JPH0664568B2 - ダイナミックファイル処理方法 - Google Patents

ダイナミックファイル処理方法

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JPH0664568B2
JPH0664568B2 JP62023309A JP2330987A JPH0664568B2 JP H0664568 B2 JPH0664568 B2 JP H0664568B2 JP 62023309 A JP62023309 A JP 62023309A JP 2330987 A JP2330987 A JP 2330987A JP H0664568 B2 JPH0664568 B2 JP H0664568B2
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JP
Japan
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processing
identification code
processing unit
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JP62023309A
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耕三 中井
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ダイナミツクフアイル処理方法に係り、特に
複数の処理装置により一連の処理を分散して実行する分
散処理システムに好適なダイナミツクフアイル処理方法
に関する。
〔従来の技術〕
この種の分散処理システムは、自律分散処理を実行する
処理ユニツトを備えた処理装置を共通伝送路に複数個接
続しておき、一連の処理を分散して実行するものであ
る。このような分散処理システムにおける自律分散ソフ
トウエアの基本は、データフイールドと呼ばれる情報媒
体に、識別コードを付したデータを流すようにし、かつ
各処理ユニツトにそれぞれ必要とする識別コードを予め
登録しておき、該当識別コード付デーダが、データフイ
ールド上に発生するのを各処理ユニツトが待つようにし
たものである。また、データフイールドを管理する自律
分散オペレーテイングシステム(OS)は、該識別コー
ドを必要とする各処理ユニツトの全てに該識別コード付
データを渡し終えた時点で、データフイールド上より当
該識別コード付データを消去することを原則としてい
る。各処理ユニツトは、自己の処理を実行した後、予め
決定しておいた識別コードをデータに付してデータフイ
ールド上に放出することにより処理を完結する。このた
め、これら処理ユニツトは、共通伝送路に接続された複
数の処理装置のどこに存在してもよい。このようなシス
テムであるので、現在ますます問題となつているソフト
ウエアの改造や増設の容易さ、ポータビリテイの容易さ
が、飛躍的に良くなることが期待されるものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記の分散処理システムにあつては、データフイールド
上に一旦発生した識別コード付データを、これを必要と
する処理ユニツトに渡した時点で、該データフイールド
上から前記データを消去することとしている。したがつ
て、全処理ユニツトに共通的なデータである例えば対象
設備の定数テーブル等のデータを、従来の上記分散処理
システムでは、システム立ち上げ時にイニシヤルタスク
よりブロードキヤストされた時点で、各処理ユニツトに
取り込んでおくか、あるいは常に必要な識別コード付デ
ータ内にこれら定数データを含めておく必要があつた。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は、分散処理システムにおける共通フアイルの処
理を容易にしたダイナミツクフアイル処理方法を提供す
ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を達成するために、分散処理を実行
する処理ユニットを備えた処理装置を複数個共通伝送路
に接続し処理ユニットの処理結果を情報媒体に送出する
分散処理システムのダイナミックファイル処理方法にお
いて、処理ユニットが、分散処理システムに必要な情報
を予め識別コードを付して上記情報媒体に登録するステ
ップと、処理ユニットが、複数の他の処理ユニットのそ
れぞれから識別コードを付して要求されたとき上記情報
媒体から識別コードの情報を取り外し要求してきた前記
他の処理ユニットに渡すステップと、処理ユニットが、
要求してきた前記他の処理ユニットからの処理終了を待
