JP2723657B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
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- JP2723657B2 JP2723657B2 JP2171812A JP17181290A JP2723657B2 JP 2723657 B2 JP2723657 B2 JP 2723657B2 JP 2171812 A JP2171812 A JP 2171812A JP 17181290 A JP17181290 A JP 17181290A JP 2723657 B2 JP2723657 B2 JP 2723657B2
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- audio
- recording
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- audio mode
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- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、録画番組の再生時に適切な音声出力形態
を選択し、かつまたコマーシャルなどの不要箇所が飛び
越し再生できるようにした磁気記録再生装置に関する。
を選択し、かつまたコマーシャルなどの不要箇所が飛び
越し再生できるようにした磁気記録再生装置に関する。
[従来の技術] テレビジョン放送番組を録画する場合、特に洋画など
の二ケ国語放送される番組についてコマーシャル部分を
録画中断し、CMのない録画ができるようにした磁気記録
再生装置が知られている。このものは、二ケ国語放送や
音声多重放送などの場合に、多重制御信号(パイロット
信号)の有無を装置内部で判断し、ステレオやモノーラ
ルで放送されるコマーシャルについて自動的に録画ボー
ズ状態とする構成とされており、仮に野球放送などの延
長により映画の始まりが後の時間帯にずれ込んだりして
も、二ケ国語放送の番組が始まるでは、自動的に開始時
間を遅らせてくるといった便利な使い方も可能である。
の二ケ国語放送される番組についてコマーシャル部分を
録画中断し、CMのない録画ができるようにした磁気記録
再生装置が知られている。このものは、二ケ国語放送や
音声多重放送などの場合に、多重制御信号(パイロット
信号)の有無を装置内部で判断し、ステレオやモノーラ
ルで放送されるコマーシャルについて自動的に録画ボー
ズ状態とする構成とされており、仮に野球放送などの延
長により映画の始まりが後の時間帯にずれ込んだりして
も、二ケ国語放送の番組が始まるでは、自動的に開始時
間を遅らせてくるといった便利な使い方も可能である。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来のCMカット機能付きの磁気記録再生装置は、
コマーシャルに副音声を入れるといったスポンサーが現
れた場合に、CMカット機能はその前提からから崩れ去る
ことになるが、それよりも、民放の収益の最大部分を占
めるCMを自動的にカットしてしまうといった機能は、洋
画番組に限るとはいえ、放送業界ならびにスポンサー各
社の根強い反発が予想され、CMカット機能を付けた磁気
記録再生装置の製造メーカや系列メーカが、万が一にも
副音声付きのコマーシャルを流そうものなら、同業他社
だけでなく他業種の企業からも猛烈な反発を招くのは必
至であり、単なる商品の枠を越えて商習慣に対する深刻
な社会問題を提起しかねないといった課題を抱えてい
た。
コマーシャルに副音声を入れるといったスポンサーが現
れた場合に、CMカット機能はその前提からから崩れ去る
ことになるが、それよりも、民放の収益の最大部分を占
めるCMを自動的にカットしてしまうといった機能は、洋
画番組に限るとはいえ、放送業界ならびにスポンサー各
社の根強い反発が予想され、CMカット機能を付けた磁気
記録再生装置の製造メーカや系列メーカが、万が一にも
副音声付きのコマーシャルを流そうものなら、同業他社
だけでなく他業種の企業からも猛烈な反発を招くのは必
至であり、単なる商品の枠を越えて商習慣に対する深刻
な社会問題を提起しかねないといった課題を抱えてい
た。
また、従来の磁気記録再生装置は、二ケ国語放送やス
テレオ放送を2チャンネル分の音声チャンネルを利用し
て記録することができるが、番組録画した放送がモノー
ラル放送であるのか、或はステレオ放送であるのが、或
は二ケ国語放送であったのかは、磁気テープには一切記
録されていないために、番組録画を再生するさいに、音
声出力形態を手動で切り替える必要があり、二ケ国語と
ステレオ放送とがシリーズで記録されている磁気テープ
を再生すると、二ケ国語放送で主音声を聴いていた場合
は、続くステレオ放送では左チャンネルのみの再生とな
り、またステレオ放送を左右2チャンネルで聴いていた
ときは、続く二ケ国語放送で主音声と副音声とが混合し
て再生されてしまうといった課題を抱えていた。
テレオ放送を2チャンネル分の音声チャンネルを利用し
て記録することができるが、番組録画した放送がモノー
ラル放送であるのか、或はステレオ放送であるのが、或
は二ケ国語放送であったのかは、磁気テープには一切記
録されていないために、番組録画を再生するさいに、音
声出力形態を手動で切り替える必要があり、二ケ国語と
ステレオ放送とがシリーズで記録されている磁気テープ
を再生すると、二ケ国語放送で主音声を聴いていた場合
は、続くステレオ放送では左チャンネルのみの再生とな
り、またステレオ放送を左右2チャンネルで聴いていた
ときは、続く二ケ国語放送で主音声と副音声とが混合し
て再生されてしまうといった課題を抱えていた。
また、特開昭57−208608号「ビデオテープレコーダ」
には、多重音声信号を複数のトラックにそれぞれ記録
し、音声多重の各モードに応じたパイロット信号を特定
のトラックに重畳記録するようにした装置が開示されて
いる。しかしながら、このものは、パイロット信号とし
て音声帯域(20〜10000Hz)外の正弦波、例えば15Hzの
正現波を用いており、このパイロット信号により音声信
号への干渉は皆無とは言えず、パイロット信号を重畳さ
せたトラックから再生される音声信号の品質劣化が避け
られないといった課題を抱えるものであった。
には、多重音声信号を複数のトラックにそれぞれ記録
し、音声多重の各モードに応じたパイロット信号を特定
のトラックに重畳記録するようにした装置が開示されて
いる。しかしながら、このものは、パイロット信号とし
て音声帯域(20〜10000Hz)外の正弦波、例えば15Hzの
正現波を用いており、このパイロット信号により音声信
号への干渉は皆無とは言えず、パイロット信号を重畳さ
せたトラックから再生される音声信号の品質劣化が避け
られないといった課題を抱えるものであった。
また、特開昭59−221087号「VTRにおける音声多重モ
ード自動判別方式」には、音声多重放送を受信録画する
際に予め音声多重モードを判別するための判別信号を磁
気テープに記録しておき、再生時にはこの判別信号に基
づいて音声信号エンコーダの動作を自動的に切り替える
方式が開示されている。しかしながら、この方式は、3.
