JPH0337176Y2 - - Google Patents

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JPH0337176Y2
JPH0337176Y2 JP20146382U JP20146382U JPH0337176Y2 JP H0337176 Y2 JPH0337176 Y2 JP H0337176Y2 JP 20146382 U JP20146382 U JP 20146382U JP 20146382 U JP20146382 U JP 20146382U JP H0337176 Y2 JPH0337176 Y2 JP H0337176Y2
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recording
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signal
analog
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は高忠実度音響記録再生を目ざす音響信
号処理装置に関する。
従来例の構成とその問題点 通常、カセツトテープと呼ばれるものはテープ
幅3.81mm程度、テープスピード4.75cm/Sで走行
する。この様な細いテープ幅のところに、例えば
標本化周波数40KHz〜50KHz、量子化14〜16ビツ
ト、冗長度50%、2チヤンネル構成のシステムを
構成した場合、2Mビツト/Sのビツトレートの
データを記録しなければならず、例えば磁気ヘツ
ドの各トラツクにデータを分割してもビツトレー
トは125ビツト/S程度になり、これは通常20K
Hzの記録帯域を有するアナログ方式磁気記録再生
システムに比較して10倍程度の値である。このた
め記録媒体としては高密度記録用の特殊テープを
使用しなければならず、従来のアナログ用テープ
は全く使用不可能となる。従来のフイリツプス型
コンパクトカセツトハーフには、最も一般的な酸
化鉄系から金属粉末系の磁性体を使用したものま
で多種のテープを装備しているが、これらをどの
ようなアナログ方式磁気記録再生システムにて記
録再生しても音質の変化こそあれ、全く使用不可
能ということはまずない。このように考えて見る
と、フイリツプス型のカセツトハーフを使用する
ということはそのままある程度のテープ互換性を
意味していると考えることができ、デイジタル用
高密度テープだけを除外して考えることはできな
い。
考案の目的 本考案は従来のアナログ用テープおよび高密度
記録用テープを装備したフイリツプス型カセツト
に対して、記録密度を上げることの出来ない従来
のテープについても、また高密度記録用テープに
対しても記録再生が可能な音響信号処理装置を提
供することを目的とする。
考案の構成 本考案の音響信号処理装置は、音響電気信号を
圧縮するアナログ圧縮回路と、このアナログ圧縮
回路の出力信号または前記音響電気信号をデイジ
タル変換するA/Dコンバータと、このA/Dコ
ンバータの入力に前記アナログ圧縮回路を迂回あ
るいは経由して音響電気信号を供給するスイツチ
回路と、再生信号をアナログ変換するD/Aコン
バータと、このD/Aコンバータ出力を伸張する
アナログ伸張回路と、このアナログ伸張回路の出
力または前記D/Aコンバータの出力を切り換え
て出力するスイツチ回路と、伝送特性切り換えス
イツチを有する再生等化器と、2種以上の時間制
御信号を発生する時間制御信号発生回路と、前記
2種以上の時間制御信号の切り換えスイツチとを
設け、かつ記録再生媒体の記録再生特性に応じて
前記各スイツチを切り換えると共に、記録時に
は、前記A/Dコンバータの量子化ビツトのうち
最上位ビツトより順に記録再生媒体の記録再生特
性に応じて選択して残りのビツトを棄却して誤り
訂正を行なう2進符号信号処理回路に供給し、前
記2進符号信号処理回路は、前記時間制御信号の
制御下に記録ヘツド駆動回路に対し記録再生媒体
の記録再生特性に応じて選択された前記量子化ビ
ツトおよび冗長符号を供給し、再生時には、再生
各ヘツドよりの再生信号を前記再生等化器回路を
経由して2進化の後、前記2進符号信号処理回路
に供給し前記2進符号信号処理回路は前記D/A
コンバータに対し記録時と同じ量子化ビツトを供
給し残りのビツトを棄却することを特徴とする。
実施例の説明 以下、本考案の一実施例を第1図と第2図に基
づいて説明する。1は録音信号が入力されるアナ
ログ入力端子、2はアナログ圧縮回路で、この例
では通常dBXと呼ばれているものである。3は
迂回路で、ここでは16ビツトのA/Dコンバータ
5に対してスイツチ4を経由してアナログ入力端
子1の信号を直接に供給する経路として作用す
る。なお、スイツチ4はアナログ圧縮回路2出力
と迂回路3出力との一方をA/Dコンバータ5に
供給するよう作用している。6はA/Dコンバー
タ5の量子化出力バスで、最上位ビツトより12ビ
ツトの量子化出力である。7,8,9,10は
A/Dコンバータ5の最上位から数えて第13ビツ
ト、第14ビツト、第15ビツト、第16ビツト目の出
力に接続されているスイツチである。21はデー
タ・バスである。11はアナログ出力端子、13
はアナログ伸長回路で、この例ではdBXと呼ば
れているものである。14は迂回路で、16ビツト
のD/Aコンバータ15の出力をアナログ伸長回
路13によつて処理しない場合はスイツチ12を
介してアナログ出力端子11へ伝える。なお、ス
イツチ12はアナログ伸長回路13出力とD/A
コンバータ15出力との一方をアナログ出力端子
11に供給するものである。22はクロツク信号
発生回路、48は各種クロツク信号を選択するス
イツチ、23は誤り訂正等の処理を行なう信号処
理回路、24,25,26,27,28,29は
記録ヘツド駆動回路、30,31,32,33,
34,35は記録ヘツドである。36,37,3
8,39,40,41は等化器、42,43,4
4,45,46,47は再生ヘツド、49はイコ
ライザ特性切り換えスイツチで、等化器36,3
7,38,39,40,41の各イコライザの特
性を変化させる制御信号をロジツクレベル(+5
ボルト)で切り換える。なお、16はデータ・バ
ス21とD/Aコンバータ15のデイジタル入力
とを結ぶ入力バスで、最上位ビツトより12ビツト
のデータ9バス21と接続されている。17,1