って再び上記情報媒体に識別コードとともに再登録し、
分散処理システム内にエンドレスデータとして存在させ
るステップとを含む分散処理システムのダイナミックフ
ァイル処理方法を提案するものである。
要するに本発明は、分散処理システムにおいて、一度発
生した識別コード付データの中に、情報媒体としてのデ
ータフイールド上にエンドレスに存在する機能を追加
し、これをダイナミツクフアイル機能として位置づけ、
データフロー型のシステムの利点を失うことなく、全処
理ユニツト共通のフアイルアクセス機能を加えたもので
ある。
〔作用〕
まず、処理ユニットが、分散処理システムに必要な情報
を予め識別コードを付して上記情報媒体に登録するステ
ップにより、データフイールド上に発生する識別コード
付データの中で予めシステムのイニシヤル時に指定する
もの等の共通データを、エンドレスにデータフイールド
に存在させる。また、処理ユニットが、複数の他の処理
ユニットのそれぞれから識別コードを付して要求された
とき上記情報媒体から識別コードの情報を取り外し要求
してきた前記他の処理ユニットに渡すステップと、処理
ユニットが、要求してきた前記他の処理ユニットからの
処理終了を待って再び上記情報媒体に識別コードととも
に再登録し、分散処理システム内にエンドレスデータと
して存在させるステップとにより、処理ユニツトからの
検索要求によつてデータフイールド上により当該データ
を取り出し、該処理ユニツトが処理を終了したのち再び
データフイールド上にデータを割り当て直す。このよう
に、エンドレスにデータフイールド上を流れている識別
コード付データがあれば、必要なときにどの処理ユニツ
トでも参照することが可能となり、かつこの処理ユニツ
トは、共通伝送路上にあるどの処理置内に存在してもよ
いことになる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明によるダイナミックファイル処理方法の
一実施例を適用する対象となる分散処理システムの一例
の系統構成を示す図である。第1図に示す実施例は、ネ
ツトワーク上に3台の処理装置7を接続した構成を有し
ている。このネツトワークは、サイクリツク通信と呼ば
れる通信方式の機能を有している。本実施例をかかるネ
ツトワークに適用した場合について、以下説明してゆく
ものとする。
第1図の実施例において、1はループ状の伝送路であ
り、この伝送路1にステーシヨン3が接続されている。
各ステーシヨン3には、ステーシヨンアダプタ4が接続
されており、各ステーシヨンアダプタ4内には情報媒体
(データフイールド)としてのアダプタ内のメモリ5お
よびコントロールデータメモリ6が設けられている。各
ステーシヨンアダプタ4には、処理装置7がそれぞれ接
続されている。さらに、ステーシヨンアダプタ4と処理
装置7とにダイナミツクフアイルコントローラ8が接続
されている。
なお、2はフレームであり、フレーム2は伝送路1上を
図示矢印方向に送出されるようになつている。また、フ
レーム2にはフレーム先頭がある。
このような構成の実施例の作用を説明する。
まず、サイクリツク通信の概念を簡単に説明し、以下本
実施例の動作を第1図および第2図を参照しながら説明
する。サイクリツク通信方式とは、各ステーシヨン3に
接続されているステーシヨンアダプタ4内の情報媒体と
してのメモリ5と、伝送路1内を流れるフレーム2とを
時分割で対応させて割当てておき、ネツトワークの転送
速度が非常に高速なため、あたかも各ネツトワークアダ
プタ内のメモリ内容(ここではA,B,Cと3つのデー
タエリア)がほとんど同時に各ステーシヨン内メモリに
転写される機能をもつた伝送方式である。
本発明を実現するダイナミツクフアイルコントローラ8
は、処理装置7から要求された識別コード(この例の場
合には、A,B,Cのアダプタ4内メモリ5の情報に対
応)をコントロール情報aにより受けとると(ステツプ
100)、コントロール情報cをステーシヨンアダプタ
4に出してコントロールデータメモリ6内のコントロー
ルデータにより識別コード検索可否を判定し(ステツプ
102)、検索待ちの場合はステツプ103に移つて、
処理装置7にウエイト指令のコントロール情報6を出す
が、検索可の場合はステツプ104に移つて、該識別コ
ード対応のコントロールデータフラツグをセツトする。
これは転送中の識別コードに対応するコントロールデー
タメモリ6の内容を検索中とするためである。次いで、
ステツプ105に移り、アダプタ4内メモリ5を検索す
るとともに、ダイナミツクフアイルコントローラ8から
コントロール情報6を処理装置7に渡すことにより、該
当識別コードに対応するステーシヨンアダプタ4内のメ
モリ5の情報をステーシヨンアダプタ4から処理装置7