58MHzの信号を基準波に対して適宜移相した信号を判別
信号とし、この判別信号を水平同期信号のフロントポー
チ部に重畳してビデオヘッドにて記録する必要があり、
既にバックポーチ部にバースト信号が重畳済みの水平同
期信号のフロントポーチ部に判別信号を重畳させるた
め、水平同期信号のポーチ部分がフロント側もバック側
も3.58MHzの信号に占領されることになってしまい、同
期分離回路における振幅分離に悪影響を及ぼしたり、同
期乱れが再生品位を低下させることがある等の課題を抱
えるものであった。
ード自動判別方式」には、音声多重放送を受信録画する
際に予め音声多重モードを判別するための判別信号を磁
気テープに記録しておき、再生時にはこの判別信号に基
づいて音声信号エンコーダの動作を自動的に切り替える
方式が開示されている。しかしながら、この方式は、3.
58MHzの信号を基準波に対して適宜移相した信号を判別
信号とし、この判別信号を水平同期信号のフロントポー
チ部に重畳してビデオヘッドにて記録する必要があり、
既にバックポーチ部にバースト信号が重畳済みの水平同
期信号のフロントポーチ部に判別信号を重畳させるた
め、水平同期信号のポーチ部分がフロント側もバック側
も3.58MHzの信号に占領されることになってしまい、同
期分離回路における振幅分離に悪影響を及ぼしたり、同
期乱れが再生品位を低下させることがある等の課題を抱
えるものであった。
また、特開昭58−166509号「記録再生装置」には、符
号化音声信号の記録トラックのデータブロックにIDビッ
トを設け、多重音声の内容を示すIDコードを記録するよ
うにした装置が開示されている。しかしながら、このも
のは回転ドラムに対して磁気テープを半周以上巻き付け
て走行させ、180度を越えて巻き付けた磁気テープ部分
に符号化音声信号を記録するものであり、テープ走行系
は勿論、音声信号はAD変換して記録する必要があるなど
回路構成も非常に複雑であり、安価に製造できない等の
課題を抱えるものであった。
号化音声信号の記録トラックのデータブロックにIDビッ
トを設け、多重音声の内容を示すIDコードを記録するよ
うにした装置が開示されている。しかしながら、このも
のは回転ドラムに対して磁気テープを半周以上巻き付け
て走行させ、180度を越えて巻き付けた磁気テープ部分
に符号化音声信号を記録するものであり、テープ走行系
は勿論、音声信号はAD変換して記録する必要があるなど
回路構成も非常に複雑であり、安価に製造できない等の
課題を抱えるものであった。
さらにまた、特開昭63−213162号「磁気記録再生装
置」には、磁気テープのコントロールトラックにステレ
オ又は二重音声であるかの別を示す識別コードデータを
記録しておき、再生時に再生される識別コードデータに
応じて音声モードを自動選択するようにした装置が開示
されている。このものは、VISSやVASSに用いられる番地
コードとは別に追加が予定されていた文字コードを利用
し、記録音声がステレオ音声であるか二ケ国語放送であ
るかを示す識別コードを記録するものである。具体的に
は、モノーラル音声とステレオ音声及び二ケ国語(バイ
リンガル)放送について、各頭文字M,S,Bに対応するア
スキーコード“1101",“0011",“0010"を識別コードに
用いるようにしている。しかしながら、CTLレコーディ
ング方式では、ヘッダの書き込み領域とタイムコードデ
ータの書き込み領域の中間に、ユーザが自由に利用でき
るユーザデータ書き込み領域として16ビット分の書き込
み領域が与えられており、0000から9999まで10進数の各
位の数字を4ビットバイナリコードを使って書き込むこ
とができるようになっている。このため、こうしたCTL
レコーディング方式による16ビット分の記録容量を活か
した自在な識別データ記録方式と比較したときに、4ビ
ットの識別コードだけに頼る従来方式は、モノーラル音
声とステレオ音声及び二ケ国語(バイリンガル)放送に
ついての識別コード選択範囲が限られるだけに、識別ミ
スを招きやすい等の課題を抱えるものであった。
置」には、磁気テープのコントロールトラックにステレ
オ又は二重音声であるかの別を示す識別コードデータを
記録しておき、再生時に再生される識別コードデータに
応じて音声モードを自動選択するようにした装置が開示
されている。このものは、VISSやVASSに用いられる番地
コードとは別に追加が予定されていた文字コードを利用
し、記録音声がステレオ音声であるか二ケ国語放送であ
るかを示す識別コードを記録するものである。具体的に
は、モノーラル音声とステレオ音声及び二ケ国語(バイ
リンガル)放送について、各頭文字M,S,Bに対応するア
スキーコード“1101",“0011",“0010"を識別コードに
用いるようにしている。しかしながら、CTLレコーディ
ング方式では、ヘッダの書き込み領域とタイムコードデ
ータの書き込み領域の中間に、ユーザが自由に利用でき
るユーザデータ書き込み領域として16ビット分の書き込
み領域が与えられており、0000から9999まで10進数の各
位の数字を4ビットバイナリコードを使って書き込むこ
とができるようになっている。このため、こうしたCTL
レコーディング方式による16ビット分の記録容量を活か