8,19,20はスイツチ7,8,9,10に相
当するもので、データ・バス21の最上位ビツト
から数えて第13、第14、第15、第16ビツト目の出
力とD/Aコンバータ15の入力との間に接続さ
れている。
今、あらかじめ操作者が使用しようとするカセ
ツトテープの特性を4種、それぞれスイツチを切
換えるとすると、高密度記録用テープについては
スイツチ4を迂回路3側に切換え、それ以外のテ
ープについてはアナログ圧縮回路2側に切換え
る。また同様にスイツチ12についても高密度記
録用テープについてのみ迂回路14側に切換えら
れる。また、各スイツチ7,8,9,10は、高
密度テープについては全てのスイツチを閉じ、他
のテープについてはその記録再生特性に応じてス
イツチを閉じる。すなわち、最も記録密度を上げ
ることのできないテープについては最下位ビツト
より4ビツトのスイツチ7,8,9,10を全部
開くことによつてビツトが棄却される。また、こ
れよりはもう少し記録密度を上げることのできる
テープについては第13ビツト目のスイツチ7を閉
じる等の切換え操作を行なう。スイツチ17,1
8,19,20についても同様で、記録時と同じ
量子化ビツトをONして残りのビツトを棄却す
る。スイツチ48によるクロツク信号の選択は、
特に信号処理回路23内の変復調クロツク周波数
等を変更して棄却したビツトに相当する記録最高
周波数を変更、また同様に記録媒体の違いによる
再生特性についてはスイツチ49によつて等化特
性を制御して最適なものとする。第2図は等化器
36,37,38,39,40,41の構成を示
す。この等化器は、遅延素子50,51,52,
53によつて構成されるトランバーサルフイルタ
をロジツクコントロールされるアナログスイツチ
54,55,56,57によつてタツプの重みづ
けが変更される。59は加算器、61は出力端
子、60は入力増幅器である。
なお、上記実施例におけるスイツチは、すべて
電気的な他の論理操作手順によつても同様に実施
できる。また、記録再生媒体の記録再生特性は、
カセツトハーフのセンジングホールの有無を検知
する手段を設けることによつて自動的に検出で
き、これに応じて自動的に前記各スイツチを切換
えるよう構成することもできる。
考案の効果 以上説明のように本考案の音響信号処理装置に
よると、充分な記録再生特性を得ることのできな
い従来のアナログテープに対しては量子化ビツト
の下位を棄却してテープ上における最高記録周波
数を低下させ、かつ音質については圧伸を使用す
ることによつて極端なダイナミツクレンジの低下
を防ぐことができ、音質上から言えばほぼコンパ
クトカセツトテープとしての互換性を得ることが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の音響信号処理装置の一実施例
の構成図、第2図は第1図における等化器の構成
図である。 1……アナログ入力端子、2……アナログ圧縮
回路、5……A/Dコンバータ、11……アナロ
グ出力端子、13……アナログ伸長回路、15…
…D/Aコンバータ、23……信号処理回路、2
4〜29……記録ヘツド駆動回路、30〜35…
…記録ヘツド、36〜41……等化器〔再生等化
器〕、42〜47……再生ヘツド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 音響電気信号を圧縮するアナログ圧縮回路と、
    このアナログ圧縮回路の出力信号または前記音響
    電気信号をデイジタル変換するA/Dコンバータ
    と、このA/Dコンバータの入力に前記アナログ
    圧縮回路を迂回あるいは経由して音響電気信号を
    供給するスイツチ回路と、再生信号をアナログ変
    換するD/Aコンバータと、このD/Aコンバー
    タ出力を伸張するアナログ伸張回路と、このアナ
    ログ伸張回路の出力または前記D/Aコンバータ
    の出力を切り換えて出力するスイツチ回路と、伝
    送特性切り換えスイツチを有する再生等化器と、
    2種以上の時間制御信号を発生する時間制御信号
    発生回路と、前記2種以上の時間制御信号の切り
    換えスイツチとを設け、かつ記録再生媒体の記録
    再生特性に応じて前記各スイツチを切り換えると
    共に、記録時には、前記A/Dコンバータの量子
    化ビツトのうち最上位ビツトより順に記録再生媒
    体の記録再生特性に応じて選択して残りのビツト
    を棄却して誤り訂正を行なう2進符号信号処理回
    路に供給し、前記2進符号信号処理回路は、前記
    時間制御信号の制御下に記録ヘツド駆動回路に対
    し記録再生媒体の記録再生特性に応じて選択され
    た前記量子化ビツトおよび冗長符号を供給し、再
    生時には、再生各ヘツドよりの再生信号を前記再
    生等化器回路を経由して2進化の後、前記2進符
    号信号処理回路に供給し前記2進符号信号処理回
    路は前記D/Aコンバータに対し記録時と同じ量
    子化ビツトを供給し残りのビツトを棄却する音響
    信号処理装置。
JP20146382U 1982-12-28 1982-12-28 音響信号処理装置 Granted JPS59104315U (ja)

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JP20146382U JPS59104315U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 音響信号処理装置

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JP20146382U JPS59104315U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 音響信号処理装置

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Publication Number Publication Date
JPS59104315U JPS59104315U (ja) 1984-07-13
JPH0337176Y2 true JPH0337176Y2 (ja) 1991-08-06

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