、処理ステッ
プ44において、アナログ入力端子1に入力され、ADコン
バーダ2によりデジタル信号に変換した信号が選択スイ
ッチに入力される。入力設定部15は、選択スイッチ5に
ADコンバータ2の出力を選択するように制御するととも
に、処理ステップ45において、コピー制御信号発生部12
にID6が“00"となるように制御信号を出力する。次に処
理ステップ53において、ID6を含むサブコード信号と選
択スイッチ5の出力信号が磁気テープ9に記録されアナ
ログコピーがなされる。こうして録音されたテープを第
1世代のテープとする。
第1世代のテープをもとにデジタルコピーして第2世
代のテープを作る場合、再生側DAT操作スイッチ14内の
再生スイッチを押すと、システムコントローラ27は処理
ステップ46において、再生スイッチが押されたことを認
識して、磁気テープ9に記録された信号を再生ヘッド28
が再生し、再生アンプ17、再生信号処理回路18を経てオ
ーディオ信号のデジタル信号をDAコンバータ19とデジタ
ル出力エンコーダ25に入力し、サブコード信号はサブコ
ードデコーダ21を経て、コピー制御信号判別部22に入力
される。判断ステップ47において、コピー制御信号判別
部22は、ID6が“01"であることを判別し、処理ステップ
48において、第2表からコピー禁止ビット設定部29にコ
ピー禁止ビットを付加するように指令を出力し、判断ス
テップ49において、コピー制御信号判別部22はカテゴリ
コード設定部30に、DAT−Cに対応したカテゴリコード
を出力するように指令を出力する。カテゴリコード設定
部30はチャネルステータスエンコーダ23に、コピー禁止
ビットの有無にかかわらずデジタルコピーが可能である
ことを示す8ビットのカテゴリコードを出力するように
指令を出力する。チャネルステータスエンコーダ23は第
4図(c)に示す信号を得る。続いて処理ステップ54に
おいて、デジタル出力エンコーダ25は、チャネルステー
タスエンコーダ2と再生信号処理回路18の出力回路か
ら、第4図(a),(b)に示すデジタル信号を得て、
デジタル出力端子26から出力する。この信号を含むデジ
タル出力端子26からの信号を他のDATでデジタルコピー
する場合、録音側DATの操作スイッチ14の入力切換スイ
ッチをデジタルコピーに設定して録音スイッチを押す
と、システムコントローラ27の判断ステップ37におい
て、デジタルコピーを設定していることを判別して、処
理ステップ38に至り、入力設定部15は、選択スイッチ5
にデジタル入力デコーダ4の出力信号を記録信号処理回
路6に入力するように設定して判断ステップ39に至る。
判断ステップ39において、コピー禁止ビット判別部10は
デジタル入力デコーダ4の出力信号を入力し、チャネル
ステータス信号のビット2をチェックする。第1世代の
テープを再生したときのビット2は“0"であるため、コ
ピー禁止ビットありと判別して、判断ステップ40に至
る。判別ステップ40において、カテゴリコード判別部11
はデジタル入力デコーダ4の出力信号を入力し、チャネ
ルステータスのビット8からビット15をチェックし、DA
T−Cであることを判別して処理ステップ42に至り、コ
ピー制御信号発生部12は第1表からID6が“10"となるよ
うに設定する。こうしてデジタルコピーされたテープを
第2世代のテープとする。
同様に第2世代のテープをデジタルコピーして第3世
代のテープを作る場合、第2世代のテープを再生する
と、再生側DATのコピー制御信号判別部22は、ID6が“1
0"であることを判別して処理ステップ48に至り、コピー
禁止ビット設定部29はチャネルステータス信号のビット
2が“0"となるようチャネルステータスエンコーダ23に
指令を出力する。次に判断ステップ49に至り、ID6が“1
0"であるため処理ステップ52に至り、カテゴリコード設
定部30はチャネルステータスエンコーダ23に、DATであ
ることを示す“11000000"となるコードを設定するよう
に指令を出力する。そして、チャネルステータスエンコ
ーダ23は第4図(c)に示す信号を得る。続いて処理ス
テップ54において、デジタル出力デコーダ25は、チャネ
ルステータスエンコーダ23と再生信号処理回路18の出力
信号から、第4図(a),(b)に示すデジタル信号を
得て、デジタル出力端子26から出力する。このデジタル
出力端子26からの信号を、録音側DATのデジタル入力端
子3に入力してデジタルコピーしようとすると、システ
ムコントローラ27の判断ステップ39において、コピー禁
止ビット判別部10はコピー禁止ビットありと判別し、判
断ステップ40において、カテゴリコード判別部11はDAT
であることを判別する。処理ステップ41に至り、ここ
で、デジタル入力信号のチャネルステータス信号にコピ
ー禁止ビットを含み、カテゴリコードがDATの場合はデ
ジタルコピーが不可となるように、すなわち、処理ステ