した自在な識別データ記録方式と比較したときに、4ビ
ットの識別コードだけに頼る従来方式は、モノーラル音
声とステレオ音声及び二ケ国語(バイリンガル)放送に
ついての識別コード選択範囲が限られるだけに、識別ミ
スを招きやすい等の課題を抱えるものであった。
また、特開平1−292606号「磁気記録装置ならびに磁
気再生装置」には、音声多重の制御信号を識別信号に変
換してコントロールトラックに記録する手段を設けた磁
気記録装置と、再生すべき識別信号を指定され、指定さ
れた音声多重の識別信号部分に相当する箇所を再生する
手段を設けた磁気再生装置が開示されている。しかしな
がら、このものは、音声多重の内容すなわちモノーラ
ル、ステレオ、二重音声に対応して3種類のデューティ
をもったコントロール信号を記録するものであり、最大
デューサイのコントロール信号はオン期間とオフ期間の
比が8対1程度にまで達しており、コントロール信号に
要求される実用デューテイ限界を越えているために、コ
ントロール信号の再生ミスを招きやすく、再生トラッキ
ング不良や再生映像の乱れを生じやすいといった課題を
抱えるものであった。一般に、コントロールトラックを
情報媒体として利用する場合のコントロール信号のデュ
ーティは、a%と(100−a)%の2種類を実用デュー
テイ内に収め、これら2種類のデューテイをデータの
「1」「0」に対応させる手法を用いる場合が多く、単
純に3種類のデューテイを識別信号に対応させる装置の
場合は、コントロール信号の再生ミスから再生トラッキ
ング不良や再生映像の乱れを招くだけでなく、識別信号
自体の判別に確固たる正確性を保証できないために、例
えば磁気再生装置において指定された識別信号部分以外
をスキップ再生しようとしても、指定箇所を飛び越して
再生してしまう恐れが大であるといった課題を抱えるも
のであった。
気再生装置」には、音声多重の制御信号を識別信号に変
換してコントロールトラックに記録する手段を設けた磁
気記録装置と、再生すべき識別信号を指定され、指定さ
れた音声多重の識別信号部分に相当する箇所を再生する
手段を設けた磁気再生装置が開示されている。しかしな
がら、このものは、音声多重の内容すなわちモノーラ
ル、ステレオ、二重音声に対応して3種類のデューティ
をもったコントロール信号を記録するものであり、最大
デューサイのコントロール信号はオン期間とオフ期間の
比が8対1程度にまで達しており、コントロール信号に
要求される実用デューテイ限界を越えているために、コ
ントロール信号の再生ミスを招きやすく、再生トラッキ
ング不良や再生映像の乱れを生じやすいといった課題を
抱えるものであった。一般に、コントロールトラックを
情報媒体として利用する場合のコントロール信号のデュ
ーティは、a%と(100−a)%の2種類を実用デュー
テイ内に収め、これら2種類のデューテイをデータの
「1」「0」に対応させる手法を用いる場合が多く、単
純に3種類のデューテイを識別信号に対応させる装置の
場合は、コントロール信号の再生ミスから再生トラッキ
ング不良や再生映像の乱れを招くだけでなく、識別信号
自体の判別に確固たる正確性を保証できないために、例
えば磁気再生装置において指定された識別信号部分以外
をスキップ再生しようとしても、指定箇所を飛び越して
再生してしまう恐れが大であるといった課題を抱えるも
のであった。
[課題を解決するための手段] この発明は、上記課題を解決したものであり、放送番
組を録画するさいに、多重音声の有無又は種別を示す音
声モードデータをCTLレコーディング方式の番地コード
を用いて並行記録するとともに、録画番組を再生するさ
いに、前記音声モードデータを並行再生する音声モード
データ記録再生手段と、前記録画番組の再生時に前記音
声モードデータ記録再生手段により再生された音声モー
ドデータに合わせ、再生音声の出力形態を選択する選択
手段とを具備することを特徴とするものである。
組を録画するさいに、多重音声の有無又は種別を示す音
声モードデータをCTLレコーディング方式の番地コード
を用いて並行記録するとともに、録画番組を再生するさ
いに、前記音声モードデータを並行再生する音声モード
データ記録再生手段と、前記録画番組の再生時に前記音
声モードデータ記録再生手段により再生された音声モー
ドデータに合わせ、再生音声の出力形態を選択する選択
手段とを具備することを特徴とするものである。
また、この発明は、放送番組を録画するさいに、多重
音声の有無又は種別を示す音声モードデータをCTLレコ
ーディング方式の番地コードを用いて並行記録するとと
もに、録画番組を再生するさいに、前記音声モードデー
タを並行再生する音声モードデータ記録再生手段と、前
記録画番組の再生時に選抜再生せんとする箇所を前記音
声モードデータをもって指定され、前記音声モードデー
タ記録再生手段により再生された音声モードデータが前
記指定された音声モードデータに一致する箇所だけを再
生し、他の箇所は飛び越し再生する再生制御手段とを具
備することを特徴とするものである。
音声の有無又は種別を示す音声モードデータをCTLレコ
ーディング方式の番地コードを用いて並行記録するとと
もに、録画番組を再生するさいに、前記音声モードデー
タを並行再生する音声モードデータ記録再生手段と、前
記録画番組の再生時に選抜再生せんとする箇所を前記音
