JPS63213162A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、磁気テープのコントロールトラックに、記
録音声がステレオ音声か二ケ国語音声かの別を示す識別
コードデータを記録するようにした磁気記録再生装置に
関する。

［従来の技術］ 家庭用の磁気記録再生装置は、音声専用トラックに固定
ヘッドを介して音声記録するタイプに代わって、音声信
号を回転磁気ヘッドによりハイファイ記録するステレオ
対応型が普及しており、音声ハイファイ記録モードを選
択した場合、通常、モノーラル音声放送もステレオ音声
放送も、さらには二ケ国語音声放送もまた、２チヤンネ
ル記録されるようになっている。

［発明が解決しようとする問題点］ 上記従来の磁気記録再生装置は、例えば二ケ国語放送番
組を記録した磁気テープを再生する場合に、再生モニタ
の側でステレオ音声モードを選択してしまうと、左右の
スピーカからそれぞれ主音声と副音声が別個に再生され
る結果、どちらあ音声も聞き分けることのできないとい
った不都合が生じたり、或はステレオ放送番組を記録し
た磁気テープを再生する場合に、二ケ国語音声モードを
選択してしまうと、左右のスピーカが左右いずれか一方
のチャンネルの音声のみ再生する結果、ステレオ放送に
特有の臨場感が全く欠如してしまい、ステレオ音声を電
気的にモノ−・ラル音声にして再生した場合よりも、再
生情報が欠落してしまう等の問題点があった。

Ｕ問題点を解決するための手段］ この発明は、上記問題点を解決したものであり、磁気テ
ープのコントロールトラックに対し、記録音声がステレ
オ音声であるか又は二ケ国語音声であるかの別を示す識
別コードデータを記録又は再生するコードデータ記録再
生回路と、前記磁気テープの再生時に前記コードデータ
記録再生回路がコントロールトラックから読み出したコ
ードデータを解読し、解読結果に応じて再生モニタ側で
の音声モードを自動選択するデコード回路を設けて構成
したことを特徴とするものである。

［作用コ この発明は、磁気テープの信号記録時に、そのコントロ
ールトラックに、記録音声がステレオ音声であるか又は
二ケ国語音声であるかの別を示す識別コードデータを記
録し、信号再生時には、コントロールトラックから読み
出した識別コードデータを解読することで、再生モニタ
側での音声モードを自動選択する。

［実施例］ 以下、この発明の実施例について、第１図ないし第３図
を参照して説明する。第１図は、この発明の磁気記録再
生装置の一実施例を示す概略回路構成図、第２図は、コ
ントロールトラックに記録する識別コードデータのビッ
ト配列を示す図、第３図は、第１図に示したコードデー
タ記録再生回路の動作を説明するためのフローチャート
である。

第１図中、磁気記録再生装置ｌは、ＶＨ３方式ビデオテ
ープレコーダの製造メーカにより規格作りが推進されつ
つある、コントロールトラック利用のコードデータ記録
方式に準拠して、コントロールトラックに識別コードデ
ータを記録するものである。すなわち、この磁気記録再
生装置ｌは、ＶＩＳＳ（ビデオインデックスサーチシス
テム）に用いる頭出しコードとＶＡＳＳ　（ビデオアド
レスサーチシステム）に用いる番地コード等とは別に、
今後追加が予定される文字コーとを利用し、記録音声が
ステレオ音声であるか或は二ケ国語音声であるかを示す
識別コードデータを記録しようとするものである。従っ
て、その構成には、磁気テープ２のコントロールトラッ
クに、コントロールヘッド３を介してコード規約に従う
コードデータを記録又は再生するコードデータ記録再生
回路４が、最低限必要である。

コードデータ記録再生回路４には、エンコード回路５と
デコード回路６が接続しである。エンコード回路５は、
頭出しコードや番地コード或は識別コードを含めた文字
コードを組み合わせたデータを生成する。デコード回路
６は、磁気テープ２の再生時にコントロールトラックか
ら読み出したコードデータを解読し、解読結果に応じて
再生モニタ７側での音声モードを自動選択する。

ところで、記録音声かステレオ音声であるか又は二ケ国
語音声であるかの別を示す識別コードデータであるが、
これは、第２図に示したように、基皇位置を示す先頭ビ
ット“０”に９個のビット“Ｉ”と末尾ビット“０”が
連なるヘッダと、６ビツト変形アスキーコードに従うデ
ータビットの間に、４ビツトの識別コードとして挿入す
る。現在、この識別コードには、後続のデータビットに
アスキーコードの使用を想定した識別子が割り当てられ
ており、例えば“１０１０”を用いたときはアスキーコ
ードの使用を示唆する内容となっている。そこで、この
実施例では、モノーラル音声とステレオ音声及び二ケ国
語（バイリンガル）音声の頭文字Ｍ、Ｓ、Ｂをとり、各
頭文字に対応するアスキーコード“１１０１”、“００
１１”。

“００１０”を、それぞれモノーラル、ステレオ。

二ケ国語の各音声モードを表す識別コードに選んである
。

ここで、磁気テープ２に録画する場合、まず第３図に示
すステップ（１０１）にあるように、磁気記録再生装置
ｌに内蔵のヂューナ回路（図示せず）から、エンコード
回路５に対しモノーラル音声かステレオ音声か或は二ケ
国語音声かのいずれかの音声モード入力がなされる。そ
して、続くステップ（＋０２）にて磁気テープ２が記録
中であることか判ると、コントロールトラックへの文字
コードの記録が可能であるかどうかが判断される。