ップ41において録音禁止設定部16がデジタルコピーを禁
止するようにし、例えば記録信号処理回路6から記録ア
ンプ7へ出力する信号を遮断するなどして録音を禁止す
る。従って、第1世代がアナログコピーされたテープか
ら、デジタルコピーして第2世代のテープは作れるが、
第2世代のテープからデジタルコピーによる第3世代の
テープはできない。
以上のように、DATのシステムコントローラ27に、磁
気テープ9に記録されたコピー制御サブコード信号であ
るID6を判別するコピー制御信号判別部22と、コピー禁
止ビット設定部29と、カテゴリコード設定部30を設ける
ことにより、複数のビットから構成されるID6の情報、
コピー禁止ビットの有無、および、カテゴリコードがDA
TであるかDAT−Cであるかに変換して、デジタル出力端
子26から伝送することができる。
すなわち、この再生信号を記録する記録装置を、コピ
ー禁止ビットの有無とカテゴリコードの種類を判別し、
カテゴリコードがDATの場合はコピー禁止ビットの有無
によりデジタルコピーの可否を制御し、カテゴリコード
がDAT−Cの場合はコピー禁止ビットの有無にかかわら
ずデジタルコピーが可能となるように構成することによ
り、アナログコピーされたテープが無制限にデジタルコ
ピーされることもなく、ソフトテープを個人使用のため
のデジタルコピーができないという問題が解決される。
発明の効果 以上のように本発明の再生装置は、記録媒体に記録さ
れたデジタル信号中の複数ビットからなるコピー制御サ
ブコード信号を判別して再生したデジタル信号をもとに
した直接コピーの可否を判断するコピー制御信号判別部
と、再生したデジタル出力信号に付すコピー禁止ビット
を設定するコピー禁止ビット設定部と、コピー禁止ビッ
トの有無によりデジタルコピーの可否が決まる第1のカ
テゴリコードを出力するか、またはコピー禁止ビットの
有無にかかわらずデジタルコピーが可能となる第2のカ
テゴリコードを出力するカテゴリコード設定部を備え、
コピー制御信号判別部の出力信号が、コピー禁止ビット
設定部とカテゴリコード設定部を制御することにより、
複数のビットから構成されるコピー制御サブコード信号
の示す情報を、コピー禁止ビットとカテゴリコードの組
み合わせにより、伝送することが可能となる。
すなわち、再生信号が、世代数の制限なくコピーが可
能である信号の場合は、コピー禁止ビットが付加せずに
コピー禁止ビットの有無によりデジタルコピーの可否が
決まる第1のカテゴリコードを付加し、全くデジタルコ
ピーができない信号の場合は、コピー禁止ビットが付加
するとともに、コピー禁止ビットの有無によりデジタル
コピーの可否が決まる第1のカテゴリコードを付加し、
所定の世代数を越えた場合に以降のデジタルコピーが禁
止されるような信号の場合は、コピー禁止ビットが付加
するとともに、コピー禁止ビットの有無にかかわらずデ
ジタルコピーが可能となる第2のカテゴリコードを付加
するように、コピー制御サブコード信号の情報をデジタ
ル・オーディオ・インタフェイス信号に乗せて伝送する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のDATのブロック図、第2図
は第1図のシステムコントローラの処理の一部を示すフ
ローチャート、第3図は従来のDATを中心とするオーデ
ィオ機器の接続を示すブロック図、第4図はデジタル・
オーディオ・インターフェイスの信号フォーマットの要
部を示すフォーマット図、第5図はDATの記録フォーマ
ットの要部を示すフォーマット図である。 22……コピー制御信号判定部、23……チャネルステータ
スエンコーダ、26……デジタル出力端子、27……システ
ムコントローラ、29……コピー禁止ビット設定部、30…
…カテゴリコード設定部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体に記録されたデジタル信号を再生
    する再生装置であって、前記記録媒体に記録されたデジ
    タル信号中の複数ビットからなるコピー制御サブコード
    信号を判別して再生したデジタル信号をもとにした直接
    コピーの可否を判断するコピー制御信号判別部と、再生
    したデジタル出力信号に付すコピー禁止ビットを設定す
    るコピー禁止ビット設定部と、コピー禁止ビットの有無
    によりデジタルコピーの可否が決まる第1のカテゴリコ
    ードを出力するか、またはコピー禁止ビットの有無にか
    かわらずデジタルコピーが可能となる第2のカテゴリコ
    ードを出力するカテゴリコード設定部を備え、前記コピ
    ー禁止ビット設定部と前記カテゴリコード設定部は前記
    コピー制御信号判別部の出力信号により制御されるよう
    にしたことを特徴とする再生装置。
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