声モードデータをもって指定され、前記音声モードデー
タ記録再生手段により再生された音声モードデータが前
記指定された音声モードデータに一致する箇所だけを再
生し、他の箇所は飛び越し再生する再生制御手段とを具
備することを特徴とするものである。
[作用] この発明は、放送番組を録画するさいに、多重音声の
有無又は種別を示す音声モードデータをCTLレコーディ
ング方式の番地コードを用いて並行記録しておき、録画
番組を再生するさいに並行再生される音声モードデータ
に合わせ、再生音声の出力形態を選択することにより、
録画番組の再生時に適切な再生音声が出力されるように
する。
有無又は種別を示す音声モードデータをCTLレコーディ
ング方式の番地コードを用いて並行記録しておき、録画
番組を再生するさいに並行再生される音声モードデータ
に合わせ、再生音声の出力形態を選択することにより、
録画番組の再生時に適切な再生音声が出力されるように
する。
また、この発明は、放送番組の録画するさいに、多重
音声の有無又は種別を示す音声モードデータをCTLレコ
ーディング方式の番地コードを用いて並行記録してお
き、録画番組を再生するさいに、選抜再生せんとする箇
所を音声モードデータをもって指定することで、再生希
望箇所を除く他の箇所は飛び越し再生し、コマーシャル
部分などの不要箇所を自動的にカットする。
音声の有無又は種別を示す音声モードデータをCTLレコ
ーディング方式の番地コードを用いて並行記録してお
き、録画番組を再生するさいに、選抜再生せんとする箇
所を音声モードデータをもって指定することで、再生希
望箇所を除く他の箇所は飛び越し再生し、コマーシャル
部分などの不要箇所を自動的にカットする。
[実施例] 以下、この発明の実施例について、第1図ないし第5
図を参照して説明する。第1図は、この発明の磁気記録
再生装置の一実施例を示す回路構成図、第2図は、音声
多重信号の周波数分布を示す図、第3図は、音声モード
データの記録態様を示す図、第4図は、再生された音声
モードデータの判別に用いる真理値表である。
図を参照して説明する。第1図は、この発明の磁気記録
再生装置の一実施例を示す回路構成図、第2図は、音声
多重信号の周波数分布を示す図、第3図は、音声モード
データの記録態様を示す図、第4図は、再生された音声
モードデータの判別に用いる真理値表である。
第1図に示す磁気記録再生装置1は、放送番組の録画
時に音声モードデータを磁気テープ2のコントロールト
ラックに記録するようにしたものであり、コントロール
トラックへの音声モードデータの記録は、CTLレコーデ
ィン方式の番地コードを用いて行われる。CTLレコーデ
ィング方式は、いわば再生時の検索を目的に導入された
タイムコード記録方式であり、コントロール信号波形の
デューティ比を60%と27.5%の2通り生成し、それぞれ
をデータビットの「0」と「1」に対応させ、VISS(頭
出しコード)或はVASS(番地コード)と呼ばれる牽引デ
ータをコントロールトラックに打ち込む方法をとってい
る。ここでは、後の詳述するように、コントロールトラ
ックのユーザデータの書き込み領域を利用し、番地コー
ド(VASS)を用いて音声モードデータを記録するように
してある。
時に音声モードデータを磁気テープ2のコントロールト
ラックに記録するようにしたものであり、コントロール
トラックへの音声モードデータの記録は、CTLレコーデ
ィン方式の番地コードを用いて行われる。CTLレコーデ
ィング方式は、いわば再生時の検索を目的に導入された
タイムコード記録方式であり、コントロール信号波形の
デューティ比を60%と27.5%の2通り生成し、それぞれ
をデータビットの「0」と「1」に対応させ、VISS(頭
出しコード)或はVASS(番地コード)と呼ばれる牽引デ
ータをコントロールトラックに打ち込む方法をとってい
る。ここでは、後の詳述するように、コントロールトラ
ックのユーザデータの書き込み領域を利用し、番地コー
ド(VASS)を用いて音声モードデータを記録するように
してある。
ところで、音声多重放送は、周知のごとく、主副2チ
ャンネルの音声信号のうち、副チャンネル音声信号によ
り31.5kHzの副搬送波をFM変調し、これを主チャンネル
音声信号と合成したのち主搬送波をFM変調する。そし
て、音声モードの別を示す多重制御信号として、55,125
kHzの制御信号副搬送波を、2ケ国語放送であれば922.5
Hzの正弦波でAM変調し、ステレオ放送であれば982.5Hz
の正弦波でAM変調して生成する。このため、音声多重信
号には、第2図に示したように、主チャンネル音声信号
と副チャンネル音声信号及び多重制御信号の3つの信号
が含まる。なお、ステレオ放送の場合、主チャンネル音
声信号は、左右チャンネルの和信号L+Rであり、副チ
ャンネル音声信号は左右チャンネルの差信号L−Rであ
る。
ャンネルの音声信号のうち、副チャンネル音声信号によ
り31.5kHzの副搬送波をFM変調し、これを主チャンネル
音声信号と合成したのち主搬送波をFM変調する。そし
て、音声モードの別を示す多重制御信号として、55,125
kHzの制御信号副搬送波を、2ケ国語放送であれば922.5
Hzの正弦波でAM変調し、ステレオ放送であれば982.5Hz