これは、コントロールトラックに文字コード以外の頭出
しコードや番地コード等を記録している最中は、文字コ
ードの記録を禁止するための処置として欠かせないもの
である。

次に、信号再生時に記録内容を頭の部分から再生せず、
途中から再生する中途再生に対しても音声モードの判別
ができるよう配慮し、上記ステップ（ｌｏｔ）から（１
０３）までが一定時間ごとに繰り返し行われるよう、続
くステップ（１０４）において、例えば５秒程度の経過
が判断されたときに、次のステップ（１０５）に移行す
るようにしである。ステップ（１０５）では、エンコー
ド回路５からコードデータ記録再生回路４に、前述の識
別コードデータが供給される。そして、最終ステップ（
１０６）において、録画内容に関連した音声モードを示
す識別コードデータが、コードデータ記録再生回路４を
介してコントロールヘッド３に供給される。

こうして、識別コードデータは、磁気テープ２のコント
ロールトラックに約５秒間隔で記録されていくことにな
る。

一方、信号再生時には、まずステップ（１１０）にて再
生中であることが判断され、続いてステップ（１１１）
において、コントロールヘッド３がコントロールトラッ
クから読み出した識別コードデータが、コードデータ記
録再生回路４に供給され、デコード回路６による解読が
行われる。そして、解読結果は、まずステレオ音声であ
るかどうかが、ステップ（１１２）にて判断され、ステ
レオ音声であると判断された場合は、続くステップ（＋
１３）において、再生モニタ７に対しステレオ音声モー
ドが設定される。

また、ステレオ音声でないと判断された場合は、ステッ
プ（１１４）において、二ケ国語音声かどうかが判断さ
れる。二ケ国語音声でなければ、ステップ（＋１５）に
おいて、再生モニタ７に対してモノーラル音声モードが
設定される。一方、二ケ国語音声であると判断されると
、まずステップ（１１６）において、再生モニタ７側で
の音声モードが、主音声モードか副音声モードかの判断
がなされる。そして、再生モニタ７側で主音声モードが
選択されていれば、ステップ（１１７）において、左チ
ャンネルの主音声再生出力を選択的に出力し、また副音
声モードが選択されている場合には、ステップ（１１８
）において、右チャンネルの副音声再生出力を選択的に
出力する。

このように、上記磁気記録再生装置１は、磁気テープ２
の信号記録時に、そのコントロールトラックに、コード
データ記録再生回路４を介して、記録音声がステレオ音
声であるか又は二ケ国語音声であるかの別を示す識別コ
ードデータを記録し、信号再生時には、コントロールト
ラックから読み出した識別コードデータをデコード回路
６が解読することで、再生モニタ７側での音声モードを
自動選択する構成としたから、磁気テープ２に記録され
た音声がステレオ音声であろうが、二ケ国語音声であろ
うが、再生モニタ７側での音声モードを自動的に切り替
えることができ、これにより例えば二ケ国語放送番組を
記録した磁気テープ２を再生する場合に、再生モニタ７
側で誤ってステレオ音声モードを選択してしまったたた
めに、主音声と副音声のどちらも聞き分けることができ
ないといった不都合が生じたり、或はステレオ放送番組
を記録した磁気テープ２を再生する場合に、再生モニタ
７側で誤って二ケ国語音声モードを選択してしまい、左
右のスピーカが左右いずれが一方のチャンネルの音声の
み再生する結果、臨場感が全く欠如してしまうといった
不都合を、確実に防止することができる。

［発明の効果コ 以上説明したように、この発明は、磁気テープの信号記
録時に、そのコントロールトラックに、記録音声がステ
レオ音声であるか又は二ケ国語音声であるかの別を示す
識別コードデータを記録し、信号再生時には、コントロ
ールトラックから読み出した識別コードデータを解読す
ることで、再生モニタ側での音声モードを自動選択する
構成としたから、磁気テープに記録された音声がステレ
オ音声であろうが、二ケ国語音声であろうか、再生モニ
タ側での音声モードを自動的に切り替えることができ、
これにより例えば二ケ国語放送番組を記録した磁気テー
プを再生する場合に、再生モニタの側で誤ってステレオ
音声モードを選択してしまったたために、主音声と副音
声のどちらも聞き分けることができないといった不都合
が生じたり、或はステレオ放送番組を記録した磁気テー
プを再生する場合に、再生モニタの側で誤って二ケ国語
音声モードを選択してしまい、左右のスピーカが左右い
ずれか一方のチャンネルの音声のみ再生する結果、臨場
感が全く欠如してしまうといった不都合を、確実に防止
することができる等の優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の磁気記録再生装置の一実施例を示
す概略回路構成図、第２図は、コントロールトラックに
記録する識別コードデータのビット配列を示す図、第３
図は、第１図に示したコードデータ記録再生回路の動作
を説明するためのフローヂャートである。 ■２．　磁気記録再生装置、２．、、磁気テープ、３．
、、コントロールヘッド、４．、、コードデータ記録再
生回路、５．、、エンコード回路。 ６０９．デコード回路、７．、、再生モニタ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 磁気テープのコントロールトラックに対し、記録音声が
   ステレオ音声であるか又は二ケ国語音声であるかの別を
   示す識別コードデータを記録又は再生するコードデータ
   記録再生回路と、前記磁気テープの再生時に前記コード
   データ記録再生回路がコントロールトラックから読み出
   したコードデータを解読し、解読結果に応じて再生モニ
   タ側での音声モードを自動選択するデコード回路を設け
   てなる磁気記録再生装置。