に転送する。転送が終了したら、再びステツプ100に
戻る。また、該当処理装置7の処理が実施され、処理が
終了すると、ステツプ106に移り、ステツプ106に
て該当識別コードの内容を処理装置7からステーシヨン
アダプタ4のアダプタメモリ5内の所定のエリアにセツ
トする。次に、該当識別コードに対応する上記コントロ
ールデータメモリ6の内容を、検索中から検索終了の状
態とするため、コントロールデータフラツグを1→0に
セツト(つまり、リセツト)し、(ステツプ107)、
処理を終了する。
本実施例によれば、従来アプリケーシヨンプログラム開
発設計における問題であつた共有フアイルの競合問題を
解決するとともに、今後主流となる分散システムにおけ
る共有フアイルの扱いにおいて、画期的なものとなりう
る。すなわち、アクセスする各処理ユニツトは、共有伝
送路上に接続されたどの処理装置上にあつてもよく、ソ
フトウエアのポータビリテイが飛躍的に向上するととも
に、増設,改造の作業効率が非常に向上する。さらに、
本実施例の場合は、ネツトワークのオーバヘツドもサイ
クリツク転送方式であり、プロセスコントロール,電
気,計装といつたシステムも、この方式をもつて接続し
て本発明を適用する場合は、プロセスコントロール,電
気,計装情報の一体化が可能となる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、分散システム等に
おける共通フアイルの処理・扱いが容易となり、かつソ
フトウエアのポータビリテイが向上するとともに、ソフ
トウエアの増設,改造が容易になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるダイナミックファイル処理方法の
一実施例を適用する対象となる分散処理システムの一例
の系統構成を示す図、第2図は本発明のダイナミツクフ
アイルコントローラの処理手順を示すフローチヤートで
ある。 1…伝送路、3…ステーシヨン、4…ステーシヨンアダ
プタ、5…アダプタ内メモリ、6…コントロールデータ
メモリ、7…処理装置、8…ダイナミツクフアイルコン
トローラ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分散処理を実行する処理ユニットを備えた
    処理装置を複数個共通伝送路に接続し前記処理ユニット
    の処理結果を情報媒体に送出する分散処理システムのダ
    イナミックファイル処理方法において、 前記処理ユニットが、前記分散処理システムに必要な情
    報を予め識別コードを付して上記情報媒体に登録するス
    テップと、 前記処理ユニットが、複数の他の処理ユニットのそれぞ
    れから前記識別コードを付して要求されたとき上記情報
    媒体から前記識別コードの情報を取り外し要求してきた
    前記他の処理ユニットに渡すステップと、 前記処理ユニットが、要求してきた前記他の処理ユニッ
    トからの処理終了を待って再び上記情報媒体に前記識別
    コードとともに再登録し、分散処理システム内にエンド
    レスデータとして存在させるステップと を含む分散処理システムのダイナミックファイル処理方
    法。
JP62023309A 1987-02-03 1987-02-03 ダイナミックファイル処理方法 Expired - Lifetime JPH0664568B2 (ja)

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JP62023309A JPH0664568B2 (ja) 1987-02-03 1987-02-03 ダイナミックファイル処理方法

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JP62023309A JPH0664568B2 (ja) 1987-02-03 1987-02-03 ダイナミックファイル処理方法

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JPS63191262A JPS63191262A (ja) 1988-08-08
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57146361A (en) * 1981-03-06 1982-09-09 Hitachi Ltd Decentralized processing method
JPS585867A (ja) * 1981-06-30 1983-01-13 エレベ−タ−・ゲ−エムベ−ハ− デ−タ伝送方法および装置

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