の正弦波でAM変調して生成する。このため、音声多重信
号には、第2図に示したように、主チャンネル音声信号
と副チャンネル音声信号及び多重制御信号の3つの信号
が含まる。なお、ステレオ放送の場合、主チャンネル音
声信号は、左右チャンネルの和信号L+Rであり、副チ
ャンネル音声信号は左右チャンネルの差信号L−Rであ
る。
映像信号に重畳された放送された音声多重信号は、ま
ずチューナ3に接続された映像中間周波増幅回路4か
ら、4.5MHzのトラップ(図示せず)を介して取り出さ
れ、音声中間周波増幅回路5に送り込まれる。そして、
続くFM検波回路6にてFM検波され、さらに副チャンネン
音声信号を抽出するための帯域濾波回路7内に設けられ
たトラップ回路(図示せず)において55.125KHzの多重
制御信号が取り出される。取り出された多重制御信号
は、続くAM検波回路8にてAM変換され、最後に922.5Hz
フィルタ9と982.5Hzフィルタ10とにより、それぞれ2
ケ国語放送又はステレオ放送の別を示す信号すなわち音
声モードデータが抽出される。
ずチューナ3に接続された映像中間周波増幅回路4か
ら、4.5MHzのトラップ(図示せず)を介して取り出さ
れ、音声中間周波増幅回路5に送り込まれる。そして、
続くFM検波回路6にてFM検波され、さらに副チャンネン
音声信号を抽出するための帯域濾波回路7内に設けられ
たトラップ回路(図示せず)において55.125KHzの多重
制御信号が取り出される。取り出された多重制御信号
は、続くAM検波回路8にてAM変換され、最後に922.5Hz
フィルタ9と982.5Hzフィルタ10とにより、それぞれ2
ケ国語放送又はステレオ放送の別を示す信号すなわち音
声モードデータが抽出される。
こうして抽出された音声モードデータは、音声モード
データ記録再生回路11を介して磁気テープ2のコントロ
ールトラックに記録される。
データ記録再生回路11を介して磁気テープ2のコントロ
ールトラックに記録される。
番地コード化されたCTLレコーディング方式では、ヘ
ッダの書き込み領域とタイムコードデータの書き込み領
域の中間に、ユーザが自由に利用することのできるユー
ザデータ書き込み領域として、16ビット分の書き込み領
域が与えられており、0000から9999まての10進数の各位
の数字を4ビットバイナリコードを使って書き込めるよ
うになっている。そこで、実施例では、ステレオ放送で
は音声モードデータとして「9997」を、また二ケ国語放
送では「9998」を、そしてノーマル放送では「9999」
を、それぞれコントロールトラックのユーザデータ書き
込み領域に記録するよう定めてある。すなわち、音声モ
ードデータ記録再生回路11から出力された音声モードデ
ータは、記録と再生で切り替わる切り替えスイッチ12を
介してコントロールヘッド13に送り込まれ、コントロー
ルトラックのユーザデータ書き込み領域に記録される。
ッダの書き込み領域とタイムコードデータの書き込み領
域の中間に、ユーザが自由に利用することのできるユー
ザデータ書き込み領域として、16ビット分の書き込み領
域が与えられており、0000から9999まての10進数の各位
の数字を4ビットバイナリコードを使って書き込めるよ
うになっている。そこで、実施例では、ステレオ放送で
は音声モードデータとして「9997」を、また二ケ国語放
送では「9998」を、そしてノーマル放送では「9999」
を、それぞれコントロールトラックのユーザデータ書き
込み領域に記録するよう定めてある。すなわち、音声モ
ードデータ記録再生回路11から出力された音声モードデ
ータは、記録と再生で切り替わる切り替えスイッチ12を
介してコントロールヘッド13に送り込まれ、コントロー
ルトラックのユーザデータ書き込み領域に記録される。
一方、一旦磁気テープ2に録画した番組を再生すると
きは、コントロールヘッド13により読み取られたコント
ロール信号が、切り替えスイッチ12を介して音声モード
データ記録再生回路11に供給され、ここでユーザデータ
書き込み領域に記録された音声モードデータのうち、下
位2ビットが抽出される。抽出された下位2ビットは、
ステレオ放送では「11」、二ケ国語放送では「00」、ノ
ーマル放送では「01」であり、これら3種類のデータが
再生音声の出力形態を決定するマトリクス回路14に送り
込まれる。
きは、コントロールヘッド13により読み取られたコント
ロール信号が、切り替えスイッチ12を介して音声モード
データ記録再生回路11に供給され、ここでユーザデータ
書き込み領域に記録された音声モードデータのうち、下
位2ビットが抽出される。抽出された下位2ビットは、
ステレオ放送では「11」、二ケ国語放送では「00」、ノ
ーマル放送では「01」であり、これら3種類のデータが
再生音声の出力形態を決定するマトリクス回路14に送り
込まれる。
マトリクス回路14は、再生された主音声と副音声を音
声モードに応じて所要の組み合わせで出力するものであ
り、アンドゲート回路15とナンドゲート回路16及びオア
ゲート回路17からなる組み合わせ回路により、第4図に
示した真理値表に従って論理判断を行い、主音声と副音
声を増幅する左右チャンネル4個ずつ用意された計8個
の増幅器A1〜A8を適宜選択する。8個の増幅器A1〜A8の
うち、増幅器A1,A8は主音声信号又はL+R信号の増幅
用であり、増幅器A2,A6,A7は副音声信号又はL−R信号
の増幅用である。また、増幅器A3は位相反転回路18を経
由する−(L−R)信号を増幅するが、増幅器A4,A6に
は信号が印加されないため、その出力は無信号である。
声モードに応じて所要の組み合わせで出力するものであ
り、アンドゲート回路15とナンドゲート回路16及びオア
ゲート回路17からなる組み合わせ回路により、第4図に
示した真理値表に従って論理判断を行い、主音声と副音
声を増幅する左右チャンネル4個ずつ用意された計8個
の増幅器A1〜A8を適宜選択する。8個の増幅器A1〜A8の
うち、増幅器A1,A8は主音声信号又はL+R信号の増幅
用であり、増幅器A2,A6,A7は副音声信号又はL−R信号
の増幅用である。また、増幅器A3は位相反転回路18を経
由する−(L−R)信号を増幅するが、増幅器A4,A6に
は信号が印加されないため、その出力は無信号である。
まず、ステレオ放送された音声信号が記録された磁気
テープ2を再生した場合、増幅器A1,A3,A6,A8が作動す
るため、左チャネル出力端子からは、増幅器A8の出力
(L+R)と増幅器A6の出力(L−R)が加算された信
号2Lが取り出される。一方また、右チャンネル出力端子
からは、増幅器A1の出力(L+R)と増幅器A3の出力−
(L−R)が加算された信号2Rが取り出される。
テープ2を再生した場合、増幅器A1,A3,A6,A8が作動す
るため、左チャネル出力端子からは、増幅器A8の出力
(L+R)と増幅器A6の出力(L−R)が加算された信
号2Lが取り出される。一方また、右チャンネル出力端子
からは、増幅器A1の出力(L+R)と増幅器A3の出力−
(L−R)が加算された信号2Rが取り出される。
これに対し、2ケ国語放送の音声信号が記録された磁
気テープ2を再生した場合は、増幅器A2,A4,A5,A8が作
動するため、左チャンネル出力端子からは、主音声(日
本語)が取り出され、また右チャンネル出力端子からは
副音声(外国語)が取り出される。
気テープ2を再生した場合は、増幅器A2,A4,A5,A8が作
動するため、左チャンネル出力端子からは、主音声(日
本語)が取り出され、また右チャンネル出力端子からは
副音声(外国語)が取り出される。
また、モノーラル放送の音声信号が記録された磁気テ
ープ2を再生した場合は、増幅器A1,A4,A5,A8が作動す
るため、左右チャンネルの出力端子とも、主音声信号が
出力される。
ープ2を再生した場合は、増幅器A1,A4,A5,A8が作動す
るため、左右チャンネルの出力端子とも、主音声信号が
出力される。
このように、上記磁気記録再生装置1は、録画番組を
再生するさいに並行再生される音声モードデータに合わ
せ、再生音声の出力形態を選択する構成としたから、ス
テレオ放送であるにも拘わらず片方のチャンネルしか再
生されなかったり、或いは主音声又は副音声だけ聴きた
いと思っているにも拘わらず、主音声と副音声が同時に
再生されてしまうといった不都合をなくすことができ
る。
再生するさいに並行再生される音声モードデータに合わ
せ、再生音声の出力形態を選択する構成としたから、ス
テレオ放送であるにも拘わらず片方のチャンネルしか再
生されなかったり、或いは主音声又は副音声だけ聴きた
いと思っているにも拘わらず、主音声と副音声が同時に
再生されてしまうといった不都合をなくすことができ
る。
第5図に示す磁気記録再生装置21は、磁気テープ2に
記録された音声モードデータを利用し、再生時に指定し
た音声モードに対応する部分だけをスキップ再生し、コ
マーシャル等の不要箇所を自動的にカットするようにし
たものである。実施例では、音声モードデータ記録再生
回路11のデータ出力端子に、指定された音声モードとの
一致判別を行う一対のアンドゲート回路22,23を接続
し、指定した音声モードが再生された音声モードに一致
する場合にのみ、スキップ再生制御回路24からの指令を
もってサーボ機構25に再生を命ずるよう構成してある。
従って、再生された音声モードを指定した音声モードに
一致しない録画部分については、スキップ再生制御回路
24からの飛び越し再生指令により、サーボ機構25は早送
りを実行する。
記録された音声モードデータを利用し、再生時に指定し
た音声モードに対応する部分だけをスキップ再生し、コ
マーシャル等の不要箇所を自動的にカットするようにし
たものである。実施例では、音声モードデータ記録再生
回路11のデータ出力端子に、指定された音声モードとの
一致判別を行う一対のアンドゲート回路22,23を接続
し、指定した音声モードが再生された音声モードに一致
する場合にのみ、スキップ再生制御回路24からの指令を
もってサーボ機構25に再生を命ずるよう構成してある。
従って、再生された音声モードを指定した音声モードに
一致しない録画部分については、スキップ再生制御回路
24からの飛び越し再生指令により、サーボ機構25は早送
りを実行する。
このため、例えば二ケ国語放送番組を録画した磁気テ
ープ2を再生したときに、モノーラル音声或はステレオ
音声で流されたコマーシャルの録画部分については、自
動的に磁気テープ2が早送りされ、これによりコーマシ
ャルなどによって中断される再生時間を最終限に食い止
めることができ、録画番組の一連の再生がコマーシャル
等によって妨げられるといったことはない。
ープ2を再生したときに、モノーラル音声或はステレオ
音声で流されたコマーシャルの録画部分については、自
動的に磁気テープ2が早送りされ、これによりコーマシ
ャルなどによって中断される再生時間を最終限に食い止
めることができ、録画番組の一連の再生がコマーシャル
等によって妨げられるといったことはない。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明は、放送番組を録画す
るさいに、多重音声の有無又は種別を示す音声モードデ
ータをCTLレコーディング方式の番地コードを用いて並
行記録しておき、録画番組を再生するさいに並行再生さ
れる音声モードデータに合わせ、再生音声の出力形態を
選択する構成としたから、ステレオ放送であるにも拘わ
らず片方のチャンネルしか再生されなかったり、或いは
主音声又は副音声だけ聴きたいと思っているにも拘ら
ず、主音声と副音声が同時に再生されてしまうといった
不都合をなくすことができ、録画番組の再生時に自動的
に再生音声を適切に出力することができ、しかもCTLレ
コーディング方式の番地コード(VASS)については、ヘ
ッダの書き込み領域とタイムコードデータの書き込み領
域の中間に、ユーザが自由に利用できるユーザデータ書
き込み領域として16ビット分の書き込み領域が与えられ
ており、0000から9999まで10進数の各位の数字を4ビッ
トバイナリコードを使って書き込むことができるため、
合計16ビット分の記録容量を活かして音声モードデータ
を並行記録することで、モノーラル音声とステレオ音声
及び二ケ国語(バイリンガル)放送についての識別ミス
を抑制し、再生音声出力形態の正確かつ確実な選択が可
能である等の優れた効果を奏する。
るさいに、多重音声の有無又は種別を示す音声モードデ
ータをCTLレコーディング方式の番地コードを用いて並
行記録しておき、録画番組を再生するさいに並行再生さ
れる音声モードデータに合わせ、再生音声の出力形態を
選択する構成としたから、ステレオ放送であるにも拘わ
らず片方のチャンネルしか再生されなかったり、或いは
主音声又は副音声だけ聴きたいと思っているにも拘ら
ず、主音声と副音声が同時に再生されてしまうといった
不都合をなくすことができ、録画番組の再生時に自動的
に再生音声を適切に出力することができ、しかもCTLレ
コーディング方式の番地コード(VASS)については、ヘ
ッダの書き込み領域とタイムコードデータの書き込み領
域の中間に、ユーザが自由に利用できるユーザデータ書
き込み領域として16ビット分の書き込み領域が与えられ
ており、0000から9999まで10進数の各位の数字を4ビッ
トバイナリコードを使って書き込むことができるため、
合計16ビット分の記録容量を活かして音声モードデータ
を並行記録することで、モノーラル音声とステレオ音声
及び二ケ国語(バイリンガル)放送についての識別ミス
を抑制し、再生音声出力形態の正確かつ確実な選択が可
能である等の優れた効果を奏する。
また、この発明は、放送番組を録画するさいに、多重
音声の有無又は種別を示す音声モードデータをCTLレコ
ーディング方式の番地コードを用いて並行記録してお
き、録画番組を再生するさいに、選択再生せんとする箇
所を音声モードデータをもって指定することで、再生希
望箇所を除き他は飛び越し再生する構成としたから、例
えばコマーシャルが途中に挿入録画されてしまった録画
番組を再生するにしても、音声モードデータとして二ケ
国語放送を示す音声モードデータを指定することで、コ
マーシャル部分を飛び越し再生することができ、これに
より飛び越しに多少の時間は必要とするものの、洋画番
組などをコマーシャルにより中断されることなく、ほぼ
一貫して連続再生することができ、また録画時点でスキ
ップ記録するのではなく、再生時点でスキップ再生する
ため、放送業界や番組のスポンサー等から予想される反
発も和らげることができ、特にCTLレコーディング方式
の番地コード(VASS)に与えられた16ビット分の記録容
量を活かし、正確かつ確実な飛び越し再生が可能である
等の優れた効果を奏する。
音声の有無又は種別を示す音声モードデータをCTLレコ
ーディング方式の番地コードを用いて並行記録してお
き、録画番組を再生するさいに、選択再生せんとする箇
所を音声モードデータをもって指定することで、再生希
望箇所を除き他は飛び越し再生する構成としたから、例
えばコマーシャルが途中に挿入録画されてしまった録画
番組を再生するにしても、音声モードデータとして二ケ
国語放送を示す音声モードデータを指定することで、コ
マーシャル部分を飛び越し再生することができ、これに
より飛び越しに多少の時間は必要とするものの、洋画番
組などをコマーシャルにより中断されることなく、ほぼ
一貫して連続再生することができ、また録画時点でスキ
ップ記録するのではなく、再生時点でスキップ再生する
ため、放送業界や番組のスポンサー等から予想される反
発も和らげることができ、特にCTLレコーディング方式
の番地コード(VASS)に与えられた16ビット分の記録容
量を活かし、正確かつ確実な飛び越し再生が可能である
等の優れた効果を奏する。
第1図は、本発明の磁気記録再生装置の一実施例を示す
回路構成図、第2図は、音声多重信号の周波数分布を示
す図、第3図は、音声モードデータの記録態様を示す
図、第4図は、再生された音声モードデータの判別に用
いる真理値表、第5図は、本発明の磁気記録再生装置の
他の実施例を示す回路構成図である。 1,21……磁気記録再生装置 11……音声モードデータ記録再生回路 14……選択手段(マトリクス回路) 24……スキップ再生制御回路
回路構成図、第2図は、音声多重信号の周波数分布を示
す図、第3図は、音声モードデータの記録態様を示す
図、第4図は、再生された音声モードデータの判別に用
いる真理値表、第5図は、本発明の磁気記録再生装置の
他の実施例を示す回路構成図である。 1,21……磁気記録再生装置 11……音声モードデータ記録再生回路 14……選択手段(マトリクス回路) 24……スキップ再生制御回路
Claims (2)
- 【請求項1】放送番組を録画するさいに、多重音声の有
無又は種別を示す音声モードデータをCTLレコーディン
グ方式の番地コードを用いて並行記録するとともに、録
画番組を再生するさいに、前記音声モードデータを並行
再生する音声モードデータ記録再生手段と、前記録画番
組の再生時に前記音声モードデータ記録再生手段により
再生された音声モードデータに合わせ、再生音声の出力
形態を選択する選択手段とを具備することを特徴とする
磁気記録再生装置。 - 【請求項2】放送番組を録画するさいに、多重音声の有
無又は種別を示す音声モードデータをCTLレコーディン
グ方式の番地コードを用いて並行記録するとともに、録
画番組を再生するさいに、前記音声モードデータを並行
再生する音声モードデータ記録再生手段と、前記録画番
組の再生時に選抜再生せんとする箇所を前記音声モード
データをもって指定され、前記音声モードデータ記録再
生手段により再生された音声モードデータが前記指定さ
れた音声モードデータに一致する箇所だけを再生し、他
の箇所は飛び越し再生する再生制御手段とを具備する磁
気記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2171812A JP2723657B2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2171812A JP2723657B2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 磁気記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0461051A JPH0461051A (ja) | 1992-02-27 |
JP2723657B2 true JP2723657B2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=15930188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2171812A Expired - Lifetime JP2723657B2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2723657B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100228028B1 (ko) * | 1993-10-29 | 1999-11-01 | 니시무로 타이죠 | 다종 언어 대응형 기록매체 및 재생장치 |
EP0926680A3 (en) * | 1997-12-25 | 2001-10-04 | Pioneer Electronic Corporation | Information reproducing apparatus |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57208608A (en) * | 1981-06-15 | 1982-12-21 | Sony Corp | Video tape recorder |
JPS58166509A (ja) * | 1982-03-25 | 1983-10-01 | Sony Corp | 記録再生装置 |
JPS59221087A (ja) * | 1983-05-30 | 1984-12-12 | Sharp Corp | Vtrにおける音声多重モ−ド自動判別方式 |
JPS63213162A (ja) * | 1987-02-28 | 1988-09-06 | Nec Home Electronics Ltd | 磁気記録再生装置 |
JPH0766592B2 (ja) * | 1988-05-18 | 1995-07-19 | 三菱電機株式会社 | 磁気再生装置 |
-
1990
- 1990-06-29 JP JP2171812A patent/JP2723657B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0461051A (ja) | 1992-02-27 |
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